JP2021049840A - 鞍乗り型車両の前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】操舵軸の後方かつ車体上方にサスペンションが配置された鞍乗り型車両の前部構造において、サスペンションのストローク量を保つ。【解決手段】鞍乗り型車両の前部構造は、前輪操舵軸26の後方かつエンジン4の上方の位置にフロントクッションユニット24が配置され、フロントクッションユニット24は、左右一対の下アーム22cの間に設けられた支軸24bに支持され、前輪操舵軸26とフロントクッションユニット24との間には、左右一対の下アーム22cの間を覆うカバー40が設けられ、カバー40は、左右一対の下アーム22cに対応する左右一対の第一覆い部42と、サスペンション24に対応する第二覆い部43と、を備え、左右一対の第一覆い部42及び第二覆い部43は、それぞれ独立して変位可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両の前部構造に関する。
従来、操舵軸の後方かつ車体上方にサスペンションが配置された鞍乗り型車両の前部構造が知られている。サスペンションは、左右一対のアームの間の支持軸に支持されている。例えば、特開2019−18758号公報では、操舵軸とサスペンションとの間に、左右一対のアームの間を覆うカバーが設けられている。カバーは、操舵軸を回動可能に支持する筒状のホルダの後部に沿うように上下に延在するとともに車幅方向に拡がる第一拡幅部と、第一拡幅部の下端から後方に延出するとともに左右一対のアームの上面を覆うように車幅方向に拡がる第二拡幅部と、第二拡幅部の後端からサスペンションの下部後端に向けて延出する後方延出部と、を備える。
特開2019−18758号公報
ところで、サスペンションの要求仕様に応じて周囲の部品レイアウトが変わる場合がある。例えば、サスペンションの上部にアクチュエータ等の部品を配置する場合がある。この場合、第二拡幅部が左右一対のアームの上面を覆うように車幅方向に広がっていると、サスペンションのストローク量を保つ上で課題が生じる可能性が高い。
そこで本発明は、操舵軸の後方かつ車体上方にサスペンションが配置された鞍乗り型車両の前部構造において、サスペンションのストローク量を保つことを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る鞍乗り型車両の前部構造は、操舵軸(26)の後方かつ動力源(4)の上方の位置にサスペンション(24)が配置され、前記サスペンション(24)は、左右一対のアーム(22c)の間に設けられた支持軸(24b)に支持され、前記操舵軸(26)と前記サスペンション(24)との間には、前記左右一対のアーム(22c)の間を覆うカバー(40)が設けられ、前記カバー(40)は、前記左右一対のアーム(22c)に対応する左右一対の第一覆い部(42)と、前記サスペンション(24)に対応する第二覆い部(43)と、を備え、前記左右一対の第一覆い部(42)及び前記第二覆い部(43)は、それぞれ独立して変位可能である。
(2)上記(1)に記載の鞍乗り型車両の前部構造では、前記第二覆い部(43)は、前記左右一対の第一覆い部(42)よりも下方に位置していてもよい。
(3)上記(1)または(2)に記載の鞍乗り型車両の前部構造では、前記カバー(40)は、前記左右一対の第一覆い部(42)と前記第二覆い部(43)との間にスリット(48)を有してもよい。
(4)上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造では、前記スリット(48)の長さは、前記サスペンション(24)の揺動量よりも大きくてもよい。
(5)上記(1)から(4)のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造では、前記左右一対の第一覆い部(42)は、前記左右一対のアーム(22c)にそれぞれ接していてもよい。
(6)上記(1)から(5)のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造では、前記カバー(40)は、可撓性を有し、前記カバー(40)には、前記操舵軸(26)を回動可能に支持する筒状のホルダ(23)と前記アーム(22c)とに沿うように屈曲する屈曲部(40a)が設けられていてもよい。
