JP2021048925A - 縫製システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の作業負担の軽減を実現する。【解決手段】裁断装置20により裁断処理されたシート材料Sから縫製が行われるパーツPを取り上げて縫製用のテンプレート70に搬送する搬送装置30と、テンプレート70を保持してパーツPに対して縫製を行うミシン60とを備え、搬送装置30は、縫製を終えたパーツPをテンプレート70から取り上げて規定の搬出先への搬出をも行う。これにより、縫製作業に加えて、裁断済みのパーツのテンプレートへの搬入と、縫製済みのパーツの搬出も行う。【選択図】図1

Description

本発明は、裁断された被縫製物の縫製を行う縫製システムに関する。
いわゆる電子サイクル縫いミシンは、布保持枠に生地をセットすると、予め、設定された縫製パターンに従って布保持枠の送りを行う、自動的に縫製を行うことにより、作業者負担の軽減を実現していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−6590号公報
しかしながら、特許文献1のミシンは、縫製作業については作業者の負担軽減が図られているが、縫製作業は製造工程の一部に過ぎず、作業者は未だ多くの作業に従事しなければならず、作業負担の軽減が十分とはいえなかった。
本発明は、作業者のさらなる作業負担の軽減を実現することをその目的とする。
請求項1記載の発明は、縫製システムにおいて、
裁断装置によりシート材料から裁断処理されたパーツを取り上げて縫製用のテンプレートに搬送する搬送装置と、
前記テンプレートを保持して前記パーツに対して縫製を行うミシンとを備え、
前記搬送装置は、縫製を終えた前記パーツを前記テンプレートから取り上げて規定の搬出先への搬出をも行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の縫製システムにおいて、
前記裁断装置から裁断データの一部又は全部を取得し、当該裁断データに基づく前記パーツを特定する情報を前記搬送装置に送る中継端末を備え、
前記搬送装置は、同一平面上に点在する複数のピックアップヘッドを有するピックアップ装置を有し、前記パーツを特定する情報により、複数の前記ピックアップヘッドの中から一部を選択して前記パーツの取り上げを行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の縫製システムにおいて、
前記ピックアップ装置は、
前記ピックアップヘッドを支持する第一フレーム及び第二フレームと、
第一フレームと第二フレームの間隔を調整可能な伸縮機構とを備え、
前記パーツを特定する情報に対応して、第一フレームと第二フレームの間隔を調整することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の縫製システムにおいて、
複数の前記ピックアップヘッドに、吸引力を生じさせる空気流量を検出する流量センサを設け、
前記搬送装置は、前記流量センサの検出流量から前記テンプレートに対する前記パーツの搬送不良の有無を判定することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の縫製システムにおいて、
前記テンプレートは、縫製パターンを特定する情報を記憶する記憶部を備えており、
前記搬送装置は、前記テンプレートに対する前記パーツの搬送不良と判定した場合に前記テンプレートの前記記憶部に搬送不良の判定結果を記録する判定結果記録部を備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の縫製システムにおいて、
前記テンプレートに前記パーツが配置される作業位置と前記ミシンに前記テンプレートを供給する供給位置と前記テンプレートから前記パーツを搬出する搬出位置とを有し、これらのいずれかに複数の前記テンプレートを移送する移送機構を備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の縫製システムにおいて、
前記テンプレートは、下板と、当該下板に対して起伏回動可能に支持されている押さえ板とを備え、
前記移送機構は、前記作業位置から前記供給位置に移送される際に、前記起伏状態の前記押さえ板に当接して倒す伏臥バーを備えることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の縫製システムにおいて、
前記搬送装置は、前記パーツの表裏を反転させる反転装置を備えることを特徴とする。
本発明は、作業者のさらなる作業負担の軽減を実現することが可能となる。
発明の実施形態である縫製システムの全体構成を示す斜視図である。 縫製システムの平面図である。 裁断が行われたシート材料の平面図である。 テンプレートの平面図である。 テンプレートの側面図である。 先端ツールの平面図である。 ピックアップ装置の概略ブロック図である。 反転装置の平面図である。 移送機構の平面図である。 縫製システムの各構成の各種データ、各種指令の流れを示す構成図である。
[縫製システムの全体構成]
以下、本発明の実施の形態である縫製システム100について図面に基づいて説明する。図1は縫製システム100の全体構成を示す斜視図、図2は平面図である。
縫製システム100は、裁断装置20により裁断処理されたシート材料Sから縫製が行われるパーツPを取り上げて縫製用のテンプレート70に搬送する搬送装置30と、テンプレート70を保持してパーツPに対して縫製を行うミシン60と、上記各構成の連携を図る中継端末80(図1では図示略)とを備えている。
裁断装置20、搬送装置30及びミシン60は、水平方向に一列に並んで配置されており、当該並び方向をY軸方向、水平且つY軸方向に直交する方向をX軸方向、鉛直上下方向をZ軸方向とする。
なお、パーツPは、サイズや形状ごとに区別して説明する必要がある場合にはP1,P2,P3,…のように個別の符号を付するが、特に区別する必要がない場合には、共通する符号Pを使用する。
