JP2021050760A - ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】基台に対して構造物を固定するブラケットにおいて、狭小部にも取り付け可能な構造を提供する。【解決手段】ブラケット(40)は、第1壁(43)及び第2壁(44)がL字形に屈曲形成され、ブラケット(40)を基台に固定するボルトが挿通される第1ボルト穴(47)が第1壁(43)に形成された第1アングル(41)と、第3壁(45)及び第4壁(46)がL字形に屈曲形成され、ブラケット(40)を構造物に固定するボルトが挿通される第2ボルト穴(48)が第3壁(45)に形成された第2アングル(42)とを備え、第1アングル(41)及び第2アングル(42)は、第3壁(45)及び第4壁(46)の端面が第1壁(43)の内面に当接し、第3壁(45)の他の端面が第2壁(44)の内面に当接し、第2壁(44)及び第4壁(46)が所定の間隔を隔てて対向するように組み合わされている。【選択図】図5

Description

本発明は、基台に対して構造物を固定するブラケットに関する。
作業機械の動力源であるエンジンは、その下部にオイルパンが設けられているので、基台に直接載置することができない。そこで、特許文献1には、エンジンの側面に取付けたブラケットを介して、エンジンを基台に固定する構造が開示されている。
特許文献1に記載のブラケットは、ブラケットをエンジンに固定するためのボルト穴が形成された縦板と、ブラケットを防振マウントに固定するためのボルト穴が形成された横板と、縦板の左右に設けられた一対の補強板とで構成されている。
特開2015−17458号公報
ここで、特許文献1において、縦板及び一対の補強板は、平板を曲げ加工して形成されている。そのため、縦板の左右両端部は湾曲しているので、ボルト穴を形成するための平面部が小さくなるという課題がある。一方、平面部の大きさを確保しようとすると、ブラケットが大型化するという課題がある。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、基台に対して構造物を固定するブラケットにおいて、狭小部にも取り付け可能な構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、基台に対して構造物を固定するブラケットにおいて、第1壁及び第2壁がL字形に屈曲形成され、前記ブラケットを前記基台に固定するボルトが挿通される第1ボルト穴が前記第1壁に形成された第1アングルと、第3壁及び第4壁がL字形に屈曲形成され、前記ブラケットを前記構造物に固定するボルトが挿通される第2ボルト穴が前記第3壁に形成された第2アングルとを備え、前記第1アングル及び前記第2アングルは、前記第3壁及び前記第4壁の端面が前記第1壁の内面に当接し、前記第3壁の他の端面が前記第2壁の内面に当接し、前記第2壁及び前記第4壁が所定の間隔を隔てて対向するように組み合わされていることを特徴とする。
本発明によれば、基台に対して構造物を固定するブラケットにおいて、狭小部にも取り付け可能な構造を実現することができる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係る作業機械の代表例である油圧ショベルの側面図である。 エンジン及び後処理装置の概略図である。 ブラケットの分解斜視図であって、(A)は前面側を、(B)は背面側を示す。 ブラケットの組立斜視図であって、(A)は前面側を、(B)は背面側を示す。 ブラケットをエンジンに取り付けた状態の斜視図である。 ブラケットをエンジンに取り付けた状態の平面図である。 ブラケットをエンジンに取り付けた状態の正面図である。
本発明に係る作業機械の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る作業機械の代表例である油圧ショベル1の側面図である。なお、作業機械の具体例は油圧ショベル1に限定されず、ダンプトラック、モータグレーダー、ホイールローダー等であってもよい。