(7)上記(1)から(6)のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造では、前記カバー(40)は、前記操舵軸(26)を回動可能に支持する筒状のホルダ(23)の後部に沿うように上下に延在するとともに車幅方向に拡がる拡幅部(41)を更に備え、前記左右一対の第一覆い部(42)は、それぞれ前記拡幅部(41)の左右側部の下端から後方に延びるとともに前記左右一対のアーム(22c)の上面を覆い、前記第二覆い部(43)は、前記左右一対の第一覆い部(42)の前記車幅方向の間に間隔をあけて配置され、前記拡幅部(41)の中央部の下端から前記サスペンション(24)の下部後端に向けて延びていてもよい。
(8)上記(7)に記載の鞍乗り型車両の前部構造では、前記第二覆い部(43)は、前記拡幅部(41)の下端から後下方に延びる第一延出部(44)と、前記第一延出部(44)の後端から前下方に延びる第二延出部(45)と、を備え、前記第二延出部(45)は、前記サスペンション(24)の軸線方向に沿って延びていてもよい。
本発明の上記(1)に記載の鞍乗り型車両の前部構造によれば、カバーは、左右一対のアームに対応する左右一対の第一覆い部と、サスペンションに対応する第二覆い部と、を備え、左右一対の第一覆い部及び第二覆い部は、それぞれ独立して変位可能であることで、以下の効果を奏する。
サスペンションの要求仕様に応じて周囲の部品レイアウトが変わる場合(例えば、サスペンションの上部にアクチュエータ等の部品を配置する場合)には、左右一対の第一覆い部及び第二覆い部は、それぞれ異なる高さに設定できる。したがって、サスペンションのストローク量を保つことができる。
本発明の上記(2)に記載の鞍乗り型車両の前部構造によれば、第二覆い部が左右一対の第一覆い部よりも下方に位置することで、以下の効果を奏する。
第二覆い部が左右一対の第一覆い部の高さ以上に位置する場合と比較して、サスペンションのストローク量を大きくすることができる。
本発明の上記(3)に記載の鞍乗り型車両の前部構造によれば、カバーは、左右一対の第一覆い部と第二覆い部との間にスリットを有することで、以下の効果を奏する。
左右一対の第一覆い部と第二覆い部との間に介在部がある場合と比較して、左右一対の第一覆い部及び第二覆い部はそれぞれ独立してスムーズに変位可能となる。したがって、サスペンションをスムーズにストロークさせることができる。
本発明の上記(4)に記載の鞍乗り型車両の前部構造によれば、スリットの長さがサスペンションの揺動量よりも大きいことで、以下の効果を奏する。
スリットの長さがサスペンションの揺動量以下の場合と比較して、ストローク量を大きくすることができる。加えて、大型のサスペンションを配置することができる。
本発明の上記(5)に記載の鞍乗り型車両の前部構造によれば、左右一対の第一覆い部が左右一対のアームにそれぞれ接していることで、以下の効果を奏する。
左右一対の第一覆い部が左右一対のアームの動きにそれぞれ追従するため、左右一対の第一覆い部によって左右一対のアームの揺動時に生じる隙間を塞ぐことができる。加えて、アームの揺動時に第一覆い部が噛み込まれることを抑制することができる。
本発明の上記(6)に記載の鞍乗り型車両の前部構造によれば、カバーは、可撓性を有し、カバーには、操舵軸を回動可能に支持する筒状のホルダとアームとに沿うように屈曲する屈曲部が設けられていることで、以下の効果を奏する。
カバーが左右一対のアームの動きに追従するため、カバーによって左右一対のアームの揺動時に生じる隙間を塞ぐことができる。
本発明の上記(7)に記載の鞍乗り型車両の前部構造によれば、カバーは、操舵軸を回動可能に支持する筒状のホルダの後部に沿うように上下に延在するとともに車幅方向に拡がる拡幅部を更に備え、左右一対の第一覆い部は、それぞれ拡幅部の左右側部の下端から後方に延びるとともに左右一対のアームの上面を覆い、第二覆い部は、左右一対の第一覆い部の車幅方向の間に間隔をあけて配置され、拡幅部の中央部の下端からサスペンションの下部後端に向けて延びていることで、以下の効果を奏する。
拡幅部、第一覆い部および第二覆い部によって、サスペンションの周囲の隙間を可及的に小さくすることができる。
