JP2022073072A - 車両用記録制御装置および車両用記録制御方法 - Google Patents

車両用記録制御装置および車両用記録制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の駐車中のイベントに関係する他車両を特定可能な映像の記録を適切に行うこと。【解決手段】車両の周囲を撮影する撮影部210が撮影した映像データを取得する映像データ取得部120と、車両が駐車したことを検出する駐車検出部123と、映像データ取得部120が取得した映像データから他車両を検出する他車両検出部124と、車両に対するイベントを検出するイベント検出部125と、車両が駐車したことを駐車検出部123が検出したときに、駐車したときから所定時間前までの映像データから他車両検出部124が他車両を検出し、他車両が検出された映像データを一時保存し、車両の駐車中にイベント検出部125がイベントを検出した場合、検出したイベントに起因する映像データと他車両が検出された映像データとを関連付けて保存する記録制御部126と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用記録制御装置および車両用記録制御方法に関する。
車両に取り付けられて車両の周辺を撮影し、衝撃を検出することにより車両に対するイベントを検出し、イベント発生時の映像を記録するドライブレコーダが普及している(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-28760号公報
駐車場などで駐車する場合や駐車中においては、車両同士の接触が発生することがある。しかし、車両の駐車中に、車両同士の接触によるイベントが検出された場合に保存される映像では、接触した他車両の特定が困難な場合もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、駐車中のイベントに関係する他車両を特定可能な映像の記録を適切に行うことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両用記録制御装置は、車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得部と、前記車両が駐車したことを検出する駐車検出部と、前記映像データ取得部が取得した映像データから他車両を検出する他車両検出部と、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、前記車両が駐車したことを前記駐車検出部が検出したときに、駐車したときから所定時間前までの映像データから、前記他車両検出部が他車両を検出し、他車両が検出された映像データを一時保存し、前記車両の駐車中に前記イベント検出部がイベントを検出した場合、検出したイベントに起因する映像データと他車両が検出された映像データとを関連付けて保存する記録制御部と、を備える。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両用記録制御装置が実行する車両用記録制御方法は、車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得ステップと、前記車両が駐車したことを検出する駐車検出ステップと、前記映像データ取得ステップで取得した映像データから他車両を検出する他車両検出ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記車両が駐車したことを前記駐車検出ステップで検出したときに、駐車したときから所定時間前までの映像データから、前記他車両検出ステップで他車両を検出し、他車両が検出された映像データを一時保存し、前記車両の駐車中に前記イベント検出ステップでイベントを検出した場合、検出したイベントに起因する映像データと他車両が検出された映像データとを関連付けて保存する記録制御ステップと、を含む。
本発明に係る車両用記録制御装置および車両用記録制御方法は、駐車中のイベントに関係する他車両を特定可能な映像の記録を適切に行うことができる、という効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、車両に搭載される撮影部の配置位置についての説明図である。 図3は、映像データのループ記録についての概念図である。 図4は、第1実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、車両が駐車した状態を示す説明図である。 図6は、車両の駐車が完了した時刻から所定時間前の状態を示す説明図である。 図7は、他車両が検出された際の映像データについての説明図である。 図8は、他車両が車両に接触した状態についての説明図である。 図9は、車両の駐車中にイベントが検出された際の映像データについての説明図である。 図10は、第2実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、第3実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、第4実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、第5実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る車両用記録制御装置および車両用記録制御方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、且つ、容易に想到できるもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
[第1実施形態]
<車両用記録装置>
図1は、第1実施形態に係る車両用記録装置10の構成例を示すブロック図である。図2は、車両1に搭載される撮影部210の配置位置についての説明図である。車両用記録装置10は、いわゆるドライブレコーダであり、車両1から供給される電力により駆動する。車両用記録装置10は、車両に載置されているものに加えて、可搬型で車両において利用可能な装置であってもよい。
車両用記録装置10は、撮影部210と、CANインターフェース220と、加速度センサ230と、記録部250と、操作部260と、表示部270と、GNSS(Global Navigation Satellite System:全地球航法衛星システム)受信部280と、地図情報記憶部290と、車両用記録制御装置(以下、「制御装置」という。)100とを有する。
撮影部210は、車両用記録装置10が搭載される車両1の周辺を撮影し、電気信号として出力可能なカメラになっている。第1実施形態では、撮影部210は、車両1の前方および後方を撮影する第1撮影部211と、車両1の左右側方に備えられた第2撮影部216とを備えている。第1撮影部211は、車両1の前方を撮影する前方カメラ212と、車両1の後方を撮影する後方カメラ213とを有しており、第2撮影部216は、車両1の左側方を撮影する左側方カメラ217と、車両1の右側方を撮影する右側方カメラ218とを有している。
