JP2021049704A - 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】振動板および圧電体層におけるクラックの発生を抑制する。【解決手段】液体を吐出するノズルに連通する圧力室と、前記圧力室の壁面の一部を構成する振動板と、前記振動板の面上に設けられる第1電極と、前記1電極の面上に設けられ、平面視において前記圧力室の内側に位置する開口部を有する圧電体層と、前記圧電体層の面上に前記開口部の周縁に沿って設けられ、第2電極を含む電極部とを具備し、平面視において、前記電極部は、第1部分と、前記第1部分と前記開口部との間に位置する第2部分とを含み、前記第2部分は、前記第1部分よりも膜厚が大きい液体吐出ヘッド。【選択図】図4
Description
本発明は、液体吐出ヘッドに関する。
インク等の液体を吐出させる液体吐出ヘッドが従来から提案されている。特許文献1には、ノズルに連通する圧力室内の圧力を変化させる圧電アクチュエータが振動板に形成される構成が開示されている。圧電アクチュエータは、共通電極と、圧力室の中心に対応する穴が形成された圧電体層と、当該穴の周縁に沿った環状の個別電極とを具備する。
特許文献1の技術では、振動板が過剰に変位すると、振動板および圧電体層にクラックが発生する可能性がある。
以上の課題を解決するために、ひとつの態様に係る液体吐出ヘッドは、液体を吐出するノズルに連通する圧力室と、前記圧力室の壁面の一部を構成する振動板と、前記振動板の面上に設けられる第1電極と、前記1電極の面上に設けられ、平面視において前記圧力室の内側に位置する開口部を有する圧電体層と、前記圧電体層の面上に前記開口部の周縁に沿って設けられ、第2電極を含む電極部とを具備し、平面視において、前記電極部は、第1部分と、前記第1部分と前記開口部との間に位置する第2部分とを含み、前記第2部分は、前記第1部分よりも膜厚が大きい。
A:第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る液体吐出装置100の部分的な構成図である。第1実施形態の液体吐出装置100は、液体の一例であるインクの液滴を媒体11に対して吐出するインクジェット方式の印刷装置である。媒体11は、例えば印刷用紙である。ただし、例えば樹脂フィルムまたは布帛等の任意の材質の印刷対象を媒体11として利用してもよい。液体吐出装置100には液体容器12が設けられる。液体容器12はインクを貯留する。例えば、液体吐出装置100に着脱可能なカートリッジ、可撓性のフィルムで形成された袋状のインクパック、または、インクを補充可能なインクタンクが、液体容器12として利用される。なお、液体容器12に貯留されるインクの種類数は任意である。
図1は、第1実施形態に係る液体吐出装置100の部分的な構成図である。第1実施形態の液体吐出装置100は、液体の一例であるインクの液滴を媒体11に対して吐出するインクジェット方式の印刷装置である。媒体11は、例えば印刷用紙である。ただし、例えば樹脂フィルムまたは布帛等の任意の材質の印刷対象を媒体11として利用してもよい。液体吐出装置100には液体容器12が設けられる。液体容器12はインクを貯留する。例えば、液体吐出装置100に着脱可能なカートリッジ、可撓性のフィルムで形成された袋状のインクパック、または、インクを補充可能なインクタンクが、液体容器12として利用される。なお、液体容器12に貯留されるインクの種類数は任意である。
図1に例示される通り、液体吐出装置100は、制御ユニット21と搬送機構22と液体吐出ヘッド23とを具備する。制御ユニット21は、液体吐出装置100の各要素を制御する。搬送機構22は、制御ユニット21による制御のもとで媒体11をY軸に沿って搬送する。
制御ユニット21は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路と半導体メモリー等の記憶回路とを含み、液体吐出装置100の各要素を統括的に制御する。制御ユニット21は「制御部」の例示である。
液体吐出ヘッド23は、液体容器12から供給されるインクを、制御ユニット21による制御のもとで複数のノズルから媒体11に吐出する。図1に例示される通り、第1実施形態の液体吐出ヘッド23は、Y軸に交差するX軸に沿って長尺なラインヘッドである。すなわち、X軸の方向における媒体11の全範囲にわたり複数のノズルが分布する。搬送機構22による媒体11の搬送に並行して液体吐出ヘッド23が媒体11にインクを吐出することで、媒体11の表面には任意の画像が形成される。
