JP6917326B2 - 背面降下前面掻揚式除塵機 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、水路に粗大異物等が流れてきても運転を継続することができる背面降下前面掻揚式除塵機を提供することを課題とする。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
無端状チェーン62a,62aにはそれぞれピン54を装着していて、この各ピン54により2本の各アーム56の一端部を回動自在に固定している。各アーム56の他端部には、連結部材51の両端部がそれぞれ取り付けられている。
一方、図4Bに示すように、比較的大きめの粗大異物Maが主スクリーン2によって堰きとめられているときは、レーキ5が粗大異物Maに当接して、これによってアーム56が回動して、レーキ5は粗大異物Maをやり過ごし(乗り越し)、粗大異物Maの上を上昇する。
図4B、図5に示すように、粗大異物Maが主スクリーン2によって堰きとめられていても、レーキ5は、アーム56の回動により、粗大異物Maを回避して(乗り越えて)循環駆動することができる。従って、粗大異物Maが水路Wに流れ込んで主スクリーン2に捕捉されても、各レーキ5の循環駆動が阻害されることはない。従って、本実施例の背面降下前面掻揚式除塵機1は、水路Wに粗大異物Maが流れてきても運転を継続することができる。
この場合、ガイドレール61a,61aの上流側のものとガイドレール61aとの下端部の間には隙間Kが設けられている。そのため、レーキ5は異物Mbを乗り越えても、レーキ5が逃げるための隙間Kを確保できる。
図11Aは、レーキ5部分の正面図であり、図11Bは同平面図であり、図11Cは同側面図である。1番目の変形例が前記実施例と異なるのは、チェーン側ガイドローラ551は装着しない点である。すなわち、本変形例では、無端状チェーンガイドローラ553を装着させた無端状チェーン62a、62aにレーキ5を固定している。この場合には、チェーン側ガイドローラ551は装着しない形態とすることができる。そして、脱輪防止ガイドレール611aは、レーキ側ガイドローラ552をガイドしない。
2 主スクリーン
4 補助スクリーン(閉鎖部材)
5 レーキ
56 アーム
61a ガイドレール(第1ガイドレール)
61a1 ガイド面
61b ガイドレール(第3ガイドレール)
62a 無端状チェーン
551 チェーン側ガイドローラ
552 レーキ側ガイドローラ
553 無端状チェーンガイドローラ
555 補助ガイドローラ
611a 脱輪防止ガイドレール(第2ガイドレール)
612 上部ガイドレール
613 可動ガイドレール
631 スプロケットホイール
633 駆動軸
K 隙間
S 通路
W 水路
Wa 水路底(水路の底)
Claims (8)
- 水路に設けられ塵芥を堰き止める主スクリーンの上流側でレーキにより前記塵芥を掻き揚げ下流側で前記レーキを降下させるように前記レーキに取り付けられた一対の無端状チェーンを循環駆動させる背面降下前面掻揚式除塵機であって、
前記一対の無端状チェーンにそれぞれ一端部が回動自在に連結された一対のアームと、
前記無端状チェーンに連結された前記アームの一端部に設けられたチェーン側ガイドローラと、
前記レーキに連結された前記アームの他端部に設けられたレーキ側ガイドローラと、
前記主スクリーンの上流側で前記レーキが上昇する位置に設けられ、前記無端状チェーン、前記チェーン側ガイドローラ及び前記レーキ側ガイドローラをガイドする第1ガイドレールと、
前記第1ガイドレール近傍で当該第1ガイドレールの長手方向に沿って設けられ、前記無端状チェーンはガイドするが前記レーキ側ガイドローラとは非接触で前記アームの回動に伴う前記レーキの動きを許容する第2ガイドレールと、を備え、
前記レーキは、前記一対のアームの各他端部に支持されて前記主スクリーンに堰きとめられた塵芥を掻き揚げることを特徴とする背面降下前面掻揚式除塵機。 - 前記第1ガイドレールは、前記上流側の面をガイド面として前記無端状チェーン、前記チェーン側ガイドローラ及び前記レーキ側ガイドローラをガイドし、前記ガイド面は、下側から上側にかけて前記下流側に傾いており、
前記第2ガイドレールは、前記第1ガイドレールの前記上流側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の背面降下前面掻揚式除塵機。 - 前記無端状チェーンの循環駆動上端部の前記レーキが前記塵芥の掻き揚げから前記降下へ移行する位置に設けられ、当該移行の際に前記チェーン側ガイドローラ及び前記レーキ側ガイドローラをガイドして、前記アームの回動による前記レーキの動きを防止する上部ガイドレールを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかの一項に記載の背面降下前面掻揚式除塵機。
- 前記無端状チェーンを循環駆動するスプロケットホイールと、
前記無端状チェーンの緩みを解消するために位置移動可能な前記スプロケットホイールの駆動軸と、
前記無端状チェーンの緩みを解消するために前記駆動軸を移動して当該無端状チェーンの循環駆動の距離を延ばしたときに当該駆動軸の移動と連動して前記第1ガイドレール側から延びて当該第1ガイドレールの長さの不足を補う可動ガイドレールを備え、
前記可動ガイドレールのガイド面は、前記チェーン側ガイドローラ及びレーキ側ガイドローラ又はこれらの近傍に設けられた補助ガイドローラをガイドすることを特徴とする請求項2に記載の背面降下前面掻揚式除塵機。 - 前記主スクリーンの下流側で前記レーキが降下する位置に設けられ前記上流側及び前記下流側から前記無端状チェーン、前記チェーン側ガイドローラ及び前記レーキ側ガイドローラを挟むように1対設けられ当該無端状チェーン、チェーン側ガイドローラ及びレーキ側ガイドローラをガイドする第3ガイドレールと、
前記主スクリーンと前記水路の底との間に設けられ前記循環駆動される前記無端状チェーン及び前記レーキが通過する通路と、
を備え、
前記通路の底の堆積物により前記レーキが前記アームの回動により上側に移動する位置には、前記一対である第3ガイドレールのうちの前記上流側のもの及び前記第1ガイドレールは形成されていないことを特徴とする請求項2に記載の背面降下前面掻揚式除塵機。 - 前記通路の近傍に設けられていて、前記レーキが前記通路を通過しない際には自重又はばねの付勢力により前記通路を閉鎖し、前記レーキが前記通路を通過する際には当該レーキに押圧されて回動し前記通路を当該レーキの通過のために開放する閉鎖部材を備えることを特徴とする請求項5に記載の背面降下前面掻揚式除塵機。
- 前記閉鎖部材は補助スクリーンであることを特徴とする請求項6に記載の背面降下前面掻揚式除塵機。
- 前記レーキは、無端状チェーンガイドローラを装着させた前記無端状チェーンに固定され、
前記チェーン側ガイドローラが設けられておらず、
前記第2ガイドレールは、前記レーキ側ガイドローラをガイドしないことを特徴とする請求項2に記載の背面降下前面掻揚式除塵機。
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JP2018045521A JP6917326B2 (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | 背面降下前面掻揚式除塵機 |
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JP2018045521A JP6917326B2 (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | 背面降下前面掻揚式除塵機 |
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