このうち、第1撮影部211が有する前方カメラ212は、車両1の車室内のフロントガラス付近に車両1の前方を向いて配置され、車両1の前方を中心とした周辺を撮影する。第1撮影部211が有する後方カメラ213は、車両1の車室内の後方に車両1の後方を向いて配置され、車両1の後方を中心とした周辺を撮影する。これらの前方カメラ212および後方カメラ213は、ドライブレコーダとして用いられるカメラになっている。
第2撮影部216が有する左側方カメラ217は、車両1の左側面に左側後方を向いて配置されて、車両1の左側の後方を撮影する。第2撮影部216が有する右側方カメラ218は、車両1の右側面に右側後方を向いて配置されて、車両1の右側の後方を撮影する。左側方カメラ217および右側方カメラ218は、サイドモニタ(電子サイドミラー)用のカメラ、または俯瞰映像表示用のカメラのいずれであってもよい。これらのように構成される撮影部210は、撮影した映像データを制御装置100の映像データ取得部120へ出力する。
CANインターフェース220は、CAN(Controller Area Network)を介して各種車両情報を取得するためのインターフェースである。車両情報には、例えば、エンジンの動作状態や、車速情報、サイドブレーキ情報などの車両の走行状態に関する情報が含まれている。
加速度センサ230は、車両用記録装置10が搭載される車両1に対するイベントを検出することが可能なセンサになっており、検出結果を制御装置100のイベント検出部125に出力する。加速度センサ230は、例えば3軸方向の加速度を検出するセンサである。3軸方向とは、車両1の前後方向、左右方向、および上下方向である。加速度センサ230は、3軸方向の加速度によって、車両1に対する衝撃が検出可能になっている。
記録部250は、車両用記録装置10におけるデータの一時記憶や保存などに用いられる。記録部250は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、メモリカードなどの記録媒体である。または、図示しない通信装置を介して無線接続される外部記録部であってもよい。記録部250は、制御装置100の記録制御部126から出力された制御信号に基づいて、映像データ取得部120によって取得した映像データを記録する。
操作部260は、車両用記録装置10に対する各種操作を受付可能なインターフェースになっている。操作部260は、例えば、映像データの再生指示を行う操作や、削除指示を行う操作などを受け付ける。また、操作部260は、手動によるイベント記録を行う操作の受付が可能になっている。操作部260は、入力された操作情報を、制御装置100の操作制御部128に出力する。
表示部270は、一例としては、車両用記録装置10に固有の表示装置、または、ナビゲーションシステムを含む他のシステムと共用した表示装置などである。表示部270は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイである。第1実施形態では、表示部270は、車両1の運転者前方の、ダッシュボード、インストルメントパネル、センターコンソールなどに配置されている。表示部270は、制御装置100の表示制御部129から出力された映像信号に基づいて、映像を表示する。表示部270は、撮影部210が撮影している映像、または、記録部250に記録された映像を表示する。
GNSS受信部280は、複数の測位衛星から発射される電波を受信する。GNSS受信部280は、受信した電波の信号を制御装置100の位置情報取得部130へ出力する。
地図情報記憶部290は、地図情報を記憶する。地図情報は、例えば、駐車場の情報を含む。地図情報記憶部290は、記憶している地図情報を制御装置100の地図情報取得部131へ出力する。地図情報記憶部290は、図示しない通信機能を介して地図情報を取得する外部サーバ等の記憶装置であってもよい。
制御装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置(制御装置)である。制御装置100は、記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。このため、制御装置100は、本発明にかかる車両用記録制御方法を実行する。また、制御装置100は、本発明にかかるプログラムを実行するコンピュータである。制御装置100には図示しない内部メモリが含まれ、内部メモリは制御装置100におけるデータの一時記憶などに用いられる。制御装置100は、バス110に接続された、映像データ取得部120と、バッファメモリ121と、映像データ処理部122と、駐車検出部123と、他車両検出部124と、イベント検出部125と、記録制御部126と、再生制御部127と、操作制御部128と、表示制御部129と、位置情報取得部130と、地図情報取得部131とを有する。
映像データ取得部120は、車両1の周囲を撮影した映像データを取得する。より詳しくは、映像データ取得部120は、車両1の周囲を撮影する撮影部210が出力した映像データを取得する。また、車両用記録装置10は、撮影部210を複数有しているため、映像データ取得部120は、複数の撮影部210が撮影した映像データをそれぞれ取得することが可能になっている。つまり、映像データ取得部120は、第1撮影部211が撮影した映像データと、第2撮影部216が撮影した映像データとをそれぞれ取得することが可能になっている。
バッファメモリ121は、制御装置100が備える内部メモリであり、映像データを一時的に記憶するメモリになっている。バッファメモリ121は、例えば、映像データ取得部120が取得した一定時間分の映像データを、更新しながら一時的に記録するメモリである。
映像データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している映像データ(以下、「一時映像データ」という。)を、例えばH.264やMPEG-4(Moving Picture Experts Group)などの任意の方式のコーデックで符号化された、例えばMP4形式などの任意のファイル形式に変換する。映像データ処理部122は、一時映像データから、一定時間分の動画データを1つのファイルとした映像データを生成する。詳しくは、映像データ処理部122は、一時映像データより、記録順に所定の時間の映像データを1ファイルとして生成し、所定の時間の映像データからなるファイルを、撮影部210での撮影時間に応じて複数生成する。この場合における所定の時間は、操作部260への入力操作により設定された時間(例えば、60秒間)が用いられる。映像データ処理部122は、このように生成した映像データを記録制御部126へ出力する。また、映像データ処理部122は、生成した映像データを表示制御部129へ出力する。なお、1つのファイルとして生成される映像データの時間は、一例として60秒としたが、これには限定されない。また、ここで言う映像データとは、撮影部210が撮影した映像に加えて音声が含まれたデータであってもよい。
