JP2021046104A - 駐車映像記録装置、駐車映像記録方法、及び、プログラム - Google Patents

駐車映像記録装置、駐車映像記録方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】駐車映像を記録するに際し、当該駐車映像を再生した際に自身の駐車操作の技量が向上するように当該駐車映像を記録する。【解決手段】駐車映像記録装置1は、車両に搭載された少なくとも1つの撮像部としての前方カメラ10等から撮像画像を取得するカメラ画像取得部20と、駐車操作の開始を検出する駐車操作検出部21と、撮像画像に基づいて駐車映像を生成する駐車映像生成部22と、駐車映像を記録媒体に記録する駐車映像記録部23と、を備える。駐車映像記録部23は、駐車操作の開始時点よりも前の時点Aからの駐車映像を記録する。【選択図】図4

Description

本発明は、駐車映像記録装置、駐車映像記録方法、及び、プログラムに関する。
特許文献1(特開2011−126473号公報)は、車両の駐車操作を支援する駐車ナビゲーションシステムを開示している。具体的には、当該システムは、駐車操作時における俯瞰映像を駐車操作ナビゲーション映像として記録し、記録した駐車操作ナビゲーション映像を次回の駐車操作時にディスプレイに表示することにより駐車操作を支援するものである。
上記特許文献1では、駐車映像を記録するに際し、当該駐車映像を再生した際に自身の駐車操作の技量が向上するように当該駐車映像を記録する側面で改善の余地が残されている。
本発明の目的は、駐車映像を記録するに際し、当該駐車映像を再生した際に自身の駐車操作の技量が向上するように当該駐車映像を記録する技術を提供することにある。
本願発明の第1の観点によれば、車両に搭載された少なくとも1つの撮像部から撮像画像を取得する撮像画像取得部と、駐車操作の開始を検出する駐車操作検出部と、前記撮像画像に基づいて駐車映像を生成する駐車映像生成部と、前記駐車映像を記録媒体に記録する駐車映像記録部と、を備え、前記駐車映像記録部は、前記駐車操作の開始時点よりも前の時点からの駐車映像を記録する、駐車映像記録装置が提供される。
本願発明の第2の観点によれば、車両に搭載された少なくとも1つの撮像部から撮像画像を取得する撮像画像取得ステップと、駐車操作の開始を検出する駐車操作検出ステップと、前記撮像画像に基づいて駐車映像を生成する駐車映像生成ステップと、前記駐車映像を記録媒体に記録する駐車映像記録ステップと、を含み、前記駐車映像記録ステップでは、前記駐車操作の開始時点よりも前の時点からの駐車映像を記録する、駐車映像記録方法が提供される。
本発明によれば、駐車映像を記録するに際し、当該駐車映像を再生した際に自身の駐車操作の技量が向上するように当該駐車映像を記録することができる。
駐車映像記録装置の機能ブロック図である。 記録対象となる駐車映像の起点と終点を説明するための図である。 駐車映像記録装置の動作のフローチャートである。 駐車映像の一具体例である。
以下、図1から図4を参照して、本願発明の実施形態を説明する。
図1には、車両に搭載された駐車映像記録装置1の機能ブロック図を示している。駐車映像記録装置1は、中央演算処理器としてのCPU(Central Processing Unit)と、読み書き自由のRAM(Random Access Memory)、読み出し専用のROM(Read Only Memory)を備えている。そして、CPUがROMに記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで、制御プログラムは、CPUなどのハードウェアを各種機能部として機能させる。各種機能部は、カメラ画像取得部20、駐車操作検出部21、駐車映像生成部22、駐車映像記録部23、駐車映像再生部24、位置情報取得部25、駐車操作評価部26、地図画像取得部27のうち少なくとも何れか1つ又は複数である。駐車映像記録装置1は、例えば、カメラ画像取得部20、駐車操作検出部21、駐車映像生成部22、駐車映像記録部23によって構成される。なお、本実施形態では、駐車映像記録装置1を単体の装置で実現しているが、これに代えて、駐車映像記録装置1が有する各種機能部を複数の装置で分散処理してもよい。
