JP2021049536A - プレス成形型およびプレス成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製作や維持等に要するコストを低減できる新たなプレス成形型を提供する。【解決手段】本発明は、複数の固定部(12)が配列された基台(1)と、プレス成形される板材(W)に当接してプレス成形品の稜線部の少なくとも一部を形成するフレーム(21)とフレームを支持すると共に固定部に着脱自在なサポータ(22)とを有する型ユニット(2)とを備える。複数または多種の型ユニットを組み合わせることにより、基台上にプレス成形品に応じた様々な形態のフレームワークを形成できる。このフレームワークにより、プレス成形品の稜線部が形成される。また本発明のプレス成形型の場合、一部の型ユニットが損傷しても、その型ユニットだけを補修または交換できる。こうして本発明のプレス成形型によれば、プレス成形型の製作や維持に要するコストや期間・工数を大幅に低減できる。【選択図】図1A

Description

本発明は、プレス成形型等に関する。
自動車や家電製品などには、多くのプレス成形品が用いられている。例えば、自動車ならボディのアウターパネルやインナーパネル等が代表例である。
プレス成形品は、一般的に、板材(素材)を一対の金型(上型と下型)で加圧成形して製造される。金型は、通常、バルク状の鋼材をプレス成形品に応じた所望形状に直彫り加工等して製作され、さらに試作、試打、調整等を繰り返して、漸く完成する。
このようにプレス成形用の金型の製作・完成には、多くの工数、時間および費用がかかる。しかも、従来の金型は、プレス成形品毎に一品一様な工具であった。そこで、金型の製造コスト等を低減できる提案が、例えば、下記の特許文献でなされている。
特開2011−245534号公報
特許文献1は、プレス成形品のフィレット部に対応して設けたフレームのみで構成したプレス金型を提案している。しかし、そのプレス金型も、結局は、プレス成形品毎に一品一様で製作されていることに変わりない。また、金型が損傷したとき、プレス金型全体として、修理や補修が必要となる。このため、特許文献1のようなプレス金型では、依然として、金型の製作コストの低減等を十分には図れない。
本発明はこのような事情に鑑みて為されたものであり、製作や維持等に要するコストの低減を図れるプレス成形型等の提供を目的とする。
本発明者はこの課題を解決すべく鋭意研究した結果、予め用意した型ユニットを組み合わせてプレス成形型を構成することに思い至った。これを発展させることにより、以降に述べる本発明を完成するに至った。
《プレス成形型》
(1)本発明は、複数の固定部が配列された基台と、プレス成形される板材に当接してプレス成形品の稜線部の少なくとも一部を形成するフレームと該フレームを支持すると共に該固定部に着脱自在なサポータとを有する型ユニットと、を備えるプレス成形型である。
(2)本発明のプレス成形型(単に「成形型」ともいう。)は、型ユニットが基台に対して着脱自在である。このため、型ユニットの基台への固定位置や連結する型ユニットの組み合わせを選択・調整することにより、所望する型形状をフレームワークにより簡便に実現できる。
本発明の成形型の場合、基台や型ユニットを汎用しつつ、多様なプレス成形品の製作に対応できる。また、一部の型ユニットが損傷した場合、その型ユニットだけを補修または交換すればよい。従って、本発明の成形型を用いれば、プレス成形に要するコストや期間を大幅に低減し得る。
《プレス成形方法》
本発明は、プレス成形品の製造方法としても把握できる。すなわち、本発明は、上述したプレス成形型を用いて、板材を成形するプレス成形方法(単に「成形方法」ともいう。)でもよい。