駐車検出部123は、CANインターフェース220より取得する車両情報に基づいて、車両1が駐車したことを検出する。車両1が駐車したとは、シフトポジションが「パーキング」となったことやサイドブレーキが操作されたこと、例えば5秒以上の時間、速度がゼロとなったこと、エンジン停止などである。または、ユーザ操作など任意のトリガによって、車両1が駐車した状態にあるとしてもよい。また、駐車検出部123は、車両1が停止した位置が、地図情報取得部131が取得した地図情報を参照することによって、駐車場であることを示している場合に、車両1が駐車したことを検出してもよい。
他車両検出部124は、映像データ取得部120が取得した映像データから、他車両を検出する。即ち、他車両検出部124は、映像データ取得部120が取得した映像データに基づいて、車両1の周囲に存在する他の車両である他車両を検出する。
イベント検出部125は、車両1に対するイベントを検出する。イベント検出部125が車両1に対するイベントを検出する方法は任意であるが、一例としてイベント検出部125は、加速度センサ230の検出結果に基づいて、イベントを検出する。この場合、イベント検出部125は、加速度センサ230の出力から、車両1に加わった加速度に基づき、所定の閾値以上の加速度が加わった場合に、車両1に対してイベントが発生したと判断する。つまり、イベント検出部125は、加速度センサ230が、所定の閾値以上の加速度を検出した場合に、イベントとして検出する。イベント検出部125がイベントとして検出する加速度の閾値は、停止中の車両1に他の物体が接触することで発生する加速度を検出可能な値になっており、例えば、0.2Gなどの値に設定される。
図3は、映像データのループ記録についての概念図である。図3において、記録制御部126は、映像データ処理部122でファイル化された映像データ300を、記録部250に記録させる制御を行う。記録制御部126は、ループ記録を行うことが設定されている場合は、ループ記録処理を実行し、映像データ処理部122でファイル化された映像データ300を、上書き可能な映像データ300として、記録部250に記録する。より詳しくは、記録制御部126は、ループ記録処理の実行中は、映像データ処理部122が生成した映像データ300を記録部250に記録し続け、記録部250の容量が一杯になった場合、最も古い映像データ300に新しい映像データ300を上書きして記録する。
再生制御部127は、操作部260への入力操作により選択された映像データを再生する。再生制御部127は、操作制御部128から出力された、操作部260の操作に応じた選択操作および再生操作の制御信号に基づいて、記録部250に記録された映像データを再生するよう制御する。
操作制御部128は、操作部260が受け付けた操作の操作情報を取得し、操作情報に基づいた操作制御を実行する。操作制御部128は、例えば、映像データの再生情報を取得して、再生制御部127に映像データを再生させる。また、操作制御部128は、映像データの消去操作を示す消去操作情報を取得して、記録制御部126に映像データを消去させる。
表示制御部129は、表示部270における映像データの表示を制御する。つまり、表示制御部129は、撮影部210が撮影している映像、または、記録部250に記録された映像データを再生によって表示部270で表示する映像信号を出力する。これにより、表示制御部129は、表示部270に映像データを表示させる。
位置情報取得部130は、GNSS受信部280が受信した電波に基づいて、車両1の現在の位置情報を公知の方法によって算出する。
地図情報取得部131は、位置情報取得部130により取得した車両1の現在の位置情報に応じて、地図情報記憶部290より地図情報を取得する。これにより、地図情報取得部131は、車両1の現在の位置情報と地図情報とを照らし合わせ、取得した地図情報上における車両1の現在の位置を特定する。
<車両用記録装置における処理>
次に、図4を用いて、制御装置100における処理の流れについて説明する。図4は、第1実施形態に係る車両用記録制御装置100における処理の流れを示すフローチャートである。
車両用記録装置10の使用の開始は、例えば、車両1のエンジン等の動力がオンになり、車両用記録装置10に電力が供給された場合などである。車両1が駐車していないときは、車両用記録装置10は、公知のドライブレコーダとしての機能を実行する。車両用記録装置10が動作している間、図4の処理は、定期的に実行される。図4の処理が開始した場合、制御装置100は、車両1が駐車したか否かの判定を行う(ステップS101)。つまり、制御装置100は、車両用記録装置10を搭載する車両1が駐車したか否かを、駐車検出部123により判定する。図5は、車両1が駐車した状態を示す説明図である。車両1が、例えば、図5に示すように、任意の駐車区画Pに駐車を行い、駐車のための動作が完了した場合、車速が0km/hになり、制動状態になるようにサイドブレーキが操作され、シフトポジションが「パーキング」の位置に操作される。駐車検出部123は、CANインターフェース220より、車両情報を取得し、CANインターフェース220より取得した車両情報が、これらのように車両1が駐車したことを示す状態であるか否かに基づいて、車両1は駐車したか否かの判定を行う。
なお、駐車検出部123は、CANインターフェース220より取得する車両情報以外の情報に基づいて、駐車したか否かの判定を行ってもよい。駐車検出部123は、例えば、GNSS受信部280が受信した電波に基づいて位置情報取得部130で車両1の現在の位置情報を取得し、地図情報取得部131によって取得する地図情報により、車両1の現在の位置が駐車場であると判断できる場合、その位置で車両1が停止した際には、車両1は駐車したと判定してもよい。つまり、制御装置100は、車両1が駐車場に駐車したことを検出する。
また、車両1が駐車したことが検出された場合、車両用記録装置10は、駐車監視を開始する。つまり、車両1の駐車中、イベント検出部125によるイベント検出処理を機能させ、車両1に対するイベントが検出された場合は、イベントに起因する映像データを保存する。
駐車検出部123での判定によって、車両1は駐車していないと判定された場合(ステップS101:No判定)は、制御装置100は、図4の処理を終了し、図4の処理が再度実行開始された際に、ステップS101から再び開始する。
駐車検出部123での判定によって、車両1が駐車したと駐車検出部123で判定した場合(ステップS101:Yes判定)、駐車したときに近傍他車両を検出したか否かを判定する(ステップS102)。この場合における近傍他車両の検出は、映像データ取得部120が取得した映像データに基づいて、他車両検出部124により行う。即ち、他車両検出部124は、映像データ取得部120が取得した映像データに基づいて、自己の車両1の近傍に存在する他車両(図6参照)の検出を行う。他車両検出部124で、他車両の検出を行う際には、駐車した時刻から所定時間前までの映像データより、他車両の検出を行う。この場合における所定時間は、車両1が駐車の動作を行うのに要する時間として想定される時間になっており、例えば、60秒などとして設定される。
