JP2005146906A - 過給装置付きエンジン - Google Patents

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清 藤原
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Abstract

【課題】 2ステージターボにおいて過給態様の切り替えをスムースに行う。
【解決手段】 エンジン(150)、低圧ターボ(41)及び高圧ターボ(42)と、前記高圧ターボのタービンをバイパスして前記エンジンからの排気を前記低圧ターボのタービンに導入するバイパス路(174)と、該バイパス路の途中に設けられる開閉弁(172)と、前記エンジンの回転数が第1所定回転数以上の領域では前記開閉弁の閉弁状態を解除し、かつ、前記高圧ターボのタービンに供給される排気エネルギをその可変ノズルの開度を制御することによって過給圧を制御する制御手段(170)とを備えている。
【選択図】 図1



Description

本発明は、過給装置付きエンジンの技術分野に属する。
過給装置付きエンジンとしては、従来、いわゆる2ステージターボシステムが知られている。これは、エンジンの吸排気管に低圧ターボ及び高圧ターボを備えた構成からなり、第1に低圧ターボによる過給、第2に高圧ターボによる過給という二段の過給が行えるようになっているものである。このような2ステージターボシステムとしては、種々の構成が提案されている。例えば、特許文献1に開示されているように、前記エンジンの回転数に応じて低圧ターボ及び高圧ターボを使い分けるもの、具体的には、エンジンの回転数が低い領域では小流量領域での作動に適した小型ターボ(高圧ターボ)で主に過給を行い、逆に回転数が高い領域では大流量領域での作動に適した大型ターボ(低圧ターボ)のみで過給を行うもの(以下、「過給態様の切り替え」ということがある。)などがある。この場合には、上述のような小型ターボ及び大型ターボの使い分けを実現するために、吸気側及び排気側の適宜の位置にバイパス弁及び切替弁を設ける(ちなみに、特許文献1の発明自体は、インタークーラバイパス制御装置に関する。)。このような構成によれば、エンジンの全負荷領域にわたって適切な過給を得ることが可能になるという効果が得られる。
特開平4−136424号公報
しかしながら、従来における過給装置付きエンジンには次のような問題点がある。すなわち、前記の特許文献1のように、エンジンの回転数に応じて低圧ターボ及び高圧ターボを使い分ける構成が提案されてはいるものの、当該構成においては、過給態様の切り替えは、基本的には前記バイパス弁あるいは切替弁が、開状態となるか又は閉状態となるかのみに基づいて行うことから、当該切り替えをスムースに行うことが比較的に困難という問題点である。したがって、エンジン回転数に応じた好適な過給圧力の調整ができず、その結果、2ステージターボ本来の効果である全負荷領域にわたる適切な過給を実施するという効果の達成も制約を受けることとなっていたのである。特に、ウエストゲート付きのターボでは、このような弊害がより顕著になる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、2ステージターボにおいて過給態様の切り替えをスムースに行うことの可能な過給装置付きエンジンを提供することを課題とする。
〔1〕
本発明の過給装置付きエンジンは、上記課題を解決するため、エンジンと、低圧ターボ及び高圧ターボと、前記高圧ターボのタービンをバイパスして前記エンジンからの排気を前記低圧ターボのタービンに導入するバイパス路と、該バイパス路の途中に設けられる開閉弁と、前記エンジンの回転数が第1所定回転数以上の領域では前記開閉弁の閉弁状態を解除し、かつ、前記高圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御して過給圧を制御する制御手段とを備えている。
本発明の過給装置付きエンジンによれば、大きく、エンジンから高圧ターボのタービンを経て低圧ターボのタービンへと至る排気ガスの流れと、エンジンからバイパス路を介して直接的に低圧ターボのタービンへと至る排気ガスの流れを実現することができる。このうち前者の状態によると高圧ターボへと供給される排気エネルギはより大きくなり、後者の状態によると小さくなる。このような二つの状態の遷移は、開閉弁の開閉制御による。また、該開閉弁の開度の大きさによって、前記二つの状態の中間的な状態を作り出すことも可能である。
そして、本発明では特に、制御手段は、前記エンジンの回転数が第1所定回転数以上の領域では前記開閉弁の閉弁状態を解除し、かつ、前記高圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御して過給圧を制御する。ここで「開閉弁の閉弁状態を解除」というのは、例えば当該開閉弁を所定の開度で一定に維持する場合や、あるいは当該開閉弁の開度について例えば目標過給圧及び現状の過給圧の差に基づいて定められるフィードバック量に基づくフィードバック制御を実施する場合等を考えることができる。
