JP2021049340A - 牽引ワイヤを操作するための機構 - Google Patents

Abstract

【課題】カテーテルの遠位部分を偏向させるための機構を含むカテーテルを提供する。【解決手段】カテーテル１０は、第１のねじを含む偏向ノブ２０と、第１のねじに連結された第２のねじを含むロッドと、ロッドに接続された牽引ワイヤと、を備え得る。ロッドは、ポケット内に固定され、かつ牽引ワイヤの近位端に取り付けられ得る、接合特徴部を介して、牽引ワイヤが接続され得るポケットを付加的に含み得る。接合特徴部は、牽引ワイヤの近位端に接合された、例えば、圧着された第１のフェルールと、ポケット内に固定された、例えば、結合され、かつ第１のフェルールに接合された、例えば、圧着された第２のフェルールと、を備え得る。【選択図】図１

Description

（関連出願の相互参照）
本出願は、米国特許法第１１９条（ｅ）の下で、２０１９年９月２０日に出願された米国特許仮出願第６２／９０３，５６０号の優先権を主張する。この出願の全内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。

（発明の分野）
本明細書に開示される主題は、カテーテルの遠位部分を偏向させるための機構に関する。

人間工学的改善などのカテーテル偏向技術及びそれに対する改善は、依然として、医学分野における継続的な懸念事項である。

カテーテルの遠位部分を偏向させるための機構を含むカテーテルが開示される。カテーテルは、第１のねじを含む偏向ノブと、第１のねじに連結された第２のねじを含むロッドと、ロッドに接続された牽引ワイヤと、を備え得る。ロッドは、第２のねじが配置され得る近位部分と、牽引ワイヤが接続され得る遠位部分と、を備え得る。したがって、第２のねじは、ロッドの外側表面上に配置され得る。様々な実施形態では、第１のねじは、雌ねじを備え得、第２のねじは、雄ねじを備え得る。代替的な実施形態では、第１のねじは、雄ねじを備え得、第２のねじは、雌ねじを備え得る。

ロッドの遠位部分は、牽引ワイヤが接続され得るポケットを含み得る。具体的には、接合特徴部は、ポケット内に固定され得、かつ牽引ワイヤの近位端に取り付けられ得る。接合特徴部は、牽引ワイヤの近位端に接合された、例えば、圧着された第１のフェルールを備え得る。接合特徴部はまた、ポケット内に固定された、例えば、結合され、かつ第１のフェルールに接合された、例えば、圧着された第２のフェルールを備え得る。好ましい実施形態では、第１のフェルールは、ステンレス鋼を含み、第２のフェルールは、真鍮を含む。

偏向ノブは、好ましくは、第１のねじが表面上に配置され得るように、かつロッドの近位部分が長手方向ボアを通って配置され得るように、表面を有する長手方向ボアを含む。偏向ノブ及びロッドは、カテーテルのハンドル内にサブアセンブリの構成要素として組み込まれ得る。サブアセンブリは、静止構成要素、例えば、カラーを付加的に含み得る。カテーテルのカテーテル本体は、近位端において静止構成要素に接続され、偏向可能な遠位端において牽引ワイヤの遠位端に接続され得る。付加的に、ロッドは、内部通路を通って内部通路を画定し得、その結果、カテーテル（例えば、灌注チューブ、リードワイヤ）の更なる構造体が内部通路を通って延在し得る。

したがって、カテーテルは、カテーテルのカテーテル本体の遠位端が偏向され得る方法及び変形に従って使用され得る。このような方法は、偏向ノブを回転させることと、ロッドを並進させることと、牽引ワイヤを変位させることと、を含み得る。偏向ノブを回転させる工程は、ロッドを並進させ、牽引ワイヤを変位させる工程を生じさせ得る。

本明細書は、本明細書において説明される主題を具体的に指摘し、かつ明確にその権利を特許請求する、特許請求の範囲により完結するが、本主題は、以下の特定の実施例の説明を添付図面と併せ読むことでよりよく理解されるものと考えられ、図面において同様の参照符号は同じ要素を特定する。
カテーテル本体と、偏向ノブを有するハンドルと、を有する、カテーテルを描写する。 図１のカテーテル本体のセグメントの断面を描写する。 カテーテルハンドルのサブアセンブリの概略図を描写する。 図３の「詳細４」と標識された円によって示される、図３のサブアセンブリの遠位端の詳細図を描写する。 図３のサブアセンブリの分解図を描写する。 図３のサブアセンブリのノブ構成要素の断面図を描写する。