駐車映像記録装置1は、更に、地図画像DB28、記憶媒体としてのHDD29(hard disk drive)、メモリーカードリーダ30とを備えている。
また、駐車映像記録装置1には、前方カメラ10、後方カメラ11、右方カメラ12、左方カメラ13、GPS受信器14(Global Positioning System)、ECU15(Electronic Control Unit)、ディスプレイ40が接続されている。
前方カメラ10は、車両の前方を撮像する撮像部の一具体例であって、典型的には車両のフロントグリル付近に取り付けられている。前方カメラ10は、撮像画像を駐車映像記録装置1に出力する。
後方カメラ11は、車両の後方を撮像する撮像部の一具体例であって、典型的には車両のリアバンパー付近もしくはリアのナンバープレート付近に取り付けられている。後方カメラ11は、撮像画像を駐車映像記録装置1に出力する。
右方カメラ12は、車両の右方を撮像する撮像部の一具体例であって、典型的には右ドアミラーに取り付けられている。右方カメラ12は、撮像画像を駐車映像記録装置1に出力する。
左方カメラ13は、車両の左方を撮像する撮像部の一具体例であって、典型的には左ドアミラーに取り付けられている。左方カメラ13は、撮像画像を駐車映像記録装置1に出力する。
GPS受信器14は、GPS衛星からの電波を受信して現在地の緯度経度を算出し、算出結果としての現在位置情報を駐車映像記録装置1に出力する。
ECU15は、シフトレバーのレバー位置情報、車速情報、イグニッション信号、ハンドル舵角信号などの各種情報又は信号を駐車映像記録装置1に出力する。レバー位置情報は、シフトレバーのレバー位置を示す情報であって、レバー位置は例えばパーキング、リバース、ドライブ、ニュートラルが挙げられる。車速情報は、車両の車速を示す情報である。イグニッション信号は、エンジンの動作のON及びOFFを示す信号である。駐車映像記録装置1は、たとえば、CAN(Controller Area Network)などの車両用ネットワークを介してECU15からの情報を取得する。
ディスプレイ40は、例えば液晶ディスプレイであるが、これに限定されない。
地図画像DB28は、地図画像を位置情報と関連付けて格納するDBである。本実施形態において地図画像DB28は駐車映像記録装置1が備えるものとしたが、駐車映像記録装置1の外部に設けられてもよい。この場合、駐車映像記録装置1は、WAN(Wide Area Network)を利用して地図画像DB28にアクセスするようにしてもよい。
HDD29は、記憶媒体の一具体例である。
メモリーカードリーダ30は、記憶媒体の一具体例であるSDカードなどのメモリーカードに対して読み書きアクセスするものである。本実施形態においてメモリーカードリーダ30は駐車映像記録装置1が備えるものとしたが、駐車映像記録装置1の外部に設けられてもよい。この場合、駐車映像記録装置1は、任意のケーブルを介してメモリーカードリーダ30に挿入されたメモリーカードに対して読み書きアクセスするようにしてもよい。
カメラ画像取得部20は、前方カメラ10及び後方カメラ11、右方カメラ12、左方カメラ13の夫々から撮像画像を例えば1秒あたり30枚取得する。カメラ画像取得部20は、たとえば後方カメラ11などの、ひとつのカメラからの画像を取得する形態があってもよい。カメラ画像取得部20は、これらのカメラからの画像を取得するに限定されず、たとえば360°全方位を撮影するカメラからの画像を取得してもよく、車両外部に備えられたカメラや、携帯可能なカメラからの画像を取得してもよい。