いずれにせよ、このような構成を備えることにより、本発明では以下のような過給態様の切り替えを実施することができる。例えば、前記高圧ターボが可変容量方式であるとして、エンジンの回転数が前記第1所定回転数を超えない場合には、当該回転数は比較的低回転であるから高圧ターボの可変ノズルを調整することのみで過給圧の制御を実施することができる一方、エンジンの回転数が前記第1所定回転数以上となる場合、すなわちそのままでは過給圧が高いために前記可変ノズルの調整が困難な状況となるような場合には、前記開閉弁に対する制御を通じて前記の中間的な状態等を作り出すことで、過給圧の調整を行うことができる。後者の場合で過給圧の調整を行うことができるというのは、より詳細には、前記の中間的な状態が作り出されることで過給圧をいったん下げることができ、これによって高圧ターボの可変ノズルの調整を再び行える状況が作り出されることで、当該高圧ターボへ供給される排気エネルギの大きさを変化させることができ、もって過給圧の調整を行うことができる、などという場合が考えられる。
そして、本発明によれば、以上のような処理例からもわかるように、高圧ターボの動作を連続させることができる。したがって、本発明においては、前記の例のような過給態様の切り替えをスムースに行うことができるのである。
なお、「高圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御」するとは、前述した当該高圧ターボが可変容量方式でありその可変ノズルの開度を調整することによって具体的に実現することができるほか、高圧ターボについてウエストゲートバルブを設けることでその開度を調整することにより実現することもできる。
〔2〕
本発明の過給装置付きエンジンの一態様では、前記高圧ターボは可変容量方式であり、前記制御手段は、過給圧が所定過給圧以上では前記高圧ターボの可変ノズルの開度を一定とし、かつ、前記前記開閉弁の開度を調整することにより、前記高圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御する。
この態様によれば、過給圧が所定過給圧以上、すなわちそのままでは過給圧が比較的高いためにもはや高圧ターボの可変ノズルの調整をしても過給圧の制御が非常に困難な状況となるような場合には、当該可変ノズルの開度を一定、より好ましくは例えばいわゆる全開、あるいは全開近くに設定するとともに、前記開閉弁の開度の調整、例えば具体的には前記のフィードバック制御を通じて、過給圧の制御を実施することができる。このように、本態様によれば、過給圧が比較的高く高圧ターボの可変ノズルの開度の調整を通じた過給圧の制御が困難な場合でも、当該可変ノズルの開度の変化経緯(即ち、典型的な一例としていえば、当該開度は、徐々に大きくなっていき、その後に全開、あるいは全開近くに設定される。)からすると、やはり高圧ターボの動作は連続しているということができるから、過給態様の切り替えをスムースに行うことができる。
〔3〕
本発明の過給装置付きエンジンの他の態様では、前記制御手段は、前記エンジンの回転数が前記第1所定回転数よりも高い第2所定回転数以上の領域では前記開閉弁を開弁状態とし、かつ、前記低圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御して過給圧力を制御する。
この態様によれば、エンジンの回転数が第1所定回転数以上の値となる第2所定回転数以上となる場合、すなわちそのままでは過給圧力が比較的高いためにもはや前記高圧ターボの可変ノズルの調整による過給圧の制御が非常に困難な状況となるような場合には、前記開閉弁を例えば前記エンジン回転数等に応じて定まる開度の開弁状態(いわゆる全開を含む。)とし、かつ、前記低圧ターボへ供給される排気エネルギの大きさを変化させ、過給圧の調整を実施することができる。
なお、本態様にいう「低圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御」するということの意義は、前述の「高圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御」するに関して述べたのと同じである。
〔4〕
本発明の過給装置付きエンジンの他の態様では、前記低圧ターボはウエストゲート弁開度可変手段を備えている。
