JP2021040538A - 除草装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡単に水田の雑草を除草する。【解決手段】除草装置1は、水に浮く浮体部10と、浮体部10に回転自在に支持され回転軸の径方向に延びる複数の棒82,92を有する回転体80,90と、を有し、浮体部10を水田の水に浮かばせて回転体80,90を回転させると各棒82,92が水面から水中に侵入し水中から出ることを繰り返して水を掻き出すことで推進力を得て進みつつ、各棒82,92が水田に生えている雑草を引っ掛けて取り除く。【選択図】図1

Description

本発明は、田んぼの除草をする技術に関する。
従来、水田の除草作業をする装置が種々提案されている(特許文献1)。
特開2016−208873号
本発明の目的は、水田の雑草をより簡単に除草することである。
前記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、水に浮く浮体と、前記浮体に回転自在に支持され回転軸の径方向に延びる突起部を有する回転体と、を有し、前記浮体を水田の水に浮かばせて前記回転体を回転させると前記突起部が水面から水中に侵入し水中から出ることを繰り返して水を掻き出すことで推進力を得て進みつつ、前記突起部が水田に生えている雑草を引っ掛けて取り除く除草装置である。
本発明の第2の態様では、前記突起部は、前記回転体の周方向及び回転軸方向に配置された複数の細線状の棒であることが好ましい。
本発明の第3の態様では、前記回転軸は、前記浮体が水に浮いているときに水平方向に平行になり、前記回転体は、前記浮体が水に浮いているときの高さ位置が調整可能とされていることが好ましい。
本発明の第4の態様では、複数の前記回転体が隣り合うように配置され、前記複数の回転体はそれぞれ回転数が個別に制御可能とされていることが好ましい。
本発明の第5の態様では、使用者によって操作される制御端末との無線通信によって前記回転体の回転数を制御する制御部をさらに有することが好ましい。
本発明の前記第1の態様によれば、除草装置は、回転体の回転だけで、当該除草装置が進む推進力を得つつ水田に生えている雑草を取り除くことができる。
本発明の前記第2の態様によれば、除草装置は、複数の細線状の棒が回転する構成にすることで、簡単な構成で、効率よく推進力を発生させつつ、複数の細線状の棒により水田に生えている細かい雑草を取り除くことができる。
本発明の前記第3の態様によれば、除草装置は、回転体の高さ位置を調整できることで、水中に突起部が入り込む深さを調整できるため、推進力を最適化できる。
本発明の前記第4の態様によれば、除草装置は、複数の回転体を異なる回転数で回転させることができるので、推進力を得つつ旋回できるようになる。
本発明の前記第5の態様によれば、使用者は、除草装置と一緒に水田に入ることなく、遠隔で除草装置の動作を制御できる。
図1は、除草装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、除草装置の構成例を示す平面図である。 図3は、除草装置の構成例を示す正面図である。 図4は、除草装置の構成例を示す側面図である。 図5は、浮体部の構成例を示す平面図である。 図6は、回転除草部の一部の構成例を示す平面図である。 図7は、回転除草部の一部の構成例を示す側面図である。 図8は、制御ボックスの構成例を示す図である。 図9は、高さ位置調整部による回転体の高さ位置の調整例を示す図である。
本発明の本実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、水田の水草等の雑草を除去する除草装置1を挙げている。
(構成)
図1乃至図3は、除草装置1の構成例を示す図である。図1は斜視図、図2は平面図、図3は正面図、図4は側面図である。
図1乃至図4に示すように、除草装置1は、浮体部10、回転除草部50、及び制御ボックス200を有している。この除草装置1は、無線通信する制御端末300によって動作が制御される。浮体部10は、水に浮上するように形成されている。回転除草部50は、除草装置1を移動をさせつつ除草する機能を有している。制御ボックス200は、除草装置1の動作を制御するための構成を有している。以下、除草装置1の各部について詳しく説明する。なお、図2に示すように、同図の上下方向が、除草装置1の前後方向になり、同図の左右方向が、除草装置1の左右方向(幅方向)になる。