図2は、液体吐出ヘッド23の構成を例示する模式図である。図2に例示される通り、液体吐出ヘッド23は、複数のノズルNと複数の圧力室Cと複数の圧電素子Eとを具備する。圧力室Cおよび圧電素子EはノズルN毎に形成される。圧力室Cは、ノズルNに連通する空間である。液体容器12から供給されるインクが液体吐出ヘッド23の複数の圧力室Cに充填される。圧電素子Eは、圧力室C内のインクの圧力を変動させる。具体的には、圧電素子Eは、圧力室Cの壁面を変形させることで当該圧力室Cの容積を変化させる。圧電素子Eが圧力室C内のインクの圧力を変動させることで、当該圧力室C内のインクがノズルNから吐出される。
図2に例示される通り、液体吐出ヘッド23は駆動回路25を具備する。駆動回路25は、制御ユニット21による制御のもとで複数の圧電素子Eの各々を駆動する。第1実施形態の駆動回路25は、圧電素子Eを駆動するための駆動信号COMを複数の圧電素子Eの各々に対して供給する。なお、駆動回路25を液体吐出ヘッド23の外部に設置してもよい。
図3は、液体吐出ヘッド23の平面図である。図4は、図3におけるIV-IV線の断面図であり、図5は、図4におけるV-V線の断面図である。図3に例示される通り、X軸に沿って複数のノズルNが配列される。Z軸の方向からの平面視において圧電素子Eは圧力室Cの周縁に沿って円環状に形成される。各圧電素子Eは、駆動回路25から配線90を介して駆動信号COMが供給される。
図4に例示される通り、液体吐出ヘッド23は、ノズル板46と流路基板32と振動板34とを具備する。流路基板32におけるZ軸の正方向の表面にノズル板46が設置される。他方、流路基板32におけるZ軸の負方向の表面に振動板34が設置される。ノズル板46と流路基板32と振動板34とは、概略的にはY軸に沿って長尺な板状部材であり、例えば接着剤を利用して相互に接合される。
ノズル板46は、複数のノズルNが形成された板状部材である。複数のノズルNの各々は、インクを通過させる円形状の貫通孔である。例えばドライエッチングやウェットエッチング等の半導体製造技術を利用してシリコンの単結晶基板を加工することで、ノズル板46が製造される。ただし、ノズル板46の製造には公知の材料や製法が任意に採用され得る。
流路基板32は、インクの流路を形成するための板状部材である。図4に例示される通り、流路基板32には、供給流路321と圧力室Cと連通流路323とが形成される。供給流路321と圧力室Cと連通流路323とは、ノズルN毎に形成される。供給流路321は、圧力室Cにインクを供給するための流路である。例えば、液体容器12から供給されるインクを貯留する液体貯留室から供給流路321に当該インクが供給される。なお、液体貯留室は、複数のノズルNにわたり共通に形成される。また、流路基板32を複数の層の積層で構成してもよい。
振動板34は、弾性的に振動可能な板状部材である。なお、所定の板厚の板状部材のうち圧力室Cに対応する領域について板厚方向の一部を選択的に除去することで、振動板34の一部または全部を流路基板32と一体に形成してもよい。振動板34は、例えば、シリコン(Si)からなる層と、酸化シリコン(SiO2)からなる層との積層で形成される。振動板34の膜厚は、例えば14μm程度である。なお、膜厚はZ軸の方向における長さである。
図3に例示される通り、圧力室Cは、流路基板32と振動板34との間に位置する空間である。図4に例示される通り、流路基板32におけるZ軸の負方向の表面に形成される。圧力室Cの上面は振動板34により構成される。供給流路321と連通流路323とは、平面視において圧力室Cに重なる。圧力室CとノズルNとは、平面視において重なり、連通流路323を介して相互に連通する。図5に例示される通り、流路基板32には、隔壁Wを介して圧力室Cと隣り合う流路325を具備する。すなわち、相互に隣り合う2つの圧力室Cの間に流路325が形成される。流路325は、圧力室Cにインクを供給するための流路である。なお、流路325は、圧力室Cから排出されたインクを再び圧力室Cに循環させるための流路でもよい。