この態様によれば、前述の「低圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御」するというのを、ウエストゲート弁開度可変手段の動作を通じて具体的に実現することができる。また、ウエストゲート弁開度可変手段を利用して「低圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御」する場合は、例えば当該低圧ターボを可変容量方式としその可変ノズルの調整を通じて同じことを具体的に実現する場合に比べて、装置全体の構成を安価に済ますことができる。なお、ウエストゲート弁を設ける形態にしたとしても、低圧ターボのタービンによって過給圧制御すべき範囲はそもそも比較的狭いので、当該過給装置付きエンジンを搭載する車両等が走行している場合などにおいて、ドライバに違和感を与えるなどというおそれはほとんどない。つまり、低圧ターボを可変容量方式とする場合に比べても、遜色のない制御性・安定性その他の利点を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、過給態様の切り替えをスムースに行うことができることから、これに従い2ステージターボ本来の効果である全負荷領域にわたる適切な過給を実施するという効果の達成もよりよく実現することができる。
本発明のこのような作用及び効果その他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
以下では、本発明の第1の実施の形態について図1乃至図4を参照しつつ説明する。ここに図1は、第1実施形態における過給装置付きエンジンの概念的な構成例を示す図である。
図1において、過給装置付きエンジンは、制御装置170、エンジン150、エアクリーナ10、触媒コンバータ80、低圧ターボチャージャ41及び高圧ターボチャージャ42を備えている(以下、簡単のため、「ターボチャージャ」を「TC」と表記する。)。このうち制御装置170は、エンジン150に設けられる図示しない点火プラグの点火時期、あるいは燃料噴射量等を制御する。また、制御装置170には、エンジン150周囲に付設される図示しないエンジン回転数センサ、燃料噴射量センサ、あるいは冷却温度センサ、また吸気管20周りに配置される吸気管圧力センサないしエアフローメータ(例えば、エアクリーナ10からみて下流側に設けられる。)等の各種のセンサに接続されている。制御装置170は、これら各種のセンサから送られてくる計測値に基づいて、過給態様の切り替えをはじめ種々の制御を行う。過給態様の切り替えについては、後の作用効果説明の際に改めて触れる。
低圧TC41及び高圧TC42は、それぞれタービン411及び421並びにコンプレッサ412及び422を備えている。第1実施形態において、これら低圧TC41及び高圧TC42は、図示しない可変ノズル(Variable Nozzle)を備える等いわゆる可変容量方式となっている。この可変ノズルの動力源としては、高圧TC42用のものとして高圧TC用アクチュエータ423、低圧TC41用のものとして低圧TC用アクチュエータ413が設けられており、これらは制御装置170によってその動作が制御される。かかる構成により、一般的に、前記可変ノズルを絞れば過給圧力を高めてエンジントルクを向上させることができ、該可変ノズルを開けばエンジン150の背圧を低めて燃費を向上させることができる、等といった利点が得られる。
前記のエンジン150、或いは低圧TC41及び高圧TC42等は、以下述べるような各種配管によって接続されている。
まず、吸気側において、エアクリーナ10は、図1において太線で示される吸気管20に接続されており、該吸気管20は、低圧TC41のコンプレッサ412、低圧用インタークーラ24、高圧TC42のコンプレッサ421、高圧用インタークーラ25、スロットルバルブ60及びエンジン150の吸気マニホールド151のそれぞれに接続されている。なお、上記では、低圧用インタークーラ24及び高圧用インタークーラ25というように二つのインタークーラが設けられているが、高圧側の一つを設けるだけにしてもよいし、場合により全く設けなくてもよい。
他方、排気側において、エンジン150の排気マニホールド152は、図1において太線で示される排気管30に接続されており、該排気管30は、高圧TC42のタービン421、低圧TC41のタービン411及び触媒コンバータ80に接続されている。排気側においては更に、上述の構成に加えて、高圧TCバイパス管174及びバイパス管用バルブ172が備えられている。高圧TCバイパス管174は、エンジン150の排気マニホールド152から分枝し、高圧TC42及び低圧TC41間の排気管30の途中に接続されている。また、バイパス管用バルブ172は、この高圧TCバイパス管174の途中に設けられており、該バルブ172の開閉に応じて、高圧TC42を介さないエンジン150からの排気が低圧TC41に供給されるかどうかが定められるようになっている。バイパス管用バルブ172の動力源としてバルブ用アクチュエータ171が設けられており、これは制御装置170によってその動作が制御される。
