JP2021055372A - 除塵機のワイパー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパーの動作機構が耐久性に優れ、設置やメンテナンス作業の危険性や作業負荷が軽減されるワイパー装置を提供する。【解決手段】レーキ2の掻上面2aからし渣を掻き落とすためにワイパー4を作動させる除塵機のワイパー装置において、ワイパー4は、先端のブレード4aから第1アーム4bが後方へ延び、その後端部から第2アーム4cが下方へ延び、第1アーム4bの後端部と第2アーム4cの下端部とにそれぞれローラー4d,4eを備え、前側から後側へかけて上方へ傾斜したガイドレール7に沿ってスライドするスライダー8に揺動可能に連結されたものとする。チェーン3の正転時には、ローラー4d,4eによりガイドレール7のフランジ7aが挟み込まれてワイパー4の揺動が阻止され、逆転時には、その挟み込みが解除されてワイパー4の揺動が許容される。【選択図】図2

Description

この発明は、水路に混入しているし渣(固体のごみ)を除去するための除塵機に付設されるワイパー装置に関するものである。
従来、上水道や下水道等の処理場で使用される除塵機として、図7に示すようなものが使用されることがある(下記特許文献1参照)。
この除塵機は、水路Wの内部で上下に延びる多数のスクリーンバーが左右に並んだスクリーン51によりし渣を捕捉し、スクリーン51に沿って先端側が櫛歯状となったレーキ52を上方へ移動させることにより、し渣を掻き上げるものである。レーキ52は、スクリーン51の両側に設けられた無端状のチェーン53に両端部が連結され、チェーン53は、上部スプロケット54に接続された駆動装置55の駆動により回転し、チェーン53の回転走行に伴い、複数のレーキ52が上下に循環するようになっている。
このようなレーキ52の掻上面からし渣を掻き落とすワイパー装置を備えた除塵機として、下記特許文献2に記載されたようなものが採用されている。
この除塵機のワイパー装置では、図8及び図9に示すように、チェーン53に設けられたアタッチメントのピン56にレバー57の一方の端部が回転自在に結合され、レバー57の他方の端部がレーキ52の両側にピン58を介して回転自在に結合されている。レーキ52の両側のブラケット部分には、それぞれピン58の位置を挟んで2個のローラー59が回転自在に設けられ、レーキ52の重心は、下降側ではピン58より下方に位置し、上昇側ではピン58より上方に位置している。また、チェーン53に沿ってローラー59を案内するローラーガイド60が延設されている。
ローラーガイド60の上部には、スクリーンの背面側の上部において、内壁と外壁の間隔が広がった傾斜誘導部60aが設けられ、傾斜誘導部60aにおいて、レーキ52にピン58を中心とするモーメントが作用して、レーキ52は、し渣の掻上面が斜め下方へ向くように反転する。レーキ52が反転した状態で上昇する部分には、先端が臨むようにワイパー61が設けられ、レーキ52の上昇に伴い、ワイパー61は、上方に位置する基端側の軸をヒンジとして揺動しつつ、レーキ52の掻上面からし渣を掻き落とす。
また、下記特許文献3に記載されたようなワイパー装置も知られている。
この除塵機のワイパー装置は、図10に示すように、平行クランク機構62のリンク62a,62bにワイパー63を備え、ワイパー63がチェーン53の正転時にレーキ52に押し上げられて、平行クランク機構62の動作により斜め上方へ平行移動し、その移動に伴いレーキ52の掻上面からし渣を掻き落として、レーキ52から離脱した後、待機位置に復帰する構成とされている。
特開2006−316561号公報 特開昭56−31916号公報 実願昭55−062367号(実開昭56−163131号)のマイクロフィルム
