JP2021049074A - ヘアードライヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】送風ファンのファンブレードで生じる風切り音の騒音レベルを減少させて、送風ファンの駆動に伴う運転騒音を低減する。【解決手段】ヘアードライヤーは、本体ケース1の通風路3の吸込口4寄りに配置される送風ユニット6と、送風ユニット6の通風路3下流側に配置される熱源ユニット7と、を備える。送風ユニット6は、乾燥風を生起する送風ファン24と、送風ファン24を回転駆動するファンモータ25とを含む。送風ファン24は、ファンモータ25の出力軸29が連結されるハブ30と、ハブ30の回転中心の周囲に放射状に配置される複数個のファンブレード31とを備える。そして、送風ファン24と吸込口4との間の通風路3に、吸込口4と正対する側からみたファンブレード31の回転軌跡に臨む状態で、ファンブレード31で生じ吸込口4側に放散される風切り音を送風ファン24側へ反射させる、遮音壁41および遮音体42を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、ヘアードライヤーにおいて、送風ファンの駆動に伴う運転騒音の低減を図る技術に関する。
ヘアードライヤーにおいて、送風ファンの駆動に伴って吸込口側で生じる運転騒音は、吸込口から送風ファンに至る空気の吸込音と、送風ファンのファンブレードで生じる風切り音とに大別できる。両運転騒音は、いずれも空気の流れの中に生じる渦流に起因するものであるが、このうち空気の吸込音の騒音レベルを減少させる手段として、吸込口から送風ファンに至る空気を円滑に流動案内する、換言すれば、吸込口から送風ファンに至る空気の流れに渦流が発生するのを抑制するためのベルマウス構造を、吸込口と送風ファンと間に設けることが例えば特許文献1に開示されている。特許文献1のヘアードライヤーでは、吸込口から送風ファン(ファン)までの通風路に、それぞれフィルタ要素とフィルタ枠とで構成される第1から第3のフィルタが配置されており、第2フィルタのフィルタ枠に、第1フィルタ側へ向かってベルマウス状に拡開する吸風ガイド面が設けられている。各フィルタ要素は、パンチングメタルあるいは合成樹脂製の単糸を平織りして形成した網体からなる。
特開2012−20036号公報
特許文献1のヘアードライヤーでは、吸風ガイド面で吸込口から送風ファンに至る空気の流れに渦流が発生するのを抑制できるので、空気の吸込音の騒音レベルを減少させることができる。また、送風ファンのファンブレードで生じる風切り音の一部は、吸込口と送風ファンとの間に介在する第1から第3のフィルタの各フィルタ要素に遮られて、送風ファン側に反射されるので、騒音レベルが若干減少される。しかし、パンチングメタルあるいは網体などの多孔板体からなる各フィルタ要素による反射は十分ではなく、風切り音の低減という点で改良の余地があった。
本発明は、送風ファンのファンブレードで生じる風切り音の騒音レベルを減少させて、送風ファンの駆動に伴う運転騒音を低減することを目的とする。
本発明のヘアードライヤーは、一端に吸込口4を有し、他端に吹出口5を有する通風路3が内部に設けられる本体ケース1と、通風路3の吸込口4寄りに配置される送風ユニット6と、送風ユニット6の通風路3下流側に配置される熱源ユニット7とを備える。送風ユニット6は、乾燥風を生起する送風ファン24と、送風ファン24を回転駆動するファンモータ25とを含む。送風ファン24は、ファンモータ25の出力軸29が連結されるハブ30と、ハブ30の回転中心の周囲に放射状に配置される複数個のファンブレード31とを備えている。そして、送風ファン24と吸込口4との間の通風路3に、吸込口4と正対する側からみたファンブレード31の回転軌跡に臨む状態で、遮音壁41および遮音体42が設けられていることを特徴とする。
遮音壁41が、中央に通気開口45を有する扁平板状に形成されている。遮音体42が、遮音壁41および通気開口45と向かい合う、多数の通風孔56を備える多孔平板57で構成されている。
遮音壁41と遮音体42は密接する状態で配置されている。遮音体42が、通気開口45を跨ぐように設けた支持桟53で支持されている。
遮音壁41と遮音体42とが、不離一体的に接合されている。
遮音壁41に接する遮音体42の単位面積当たりの開口率が、通気開口45に臨む遮音体42の単位面積当たりの開口率よりも小さく設定されている。
送風ファン24と対向する遮音壁41の壁面に、通気開口45に流入する空気を送風ファン24へ向かって流動案内し、送風ファン24から送給された乾燥風が通気開口45の側へ逆流するのを防止する導風筒46が膨出形成されている。