また、第1実施形態においては、排気マニホールド152に排出されたガスの一部を吸気系統に戻すEGR(Exhaust Gas Recirculation;排気ガス再循環)装置が設けられている。このEGR装置はEGRバルブ50を含む。このEGR装置によれば、エンジン150内における燃焼室内の燃焼温度は下がり、窒素酸化物の生成と、吸入空気量の増加による排気微粒子の生成とを抑制することができる。
このような構成となる第1実施形態の過給装置付きエンジンは、例えば図2及び図3に示すように運用され、その結果、以下に記すような作用効果が得られる。ここに図2は、第1実施形態の過給装置付きエンジンにおける過給態様の切り替えを実施するための処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、第1実施形態における過給態様の切り替えの実施の有無、あるいは実施の仕方を規定するマップである。なお、図2に示す処理は、制御装置170において、例えば数〔μs〕ないし数百〔μs〕などといった間隔をおいて、あるいは時宜に応じて実施されるようにしておくとよい。
図2において、まず、制御装置170は、前述した各種のセンサにより検出されたエンジン150の回転数Ne、燃料噴射量J及び吸気管20内の圧力Pに基づいて目標吸気管圧力、つまり目標とする過給圧力を算出する(図2のステップS10)。ここで現状の吸気管の圧力Pが所定の条件、本実施形態では特に当該圧力Pと目標吸気管圧力との差が所定値以上である場合には、後述する各種のフィードバック制御に係る処理を実施することなく、当該の処理を終了する(図2のステップS11;NOからEND)。そうでない場合は次の処理へ移行する(図2のステップS11;YESからステップS12へ)。なお、前述においては、現状の吸気管圧力Pと目標吸気管圧力との差が所定値以上であるかどうかが基準となっているが、それに代えて又は加えて、現状の吸気管圧力Pが、目標吸気管圧力と一致するかどうか、あるいは当該目標吸気管圧力を中心とした一定の幅の範囲内にあるかどうか等といった各種条件を用いてもよい。
次に、前述で検出されたエンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jの検出結果に基づき、当該過給装置付きエンジンが過給圧フィードバック領域であるかどうかが判定される(図2のステップS12)。ここで過給圧フィードバック領域でないと判定される場合は、後述する各種のフィードバック制御に係る処理を実施することなく、当該の処理を終了する(図2のステップS12;NOからENDへ)。そうでない場合は次の処理へと移行する(図2のステップS12;YESからステップS14へ)。
ここで過給圧フィードバック領域とは、例えば図3に示されるようである。この図3は横軸にエンジン回転数Ne、縦軸に燃料噴射量Jをとったマップであって、前記の過給圧フィードバック領域は、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jの少なくとも一方が比較的高い領域に該当する。逆にいうと、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jがともに比較的低い領域は、図3においてハッチングされて示されているように、過給圧フィードバックが禁止される領域となる。したがって、エンジン回転数Neが比較的低く、かつ、燃料噴射量Jが比較的低い場合には、前述のように当該の処理が終了されることになる。
過給圧フィードバック領域にあると判定された場合には次に、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jから、フィードバックすべきアクチュエータを決定する(図2のステップS14)。ここで「フィードバックすべきアクチュエータ(以下、「制御対象アクチュエータ」ということがある。)」とは、前述した高圧TC用アクチュエータ423、低圧TC用アクチュエータ413及びバルブ用アクチュエータ171のうちのいずれかが選択される。そして、この選択もまた、前述の過給圧フィードバック領域であるかどうかの判定と同様に、前述の図3のマップに従って行われる。すなわち、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jが図3に示す領域Iから領域IVのいずれの領域にあるかに従って、制御対象アクチュエータは下記の表1のように選択される。
Figure 2005146906