以下の詳細な説明は、図面を参照しながら読まれるべきものであり、異なる図面における同様の要素には同一に付番されている。図面は、必ずしも縮尺どおりとは限らず、選択された実施形態を示しており、本発明の範囲を限定するようには意図されていない。詳細な説明は、本発明の原理を限定するものではなく一例として例証するものである。この説明により、当業者が本発明を作製及び使用することが明確に可能になり、本発明を実施する最良の形態であると現時点において考えられるものを含む、本発明のいくつかの実施形態、適用、変形、代替、及び使用が説明される。

本明細書で任意の数値又は数値の範囲について用いる「約」又は「およそ」という用語は、構成要素の部分又は構成要素の集合が、本明細書において説明されるその意図された目的に沿って機能することを可能とする、好適な寸法の許容誤差を示すものである。より具体的には、「約」又は「およそ」は、挙げられた値の±１０％の値の範囲を指し得、例えば、「約９０％」は、８１％〜９９％の値の範囲を指し得る。更に、本明細書で使用するとき、「患者」、「ホスト」、「ユーザ」、及び「対象」という用語は、任意のヒト又は動物対象を指し、システム又は方法をヒトにおける使用に限定することを意図していないが、ヒト患者における本発明の使用は、好ましい実施形態を表す。

図１は、近位端１４及び遠位端１６をそれぞれ有する細長いカテーテル本体１２を含むカテーテル１０を示す。制御ノブ２０を含む制御ハンドル１８は、カテーテル本体の近位端に配置され得る。図２に見られるように、カテーテル本体１２は、軸方向又は中央内腔２２を有する、細長い管状構造体を備える。カテーテル本体１２は、可撓性、すなわち、偏向可能であるが、その長さに沿って実質的に非圧縮性である。カテーテル本体１２は、任意の好適な構造であり得、任意の好適な材料で作製され得る。現時点における好ましい構造は、ポリウレタン又はＰＥＢＡＸ（登録商標）で作製された外壁２４を備える。外壁２４は、カテーテル本体１２のねじり剛性を増加させるために、ステンレス鋼などの埋め込まれた編組メッシュを備え得る。

図２に示されるように、牽引ワイヤ６４は、カテーテル本体１２の内腔２２内に配置され得る。牽引ワイヤ６４は、カテーテルの一部分、例えばカテーテル本体１２の遠位端の偏向のために提供される。したがって、牽引ワイヤ６４は、カテーテル本体１２を通って延在し、その際、カテーテルの遠位端に内腔２２内で取り付けられ得る。牽引ワイヤ６４の近位端は、制御ハンドル１８に、特に、以下に説明するようにノブ２０の移動によって操作され得る構成要素に据え付けられ得る。牽引ワイヤ６４は、ステンレス鋼、コバルトクロム、ベリリウム銅、又はニチノールなどの任意の好適な金属から製作され得る。更に、牽引ワイヤ６４に潤滑性を付与するために、低摩擦材料、例えば、ＴＥＦＬＯＮ（登録商標）でコーティングされ得る。牽引ワイヤ６４は、好ましくは、約０．００６インチ〜約０．０１０インチの範囲の直径を有し得る。

カテーテル本体１２に対する牽引ワイヤ６４の長手方向の移動は、カテーテル本体１２の遠位端の偏向をもたらす。このような移動は、例えば、米国特許第Ｒｅ３４，５０２号及び同第５，８９７，５２９号に説明されているような制御ハンドル１６の好適な操作によって達成され得、その開示全体は、参照により本明細書に組み込まれる。牽引ワイヤ６４に長手方向の移動を付与するための別の機構は、図３〜図６を参照して説明される。

図３は、偏向可能なカテーテルと共に使用するためのハンドル機構のサブアセンブリ１００を示す。サブアセンブリ１００は、制御ノブ１２０、ロッド１２２、及び静止構成要素、例えば、カラー１２４を含む。示されるように、ノブ１２０、ロッド１２２、及びカラー１２４は、各々円筒形の形態を有し、サブアセンブリ１００の長手方向軸１１２を中心に互いに同心円状に配設されている。しかしながら、このような同心性は、開示される主題を実践するために必須ではない。ロッド１２２は、軸１１２を中心としたノブ１２０の回転が、直線運動、すなわち、軸１１２に沿った又は平行なノブ１２０に対するロッド１２２の並進を引き起こすように、制御ノブ１２０に連結され得る。カラー１２４は、軸１１２を中心としたロッド１２２の回転運動を制限するように構成され得るように、ノブ１２０及びロッド１２２に対して静止状態に維持され得る。したがって、ロッド１２２は、ノブ１２０を一方向（例えば、時計回り）に回転させることによりカラー１２４内に引き込むことができ、ノブ１２０を反対方向（例えば、反時計回り）に回転させることによりカラー１２４から押し出すことができる。