遮音壁41と導風筒46とが、吸込口4の側へ向かって拡開するベルマウス部47を介して滑らかに連続されている。
通気開口45に臨むベルマウス部47のガイド壁面48が単一円弧状に形成されている。ガイド壁面48と遮音壁41の吸込口4側の入口面49とが滑らかに連続されている。
本体ケース1は、一対の半割体14・15を蓋合わせ状に接合して構成される筒ケース16と、筒ケース16の吸込口4側の端部に外嵌するキャップ筒18とを備えている。遮音壁41が、筒ケース16の吸込口4側の端部で挟持支持されている。
キャップ筒18の一端は、筒ケース16から突出されている。多孔板からなる吸込グリル21が、筒ケース16の突出端側の開口に嵌め込み装着されている。
キャップ筒18が、筒ケース16に対して着脱可能に設けられている。
各半割体14・15は、筒壁19と、筒壁19の吸込口4側の端部から内向きに伸びる覆壁20とを含む。遮音壁41は、一対の覆壁20・20の先端縁で挟持支持されている。一対の半割体14・15を接合したとき、一対の覆壁20・20が、部分球面壁で椀状に形成されている。
本発明のヘアードライヤーにおいては、送風ファン24と吸込口4との間の通風路3に、吸込口4と正対する側からみたファンブレード31の回転軌跡に臨む状態で、遮音壁41および遮音体42を設けるようにした。こうしたヘアードライヤーによれば、ファンブレード31で生じ吸込口4側へ放散される風切り音を、二重に配した遮音壁41と遮音体42とで送風ファン24の側へ反射させることができるので、風切り音が吸込口4から直接外部に漏出するのを抑制できる。また、遮音壁41と遮音体42で反射された風切り音を、遮音壁41および遮音体42と送風ファン24との間で互いに干渉させて減衰させることができるので、その音圧を低下させることができる。従って、本発明によれば、送風ファン24のファンブレード31で生じる風切り音の騒音レベルを減少させて、送風ファン24の駆動に伴う運転騒音を低減することができる。
遮音壁41が、中央に通気開口45を有する扁平板状に形成されていると、送風ファン24への流路を確保しながら、扁平板状の遮音壁41で風切り音を送風ファン24側へ向かって確実に反射させ、騒音レベルを減少させることができる。また、遮音体42が、遮音壁41および通気開口45と向かい合う、多数の通風孔56を備える多孔平板57で構成されていると、吸込口4から通気開口45への空気の流路を確保しつつ、通気開口45と向かい合う部分、すなわちファンブレード31の回転軌跡の内側部分に臨む遮音体42で風切り音の一部を減衰して騒音レベルを減少させることができる。また、遮音体42が吸込口4から吸込まれた空気をろ過するフィルタとして機能するので、通風路3内に塵埃等が入り込むのを防止できる。
遮音壁41と遮音体42とは密接する状態で配置されており、遮音体42が、通気開口45を跨ぐように設けた支持桟53で支持されていると、例えば遮音体42が可撓性を有する場合でも、通気開口45に臨む遮音体42が送風ファン24側に引き込まれて撓み変形するのを支持桟53で阻止できるので、遮音体42の形状を維持できる。これにより、遮音体42が振動することによる騒音の発生を防止できる。
遮音壁41と遮音体42とが、不離一体的に接合されていると、より確実に遮音体42の形状を維持できるので、遮音体42が振動することによる騒音の発生を確実に防止できる。
遮音壁41に臨む遮音体42の単位面積当たりの開口率が、通気開口45に臨む遮音体42の単位面積当たりの開口率よりも小さく設定されていると、遮音壁41に臨む遮音体42部分では、風切り音を十分に反射させることができ、また、通気開口45に臨む遮音体42部分では、当該部分を通過する空気の流量を十分に確保することができる。
送風ファン24と対向する遮音壁41の壁面に、通気開口45に流入する空気を送風ファン24へ向かって流動案内し、送風ファン24から送給された乾燥風が通気開口45の側へ逆流するのを防止する導風筒46が膨出形成されていると、通気開口45を通過した空気を導風筒46でファンブレード31へと案内して、送風ファン24と通気開口45との間で渦流が発生するのを抑制できるので、空気の吸込音を低減できる。また、導風筒46で通気開口45を通過した空気と送風ファン24で生起された乾燥風とが干渉するのを阻止して、ファンブレード31部分で渦流が発生するのを抑制できるので、ファンブレード31で生じる風切り音を低減できる。
遮音壁41と導風筒46とが、吸込口4の側へ向かって拡開するベルマウス部47を介して滑らかに連続されていると、遮音壁41と導風筒46との接続部分で渦流が発生するのを抑制できるので、空気の吸込音をより低減できる。また、ベルマウス部47で導風筒46へと空気が吸入される際の圧力損失を低減できるので、吹出口5から吹出される乾燥風の風速が低下するのを防止できる。