また、本実施形態の縫製システム100では、各種のサイズごとにペアとなるパーツP同士を縫い合わせて新たなパーツを形成する場合を例示するが、これに限らず、裁断後に被縫製物の縫製を行うあらゆる種類の縫製作業を行うことが可能である。
[裁断装置]
裁断装置20は、裁断が行われるシート材料Sを載置する裁断ステージ21と、裁断処理が行われたシート材料SからパーツPを取り上げる作業が行われる作業ステージ22と、裁断を行うメスを搭載した裁断ヘッド23と、裁断ヘッド23をX−Y平面に沿って任意に移動させる移動機構24と、裁断装置20の各部を制御する制御部25(図10参照)とを備えている。
裁断ステージ21と作業ステージ22とは、いずれも上面が平坦であって互いに同じ高さに設定されている。
そして、裁断ステージ21の上面と作業ステージ22の上面とは、ベルトコンベア機構の搬送ベルトで構成されており、いずれも、上面に載置されたシート材料SをY軸方向に沿って搬送することができる。これにより、裁断ステージ21の上面のベルトと作業ステージ22の上面のベルトとを同じ速度で駆動させることにより、裁断ステージ21の上面に載置されたシート材料Sを裁断ステージ21から作業ステージ22に受け渡すように搬送することが可能である。
裁断ヘッド23は、図示しないメスを下方に向けた状態で支持しており、その移動方向に沿ってシート材料Sを裁断することができる。
移動機構24は、裁断ヘッド23をX軸方向に沿って移動可能に支持するレール241と、レール241上の裁断ヘッド23のX軸方向の移動駆動源となる図示しないX軸モーターと、裁断ヘッド23のY軸方向の移動駆動源となる図示しないY軸モーターとを備えている。
X軸モーターは、レール241に内蔵された、例えば、ボールネジ機構やベルト機構等の直動動作機構を介してヘッド23にX軸方向に沿った移動動作を付与する。
Y軸モーターは、裁断ステージ21に内蔵された、例えば、ボールネジ機構やベルト機構等の直動動作機構を介してレール241にY軸方向に沿った移動動作を付与する。
裁断装置20の制御部25は、外部のCAD(computer-aided design)システムからシート材料Sに対して形成すべき複数のパーツPの配置、サイズ、形状、向き等の情報が含まれた裁断データを取得し、それを移動機構24の制御のための裁断制御情報に変換して当該移動機構24の動作制御を実行する。
また、裁断装置20の制御部25は、通信ケーブルを介して中継端末80に接続されており、取得した裁断データに含まれるシート材料Sに対して形成すべき複数のパーツPの配置、サイズ、形状、向き等を含むパーツ情報(パーツを特定する情報)を中継端末80に送信する。
また、前述した裁断ステージ21と作業ステージ22のそれぞれのベルトコンベア機構の駆動源となるモーターは、いずれもエンコーダーによりその動作量が検出され、制御部25に入力している。
[ミシン]
ミシン60は、いわゆる電子サイクル縫いミシンであり、縫い針の上下動により縫製を行う本体部61と、前述したテンプレート70を保持してX−Y平面に沿って任意に移動位置決めする移動機構62と、作業台63と、ミシン60を制御するコントローラ64(図10参照)とを備えている。
本体部61は、縫い針の上下動機構と、釜機構等の周知のミシンが有する構成と同一である。
作業台63は、上面がX−Y平面に沿って水平となっており、上面においてパーツPの縫製作業が行われる。
移動機構62は、テンプレート70を着脱可能に保持する保持部と、保持部のX軸方向の移動駆動源となるX軸モーターと、保持部のY軸方向の移動駆動源となるY軸モーターとを備えている。
X軸モーターは、例えば、ボールネジ機構やベルト機構等の直動動作機構を介して保持部及びテンプレート70にX軸方向に沿った移動動作を付与する。
Y軸モーターは、例えば、ボールネジ機構やベルト機構等の直動動作機構を介して保持部及びテンプレート70にY軸方向に沿った移動動作を付与する。
保持部は、エアシリンダーやソレノイド等のアクチュエーターにより進退可能な連結ピンをテンプレート70に設けられた連結孔に挿抜して、テンプレート70の着脱を可能とする。
コントローラ64は、複数種類のテンプレート70に対応する複数の縫製パターンデータを記憶しており、当該縫製パターンデータに従って移動機構62の動作制御を実行する。
また、作業台63の角部には、後述するテンプレート70のICタグ73に対してデータの読み取り及び書き込みを行う記録部としてのタグリーダーライター65(図9参照)が設けられている。
[シート材料及びテンプレート]
シート材料Sは、前述したように、CADデータに基づく裁断制御情報に従って裁断が行われる。図3は、裁断が行われたシート材料Sの平面図である。
ここでは、複数のパーツP1〜P12が一枚のシート材料Sから切り出される場合を例示する。
パーツP1とP2とは対をなしており、これらは互いに貼り合わせる縫製が行われる。また、パーツP3とP4と、パーツP5とP6についても同様である。
また、パーツP7〜P12は、パーツP1〜P6と同様の関係にあり、なおかつ、パーツP1〜P6はLサイズ(大型サイズ)、パーツP7〜P12はSサイズ(小型サイズ)にサイズ設定されている。
各パーツP1〜P12は、シート材料Sに対する配置が全てCADデータによって定められている。
図4はテンプレート70の平面図、図5は側面図である。
テンプレート70は、被縫製物であるパーツPが載置される下板71と、当該下板71に対して起伏回動可能に支持されている押さえ板72とを備えており、押さえ板72が倒れて下板71と平行になると、パーツPを挟持して保持する構造となっている。また、パーツPの保持状態において、下板71と押さえ板72の双方には、重合する配置で縫製パターンに応じた開口部711〜713(721〜723)が形成されており、縫製の際に針落ち位置の近傍を押さえることができるようになっている。
テンプレート70は、複数種類の縫製パターンデータに個別に対応して複数種類用意されている。ここでは、LサイズのパーツP1とP2、パーツP3とP4、パーツP5とP6を規定の位置に配置して互いに縫着する縫製パターンデータと、SサイズのパーツP7とP8、パーツP9とP10、パーツP11とP12を規定の位置に配置して互いに縫着する縫製パターンデータとにそれぞれ対応する二枚のテンプレート70を使用する場合を例示する。
