JP2021041762A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

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潤平 本橋
Junpei Motohashi
潤平 本橋
雄貴 本地
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雄貴 本地
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Abstract

【課題】カウルトップがサスペンションタワーの上方を覆うように位置する前部車体構造において、サスペンションタワーへのサスペンション取付作業の作業性を改善する。【解決手段】車両の前部車体構造10は、左右のフロントピラー18と左右のフロントサスペンションタワー22と、左右のフロントピラー18に接合し、左右のフロントサスペンションタワー22の上方を覆うように位置するカウルトップ20とを有する。カウルトップ20には、サスペンションをサスペンションタワー22に締結する締結点に対向する位置に開口38が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の前部車体構造、特にサスペンションタワーの上端周囲の構造に関する。
ウインドシールドの前縁に沿って配置され、左右のフロントピラーを連結するパネル状の部材であるカウルトップが知られている(下記特許文献1のカウルトップ15を参照)。フロントピラーの近傍には、サスペンションの、スプリングとダンパからなるクッションユニットの上端が締結されるサスペンションタワーが設けられている。
特開2017−114259号公報
カウルトップ上に装置を配置する場合、特に配置される装置が大形の場合、カウルトップを大形にする必要が生じる場合がある。カウルトップが大形化して、サスペンションタワーの上端を覆うようになると、クッションユニットの上端をサスペンションタワーに締結する際、作業性が悪化する場合がある。
本発明は、カウルトップが大形化した場合であっても、サスペンション取付作業のしやすい前部車体構造を提供する。
本発明に係る車両の前部車体構造は、左右のフロントピラーと、左右のフロントサスペンションタワーと、左右のフロントピラーに接合し、左右のフロントサスペンションタワー上方を覆うように位置するカウルトップと、を有し、カウルトップには、サスペンションをサスペンションタワーに締結する締結点に対向する位置に開口が設けられている。
サスペンションを締結する工具を、カウルトップに設けた開口を通して締結点に到達させて作業することにより、サスペンション取付作業の作業性が向上する。
本実施形態の前部車体構造を示す斜視図である。 本実施形態の前部車体構造を示す斜視図であり、カウルトップを取り外した状態を示す図である。 サスペンションタワーとカウルトップを示す側方断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。以下の説明において、特段の断りがない限り、前後左右上下等の相対位置および向きを表す語句は、車両に関する相対位置および向きを表す。各図において、矢印FRの向きが前方、矢印UPの向きが上方、矢印LHの向きが左方である。
図1および図2は、車両、例えば乗用車の前部車体構造10を示す図である。図2は、一部の部品を取り外した状態を示す図である。前部車体構造10は、乗員室12と車両を駆動する原動機を収容する原動機室14とを隔てるダッシュパネル16を含む。前部車体構造10は、さらに、ダッシュパネル16の側方両側にそれぞれ配置されたフロントピラー18と、左右のフロントピラー18を接続するカウルトップ20とを含む。カウルトップ20は鋼板製であってよく、中央が窪んだトレイ形状を有し、水平に配置されている。カウルトップ20の後縁20aは、ダッシュパネル16の上縁16aに溶接等の手法により接合されている。カウルトップ20の前縁20bの位置がウインドシールド(不図示)の前縁にほぼ一致する。カウルトップ20は左右方向に沿って延び、左右の端がそれぞれ左右のフロントピラー18に溶接等の手法により接合されている。カウルトップ20の窪んだ部分に、ヘッドアップディスプレイ装置等の機器を収容することができる。フロントピラー18は、カウルトップ20が接合している位置よりも上方および後方に斜めに延び、ルーフ(不図示)に接続する。フロントピラー18は、所定の形状に成形された複数の鋼板を組み合わせて閉断面構造に形成されてよい。
前部車体構造10は、サスペンションの上部取付部を形成するサスペンションタワー22を含む。サスペンションタワー22は、車両の左右方向においてフロントピラー18より内側に、そしてフロントピラー18近傍に位置する。図1に示すように、サスペンションタワー22は、カウルトップ20に上方を覆われている。サスペンションタワー22も鋼板製であってよい。
図3は、サスペンションタワー22およびカウルトップ20の断面図である。サスペンションタワー22の上端面22aに、サスペンションのクッションユニット24の上端がボルト26およびナット28などの締結部品を用いて締結される。クッションユニット24は、コイルスプリング30とダンパ32を含む。図3においては、コイルスプリング30、ダンパ32共に上端部の一部のみ示されている。クッションユニット24は、サスペンションがマクファーソンストラット式の場合、ストラットの一部として構成される。クッションユニット24の上端にはアッパーサポート34が設けられており、アッパーサポート34の周囲に設けられたフランジにボルト26が固定されている。ボルト26の本数は、例えば3本である。ボルト26を、サスペンションタワーの上端面22aに設けられた貫通孔36(図2参照)を下から通し、上からナット28を締めて、クッションユニット24がサスペンションタワー22に固定される。
ナット28を締めるとき、サスペンションタワー22の上方を覆うようにカウルトップ20が配置されていると、ナット28に対して上方からのアクセスが難しくなる。このカウルトップ20には、ボルト26およびナット28によりクッションユニット24が締結される位置、つまりサスペンションの締結点に対向する位置に開口38が形成されている。開口38を通して、工具、例えばインパクトレンチに装着されたソケットをボルト26に係合させ、これを締結することができる。
カウルトップ20にヘッドアップディスプレイなどの大形の機器を搭載する際に、カウルトップ20を大きくしてサスペンションタワー22の上方を覆うようになっても、開口38を設けることによってサスペンション取付作業の作業性を確保することができる。
10 前部車体構造、12 乗員室、14 原動機室、16 ダッシュパネル、18 フロントピラー、20 カウルトップ、22 サスペンションタワー、24 クッションユニット、26 ボルト、28 ナット、30 コイルスプリング、32 ダンパ、34 アッパーサポート、36 貫通孔、38 開口。

Claims (1)

  1. 左右のフロントピラーと、
    左右のフロントサスペンションタワーと、
    前記左右のフロントピラーに接合し、前記左右のフロントサスペンションタワー上方を覆うように位置するカウルトップと、
    を有し、
    前記カウルトップには、サスペンションを前記左右のフロントサスペンションタワーに締結する締結点に対向する位置に開口が設けられている、
    車両の前部車体構造。
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