図1に示すように、油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2に旋回可能に支持された上部旋回体3とを主に備える。下部走行体2は、左右一対の履帯8を備える。左右一対の履帯8は、走行モータ(図示省略)が駆動することによって、それぞれ独立して回転する。これにより、油圧ショベル1は、前進、後退、旋回が可能になる。但し、下部走行体2は、履帯8に代えて、装輪式であってもよい。
上部旋回体3は、旋回モータ(図示省略)によって旋回可能な状態で下部走行体2に支持されている。上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム5と、旋回フレーム5の前方中央に上下方向に回動可能に取り付けられるフロント作業機4と、旋回フレーム5の後方に配置されるカウンタウェイト6と、旋回フレーム5の前方左側に配置されるキャブ7と、エンジン建屋9とを主に備える。
フロント作業機4は、上部旋回体3に俯仰可能に支持されたブーム4aと、ブーム4aの先端に揺動可能に支持されたアーム4bと、アーム4bの先端に揺動可能に支持されたバケット4cと、ブーム4a、アーム4b、及びバケット4cを駆動させる油圧シリンダ4d〜4fとを含む。カウンタウェイト6は、フロント作業機4との重量バランスを取るためのもので、円弧状をした重量物である。
キャブ7には、油圧ショベル1を操作するオペレータが搭乗する内部空間が形成されている。キャブ7の内部空間には、油圧ショベル1の動作を指示するオペレータの操作を受け付ける操作装置(ステアリング、ペダル、レバー、スイッチなど)が配置されている。すなわち、キャブ7に搭乗したオペレータが操作装置を操作することによって、油圧ショベル1が動作する。
エンジン建屋9は、カウンタウェイト6及びキャブ7の間において、旋回フレーム5に支持されている。エンジン建屋9は、エンジン10及び後処理装置20(図2参照)を収容する内部空間を有する。図2は、エンジン10及び後処理装置20の概略図である。
エンジン10は、油圧ショベル1を動作させる駆動力を発生させる。より詳細には、エンジン10は、油圧アクチュエータに作動油を供給する油圧ポンプ(図示省略)を回転させる。油圧ポンプから作動油が供給されることによって、走行モータ、旋回モータ、及び油圧シリンダ4d〜4fが動作する。
エンジン10は、シリンダブロック11と、左右方向(水平方向)においてシリンダブロック11に隣接するフライホイールハウジング12と、シリンダブロック11内の排ガスを排出する排気管13とを主に備える。なお、エンジン10の具体的な構成は周知なので、詳細な説明は省略する。
シリンダブロック11の側面(第1側面)11aと、フライホイールハウジング12の側面(第2側面)12aとは、水平方向に隣接している。また、フライホイールハウジング12の側面12aは、図5に示すように、シリンダブロック11の側面11aから凹んだ位置に配置されている。すなわち、シリンダブロック11の側面11aと、フライホイールハウジング12の側面12aとの間には、段差が形成されている。
後処理装置20は、左右方向においてエンジン10に隣接して配置されている。より詳細には、後処理装置20は、エンジン10のフライホイールハウジング12に隣接する位置に配置されている。後処理装置20は、例えば、排気管13を通じてエンジン10から排出される排ガス中の粒子状物質を除去する第1後処理装置21と、第1後処理装置21から排出される排ガスに尿素触媒を付加してNOx(窒素化合物)を低減させる第2後処理装置22とを備える。
エンジン(対象物)10は、ブラケット30、40を介してエンジン建屋9の基台9aに固定される。より詳細には、ブラケット30は、シリンダブロック11の側面11aと、防振ゴムを介して基台9aとに固定される。また、ブラケット40は、フライホイールハウジング12の側面12aと、防振ゴムを介して基台9aとに固定される。なお、ブラケット30、40は、エンジン10の反対側の側面にも取り付けられている。
ここで、シリンダブロック11の側面11aには、ブラケット30を取り付けるスペースが比較的多い。これに対して、フライホイールハウジング12の側面12aは、左右方向の幅が狭く且つ後処理装置20が近接しているので、ブラケット40を取り付けるスペースが少ない。そこで、本実施形態では、フライホイールハウジング12の側面12aに取り付けるブラケット40を、図3及び図4に示す構造とした。