通気開口45に臨むベルマウス部47のガイド壁面48が単一円弧状に形成されており、ガイド壁面48と遮音壁41の吸込口4側の入口面49とが滑らかに連続されていると、遮音壁41の入口面49に沿って流れる空気をガイド壁面48で導風筒46へとスムーズに案内できるので、遮音壁41における渦流の発生をより効果的に抑制できる。
本体ケース1は、一対の半割体14・15を蓋合わせ状に接合して構成される筒ケース16と、筒ケース16の吸込口4側の端部に外嵌するキャップ筒18とを備えており、遮音壁41が、筒ケース16の吸込口4側の端部で挟持支持されていると、遮音壁41は筒ケース16で挟持され、さらに筒ケース16は、キャップ筒18で分離が規制されるので、簡単な構成で遮音壁41を強固に支持できる。
キャップ筒18の一端は、筒ケース16から突出しており、多孔板からなる吸込グリル21が、筒ケース16の突出端側の開口に嵌め込み装着されていると、キャップ筒18の突出端を吸込グリル21で補強できるので、落下衝撃等の大きな外力がキャップ筒18に作用した場合でも、キャップ筒18が破損するのを防止できる。また、吸込グリル21で吸込口4に吸込まれる空気をろ過でき、通風路3内に塵埃等が入り込むのをより防止できる。
キャップ筒18が、筒ケース16に対して着脱可能に設けられていると、キャップ筒18を分離することで遮音体42の清掃を行えるので、同遮音体42で捕捉した塵埃等を容易に除去できる。
各半割体14・15は、筒壁19と、筒壁19の吸込口4側の端部から内向きに伸びる覆壁20とを含み、遮音壁41は、一対の覆壁20・20の先端縁で挟持支持されており、一対の半割体14・15を接合したとき、一対の覆壁20・20が、部分球面壁で椀状に形成されている。これによれば、ファンブレード31によって送風ファン24の回転中心から周囲方向、あるいは吸込口4方向に押し出された空気を、椀状に形成された覆壁20・20で吹出口5側に向かって変向案内できるので、送風ファン24で生起された乾燥風を熱源ユニット7へとスムーズに送給することができる。
本発明の実施例1に係るヘアードライヤーの要部を示す縦断側面図である。 実施例1に係るヘアードライヤーの全体を示す側面図である。 実施例1に係るヘアードライヤーの横断平面図である。 実施例1に係るヘアードライヤーの分解斜視図である。 キャップ筒を分離した状態を示す斜視図である。 キャップ筒を分離した状態の背面図である。 バヨネット構造を示す一部破断拡大図である。 本発明の実施例2に係るヘアードライヤーの横断平面図である。 遮音体の変形例を示す斜視図である。
(実施例1) 図1から図7に、本発明に係るヘアードライヤーの実施例1を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2においてヘアードライヤーは、前後に長い中空円筒状の本体ケース1と、本体ケースの下面中央から下向きに伸びるグリップ2を備える。本体ケース1の内部には、前後に伸びる断面円形の通風路3が設けられており、通風路3の後端が吸込口4とされ、前端が吹出口5とされている。通風路3の吸込口4(後端)寄りには送風ユニット6が配置され、送風ユニット6の通風路3の下流側には、熱源ユニット7が配置される。
グリップ2の内部には、メインスイッチ9、モードスイッチ10などが配置されており、符号11はメインスイッチ9を切換えるスライドノブ、符号12はモードスイッチ10を切換える押ボタンである。メインスイッチ9はスライドスイッチからなり、ヘアードライヤーを運転停止、弱風運転、強風運転のいずれかに切換えることができる。モードスイッチ10はロッカースイッチからなり、ヘアードライヤーを温風モード、冷風モードのいずれかに切換えることができる。
図3に示すように本体ケース1は、左右に分割された一対の半割体14・15を蓋合わせ状に接合して形成される筒ケース16と、筒ケース16に吹出口5側から外嵌装着される化粧筒17と、筒ケース16に吸込口4側から外嵌装着されるキャップ筒18とを備えている。化粧筒17およびキャップ筒18はそれぞれ丸筒状に形成されており、化粧筒17は、吹出口5側の端部を含む筒ケース16の大半を覆っており、キャップ筒18は、残る筒ケース16の吸込口4側の端部を覆いつつ、その後端が筒ケース16から後向きに突出している。筒ケース16に化粧筒17およびキャップ筒18を外嵌装着した状態において、化粧筒17の先端開口が吹出口5とされ、キャップ筒18の後端開口が吸込口4とされている。各半割体14・15には、半割体14・15を蓋合わせ状に接合したときグリップ2を構成するグリップ部2a・2bが一体に設けられている。化粧筒17の下面にはグリップ2を避ける切欠きが設けられている(図2参照)。