図5は、浮体部10の構成例を示す平面図である。
図1乃至図5に示すように、浮体部10は、肉厚の略平板形状をなし、略三角形状の先端部(図5において上側部位)11、回転除草部50が取り付けられている後端部(図5において下側部位)12、及び先端部11と後端部12との間で略四角形状の中間部13を有している。浮体部10は、内部が部分的に又は全体的に空洞になっており、例えば、発砲スチロールを内装として含み、外装がプラスチック、FRP等の樹脂材料によって形成されている。また、上面部には、内装と外装との間に木材等による板部材が配置されており、上面10aに配置される回転除草部50、制御ボックス200等の構造物がビス止め等によって固定できるようになっている。
浮体部10の先端部11上には、制御ボックス200が取り付けられている。また、後端部12に取り付けられている回転除草部50の重量が比較的重いため、浮体部10が水に安定して浮くように、除草装置1の前後方向の重量バランスと取るための図示しなしバランス用の錘が先端部11に取り付けられている。後端部12は、後端の縁部12aが内側に凹む凹形状に形成されており、その凹部12b内に回転除草部50の回転体80,90が収容されている。また、浮体部10の上面10aには、作業車が除草装置1を持ち運びする際に持つ取っ手14が複数取り付けられている。また、浮体部10の底面10bには、前後方向に延びるフィン(垂直安定板)15が、左右方向で両側部分、中央部分にそれぞれ設けられている。例えば、浮体部10の大きさは、前後方向の幅が2m〜3mあり、横幅が2m〜3mある。
図6及び図7は、回転除草部50の一部の構成例を示す図である。図6は平面図であり、図7は側面図である。
図1乃至図4、図6及び図7に示すように、回転除草部50は、支持構造部60、2個のモータ71,72、2個の回転体80,90、及び飛散防止カバー100を有している。支持構造部60に、各モータ71,72、各回転体80,90、及び飛散防止カバー100が取り付けられている。
支持構造部60は、複数の棒体を組み合わせた骨組みによって全体として略四角枠形状の構造体になっている。本例では、支持構造部60は、その後端部61が浮体部10の後端部12から後方に多少飛び出ている。支持構造部60は、前端部62が浮体部10に対して蝶番68(図4に図示)によって回動自在に支持されており、これにより、後端部61が回動し上下動できるようになっている。
支持構造部60には、回転体80,90を所定の高さ位置で固定するための高さ位置調整部63が取り付けられている。支持構造部60には、両側それぞれの後ろ寄りの位置に立設する棒体である立設部64が設けられており、高さ位置調整部63は、立設部64の下端部位に回転可能に(前後方向に平行な垂直平面内を回転可能に)取り付けられた棒状部材63aによって構成されている。棒状部材63aは、当該棒状部材63aの長手方向の中間部位からずれた偏心部位63bが立設部64に回転可能に支持されていて、各端部63c,63d(端部63dは後記の図9に図示)が、当該偏心部位63bのほぼ下方に位置し浮体部10に固定されている取り付け部65に取り付けることができるようになっている。これにより、棒状部材63aにおいて偏心部位63bからの距離が長くなる方の端部63cを取り付け部65に取り付けることで、回転体80,90は、高い位置で固定される。一方、棒状部材63aにおいて偏心部位63bからの距離が短くなる方の端部63dを取り付け部65に取り付けることで、回転体80,90は、低い位置で固定される。
また、支持構造部60の前端部62の両端に、2個のモータ71,72がそれぞれ取り付けられている。各モータ71,72はそれぞれ、図示しない有線によって制御ボックス200の制御部203に繋がっており、制御部203によってその駆動が制御される。各モータ71,72は、その各回転軸71a,72aが、支持構造部60が回動する際の当該支持構造部60の回転軸と平行になるように配置されている。各モータ71,72の回転軸71a,72aは、除草装置1の外方向に向いており、スプロケット(以下、モータ側スプロケットという。)73,74が取り付けられている。一方、支持構造部60には、当該支持構造部60の後ろ寄りに2個の回転体80,90が左右に並んで収容されている。各回転体80,90は、互いに独立し個別に支持構造部60に回転可能に支持されている。