図3は、ブラケット40の分解斜視図であって、(A)は前面側を、(B)は背面側を示す。図4は、ブラケット40の組立斜視図であって、(A)は前面側を、(B)は背面側を示す。ブラケット40は、第1アングル41と、第2アングル42とを組み合わせて構成されている。
第1アングル41は、互いに交差する第1壁43及び第2壁44を有するL字形の部材である。第2アングル42は、互いに交差する第3壁45及び第4壁46を有するL字形の部材である。典型的には、第1壁43及び第2壁44は直交し、第3壁45及び第4壁46は直交している。
第1壁43及び第2壁44は、平板を屈曲させて形成される。すなわち、第1壁43及び第2壁44の接続部分は湾曲している。同様に、第3壁45及び第4壁46は、平板を屈曲させて形成される。すなわち、第3壁45及び第4壁46の接続部分は湾曲している。以下、湾曲内側に連なる面を「内面」、湾曲外側に連なる面を「外面」、内面及び外面と交差する面を「端面」と表記する。
第1壁43は、内面43aと、外面43bと、前端面43cと、後端面43dと、左端面43eとを有する。第2壁44は、内面43aと連続する内面44aと、外面43bと連続する外面44bと、前端面43cと連続する前端面44cと、後端面43dと連続する後端面44dと、上端面44eとを有する。
第3壁45は、内面45aと、外面45bと、上端面45cと、下端面45dと、右端面45eとを有する。第4壁46は、内面45aと連続する内面46aと、外面45bと連続する外面46bと、上端面45cと連続する上端面46cと、下端面45dと連続する下端面46dと、前端面46eとを有する。
第1壁43には、第1ボルト穴47が形成されている。第1ボルト穴47は、第1壁43を厚み方向に貫通している。また、第1ボルト穴47は、第1壁43の概ね中央に形成されている。第1ボルト穴47には、ブラケット40を基台9aに固定するためのボルトが挿通される。
第2壁44の前端面44cは、第1壁43から遠ざかるほど後端面44dに近づく向きに傾斜している。換言すれば、第2壁44の前後方向の幅(すなわち、前端面44cと後端面44dとの距離)は、第1壁43から遠ざかるほど短くなっている。さらに換言すれば、第2壁44の前後方向の幅は、第1壁43に近づくほど長くなっている。
第3壁45には、複数の第2ボルト穴48a、48b、48c、48d、48e(以下、これらを総称して、「第2ボルト穴48」と表記する。)が形成されている。第2ボルト穴48は、第3壁45を厚み方向に貫通している。第2ボルト穴48には、ブラケット40をエンジン10(より詳細には、フライホイールハウジング12の側面12a)に固定するためのボルトが挿通される。
第2ボルト穴48a、48b、48cは、上下方向に延びる仮想線Lに沿って配列されている。第2ボルト穴48d、48e、48fは、上下方向に延びる仮想線Lに沿って配列されている。仮想線L、Lは、左右方向に離間した位置において、互いに平行に延びている。換言すれば、仮想線Lは、第2ボルト穴48a、48b、48cの中心を結ぶ線である。また、仮想線Lは、第2ボルト穴48d、48e、48fの中心を結ぶ線である。
なお、第3壁45に形成される第2ボルト穴48の数は、前述の例に限定されない。仮想線L上には、少なくとも1つの第2ボルト穴48が形成されていればよい。また、仮想線L上には、少なくとも1つの第2ボルト穴48が形成されていればよい。すなわち、第3壁45には、左右方向に離間した2箇所に第2ボルト穴48が形成されていればよい。
第4壁46の前端面46eは、下端面46dから遠ざかるほど第3壁45に近づく向きに傾斜している。換言すれば、第4壁46の前後方向の幅(すなわち、前端面46eと第3壁45の内面45aとの距離)は、下端面46dから遠ざかるほど短くなっている。さらに換言すれば、第4壁46の前後方向の幅は、下端面46dに近づくほど長くなっている。
