JP6641695B2 - 燃料電池車 - Google Patents

燃料電池車 Download PDF

Info

Publication number
JP6641695B2
JP6641695B2 JP2015014612A JP2015014612A JP6641695B2 JP 6641695 B2 JP6641695 B2 JP 6641695B2 JP 2015014612 A JP2015014612 A JP 2015014612A JP 2015014612 A JP2015014612 A JP 2015014612A JP 6641695 B2 JP6641695 B2 JP 6641695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
tank
fuel
vehicle body
horizontal portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015014612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016137852A (ja
Inventor
佐々木 茂
茂 佐々木
敬悟 野口
敬悟 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015014612A priority Critical patent/JP6641695B2/ja
Publication of JP2016137852A publication Critical patent/JP2016137852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6641695B2 publication Critical patent/JP6641695B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、燃料電池車に関する。
特許文献1には、車体の前後方を長手方向とした、燃料電池用の燃料タンクが配置された燃料電池車が開示されている。
特表2008−518827号公報
特許文献1では、燃料タンクの前方側に燃料電池が配置されている。このため、例えば燃料電池車が衝突事故を起こした場合には、燃料タンクと燃料電池とが衝突するおそれがある。
本発明は、衝突事故による燃料タンクと他の部品との衝突を抑制する燃料電池車を提供するものである。
上記目的は、燃料電池のための燃料を貯蔵し、長手方向が車体の前後方向となるように配置された燃料タンクと、前記燃料電池を含み前記燃料タンクを除いた、燃料電池システムに関する部品群と、前記燃料タンクよりも前記車体の前方側にある前記部品群の一つと前記燃料タンクとを前記車体の前後方向で間隔を空けて連結した連結部材と、を備え、前記連結部材は、連結ブラケット又は連結フレームであり、前記連結部材は、前記車体の前後方向に延びた水平部と、前記水平部の後方側の端部から前記水平部に対して略垂直方向の下側に延びた垂直部と、を有し、前記部品群の1つの下面は、前記水平部に固定され、前記燃料タンクは、当該燃料タンクの長手方向の先端部が前記垂直部に固定され、前記部品群の前記1つは、前記燃料タンクよりも高い位置で前記水平部に固定されている、燃料電池車によって達成できる。連結部材により、衝突事故による燃料タンクと部品群の一つとの衝突を抑制できる。
本発明によれば、衝突事故による燃料タンクと他の部品との衝突を抑制する燃料電池車を提供できる。
実施例1の燃料電池車を側面からみた模式図である。 実施例1の燃料電池車が壁に前方衝突した場合の説明図である。 タンクを軸方向から見た図である。 タンクと燃料電池とを連結する連結ブラケットの説明図である。 実施例2の説明図である。 実施例3の説明図である。 図6のA−A断面図である。 実施例4の説明図である。
以下、複数の実施例について説明する。
図1は、実施例1の燃料電池車を側面からみた模式図である。燃料電池車は、車体A、車体Aに取り付けられた燃料電池スタック(以下、燃料電池と称する)5、燃料電池用の燃料タンク(以下、タンクと称する)1、等を備えている。燃料電池5は、車体Aの前方側にあるモータルーム8内に配置されている。モータルーム8は、エンジン車でのエンジンルームに相当する空間であり、乗員室よりも前方側にある。タンク1は、車体AのフロアパネルPの下面側に固定されている。詳しくは後述する。タンク1は、車体Aの前後方向を長手方向とするように配置されている。また、タンク1は、燃料電池5よりも後方側に配置されている。タンク1は、樹脂製であり円柱状であるがこれに限定されない。タンク1には、燃料電池5へ供給される燃料ガスである水素ガスを貯蔵している。モータルーム8内には、燃料電池5により駆動する走行用のモータMが配置されており前輪を駆動する。燃料電池5、モータMは、燃料電池システムに関する部品群の一例である。