図4および図5には、圧電素子Eの断面が図示されている。圧電素子Eは、第1電極51と圧電体層53と第2電極52とをZ軸の負方向に積層した積層体である。第1電極51と圧電体層53と第2電極52とは振動板34におけるZ軸の負方向の表面に設置される。第1電極51は、振動板34の面上に設けられ、複数の圧電素子Eにわたり連続する共通電極である。ここで、「要素Aの面上に要素Bが設けられる」とは、要素Aの表面に直接的に要素Bが設けられることと、要素Aと要素Bとの間に他の要素が介在している状態で要素Aの面上に間接的に要素Bが設けられることの双方を包含する。
第1電極51には所定の基準電圧が印加される。例えばインジウム(In)またはイリジウム(Ir)等を含む金属で第1電極51が形成される。具体的には、第1電極51は、各圧力室Cに対応する第1開口部O1を有する。図4に例示される通り、第1開口部O1は、周縁B1で規定される貫通孔である。第1開口部O1は、平面視において圧力室Cの内側に位置する。すなわち、第1開口部O1の周縁B1は、圧力室Cの周縁Bcの内側に位置する。なお、第1開口部O1の周縁B1は第1電極51の内周縁であるとも換言できる。例えば、平面視において圧力室Cの中心を含む領域に重なるように第1開口部O1が形成される。第1電極51の膜厚は、例えば100nm〜300nm程度である。
圧電体層53は、第1電極51の面上に設けられる。複数の圧電素子Eにわたり圧電体層53が形成される。例えばチタン酸ジルコン酸鉛等の強誘電性の圧電材料で圧電体層53が形成される。具体的には、圧電体層53は、各圧力室Cに対応する第2開口部O2を有する。第2開口部O2は「開口部」の例示である。第2開口部O2は、周縁B2で規定される貫通孔である。図3に例示される通り、第2開口部O2は平面視において圧力室Cの内側に位置する。すなわち、図4に例示される通り、第2開口部O2の周縁B2は、圧力室Cの周縁Bcよりも内側に位置する。第1実施形態では、第1電極51の内周縁は、第2開口部O2の周縁B2よりも外側に位置する。圧電体層53は、第1電極51の表面と振動板34の表面とにわたり形成される。なお、第2開口部O2の周縁B2は圧電体層53の内周縁であるとも換言できる。圧電体層53の膜厚は、例えば3μm〜4μm程度である。
図4に例示される通り、第2電極52は、圧電体層53の面上に圧電素子E毎に形成される個別電極である。第2電極52には、圧電素子E毎に駆動信号COMが供給される。図6は、1つの第2電極52に着目した平面図である。具体的には、第2電極52は、圧電体層53の表面に第2開口部O2の周縁B2に沿って環状に形成される。第2電極52は、内周縁B3と外周縁B4とで規定される。内周縁B3は、第2開口部O2の周縁B2に一致する。外周縁B4は、圧力室Cの周縁Bcよりも外側に位置する。すなわち、圧力室Cの周縁Bcは、第2開口部O2の内周縁B3と第2電極52の外周縁B4との間に位置する。ただし、第2電極52の外周縁B4が圧力室Cの周縁Bcよりも内側に位置してもよい。
例えばインジウム(In)またはイリジウム(Ir)等を含む金属で第2電極52が形成される。第2電極52の膜厚は、例えば20nm〜300nm程度である。図4に例示される通り、第1電極51と第2電極52と圧電体層53とが平面視で重なる部分が圧電素子Eとして機能する。圧電素子Eの変形に連動して振動板34が振動すると、圧力室C内のインクの圧力が変動し、圧力室Cに充填されたインクが連通流路323とノズルNとを通過して外部に吐出される。なお、第1電極51を共通電極として第2電極52を圧電素子E毎の個別電極とした構成、または、第1電極51および第2電極52の双方を個別電極とした構成も採用され得る。
第2電極52の面上には第1支持部55が設けられる。第1支持部55は、第2電極52における圧電体層53とは反対側の表面に、第2開口部O2の周縁B2に沿って環状に形成される。第1支持部55は、第2電極52の表面の一部において、当該第2電極52毎に形成される。平面視において圧力室Cに重なるように第1支持部55が形成される。第1支持部55の内周縁は、第2電極52の内周縁B3と一致する。すなわち、第1支持部55の内周縁と第2開口部O2の周縁B2とは一致する。第1支持部55の外周縁B5は、第2電極52の外周縁B4よりも内側に位置する。第1実施形態では、第1支持部55の外周縁B5が圧力室Cの周縁Bcよりも内側に位置する。なお、第1支持部55の外周縁B5が圧力室Cの周縁Bcより外側でもよい。第1支持部55は、例えば金(Au)、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、アルミニウム−銅系合金(Al−Cu)およびアルミニウム−ネオジム系合金(Al−Nd)のうち少なくとも1種類以上の金属を含む。第1実施形態では、第1支持部55が金(Au)を含む。したがって、実際には第1支持部55も電極として機能する。第1支持部55の膜厚は、例えば100nm〜2000nm程度である。