なお、このように、テンプレート70は、縫製パターンデータに個別に対応して設計されているので、図4に示すように、当該テンプレート70が対応する縫製パターンデータを特定するための識別IDやパターンデータナンバー等を示すデータ(縫製パターンを特定する情報)が記憶されたRFID(radio frequency identifier)のような記憶部としてのICタグ73が装備されている。
搬送装置30は、後述する作業位置D1に配置されたテンプレート70に対して、下板71の開口部711に位置決めしてLサイズのパーツP1とP2(又はP7とP8)とを重ねて載置し、開口部712に位置決めしてLサイズのパーツP3とP4(又はP9とP10)とを重ねて載置し、開口部713に位置決めしてLサイズのパーツP5とP6(又はP11とP12)とを重ねて載置する。
[搬送装置]
搬送装置30は、裁断装置20からパーツPを取り上げるピックアップ装置40と、パーツPの表裏を反転する反転装置35と、各テンプレート70を移送する移送機構50と、搬送装置30の各構成を制御するコントローラ31とを備えている。
[搬送装置:ピックアップ装置]
ピックアップ装置40は、Y軸方向について、裁断装置20と移送機構50との間に配置されている。
ピックアップ装置40は、土台となるベース41と、ベース41にZ軸回りに回動可能に支持された第一アーム42と、第一アーム42によりZ軸回りに回動可能に支持された第二アーム43と、第二アーム43によりZ軸方向に沿って昇降可能且つZ軸回りに回動可能に支持された先端ツール44とを備えるスカラ型ロボットの構造を有している。なお、ピックアップ装置40は、スカラ型に限定されず、多関節型やXYZ直動型等の他の形態のロボットであっても良い。
ピックアップ装置40は、上記構成により平面視で可動領域Rの範囲内において任意の位置及び任意の高さで先端ツール44を位置決めし、Z軸回りに任意の角度に向けることができる。
図6は先端ツール44の平面図、図7はピックアップ装置40の概略ブロック図である。
図示のように先端ツール44は、フレーム441と、フレーム441から下方に向けて設けられた複数のピックアップヘッド442とを備えている。
フレーム441は、平面視でX軸方向について対称に形成された第一フレーム441aとダ第二フレーム441bにそれぞれ四つずつのピックアップヘッド442が支持され、X軸方向中央に二つのピックアップヘッド442が支持されている。なお、これらの合計十個のピックアップヘッド442は、フレーム441の図形上の重心位置を中心にZ軸回りに旋回移動させることができる。なお、上記説明及び図6の記載では、説明の便宜上、X軸方向を基準として先端ツール44の各構成の配置を説明したが、Z軸回りに旋回した場合にはこの限りでない。
各ピックアップヘッド442は、ポンプやイジェクター等の負圧源443とホースで接続された吸引ノズルからなり、先端でパーツPを接触吸引してピックアップを行う。なお、ピックアップヘッド442は、接触吸引式に限らず、半径方向外側にエアーを吹き出して中央部に負圧を発生させる非接触側吸引式でも良いし、把持式、針刺し式等、パーツPの材質に適したあらゆるタイプのピックアップヘッドを使用することができる。
各ピックアップヘッド442には、電磁弁444が設けられ、個別に吸引状態を停止することができる。各ピックアップヘッド442の電磁弁444は、コントローラ31により制御される。
また、各ピックアップヘッド442には、流量センサ445が設けられており各ピックアップヘッド442における吸気流量を個別に検出することができる。各流量センサ445の検出信号はコントローラ31に入力される。
コントローラ31は、先端ツール44で各パーツP1〜P12をピックアップする場合、パーツ形状に応じて吸着可能な位置にある一部のピックアップヘッド442のみが吸着可能状態となるように各電磁弁444を制御する。これにより、パーツPから外れる一部のピックアップヘッド442については吸着停止状態となり、必要なピックアップヘッド442のみによる効率的な吸着を行うことができる。
十個あるピックアップヘッド442の内、いずれのピックアップヘッド442が、パーツ形状に応じて吸着可能な位置にあるかの判断は、コントローラ31が中継端末80から取得するパーツ情報に含まれるパーツPの形状及びサイズから、各ピックアップヘッド442の配置と照合して判断する構成としても良いし、予め各パーツP1〜P12ごとに使用すべきピックアップヘッド442を定めた対応テーブルデータを保有し、これを参照して決定する構成としてもよい。
また、第一フレーム441aと第二フレーム441bとの間にエアシリンダー446,447(或いはモーター等)の駆動源を設け、第一フレーム441aと第二フレーム441bの間隔を段階的に又は任意に調整可能な伸縮機構を設け、フレーム441をパーツ情報に含まれるパーツPの形状及びサイズに合わせて最適な大きさに変更できる構成としても良い。
[搬送装置:反転装置]
図8は反転装置35の平面図である。
反転装置35は、Y軸方向について、裁断装置20と移送機構50との間であって、X軸方向についてピックアップ装置40の隣に配置されている。
前述したように、複数のパーツP1〜P12は、いずれも対となって重ねられた状態で互いの縫着が行われる。一方、シート材料Sは、表面と裏面とが決まっており、最終的な完成品の状態では、裏面が目に触れる位置に現れないように縫製を行う必要がある。
このため、対となるパーツPは、互いに裏面が対向するように貼り合わせ縫製を行う必要がある。
そして、シート材料Sから各パーツP1〜P12を裁断した直後の状態では、全パーツP1〜P12が表面(又は裏面)を上に向けた状態となっている。
従って、対の一方のパーツP2,P4,P6,P8,P10,P12については、裁断装置20からテンプレート70まで搬送する際に、その途中で反転装置35を経由して、シート材料Sの表裏を反転させている。