図2は、実施例1の燃料電池車が壁Wに前方衝突した場合の説明図である。衝突時には車体Aが急停止するため、タンク1に作用する慣性力によりタンク1が前方側に移動して燃料電池5に衝突するおそれがある。また、タンク1は長手方向が車体Aの前後方向となるように配置されているため、タンク1の先端部の表面積が小さい部分が燃料電池5に衝突して大きな衝撃が加わるおそれがある。しかしながら、本実施例の燃料電池車では、以下に説明する構造により、衝突時でのタンク1と燃料電池5との衝突を抑制している。
図3は、タンク1を軸方向から見た図である。フロアパネルPの下面側にボルトBやナット等により金属製のフレームFが固定されている。フレームFの車幅方向での両側がフロアパネルPに固定されている。フロアパネルPの中央部にはタンク1の下部を支持する円弧状の凹部Rが形成されている。また、タンク1の上部は金属製の固定バンド30により押えられ、固定バンド30の両端部はそれぞれボルトB等によりフレームFの上面側に固定されている。
図4は、タンク1と燃料電池5とを連結する連結ブラケット40の説明図である。尚、図4は、車体Aの側面から見た場合のタンク1、燃料電池5、連結ブラケット40を示している。タンク1は、タンク本体10の後方側の端部にバルブ20が設けられている。バルブ20には、不図示のチューブが接続されて燃料電池5に水素ガスが供給される。
連結ブラケット40には、タンク1と燃料電池5とが連結されている。連結ブラケット40は側面から見て略L字状の金属製である。連結ブラケット40は、略垂直方向に延びてタンク1の先端側にボルトBにより固定された垂直部41、垂直部41に連続して水平方向に延び燃料電池5の下面にボルトBにより固定された水平部45、を含む。また、連結ブラケット40は、タンク1と燃料電池5とが衝突しないように車体Aの前後方向に所定の間隔を空けて固定している。このため、図2に示したように前方衝突時においても、タンク1が前方に移動して燃料電池5に接触することを連結ブラケット40が規制している。
例えば、燃料電池5とタンク1を大きく離して配置することにより、衝突時での両者の接触を抑制することが考えられる。しかしながらこの場合、他の部品との配置の制約や取り付け位置の制約等により、軸方向に短い小型のタンクしか搭載できなくなるおそれがある。しかしながら本実施例では、連結ブラケット40によりタンク1と燃料電池5とが接触しない範囲でできる限り接近させた位置で固定できるため、大型のタンクをも採用できる。
また、燃料電池5とタンク1との間に、両者の衝突を抑制する何らかのプロテクタを配置することが考えられる。しかしながら、このようなプロテクタを採用するとコストが増大する。また、高性能のプロテクタを採用すると更にコストが増大する。本実施例では、金属製であり簡易な構造の連結ブラケット40とボルトBとにより、タンク1と燃料電池5とを連結しているため、低コストでタンク1と燃料電池5との接触を抑制できる。
図5は、実施例2の説明図である。タンク1は、フレームFa上に設けられた固定部F1により固定されている。また、燃料電池5は、フレームFa上に設けられた柱部F5により支持されている。例えば前方衝突時において固定部F1や柱部F5が破損したとしても、連結ブラケット40によりタンク1と燃料電池5との衝突が抑制される。
図6は、実施例3の説明図であり、図7は図6のA−A断面図である。フレームF上には、タンク1aの長手方向に延びた一対の連結フレームFbが、ボルトBにより固定バンド30aと共に固定されている。連結フレームFbは、タンク1aに沿って延びた水平部Fb1、水平部Fb1から鉛直上方に延びた垂直部Fb2、を含む。垂直部Fb2には、連結ブラケット40の垂直部41がボルトB等により固定されている。このように、複数の連結部材である連結フレームFbと連結ブラケット40とにより、タンク1aと燃料電池5とが連結されて両者の衝突が抑制されている。
図8は、実施例4の説明図である。図7に示した連結フレームFbと同様に、一対の連結フレームFcが、フレームF上にボルトBにより固定バンド30aと共に固定されている。連結フレームFcは、タンク1aに沿って延びた水平部Fc1、水平部Fc1から略鉛直上方に延びた垂直部Fc2、垂直部Fc2から略水平方向に延びた水平部Fc3を含む。燃料電池5は、水平部Fc3にボルトBにより固定されている。このように、連結フレームFcによりタンク1aと燃料電池5とが連結されて両者の衝突が抑制されている。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上記実施例では、燃料電池5とタンク1とが連結される例を説明したが本発明はこれに限定されない。例えば、タンク1よりも車体Aの前方側に位置するモータMとタンク1とを上記のような連結ブラケット40等により連結してもよい。このように、タンク1以外の燃料電池システムに関する部品群のうち、比較的大型の部品でありモータルーム8内に配置されている燃料電池5又はモータMとタンク1とを連結することにより、タンク1と他の部品との衝突を抑制できる。
連結ブラケット40は、略L字状であるがこれに限定されない。
1 燃料タンク
5 燃料電池スタック
40 連結ブラケット
A 車体
B ボルト
M モータ