しかしながら、上記特許文献2に記載されたような除塵機のワイパー装置では、レーキの反転機構を有することから、レーキの取付工程が煩雑であり、その作業時にチェーンを緩めるので、アタッチメントからレーキが外れて落下する危険性があり、労働災害事故が発生する恐れがある。
また、上記特許文献3に記載されたような除塵機のワイパー装置では、ワイパーが揺動する細いリンクで支持されているため、比較的強度が低く、リンクのヒンジ部分が損耗しやすいという問題がある。
そこで、この発明は、ワイパーの動作機構が耐久性に優れ、設置やメンテナンス作業の危険性や作業負荷が軽減されるワイパー装置を提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、水中に浸り上下に延びるスクリーンバーが左右に所定間隔で並んだスクリーンと、前記スクリーンに沿ってし渣を水中から掻き上げるレーキと、回転走行に伴い前記レーキを循環させる無端状のチェーンを備えた除塵機に付設され、前記レーキの上昇過程で前記レーキの掻上面からし渣を掻き落とすためにワイパーを作動させる除塵機のワイパー装置において、
前記ワイパーは、先端のブレードから第1アームが後方へ延び、前記第1アームの後端部から第2アームが下方へ延び、第1アームの後端部と第2アームの下端部とにそれぞれローラーを備えたものとされ、
水路の上方の本体フレームにガイドレールが前側から後側へかけて上方へ傾斜した状態で固定され、前記ガイドレールに沿ってスライド自在に設けられたスライダーに前記ワイパーが揺動可能に連結されて、前記ワイパーの先端側が跳ね上がる方向へ付勢する跳上ばねが備えられ、
前記ワイパーの第1アームの後端部と第2アームの下端部のローラーにより前記ガイドレールのフランジが挟み込まれ、その挟込状態が前記跳上ばねの付勢力で維持されて、前記ワイパーの揺動が阻止され、
前記チェーンの正転時には、前記ワイパーが前記レーキに押し上げられ、前記スライダーが前記ガイドレールに沿ってスライドし、前記ワイパーが斜め上方へ平行移動して、前記ワイパーのブレードが前記レーキの掻上面に摺接することにより、し渣が前記レーキの掻上面から掻き落とされ、前記ワイパーが前記レーキの掻上面から離脱すると、前記ワイパーが待機位置に復帰し、
前記チェーンの逆転時には、前記ワイパーは、前記第1アームが前記跳上ばねの付勢力に抗して前記レーキに押し下げられることにより、前記第1アームの後端部と前記第2アームの下端部のローラーによる前記ガイドレールのフランジの挟み込みが解除されて、先端側が下方へ揺動し、前記ワイパーの第1アームが前記レーキから離脱すると、前記跳上ばねの付勢力により、前記ワイパーが待機位置に復帰するものとしたのである。
また、前記ワイパーの第1アームがシリンダーに対しロッドが進退するダンパーを介して前記本体フレームに連結され、
前記ワイパーの待機位置への復帰に伴う降下速度が前記ダンパーにより緩速化されて衝撃が緩和されるものとしたのである。
さらに、前記ダンパーのシリンダー側とロッド側に緩衝調整ばねが介在し、
前記緩衝調整ばねにより、前記ダンパーに作用する前記ワイパーの荷重が調整可能となっているものとしたのである。
この発明に係る除塵機のワイパー装置では、チェーンの正転時にワイパーがレーキに押し上げられ、スライダーのガイドレールに沿ったスライドに伴い、ワイパーがレーキの掻上面を撫でるように斜め上方へ平行移動して、し渣を掻き落とすので、レーキの反転機構やワイパーの平行クランク機構が不要となり、耐久性が向上し、レーキの取り付けも容易となり、設置やメンテナンス作業の危険性や作業負荷が軽減される。
また、スクリーンとレーキの間に大きなごみが噛み込んでチェーンの回転が阻害された場合に、チェーンを逆転させることにより、ワイパーがレーキに押し下げられ、下方へ揺動するので、ワイパーやその可動機構の破損を防止して、ごみの噛み込みを容易に解除することができる。