このようにして「フィードバックすべきアクチュエータ」が定まったら次に、制御装置170は、当該制御対象アクチュエータとして選択されなかったアクチュエータ(図2にいう「フィードバックしないアクチュエータ」)を動作させることで、当該アクチュエータの発生する動力により動作する高圧TC42のタービン421の可変ノズル、低圧TC41のタービン411の可変ノズル、あるいはバイパス管用バルブ172が、所定の開度に維持されるようにする(図2のステップS16)。なお、ここにいう「所定の開度」は、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jに応じて適宜定めておくことができる。具体的には例えば、領域IIIにおいてはバルブ用アクチュエータ171が制御対象アクチュエータとして選択されているときには、その余の高圧TC用アクチュエータ423及び低圧TC用アクチュエータ413を通じて、高圧TC42及び低圧TC41のタービン423及び413の可変ノズルの開度が「所定の開度」に維持される、などということになる。
次に、ステップS11で算出された現状の吸気管の圧力Pと目標吸気管圧力との差の大きさに応じてフィードバック量を決定する(図2のステップS18)。このようにしてフィードバック量が決定されたら、実際にフィードバック制御を実施する(図2のステップS20)。
より具体的には、例えばエンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jが図3に示す領域Iにある場合、すなわち制御対象アクチュエータが上述のように高圧TC用アクチュエータ423であり、したがって制御対象そのものは高圧TC42のタービンの可変ノズルの開度であるという場合に関して説明すると、この場合、目標とする過給圧力が現実の過給圧力よりも大きい場合には、可変ノズルをより絞る(即ち、その開度を小さくする)べく、現時点における可変ノズルの開度VNから所定値aを引き(VN←VN−a)、目標とする過給圧力が現実の過給圧力を下回る場合には、可変ノズルをより開く(即ち、その開度を大きくする)べく、現時点における可変ノズルの開度VNに所定の値aを足す(VN←VN+a)という効果が実現されるように、高圧TC用アクチュエータ423についての前記フィードバック量が決定され、かつ、該フィードバック量だけ当該高圧TC用アクチュエータ423が動作されることになる。具体的なフィードバック量は、例えばPI制御(Proportional and Integral Control)の考え方に従って決めることができる。
このような制御が実施される結果、第1実施形態においては以下のような作用効果が得られる。すなわち、第1実施形態においては、図2のステップS14において、制御対象アクチュエータが図3のマップ及び前記表1に従って決定されるようになっている。このことは例えば、エンジン回転数Neが次第に大きくなっていくという場合であって燃料噴射量Jが仮に一定の場合、図3上では、同図に示す点P及びそれを基点とする矢印に示すような動きがみられることとなり、これに伴い、領域Iから領域IVの各領域間で、制御対象アクチュエータが順次変更されていくことを意味している。より具体的には例えば次のようである。
第1に、点Pが領域Iにある間は、制御対象アクチュエータは上述の表1に示すように高圧TCアクチュエータ423である。この領域Iでは、エンジン回転数Neが比較的低い場合であるから、高圧TCアクチュエータ423、すなわち高圧TC42のタービン421の可変ノズル開度のフィードバック制御だけでもって十分に過給圧力の調整を行うことができる。なお、この場合、低圧TC41の可変ノズルの開度は、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jに応じて定まる所定開度に維持されるとともに、バイパス管用バルブ172は完全に閉じられている(図2のステップS16参照)。
第2に、エンジン回転数Neが比較的高くなって点Pが領域IIに至った場合は、過給圧力が高くなるため、高圧TC用アクチュエータ423の制御だけでは過給圧力の調整を行うことが困難となる。そこで、過給態様の切り替えを行う必要が出てくるが、この領域IIでは、制御対象アクチュエータは高圧TC用アクチュエータのまま領域Iの場合と変更はないものの(図2のステップS14)、バルブ用アクチュエータ171を動作させることによってバイパス管用バルブ172を適当な開度となるように維持させる(図2のステップS16)。そして、この状態で、高圧TC用アクチュエータ423、すなわち高圧TC42のタービン421の可変ノズル開度についてフィードバック制御を行うのである(図2のステップS18及びS20)。この場合、バイパス管用バルブ172が適当な開度に設定されることにより、エンジン150からの排気ガスが適当量、高圧TC42をバイパスすることとなって、いったん過給圧力が低下することになるので、高圧TC42の可変ノズル開度のフィードバック制御を通じて過給圧力の調整が可能となるのである。