ねじは、ノブ１２０に回転力を加えることによってロッド１２２に直線運動を付与するために使用され得る。このような機構はまた、ロッド１２２に加えられた直線力がノブ１２０を回転させることを防止する。明確にするために一部の構成要素が取り除かれたサブアセンブリ１００の分解図である図５に見られるように、雌ねじ１２６は、近位端１４０においてロッド１２２の外側表面１４６上に配置され得る。図６を更に参照すると、雄ねじ１２７は、ノブ１２０の内部表面上に配置され得る。例えば、ノブ１２０は、その中を貫通するボアを画定し得、雄ねじは、ボアの円周の周りに配置され得る。ノブ１２０とロッド１２２とのそれぞれのねじを介した連結により、ノブ１２０の回転によってロッド１２２の直線運動が引き起こされる。当然ながら、雄ねじを有するロッド１２２及び雌ねじを有するノブ１２０を設けることによって、同じ原因及び効果を実現することができる。

ロッド１２２は、ロッド１２２の遠位端１４２の詳細図である、図４に最もよく見られる牽引ワイヤ１６４に接続され得る。接続は、遠位端１４２に接続された接合特徴部１３０を介して実現され得る。好ましくは、接合特徴部１３０は、１つ〜３つのフェルール、例えば、２つのフェルールを含み得る。図４に見られるように、第１のフェルール１３２は、牽引ワイヤ１６４上に取り付けられ、例えば圧着され得、第２のフェルール１３４は、第１のフェルール１３２上に取り付けられ、例えば、圧着され得る。第２のフェルール１３４は、遠位端１４２に形成されたポケット１３６を介してロッド１２２をそこに取り付けることによって、その遠位端１４２に連結され得る。例えば、第２のフェルール１３４は、ポケット１３６内で結合又は接着され得る。好ましい実施形態では、第１のフェルール１３２は、ステンレス鋼から製作され得、第２のフェルール１３４は、真鍮から製作され得る。接合特徴部１３０は、ポケット１３６内の第２のフェルール１３４の表面積が、そうでなければその中に直接取り付けられ得るワイヤ１６４の近位部分の表面積よりも実質的に大きいため、ロッド１２２と牽引ワイヤ１６４との間に堅牢な接合部を提供する。したがって、ポケット１３６と第２のフェルール１３４との間の摩擦力及び他の結合力は、そうでなければ、ワイヤ１６４の遠位部分が、フェルール１３４なしでロッド１２２に直接取り付けられた場合よりも大きい。第１のフェルール１３２はまた、接合部の堅牢性にも寄与する。示されるように、第１のフェルール１３２は、円筒形の形態を有しており、これは、ワイヤ１６４の近位端を挟むことなく、損傷させることなく、又は別の方法で、ワイヤ１６４が破損するまで取り扱い可能である最大引張荷重若しくはサイクル数を低下させる可能性がある応力集中を引き起こすことなく、第１のフェルール１３２がワイヤ１６４の近位端に圧着されることを可能にする。

牽引ワイヤ１６４は、接合特徴部１３０を介してロッド１２２に接続されるので、ノブ１２０の回転によってもたらされるロッド１２２の直線運動は、牽引ワイヤ１６４の対応する直線運動又は変位を引き起こす。牽引ワイヤ１６４を別の物体に接続することによって、ノブ１２０の回転によって引き起こされる牽引ワイヤ１６４の移動によって、その物体が操作され得る。

カテーテル１０のカテーテル本体１２などのカテーテルのカテーテル本体は、その近位端において、例えば、静止構成要素、例えば、カラー１２４に直接的又は間接的に、ハンドルサブアセンブリ１００に接続され得る。好ましくは、カテーテル本体１２の遠位端１４は、例えば、締まり嵌め、接着剤による結合、又はその両方を介した取り付けを可能にするために、カラー１２４の外径よりもわずかに小さい内径を有する。ロッド１２２はカラー１２４を通って前進又は後退され得るため、ロッド１２２の外径は、カラー１２４の内径よりも小さく、ロッド１２２の外径もカテーテル本体１２の内径よりも小さいことを示す。したがって、牽引ワイヤ１６４は、カテーテル本体１２を通って近位端１４からその遠位端１６まで延在し得る。牽引ワイヤ１６４は、例えば、接着継手を介して、カテーテル本体１２の遠位端１６に据え付けられ得る。したがって、牽引ワイヤ１６４を近位に並進させると、カテーテル本体１２の遠位端１６は、例えば、図１に示される点線の形状に向かって偏向する。牽引ワイヤ１６４の後続の遠位並進は、カテーテル１２の遠位端１６をその元の形状に向かって戻させる。