図4に示すように半割体14・15のそれぞれは、筒壁19と、筒壁19の吸込口4側の端部から内向きに伸びる覆壁20とを備えており、半割体14・15を蓋合わせ状に接合したとき、一対の覆壁20・20は部分球面壁で通風路3の上流側に向かって縮径する椀状に形成されている(図3参照)。キャップ筒18の突出端側(後端側)の開口には、多数の丸孔が千鳥状に開設された部分球殻状のパンチングメタル(多孔板)からなる吸込グリル21が嵌め込み装着されており、吸込グリル21で塵埃あるいは髪や衣服の一部が通風路3に吸い込まれるのを防いでいる。また、図示していないが吹出口5には、金属メッシュからなる吹出グリルを設けて、通風路3内に手指等が入り込むのを防いでいる。吸込グリル21は、その外周縁部がキャップ筒18の内面に周回状に突出形成した座壁22で受止められている。
図3に示すように送風ユニット6は、乾燥風を生起する軸流式の送風ファン24と、同ファン24を回転駆動するファンモータ25とを備え、これら両者24・25は円筒状のファンケース26に収容されている。ファンモータ25は、複数個の整流翼27を介してファンケース26の内部に一体に形成されたモータホルダー28に固定されている。送風ファン24は、ファンモータ25の出力軸29が連結されるハブ30と、ハブ30の回転中心の周囲に放射状に配置される複数個のファンブレード31とを備えている。ハブ30は後面に部分球殻状の膨出部を有する円盤で構成されており、膨出部を含むハブ30の後面に、湾曲板状の大小それぞれ8個ずつのファンブレード31が交互に配置されている。吸込口4と正対する側からみたファンブレード31の回転軌跡は、円リング状に構成される。
図2に示すように熱源ユニット13は、熱源となるハロゲンランプ34と、ハロゲンランプ34の周囲を囲むように配置され、同ランプ34から放射される光を前方に向かって反射させるリフレクタ35と、ハロゲンランプ34の前方においてリフレクタ35に固定される光学フィルタ36と、ハロゲンランプ34およびリフレクタ35が固定支持される光源台37とを備える。ハロゲンランプ34はバルブ38を備え、その内部にフィラメント(発光部)と不活性ガス及びハロゲンガスなどが封入されている。ハロゲンランプ34を点灯すると、バルブ38から可視光と赤外光とが放射される。光学フィルタ36は、赤外光は透過するが可視光の透過を阻むように構成されており、これにより、ユーザーはハロゲンランプ34の眩しさを感じることはない。なお、可視光の透過を阻むとは、完全に可視光を遮ることを意味するものではなく、可視光を減衰することを含む概念である。もちろん、可視光を完全に遮って赤外光のみが透過可能なものも含む。
スライドノブ11を停止位置から弱風運転あるいは強風運転位置にスライド操作してファンモータ25を駆動すると、送風ファン24により外部空気が吸込口4から通風路3へ吸い込まれ乾燥風が生起される。このときモードスイッチ10が温風モードであると、ハロゲンランプ34が点灯されて、吹出口5から赤外光と乾燥風が頭髪に向かって送給され、モードスイッチ10が冷風モードであると、ハロゲンランプ34が消灯したまま吹出口5から乾燥風が頭髪に向かって送給される。温風モードのときには、リフレクタ35はハロゲンランプ34で加熱されて昇温するので、乾燥風はリフレクタ35を介してハロゲンランプ34と熱交換が行われ、温められた乾燥風が頭髪に向かって送給される。
ファンモータ25で送風ファン24が回転駆動されると、送風ファン24の駆動に伴って吸込口側で生じる運転騒音は、吸込口4から送風ファン24に至る空気の吸込音と、送風ファン24のファンブレード31で生じる風切り音が発生する。これら吸込音と風切り音の騒音レベルを減少させて、送風ファン24の駆動に伴う運転騒音を低減するため、送風ファン24と吸込口4との間の通風路3には、図6に示すように、吸込口4と正対する側からみたファンブレード31の回転軌跡に臨む状態で、ファンブレード31で生じ吸込口4側に放散される風切り音を送風ファン24側へ反射させる、遮音壁41および遮音体42が設けられている。