第3に、エンジン回転数Neが更に高くなって点Pが領域IIIに至った場合は、過給圧力が更に高くなるため、高圧TC42のタービン421の可変ノズルの開度の調整では過給圧力の調整を行うことが非常に困難となってくる。そこで、ここでも過給態様の切り替えを行うこととし、具体的には、制御対象アクチュエータをバルブ用アクチュエータ171に変更するとともに(図2のステップS14)、高圧TC用アクチュエータを動作させることによって高圧TC42のタービン421の可変ノズルの開度を全開近くに設定する(図2のステップS16)。そして、この状態で、当該バルブ用アクチュエータ171、すなわちバイパス管用バルブ172の開度についてフィードバック制御を行うのである(図2のステップS18及びS20)。このような各種処理を実施することにより、高圧TC42の可変ノズルの開度の調整によって制御し得る過給圧力範囲を超えた、過給圧力の調整を行うことが可能となる。
第4に、エンジン回転数Neが最高度に高くなって点Pが領域IVに至った場合は、過給圧力が極めて高くなるため、もはや高圧TC42のタービン421の可変ノズル開度の調整、更にはバイパス管用バルブ172の開度の調整を実施したとしても、過給圧力の調整を行うことは困難である。そこで、ここでも過給態様の切り替えを行うこととし、具体的には、制御対象アクチュエータを低圧TC用アクチュエータ413に変更するとともに(図2のステップS14)、高圧TC用アクチュエータ及びバルブ用アクチュエータ171を動作させることによって、高圧TC42の可変ノズルの開度を前記の領域IIIに引き続き全開近くに設定するとともにバイパス管用バルブ172の開度も目標過給圧以下になる開度に設定する(図2のステップS16)。そして、この状態で、当該低圧TC用アクチュエータ413、すなわち低圧TC41のタービン411の可変ノズルの開度についてフィードバック制御を行うのである(図2のステップS18及びS20)。
以上のように、第1実施形態によれば、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jの経時的な変化に応じて、それぞれ好適な過給態様を実現することができる。しかも、かかる過給態様の切り替えは極めてスムースに行われる。すなわち、第1実施形態では、従来技術のように単にバイパス弁ないしは切替弁の開閉のみに基づいた過給態様の切り替えが行われるのではなく、これに相当するバイパス管用バルブ172の開度の調整に加えて、低圧TC41及び高圧TC42の可変ノズルの開度の調整が行われるようになっているとともに、各要素間の動作に無理が生じない(例えば、領域IIから領域IIIへの移行期では、領域Iないし領域IIを通してフィードバック制御を受ける高圧TC42の可変ノズルの開度は概して見れば次第に大きくなっていくということができるが、領域IIIに至ると、その流れを汲むかたちで当該可変ノズルの開度が全開近くに維持されるとともに、制御対象アクチュエータはバルブ用アクチュエータ171に変更される、等)ような配慮がなされているのである。このように、第1実施形態においては、過給態様の切り替えが極めてスムースに行われるようになっており、これに従い2ステージターボ本来の効果である全負荷領域にわたる適切な過給を実施するという効果の達成もよりよく実現することができるのである。
なお、上記においては、領域II及び領域IIIの区別が設けられていたが、本発明においてはこれに代えて、領域II及び領域IIIの区別なき制御を実施するようにしてもよい。すなわち、領域II及びIIIを一体とみて(以下、「領域II´」という)、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jが当該領域II´にある場合においては、前記でいう領域IIに該当する制御を実施するか、又は領域IIIに該当する制御を実施するように構成してもよい。言い換えると、前記の領域II又は領域IIIにおける制御を、当該領域II´においていわば代替的に用いてもよいのである。即ち、前記の表1でいえば、領域IIの行を省略して「領域III」を「領域II´」と読み替えるか、又は領域IIIの行を省略して「領域II」を「領域II´」と読み替える、という表が構成されることになる。また図3では、領域II及び領域IIIを画する線分を省略して、両者併せて「領域II´」とみることになる。このようであっても、前記と略同様な作用効果は得られる。
(第2実施形態)
以下では、本発明の第2実施形態について、図4を参照しながら説明する。ここに図4は、第2実施形態における過給装置付きエンジンの概念的な構成例を示す図である。なお、第2実施形態における過給装置付きエンジンの構成及び作用効果は、前記の第1実施形態におけるそれと共通する部分を含み、その点については前記と同様であるから、以下では当該部分についての説明については適宜省略ないしは簡略化することとする。また、第1実施形態の説明で参照した図面に付されていた符号で、第2実施形態の説明で参照する図面においても同一の対象を指示する場合には、当該符号と同じ符号を用いることとする。