ロッド１２２は、内部を通して内部通路１４４を付加的に画定する。ハンドルサブアセンブリ１００を通過する追加のカテーテル構造体は、通路１４４を通過し得る。例えば、リードワイヤ１４８及び灌注チューブ１５０は、通路１４４を通って配置され得る。

本明細書に図示及び説明されている実施形態により、出願人は、サブアセンブリ１００を含むカテーテル１０などのカテーテルを使用するための方法及びその変形を考案し、その方法は、偏向ノブ（例えば、ノブ１２０）を回転させる工程と、ロッド（例えば、ロッド１２２）を移動させる工程と、牽引ワイヤ（例えば、１６４）を変位させる工程と、を含む。好ましい変形例では、偏向ノブを回転させる工程は、ロッドを並進させる工程と、牽引ワイヤを変位させる工程と、を引き起こし、これにより、カテーテル本体の遠位端を偏向させる。

本明細書において説明されている実施例又は実施形態のいずれも、上で説明されているものに加えて又はそれに代えて様々な他の特徴部を含むことができる。本明細書において説明されている教示、表現、実施形態、実施例などは、互いに対して独立して考慮されるべきではない。本明細書の教示を考慮して、本明細書の教示を組み合わせることができる種々の好適な方法が、当業者には明確になるはずである。

本発明に含有される主題の例示の実施形態について図示及び説明したが、本明細書において説明される方法及びシステムの更なる適用は、特許請求の範囲を逸脱することなく適切な修正により達成され得る。更に、上で説明される方法及び工程が、特定の順序で起こる特定の事象を示している場合、特定の工程は説明される順序で行われる必要はなく、工程が、実施形態がそれらの意図される目的で機能することを可能とするものである限り、任意の順序で行われることを意図している。したがって、本開示の趣旨又は請求項に見出される本発明の同等物の範囲内にある本発明の変形例が存在する範囲では、本特許がこうした変形例をも包含することが意図される。いくつかのこのような修正は、当業者には明らかのはずである。例えば、上で考察される実施例、実施形態、幾何学的特性、材料、寸法、比率、工程などは、例示的なものである。したがって特許請求の範囲は、明細書及び図面に記載される構造及び動作の詳細に限定されるべきではない。

〔実施の態様〕
（１） カテーテルであって、
第１のねじを含む偏向ノブと、
近位部分、遠位部分、及び前記第１のねじに連結されている第２のねじを備える、ロッドと、
前記ロッドの前記遠位部分に接続されている、牽引ワイヤと、を備える、カテーテル。
（２） 前記第２のねじが、前記ロッドの前記近位部分に沿って配置されている、実施態様１に記載のカテーテル。
（３） 前記第２のねじが、前記ロッドの外側表面上に配置されている、実施態様２に記載のカテーテル。
（４） 前記ロッドの前記遠位部分は、前記牽引ワイヤが接続されているポケットを含む、実施態様２に記載のカテーテル。
（５） 前記ポケット内に固定されており、かつ前記牽引ワイヤの近位端に取り付けられている、接合特徴部を更に備える、実施態様４に記載のカテーテル。

（６） 前記接合特徴部が、前記牽引ワイヤの前記近位端に接合された第１のフェルールを備える、実施態様５に記載のカテーテル。
（７） 前記第１のフェルールが、前記牽引ワイヤの前記近位端上に圧着されている、実施態様５に記載のカテーテル。
（８） 前記接合特徴部が、前記ポケット内に固定されており、かつ前記第１のフェルールに接合されている、第２のフェルールを更に備える、実施態様６に記載のカテーテル。
（９） 前記第２のフェルールが、前記第１のフェルール上に圧着されている、実施態様８に記載のカテーテル。
（１０） 前記第２のフェルールが、前記ポケットに結合されている、実施態様８に記載のカテーテル。