本発明の上記(8)に記載の鞍乗り型車両の前部構造によれば、第二覆い部は、拡幅部の下端から後下方に延びる第一延出部と、第一延出部の後端から前下方に延びる第二延出部と、を備え、第二延出部は、サスペンションの軸線方向に沿って延びていることで、以下の効果を奏する。
サスペンションの伸縮に左右されずにカバーを取り付けることができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の車両前部の左側面図である。 上記自動二輪車の前部構造を左後方から見た斜視図である。 上記自動二輪車の前部構造を後下方から見た図である。 図4のV−V断面図である。 上記カバーをサスペンションの軸線方向から見た上面図である。 図6の矢視VII図である。 図6の矢視VIII図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、及び車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例として、前輪2と後輪3との間に水平対向6気筒のエンジン4(動力源)を備えた大型の自動二輪車1を示す。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
エンジン4は、車体フレーム10に支持されている。車体フレーム10は、ハンドル5によって回動されるハンドル操向軸5aを回動自在に支持するメインフレーム11と、メインフレーム11の前部下部に取り付けられてメインフレーム11の下方において前後に延びるロアフレーム12と、メインフレーム11とロアフレーム12との後端部間に上下方向に延びて跨る左右一対のピボットプレート13と、メインフレーム11の後端部から後方へ延びる左右一対のシートレール14と、ピボットプレート13から後上方に延びてシートレール14の後端部に結合する左右一対のサブフレーム15と、を備える。
エンジン4は、メインフレーム11の下方に配置されている。エンジン4は、メインフレーム11及びロアフレーム12に支持されている。エンジン4は、クランクケース4aと、クランクケース4aから左右それぞれに突出する左右シリンダ4bと、を備える。左右シリンダ4bには、それぞれ3つのシリンダボアが前後方向に並んで形成されている。各シリンダボア内には、ピストンが摺動自在に設けられている。
メインフレーム11の上方には、燃料タンク6が配置されている。燃料タンク6は、メインフレーム11の傾斜に沿って前方から後下方に延びている。燃料タンク6は、メインフレーム11に支持されている。燃料タンク6の後方には、乗員が着座するシート7が配置されている。シート7は、シートレール14に支持されている。左右メインフレーム11の車幅方向間であってエンジン4の上方には、エアクリーナボックス(不図示)が配置されている。
ピボットプレート13には、前後方向に延びるリアスイングアーム19の前端部が回転可能に支持されている。リアスイングアーム19は、上下方向に揺動可能とされている。リアスイングアーム19の後端部には、後輪3が支持されている。リアスイングアーム19は、車両下部側を前後方向に延びる排気マフラ9の車幅方向内側に配置されている。後輪3の左右側方には、左右トランク16が設けられている。左右シリンダ4bの上方は、車幅方向外側からフロントサイドカウル17によって覆われている。
<フロントサスペンション機構>
メインフレーム11の前部には、フロントサスペンション機構20が支持されている。フロントサスペンション機構20は、アッパリンク21、ロアリンク22、フォーク支持部23(ホルダ)、フロントクッションユニット24(サスペンション)及びフロントスイングアーム25を備える。
図2に示すように、アッパリンク21及びロアリンク22は、それぞれメインフレーム11の前部に上下に間隔を開けて配置されている。アッパリンク21及びロアリンク22は、それぞれメインフレーム11の前部に支軸21a,22aを介して上下揺動可能に支持されている。アッパリンク21及びロアリンク22は、それぞれ前後方向に延びるとともに実質的に平行に配置されている。
フォーク支持部23は、筒状をなすとともに後傾している。フォーク支持部23の上部前部には、支軸21bを介してアッパリンク21の前端部が回動可能に連結されている。
フォーク支持部23の下部後部には、支軸22bを介してロアリンク22の前端部が回動可能に連結されている。