第2実施形態においては、図4に示すように低圧TC41につきウエストゲートバルブ411Vが設けられている。このウエストゲートバルブ411Vが開けば低圧TC41はバイパスされる。また、図4においては図示されないが、かかるウエストゲートバルブ411Vには、これを駆動するためのアクチュエータが付設されている。該アクチュエータの動作は制御装置170によって制御されるようになっている。なお、ウエストゲートバルブ411Vの動力源としては、電力、あるいは油圧等々を用いることができる。
かかる構成となる第2実施形態の過給装置付きエンジンは、例えば次のように運用され、その結果、以下に記す作用効果が得られる。
まず、基本的な運用の仕方は前記の図2と全く同様である。第2実施形態ではしかし、領域IVにおいて、第1実施形態では低圧TC41の可変ノズルの開度についてフィードバック制御を行っていたのに代えて、ウエストゲートバルブ411Vの開度についてフィードバック制御を行う(図2のステップS18及びS20)。つまり、この場合、領域IIIから領域IVへの移行期に、制御対象アクチュエータがバルブ用アクチュエータ171からウエストゲートバルブ411Vを駆動するためのアクチュエータへと変更されることになる。なお、当該領域IVにおいて、高圧TC42の可変ノズルの開度を領域IIIに引き続き全開近くに設定するとともにバイパス管用バルブ172の開度も目標過給圧以下になる開度となるように設定する(図2のステップS16)のは、上記第1実施形態と同様である。
このような第2実施形態によれば、まず、前記第1実施形態と略同様に、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jの経時的な変化に応じて、それぞれ好適な過給態様を実現することができるとともに、かかる過給態様の切り替えをスムースに行うことができる。また、上記第1実施形態においては低圧TC41を可変容量方式とする必要があったところ、第2実施形態では前記ウエストゲートバルブ411Vを設けることにより、低圧TC41を必ずしも可変容量方式とする必要がない。したがって、より安価に装置を構成することができる。なお、このようにウエストゲートバルブ411Vを設けたとしても、低圧TC41側のタービン411によって過給圧制御すべき範囲はそもそも比較的狭いので、当該過給装置付きエンジンを搭載する車両等が走行している場合などにおいて、ドライバに違和感を与えるなどというおそれはほとんどない。
なお、第2実施形態では、上述のように低圧TC41を可変容量方式とする必要はない。しかし、低圧TC41を可変容量方式とすれば、よりワイドなレンジに対応可能となるなどの利点が得られることから、かような構成(ウエストゲートバルブ411Vを備えながら低圧TC41は可変ノズルを持つ構成)も本発明は積極的に排除する意図はない。
(第3実施形態)
以下では、本発明の第3実施形態について、図5を参照しながら説明する。ここに図5は、第3実施形態における過給装置付きエンジンの概念的な構成例を示す図である。なお、第3実施形態における過給装置付きエンジンの構成及び作用効果は、前記の第1実施形態におけるそれと共通する部分を含み、その点については前記と同様であるから、以下では当該部分についての説明については適宜省略ないしは簡略化することとする。また、第1実施形態の説明で参照した図面に付されていた符号で、第3実施形態の説明で参照する図面においても同一の対象を指示する場合には、当該符号と同じ符号を用いることとする。
第3実施形態においては、図5に示すように低圧TC41につきウエストゲートバルブ411Vが、また圧TC42につきウエストゲートバルブ421Vが設けられている。このうちウエストゲートバルブ411Vが開けば低圧TC41がバイパスされ、ウエストゲートバルブ421Vが開けば高圧TC42がバイパスされる。また、図5においては図示されないが、かかるウエストゲートバルブ411V及び421Vにはそれぞれ、これらを駆動するためのアクチュエータが付設されている。該アクチュエータの動作は制御装置170によって制御されるようになっている。なお、ウエストゲートバルブ411V及び421Vの動力源としては、電力、あるいは油圧等々を用いることができる。
かかる構成となる第3実施形態の過給装置付きエンジンは、例えば次のように運用され、その結果、以下に記す作用効果が得られる。
まず、基本的な運用の仕方は前記の図2と全く同様である。第3実施形態ではしかし、領域Iにおいて、第1実施形態では高圧TC42の可変ノズルの開度についてフィードバック制御を行っていたのに代えて、ウエストゲートバルブ421Vの開度についてフィードバック制御を行う(図2のステップS18及びS20)。この場合、低圧TC41の可変ノズルの開度は、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jに応じて定まる所定開度に維持されるとともに、バイパス管用バルブ172は完全に閉じられている(図2のステップS16参照)のは、上記第1実施形態と同様である。