この発明の実施形態に係るワイパー装置を備えた除塵機の全体側面図 同上のワイパー装置を示す側面図 同上の要部拡大斜視図 同上のチェーンの正転時にワイパーでレーキからし渣を掻き落とす(4A)初期過程、(4B)終期過程をそれぞれ示す側面図 同上のチェーンの逆転時におけるワイパーの退避動作の(5A)初期過程、(5B)終期過程をそれぞれ示す側面図 同上のワイパー装置を備えた除塵機のレーキ取付作業を示す概略側面図 特許文献1に記載の除塵機の全体を示す斜視図 特許文献2に記載の除塵機のワイパー装置においてレーキからワイパーによりし渣が掻き落とされる動作を示す概略側面図 同上のチェーンに対するレーキの取付部分を示す斜視図 特許文献3に記載の除塵機のワイパー装置を示す側面図
図1乃至図3に示すように、この除塵機は、水路Wの流れ方向の上流側を前方とし、下流側を後方として設置され、水路Wの水中に浸るスクリーン1と、スクリーン1に沿ってし渣を水中から掻き上げるレーキ2と、レーキ2の両端部が連結されて回転走行に伴いレーキ2を循環させる無端状のチェーン3と、レーキ2の上昇過程でレーキ2の掻上面2aからし渣を掻き落とすワイパー4を作動させるワイパー装置とを備えている。
スクリーン1は、上下方向に延びる多数のバーが左右方向に所定の隙間をあけて並んだものであり、下端から上端へかけて後方へ傾斜し、通常の水位において上部のみが水面から露出するようになっている。
レーキ2は、掻上面2aの裏側に三角形状のリブ2bが設けられたものとされ、レーキ2の両側部は、チェーン3の外面のアタッチメント3aに取り付けられている。
そして、レーキ2は、スクリーン1の前面側で一定の姿勢を保持しつつ循環し、チェーン3の正転時において、頂部で前方へ回り込んで降下し、水路Wの底部でスクリーン1の前面沿いに回り込み、櫛歯状の先端側がスクリーン1に噛合して上昇する。レーキ2の掻上面2aは、スクリーン1側で上向きとなり、その反対側で下向きとなる。
チェーン3は、水路Wの池底Bの基台部13に設けられたスプロケット5と、地上の上床Fの上方の本体フレーム14に設けられたスプロケット6に掛け渡され、チェーンガイド12に案内されて、スプロケット6に接続された駆動装置により回転する。
ワイパー4は、先端側のブレード4aの両端部から第1アーム4bが後方へ延び、第1アーム4bの後端部から第2アーム4cが下方へ延び、第1アーム4bの後端部と第2アーム4cの下端部とにそれぞれローラー4d,4eを備えたものとされている。
本体フレーム14には、チャンネル材のガイドレール7が前側から後側へかけて上方へ傾斜した状態で固定され、ガイドレール7の下側と上側のフランジ7a,7bに沿ってスライダー8がスライド自在に設けられている。ワイパー4のローラー4dは、フランジ7a,7b間に位置し、ローラー4eは、フランジ7aの下方に位置している。
スライダー8は、前端部がワイパー4の第1アーム4bの後端部とローラー4dの間に挟まれてローラー4dによりガイドレール7に支持され、後端部がフランジ7a,7b間に位置するローラー8bによりガイドレール7に支持されている。
両側のスライダー8同士は、前側下方のローラー4dの軸線上に延びる連結ロッド8aを介して一体に連結され、スライダー8と連結ロッド8aとは相対回転しないようになっている。ワイパー4の第1アーム4bは、連結ロッド8aに対して相対回転可能とされ、これにより、ワイパー4は、スライダー8に対して揺動可能とされている。
そして、連結ロッド8aとスライダー8とにねじりコイルばねである跳上ばね9の両端がそれぞれ係合し、ワイパー4は、跳上ばね9により、先端のブレード4a側が跳ね上がる方向へ付勢されている。
また、ワイパー4のローラー4d,4eにより、ガイドレール7の下側のフランジ7aが挟み込まれ、その挟込状態が跳上ばね9の付勢力で維持されて、ワイパー4の揺動が阻止されている。
ワイパー4の第1アーム4bは、上方へ延びるダンパー10を介して本体フレーム14に連結されている。ダンパー10は、シリンダー10aが本体フレーム14にヒンジを介して接続され、シリンダー10aに対して進退するロッド10bがヒンジを介してワイパー4の第1アーム4bに接続されている。