フロントクッションユニット24の上端部は、メインフレーム11に支軸24aを介して揺動可能に支持されている。フロントクッションユニット24の下端部は、ロアリンク22に支軸24b(支持軸)を介して揺動可能に支持されている。フロントクッションユニット24の上部(支軸24aの下方領域)には、アクチュエータ24cが取り付けられている。
フロントスイングアーム25は、後傾するように配置されている。フロントスイングアーム25は、フォーク支持部23に回動可能に支持される前輪操舵軸26(操舵軸)と、前輪操舵軸26の下端部に一体的に接続されたフォーク部27と、を備える。
前輪操舵軸26は、フォーク支持部23に形成されたフォーク軸挿通孔に挿通されている。前輪操舵軸26は、前記フォーク軸挿通孔に挿通された状態で、フォーク支持部23に回動可能に支持されている。
フォーク部27は、後傾するように上下に延びる左右一対のアーム部28と、左右アーム部28の上端部を一体的に接続するブリッジ部29と、を備える。
左右アーム部28の下端部には、前輪2を回転可能に支持する前輪車軸2a(図1参照)が取り付けられている。ブリッジ部29には、前輪操舵軸26の下端部が取り付けられている。
図1に示すように、アーム部28は、下端部側が先細りになるようにテーパ形状に形成されている。アーム部28の下端部の後部には、フロントキャリパ支持部31が設けられている。アーム部28には、前輪2の上部を覆うフロントフェンダ33が取り付けられている。
図2に示すように、フォーク支持部23の後下部には、後下方に突出する下接続部23aが形成されている。下接続部23aには、ロアリンク22の前端部が接続されている。フォーク支持部23の左右側面には、下接続部23aを補強するためのリブ23bが形成されている。リブ23bは、側面視で前上方に開くV字状をなしている。リブ23bは、側面視で下接続部23a側ほどリブ高さが大きくなるように下接続部23aから前上方に分岐して延びている。
図3に示すように、アッパリンク21は、前後に延びる左右一対の上アーム21cと、左右の上アーム21cの後端部間を連結するクロスメンバ21dと、を一体に有する。左右の上アーム21cは、フォーク支持部23の上部の左右両側に配置されている。
ロアリンク22は、前後に延びる左右一対の下アーム22cと、左右の下アーム22cの前端部間を連結する前クロスメンバ22d(図5参照)と、左右の下アーム22cの後端部間を連結する後クロスメンバ22eと、を一体に有する。左右の下アーム22cは、フロントクッションユニット24の下部の左右両側に配置されている。
図3に示すように、フロントクッションユニット24は、上側ほど後側に位置するように傾斜するロッド式のダンパー24iと、ダンパー24iの周囲を巻回するコイルスプリング24jと、クッション制御用配線(不図示)が接続される接続部24kと、を備える。フロントクッションユニット24は、接続部24kを有する電子制御式サスペンションである。接続部24kは、フロントクッションユニット24の下端部前部から左上方に指向して突出している。例えば、接続部24kは、クッション制御用配線を介して、不図示のモータドライバ及びバッテリなどに接続されている。
図2の側面視で、フロントクッションユニット24は、エンジン4の前上方かつ前輪2の後上方に配置されている。フロントクッションユニット24の上部は、メインフレーム11によって車幅方向外方から覆われている。図4に示すように、フロントクッションユニット24は、左右一対の下アーム22cの間に設けられた支軸24bに支持されている。
図2において、符号35はハンドル5が固定されるハンドルポスト、符号36は後端部がハンドルポスト35に接続される操舵系リンク、符号37は前輪操舵軸26の上端部に支持されるとともに操舵系リンク36の前端部が接続される操舵アームをそれぞれ示す。
<カバー>
図2に示すように、前輪操舵軸26とフロントクッションユニット24との間には、左右一対の下アーム22cの間を覆うカバー40が設けられている。カバー40は、可撓性を有する。例えば、カバー40は、ゴム等の弾性体によって形成されている。図3に示すように、カバー40の前部は、前輪操舵軸26を回動可能に支持する筒状のフォーク支持部23に、左右一対の第一ボルト51(第一固定部材)によって固定されている。具体的に、カバー40の前部は、左右一対の第一ボルト51によって、後方からフォーク支持部23に固定されている。図2の側面視で、カバー40の前部は、リブ23bの形状に沿って固定されている。