第2電極52および第1支持部55は電極部60を構成する。以上の説明から理解される通り、電極部60は、圧電体層53の面上に第2開口部O2の周縁B2に沿って設けられる。図4および図6に例示される通り、平面視において、電極部60は、第1部分61と第2部分62とを含む。平面視において第1部分61と第2開口部O2の間に第2部分62が位置する。第1部分61は、第2電極52において第1支持部55が積層されていない部分である。すなわち、電極部60のうち第2電極52のみで構成される部分が第1部分61である。平面視において、第2電極52の外周縁B4と第1支持部55の外周縁B5とで規定される領域が第1部分61であるとも換言できる。
他方、第2部分62は、電極部60のうち第2電極52と第1支持部55との積層で構成される部分である。第2部分62の内周縁は、第2電極52の内周縁B3および第1支持部55の内周縁と一致する。すなわち、第2部分62の内周縁は、平面視において第2開口部O2の周縁B2と一致する。平面視において、第1支持部55の外周縁B5と第2電極52の内周縁B3とで規定される領域が第1部分61であるとも換言できる。
図4に例示される通り、第2部分62の膜厚K2は、第1部分61の膜厚K1よりも大きい。具体的には、第2部分62の膜厚K2は、第1部分61の膜厚K1の2倍よりも大きい。第1実施形態では、第2部分62の密度は圧電体層53の密度よりも大きい。ただし、第2部分62の密度が圧電体層53の密度以下であってもよい。
ここで、第2電極52の表面に第1支持部55が設けられない構成(以下「比較例」という)を想定する。比較例では、電極部60が第2電極52のみで構成される。比較例では、振動板34が過剰に変位することで、振動板34および圧電体層53にクラックが発生するという問題がある。クラックが発生すると、水分がクラックに進入することで第1電極51と第2電極52とが相互に導通し、両電極間に電流が流れることで焼損が発生する可能性がある。また、振動板34の過剰な変位により、振動板34と当該振動板34に接合される部材との間における剥離が問題となる。振動板34に接合される部材とは、例えば第1電極51および圧電体層53である。それに対して、第1実施形態では、第1部分61と第2開口部O2の周縁B2との間に位置し、第1部分61よりもZ軸の方向における膜厚が大きい第2部分62が錘として機能するから、振動板34の過剰な変位を抑制することができる。したがって、比較例と比較して、振動板34および圧電体層53におけるクラックの発生が抑制される。また、比較例と比較して、振動板34と当該振動板34に接合される部材との間における剥離が抑制される。
また、第2電極52の表面の全体にわたり第1支持部55が形成される構成では、振動板34の変位が過度に抑制されて吐出量を充分に確保できないという問題がある。それに対して、第1実施形態の構成では、第2電極52の表面の一部に第1支持部55が形成されるから、充分な吐出量を維持しつつ、振動板34の過剰な変位を抑制できる。
特に、振動板34のうち第2開口部O2に重なる領域は変位量が大きく、振動板34が過剰に変位しやすい。第2部分62の内周縁が第2開口部O2の周縁B2に平面視で一致する第1実施形態の構成によれば、振動板34において変位量が特に大きい領域の変位を抑制することができるという利点がある。第1実施形態では、第2部分62の密度が圧電体層53の密度よりも大きく、また、第2部分62の膜厚が第1部分61の膜厚の2倍よりも大きいから、第2部分62における重量を確保しやすい。したがって、振動板34の過剰な変位を抑制することができるという効果が顕著である。Au、Pt、Ir、Al−CuおよびAl−Ndのうち少なくとも1種類以上の金属を第2部分62が含む第1実施形態の構成によれば、第2部分62における重量を確保しやすい。第1実施形態では、特に重いAuを第2部分62が含むから、第2部分62における重量を確保しやすいという効果が顕著である。
第1電極51の内周縁が第2開口部O2の周縁B2よりも外側に位置する第1実施形態の構成によれば、第1電極51の全体が圧電体層53に覆われるから、第2電極52と第1電極51との間において電流がリークすることを低減できる。
B:第2実施形態