プレス成形型の構成例を説明する斜視図である。 継手部の一例を示す拡大図である。 プレス成形型の一例を示す平面図である。 型ユニットを例示する概要図である。 基台の別例を示す平面図である。 プレス成形型の別例を示す斜視図である。 プレス成形品の一例を示す斜視図である。 下型と上型を例示す平面図である。 下型と上型を用いた逐次成形例を示す説明図である。
上述した本発明の構成要素に、本明細書中から任意に選択した一つまたは二つ以上の構成要素を付加し得る。本明細書で説明する内容は、プレス成形型のみならず、プレス成形方法さらにはそれにより得られたプレス成形品にも適宜該当し得る。方法的な構成要素であっても物に関する構成要素ともなり得る。いずれの実施形態が最良であるか否かは、対象、要求性能等によって異なる。
《基台》
(1)固定部
複数の固定部が基台に設けられる。各固定部には、型ユニットのサポータが着脱自在に固定され得る。
固定部は、基台の表面に設けた突起等でもよいし、逆に、基台の表面に設けられた窪みや穴等でもよい。さらに固定部は、サポータに設けた固定具の一方と、着脱自在に嵌合する他方の固定具でもよい。このような固定具として、例えば、配管等の連結に用いられるワンタッチカプラ(ワンタッチジョイント、ワンタッチコネクタ)がある。固定部とサポータのどちらがオス側でもメス側でよい。オス・メスの配置が統一(例えば固定部は全部メス側に統一)されていると、型ユニットの固定作業が容易となる。
固定部とサポータは、着脱自在に嵌合する軸部と穴部でもよい。この場合も、固定部とサポータのどちらが、軸部と穴部でよいが、統一されているとよい。軸部と穴部の間には、固定する高さを決めする段付き等があるとよい。その他、固定部へのサポータの固定は、着脱自在であれば、螺合するボルトとナットによりなされてもよいし、フランジ結合等によりなされてもよい。
固定部とサポータは、型ユニットが基台から安易に落ちたり抜けたりしないような構造を備えるとよい。例えば、上述したワンタッチカプラなら、固定部とサポータの落脱や抜脱が防止される。その他、ロックピンやロックネジ等を固定部とサポータの間に設けてもよい。固定部とサポータが、そのような構造を備えると、本発明の成形型を上型(基台が型ユニットよりも鉛直方向の上側にあるプレス成形型)にも利用し易くなる。また、プレス成形後のワーク(プレス成形品)を取り出す際に、型ユニットの移動等も抑止できる。
基台に設ける固定部の数や配置は、型ユニットのサポータを固定できればよい。通常、基台には複数の固定部が配設される。固定部の配置は、規則的でも不規則的でもよい。規則的な配置として、例えば、碁盤目状配置(隣接する固定部が横方向(X方向)または縦方向(X方向)に関して同位置(XまたはYの座標値が同じ位置)にある配置)でも、千鳥状配置(隣接する固定部が横方向または縦方向に関してズレている配置)がある。基台の汎用性を考慮すると、多数の固定部が、型ユニットのサポータ間隔に応じて、規則的に配置されているとよい。
(2)基台
基台自体は、型ユニットを固定できる固定部を配設できる限り、一体でも複数体(分割体)でもよい。従来の金型の一部を基台としてもよい。つまり、基台と型ユニットの組み合わせだけで成形型が構成されてもよいし、別な金型と協働して成形型が構成されてもよい。後者の場合、例えば、摩耗や損傷等を受け易い金型の部位を、交換容易な型ユニットで構成してもよい。その場合、その金型を基台とし、その金型に設けた固定部に型ユニットを着脱自在とすればよい。
基台が複数体からなる場合、例えば、基台はプレス方向に相対移動し得る複数のステージからなってもよい。各ステージが相対移動できると、一発成形に限らず、逐次成形等も可能となり、プレス成形方法の自由度が拡大する。
《型ユニット》
型ユニットは、板材に接触して、その成形に関与するフレームと、フレームを支持して基台に固定するサポータとを備える。
(1)サポータ
サポータは、フレームの形状に応じて、各型ユニット毎に一つ以上設けられる。フレームの形状に依るが、各型ユニット毎にサポータが2つ以上さらには3つ以上設けられると、型ユニットを安定して基台に保持できる。