反転装置35は、図8に示すように、パーツPの搬送方向上流側に配置される第一の吸着板36と、パーツPの搬送方向下流側に配置される第二の吸着板37と、第一の吸着板36を反転回動させる回動モーター38とを備えている。
第一の吸着板36と第二の吸着板37とは、同じサイズの矩形であり、X軸回りに回動可能なヒンジ39によって連結されている。
また、第一の吸着板36の吸着面361と第二の吸着板37の吸着面371には、いずれも、パーツPを吸着するための吸引口362,372が点在している。
第一の吸着板36の各吸引口362は、電磁弁を介して吸引源となるポンプやイジェクターに接続されており、全吸引口362は、一括的に、吸引状態と吸引停止状態とを切り替えることができる。
第二の吸着板37の各吸引口372も、電磁弁を介して吸引源となるポンプやイジェクターに接続されており、全吸引口372も、一括的に、吸引状態と吸引停止状態とを切り替えることができる。
第一の吸着板36の電磁弁と第二の吸着板37の電磁弁は、コントローラ31によりそれぞれ個別に制御される。
そして、回動モーター38は、ヒンジ39を介して第一の吸着板36を回動させ、第一の吸着板36の吸着面361と第二の吸着板37の吸着面371とが上を向いた待機状態と、第一の吸着板36の吸着面361と第二の吸着板37の吸着面371とが近接対向する反転状態とに切り替えることができる。
コントローラ31は、反転装置35を待機状態として、第一の吸着板36の電磁弁により第一の吸着板36の吸引口362のみを吸引状態としてパーツPを吸着させる。
そして、回動モーター38により第一の吸着板36を回動させて反転状態にした後、第一の吸着板36の吸引口362を吸引停止状態、第二の吸着板37の吸引口372を吸引状態とする。さらに、第一の吸着板36を回動させて待機状態に戻すことにより、第二の吸着板37の吸着面に表裏が反転されたパーツPが吸着保持された状態となる。この状態で、第二の吸着板37の電磁弁を吸引停止状態に切り替えて反転されたパーツPをピックアップ装置40にピックアップさせる。
[搬送装置:移送機構]
図9は移送機構50の平面図である。
移送機構50は、ピックアップ装置40がテンプレート70にパーツPを配置する作業位置D1と、ミシン60にテンプレート70を供給する供給位置D2と、縫製完了後にミシン60から戻される返却位置D3と、テンプレート70からパーツPを搬出する搬出位置D4とに順番にテンプレート70を移送する。
移送機構50は、テンプレート70を載置する載置台51と、作業位置D1から供給位置D2にテンプレート70を移送する第一移送部52と、返却位置D3から搬出位置D4にテンプレート70を移送する第二移送部53と、搬出位置D4から作業位置D1にテンプレート70を移送する第三移送部54と、作業位置D1に位置するテンプレート70のICタグ73に対してデータの読み取り及び書き込みを行う判定結果記録部としてのタグリーダーライター55とを備えている。
載置台51は、X−Y平面に沿った載置面を備え、当該載置面上には、Y軸方向における一端側(裁断装置20側)にX軸方向に隣接して作業位置D1と搬出位置D4とが設定されている。また、載置台51の載置面上のY軸方向における他端側(ミシン60側)にX軸方向に隣接して供給位置D2と返却位置D3とが設定されている。
また、作業位置D1と供給位置D2とがY軸方向に隣接し、返却位置D3と搬出位置D4とがY軸方向に隣接している。
なお、作業位置D1と搬出位置D4とは、前述したピックアップ装置40の可動領域R内に位置している。
第一移送部52は、載置台51に設けられ、載置面上から出没可能な連結ピンと、連結ピンを介してY軸方向のミシン60側にテンプレート70を牽引する牽引機構とを有する。
連結ピンは、テンプレート70の下板71に形成された図示しない受け穴に挿入可能であり、エアシリンダーやソレノイド等のアクチュエーターにより出没動作が行われる。
牽引機構は、ボールネジ機構やベルト機構により連結ピンにY軸方向の牽引動作を付与する。
また、第一移送部52のライン上に正しくテンプレート70が移送されたか否かを監視するセンサー513を設けて、センサー513がテンプレート70の移送完了を検知した後に、テンプレート70の位置決め穴に対して、位置決めピン514を挿入することで移送されたテンプレート70を正確に位置決めしている。
第二移送部53は、載置台51に設けられ、載置面上から出没可能な連結ピンと、連結ピンを介してY軸方向の裁断装置20側にテンプレート70を牽引する牽引機構とを有する。連結ピンと牽引機構の具体的な構成は、第一移送部52と同様である。
第三移送部54は、載置台51に設けられ、載置面上から出没可能な連結ピンと、連結ピンを介してX軸方向に沿ってテンプレート70を牽引する牽引機構とを有する。連結ピンと牽引機構の具体的な構成は、第一移送部52とほぼ同様である。但し、牽引機構の牽引方向はX軸方向に向けられている。
なお、テンプレート70の供給位置D2から返却位置D3への移送は、ミシン60の移動機構62によって行われる。
また、第三移送部54にも、そのライン上に正しくテンプレート70が移送されたか否かを監視するセンサー515を設けて、センサー515がテンプレート70の移送完了を検知した後に、テンプレート70の位置決め穴に対して、位置決めピン516を挿入することで移送されたテンプレート70を正確に位置決めしている。
また、前述したように、テンプレート70は、下板71に対して押さえ板72が起伏回動可能である。
移送機構50の載置台51における搬出位置D4には、下板71に設けられた図示しない貫通孔を通じて保持状態の押さえ板72を押し上げて起伏回動させる押し上げバー512が設けられている。
この押し上げバー512は、モーター、エアシリンダー、ソレノイド等のアクチュエーターにより載置台51の載置面から出没可能であり、第二移送部53によって返却位置D3から搬出位置D4に移送されたテンプレート70に対して速やかに押さえ板72を押し上げる動作を行う。
なお、押し上げバー512は、テンプレート70のX軸方向両端部にそれぞれ設けられている。