第2実施形態を説明する。以下に例示する各態様において機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
第2実施形態を説明する。以下に例示する各態様において機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図7は、第2実施形態に係る液体吐出ヘッド23の断面図である。第2実施形態の液体吐出ヘッド23は、圧電体層53と第2電極52との間に設けられる絶縁体層70を有する。絶縁体層70は、例えば、酸化ケイ素(SiOx)、窒化ケイ素(SiNx)、酸化アルミ(AlOx)、酸化タンタル(TaOx)、または、有機絶縁物等の絶縁材料により形成される。第1実施形態では、例えば複数の圧電素子Eにわたり連続して絶縁体層70が形成される。絶縁体層70の内周縁は第2開口部O2の周縁B2と一致する。絶縁体層70の膜厚は、全体にわたり一定であり、100nm〜2500nm程度である。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。第2実施形態では特に、圧電体層53と第2電極52との間に絶縁体層70が設けられるから、圧電体層53を絶縁体層70で保護することができる。また、絶縁体層70により圧電体層53に印加される電圧が抑制されるから、振動板34の過剰な変位を抑制することができるという効果が顕著である。
C:第3実施形態
図8は、第3実施形態に係る液体吐出ヘッド23の断面図である。第3実施形態の液体吐出ヘッド23は、第2実施形態と同様に、圧電体層53と第2電極52との間に絶縁体層70を具備する。第2実施形態では、絶縁体層70の膜厚は全体にわたり一定であった。それに対して、第3実施形態では、絶縁体層70の膜厚は部分的に相違する。
図8は、第3実施形態に係る液体吐出ヘッド23の断面図である。第3実施形態の液体吐出ヘッド23は、第2実施形態と同様に、圧電体層53と第2電極52との間に絶縁体層70を具備する。第2実施形態では、絶縁体層70の膜厚は全体にわたり一定であった。それに対して、第3実施形態では、絶縁体層70の膜厚は部分的に相違する。
絶縁体層70は、第1絶縁部71と第2絶縁部72とを含む。第1絶縁部71は、絶縁体層70のうち圧電体層53と第1部分61との間に設けられる部分である。絶縁体層70のうち平面視において第1支持部55に重ならない部分が第1絶縁部71であるとも換言できる。第2絶縁部72は、絶縁体層70のうち圧電体層53と第2部分62との間に設けられる部分である。絶縁体層70のうち第1支持部55に重なる部分が第2絶縁部72であるとも換言できる。第2絶縁部72は、第1絶縁部71よりも内側に位置する。第2絶縁部の膜厚K5は、第1絶縁部71の膜厚K4よりも大きい。例えば、第2絶縁部72の膜厚K5は、第1絶縁部71の膜厚K4の2倍よりも大きい。第1絶縁部71の膜厚K4は、例えば100nm〜300nm程度である。第2絶縁部72の膜厚K5は、例えば200nm〜600nm程度である。
第3実施形態においても第2実施形態と同様の効果が実現される。第3実施形態では、
第2絶縁部72の膜厚K5が第1絶縁部71の膜厚K4よりも大きいから、第2絶縁部72における重量を確保しやすい。したがって、振動板34の過剰な変位を抑制することができるという効果が顕著である。第2絶縁部72は、第1絶縁部71よりも第2開口部O2に近い位置にあるから、振動板34において変位量が特に大きい領域の変位を抑制することができるという効果も顕著である。
第2絶縁部72の膜厚K5が第1絶縁部71の膜厚K4よりも大きいから、第2絶縁部72における重量を確保しやすい。したがって、振動板34の過剰な変位を抑制することができるという効果が顕著である。第2絶縁部72は、第1絶縁部71よりも第2開口部O2に近い位置にあるから、振動板34において変位量が特に大きい領域の変位を抑制することができるという効果も顕著である。
D:第4実施形態
図9は、第4実施形態に係る液体吐出ヘッド23の断面図である。図5に相当する断面図が図9である。第3実施形態の電極部60は、第2電極52および第1支持部55に加えて、第2支持部57を含む。振動板34のうち平面視において流路325に重なる領域上に圧電素子Eが形成される場合、圧電素子Eに駆動信号COMが印加されると当該領域も変位することで、流路325内のインクに圧力変動が発生する。流路325内に圧力変動が発生すると、流路325に連通するノズルNに吐出特性に誤差が生じる。吐出特性は、例えば吐出量、吐出方向および吐出速度である。第4実施形態では、振動板34のうち流路325に重なる領域の変位を抑制するために、第2電極52の表面に第2支持部57を設ける。例えば、第1支持部55と第2支持部57とは同層で形成される。