図1および図4に示すように、送風ファン24に近い側の遮音壁41は、中央に円形の通気開口45を有する扁平ディスク状(偏平板状)に形成されている。送風ファン24と対向する遮音壁41の壁面には、通気開口45に流入する空気を送風ファン24へ向かって流動案内し、送風ファン24から送給された乾燥風が通気開口45の側へ逆流するのを防止する導風筒46が膨出形成されている。導風筒46は円筒状に形成されており、通気開口45の開口縁からファンブレード31に向かって近接する向きに延出されている。遮音壁41と導風筒46とは、吸込口4の側へ向かって拡開するベルマウス部47を介して滑らかに連続されており、通気開口45に臨むベルマウス部47のガイド壁面48は単一円弧状に形成されている。ガイド壁面48と遮音壁41の吸込口4側の入口面49とは滑らかに連続されており、同様に、ガイド壁面48と導風筒46の内面とは滑らかに連続されている。遮音壁41と導風筒46との接続部分にベルマウス部47を設けることにより、当該接続部分における渦流の発生を抑制している。
図3に示すように遮音壁41は、先の一対の覆壁20・20で挟持支持されている。具体的には、遮音壁41の周端には、周回状の係合溝50が凹み形成された連結枠51が設けられており、各覆壁20の先端縁が係合溝50に係合する状態で遮音壁41は一対の覆壁20・20で左右から挟持支持されている。図1に示すように、遮音壁41に加え、一対の覆壁20・20先端部分も円リング状のファンブレード31の回転軌跡に臨んで配置されている。遮音壁41の後面には、先の連結枠51により後向きに開口する装着凹部52が形成されており、また、通気開口45には、同開口45を交差状に跨ぐように支持桟53が設けられており、支持桟53の後面と入口面49とは面一状になっている。
遮音体42は、多数の通風孔56を備える多孔平板57で構成されており、遮音壁41と通気開口45に向かい合う状態で配置されている。本実施例の遮音体42は、合成樹脂製の単糸を平織りして形成した網体を円盤状に切り抜いたものであり、先の装着凹部52に嵌め込まれた状態で遮音壁41に密接配置され、さらに、入口面49および支持桟53の後面に接着固定されて、遮音壁41に不離一体的に接合されている。遮音体42は、円リング状のファンブレード31の回転軌跡、および当該回転軌跡の内側部分に臨んで配置されている。なお、遮音体42の単位面積当たりの開口率は、先の吸込グリル21の単位面積当たりの開口率よりも大きく設定されている(図5参照)。遮音壁41と遮音体42とは接着以外に、両者41・42が接する部分を溶着して接合することもできる。
上記のように、吸込口4と正対する側からみたファンブレード31の円リング状の回転軌跡に臨むように、遮音壁41と遮音体42とを設けることにより、ファンブレード31で生じ吸込口4側に放散された風切り音を遮音壁41で送風ファン24側に反射させることができる。また、通気開口45を介して吸込口4側に放散された風切り音の一部を遮音体42で送風ファン24側に反射させることができる。
図5および図7に示すように、本体ケース1を構成するキャップ筒18は、筒ケース16とキャップ筒18との間に設けられたバヨネット構造で、筒ケース16に対して着脱可能に構成されている。筒ケース16の筒壁19の後端外面には、前後方向に伸びる案内溝60と、筒ケース16の周方向に伸びる係止溝61とでL字状に形成されたバヨネット溝62が設けられている。また、キャップ筒18の内面には、バヨネット溝62に対応してL字状のバヨネット爪63が突出形成されている。バヨネット溝62とバヨネット爪63からなるバヨネット構造は、周方向に等間隔置きに4ケ所設けられている。バヨネット溝62にバヨネット爪63を位置合わせしたのち、筒ケース16にキャップ筒18を外嵌し、さらにキャップ筒18を時計まわり方向に回転させることにより、筒ケース16にキャップ筒18を装着できる。装着時と逆の手順を行うことにより、筒ケース16からキャップ筒18を分離できる。図7において符号64はバヨネット爪63の抜け外れを防止するロックリブである。
(実施例2) 図8に本発明に係るヘアードライヤーの実施例2を示す。本実施例では、ファンケース26が半割体14・15で構成されており、同ケース26が本体ケース1を構成する筒ケース16を兼ねている。送風ファン24は、ハブ30が截頭円錐台状に形成されており、ハブ30の傾斜周面に複数個のファンブレード31が放射状に配置されている。遮音壁41の連結枠51は係合溝50が省略されており、代わりに筒ケース16の後端内面に、周回状の係合溝67が形成されている。遮音壁41は、係合溝67に連結枠51が係合した状態で挟持支持されている。また、キャップ筒18は、化粧筒17を介して筒ケース16に外嵌している。他は実施例1のヘアードライヤーと同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