図6は、車両1が駐車したとき、つまり駐車が完了した時刻から所定時間前の状態を示す説明図である。他車両検出部124で他車両Vの検出を行う際に用いられる所定時間は、車両1が駐車の動作を行う期間に相当する時間であるため、車両1の駐車が完了した時刻から所定時間前は、車両1は、例えば、図6に示すように、任意の駐車区画Pに対して駐車を行う動作を行っている。車両1が駐車の動作を行っている最中でも、撮影部210は車両1の周囲を撮影し続け、映像データ取得部120は、撮影部210で撮影した映像データを取得し続ける。このため、車両1が駐車の動作を行っている最中に、車両1の周囲に他車両Vが存在する場合は、他車両Vも撮影部210により撮影され、映像データ取得部120は、他車両Vが含まれる映像データを取得する。
例えば、図6に示すように、車両1が駐車をしようとする駐車区画Pに隣接する駐車区画Pに他車両Vが既に駐車してある状態において、車両1が後進によって駐車区画Pに駐車する場合、他車両Vは、車両1の後端に後方を向いて配置され後方カメラ213により撮影され易くなる。即ち、後方カメラ213で撮影した映像データには、他車両Vが含まれ易くなり、これにより、映像データ取得部120は、他車両Vが含まれる映像データを取得する。
また、図6のように車両1が駐車をしようとするときに、車両1が駐車する駐車区画の左側の駐車区画に他車両が駐車してある状態において、車両1が後進によって駐車区画Pに駐車する場合、車両1の左側方カメラ217で撮影した映像データには、他車両が含まれやすくなる。これにより、映像データ取得部120は、他車両が含まれる映像データを取得する。
他車両検出部124は、映像データ取得部120で取得した映像データのうち、車両1の駐車が完了した時刻から所定時間前までの映像データから、他車両の検出を行う。他車両検出部124での他車両の検出は、例えば、車両認識辞書を用いて行う。車両認識辞書は、映像データに含まれるオブジェクトが車両であることを照合可能な辞書として、制御装置100の内部メモリに予め記憶されている。他車両検出部124は、車両1の駐車が完了した時刻から所定時間前までの映像データを、車両認識辞書に照合することにより、映像データより他車両の検出を行う。
なお、他車両検出部124は、映像データの映像に映った全ての他車両を検出する必要はなく、車両1の近傍に存在する他車両を検出すればよい。他車両検出部124は、特に、車両1の駐車位置に対して駐車位置が隣接する他車両のような、撮影部210で撮影した映像内において、例えば20%以上の面積割合など、所定以上の面積割合を占める他車両を認識するのが好ましい。
駐車したときの車両1の近傍に存在する他車両を他車両検出部124で検出した場合(ステップS102:Yes判定)、他車両映像を一時保存する(ステップS103)。図7は、他車両が検出された際の映像データ300についての説明図である。記録制御部126は、車両1の駐車が完了した時刻Tpから所定時間前Taまでの映像データ300から、他車両を他車両検出部124で検出した場合には、他車両が検出された映像データ300を、他車両映像データ310として扱う旨の設定を行い、一時保存する。つまり、車両1が駐車したことを駐車検出部123で検出した際において、駐車した時刻Tpから所定時間前Taまでの映像データ300から、他車両を他車両検出部124で検出した場合は、記録制御部126は、他車両が検出された映像データ300を他車両映像データ310として記録部250に一時保存する。ここでいう一時保存とは、他車両が検出された際の映像データ300に対して、他車両が検出されているフラグを付与したり、イベント映像データに関連付けられて保存、または一時保存が解除されるまで、上書を禁止するなどの処理がなされる。
次に、制御装置100は、イベント検出部125によって、車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS104)。詳しくは、イベント検出部125は、加速度センサ230で検出した加速度が、予め設定された閾値以上であるか否かに基づいて、イベントの発生を検出する。即ち、イベント検出部125は、加速度センサ230が検出した加速度が閾値未満である場合は、車両1に対するイベントは検出しない。一方、イベント検出部125は、加速度センサ230が検出した加速度が閾値以上である場合は、車両1に対して大きな衝撃が発生し、車両1に対してイベントが発生したことを検出する。
図8は、他車両Vが車両1に接触した状態についての説明図である。駐車中の車両1は、自らは移動しないため、駐車中の車両1に対するイベントとしては、例えば、図8に示すように、他車両Vが出庫時に車両1に接触することが挙げられる。
イベント検出部125が、車両1に対してイベントが発生したことを検出した場合(ステップS104:Yes判定)、イベントに起因した所定期間の映像および一時保存された他車両映像を関連付けて保存する(ステップS105)。図9は、車両1の駐車中にイベントが検出された際の映像データ300についての説明図である。第1実施形態に係る車両用記録装置10は、イベント検出部125でイベントの発生を検出した場合、撮影部210での撮影を開始し、映像データ300を映像データ取得部120で取得する。これにより、記録部250では、車両1の駐車中に発生したイベントを検出した直後の映像データ300を記録することができる。また、記録制御部126は、このようにイベントを検出した直後に撮影された映像データ300のうち、イベント発生時から所定時間の映像データ300を、イベント映像データ320として設定して保存する。
この場合における所定時間は、車両1に発生したイベントの原因を検証するのに要する時間として想定される時間になっており、例えば、イベント検出から60秒などが設定されている。また、イベントに起因した所定期間の映像は、車両1の駐車期間中に、撮影部210が撮影した映像データをループ記録できる場合は、例えば、イベント検出の前後60秒などが設定される。
さらに、記録制御部126は、車両1の駐車中にイベント検出部125がイベントを検出した場合、検出したイベントに起因する映像データであるイベント映像データ320と、他車両映像データ310とを関連付けて保存する。具体的には、記録制御部126は、イベント映像データ320の再生を行う際に、他車両映像データ310も容易に再生することができるように、イベント映像データ320と他車両映像データ310とを関連付ける。
例えば、記録制御部126は、イベント映像データ320を再生した際に、他車両映像データ310が連続的に再生されるようにしたり、他車両映像データ310を再生した際に、イベント映像データ320が分割画面、またはピクチャインピクチャとして同時に再生されるように、双方の映像データを関連付ける。
イベント映像データ320と、他車両映像データ310とを関連付けて保存することとは、例えば、イベント映像データ320と他車両映像データ310とが、同時または連続的に再生されるように、双方の映像データを上書禁止として保存する。または、イベント映像データ320と他車両映像データ310とが連続的に再生されるように、結合した映像データとして上書禁止として保存する。
なお、図9は、車両1が駐車したときに、ループ記録による映像データ300の記録が停止するとともに、他車両を検出したことで一時保存された他車両映像データ310と、イベント検出によって保存されたイベント映像データ320とを概念的に示す図である。記録制御部126は、イベント映像データ320と他車両映像データ310を関連付けて保存する。