図9は、第4実施形態に係る液体吐出ヘッド23の断面図である。図5に相当する断面図が図9である。第3実施形態の電極部60は、第2電極52および第1支持部55に加えて、第2支持部57を含む。振動板34のうち平面視において流路325に重なる領域上に圧電素子Eが形成される場合、圧電素子Eに駆動信号COMが印加されると当該領域も変位することで、流路325内のインクに圧力変動が発生する。流路325内に圧力変動が発生すると、流路325に連通するノズルNに吐出特性に誤差が生じる。吐出特性は、例えば吐出量、吐出方向および吐出速度である。第4実施形態では、振動板34のうち流路325に重なる領域の変位を抑制するために、第2電極52の表面に第2支持部57を設ける。例えば、第1支持部55と第2支持部57とは同層で形成される。
第2支持部57は、第2電極52の表面のうち平面視において流路325に重なる部分に形成される。例えば、第2電極52の表面のうち流路325に重なる部分の全体にわたり第2支持部57が形成される。ただし、第2電極52の表面のうち流路325に重なる部分の一部において第2支持部57を形成してもよい。圧電素子E毎に第2支持部57が形成される。以下の説明では、電極部60のうち第2支持部57が形成される部分を第3部分63と表記する。
第1部分61は、第1実施形態と同様に、第2電極52のみで構成される。第2部分62は、第1実施形態と同様に、第2電極52と第1支持部55の積層で構成される。第3部分63は、第2電極52と第2支持部57との積層で構成される。断面視において、第2部分62と第3部分63との間に第1部分61が位置する。第3部分63の膜厚K3は、第1部分61の膜厚K1よりも大きい。例えば、第3部分63の膜厚K3と第2部分62の膜厚K2とは略同じである。
第4実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。第4実施形態では、電極部60が第3部分63を含むから、振動板34のうち流路325に対応する部分における過剰な変位を抑制することができる。したがって、振動板34および圧電体層53におけるクラックの発生が抑制される。また、圧電素子Eが駆動するときに流路325内に発生する圧力変動を抑制できる。したがって、流路325に連通するノズルNに吐出特性の誤差が発生することを低減できる。第4実施形態の構成は、第2実施形態および第3実施形態にも適用できる。
E:変形例
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。前述の各形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。前述の各形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)図10は、変形例に係る液体吐出ヘッド23の断面図である。図10に例示される通り、液体吐出ヘッド23が絶縁膜80を具備してもよい。絶縁膜80は、例えば液体吐出ヘッド23の表面を覆うように形成される。具体的には、絶縁膜80は、圧電体層53と第2電極52と第1支持部55との表面および側面を覆う。したがって、第2開口部O2の内壁面も絶縁膜80により覆われる。例えば、絶縁膜80は、酸化ケイ素(SiOx)、窒化ケイ素(SiNx)、酸化アルミ(AlOx)、酸化タンタル(TaOx)、または、有機絶縁物等の絶縁材料により形成される。第2開口部O2の内壁面が絶縁膜80で覆われるから、当該内壁面の耐水性が向上し、第1電極51と第2電極52との間において水分を介して電流がリークすることを低減できる。
(2)前述の各形態では、第2電極52の内周縁B3が第2開口部O2の周縁B2と一致する構成を例示したが、図11に例示される通り、第2電極52の内周縁B3が第2開口部O2の周縁B2よりも外側に位置してもよい。すなわち、第2部分62の内周縁が、平面視において第2開口部O2の周縁B2よりも外側に位置してもよい。
(3)前述の各形態では、第1電極51の内周縁が第2開口部O2の周縁B2よりも外側に位置する構成を例示したが、図12に例示される通り、第1電極51の内周縁が第2開口部O2の周縁B2に一致してもよい。すなわち、第1開口部O1と第2開口部O2とが平面視において一致する。なお、第1電極51の内周縁が第2開口部O2の周縁B2よりも内側に位置してもよい。