このように、第3実施形態では、領域Iにおいてウエストゲートバルブ421Vについてのフィードバック制御を行い、領域IIにおいて、上記第1実施形態と同様、高圧TC42の可変ノズルの開度についてのフィードバック制御を行うのである。つまり、この場合、領域Iから領域IIへの移行期に、制御対象アクチュエータは、ウエストゲートバルブ421Vを駆動するためのアクチュエータから高圧TC用アクチュエータへと変更されることになる(表1参照)。
また、第3実施形態では、領域IVにおいて、第1実施形態では低圧TC41の可変ノズルの開度についてフィードバック制御を行っていたのに代えて、ウエストゲートバルブ411Vの開度についてフィードバック制御を行う(図2のステップS18及びS20)。つまり、この場合は、前記の第2実施形態と全く同様である。
このような第3実施形態によれば、まず、前記第1実施形態と略同様に、エンジン回転数Ne及び燃料噴射量Jの経時的な変化に応じて、それぞれ好適な過給態様を実現することができるとともに、かかる過給態様の切り替えをスムースに行うことができる。また、ウエストゲートバルブ411Vが設けられている点は、上記第2実施形態と同様であるので、この点に係る前述の作用効果も第3実施形態において同様に得られる。さらに、第3実施形態においては特に、ウエストゲートバルブ421Vが設けられていることから、上記第2実施形態に比べても更に安価に装置を構成することが可能である。
なお、第3実施形態では、高圧TC42は、ウエストゲートバルブ421Vでバイパスされるとともに前記第1及び第2実施形態と同様に、高圧TCバイパス管174及びバイパス管用バルブ172によってもバイパスされるようになっている。このようないわば2段構えの構成とすることにより、単にウエストゲートバルブ421Vを設けることで高圧TC42のバイパスを実現するよりも、制御性を改善することができ、もって過給圧力値のスムースな遷移をも実現することができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う過給装置付きエンジンもまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
第1実施形態における過給装置付きエンジンの概念的な構成例を示す図である。 第1実施形態の過給装置付きエンジンにおける過給態様の切り替えを実施するための処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態における過給態様の切り替えの実施の有無、あるいは実施の仕方を規定するマップである。 第2実施形態における過給装置付きエンジンの概念的な構成例を示す図である。 第3実施形態における過給装置付きエンジンの概念的な構成例を示す図である。
符号の説明
150…エンジン
170…制御装置
41…低圧ターボチャージャ
411…タービン
412…コンプレッサ
42…高圧ターボチャージャ
421…タービン
422…コンプレッサ
174…高圧ターボチャージャバイパス管
172…バイパス管用バルブ

Claims (4)

  1. エンジンと、
    低圧ターボ及び高圧ターボと、
    前記高圧ターボのタービンをバイパスして前記エンジンからの排気を前記低圧ターボのタービンに導入するバイパス路と、
    該バイパス路の途中に設けられる開閉弁と、
    前記エンジンの回転数が第1所定回転数以上の領域では前記開閉弁の閉弁状態を解除し、かつ、前記高圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御して過給圧を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする過給装置付きエンジン。
  2. 前記高圧ターボは可変容量方式であり、
    前記制御手段は、
    過給圧が所定過給圧以上では前記高圧ターボの可変ノズルの開度を一定とし、かつ、前記前記開閉弁の開度を制御することにより、前記高圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御することを特徴とする請求項1に記載の過給装置付きエンジン。
  3. 前記制御手段は、
    前記エンジンの回転数が前記第1所定回転数よりも高い第2所定回転数以上の領域では前記開閉弁を開弁状態とし、かつ、前記低圧ターボのタービンに供給される排気エネルギを制御して過給圧力を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の過給装置付きエンジン。
  4. 前記低圧ターボはウエストゲート弁開度可変手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の過給装置付きエンジン。
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