ステップS105の処理が終了した後、駐車検出部123は、駐車が終了したか否かを判定する(ステップS106)。つまり、制御装置100は、車両用記録装置10を搭載する車両1の駐車が終了したか否かを、駐車検出部123により判定する。駐車検出部123は、車両1のエンジン等の動力がオンになり、車両用記録装置10に電力が供給されたことで、駐車が終了したことを判断する。また、駐車検出部123は、CANインターフェース220より車両情報を取得し、シフトポジションが「パーキング」以外の位置に操作されたり、サイドブレーキによる制動状態が解除されたり、車速が0km/hより大きくなったかを判定することにより、車両1の駐車が終了したか否かの判定を行ってもよい。
駐車検出部123での判定より、車両1の駐車が終了したと判定された場合(ステップS106:Yes判定)、制御装置100は、図4の処理を終了する。この場合、ステップS103で一時保存された他車両データは、一時保存が解除され、消去または上書対象となる。
また、駐車検出部123での判定より、車両1の駐車が終了していないと判定された場合(ステップS106:No判定)、ステップS104に戻り、イベント検出部125によって、駐車中の車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS104)。
また、ステップS104での判定で、イベント検出部125が、車両1に対してイベントが発生したことを検出しない場合(ステップS104:No判定)、ステップS106に進み、駐車が終了したか否かを判定する(ステップS106)。
また、ステップS102での判定で、駐車したときの車両1の近傍に位置する他車両を他車両検出部124で検出しない場合(ステップS102:No判定)は、イベント検出部125によって、車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS107)。つまり、加速度センサ230での加速度の検出結果に基づいて、予め設定された閾値以上であるか否かに基づいて、イベント検出部125によってイベントの発生を検出する。
イベント検出部125が、車両1に対してイベントが発生したことを検出した場合(ステップS107:Yes判定)は、イベントに起因した所定期間の映像を保存する(ステップS108)。
ステップS108において、イベント映像データを保存後、駐車検出部123は、駐車が終了したか否かを判定する(ステップS109)。つまり、制御装置100は、車両用記録装置10を搭載する車両1の駐車が終了したか否かを、ステップS106の処理と同様に判定する。
駐車検出部123での判定より、車両1の駐車が終了したと判定された場合(ステップS109:Yes判定)、制御装置100は、図4の処理を終了する。また、駐車検出部123での判定より、車両1の駐車が終了していないと判定された場合(ステップS109:No判定)、ステップS107に戻り、イベント検出部125によって、駐車中の車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS107)。
また、ステップS107での判定で、イベント検出部125が、車両1に対してイベントが発生したことを検出しない場合(ステップS107:No判定)、ステップS109に進み、駐車が終了したか否かを判定する(ステップS109)。
<効果>
上述したように、第1実施形態では、車両1が駐車したことを駐車検出部123で検出した際において、駐車したときから所定時間前まで、例えば、駐車時刻Tpから所定時間前Taまでの映像データから他車両を他車両検出部124で検出した場合に、他車両が検出された他車両映像データを一時保存する。さらに、他車両映像データを一時保存した後、車両1の駐車中にイベント検出部125がイベントを検出した場合、検出したイベントに起因する映像データであるイベント映像データと、他車両映像データとを関連付けて保存する。これにより、車両1の駐車時にイベントが発生した場合でも、イベント映像データと他車両映像データとを参照することにより、イベントの発生原因となった他車両を特定可能な映像の記録を適切に行うことができる。例えば、駐車中の車両1に対して他車両が接触することによりイベントが発生した際に、他車両がそのまま走行し、当て逃げをした場合でも、車両1の駐車時に撮影した他車両映像データを参照することにより、当て逃げした他車両を適切に特定することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る車両用記録装置10は、第1実施形態に係る車両用記録装置10と同様の構成であるが、車両1の駐車時における入庫方向を考慮して他車両の検出を行う点が異なる。他の構成および処理は第1実施形態と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
第2実施形態に係る車両用記録装置10では、制御装置100の駐車検出部123は、車両1が駐車したことを検出することに加えて、CANインターフェース220より取得する車両情報に基づいて、車両1が駐車した際における入庫方向を検出する。つまり、駐車検出部123は、車両1が駐車したことを検出した場合において、駐車した位置に入庫する際における車両1の進行方向が、前進しながら入庫したか、後進しながら入庫したかを検出することが可能になっている。
また、制御装置100の他車両検出部124は、駐車検出部123で検出した、車両1が駐車した際における入庫方向を撮影する撮影部210が撮影した映像データから、他車両を検出する。つまり、第1実施形態では、他車両検出部124は、複数の撮影部210のうち、全ての撮影部210が撮影した映像データから他車両を検出することに対して、第2実施形態では、他車両検出部124は、複数の撮影部210のうち、車両1の入庫方向を撮影する撮影部210が撮影した映像データから他車両を検出する。
図10は、第2実施形態に係る車両用記録制御装置100における処理の流れを示すフローチャートである。車両1は駐車したと駐車検出部123で判定した場合(ステップS101:Yes判定)、駐車検出部123は、車両1が駐車したときの駐車方向を判断する(ステップS111)。駐車検出部123は、CANインターフェース220より取得する車両情報に基づき、駐車した車両1が駐車をする際に進行していた方向を判断する。つまり、駐車検出部123は、車両1は前進しながら駐車を行ったか、後進しながら駐車を行ったかを判断し、車両1が駐車をした際における入庫方向を検出する。
次に、制御装置100は、撮影部210のうち、駐車したときの駐車方向を撮影可能な撮影部210が撮影した映像データから近傍他車両を検出したか否かを判定する(ステップS112)。つまり、他車両検出部124は、駐車検出部123で判断した、車両1が駐車をした際における駐車方向を撮影する撮影部210で撮影した映像データに基づいて他車両の検出を行う。この場合、車両1が駐車をした際における駐車方向は、前進方向か後進方向のいずれかであるため、他車両検出部124は、第1撮影部211である、前方カメラ212または後方カメラ213で撮影した映像データに基づいて、他車両の検出を行う。