ダンパー10のシリンダー10a側とロッド10b側には、引張コイルばねである緩衝調整ばね11が連結され、緩衝調整ばね11の下端に接続されてロッド10bに螺合するアジャスター11aを回転させることにより、ダンパー10に作用するワイパー4の荷重が調整可能となっている。
上記のようなワイパー装置を備えた除塵機では、図4(4A)及び(4B)に示すように、チェーン3が正転している通常の状態において、ワイパー4は、レーキ2に押し上げられ、スライダー8がガイドレール7に沿って後側上方へスライドし、これに伴い、ワイパー4が斜め上方へ平行移動し、ブレード4aがレーキ2の掻上面2aに摺接することにより、し渣がレーキ2の掻上面2aから掻き落とされる。
そして、ワイパー4のブレード4aがレーキ2の掻上面2aから離脱すると、ワイパー4は、自重により待機位置に復帰する。この際、ダンパー10によりワイパー4の降下速度が緩速化され、衝撃が緩和される。
このように、スライダー8のガイドレール7に沿ったスライドに伴い、ワイパー4がレーキ2の掻上面2aを撫でるように斜め上方へ平行移動して、し渣を掻き落とすので、レーキ2の反転機構やワイパー4の平行クランク機構が不要となり、耐久性が向上する。
また、レーキ2の掻上過程で大きなごみの噛み込みが生じて、チェーン3の回転が阻害された場合、図5(5A)及び(5B)に示すように、チェーン3を逆転すると、ワイパー4は、第1アーム4bが跳上ばね9の付勢力に抗してレーキ2のリブ2bに押し下げられ、ローラー4d,4eによるガイドレール7のフランジ7aの挟み込みが解除されて、先端のブレード4a側が下方へ揺動する。
そして、ワイパー4の第1アーム4bがレーキ2のリブ2bから離脱すると、跳上ばね9の付勢力により、ワイパー4が待機位置に復帰する。
このように、ワイパー4を逃がしつつ、チェーン3を逆転することにより、ワイパー4やその可動機構の破損を防止して、噛み込んだごみを容易に除去することができる。
上記のような除塵機の設置やメンテナンスに際して、レーキ2の取り付けを行う場合には、図6に示すように、クレーン70を上床Fに設置し、クレーン70の周囲から作業用の架台Sに至る部分まで、安全のため、人が立ち入らないようにカラーコーン等を設置して区画しておく。
そして、クレーン70により架台Sにレーキ2を吊り上げ、チェーン3の張力を仮に調整しておき、チェーン3を電動又は手動により回転させて、レーキ2を取り付けるチェーン3のアタッチメントをワイパー4とは反対側において架台Sの上方に位置させ、チェーンブロック71によりチェーン3を回り止めした状態で、チェーン3のアタッチメントにレーキ2を取り付ける。
次に、チェーン3の回り止めを外し、チェーン3を電動又は手動により回転させて、チェーン3のアタッチメントを上記と同様の場所に位置付け、チェーン3のアタッチメントに次のレーキ2を取り付ける。このような作業を繰り返して、全てのレーキ2を取り付けた後、チェーン3の張力調整を行い、レーキ2とスクリーン1の噛合調整を行う。
この作業において、上記のようなワイパー装置を備えた除塵機では、レーキ2の反転機構が存在しないことから、従来のように、チェーン3を緩めて、両側のチェーン3を左右に押し広げる必要がなく、チェーン3に対するレーキ2の取り付けが容易となり、また、上記と同様の作業手順により、レーキ2の取り外しも容易となる。
このため、レーキ2の取り付けに際し、取水池の水を抜いて、池底Bで大掛かりな作業を行う必要がなくなり、架台Sに載った状態で手軽に能率よく作業を行うことが可能となり、池底Bに対して相対的に高所となる位置からレーキ2が落下する事故の発生が防止され、作業時の安全性が向上する。
1 スクリーン
2 レーキ
2a 掻上面
2b リブ
3 チェーン
3a アタッチメント