また、載置台51の作業位置D1及び搬出位置D4のY軸方向におけるミシン側端部近傍には、X軸方向に沿って伏臥バー511が設けられている。
この伏臥バー511は、押さえ板72が押さえ状態である場合のテンプレート70の厚さよりも幾分高位置であって、Y軸方向について前述した押し上げバー512よりも幾分ミシン60側に設けられている。
この伏臥バー511は、図5に示すように、作業位置D1において押さえ板72が起伏状態(開いた状態)のテンプレート70が供給位置D2に移送される際に、押さえ板72が伏臥バー511によって押し倒され、パーツPの保持状態にすることができる。
なお、テンプレート70が搬出位置D4から返却位置D3に移送される際には、テンプレート70の押さえ板72は閉じた状態にあるので、伏臥バー511と干渉せずに通過する。
また、伏臥バー511は、搬出位置D4において、押さえ板72が押し上げバー512によって押し上げられたときに、当該押さえ板72が伏臥バー511に寄りかかるようミシン60側に傾斜した状態となるように配置されている。これにより、押さえ板72は、起伏状態を維持することができる。
また、搬出位置D4に隣接して、Y軸方向の裁断装置20側には、縫製完了後のパーツPを次工程の縫製装置又は縫製システムに運搬する運搬用自律走行体101が待機している。この運搬用自律走行体101には、上部載置面に縫製完了後のパーツPを積載することができ、一定量に達すると、自律的に走行を開始して目的地まで縫製完了後のパーツPを運搬する。また、運搬が終わると、搬出位置D4の隣の待機位置に自律的に帰還する。
なお、搬出位置D4の隣の待機位置には、運搬用自律走行体101ではなく、作業者が運ぶスタッカ装置を配置しても良い。
[中継端末]
図10は、縫製システム100の各構成の各種データ、各種指令の流れを示す構成図である。
中継端末80は、パーソナルコンピューター等の情報処理端末で構成され、裁断装置20の制御部25及び搬送装置30のコントローラ31とデータ通信可能な状態で接続されている。具体的には、これらと通信ケーブルで有線接続されているが、これらは無線通信により通信接続されていても良い。
また、中継端末80は、ネットワーク回線を通じて、外部の縫製作業における生産管理情報を管理する生産管理サーバ300と接続されている。
[縫製システムの縫製動作]
中継端末80が行う処理を含めて、縫製時の縫製システム100全体の処理の流れを説明する。
まず、CADシステム200から裁断装置20の制御部25には、裁断を実行する裁断データが入力される。
そして、裁断装置20の制御部25は、裁断データから裁断制御情報を生成すると共に、裁断データに含まれるシート材料Sに対して形成すべき複数のパーツPの配置、サイズ、形状、向き等を含むパーツ情報(パーツを特定する情報)を中継端末80に送信する。
また、制御部25は、裁断装置20の裁断実行中、裁断完了、待機中等の動作状況を示す稼働情報を周期的に中継端末80に送信する。
これに対して、中継端末80は、搬送装置30の稼働情報から取得した現在の動作状況と照合して、裁断装置20に対して、裁断動作の開始の許可又は停止の指令を通知する。
そして、裁断装置20の制御部25は、裁断動作の開始の許可が得られた場合に、裁断制御情報に従ってシート材料Sの裁断動作を実行する。
裁断装置20は、裁断ステージ21において、移動機構24を制御して、裁断ヘッド23により裁断データに定められたパターンで裁断を実行する。そして、裁断ステージ21と作業ステージ22のベルトコンベア機構の協働により、裁断処理されたシート材料Sを作業ステージ22上の所定の位置まで搬送する。
一方、中継端末80は、裁断装置20から取得した稼働情報により、裁断装置20の稼働状況を生産管理サーバ300に送信する。生産管理サーバ300では、縫製システム100の縫製実績、進行状況等を記録しており、裁断装置20の稼働情報に基づいて進行状況を記録する。
また、中継端末80は、裁断装置20から取得した稼働情報に応じて搬送装置50に対して、搬送動作の開始の許可又は停止の指令を通知する。例えば、裁断装置20からの稼働情報が裁断処理の完了(シート材料Sの作業ステージ22までの搬送完了)を示す内容である場合には、搬送装置50に対して搬送動作の開始の許可の指令を通知する。
また、中継端末80は、裁断装置20から取得したパーツ情報から作業ステージ22の所定位置にあるシート材料Sの切断処理によって展開された各パーツPの配置、サイズ、形状、向き等の情報から、各パーツPのピックアップ装置40の座標系内の配置を算出する。また、各パーツPの重心位置等も算出する。そして、これらのピックアップ座標とパーツ情報を搬送装置30のコントローラ31に送信する。
搬送装置30のコントローラ31は、中継端末80から搬送動作の開始の許可の指令とパーツ情報とパーツのピックアップ座標を受信する。また、中継機80でなくコントローラ31で、ピックアップ座標を計算しても良い。
そして、例えば、前述した図3のように、パーツP1〜P12がシート材料Sに裁断された場合には、パーツP1〜P12についてピックアップが行われる。
パーツP1〜P12ごとに、使用されるピックアップヘッド442が選出され、電磁弁444を通じて、選出されたピックアップヘッド442のみが吸引状態となる。
そして、選出された複数のピックアップヘッド442をつないだ図形の重心位置を求め、その重心がピックアップするパーツPの重心位置と一致するように先端ツール44が位置決めされて、ピックアップが行われる。
パーツ情報には、パーツP1〜P12のいずれが反転動作の対象であるかが記録されている。これに従い、搬送装置30のコントローラ31は、ピックアップしたパーツPが反転対象か否か判定し、反転対象ではない場合には、直接的に移送装置50の作業位置D1で待機するテンプレート70に搬送する。
また、ピックアップしたパーツPが反転対象である場合には、反転装置35の第一の吸着板36の吸着面361にパーツPを搬送する。
反転装置35では、第一の吸着板36の吸着面361の吸引口362のみが予め吸引状態となっており、搬送されたパーツPが先端ツール44を離れて吸着される。