例えば、図6に示すように、車両1が駐車区画Pに対して後進しながら駐車を行う場合、駐車検出部123は、車両1は後進しながら駐車を行ったと判断をする。この場合、他車両検出部124は、車両1が駐車した際の駐車方向である後方を撮影する撮影部210である、後方カメラ213で撮影した映像データに基づいて、他車両の検出を行う。即ち、車両1は後進しながら駐車を行ったと駐車検出部123で判断した場合は、他車両検出部124は、車両1の後方を撮影する後方カメラ213を駐車方向カメラと定め、駐車方向カメラと定められた後方カメラ213で撮影した映像データに基づいて、他車両の検出を行う。詳しくは、他車両検出部124は、後方カメラ213が駐車方向カメラと定められた場合には、車両1が駐車したときから所定時間前までの間に後方カメラ213で撮影した映像データから、他車両の検出を行う。
なお、駐車検出部123で、車両1は前進しながら駐車を行ったと判断した場合は、他車両検出部124は、車両1の前方を撮影する前方カメラ212を駐車方向カメラと定め、駐車方向カメラと定められた前方カメラ212で撮影した映像データに基づいて、他車両の検出を行う。また、駐車方向カメラとして定められる撮影部210は、車両1が出庫した際にリセットされ、次回の駐車を行った際に、駐車の方向に応じて改めて定められる。
駐車方向カメラで撮影した映像データから、駐車したときの車両1の近傍に存在する他車両を他車両検出部124で検出した場合(ステップS112:Yes判定)、駐車方向カメラの他車両映像を一時保存する(ステップS113)。記録制御部126は、複数の撮影部210のうち、駐車検出部123が検出した車両1の入庫方向を撮影する撮影部210が撮影した映像データから他車両検出部124で他車両を検出した映像データを、他車両映像データとして一時保存する。例えば、後方カメラ213が駐車方向カメラと定められた場合において、後方カメラ213で撮影した映像データから他車両検出部124により他車両を検出したときは、記録制御部126は、他車両が検出された後方カメラ213の映像データを、他車両映像データとして扱う旨の設定を行い、一時保存する。
次に、制御装置100は、イベント検出部125によって、車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS104)。この判定により、イベント検出部125が、車両1に対してイベントが発生したことを検出した場合(ステップS104:Yes判定)、イベントに起因した所定期間の映像および、ステップS113で一時保存された他車両映像を関連付けて保存する(ステップS105)。
<効果>
上述したように、第2実施形態では、駐車検出部123は、車両1が駐車した際における入庫方向を検出し、他車両検出部124は、車両1の入庫方向を撮影する撮影部210が撮影した映像データから、車両1の近傍に存在する他車両を検出する。記録制御部126は、このように他車両を検出した映像データを他車両映像データとして一時保存し、さらに、他車両映像データとイベント映像データとを、関連付けて保存する。このため、車両1の駐車時に車両1の近傍に存在する他車両を検出する際の検出精度を低下させることなく、撮影部210が撮影した映像データから他車両を検出する際における、制御装置100の演算処理を低減させることができる。これにより、車両1の駐車時における消費電力をより確実に抑えつつ、イベント映像データと他車両映像データとを関連付けて保存することができる。この結果、より適切に車両1の駐車中のイベントに関係する他車両を特定可能な映像の記録を行うことができる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る車両用記録装置10は、第1実施形態に係る車両用記録装置10と同様の構成であるが、車両1の左右側方に備えられた第2撮影部216で撮影した映像データより他車両の検出を行う点が異なる。他の構成および処理は第1実施形態と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
第3実施形態に係る車両用記録装置10では、車両1を駐車する際における車両1の近傍に存在する他車両の検出は、車両1の左右側方に備えられた第2撮影部216で撮影した映像データより行う。つまり、第1実施形態では、他車両検出部124は、複数の撮影部210のうち、全ての撮影部210が撮影した映像データから他車両を検出するが、第3実施形態では、他車両検出部124は、複数の撮影部210のうち、第2撮影部216が撮影した映像データから他車両を検出する。
図11は、第3実施形態に係る車両用記録制御装置100における処理の流れを示すフローチャートである。車両1は駐車したと駐車検出部123で判定した場合(ステップS101:Yes判定)、駐車したときに左右側方カメラ映像から近傍他車両を検出したか否かを判定する(ステップS121)。
つまり、映像データ取得部120が取得した映像データに基づいて他車両の検出を行う他車両検出部124は、映像データ取得部120が取得した第2撮影部216が撮影した映像データから、他車両を検出する。詳しくは、第2撮影部216は、車両1の左側方を撮影する左側方カメラ217と、車両1の右側方を撮影する右側方カメラ218とを有しているため、他車両検出部124は、左側方カメラ217で撮影した映像データと、右側方カメラ218で撮影した映像データとに基づいて他車両の検出を行う。これにより、例えば、図5に示すような、車両同士を並列に駐車する駐車場に車両1を駐車した際に、自己の車両1の隣に駐車されている他車両を適切に検出することができる。
車両1の左右側方を撮影する左右側方カメラである第2撮影部216で撮影した映像データから、駐車したときの車両1の近傍に存在する他車両を他車両検出部124で検出した場合(ステップS121:Yes判定)は、左右側方カメラの他車両映像を一時保存する(ステップS122)。他車両映像の一時保存は、制御装置100が有する記録制御部126で行う。記録制御部126は、第2撮影部216が有する左側方カメラ217で撮影した映像データと、右側方カメラ218で撮影した映像データとのうち、他車両検出部124で他車両を検出した映像データを、他車両映像データとして一時保存する。
例えば、左側方カメラ217で撮影した映像データから他車両検出部124により他車両を検出したときは、記録制御部126は、他車両が検出された左側方カメラ217の映像データを、他車両映像データとして一時保存する。同様に、右側方カメラ218で撮影した映像データから他車両検出部124により他車両を検出したときは、記録制御部126は、他車両が検出された右側方カメラ218の映像データを、他車両映像データとして一時保存する。また、左側方カメラ217で撮影した映像データと、右側方カメラ218で撮影した映像データとの双方から他車両検出部124により他車両を検出したときは、記録制御部126は、他車両が検出されたいずれの映像データも他車両映像データとして一時保存する。
次に、制御装置100は、イベント検出部125によって、車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS104)。この判定により、イベント検出部125が、車両1に対してイベントが発生したことを検出した場合(ステップS104:Yes判定)、イベントに起因した所定期間の映像および、ステップS122で一時保存された他車両映像を関連付けて保存する(ステップS105)。