ブラケット40は、第3壁45及び第4壁46の下端面45d、46dが第1壁43の内面43aに当接し、第3壁45の右端面45eが第2壁44の内面44aに当接し、第2壁44及び第4壁46が左右方向に所定の間隔を隔てて対向するように、第1アングル41及び第2アングル42を組み合わせることによって形成される。左右方向は、対向方向の一例である。
また、第1アングル41及び第2アングル42は、当接部分を溶接することによって接合される。そこで、第1アングル41及び第2アングル42は、隅肉溶接するための段差を当接部分に形成するために、当接面同士をずらして組み合わされる。
より詳細には、図4(A)に示すように、第4壁46の下端面46dは、第1壁43の内面43aの左端より右方にずれた位置において、内面43aに当接している。すなわち、第1壁43の内面43aの左端は、露出している。その結果、第1壁43と第4壁46との間には、第1壁43の内面43aと第4壁46の外面46bとによって段差が形成されている。
また、図4(A)に示すように、第3壁45の右端面45eの一部は、第2壁44の後端より後方に位置している。すなわち、第3壁45の右端面45eの後端は、露出している。その結果、第2壁44と第3壁45との間には、第2壁44の後端面44dと第3壁45の右端面45eとによって段差が形成されている。
さらに、図4(B)に示すように、第3壁45の下端面45dの一部は、第1壁43の後端より後方に位置している。すなわち、第3壁45の下端面45dの後端は、露出している。その結果、第1壁43と第3壁45との間には、第1壁43の後端面43dと第3壁45の下端面45dとによって段差が形成されている。
第1ボルト穴47は、仮想線L、Lの間に配置されている。換言すれば、第1ボルト穴47は、仮想線L上の第2ボルト穴48a、48b、48cの中心と、仮想線L上の第2ボルト穴48d、48e、48fの中心との間において、第1壁43に形成されている。なお、第1ボルト穴47は、仮想線L、Lの間に配置されていれば、仮想線L、Lの中点に配置されていてもよいし、中点からずれていてもよい。
第2壁44及び第4壁46は、左右方向に所定の間隔を隔てて対向している。典型的には、第2壁44及び第4壁46は、平行に配置されている。また、第2壁44及び第4壁46は、第3壁45から前方に向けて突出している。そして、前端面44c、46eが傾斜面となっているので、第2壁44及び第4壁46は、第3壁45からの突出量が第1壁43から遠ざかるほど減少している。
また、第3壁45の左右方向の両端には、第2壁44及び第4壁46が配置されている。第2壁44及び第4壁46は、ブラケット40の強度を高める補強部材としての役割を担う。そして、第3壁45と第4壁46との間は湾曲している。一方、第2壁44と第3壁45とは、湾曲していない。換言すれば、平面である第2壁44の内面44aと、平面である第3壁45の内面45aとは、直線的に接(直交)している。
図5は、ブラケット40をエンジン10に取り付けた状態の斜視図である。図6は、ブラケット40をエンジン10に取り付けた状態の平面図である。図7は、ブラケット40をエンジン10に取り付けた状態の正面図である。
図5〜図7に示すように、ブラケット40は、第3壁45の外面45bをフライホイールハウジング12の側面12aに接触させ、側面11a、12aの間の段差に第2壁44の外面44bを対面させた状態で、第2ボルト穴48に挿通されたボルトによって、フライホイールハウジング12の側面12aに固定される。
このとき、図7に示すように、第2壁44は、側面11a、12aの間の段差にできるだけ近づけて配置するのが望ましい。一方、図6に示すように、全ての第2ボルト穴48が側面12aに対面していれば、第4壁46は、フライホイールハウジング12の側面12aから外れていてもよい。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
上記の実施形態によれば、第3壁45の左右両端のうち、第4壁46との間(すなわち、左端)のみが湾曲し、第2壁44との間(すなわち、右端)は湾曲していない。これにより、第3壁45において、第2ボルト穴48を形成するための平面部を広くすることができる。その結果、フライホイールハウジング12の側面12aのような狭小部にも取付可能なブラケット40を得ることができる。