図9に遮音体42の変形例を示す。本変形例の遮音体42は、合成樹脂シートに打ち抜き加工、レーザー加工、あるいはエッチング加工を施して形成された、多数の通風孔56を備える網体状の多孔平板57で構成されている。通風孔56は、遮音体41に接する部分と、通気開口45に臨む部分とでその開口の大きさが異なっており、前者の部分よりも後者の部分の通風孔56の方が大きく形成されている。これにより、遮音壁41に接する遮音体42の単位面積当たりの開口率は、通気開口45に臨む遮音体42の単位面積当たりの開口率よりも小さく設定されている。このように、合成樹脂シートに打ち抜き加工を施して形成された網体状の多孔平板57によれば、合成樹脂製の単糸を平織りして形成した網体からなる多孔平板57に比べて、通風孔56の大小で開口率の設定を自在に行うことができ、所望の開口率に容易に設定できる点で有利である。なお、遮音体42の通風孔56は少なくとも通気開口45に臨む部分に設けられていればよい。また、遮音体42は、中央に開口を有し、吸込口4と正対する側からみたファンブレード31の回転軌跡に臨む偏平ディスク状に形成することもできる。遮音体42はパンチングメタルで構成することもできる。
以上のような実施形態に係るヘアードライヤーは以下のように表現できる。
一端に吸込口4を有し、他端に吹出口5を有する通風路3が内部に設けられる本体ケース1と、
通風路3の吸込口4寄りに配置される送風ユニット6と、
送風ユニット6の通風路3下流側に配置される熱源ユニット7と、
を備え、
送風ユニット6は、乾燥風を生起する送風ファン24と、送風ファン24を回転駆動するファンモータ25とを含み、
送風ファン24は、ファンモータ25の出力軸29が連結されるハブ30と、ハブ30の回転中心の周囲に放射状に配置される複数個のファンブレード31とを備えており、
送風ファン24と吸込口4との間の通風路3に、吸込口4と正対する側からみたファンブレード31の回転軌跡に臨む状態で、ファンブレード31で生じ吸込口4側に放散される風切り音を送風ファン24側へ反射させる、遮音壁41および遮音体42が設けられているヘアードライヤー。
上記のように構成したヘアードライヤーによれば、ファンブレード31で生じて吸込口4側へ放散される風切り音を、二重に配した遮音壁41と遮音体42とで送風ファン24の側へ反射させることができるので、風切り音が吸込口4から直接外部に漏出するのを抑制できる。また、遮音壁41と遮音体42で反射された風切り音を、遮音壁41および遮音体42と送風ファン24との間で互いに干渉させて減衰させることができるので、その音圧を低下させることができる。従って、本発明によれば、送風ファン24のファンブレード31で生じる風切り音の騒音レベルを減少させて、送風ファン24の駆動に伴う運転騒音を低減することができる。
遮音壁41が、中央に通気開口45を有する扁平板状に形成されており、
遮音体42が、遮音壁41および通気開口45と向かい合う、多数の通風孔56を備える多孔平板57で構成されているヘアードライヤー。
上記のような構成の遮音壁41によれば、送風ファン24への流路を確保しながら、扁平板状の遮音壁41で風切り音を送風ファン24側へ向かって確実に反射させ、騒音レベルを減少させることができる。また、上記のような構成の遮音体42によれば、吸込口4から通気開口45への空気の流路を確保しつつ、通気開口45と向かい合う部分、すなわちファンブレード31の回転軌跡の内側部分に臨む遮音体42で風切り音の一部を減衰して騒音レベルを減少させることができる。また、遮音体42が吸込口4から吸込まれた空気をろ過するフィルタとして機能するので、通風路3内に塵埃等が入り込むのを防止できる。
遮音壁41と遮音体42とは密接する状態で配置されており、
遮音体42が、通気開口45を跨ぐように設けた支持桟53で支持されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、例えば遮音体42が可撓性を有する場合でも、通気開口45に臨む遮音体42が送風ファン24側に引き込まれて撓み変形するのを支持桟53で阻止できるので、遮音体42の形状を維持できる。これにより、遮音体42が振動することによる騒音の発生を防止できる。
遮音壁41と遮音体42とが、不離一体的に接合されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、不離一体的に接合されていると、より確実に遮音体42の形状を維持できるので、遮音体42が振動することによる騒音の発生を確実に防止できる。
遮音壁41に接する遮音体42の単位面積当たりの開口率が、通気開口45に臨む遮音体42の単位面積当たりの開口率よりも小さく設定されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、遮音壁41に臨む遮音体42部分では、風切り音を十分に反射させることができ、また、通気開口45に臨む遮音体42部分では、当該部分を通過する空気の流量を十分に確保することができる。