また、ステップS121での判定で、左右側方カメラで撮影した映像データから、駐車したときの車両1の近傍に位置する他車両を他車両検出部124で検出しない場合(ステップS121:No判定)は、イベント検出部125によって、車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS107)。
<効果>
上述したように、第3実施形態では、他車両検出部124は、車両1の左右側方に備えられた第2撮影部216が撮影した映像データから、車両1の近傍に存在する他車両を検出する。つまり、車両同士を並列に駐車する駐車場では、車両1の左右側方を撮影する第2撮影部216が撮影した映像データから他車両を検出することにより、自己の車両1の近傍に存在する他車両を効率よく検出することができる。このため、車両1の駐車時に車両1の近傍に存在する他車両を検出する際の検出精度を低下させることなく、撮影部210が撮影した映像データから他車両を検出する際における、制御装置100の演算処理を低減させることができる。これにより、車両1の駐車時における消費電力をより確実に抑えつつ、イベント映像データと他車両映像データとを関連付けて保存することができる。この結果、より適切に車両1の駐車中のイベントに関係する他車両の特定可能な映像の記録を適切に行うことができる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る車両用記録装置10は、第1実施形態に係る車両用記録装置10と同様の構成であるが、他車両のナンバープレートの検出を行う点が異なる。他の構成および処理は第1実施形態と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
第4実施形態に係る車両用記録装置10では、車両1の駐車時において車両1の近傍に存在する他車両を検出する際に、他車両に備えられるナンバープレートの検出を行う。つまり、第4実施形態では、他車両検出部124は、映像データ取得部120が取得した映像データから他車両と、他車両のナンバープレートとを検出する。
図12は、第4実施形態に係る車両用記録制御装置100における処理の流れを示すフローチャートである。車両1は駐車したと駐車検出部123で判定した場合(ステップS101:Yes判定)、駐車したときに近傍他車両のナンバープレートを検出したか否かを判定する(ステップS131)。
つまり、映像データ取得部120が取得した映像データに基づいて他車両の検出を行う他車両検出部124は、映像データ取得部120が取得した映像データから他車両を検出し、さらに、検出した他車両に取り付けられるナンバープレートの検出を行う。即ち、他車両検出部124は、他車両が検出された映像データにおける他車両をさらに検出し、他車両が検出された映像データ中にナンバープレートが含まれているか否かを検出する。
駐車したときの車両1の近傍に存在する他車両のナンバープレートを他車両検出部124で検出した場合(ステップS131:Yes判定)、ナンバープレートが検出された他車両映像を一時保存する(ステップS103)。つまり、記録制御部126は、映像データ取得部120が取得した映像データのうち、他車両と共に他車両のナンバープレートが検出された映像データを、他車両映像データとして一時保存する。
次に、制御装置100は、イベント検出部125によって、車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS104)。この判定により、イベント検出部125が、車両1に対してイベントが発生したことを検出した場合(ステップS104:Yes判定)は、イベントに起因した所定期間の映像および、ステップS103で一時保存された他車両のナンバープレートが検出された他車両映像を関連付けて保存する(ステップS105)。
また、ステップS131での判定で、駐車したときの車両1の近傍に位置する他車両のナンバープレートを他車両検出部124で検出しない場合(ステップS131:No判定)は、イベント検出部125によって、車両1に対するイベントを検出したか否かを判定する(ステップS107)。つまり、映像データ取得部120が取得した映像データに基づいて他車両検出部124で他車両の検出を行った際に、他車両を検出できても、他車両のナンバープレートを検出できなかった場合(ステップS131:No判定)は、ステップS107に進み、車両1に対するイベントを検出したか否かの判定を行う。
<効果>
上述したように、第4実施形態では、他車両検出部124は、映像データ取得部120で取得した映像データから、他車両のみでなく、他車両のナンバープレートの検出も行い、ナンバープレートが検出された映像データを、他車両映像データとして一時保存する。このため、車両1を駐車した際に、車両1の近傍に存在する他車両を、ナンバープレートに記載されている情報に基づいてより確実に特定することができる。これにより、駐車中の車両1にイベントが発生した場合でも、イベント映像データと、ナンバープレートが検出された他車両映像データとを参照することにより、イベントの原因をより確実に特定することができる。即ち、駐車中の車両1に接触した他車両を、他車両映像データに映っているナンバープレートに記載されている情報に基づいて、より確実に特定することができる。この結果、より適切に車両1の駐車中のイベントに関係する他車両を特定可能な映像の記録を適切に行うことができる。
[第5実施形態]
第5実施形態に係る車両用記録装置10は、第1実施形態に係る車両用記録装置10と同様の構成であり、保存した映像データの再生方法を特定する点に特徴がある。他の構成は第1実施形態と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
第5実施形態に係る車両用記録装置10では、第1実施形態から第4実施形態で例示したように、他車両映像データとイベント映像データが関連付けられて保存されている映像データの再生を行う。映像データの再生は、操作部260に対して再生指示の入力操作が行われることにより実行する。
なお、記録部250に保存された映像データの再生は、車両用記録装置10による再生に加えて、例えば、PC(Personal Computer)等の他の装置により再生を行ってもよい。
次に、図13を用いて、イベント映像データを再生する際における処理の流れについて説明する。図13は、第5実施形態に係る車両用記録制御装置100における処理の流れを示すフローチャートである。イベント映像データの再生についての処理手順では、再生制御部127は、操作制御部128からイベント映像データの再生指示が有るか否かを判定する(ステップS201)。
イベント映像データの再生指示が無いと判定された場合(ステップS201:No判定)、制御装置100は、イベント映像データの再生についての処理を終了する。イベント映像データの再生指示が有ると判定された場合(ステップS201:Yes判定)、再生制御部127は、再生指示されたイベント映像データに、他車両映像データが関連付けられているか否かを判定する(ステップS202)。