そして、コントローラ31の制御に従って、反転装置35は、回動モーター38により第一の吸着板36を反転状態に回動させて、第一の吸着板36の吸引口362を吸引停止状態、第二の吸着板37の吸引口372を吸引状態とする。
さらに、第一の吸着板36を回動させて待機状態に戻すことにより、第二の吸着板37の吸着面に表裏が反転されたパーツPが吸着保持された状態となる。この状態で、第二の吸着板37の電磁弁を吸引停止状態に切り替える。
このとき、パーツPは、ピックアップ装置40の座標系内の配置が移動し、向きも反転するが、反転装置35の第一の吸着板36の回動軸位置が既知であるため、当該回動軸を基準に対称となる位置及び形状を演算により求めることができる。
従って、求められた位置及び反転したパーツPの形状に基づいて、改めて、ピックアップヘッド442の選出及び先端ツール44の位置決めを行い、再度、パーツPのピックアップを行う。
そして、パーツPは、移送装置50の作業位置D1で待機するテンプレート70に搬送される。
また、ピックアップ装置40では、選出されたピックアップヘッド442を対象として、それぞれの流量センサ445により各ピックアップヘッド442における吸気流量が個別に検出される。
ピックアップヘッド442が適正にパーツPを吸着している場合には、検出流量は一定の低下が生じるが、パーツPが吸着されていない場合には選出ピックアップヘッド442の全ての検出流量は低下しない状態となる。また、パーツPが適正な向きを向いていない場合には、選出ピックアップヘッド442の一部について検出流量は低下しない状態となる。
従って、コントローラ31は、ピックアップ装置40のピックアップ中にこれらの搬送不良の判定を周期的に実行し、搬送不良と判定した場合には、中継端末80に搬送エラーを通知する。また、タグリーダーライター55により、作業位置D1で待機しているテンプレート70のICタグ73に対して、搬送不良の発生を記録する。
これに対して、搬送エラーを受信した中継端末80は、搬送不良が発生したことを生産管理サーバ300に送信する。生産管理サーバ300では、現在ピックアップ中のテンプレート70において、搬送不良が発生したことを記録する。
また、コントローラ31は、中継端末80からパーツ情報を取得すると、コントローラ31が有するパーツ情報に含まれるパーツとテンプレート70の対応関係を示すテーブルデータを参照する。例えば、パーツ情報には、シート材料SにLサイズのパーツP1〜P6とSサイズのパーツP7〜P12とが形成されており、Lサイズ、Sサイズの順番で縫製が行われることが記録されている。
従って、テーブルデータには、LサイズのパーツP1〜P6に対応するテンプレート70とSサイズのパーツP7〜P12に対応するテンプレート70を使用すべきこと、及び、Lサイズのテンプレート70から先に使用すべきこと等が記録されている。
従って、ピックアップ装置40によるパーツPのセット作業を開始する際には、まず、作業位置D1にLサイズのテンプレート70が配置されているか否かを、タグリーダーライター55によるテンプレート70のICタグ73の読み取りにより判定する。
また、LサイズのパーツP1〜P6が全てセットされてパーツP7〜P12のセット作業を開始する際には、作業位置D1にSサイズに対応するテンプレート70が配置されているか否かを判定する。
そして、パーツ情報に基づいて縫製を実行すべきパーツPと作業位置D1にあるテンプレート70とが合致する場合には、テンプレート70の配置について現状を維持する。
また、一致しない場合には、第一移送部52、ミシン60、第二移送部53及び第三移送部54を作動させて、作業位置D1にあるテンプレート70を縫製せずに搬出位置D4まで移送する。
また、搬出位置D4にあった次のテンプレート70を作業位置D1に移送して、適正なテンプレート70を作業位置D1に配置する制御を実行する。
また、コントローラ31は、Lサイズ用のテンプレート70とSサイズ用のテンプレート70とについて、各パーツPの配置や向き等の位置決め情報を予め保有しており、これによって、ピックアップ装置40は、各パーツP1〜P12を適正なテンプレート70の適正な目的位置に位置決めして配置することができる。
そして、作業位置D1にあるテンプレート70に対して配置すべき全てのパーツPがセットされると、当該テンプレート70は、第一移送部52により供給位置D2に移送される。この移動により、テンプレート70は、起伏状態の押さえ板72が伏臥バー511によって倒され、押さえ状態となる。
また、搬出位置D4にあったテンプレート70は、第三移送部54により作業位置D1に移送される。
作業ステージ22のシート材料Sには、LサイズのパーツP1〜P6とSサイズのパーツP7〜P12とが形成されているので、先行するテンプレート70にLサイズのパーツP1〜P6がセットされた場合には、当該LサイズのパーツP1〜P6に対してミシン60による縫製が行われている間に、作業位置D1に移送されたSサイズのテンプレート70に対しても、ピックアップ装置40がパーツP7〜P12をセットする動作を継続して実行する。
上述した搬送装置30の搬送動作において、コントローラ31は、ピックアップ装置40、反転装置35、移送機構50の作動中、作動完了、待機中等の動作状況を示す稼働情報を周期的に中継端末80に送信する。
これに対して、中継端末80は、搬送装置30から取得した稼働情報により、搬送装置30の稼働状況を生産管理サーバ300に送信する。生産管理サーバ300では、搬送装置30の稼働情報に基づいて進行状況を記録する。
一方、ミシン60は、移動機構62の保持部が供給位置D2にあるテンプレート70を保持することが可能な位置で待機しており、移送機構50によりテンプレート70が供給位置D2に移送されると、速やかにこれを保持する。
なお、テンプレート70の供給位置D2の到達は、搬送装置30のコントローラ31とミシン60のコントローラ64とを接続する通信ケーブルを介してコントローラ31から通知を受信することにより認識する構成としても良いし、ミシン60のタグリーダーライター65がテンプレート70のICタグ73を検出することにより認識する構成としても良い。また、ミシン60が供給位置D2のテンプレート70を検出する専用のセンサを有する構成としても良い。