図5に示すように、カバー40には、フロントクッションユニット24が挿通されるサスペンション挿通孔44hが設けられている。カバー40の後部は、フロントクッションユニット24に第二ボルト52(第二固定部材)によって固定されている。具体的に、カバー40の後部は、第二ボルト52によって、後方からフロントクッションユニット24に固定されている。
図3に示すように、カバー40には、フォーク支持部23と下アーム22cとに沿うように屈曲する屈曲部40aが設けられている。フロントクッションユニット24の接続部24kは、カバー40から露出している。カバー40には、フロントクッションユニット24の接続部24kは挿通されていない。
カバー40は、フォーク支持部23の後部に沿うように上下に延在するとともに車幅方向に拡がる拡幅部41と、左右一対の下アーム22cに対応する左右一対の第一覆い部42と、フロントクッションユニット24に対応する第二覆い部43と、を備える。左右一対の第一覆い部42及び第二覆い部43は、それぞれ独立して変位可能である。
図6から図8は、カバー40を車両に取り付ける前の状態を示す。
図6に示すように、拡幅部41、左右一対の第一覆い部42及び第二覆い部43は、同一の部材で一体に形成されている。図6の上面視で、カバー40の外形は、左右対称である。例えば、カバー40は、ゴム材料を用いた成型品である。
<拡幅部>
図6の上面視で、拡幅部41の上端部は、フォーク支持部23(図3参照)の後部に沿うように湾曲している。第一拡幅部41の上端部には、内側(下側)に湾曲して窪む凹部41aが設けられている。図6に示すように、拡幅部41の車幅方向外端部には、第一ボルト51(図3参照)を挿通可能に開口する筒状をなす第一ボス41bが設けられている。図7に示すように、第一ボス41bは、第一拡幅部41の後面から後方に膨出している。
例えば、図3に示すように、第一ボス41bの開口に第一ボルト51の軸部を挿通し、リブ23bに設けられた雌ネジ部(不図示)に螺着する。これにより、カバー40の前部を、後方からフォーク支持部23に固定することができる。
<第一覆い部>
図8の側面視で、左右一対の第一覆い部42は、L字状をなしている。図6に示すように、左右一対の第一覆い部42は、それぞれ拡幅部41の左右側部の下端から後方に延びている。左右一対の第一覆い部42は、それぞれ左右一対の下アーム22cの前部上面を覆っている(図3参照)。図6の上面視で、第一覆い部42は、拡幅部41の下端から後方に向かって一様の幅で延びた後、後側ほど幅が狭くなっている。
以下、カバー40を車両に取り付ける前の状態を「初期状態」、カバー40を車両に取り付けた後の状態を「取付状態」ともいう。図8に示すように、初期状態のカバー40は、取付状態のカバー40(図5参照)とは異なる外形を有する。具体的に、初期状態のカバー40の第一覆い部42の後端は、取付状態のカバー40の第一覆い部42の後端よりも下方に位置している。言い換えると、初期状態のカバー40の第一覆い部42の後部は、車両の下アーム22cの前部上面よりも下方に位置している。これにより、取付状態のカバー40の第一覆い部42の後部は、自身の弾性力(復元力)及び自重によって、下アーム22cの前部上面に上方から接するようになっている。
<第二覆い部>
図6に示すように、第二覆い部43は、左右一対の第一覆い部42の車幅方向の間に間隔をあけて配置されている。第二覆い部43は、拡幅部41の中央部の下端からフロントクッションユニット24の下部後端に向けて延びている(図5参照)。図5に示すように、取付状態のカバー40の第二覆い部43は、左右一対の第一覆い部42よりも下方に位置している。
第二覆い部43は、拡幅部41の下端からクランク状に後下方に延びる第一延出部44と、第一延出部44の後端から前下方に延びる第二延出部45と、を備える(図8参照)。
図8に示すように、第一延出部44は、拡幅部41の下端から下方に延びる前方延在部44aと、前方延在部44aの下端から後方に延びる中間延在部44bと、中間延在部44bの後端から後下方に延びる後方延在部44cと、を備える。