図6及び図7に示すように、回転体80,90は、円筒形状の本体部81,91の外周面に直線形状の棒82,92が多数取り付けられている。各棒82,92は、本体部81,91の径方向に延び所定の長さを有し、本体部81,91の外周面に整然と並ぶように取り付けられている。例えば、各棒82,92は、本体部81,91の軸方向及び周方向で等間隔に配置されている。これにより、各棒82,92は、本体部81,91の周方向に向かう列をなしているが、本体部81,91の軸方向で隣りで列をなす棒に対しては周方向にオフセットされて取り付けられている。つまり、回転体80,90を横方向から見たときに、軸方向で隣りの列の棒が、手間の列の棒に隠れることなく見えるようになっている。例えば、各棒82,92は、ステンレス等の金属材料によって形成されている。
また、各回転体80,90は、回転軸83,93が他方の回転体80,90の回転軸83,93と個別に回転できるように支持部101によって支持構造部60に支持されている。各回転体80,90は、回転軸83,93が(浮体部10を水に浮かべた際に)水平になるように支持構造部60に取り付けられている。各回転体80,90の回転軸83,93には、除草装置1の外方向に向いて突出している突出部位83a,93aにスプロケット(以下、回転体側スプロケットという。)84,94が取り付けられている。回転体側スプロケット84,94とモータ側スプロケット73,74との間にはチェーン111,112が架け渡されている。これにより、各モータ71,72が回転駆動すると、チェーン111,112の伝達によって、各回転体80,90も一緒に回転する。この回転体80,90の外周を覆うように、飛散防止カバー100が配置されている。以下の説明では、除草装置1の後方から見て左側の回転体80を左側回転体80といい、除草装置1の後方から見て右側の回転体90を右側回転体90という。
飛散防止カバー100は、回転体80,90が回転したときに回転体80,90からの水等の飛散物が周囲に飛び散るのを防止するように形成されている。支持構造部60には、飛散防止カバー100を取り付ける構造として、支持構造部60の前寄りの部位に横方向に延在する棒体である前側取り付け部66、及び各立設部64の上端に架け渡され横方向に延在する棒体である後側取り付け部67が設けられている。飛散防止カバー100は、薄板で略1/4の円弧形状をなし、前端部100aが前側取り付け部66に取り付けられて、回転体80,90の外周に沿って支持構造部60の後端部近くまで延びて後端100bが後側取り付け部67に取り付けられている。飛散防止カバー100は、例えば、透明なプラスチックカバーである。
ここで、支持構造部60が回動すると、支持構造部60に取り付けられているモータ71,72、回転体80,90、及び飛散防止カバー100が支持構造部60と一緒に移動する。これにより、支持構造部60の後ろ側に配置された回転体80,90が上下動する。
図8は、制御ボックス200の構成例を示す図である。
図8に示すように、制御ボックス200は、発電部201、通信部202、及び制御部203を有している。発電部201は、モータ71,72等の除草装置1にて電力が必要となる構成に電源を供給する発電機等である。通信部202は、制御端末300との間で無線による通信を行う。
制御端末300は、使用者が除草装置1のモータ71,72の駆動を操作するためのものである。例えば、制御端末300は、専用端末や、スマートフォン、タブレット等の一般的な携帯通信端末である。例えば、制御端末300がスマートフォン、タブレット等の携帯通信端末の場合、当該携帯通信端末には、除草装置1を制御するための専用のアプリケーションプログラムが記憶されている。使用者は、制御端末300を操作して、回転体80,90の回転数や除草装置1の進行方向を制御できる。通信部202は、制御端末300からの制御情報を受信する。通信部202は、受信した制御情報を制御部203に出力する。