サポータは、フレームと基台の間に設けられる他、板材の成形を阻害しない範囲で、フレームから分岐した部位(例えばフレームの中央部から分岐した腕)に設けられてもよい。複数のサポータは、基台の固定部の配置に適合した位置に設けられるとよい。
(2)フレーム
フレームは、プレス成形される板材に当接して、プレス成形品の稜線部の少なくとも一部を形成する。例えば、複数の型ユニットの各フレームが連結されて、その稜線部(またはその一部)を形成する型(フレームワーク)となる。
フレームは、プレス成形品の稜線部を形成できる形状であればよい。稜線部は、プレス成形品を構成する異なる構成面間(例えば、水平面と垂直面の間、円筒面と頂面またはフランジ面の間等)の境界にできる隅部または角部である。これら隅部または角部は、通常、丸め面取りされた曲面部(単に「R部」ともいう。)となっている。
このような稜線部を形成するフレームは、板材に接触する表面(例えば、フレームの一部の表面)の輪郭が曲線状(円弧状、楕円弧状等)であるとよい。フレームは、そのような輪郭(断面)を有しつつ、例えば、直線状または曲線状に延びる棒体となっている。また、フレームは、そのような輪郭(断面)を有しつつ、連続した環体でもよい。環体を構成するフレームは、複数の型ユニットが連結されて構成されてもよいし、一つの型ユニットで構成されてもよい。
(3)継手部
複数の型ユニットを連結して所望形状のフレームワークを構成する場合、各型ユニットは、フレームの少なくとも端部に着脱自在な継手部を有するとよい。継手部により、隣接するフレーム間の連結が容易または確実となる。継手部は、例えば、プレス方向に関して着脱自在であるとよい。さらに継手部は、プレス方向に交差する方向(例えば、垂直な方向や基台の表面に沿う方向)に関して移動が規制されているとよい。これにより、隣接するフレームの連結が安定する。
継手部は、プレス成形を阻害しない形態がよい。例えば、継手部は、連結されるフレーム間内に収容され得るとよい。つまり、継手部が稜線部の形成に関与するフレームの表面から突出しなければよい。逆にいえば、継手部は、フレームの裏側(基台側)に少々突き出てもよい。
《プレス成形型》
本発明の成形型により、上型と下型の少なくとも一方、さらにはそれらの一部が構成されるだけでもよい。例えば、上型と下型の一方が本発明の成形型であり、その他方が従来の金型でもよい。さらには、上述したように、従来の金型の一部のみを本発明の成形型としてもよい。
《プレス成形方法》
本発明の成形型を用いたプレス成形方法は、不変なフレームワークによる一発成形でも多段成形でもよい。また、変化するフレームワークによる多段成形さらには逐次成形でもよい。
基台が複数の相対移動可能なステージからなる場合、各ステージ上に形成したフレームワークも相対移動可能となる。この場合、形態や配置が異なるフレームワーク毎に、稼働順序や稼働量(プレス方向の移動量)を調整すれば、プレス成形品の形態自由度や成形性を高めることができる。例えば、板材を中央域から外周域にかけて、順次塑性変形させる逐次成形も可能となる。これにより、プレス成形品の全体における板厚減少量(率)を調整したり、割れを生じずに深く成形したり、稜線部における最大ひずみを低減したりできる。
プレス成形型の具体的な形態例やそれを用いた具体的なプレス成形例を示しつつ、本発明をさらに詳しく説明する。
《プレス成形型》
一実施例であるプレス成形型S1(単に「成形型S1」という。)を構成するベース1(基台)とダイパーツ2(型ユニット)を図1Aに示した。
なお、説明の便宜上、図中に示した方向をX方向、Y方向、Z方向という。X方向:縦方向、Y方向:横方向(左右方向)、Z方向:上下方向ともいう。本実施例では、特に断らない限り、上下方向を鉛直方向とする。本実施例では、代表的な部材または部位について説明し、重複的な符号の表示は省略する。また、既述した部材または部位と同様な部材または部位には、同符号を付して、それらに関する説明等を省略する。