送風ファン24と対向する遮音壁41の壁面に、通気開口45に流入する空気を送風ファン24へ向かって流動案内し、送風ファン24から送給された乾燥風が通気開口45の側へ逆流するのを防止する導風筒46が膨出形成されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、通気開口45を通過した空気を導風筒46でファンブレード31へと案内して、送風ファン24と通気開口45との間で渦流が発生するのを抑制できるので、空気の吸込音を低減できる。また、導風筒46で通気開口45を通過した空気と送風ファン24で生起された乾燥風とが干渉するのを阻止して、ファンブレード31部分で渦流が発生するのを抑制できるので、ファンブレード31で生じる風切り音を低減できる。
遮音壁41と導風筒46とが、吸込口4の側へ向かって拡開するベルマウス部47を介して滑らかに連続されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、遮音壁41と導風筒46との接続部分で渦流が発生するのを抑制できるので、空気の吸込音をより低減できる。また、ベルマウス部47で導風筒46へと空気が吸入される際の圧力損失を低減できるので、吹出口5から吹出される乾燥風の風速が低下するのを防止できる。
通気開口45に臨むベルマウス部47のガイド壁面48が単一円弧状に形成されており、
ガイド壁面48と遮音壁41の吸込口4側の入口面49とが滑らかに連続されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、遮音壁41の入口面49に沿って流れる空気をガイド壁面48で導風筒46へとスムーズに案内できるので、遮音壁41における渦流の発生をより効果的に抑制できる。
本体ケース1は、一対の半割体14・15を蓋合わせ状に接合して構成される筒ケース16と、筒ケース16の吸込口4側の端部に外嵌するキャップ筒18とを備えており、
遮音壁41が、筒ケース16の吸込口4側の端部で挟持支持されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、遮音壁41は筒ケース16で挟持され、さらに筒ケース16は、キャップ筒18で分離が規制されるので、簡単な構成で遮音壁41を強固に支持できる。
キャップ筒18の一端は、筒ケース16から突出されており、
多孔板からなる吸込グリル21が、筒ケース16の突出端側の開口に嵌め込み装着されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、キャップ筒18の突出端を吸込グリル21で補強できるので、落下衝撃等の大きな外力がキャップ筒18に作用した場合でも、キャップ筒18が破損するのを防止できる。また、吸込グリル21で吸込口4に吸込まれる空気をろ過でき、通風路3内に塵埃等が入り込むのをより防止できる。
キャップ筒18が、筒ケース16に対して着脱可能に設けられているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、キャップ筒18を分離することで遮音体42の清掃を行えるので、同遮音体42で捕捉した塵埃等を容易に除去できる。
各半割体14・15は、筒壁19と、筒壁19の吸込口4側の端部から内向きに伸びる覆壁20とを含み、
遮音壁41は、一対の覆壁20・20の先端縁で挟持支持されており、
一対の半割体14・15を接合したとき、一対の覆壁20・20が、部分球面壁で椀状に形成されているヘアードライヤー。
上記のような構成によれば、ファンブレード31によって送風ファン24の回転中心から周囲方向、あるいは吸込口4方向に押し出された空気を、椀状に形成された覆壁20・20で吹出口5側に向かって変向案内できるので、送風ファン24で生起された乾燥風を熱源ユニット7へとスムーズに送給することができる。
上記の各実施例では、遮音壁41と遮音体42を密接配置したが、両者41・42は前後方向に所定の間隔を設けた状態で配置することもできる。この場合には、遮音壁41と遮音体42とは、例えば前後方向に伸びる複数の柱状スペーサーを介して接合すればよい。遮音壁41の外郭形状および通気開口45は円形以外に、楕円形、長円形、あるいは多角形状に形成することもできる。熱源ユニット7の熱源はハロゲンランプに限らず、白熱ランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ等の高輝度ランプを採用することもできる。また、熱源ユニット7は、らせん状に形成したニクロム線を熱源とするものであってもよい。