第二延出部45は、後方延在部44cの後端から前下方に延びている。側面視で、後方延在部44cと第二延出部45とは、前方を開放するL字状をなしている。図5の側面視で、第二延出部45は、フロントクッションユニット24の軸線方向に沿って延びている。
図3に示すように、第一延出部44は、左右一対の下アーム22cの車幅方向間に収容可能な大きさを有する。図6の上面視で、第一延出部44の前方延在部44aは、左右一対の第一覆い部42の車幅方向の間の間隔よりも小さい幅を有する。図6の上面視で、第一延出部44は、拡幅部41の下端から後方に向かって一様の幅で延びた後、車幅方向外側に凸の弧状をなすように膨出している。第一延出部44の後方延在部44cには、円形状のサスペンション挿通孔44hが設けられている。
図5に示すように、第二延出部45には、第二ボルト52を挿通可能に開口する1つの下部開口45hが設けられている。例えば、第二延出部45の下部開口45hに第二ボルト52の軸部を挿通し、フロントクッションユニット24の下端部の雌ネジ部(不図示)に螺着する。これにより、カバー40の後部を、後方からフロントクッションユニット24の下端部に固定することができる。
<スリット>
図6に示すように、カバー40は、左右一対の第一覆い部42と第二覆い部43との間に、前後方向に延びるスリット48を有する。スリット48の長さは、フロントクッションユニット24の揺動量よりも大きい。スリット48の長さは、カバー40を平面形状に展開したときのスリット48の全長を意味する。例えば、スリット48の長さは、フロントクッションユニット24の最大揺動量(または最大ストローク量)よりも大きいことが好ましい。
ここで、カバー40の前部の固定位置を「前部固定位置」、カバー40の後部の固定位置を「後部固定位置」とする。前部固定位置は、第一ボス41bの開口の中心に相当する。後部固定位置は、第二延出部45の下部開口45hの中心に相当する。例えば、スリット48の長さは、前部固定位置と後部固定位置との間の長さの半分以上とすることが好ましい。前部固定位置と後部固定位置との間の長さは、カバー40を平面形状に展開したときの前部固定位置と後部固定位置との間の距離を意味する。
<作用効果>
以上説明したように、上記実施形態の自動二輪車の前部構造は、前輪操舵軸26の後方かつエンジン4の上方の位置にフロントクッションユニット24が配置され、フロントクッションユニット24は、左右一対の下アーム22cの間に設けられた支軸24bに支持され、前輪操舵軸26とフロントクッションユニット24との間には、左右一対の下アーム22cの間を覆うカバー40が設けられ、カバー40は、左右一対の下アーム22cに対応する左右一対の第一覆い部42と、サスペンション24に対応する第二覆い部43と、を備え、左右一対の第一覆い部42及び第二覆い部43は、それぞれ独立して変位可能である。
この構成によれば、フロントクッションユニット24の要求仕様に応じて周囲の部品レイアウトが変わる場合(例えば、フロントクッションユニット24の上部にアクチュエータ24c等の部品を配置する場合)には、左右一対の第一覆い部42及び第二覆い部43は、それぞれ異なる高さに設定できる。したがって、フロントクッションユニット24のストローク量を保つことができる。
上記実施形態では、第二覆い部43が左右一対の第一覆い部42よりも下方に位置することで、以下の効果を奏する。
第二覆い部43が左右一対の第一覆い部42の高さ以上に位置する場合と比較して、フロントクッションユニット24のストローク量を大きくすることができる。
上記実施形態では、カバー40は、左右一対の第一覆い部42と第二覆い部43との間にスリット48を有することで、以下の効果を奏する。
左右一対の第一覆い部42と第二覆い部43との間に介在部がある場合と比較して、左右一対の第一覆い部42及び第二覆い部43はそれぞれ独立してスムーズに変位可能となる。したがって、フロントクッションユニット24をスムーズにストロークさせることができる。
上記実施形態では、スリット48の長さがフロントクッションユニット24の揺動量よりも大きいことで、以下の効果を奏する。
スリット48の長さがフロントクッションユニット24の揺動量以下の場合と比較して、ストローク量を大きくすることができる。加えて、大型のフロントクッションユニット24を配置することができる。