(4)前述の各形態では、第1支持部55の外周縁B5が圧力室Cの周縁Bcよりも内側に位置する構成を例示したが、図13に例示される通り、第1支持部55の外周縁B5が圧力室Cの周縁Bcよりも外側に位置してもよい。すなわち、第2部分62の外周縁が圧力室Cの周縁Bcよりも外側に位置してもよい。
(5)前述の各形態では、第2電極52の内周縁B3が第1支持部55の内周縁に一致する構成を例示したが、図14に例示される通り、第2電極52の内周縁B3と第1支持部55の内周縁B6とが相違してもよい。例えば、第2電極52の内周縁B3が第2開口部O2の周縁B2よりも外側に位置し、第1支持部55の内周縁B6が第2開口部O2の周縁B2に一致する。第1支持部55の外周縁B5は、第2電極52の内周縁B3よりも外側に位置する。すなわち、第1支持部55は、圧電体層53の表面に形成される部分と、第2電極52の表面に形成される部分とを含む。第1部分61は、前述の各形態と同様に、第2電極52のみで構成される。他方、第2部分62は、電極部60のうち平面視において第1支持部55が形成される領域である。前述の各形態と同様に、第2部分62の膜厚K2は第1部分61の膜厚K1よりも大きい。
図15に例示される通り、第1支持部55の内周縁B6が第2開口部O2の周縁B2よりも外側に位置し、第2電極52の内周縁B3が第2開口部O2の周縁B2に一致してもよい。第2部分62は、電極部60のうち第2電極52と第1支持部55との積層で構成される部分である。すなわち、電極部60は、第2開口部O2の周縁B2と第2部分62との間に第2電極52のみで構成される部分を含む。以上の説明から理解される通り、電極部60は、第1部分61と第2部分62とは異なる部分を、当該第1部分61および第2部分62に加えて含んでもよい。
(6)前述の各形態では、第2電極52と第1支持部55とを別体で形成したが、図16に例示される通り、第1支持部55を第2電極52と一体に形成してもよい。以上の説明から理解される通り、平面視において第1部分61と第2開口部O2の周縁B2との間に位置し、第1部分61よりも膜厚が大きい部分が第2部分62として包括的に表現される。第2部分62の構成は任意である。すなわち、第2部分62を積層で構成してもよいし、単層で形成してもよい。なお、第4実施形態においては第2支持部57も第2電極52と同層で形成してもよい。
(7)前述の各形態では、電極部60を第2電極52と第1支持部55との積層で構成したが、電極部60の構成は任意である。例えば、図17に例示される通り、第2電極52および第1支持部55とは異なる中間層59を、当該第2電極52および当該第1支持部55に加えて電極部60が含んでもよい。電極部60は、第2電極52と第1支持部55との間に、例えばニクロム(NiCr)で形成される中間層59を含む。なお、中間層59は、第2電極52の表面の全体にわたり形成してもよいし、第2電極52の表面のうち第1支持部55に重なる領域にのみ形成してもよい。
(8)前述の各形態では、第1支持部55を金属で形成したが、例えば、酸化ケイ素(SiOx)、窒化ケイ素(SiNx)、酸化アルミ(AlOx)、酸化タンタル(TaOx)、または、有機絶縁物等の絶縁材料で第1支持部55を形成してもよい。同様に第2支持部57も絶縁材料で形成してもよい。
(9)前述の各形態では、第2電極52の表面に第1支持部55を形成したが、図18に例示される通り、圧電体層53の表面に第1支持部55を形成し、当該第1支持部55の表面を覆うように第2電極52を形成してもよい。第1支持部55は、圧電体層53の表面において第2開口部O2の周縁B2に沿って形成される。以上の構成においても、第1部分61は、第2電極52のみで構成され、第2部分62は、第1支持部55と第2電極52との積層で構成される。第2部分62の膜厚K2は第1部分61の膜厚K1よりも大きい。
(10)図19は、変形例に係る電極部60の平面図である。前述の各形態では、第1支持部55を第2開口部O2の周縁B2に沿って円環状に形成したが、図19に例示される通り、第1支持部55を第2開口部O2の周縁B2に沿って部分的に形成してもよい。すなわち、第1支持部55を円環状に形成することは必須ではない。