再生制御部127での判定により、再生指示があったイベント映像データに他車両映像データが関連付けられていると判定された場合(ステップS202:Yes判定)は、イベント映像データおよび他車両映像データの再生を開始する(ステップS203)。
ステップS203で開始されるイベント映像データおよび他車両映像データの再生は、例えば、イベント映像データと他車両映像データとを同一画面内で同時に再生したり、イベント映像データと他車両映像データとを連続して再生したりすることにより、双方の映像データを再生する。または、イベント映像データを再生した際に、他車両映像データが存在することを示すことで他車両映像データの再生を促すことにより、他車両映像データの再生を可能とする。
次に、イベント映像データおよび他車両映像データの再生が終了したか否かを再生制御部127で判定し(ステップS204)、再生が終了していない場合(ステップS204:No判定)、再生が終了するまで再生し続ける。再生の終了とは、イベント映像データおよび他車両映像データの再生が終了することに加えて、ユーザの操作による再生終了も含まれる。
イベント映像データおよび他車両映像データの再生が終了したと判定された場合(ステップS204:Yes判定)、制御装置100は、イベント映像データの再生についての処理を終了する。
ステップS202での判定により、再生指示があったイベント映像データに他車両映像データが関連付けられていないと判定された場合(ステップS202:No判定)、イベント映像データの再生を開始する(ステップS205)。
イベント映像データの再生開始後、再生制御部127は、再生を開始したイベント映像データの再生が終了したか否かを判定し(ステップS204)、再生が終了していない場合(ステップS204:No判定)は、再生が終了するまで再生し続ける。イベント映像データの再生が終了した場合(ステップS204:Yes判定)は、イベント映像データの再生についての処理を終了する。
<効果>
上述したように、第5実施形態では、車両1の駐車中に検出されたイベントの発生時の映像データであるイベント映像データの再生指示を行った場合、イベント映像データに他車両映像データが関連付けられている場合、イベント映像データに加えて他車両映像データも再生されるため、イベントに関連する他車両を、より適切に特定することができる。この結果、車両1の駐車時における車両用記録装置10の有用性を高めることができる。
これまで本発明に係る車両用記録装置10について説明したが、上述した第1実施形態~第5実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。
図示した車両用記録装置10の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。即ち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
車両用記録装置10の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
1 車両
10 車両用記録装置
100 車両用記録制御装置
110 バス
120 映像データ取得部
121 バッファメモリ
122 映像データ処理部
123 駐車検出部
124 他車両検出部
125 イベント検出部
126 記録制御部
127 再生制御部
128 操作制御部
129 表示制御部
130 位置情報取得部
131 地図情報取得部
210 撮影部
211 第1撮影部
212 前方カメラ
213 後方カメラ
216 第2撮影部
217 左側方カメラ
218 右側方カメラ
220 CANインターフェース
230 加速度センサ
250 記録部
260 操作部
270 表示部
280 GNSS受信部
290 地図情報記憶部

Claims (5)

  1. 車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得部と、
    前記車両が駐車したことを検出する駐車検出部と、
    前記映像データ取得部が取得した映像データから他車両を検出する他車両検出部と、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、
    前記車両が駐車したことを前記駐車検出部が検出したときに、駐車したときから所定時間前までの映像データから、前記他車両検出部が他車両を検出し、他車両が検出された映像データを一時保存し、前記車両の駐車中に前記イベント検出部がイベントを検出した場合、検出したイベントに起因する映像データと他車両が検出された映像データとを関連付けて保存する記録制御部と、
    を備える車両用記録制御装置。
  2. 前記映像データ取得部は、撮影方向が異なる複数の前記撮影部が撮影した映像データを取得し、
    前記駐車検出部は、前記車両が駐車した際における入庫方向を検出し、
    前記記録制御部は、複数の前記撮影部のうち前記駐車検出部が検出した入庫方向を撮影する前記撮影部が撮影した映像データから前記他車両検出部で他車両を検出した映像データを一時保存する、
    請求項1に記載の車両用記録制御装置。
  3. 前記撮影部は、前記車両の前方および後方を撮影する第1撮影部と、前記車両の左右側方に備えられた第2撮影部とを備え、
    前記映像データ取得部は、前記第1撮影部が撮影した映像データと、前記第2撮影部が撮影した映像データとをそれぞれ取得し、
    前記他車両検出部は、前記映像データ取得部が取得した前記第2撮影部が撮影した映像データから他車両を検出する、
    請求項1に記載の車両用記録制御装置。
  4. 前記他車両検出部は、前記映像データ取得部が取得した映像データから他車両と、前記他車両のナンバープレートとを検出し、
    前記記録制御部は、前記他車両検出部が他車両と前記他車両のナンバープレートが検出された映像データを一時保存し、検出したイベントに起因する映像データと他車両および前記他車両のナンバープレートが検出された映像データとを関連付けて保存する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用記録制御装置。
  5. 車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得ステップと、
    前記車両が駐車したことを検出する駐車検出ステップと、
    前記映像データ取得ステップで取得した映像データから他車両を検出する他車両検出ステップと、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、
    前記車両が駐車したことを前記駐車検出ステップで検出したときに、駐車したときから所定時間前までの映像データから、前記他車両検出ステップで他車両を検出し、他車両が検出された映像データを一時保存し、前記車両の駐車中に前記イベント検出ステップでイベントを検出した場合、検出したイベントに起因する映像データと他車両が検出された映像データとを関連付けて保存する記録制御ステップと、
    を車両用記録制御装置が実行する車両用記録制御方法。
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