駐車操作検出部21は、ECU15から取得した信号に基づいて、駐車操作の開始及び終了を検出する。具体的には、駐車操作検出部21は、レバー位置情報がリバースに切り替えられたことを検出することにより、駐車操作が開始されたことを検出する。また、駐車操作検出部21は、イグニッション信号がONからOFFに切り替えられたことを検出することにより、駐車操作が終了したことを検出する。なお、駐車操作検出部21は、ハザードランプが消灯状態から点滅状態に切り替えられたことを検出することにより、又は、GPS受信器14から取得した位置情報を地図情報と照会することで車両が駐車場に進入したことを検出することにより、駐車操作が開始されたことを検出するようにしてもよい。ここで、地図情報は、駐車映像記録装置1の内外に設けられた地図情報DBから取得するようにしてもよい。
駐車映像生成部22は、カメラ画像取得部20が取得した撮像画像に基づいて、視点変換処理、複数画像の合成処理、画像の一部の切り出し処理などの画像加工処理や、符号化圧縮処理などの画像処理を行って、駐車映像を生成する。駐車映像生成部22は、カメラ画像取得部20が取得した撮像画像に視点変換や合成処理を行って俯瞰映像を生成することなく、撮像画像をそのまま圧縮した駐車映像を生成してもよい。駐車映像は、車両が駐車しようとするときの車両に関連する映像である。本実施形態において、駐車映像生成部22は、前方カメラ10、後方カメラ11、右方カメラ12、左方カメラ13から取得した撮像画像を視点変換処理および合成処理を行うことにより駐車映像として俯瞰映像を生成し、符号化圧縮した映像を駐車映像として生成する。
駐車映像記録部23は、駐車映像生成部22が生成した駐車映像を例えばHDD29やメモリーカードリーダ30に挿入された図示しないメモリーカードに記録する。また駐車映像記録部23は、図示しないバッファメモリに駐車映像生成部22が生成した駐車映像を記録する。バッファメモリに記録された駐車映像は、所定の時間が経過した後に上書されて消失する。HDD29やメモリーカードリーダ30に挿入された図示しないメモリーカードへの記録は、バッファメモリに記録された駐車映像をコピーすることによって行われてもよい。
駐車映像再生部24は、例えばHDD29やメモリーカードリーダ30に挿入された図示しないメモリーカードに記憶された駐車映像を再生して、ディスプレイ40に表示する。
位置情報取得部25は、GPS受信器14から現在位置情報を取得する。
駐車操作評価部26は、駐車映像に基づいて、当該駐車映像に対応する駐車操作を評価する。具体的には、駐車操作評価部26は、駐車映像に基づいて自車両が駐車すべき駐車区域を検出すると共に、駐車区域に対する自車両の駐車位置及び駐車姿勢を検出する。また、駐車操作評価部26は、駐車操作の開始時点から終了時点までの経過時間を検出する。そして、駐車操作評価部26は、駐車区域に対する自車両の駐車位置及び駐車姿勢の少なくとも何れか、経過時間に基づいて駐車操作を採点する。駐車操作評価部26は、例えば、駐車区域に対して自車両の駐車位置が左右いずれかに偏っていることや、駐車区域からはみ出した駐車姿勢となっていること、駐車区域に対して自車両の駐車姿勢が傾いていることなどを検出し、偏り方の度合や、傾き方の度合に応じて、駐車操作を評価する。なお、駐車操作の採点方法については、上記に限定されず、例えば当該駐車区域に隣り合う駐車区域に他車両が駐車していた場合は、自車両と他車両との離間距離を採点対象に含めてもよい。
地図画像取得部27は、位置情報取得部25が取得した現在位置情報に基づいて、当該現在位置情報に対応する地図画像を地図画像DB28から取得する。地図画像は、例えば、当該現在位置情報が示す位置を中央に含み100メートル四方分の地図画像を32ピクセル四方で表現したものとすることが好ましいが、これに限定されない。地図画像取得部27は、例えば、自車両が駐車した位置が自宅である場合、地図画像DB28から取得した画像から自宅部分を切り出した画像としてもよい。