1 本体ケース
3 通風路
4 吸込口
5 吹出口
6 送風ユニット
7 熱源ユニット
14 半割体
15 半割体
16 筒ケース
18 キャップ筒
19 筒壁
20 覆壁
21 吸込グリル
24 送風ファン
25 ファンモータ
29 出力軸
30 ハブ
31 ファンブレード
41 遮音壁
42 遮音体
45 通気開口
46 導風筒
47 ベルマウス部
48 ガイド壁面
53 支持桟
56 通風孔
57 多孔平板

Claims (12)

  1. 一端に吸込口(4)を有し、他端に吹出口(5)を有する通風路(3)が内部に設けられる本体ケース(1)と、
    通風路(3)の吸込口(4)寄りに配置される送風ユニット(6)と、
    送風ユニット(6)の通風路(3)下流側に配置される熱源ユニット(7)と、
    を備え、
    送風ユニット(6)は、乾燥風を生起する送風ファン(24)と、送風ファン(24)を回転駆動するファンモータ(25)とを含み、
    送風ファン(24)は、ファンモータ(25)の出力軸(29)が連結されるハブ(30)と、ハブ(30)の回転中心の周囲に放射状に配置される複数個のファンブレード(31)とを備えており、
    送風ファン(24)と吸込口(4)との間の通風路(3)に、吸込口(4)と正対する側からみたファンブレード(31)の回転軌跡に臨む状態で、遮音壁(41)および遮音体(42)が設けられていることを特徴とするヘアードライヤー。
  2. 遮音体(42)は、遮音壁(41)よりも吸込口(4)側に配置されており、
    遮音壁(41)が、中央に通気開口(45)を有する扁平板状に形成されており、
    遮音体(42)が、遮音壁(41)および通気開口(45)と向かい合う、多数の通風孔(56)を備える多孔平板(57)で構成されている請求項1に記載のヘアードライヤー。
  3. 遮音壁(41)と遮音体(42)とは密接する状態で配置されており、
    遮音体(42)が、通気開口(45)を跨ぐように設けた支持桟(53)で支持されている請求項2に記載のヘアードライヤー。
  4. 遮音壁(41)と遮音体(42)とが、不離一体的に接合されている請求項2または3に記載のヘアードライヤー。
  5. 遮音壁(41)に接する遮音体(42)の単位面積当たりの開口率が、通気開口(45)に臨む遮音体(42)の単位面積当たりの開口率よりも小さく設定されている請求項2から4のいずれかひとつに記載のヘアードライヤー。
  6. 送風ファン(24)と対向する遮音壁(41)の壁面に、通気開口(45)に流入する空気を送風ファン(24)へ向かって流動案内し、送風ファン(24)から送給された乾燥風が通気開口(45)の側へ逆流するのを防止する導風筒(46)が膨出形成されている請求項2から5のいずれかひとつに記載のヘアードライヤー。
  7. 遮音壁(41)と導風筒(46)とが、吸込口(4)の側へ向かって拡開するベルマウス部(47)を介して滑らかに連続されている請求項6に記載のヘアードライヤー。
  8. 通気開口(45)に臨むベルマウス部(47)のガイド壁面(48)が単一円弧状に形成されており、
    ガイド壁面(48)と遮音壁(41)の吸込口(4)側の入口面(49)とが滑らかに連続されている請求項7に記載のヘアードライヤー。
  9. 本体ケース(1)は、一対の半割体(14・15)を蓋合わせ状に接合して構成される筒ケース(16)と、筒ケース(16)の吸込口(4)側の端部に外嵌するキャップ筒(18)とを備えており、
    遮音壁(41)が、筒ケース(16)の吸込口(4)側の端部で挟持支持されている請求項1から8のいずれかひとつに記載のヘアードライヤー。
  10. キャップ筒(18)の一端は、筒ケース(16)から突出されており、
    多孔板からなる吸込グリル(21)が、筒ケース(16)の突出端側の開口に嵌め込み装着されている請求項9に記載のヘアードライヤー。
  11. キャップ筒(18)が、筒ケース(16)に対して着脱可能に設けられている請求項9または10に記載のヘアードライヤー。
  12. 各半割体(14・15)は、筒壁(19)と、筒壁(19)の吸込口(4)側の端部から内向きに伸びる覆壁(20)とを含み、
    遮音壁(41)は、一対の覆壁(20・20)の先端縁で挟持支持されており、
    一対の半割体(14・15)を接合したとき、一対の覆壁(20・20)が、部分球面壁で椀状に形成されている請求項9から11のいずれかひとつに記載のヘアードライヤー。
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