上記実施形態では、左右一対の第一覆い部42が左右一対の下アーム22cにそれぞれ接していることで、以下の効果を奏する。
左右一対の第一覆い部42が左右一対の下アーム22cの動きにそれぞれ追従するため、左右一対の第一覆い部42によって左右一対の下アーム22cの揺動時に生じる隙間を塞ぐことができる。加えて、下アーム22cの揺動時に第一覆い部42が噛み込まれることを抑制することができる。
上記実施形態では、カバー40は、可撓性を有し、カバー40には、前輪操舵軸26を回動可能に支持する筒状のフォーク支持部23と下アーム22cとに沿うように屈曲する屈曲部40aが設けられていることで、以下の効果を奏する。
カバー40が左右一対の下アーム22cの動きに追従するため、カバー40によって左右一対の下アーム22cの揺動時に生じる隙間を塞ぐことができる。
上記実施形態では、カバー40は、前輪操舵軸26を回動可能に支持する筒状のフォーク支持部23の後部に沿うように上下に延在するとともに車幅方向に拡がる拡幅部41を更に備え、左右一対の第一覆い部42は、それぞれ拡幅41部の左右側部の下端から後方に延びるとともに左右一対の下アーム22cの上面を覆い、第二覆い部43は、左右一対の第一覆い部42の車幅方向の間に間隔をあけて配置され、拡幅部41の中央部の下端からフロントクッションユニット24の下部後端に向けて延びていることで、以下の効果を奏する。
拡幅部41、第一覆い部42および第二覆い部43によって、フロントクッションユニット24の周囲の隙間を可及的に小さくすることができる。
上記実施形態では、第二覆い部43は、拡幅部41の下端から後下方に延びる第一延出部44と、第一延出部44の後端から前下方に延びる第二延出部45と、を備え、第二延出部45は、フロントクッションユニット24の軸線方向に沿って延びていることで、以下の効果を奏する。
フロントクッションユニット24の伸縮に左右されずにカバー40を取り付けることができる。
<変形例>
なお、上記実施形態では、カバー40は、左右一対の第一覆い部42と第二覆い部43との間にスリット48を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー40は、左右一対の第一覆い部42と第二覆い部43との間にスリット48を有しなくてもよい。例えば、左右一対の第一覆い部42と第二覆い部43との間に介在部があってもよい。例えば、カバー40は、左右一対の第一覆い部42と第二覆い部43との間に蛇腹構造を有していてもよい。すなわち、左右一対の第一覆い部42及び第二覆い部43は、それぞれ独立して変位可能であればよい。
上記実施形態では、カバー40の前部が左右一対の第一ボルト51によってフォーク支持部23に固定されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー40の前部が真ん中1つか、3つ以上の複数のボルトによってフォーク支持部23に固定されていてもよい。
上記実施形態では、カバー40の後部が1つの第二ボルト52によってフロントクッションユニット24に固定されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カバー40の後部が2つ以上の複数のボルトによってフロントクッションユニット24に固定されていてもよい。
上記実施形態では、第一固定部材および第二固定部材がボルト(締結部材)である例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、第一固定部材および第二固定部材の少なくとも一方がテープ、リベット及びクリップ等の他の部材であってもよい。
上記実施形態では、フロントクッションユニット24が接続部24kを有する電子制御式サスペンションである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、フロントクッションユニット24が接続部24kを有しない通常のサスペンションであってもよい。
上記実施形態では、フロントフォークがフロントサスペンション機構を構成するフロントスイングアームである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、フロントフォークがテレスコピック式のフロントフォークサスペンション(フロントフォーク)であってもよい。