制御部203は、除草装置1における各種処理を実行する。制御部203は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。CPUは、ROMに格納されているプログラムに従って各種処理を実行する。制御部203は、制御情報を基に回転体80,90の回転数等を制御する。例えば、制御部203は、制御情報が除草装置1を旋回させる制御情報の場合、左右の回転体80,90の回転数を個別に制御する。
具体的には、制御部203は、制御情報が除草装置1を右旋回させる制御情報の場合、右側回転体90の回転を止めるなどして左側回転体80の回転数を右側回転体90の回転数よりも多くする。一方、制御部203は、制御情報が除草装置1を左旋回させる制御情報の場合、左側回転体80の回転を止めるなどして右側回転体90の回転数を左側回転体80の回転数よりも多くする。このとき、制御部203は、旋回速度や旋回度合に応じて左右の回転体80,90の回転数を制御する。
(作用等)
次に、除草装置1の作用、効果等の一例について説明する。
代かき後の水田は、田植えの時期までに放置されるため、田植え前に水草等の雑草が生えてきてしまう。除草装置1は、そのように水田に生えた雑草を取り除くことができる。以下に、水田への除草装置1の搬入から、除草装置1による除草作業までを説明する。
除草装置1は、軽トラック等によって水田近くまで運ばれ水田に搬入される。このとき、作業者は、取っ手14を持ち、軽トラック等への除草装置1の積み下ろし、水田までの除草装置1の運搬等を行う。そして、作業者は、除草装置1を水田の水に浮かべ、高さ位置調整部63により、回転体80,90の高さを調整する。
図9(A)及び(B)は、高さ位置調整部63による回転体80,90の高さ位置の調整例を示す図である。
回転体80,90は、高さ位置調整部63により、図9(A)から図9(B)への変化として示すように、低い位置と高い位置との間で高さが調整可能とされる。すなわち、回転体80,90を高い位置にしたい場合、棒状部材63aにおいて偏心部位63bからの距離が長くなる方の端部63cを取り付け部65に取り付ける。一方、回転体80,90を低い位置にしたい場合、棒状部材63aにおいて偏心部位63bからの距離が短くなる方の端部63dを取り付け部65に取り付ける。これにより、作業者は、回転体80,90の最適な高さとして、例えば、回転体80,90が回転したときに最下位に位置する棒82,92の先端部が水田内に沈む土に多少潜るように、回転体80,90の高さを調整する。
その後、作業者は、水田内の除草作業経路を除草装置1が移動するよう制御端末300を操作する。これにより、作業者がした制御端末300の操作に応じた制御情報が、除草装置1の通信部202を介して制御部203に入力される。制御部203は、制御端末300にて前進する操作がされると、2個の回転体80,90を同じ回転数で回転させる。このとき、各回転体80,90の回転方向は、除草装置1を右側から見ると時計回りへの回転になる。2個の回転体80,90がこのように回転することで多数の棒82,92も回転し、各棒82,92が次々に水面から水中に侵入し水中から出ることを繰り返して水を掻き出すようになる。これにより、除草装置1は、推進力を得て進みつつ、各棒82,92が回転しながら水田に生えている雑草を引っ掛けて取り除くようになる。
(本実施形態における効果)
(1)除草装置1は、回転体80,90の回転だけで、当該除草装置1が進む推進力を得つつ水田に生えている雑草を取り除くことができる。さらに、除草装置1は、当該除草装置1が進む推進力を得つつ水田に生えている雑草を取り除くことを浮体部10に回転体80,90を取り付けるだけで実現しており、前記の特許文献1の作業機のような複雑な構造を有することなく、簡単に水田の雑草を取り除くことができる。
(2)除草装置1は、複数の細線状の棒82,92が回転する構成にすることで、簡単な構成で、効率良く推進力を発生させつつ、複数の細線状の棒82,92により水田に生えている細かい雑草を引っ掛けて取り除くことができる。
(3)除草装置1は、棒82,92が弾性変形しにくい金属製であることで、効率良く推進力を発生させつつ、複数の細線状の棒82,92により水田に生えている細かい雑草を効率良く取り除くことができる。仮に、細線状の棒82,92が弾性変形しやすい樹脂製で形成されていたとすると、棒82,92が水中で回転する際のしなりが大きくなる分、推進力が小さくなる。さらには、棒82,92の水中でのそのしなりにより、当該棒82,92が回転し水中から水上に出た際に急激に元の形状に戻る(そった形状が元に戻る)ことで、棒82,92が当該棒82,92に引っ掛かっている雑草を飛ばし散らかせてしまう。これに対して、棒82,92が弾性変形しにくい金属製であることで、棒82,92が水中で回転する際のしなりが小さい分、棒82,92は、効率良く推進力を発生させつつ、引っ掛けた雑草を飛ばし散らかすことなく効率良く取り除くことができる。