そして、移動機構62の保持部が供給位置D2にあるテンプレート70を保持すると、タグリーダーライター65によりテンプレート70のICタグ73に記録されたパターンナンバー等の縫製パターンを特定する情報の読み取りを行う。
これにより、縫製すべき縫製パターンデータを特定し、コントローラ64は、本体部61及び移動機構62を制御して、縫製パターンに従って各パーツPの縫い合わせ縫製を実行する。そして、テンプレート70の全てのパーツPに対する縫製が完了すると、テンプレート70を返却位置D3に移動させて、保持部におけるテンプレート70の保持状態を解除する。
また、コントローラ64は、テンプレート70のICタグ73を読み取ったときに、搬送不良の発生が記録されていた場合には、縫製を実行しないで、テンプレート70を返却位置D3に移動させて、保持部におけるテンプレート70の保持状態を解除する。
上述したミシン60の縫製動作において、コントローラ64は、その作動中、作動完了、待機中等の動作状況を示す稼働情報を周期的に搬送装置30のコントローラ31に送信する。搬送装置30のコントローラ31は、自己の稼働情報を周期的に中継端末80に送信する際に、ミシン60の稼働情報も送信する。
これに対して、中継端末80は、搬送装置30から取得したミシン60の稼働情報により、ミシン60の稼働状況を生産管理サーバ300に送信する。生産管理サーバ300では、ミシン60の稼働情報に基づいて進行状況を記録する。
テンプレート70が返却位置D3に搬送されると、移送機構50の第二移送部53は、これを速やかに保持する。
なお、テンプレート70の返却位置D3の到達は、搬送装置30のコントローラ31とミシン60のコントローラ64とを接続する通信ケーブルを介してコントローラ64から通知を受信することにより認識する構成としても良いし、移送機構50が返却位置D3のテンプレート70を検出する専用のセンサを有する構成としても良い。
そして、返却位置D3にあるテンプレート70は、第二移送部53により返却位置D3から搬出位置D4に移送される。そして、搬出位置D4において、押し上げバー512が作動し、テンプレート70の押さえ板72が起伏状態となる。これにより、縫着されたそれぞれの対をなすパーツPは、押さえ状態から解放される。
前述したように、コントローラ31は、テンプレート70について各パーツPの配置や向き等の位置決め情報を予め保有しており、搬出位置D4の位置情報も保有しているので、各パーツPに対するピックアップ装置40のピックアップヘッド442の選出及び先端ツール44の位置決めを行うことが可能である。
また、運搬用自律走行体101の可動領域R内の待機位置についても、予め、位置情報を保有しているので、コントローラ31は、ピックアップ装置40を制御して、テンプレート70の各パーツPを運搬用自律走行体101の上部載置面に載置して、搬出動作を実行する。
テンプレート70の全てのパーツPが搬出されると、コントローラ31は、テンプレート70の搬出位置D4から作業位置D1への移送動作の許可を要求する。
これに対して、中継端末80は、搬送装置30の稼働情報から取得した現在の動作状況と照合して、作業位置D1に他のテンプレート70が存在しているか判定し、判定結果に応じて、搬出位置D4から作業位置D1への移送動作の許可又は停止の指令を通知する。
そして、コントローラ31は、テンプレート70の搬出位置D4から作業位置D1への移送動作の許可が得られた場合に、当該移送動作を実行する。
シート材料S一枚ごとに、上述した処理及び動作が繰り返し実行される。
[発明の実施形態の技術的効果]
上述のように、縫製システム100では、裁断装置20によりシート材料Sから裁断処理されたパーツPを取り上げて縫製用のテンプレート70に搬送する搬送装置30と、テンプレート70を保持してパーツPに対して縫製を行うミシン60とを備えている。
そして、搬送装置30は、縫製を終えたパーツPをテンプレート70から取り上げて規定の搬出位置である運搬用自律走行体101の上部載置面への搬出をも実行する構成としている。
このため、縫製システム100では、裁断装置20からのパーツPの搬入、縫製、搬出までの多くの作業工程を自律的に行うことができ、作業者の作業負担を飛躍的に軽減することが可能となる。
また、縫製システム100は、裁断装置20から裁断データの一部又は全部を取得し、当該裁断データに基づくパーツ情報を搬送装置30に送る中継端末80を備え、搬送装置30は、パーツ情報により、複数のピックアップヘッド442の中から一部を選択してパーツPの取り上げを行う動作制御を行っている。
このため、ピックアップ装置40では、不要なピックアップヘッド442を作動させることなく効率的なピックアップ動作を行うことが可能となる。
また、ピックアップ装置40は、複数のピックアップヘッド442に吸引力を生じさせる空気流量を検出する流量センサ445を設け、搬送装置30は、流量センサ445の検出流量からテンプレート70に対するパーツPの搬送不良の有無を判定している。
このため、ピックアップ動作の過程で搬送不良の発生を検出することができ、検査の工程を省略することができ、効率的且つ迅速な縫製を実現することが可能となる。
また、テンプレート70は、パターンナンバー等の縫製パターンを特定する情報を記憶するICタグ73を備えており、搬送装置30は、テンプレート70に対するパーツPの搬送不良と判定した場合にテンプレート70のICタグ73に搬送不良の判定結果を記録するタグリーダーライター55を備えている。
このため、テンプレート70から直接的に搬送不良の発生を取得することができるため、搬送不良の検出時とテンプレート70に対する縫製の実行の開始時とに時間的に乖離がある場合であっても、搬送不良のパーツPが含まれているテンプレート70をより確実に特定することができ、搬送不良による不良品の混入を抑制することができ、信頼性の高い縫製を実現することが可能となる。