（１１） 前記第１のねじが、雌ねじを備える、実施態様１０に記載のカテーテル。
（１２） 前記第２のねじが、雄ねじを備える、実施態様１１に記載のカテーテル。
（１３） 前記第１のねじが、雄ねじを備える、実施態様１０に記載のカテーテル。
（１４） 前記第２のねじが、雌ねじを備える、実施態様１３に記載のカテーテル。
（１５） 前記偏向ノブが、表面を有する長手方向ボアを含み、前記第１のねじが、前記表面上に配置されている、実施態様１０に記載のカテーテル。

（１６） 前記ロッドの前記近位部分の一部分が、前記長手方向ボアを通して配置されている、実施態様１５に記載のカテーテル。
（１７） 前記偏向ノブと、前記ロッドと、静止構成要素と、を含む、ハンドルを更に備える、実施態様１６に記載のカテーテル。
（１８） 前記静止構成要素に接続された近位端と、前記牽引ワイヤの遠位端に接続された偏向可能な遠位端と、を有する、カテーテル本体を更に備える、実施態様１７に記載のカテーテル。
（１９） 前記ロッドが、内部を通る内部通路を画定し、前記カテーテルが、前記内部通路を通って延在する構造体を更に備える、実施態様１８に記載のカテーテル。
（２０） 前記構造体が、灌注チューブを備える、実施態様１９に記載のカテーテル。

（２１） 前記構造体が、ワイヤを備える、実施態様２０に記載のカテーテル。
（２２） 前記第１のフェルールが、ステンレス鋼を含む、実施態様８に記載のカテーテル。
（２３） 前記第２のフェルールが、真鍮を含む、実施態様２２に記載のカテーテル。

Claims (23)

1. カテーテルであって、
   第１のねじを含む偏向ノブと、
   近位部分、遠位部分、及び前記第１のねじに連結されている第２のねじを備える、ロッドと、
   前記ロッドの前記遠位部分に接続されている、牽引ワイヤと、を備える、カテーテル。
2. 前記第２のねじが、前記ロッドの前記近位部分に沿って配置されている、請求項１に記載のカテーテル。
3. 前記第２のねじが、前記ロッドの外側表面上に配置されている、請求項２に記載のカテーテル。
4. 前記ロッドの前記遠位部分は、前記牽引ワイヤが接続されているポケットを含む、請求項２に記載のカテーテル。
5. 前記ポケット内に固定されており、かつ前記牽引ワイヤの近位端に取り付けられている、接合特徴部を更に備える、請求項４に記載のカテーテル。
6. 前記接合特徴部が、前記牽引ワイヤの前記近位端に接合された第１のフェルールを備える、請求項５に記載のカテーテル。
7. 前記第１のフェルールが、前記牽引ワイヤの前記近位端上に圧着されている、請求項５に記載のカテーテル。
8. 前記接合特徴部が、前記ポケット内に固定されており、かつ前記第１のフェルールに接合されている、第２のフェルールを更に備える、請求項６に記載のカテーテル。
9. 前記第２のフェルールが、前記第１のフェルール上に圧着されている、請求項８に記載のカテーテル。
10. 前記第２のフェルールが、前記ポケットに結合されている、請求項８に記載のカテーテル。
11. 前記第１のねじが、雌ねじを備える、請求項１０に記載のカテーテル。
12. 前記第２のねじが、雄ねじを備える、請求項１１に記載のカテーテル。
13. 前記第１のねじが、雄ねじを備える、請求項１０に記載のカテーテル。
14. 前記第２のねじが、雌ねじを備える、請求項１３に記載のカテーテル。
15. 前記偏向ノブが、表面を有する長手方向ボアを含み、前記第１のねじが、前記表面上に配置されている、請求項１０に記載のカテーテル。
16. 前記ロッドの前記近位部分の一部分が、前記長手方向ボアを通して配置されている、請求項１５に記載のカテーテル。
17. 前記偏向ノブと、前記ロッドと、静止構成要素と、を含む、ハンドルを更に備える、請求項１６に記載のカテーテル。
18. 前記静止構成要素に接続された近位端と、前記牽引ワイヤの遠位端に接続された偏向可能な遠位端と、を有する、カテーテル本体を更に備える、請求項１７に記載のカテーテル。
19. 前記ロッドが、内部を通る内部通路を画定し、前記カテーテルが、前記内部通路を通って延在する構造体を更に備える、請求項１８に記載のカテーテル。
20. 前記構造体が、灌注チューブを備える、請求項１９に記載のカテーテル。
21. 前記構造体が、ワイヤを備える、請求項２０に記載のカテーテル。
22. 前記第１のフェルールが、ステンレス鋼を含む、請求項８に記載のカテーテル。
23. 前記第２のフェルールが、真鍮を含む、請求項２２に記載のカテーテル。

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