上記実施形態では、エンジンが水平多気筒エンジンである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、エンジンが並列多気筒エンジン又は単気筒エンジンであってもよい。すなわち、エンジンは種々の形式を採用することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車1(鞍乗り型車両)
4 エンジン(動力源)
22c 下アーム(アーム)
23 フォーク支持部(ホルダ)
24 フロントクッションユニット(サスペンション)
24b 支軸(支持軸)
26 前輪操舵軸(操舵軸)
40 カバー
40a 屈曲部
41 拡幅部
42 第一覆い部
43 第二覆い部
44 第一延出部
45 第二延出部

Claims (8)

  1. 操舵軸(26)の後方かつ動力源(4)の上方の位置にサスペンション(24)が配置され、
    前記サスペンション(24)は、左右一対のアーム(22c)の間に設けられた支持軸(24b)に支持され、
    前記操舵軸(26)と前記サスペンション(24)との間には、前記左右一対のアーム(22c)の間を覆うカバー(40)が設けられ、
    前記カバー(40)は、
    前記左右一対のアーム(22c)に対応する左右一対の第一覆い部(42)と、
    前記サスペンション(24)に対応する第二覆い部(43)と、を備え、
    前記左右一対の第一覆い部(42)及び前記第二覆い部(43)は、それぞれ独立して変位可能であることを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。
  2. 前記第二覆い部(43)は、前記左右一対の第一覆い部(42)よりも下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  3. 前記カバー(40)は、前記左右一対の第一覆い部(42)と前記第二覆い部(43)との間にスリット(48)を有することを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  4. 前記スリット(48)の長さは、前記サスペンション(24)の揺動量よりも大きいことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  5. 前記左右一対の第一覆い部(42)は、前記左右一対のアーム(22c)にそれぞれ接していることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  6. 前記カバー(40)は、可撓性を有し、
    前記カバー(40)には、前記操舵軸(26)を回動可能に支持する筒状のホルダ(23)と前記アーム(22c)とに沿うように屈曲する屈曲部(40a)が設けられていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  7. 前記カバー(40)は、前記操舵軸(26)を回動可能に支持する筒状のホルダ(23)の後部に沿うように上下に延在するとともに車幅方向に拡がる拡幅部(41)を更に備え、
    前記左右一対の第一覆い部(42)は、それぞれ前記拡幅部(41)の左右側部の下端から後方に延びるとともに前記左右一対のアーム(22c)の上面を覆い、
    前記第二覆い部(43)は、前記左右一対の第一覆い部(42)の前記車幅方向の間に間隔をあけて配置され、前記拡幅部(41)の中央部の下端から前記サスペンション(24)の下部後端に向けて延びていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  8. 前記第二覆い部(43)は、
    前記拡幅部(41)の下端から後下方に延びる第一延出部(44)と、
    前記第一延出部(44)の後端から前下方に延びる第二延出部(45)と、を備え、
    前記第二延出部(45)は、前記サスペンション(24)の軸線方向に沿って延びていることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
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