次に、図2を参照して、駐車映像記録部23が記録する駐車映像の記録対象に関して説明する。本実施形態において、駐車映像記録部23が記録する駐車映像の記録対象は、駐車操作開始の時点から第1の時間遡った時点Aから、駐車操作終了の時点から第2の時間経過した時点Bまでの駐車映像とする。第1の時間及び第2の時間は、任意に設定することができ、それぞれ、例えば、5秒、10秒、30秒、60秒とすることができる。また、第2の時間は、0秒とすることができる。この場合、駐車映像記録部23が記録する駐車映像の記録対象は、駐車操作開始の時点から第1の時間遡った時点Aから、駐車操作終了の時点までの駐車映像となる。第1の時間は、駐車操作が開始される、換言するとレバー位置情報がリバースに切り替えられた時点から遡って記録される時間であるため、レバー位置情報がリバースに切り替えられる前の、車両が駐車区域に接近する時点からの車両の挙動が全て記録される時間として、駐車動作終了後の記録時間である第2の時間より長くすることが好ましい。
次に、図3を参照して、駐車映像記録装置1の動作を説明する。
S1:
カメラ画像取得部20が、前方カメラ10、後方カメラ11、右方カメラ12、左方カメラ13から撮像画像を取得する。
S2:
駐車映像生成部22が、カメラ画像取得部20が取得した撮像画像に基づいて駐車映像としての俯瞰映像を生成する。
S3:
駐車映像記録部23が、駐車映像生成部22が生成した駐車映像をバッファメモリに記録する。
S10:
駐車操作検出部21は、駐車操作が開始したか判定し、駐車操作が開始していない場合は(S10:NO)、S10を繰り返す。一方、駐車操作が開始した場合は(S10:YES)、処理をS20に進める。
S20:
駐車映像記録部23は、駐車操作が開始した時点から第1の時間を遡った時点からの駐車映像を、バッファメモリから記録媒体へコピー(記録)する処理を開始し、処理をS30に進める。
S30:
駐車操作検出部21は、駐車操作が終了したか判定する。駐車操作が終了したと判定した場合は(S30:YES)、駐車操作検出部21は、処理をS40に進める。一方、駐車操作が終了していないと判定した場合は(S30:NO)、S30を繰り返す。
S40:
駐車映像記録部23は、駐車操作が終了した時刻から第2の時間が経過したら、駐車映像をバッファメモリから記録媒体へコピー(記録)する処理を終了し、処理をS200に進める。また、ここで処理を終了する実施形態があってもよい。
S200:
次に、駐車映像記録部23は、記録した駐車映像を破棄するか判定する。具体的には、駐車映像記録部23は、記録した駐車映像に基づいて、駐車位置及び駐車姿勢が駐車区域に対して不適正であるか、又は、駐車操作開始時点から駐車操作終了時点までの経過時間が所定時間より長い場合(S200:NO)、当該駐車映像を破棄せず、処理をS210に進める。また、ここで処理を終了する実施形態があってもよい。一方、駐車映像記録部23は、記録した駐車映像に基づいて、駐車位置及び駐車姿勢が駐車区域に対して適正であると共に、駐車操作開始時点から駐車操作終了時点までの経過時間が所定時間より短い場合(S200:YES)、駐車映像を破棄し(S340)、処理を終了する。
S210:
次に、位置情報取得部25は、現在位置情報、即ち駐車位置情報を取得する。
S220:
次に、駐車映像記録部23は、映像ファイルに駐車位置情報を書き込む。例えば映像ファイルがMP4形式である場合は、駐車映像記録部23は、駐車位置情報を映像ファイルの最初のBOXのメタデータ欄に記述することができる。これにより、多数の映像ファイルを分類するに際し、例えば駐車位置情報を利用して駐車場毎に容易に分類することが可能となる。しかし、駐車位置情報をどのように映像ファイルに記述するかはこれに限定されず、例えば映像ファイルのファイル名に駐車位置情報を記述してもよい。
S230:
次に、駐車映像記録部23は、映像ファイルのサムネイル画像を地図画像とするか判定する。即ち、多数の映像ファイルを情報端末機器で管理する場合、映像ファイルのサムネイル画像が適切に設定されていることが好ましい。サムネイル画像は、例えば駐車位置を中心とした地図画像や駐車操作の評価結果を示す操作評価画像とすることができる。駐車映像記録装置1のユーザは、サムネイル画像として、地図画像とするか操作評価画像とするか予め設定しておいてもよいし、S230で駐車映像記録装置1の入力手段を適宜に操作して何れかを選択してもよい。サムネイル画像が地図画像に設定されている場合は(S230:YES)、駐車映像記録部23は、処理をS300に進める。一方、サムネイル画像が地図画像に設定されていない場合は(S230:NO)、駐車映像記録部23は、処理をS320に進める。
