JP2021042735A - 排気再循環装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気再循環の最大総流量を拡大しつつも、排気再循環の流量が小さい場合に排気再循環の流量を細かく制御する事が出来る排気再循環装置を提供する。【解決手段】内燃機関101の排気通路102と吸気通路103とに接続される第一及び第二の排気再循環通路104及び105と、第一及び第二の排気再循環通路104及び105の夫々に設置される第一及び第二の排気再循環弁106及び107と、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の開度を制御する制御装置108と、を備える排気再循環装置100であって、第一及び第二の排気再循環弁106及び107は、最大流量が異なる排気再循環装置100によって課題を解決する事が出来る。【選択図】図1
Description
内燃機関の排気の一部を再循環させる排気再循環装置に関する。
排気再循環(EGR;Exhaust Gas Recirculation)装置は、内燃機関の排気の一部を再循環させるものである。排気再循環装置では、内燃機関の排気通路と吸気通路とに接続される排気再循環通路を通じて排気の一部が再循環される。
従来の排気再循環装置では、複数の排気再循環通路を設置して排気再循環の最大総流量を拡大する事が行われている。
然し乍ら、従来の排気再循環装置では、複数の排気再循環通路の夫々に最大流量が同じ排気再循環弁を設置しているので、排気再循環の流量が小さい場合に排気再循環の流量を細かく制御する事が困難であった。
以上の事情に鑑み、排気再循環の最大総流量を拡大しつつも、排気再循環の流量が小さい場合に排気再循環の流量を細かく制御する事が出来る排気再循環装置を提供する事を目的とする。
内燃機関の排気通路と吸気通路とに接続される第一及び第二の排気再循環通路と、前記第一及び第二の排気再循環通路の夫々に設置される第一及び第二の排気再循環弁と、前記第一及び第二の排気再循環弁の開度を制御する制御装置と、を備える排気再循環装置であって、前記第一及び第二の排気再循環弁は、最大流量が異なる排気再循環装置を提供する。
前記制御装置は、前記第一及び第二の排気再循環弁の最大流量が小さい一方をフィードバック制御し、前記第一及び第二の排気再循環弁の最大流量が大きい他方をフィードフォワード制御する事が望ましい。
前記制御装置は、前記内燃機関の低EGR運転領域では、前記第一及び第二の排気再循環弁の最大流量が小さい一方を開とすると共に、前記第一及び第二の排気再循環弁の最大流量が大きい他方を閉とし、前記内燃機関の他の運転領域では、前記第一及び第二の排気再循環弁の両方を開とする事が望ましい。
排気再循環の最大総流量を拡大しつつも、排気再循環の流量が小さい場合に排気再循環の流量を細かく制御する事が出来る排気再循環装置を提供する事が出来る。
以下、実施の形態を添付図面に順って説明する。
図1に示す様に、排気再循環装置100は、内燃機関101の排気通路102と吸気通路103とに接続される第一及び第二の排気再循環通路104及び105と、第一及び第二の排気再循環通路104及び105の夫々に設置される第一及び第二の排気再循環弁106及び107と、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の開度を制御する制御装置108と、を備える。
内燃機関101は、例えば、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンである。
第一及び第二の排気再循環通路104及び105は、並列に配置される。図1では、排気再循環本通路109が途中で分岐及び合流されて排気再循環本通路109の途中に第一及び第二の排気再循環通路104及び105が形成される。然し乍ら、複数の排気再循環本通路109が別々に設置されて第一及び第二の排気再循環通路104及び105が形成されても良い。
第一及び第二の排気再循環弁106及び107は、例えば、電磁弁である。第一及び第二の排気再循環弁106及び107は、第一及び第二の排気再循環通路104及び105での排気再循環の流量を調整する。第一及び第二の排気再循環通路104及び105での排気再循環の流量は、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の開度を変化させる事によって調整する事が出来る。
第一及び第二の排気再循環弁106及び107は、最大流量が異なる。具体的には、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の一方が最大流量が小さく、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の他方が最大流量が大きい。図1では、第一の排気再循環弁106の最大流量が小さく、第二の排気再循環弁107の最大流量が大きい。
制御装置108は、例えば、電子制御装置である。制御装置108は、内燃機関101の運転状態(例えば、内燃機関101の回転数)を基に決定される排気再循環の目標流量を得るべく、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の開度を制御する。
具体的には、制御装置108は、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の最大流量が小さい一方をフィードバック制御し、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の最大流量が大きい他方をフィードフォワード制御する。
フィードバック制御では、最大流量が小さい第一の排気再循環弁106の開度を制御して、排気再循環の流量を、内燃機関101の運転状態を基に決定される排気再循環の目標流量と一致させる。排気再循環の流量は、例えば、吸気通路に設置される圧力センサ(不図示)の検出値を基に推定される。
フィードフォワード制御では、最大流量が大きい第二の排気再循環弁107の開度を目標開度に制御する。目標開度は、例えば、内燃機関101の運転状態(例えば、内燃機関101の回転数)を基に決定される。