Claims (1)

  1. 燃料電池のための燃料を貯蔵し、長手方向が車体の前後方向となるように配置された燃料タンクと、
    前記燃料電池を含み前記燃料タンクを除いた、燃料電池システムに関する部品群と、
    前記燃料タンクよりも前記車体の前方側にある前記部品群の一つと前記燃料タンクとを前記車体の前後方向で間隔を空けて連結した連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、連結ブラケット又は連結フレームであり、
    前記連結部材は、前記車体の前後方向に延びた水平部と、前記水平部の後方側の端部から前記水平部に対して略垂直方向の下側に延びた垂直部と、を有し、
    前記部品群の1つの下面は、前記水平部に固定され、
    前記燃料タンクは、当該燃料タンクの長手方向の先端部が前記垂直部に固定され、
    前記部品群の前記1つは、前記燃料タンクよりも高い位置で前記水平部に固定されている、燃料電池車。
JP2015014612A 2015-01-28 2015-01-28 燃料電池車 Active JP6641695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015014612A JP6641695B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 燃料電池車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015014612A JP6641695B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 燃料電池車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016137852A JP2016137852A (ja) 2016-08-04
JP6641695B2 true JP6641695B2 (ja) 2020-02-05

Family

ID=56558833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015014612A Active JP6641695B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 燃料電池車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6641695B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6617645B2 (ja) * 2016-05-09 2019-12-11 トヨタ自動車株式会社 燃料電池車
JP6581067B2 (ja) * 2016-11-02 2019-09-25 トヨタ自動車株式会社 燃料電池車両
JP6740933B2 (ja) 2017-03-08 2020-08-19 トヨタ自動車株式会社 燃料電池自動車

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004026117A (ja) * 2002-06-28 2004-01-29 Toyota Motor Corp 燃料タンクの配置構造
JP4503503B2 (ja) * 2005-07-08 2010-07-14 本田技研工業株式会社 燃料電池自動車
WO2010143261A1 (ja) * 2009-06-09 2010-12-16 トヨタ自動車株式会社 燃料電池車両
JP5974969B2 (ja) * 2013-04-30 2016-08-23 トヨタ自動車株式会社 ガスタンク搭載車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016137852A (ja) 2016-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6816664B2 (ja) 車体前部構造
JP6541724B2 (ja) 自動車車両
JP6725071B2 (ja) 車両の後部車体構造
JP6421766B2 (ja) フレーム車の骨格構造
JP5907126B2 (ja) 自動車の車体前部構造
US9139229B2 (en) Structure for rear part of vehicle body
JP5742967B2 (ja) 電気自動車
WO2018207687A1 (ja) 車両の後部車体構造
JP2016164051A (ja) バッテリユニット搭載構造
US9242676B2 (en) Front vehicle body reinforcing structure
JP5874599B2 (ja) フロントサブフレーム構造およびフロントサブフレームの組付け方法
US20140014794A1 (en) Onboard equipment fixing structure
JP2020164093A (ja) 車両用サブフレーム
JP6641695B2 (ja) 燃料電池車
US10414262B2 (en) Power unit mount structure
JP6493183B2 (ja) 車両構造
US20180273097A1 (en) Vehicle front structure
KR101526398B1 (ko) 차량용 카울 크로스 멤버 마운팅 조립체
JP2020015356A (ja) 車両下部構造
WO2018207689A1 (ja) 車両の後部車体構造
JP5971132B2 (ja) 車両用電装部品の支持装置
WO2018207686A1 (ja) 車両の後部車体構造
JP5846095B2 (ja) カウル構造
JP6079752B2 (ja) ステアリング支持構造
JP2017193198A (ja) 車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190723

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190925

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20191003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191216

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6641695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151