S300-S310:
地図画像取得部27は、駐車位置情報を含む地図画像を地図画像DB28から取得する(S300)。そして、駐車映像記録部23は、映像ファイルのサムネイル画像に当該地図画像を設定し(S310)、処理を終了する。
S320-S330:
駐車操作評価部26は、駐車映像に基づいて、当該駐車映像に対応する駐車操作を評価する(S320)。そして、駐車映像記録部23は、映像ファイルのサムネイル画像に当該評価結果を示す画像、例えば点数が描かれた画像を設定し(S330)、処理を終了する。
図4には、駐車映像記録部23が記録した駐車映像を例示している。図4において、符号P1、P2、P3、P4、P5は、何れも、駐車映像記録装置1を搭載した車両の移動軌跡を時系列順に示したものである。図4の例では、車両の進行方向左側に空きの駐車区域Qが存在している。進行方向左側の駐車区域Qに後退で駐車するには、符号P3で示すように駐車区域Qを若干通り過ぎた位置で車両の後方を駐車区域Qに向け、この状態から後退を開始することが好ましい。そして、符号P3で示す位置に車両を移動させるには、符号P1及びP2で示すように予め駐車区域Qに極力近い位置を車両が通過することが好ましい。つまり、駐車操作前の、即ち後退を開始する前の車両の動作が駐車操作の成否にとって重要な因子となり得る。そこで、本実施形態では、図2に示すように、駐車操作開始時点よりも第1の時間遡った時点から駐車映像を記録することとしているので、駐車映像を再生した際に駐車操作前に、即ち後退を開始する前に車両がどのような移動軌跡を辿ったか把握することができる。従って、駐車操作後の、即ち後退を開始した後の駐車映像しか確認できない場合と比較して、本実施形態の駐車映像記録装置1は、駐車操作の技量向上に極めて寄与すると言える。
以上に、本願発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は以下の特徴を有する。
即ち、駐車映像記録装置1は、車両に搭載された少なくとも1つの撮像部としての前方カメラ10等から撮像画像を取得する撮像画像取得部としてのカメラ画像取得部20と、駐車操作の開始を検出する駐車操作検出部21と、撮像画像に基づいて駐車映像を生成する駐車映像生成部22と、駐車映像を記録媒体に記録する駐車映像記録部23と、を備える。駐車映像記録部23は、駐車操作の開始時点よりも前の時点Aからの駐車映像を記録する。以上の構成によれば、駐車映像を記録するに際し、当該駐車映像を再生した際に自身の駐車操作の技量が向上するように当該駐車映像を記録することができる。
また、駐車操作検出部21は、駐車操作の開始に加えて終了も検出するように構成される。駐車映像記録部23は、駐車操作の終了時点よりも後の時点Bまでの駐車映像を記録する。
また、駐車映像記録部23は、駐車操作の開始時点よりも第1の時間遡った時点Aから、駐車操作の終了時点よりも第2の時間経過した時点Bまでの駐車映像を記録するように構成される。第1の時間は、第2の時間よりも長い。以上の構成によれば、駐車映像を記録するに際し、当該駐車映像を再生した際に自身の駐車操作の技量が向上するように当該駐車映像を記録し、駐車操作終了後の、自身の駐車操作の技量の向上にとって不要な映像の記録を最小限にとどめ、記録容量を低減させることができる。
また、駐車映像は、俯瞰映像とするとよい。以上の構成によれば、自身の駐車操作を俯瞰することができるので、自身の駐車操作の技量向上に寄与する。
また、駐車映像記録部23は、車両の駐車姿勢が駐車区域に対して不適切であった場合、車両の駐車位置が駐車区域に対して不適切であった場合、又は、駐車操作の開始時点から終了時点までの経過時間が第3の時間としての所定時間よりも長かった場合、駐車映像を記録する。即ち、それ以外の場合は、駐車映像を破棄する(S340)。以上の構成によれば、自身の駐車操作のうち改善すべき駐車操作が駐車映像として記録されるので、技量向上に寄与しつつ記録媒体の記憶容量を浪費することがない。