また、上記の実施形態によれば、第1壁43及び第4壁46、第1壁43及び第3壁45、第2壁44及び第3壁45を、段差が形成されるように当接させたので、第1アングル41及び第2アングル42を隅肉溶接によって接合することができる。その結果、ブラケット40の強度を向上させることができる。
また、上記の実施形態によれば、仮想線L、Lの間に第1ボルト穴47を配置したので、複数の第2ボルト穴48それぞれに挿通されるボルトに負荷される荷重を平準化させることができる。これにより、一部のボルトに負荷が集中するのを防止できるので、各ボルトの直径を小さくすることができる。その結果、狭小部への取付性がさらに向上する。
なお、上記の実施形態において、第2壁44及び第4壁46は、補強部材として機能する。但し、第2壁44及び第4壁46に負荷される荷重は、下方(すなわち、第1壁43に近い)ほど大きくなる。そこで上記の実施形態のように、第2壁44及び第4壁46の前方への突出量を下方(すなわち、第1壁43に近づく)ほど長くすることによって、ブラケット40を適切に補強することができる。
一方、第1ボルト穴47にボルトを挿通する場合、第2壁44、第3壁45、及び第4壁46で囲まれた空間に、ブラケット40の上方から工具を挿入する。このとき、第2壁44及び第4壁46の前方への突出量を上方(すなわち、第1壁43から遠ざかる)ほど短くすることによって、第1ボルト穴47にボルトを挿通する際に、工具或いは作業者の手が第2壁44及び第4壁46に干渉するのを防止できる。
上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 フロント作業機
4a ブーム
4b アーム
4c バケット
4d,4e,4f 油圧シリンダ
5 旋回フレーム
6 カウンタウェイト
7 キャブ
8 履帯
9 建屋カバー
9a 基台
10 エンジン
11 シリンダブロック
11a,12a 側面
12 フライホイールハウジング
13 排気管
20 後処理装置
21 第1後処理装置
22 第2後処理装置
30,40 ブラケット
41 第1アングル
42 第2アングル
43 第1壁
44 第2壁
45 第3壁
46 第4壁
47 第1ボルト穴
48,48a,48b,48c,48d,48e,48f 第2ボルト穴
43a,44a,45a,46a 内面
43b,44b,45b,46b 外面
43c,44c,46e 前端面
43d,44d 後端面
43e 左端面
44e,45c,46c 上端面
45e 右端面
46d 下端面

Claims (4)

  1. 基台に対して構造物を固定するブラケットにおいて、
    第1壁及び第2壁がL字形に屈曲形成され、前記ブラケットを前記基台に固定するボルトが挿通される第1ボルト穴が前記第1壁に形成された第1アングルと、
    第3壁及び第4壁がL字形に屈曲形成され、前記ブラケットを前記構造物に固定するボルトが挿通される第2ボルト穴が前記第3壁に形成された第2アングルとを備え、
    前記第1アングル及び前記第2アングルは、前記第3壁及び前記第4壁の端面が前記第1壁の内面に当接し、前記第3壁の他の端面が前記第2壁の内面に当接し、前記第2壁及び前記第4壁が所定の間隔を隔てて対向するように組み合わされていることを特徴とするブラケット。
  2. 請求項1に記載のブラケットにおいて、
    前記第1アングル及び前記第2アングルは、段差を形成するように当接し、当該段差部分を隅肉溶接することによって接合されていることを特徴とするブラケット。
  3. 請求項1に記載のブラケットにおいて、
    前記第3壁には、前記第2壁及び前記第4壁の対向方向にそれぞれ離間する仮想線に沿って、前記第2ボルト穴が形成され、
    前記第1ボルト穴は、2つの前記第2ボルト穴の中心の間において、前記第1壁に形成されていることを特徴とするブラケット。
  4. 請求項1に記載のブラケットにおいて、
    前記第2壁及び前記第4壁は、前記第3壁からの突出量が前記第1壁から遠ざかるほど減少することを特徴とするブラケット。
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