最大流量が大きい第二の排気再循環弁107をフィードフォワード制御する事によって、排気再循環の目標流量の変化が大きい場合に、排気再循環の流量を排気再循環の目標流量に向けて速やかに増減させる事が出来る。
然し乍ら、第二の排気再循環弁107は最大流量が大きく、第二の排気再循環弁107の開度を僅かに変化させるだけで排気再循環の流量が大きく変化するので、排気再循環の目標流量の変化が小さい場合は、第二の排気再循環弁107をフィードフォワード制御しても、排気再循環の流量を排気再循環の目標流量に素早く収束させる事は難しい。
排気再循環装置100では、制御装置108が、最大流量が大きい第二の排気再循環弁107をフィードフォワード制御する事に加え、最大流量が小さい第一の排気再循環弁106をフィードバック制御するので、排気再循環の目標流量の変化が小さい場合に、排気再循環の流量を排気再循環の目標流量に素早く収束させる事が出来る。
更に、制御装置108は、図2に示す様に、内燃機関101の低EGR運転領域(排気再循環の目標流量が小さい領域)では、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の最大流量が小さい一方を開とすると共に、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の最大流量が大きい他方を閉とし、内燃機関101の他の運転領域(排気再循環の目標流量が小さい領域を除く領域)では、第一及び第二の排気再循環弁106及び107の両方を開とする。
内燃機関101の低EGR運転領域で最大流量が小さい第一の排気再循環弁106のみを使用する事によって、排気再循環の流量を細かく制御する事が出来る。
内燃機関101の他の運転領域で最大流量が小さい第一の排気再循環弁106と最大流量が大きい第二の排気再循環弁107とを併用する事によって、排気再循環の最大総流量を拡大する事が出来る。
次に、排気再循環装置100の動作を説明する。
図3に示す様に、ステップS101では、制御装置108が内燃機関101の運転状態を基に低EGR運転領域での運転に該当するか否かを判定し、低EGR運転領域での運転に該当する場合はステップS102に進み、他の運転領域での運転に該当する場合はステップS103に進む。
ステップS102では、内燃機関101の運転状態を基に決定される排気再循環の目標流量が得られる様に、制御装置108が、最大流量が小さい第一の排気再循環弁106のみを使用して実際の排気再循環の流量を調整する。
ステップS103では、内燃機関101の運転状態を基に決定される排気再循環の目標流量が得られる様に、制御装置108が、最大流量が小さい第一の排気再循環弁106と最大流量が大きい第二の排気再循環弁107とを併用して実際の排気再循環の流量を調整する。
以上の動作によって、排気再循環装置100によれば、排気再循環の最大総流量を拡大しつつも、排気再循環の流量が小さい場合に排気再循環の流量を細かく制御する事が出来る。
100 排気再循環装置
101 内燃機関
102 排気通路
103 吸気通路
104 第一の排気再循環通路
105 第二の排気再循環通路
106 第一の排気再循環弁
107 第二の排気再循環弁
108 制御装置
109 排気再循環本通路
101 内燃機関
102 排気通路
103 吸気通路
104 第一の排気再循環通路
105 第二の排気再循環通路
106 第一の排気再循環弁
107 第二の排気再循環弁
108 制御装置
109 排気再循環本通路
Claims (3)
- 内燃機関の排気通路と吸気通路とに接続される第一及び第二の排気再循環通路と、
前記第一及び第二の排気再循環通路の夫々に設置される第一及び第二の排気再循環弁と、
前記第一及び第二の排気再循環弁の開度を制御する制御装置と、
を備える排気再循環装置であって、
前記第一及び第二の排気再循環弁は、最大流量が異なる
事を特徴とする排気再循環装置。 - 前記制御装置は、前記第一及び第二の排気再循環弁の最大流量が小さい一方をフィードバック制御し、前記第一及び第二の排気再循環弁の最大流量が大きい他方をフィードフォワード制御する
請求項1に記載の排気再循環装置。 - 前記制御装置は、前記内燃機関の低EGR運転領域では、前記第一及び第二の排気再循環弁の最大流量が小さい一方を開とすると共に、前記第一及び第二の排気再循環弁の最大流量が大きい他方を閉とし、前記内燃機関の他の運転領域では、前記第一及び第二の排気再循環弁の両方を開とする
請求項1又は2に記載の排気再循環装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019166428A JP2021042735A (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 排気再循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019166428A JP2021042735A (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 排気再循環装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021042735A true JP2021042735A (ja) | 2021-03-18 |
Family
ID=74864580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019166428A Pending JP2021042735A (ja) | 2019-09-12 | 2019-09-12 | 排気再循環装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021042735A (ja) |
-
2019
- 2019-09-12 JP JP2019166428A patent/JP2021042735A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
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