また、駐車映像生成部22は、駐車映像に、車両の駐車挙動における移動予想軌跡を示す予想軌跡線を重畳するようにしてもよい。この場合、駐車映像生成部22は、予想軌跡線をハンドル舵角に連動するものとしてもよいし、連動しないものとしてもよく、更には、ハンドル舵角に連動する予想軌跡線とハンドル舵角に連動しない予想軌跡線を何れも駐車映像に重畳してもよい。
また、駐車映像記録装置1は、駐車操作が行われた場所の地図画像を取得する地図画像取得部27を更に備える。駐車映像記録部23は、駐車映像を含む映像ファイルのサムネイル画像に地図画像を設定する(S310)。以上の構成によれば、映像ファイルを情報端末機器で分類又は再生するに際し、映像ファイルを再生しなくても駐車操作が行われた場所を推定することができ、自身の駐車操作の技量の向上のために再生して確認したい映像の検索を容易とすることができる。
また、駐車映像記録装置1は、駐車操作を評価する駐車操作評価部26を更に備える。駐車映像記録部23は、駐車映像を含む映像ファイルのサムネイル画像に、駐車操作評価部26による評価結果を示す画像を設定する(S330)。以上の構成によれば、映像ファイルを情報端末機器で分類又は再生するに際し、映像ファイルを再生しなくても駐車操作の良否を認識し、自身の駐車操作の技量の向上のために再生して確認したい映像の検索を容易とすることができる。
また、駐車映像記録部23は、駐車映像を含む映像ファイルを駐車操作が行われた駐車場毎に分類可能となるように、映像ファイルに、駐車位置情報を付帯させる(S230)。駐車位置情報は、駐車操作が行われた駐車場に関連する駐車場関連情報の一具体例である。以上の構成によれば、駐車映像を含む映像ファイルを駐車操作が行われた駐車場毎に容易に分類可能となる。なお、駐車操作が行われた駐車場に関連する駐車場関連情報の他の具体例としては、駐車場の名称が挙げられる。駐車場の名称は、駐車場の名称と位置情報を関連付けて記憶する図示しないDBを参照することで取得するようにしてもよい。
また、駐車映像記録方法は、車両に搭載された少なくとも1つの撮像部としての前方カメラ10等から撮像画像を取得する撮像画像取得ステップ(S1)と、駐車操作の開始を検出する駐車操作検出ステップ(S10)と、撮像画像に基づいて駐車映像を生成する駐車映像生成ステップ(S2)と、駐車映像を記録媒体に記録する駐車映像記録ステップ(S20,S40)と、を含む。駐車映像記録ステップ(S20,S40)では、駐車操作の開始時点よりも前の時点からの駐車映像を記録する。以上の方法によれば、駐車映像を記録するに際し、当該駐車映像を再生した際に自身の駐車操作の技量が向上するように当該駐車映像を記録することができる。
なお、上記実施形態では、駐車映像記録部23は、駐車操作の開始時点よりも前の時点Aからの駐車映像を記録するものとしたが、これに代えて、駐車操作の開始時点からの駐車映像を記録するようにしてもよい。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、更に、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROMを含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、更に、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 駐車映像記録装置
10 前方カメラ
11 後方カメラ
12 右方カメラ
13 左方カメラ
14 GPS受信器
15 ECU
20 カメラ画像取得部
21 駐車操作検出部
22 駐車映像生成部
23 駐車映像記録部
24 駐車映像再生部
25 位置情報取得部
26 駐車操作評価部
27 地図画像取得部
28 地図画像DB
29 HDD
30 メモリーカードリーダ
40 ディスプレイ
A 時点
B 時点
Q 駐車区域

Claims (10)