4 ワイパー
4a ブレード
4b 第1アーム
4c 第2アーム
4d,4e ローラー
5,6 スプロケット
7 ガイドレール
7a,7b フランジ
8 スライダー
8a 連結ロッド
8b ローラー
9 跳上ばね
10 ダンパー
10a シリンダー
10b ロッド
11 緩衝調整ばね
11a アジャスター
12 チェーンガイド
13 基台部
14 本体フレーム
70 クレーン
71 チェーンブロック
B 池底
F 上床
S 架台
W 水路

Claims (3)

  1. 水中に浸り上下に延びるスクリーンバーが左右に所定間隔で並んだスクリーン(1)と、前記スクリーン(1)に沿ってし渣を水中から掻き上げるレーキ(2)と、回転走行に伴い前記レーキ(2)を循環させる無端状のチェーン(3)を備えた除塵機に付設され、前記レーキ(2)の上昇過程で前記レーキ(2)の掻上面(2a)からし渣を掻き落とすためにワイパー(4)を作動させる除塵機のワイパー装置において、
    前記ワイパー(4)は、先端のブレード(4a)から第1アーム(4b)が後方へ延び、前記第1アーム(4b)の後端部から第2アーム(4c)が下方へ延び、第1アーム(4b)の後端部と第2アーム(4c)の下端部とにそれぞれローラー(4d,4e)を備えたものとされ、
    水路の上方の本体フレーム(14)にガイドレール(7)が前側から後側へかけて上方へ傾斜した状態で固定され、前記ガイドレール(7)に沿ってスライド自在に設けられたスライダー(8)に前記ワイパー(4)が揺動可能に連結されて、前記ワイパー(4)の先端側が跳ね上がる方向へ付勢する跳上ばね(9)が備えられ、
    前記ワイパー(4)の第1アーム(4b)の後端部と第2アーム(4c)の下端部のローラー(4d,4e)により前記ガイドレール(7)のフランジ(7a)が挟み込まれ、その挟込状態が前記跳上ばね(9)の付勢力で維持されて、前記ワイパー(4)の揺動が阻止され、
    前記チェーン(3)の正転時には、前記ワイパー(4)が前記レーキ(2)に押し上げられ、前記スライダー(8)が前記ガイドレール(7)に沿ってスライドし、前記ワイパー(4)が斜め上方へ平行移動して、前記ワイパー(4)のブレード(4a)が前記レーキ(2)の掻上面(2a)に摺接することにより、し渣が前記レーキ(2)の掻上面(2a)から掻き落とされ、前記ワイパー(4)のブレード(4a)が前記レーキ(2)の掻上面(2a)から離脱すると、前記ワイパー(4)が待機位置に復帰し、
    前記チェーン(3)の逆転時には、前記ワイパー(4)は、前記第1アーム(4b)が前記跳上ばね(9)の付勢力に抗して前記レーキ(2)に押し下げられることにより、前記第1アーム(4b)の後端部と前記第2アーム(4c)の下端部のローラー(4d,4e)による前記ガイドレール(7)のフランジ(7a)の挟み込みが解除されて、先端側が下方へ揺動し、前記ワイパー(4)の第1アーム(4b)が前記レーキ(2)から離脱すると、前記跳上ばね(9)の付勢力により、前記ワイパー(4)が待機位置に復帰することを特徴とする除塵機のワイパー装置。
  2. 前記ワイパー(4)の第1アーム(4b)がシリンダー(10a)に対しロッド(10b)が進退するダンパー(10)を介して前記本体フレーム(14)に連結され、
    前記ワイパー(4)の待機位置への復帰に伴う降下速度が前記ダンパー(10)により緩速化されて衝撃が緩和されることを特徴とする請求項1に記載の除塵機のワイパー装置。
  3. 前記ダンパー(10)のシリンダー(10a)側とロッド(10b)側に緩衝調整ばね(11)が介在し、 前記緩衝調整ばね(11)により、前記ダンパー(10)に作用する前記ワイパー(4)の荷重が調整可能となっていることを特徴とする請求項2に記載の除塵機のワイパー装置。
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