(1)基台と型ユニット
ベース1は、基盤11と基盤11上に等間隔に複数配設された有底円筒状(凹状)の突起12(固定部)を備える。
ダイパーツ2は、断面が略半円形状であるフレーム21と、フレーム21に連なりフレーム21を支持するサポータ22とを備える。
フレーム21は、プレス成形品の稜線方向に延びる棒体からなる。フレーム21の外表面21a(特に、その左側/外側)が素材(板材)と接触してプレス成形品の稜線部を形成する。なお、フレーム21は、図1Aに例示した線分状の棒体に限らず、曲線状や円弧状の棒体でも、閉じた環状体等でもよい。つまり、フレーム21は多種多様であり、プレス成形品に応じて、適切なフレーム21が選択されて用いられる。この点は、サポータ22等についても同様である。
サポータ22は、例えば、フレーム21の裏側(下側)からプレス方向に突出した脚221〜223と、フレーム21の中央から横方向(プレス方向に垂直な内側方向)に延びる腕23と、腕23の裏側(下側)からプレス方向に突出した脚224とからなる。
各脚221〜224の下端部は、ベース1の突起12に嵌入され、各脚221〜224の下端面が突起12の内底部に当接する。こうして各脚221〜224ひいてはフレーム21は、突起12を介して、基盤11の所定位置(座標)に固定される。なお、サポータ22は、図1Aに例示した他、フレーム21の形態に応じて、各脚の配置や数が調整され得る。
ダイパーツ2は、さらに、フレーム21の両端側(X方向の端側)に、オス継手241とメス継手242(両者を合わせて「継手24」という。)を有する。オス継手241は、図1Bに示したように、上下方向(Z方向/プレス方向)に突き出た台形状の突起である。メス継手242は、オス継手241に上下方向から嵌合する形状の窪みからなる。オス継手241とメス継手242は、上下方向の移動(着脱)を許容するが、縦方向や横方向の移動は拘束する。
(2)成形型
ベース1上に、直線状、曲線状または円弧状をした複数のダイパーツ2を組み合わせて、環状のフレームワークF1を形成した場合の成形型S1を図1Cに示した。このようなフレームワークF1により、その形状に応じた稜線部が形成される。
フレームワークF1を形成する際に用いた各ダイパーツ2を図2Aに示した。ベース1への各ダイパーツ2の固定(連結)には、例えば、図2Aに併せて示したワンタッチカプラ3を用いてもよい。具体的にいうと、ベース1の突起12にオス側であるプラグ31を取り付け、ダイパーツ2のサポータ22の脚221等にメス側であるソケット32を取り付ける。これにより、ベース1とダイパーツ2は、プラグ31とソケット32により、ワンタッチで着脱自在となる。
ベース1に設ける突起12の配置は、図1Aや図1Cに示した枡目状(碁盤目状)でもよいし、図2Bに示したような千鳥状でもよい。いずれの場合でも、突起12の間隔や配置と、サポータ22の脚の間隔や配置とが、整合しているとよい。
《プレス成形》
ベース1上に種々のダイパーツ2を固定して、フレームワークF21とフレームワークF22(両者を合わせて「フレームワークF2」という。)を構成した成形型S2を図3Aに示した。
その成形型S2とそれに整合する別な型とを、それぞれ下型と上型として、板材をプレス成形すると、例えば、図3Bに示すようなプレス成形品Pが得られる。プレス成形品Pの各稜線は、フレームワークF21、F22によりそれぞれ形成される。
《逐次成形》
ベース1上に複数のダイパーツ2を固定して製作した下型Lと上型Uを用いて、板材Wから円形皿状(盆状)のプレス成形品P2を逐次成形する場合を図4Aと図4Bに示した。
図4Aに示すように、下型Lは、3重の同心円からなるフレームワークL1、L2、L3を有する。下型Lを構成するベースは、フレームワークL1、L2、L3をそれぞれ固定する3つのステージLS1、LS2、LS3を有する。最外周側にあるステージLS3は不動であるが、ステージLS1とステージLS2は、ステージLS3に対してプレス方向(紙面に垂直な方向/上下方向)に独立して可動である。