また、移送機構50は、テンプレート70にパーツPが配置される作業位置D1と、ミシン60にテンプレート70を供給する供給位置D2と、縫製完了後にミシン60から戻される返却位置D3と、テンプレート70からパーツPを搬出する搬出位置D4とに複数のテンプレート70を移送する移送機構50を備えている。
このため、複数のテンプレート70を各位置D1〜D4のいずれかに配置することで、それぞれのテンプレート70に対して異なる作業を実行することができ、より効率的な縫製作業を実現することが可能となる。
また、移送機構50は、作業位置D1から供給位置D2に移送される際に、起伏状態の押さえ板72に当接して倒す伏臥バー511を備えているので、テンプレート70の移送動作で押さえ板72を倒すことができ、専用のアクチュエーターを不要とし、部品点数の低減及び制御の簡易化を実現することが可能となる。
また、搬送装置30は、パーツPの表裏を反転させる反転装置35を備えているので、シート材料Sから一括的に切り出された複数のパーツPの一部を反転させる必要がある場合に、これを自動的に行うことができ、作業者のさらなる作業負担の軽減を実現することが可能となる。
また、縫製システム100は、搬送装置30は、異なる縫製パターンに対応する複数のテンプレート70を有し、中継端末80から通知されたパーツ情報に対応するテンプレートをミシン60に供給している。
このため、搬送装置30が供給するパーツPとテンプレート70の不整合を回避することができ、作業者の作業負担を飛躍的に軽減すると共に、縫製不良を回避して信頼性の高い縫製を実現することが可能となる。
また、テンプレート70は、縫製パターンを特定する情報を記憶するICタグ73を備えており、ミシンは、ICタグ73に記録された情報によって特定される縫製パターンに従って縫製を行うので、縫製不良を回避してさらなる信頼性の高い縫製を実現することが可能となる。
[その他]
上記移送機構50は、作業位置D1と、ミシン60にテンプレート70を供給する供給位置D2と、縫製完了後にミシン60から戻される返却位置D3と、テンプレート70からパーツPを搬出する搬出位置D4を有する構成としたが、供給位置D2と返却位置D3とを共通化することで返却位置D3を省略することが可能である。
また、テンプレート70の配置する位置をより多く増やしても良い。その場合には、良い多くのテンプレート70を使用することが可能となる。
20 裁断装置
21 裁断ステージ
22 作業ステージ
25 制御部
30 搬送装置
31 コントローラ
35 反転装置
40 ピックアップ装置
44 先端ツール
442 ピックアップヘッド
445 流量センサ
50 移送機構
511 伏臥バー
512 押し上げバー
52 第一移送部
53 第二移送部
54 第三移送部
55 タグリーダーライター(判定結果記録部)
60 ミシン
64 コントローラ
65 タグリーダーライター(記録部)
70 テンプレート
71 下板
72 押さえ板
73 ICタグ(記憶部)
80 中継端末
100 縫製システム
200 CADシステム
300 生産管理サーバ
D1 作業位置
D2 供給位置
D3 返却位置
D4 搬出位置
P パーツ
P1〜P12 パーツ
R 可動領域
S シート材料

Claims (8)

  1. 裁断装置によりシート材料から裁断処理されたパーツを取り上げて縫製用のテンプレートに搬送する搬送装置と、
    前記テンプレートを保持して前記パーツに対して縫製を行うミシンとを備え、
    前記搬送装置は、縫製を終えた前記パーツを前記テンプレートから取り上げて規定の搬出先への搬出をも行うことを特徴とする縫製システム。
  2. 前記裁断装置から裁断データの一部又は全部を取得し、当該裁断データに基づく前記パーツを特定する情報を前記搬送装置に送る中継端末を備え、
    前記搬送装置は、同一平面上に点在する複数のピックアップヘッドを有するピックアップ装置を有し、前記パーツを特定する情報により、複数の前記ピックアップヘッドの中から一部を選択して前記パーツの取り上げを行うことを特徴とする請求項1に記載の縫製システム。
  3. 前記ピックアップ装置は、
    前記ピックアップヘッドを支持する第一フレーム及び第二フレームと、
    第一フレームと第二フレームの間隔を調整可能な伸縮機構とを備え、
    前記パーツを特定する情報に対応して、第一フレームと第二フレームの間隔を調整することを特徴とする請求項2に記載の縫製システム。
  4. 複数の前記ピックアップヘッドに、吸引力を生じさせる空気流量を検出する流量センサを設け、
    前記搬送装置は、前記流量センサの検出流量から前記テンプレートに対する前記パーツの搬送不良の有無を判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の縫製システム。
  5. 前記テンプレートは、縫製パターンを特定する情報を記憶する記憶部を備えており、
    前記搬送装置は、前記テンプレートに対する前記パーツの搬送不良と判定した場合に前記テンプレートの前記記憶部に搬送不良の判定結果を記録する判定結果記録部を備えることを特徴とする請求項4に記載の縫製システム。
  6. 前記テンプレートに前記パーツが配置される作業位置と前記ミシンに前記テンプレートを供給する供給位置と前記テンプレートから前記パーツを搬出する搬出位置とを有し、これらのいずれかに複数の前記テンプレートを移送する移送機構を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の縫製システム。
  7. 前記テンプレートは、下板と、当該下板に対して起伏回動可能に支持されている押さえ板とを備え、
    前記移送機構は、前記作業位置から前記供給位置に移送される際に、前記起伏状態の前記押さえ板に当接して倒す伏臥バーを備えることを特徴とする請求項6に記載の縫製システム。
  8. 前記搬送装置は、前記パーツの表裏を反転させる反転装置を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の縫製システム。
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