(11)前述の各形態では、複数のノズルNが媒体11の全幅にわたり分布するラインヘッドを例示したが、液体吐出ヘッド23をX軸に沿って往復させるシリアル方式の液体吐出装置にも本発明は適用される。
(12)前述の各形態で例示した液体吐出装置100は、印刷に専用される機器のほか、ファクシミリ装置やコピー機等の各種の機器に採用され得る。もっとも、液体吐出装置の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を吐出する液体吐出装置は、液晶表示パネル等の表示装置のカラーフィルターを形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を吐出する液体吐出装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。また、生体に関する有機物の溶液を吐出する液体吐出装置は、例えばバイオチップを製造する製造装置として利用される。
100…液体吐出装置、11…媒体、12…液体容器、21…制御ユニット、22…搬送機構、23…液体吐出ヘッド、25…駆動回路、32…流路基板、321…供給流路、323…連通流路、325…流路、34…振動板、46…ノズル板、51…第1電極、52…第2電極、53…圧電体層、55…第1支持部、57…第2支持部、59…中間層、60…電極部、61…第1部分、62…第2部分、70…絶縁体層、71…第1絶縁部、72…第2絶縁部、90…配線、80…絶縁膜、C…圧力室、E…圧電素子、N…ノズル、O1…第1開口部、O2…第2開口部、W…隔壁。
Claims (12)
- 液体を吐出するノズルに連通する圧力室と、
前記圧力室の壁面の一部を構成する振動板と、
前記振動板の面上に設けられる第1電極と、
前記1電極の面上に設けられ、平面視において前記圧力室の内側に位置する開口部を有する圧電体層と、
前記圧電体層の面上に前記開口部の周縁に沿って設けられ、第2電極を含む電極部とを具備し、
平面視において、前記電極部は、第1部分と、前記第1部分と前記開口部との間に位置する第2部分とを含み、
前記第2部分は、前記第1部分よりも膜厚が大きい
液体吐出ヘッド。 - 前記第2部分の密度は、前記圧電体層の密度よりも大きい
請求項1の液体吐出ヘッド。 - 前記第2部分の内周縁は、平面視において前記開口部の周縁と一致する
請求項1または請求項2の液体吐出ヘッド。 - 前記第1電極の内周縁は、前記開口部の周縁よりも外側に位置する
請求項1から請求項3の何れかの液体吐出ヘッド。 - 前記第2部分の膜厚は、前記第1部分の膜厚の2倍よりも大きい
請求項1から請求項4の何れかの液体吐出ヘッド。 - 前記圧電体層と前記第2電極との間に設けられる絶縁体層を有する
請求項1から請求項5の何れかの液体吐出ヘッド。 - 前記絶縁体層は、
前記圧電体層と前記第1部分との間に設けられる第1絶縁部と、
前記圧電体層と前記第2部分との間に設けられ、前記第1絶縁部よりも膜厚が大きい第2絶縁部とを含む
請求項6の液体吐出ヘッド。 - 前記第2部分に、Au、Pt、Ir、Al−CuおよびAl−Ndのうち少なくとも1種類以上の金属を含む
請求項1から請求項7の何れかの液体吐出ヘッド。 - 前記金属は、Auである
請求項8の液体吐出ヘッド。 - 隔壁を介して前記圧力室と隣り合う流路を具備し、
前記第1電極と前記圧電体層と前記第2電極とは、平面視において前記流路に重なり、
前記電極部は、平面視において前記流路に重なり、前記第1部分よりも膜厚が大きい第3部分を含む
請求項1から請求項9の何れかの液体吐出ヘッド。 - 前記開口部の内壁面を覆う絶縁膜を具備する
請求項1から請求項10の何れかの液体吐出ヘッド。 - 請求項1から請求項11の何れかの液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドを制御する制御部と
を具備する液体吐出装置。
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JP2019174007A JP2021049704A (ja) | 2019-09-25 | 2019-09-25 | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 |
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-
2019
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