  1. 車両に搭載された少なくとも1つの撮像部から撮像画像を取得する撮像画像取得部と、
    駐車操作の開始を検出する駐車操作検出部と、
    前記撮像画像に基づいて駐車映像を生成する駐車映像生成部と、
    前記駐車映像を記録媒体に記録する駐車映像記録部と、
    を備え、
    前記駐車映像記録部は、前記駐車操作の開始時点よりも前の時点からの駐車映像を記録する、
    駐車映像記録装置。
  2. 請求項1に記載の駐車映像記録装置であって、
    前記駐車操作検出部は、前記駐車操作の開始に加えて終了も検出するように構成され、
    前記駐車映像記録部は、前記駐車操作の開始時点よりも第1の時間遡った時点から、前記駐車操作の終了時点よりも第2の時間経過した時点までの駐車映像を記録するように構成され、
    前記第1の時間は、前記第2の時間よりも長い、
    駐車映像記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載の駐車映像記録装置であって、
    前記駐車映像生成部は、前記撮像画像に基づいて俯瞰映像を生成する、
    駐車映像記録装置。
  4. 請求項1から3までの何れか1項に記載の駐車映像記録装置であって、
    前記駐車映像記録部は、
    前記車両の駐車姿勢及び駐車位置の少なくとも何れかが駐車区域に対して不適切であった場合、
    又は、
    前記駐車操作の開始時点から終了時点までの経過時間が第3の時間よりも長かった場合、
    前記駐車映像を記録する、
    駐車映像記録装置。
  5. 請求項1から4までの何れか1項に記載の駐車映像記録装置であって、
    前記駐車映像生成部は、前記駐車映像に、前記車両の駐車挙動における移動予想軌跡を示す予想軌跡線を重畳させる、
    駐車映像記録装置。
  6. 請求項1から5までの何れか1項に記載の駐車映像記録装置であって、
    前記駐車操作が行われた場所の地図画像を取得する地図画像取得部を更に備え、
    前記駐車映像記録部は、前記駐車映像を含む映像ファイルのサムネイル画像に前記地図画像を設定する、
    駐車映像記録装置。
  7. 請求項1から5までの何れか1項に記載の駐車映像記録装置であって、
    前記駐車操作を評価する駐車操作評価部を更に備え、
    前記駐車映像記録部は、前記駐車映像を含む映像ファイルのサムネイル画像に、前記駐車操作評価部による評価結果を示す画像を設定する、
    駐車映像記録装置。
  8. 請求項1から7までの何れか1項に記載の駐車映像記録装置であって、
    前記駐車映像記録部は、前記駐車映像を含む映像ファイルを前記駐車操作が行われた駐車場毎に分類可能となるように、前記映像ファイルに、前記駐車操作が行われた駐車場に関連する駐車場関連情報を付帯させる、
    駐車映像記録装置。
  9. 車両に搭載された少なくとも1つの撮像部から撮像画像を取得する撮像画像取得ステップと、
    駐車操作の開始を検出する駐車操作検出ステップと、
    前記撮像画像に基づいて駐車映像を生成する駐車映像生成ステップと、
    前記駐車映像を記録媒体に記録する駐車映像記録ステップと、
    を含み、
    前記駐車映像記録ステップでは、前記駐車操作の開始時点よりも前の時点からの駐車映像を記録する、
    駐車映像記録方法。
  10. コンピュータに、請求項9に記載の駐車映像記録方法を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114475612A (zh) * 2022-01-18 2022-05-13 上汽通用五菱汽车股份有限公司 泊车评价方法、装置、电子设备及存储介质
WO2023120682A1 (ja) * 2021-12-23 2023-06-29 株式会社J-QuAD DYNAMICS 自動出庫システム及び自動出庫方法

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