(4)除草装置1は、回転体80,90の高さ位置を調整できることで、棒82,92が水中に入り込む深さを調整できるため、推進力を最適化できる。
(5)除草装置1は、2個の回転体80,90を異なる回転数で回転させることができるので、推進力を得つつ旋回できるようになる。
(6)作業者(使用者)は、除草装置1の制御を無線により制御端末300で行うことで、除草装置1と一緒に水田に入ることなく、遠隔で除草装置1の動作を制御できる。
(7)除草装置1は、複数の細線状の棒82,92がステンレス等の弾性変形し難い材料によって形成されることで、回転する棒82,92が水中で撓むのを抑制できるので、大きい推進力を発生できるようにしつつ、効率よく雑草を取り除くことができる。
なお、前記の実施形態において、回転体80,90の外周面に取り付けられている複数の棒は、例えば、突起部を構成する。
(本実施形態の変形例等)
前記の実施形態の他の例として、回転体80,90に取り付けられている棒82,92は、他の形状とされることもできる。例えば、回転体80,90に取り付けられている棒は、もっと太い棒でも良く、もっと短い棒でも良い。また、棒82,92は、棒形状以外の突起形状とされることもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、回転体80,90は、本体部81,91を有することなく、回転軸本体(この場合、回転軸本体が回転体になる)に複数の棒が設けられることもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、回転除草部50が備える回転体80,90の数は、2個以外、例えば、1個、又は3個以上とされることもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、浮体部10は、前後方向の略中間部位で前後に分離できるようにされることもできる。これにより、除草装置1の運搬時に浮体部10を前後に分離して個別に運搬することで、作業車は、除草装置1が比較的大きい場合でも、簡易に運搬できる。
また、前記の実施形態の他の例として、除草装置1は、電源として、発電機に代えてバッテリを有することもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、高さ位置調整部63は、他の構成とされることもできる。
また、本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 除草装置、10 浮体部、80,90 回転体、82,92 棒、200 制御ボックス、203 制御部、300 制御端末

Claims (5)

  1. 水に浮く浮体と、
    前記浮体に回転自在に支持され回転軸の径方向に延びる突起部を有する回転体と、を有し、
    前記浮体を水田の水に浮かばせて前記回転体を回転させると前記突起部が水面から水中に侵入し水中から出ることを繰り返して水を掻き出すことで推進力を得て進みつつ、前記突起部が水田に生えている雑草を引っ掛けて取り除く除草装置。
  2. 前記突起部は、前記回転体の周方向及び回転軸方向に配置された複数の細線状の棒であることを特徴とする請求項1に記載の除草装置。
  3. 前記回転軸は、前記浮体が水に浮いているときに水平方向に平行になり、
    前記回転体は、前記浮体が水に浮いているときの高さ位置が調整可能とされている請求項1又は2に記載の除草装置。
  4. 複数の前記回転体が隣り合うように配置され、
    前記複数の回転体はそれぞれ回転数が個別に制御可能とされている請求項1乃至3の何れか1項に記載の除草装置。
  5. 使用者によって操作される制御端末との無線通信によって前記回転体の回転数を制御する制御部をさらに有する請求項1乃至4の何れか1項に記載の除草装置。
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