上型Uは、3重の同心円からなるフレームワークU1、U2、U3を有する。上型Uを構成するベースは、フレームワークU1、U2、U3をそれぞれ固定する3つのステージUS1、US2、US3を有する。最外周側にあるステージUS3は不動であるが、ステージUS1とステージUS2は、ステージUS3に対してプレス方向(紙面に垂直な方向/上下方向)に独立して可動である。
下型LのフレームワークL3と上型UのフレームワークU3は同径であり、板材Wを上下から挟持し得る。つまり、これらはブランクホルダとして機能する。一方、下型LのフレームワークL1、L2と上型UのフレームワークU1、U2は、それぞれが異径であり、板材Wに沿って交互に配置される。
下型Lと上型Uを用いて板材Wを逐次成形する過程を、図4Bを参照しつつ説明する。先ず、フレームワークL1〜L3の上下位置(Z座標)を揃える。同様に、フレームワークU1〜U3の上下位置(Z座標)も揃える。この状態で、板材Wを下型Lと上型Uで挟持する(ステップ1)。
ステップ2で、板材Wの最も中央に位置するフレームワークL1だけを所定量だけ上昇(Z方向へ正変位)させる。これにより板材Wの中央域が曲げ伸ばしされて、ハット状に変形する。
ステップ3で、フレームワークL1を所定量だけ下降(Z方向へ負変位)させると共に、フレームワークL1に隣接する外周上側にあるフレームワークU1も所定量だけ下降(Z方向へ負変位)させる。これにより板材Wの変形域が、中央域から外周域へ拡張される。
ステップ4で、フレームワークL1およびフレームワークU1を所定量だけ上昇(Z方向へ正変位)させると共に、フレームワークU1に隣接する外周下側にあるフレームワークL2を所定量だけ上昇(Z方向へ正変位)させる。これにより板材Wの変形域がさらに外周域へ拡張される。
ステップ5で、フレームワークL1、U1およびL2を所定量だけ下降(Z方向へ負変位)させると共に、フレームワークL2に隣接する外周上側にあるフレームワークU2を所定量だけ下降(Z方向へ負変位)させる。これにより板材Wの変形域が所望する外縁域まで拡張され、プレス成形品P2が得られる。
このように、板材Wを中央域から外周域へ順に曲げ伸ばししつつ成形すると、材料が中央域から外周域へ流動して板厚減少の均一化が図られ、変形量(例えば深さ)を大きくしても、外縁部(稜線部)における割れ等が抑制される。
1 ベース(基台)
11 基盤
12 突起(固定部)
2 ダイパーツ(型ユニット)
21 フレーム
22 サポータ
S1 プレス成形型
F1 フレームワーク
W 板材
P プレス成形品

Claims (6)

  1. 複数の固定部が配列された基台と、
    プレス成形される板材に当接してプレス成形品の稜線部の少なくとも一部を形成するフレームと該フレームを支持すると共に該固定部に着脱自在なサポータとを有する型ユニットと、
    を備えるプレス成形型。
  2. 前記型ユニットは、前記フレームの端部に着脱自在な継手部を有する請求項1に記載のプレス成形型。
  3. 前記継手部は、プレス方向に関して着脱自在であり、連結される前記フレーム間内に収容され得る請求項2に記載のプレス成形型。
  4. 前記基台は、プレス方向に相対移動し得る複数のステージからなる請求項1〜3のいずれかに記載のプレス成形型。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のプレス成形型を用いて、板材を成形するプレス成形方法。
  6. 請求項4に記載のプレス成形型を用いて、板材の中央域から外周域へ逐次成形するプレス成形方法。
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