JP2016152775A - 自律走行水田除草機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自律走行可能な回転ブラシ式の水田除草機において、2つの回転ブラシで各種の走行態様を実現し、部品点数の削減及び制御の簡略化を図る。【解決手段】自動運転モードにおいて、左右の回転ブラシ3L、3Rを正転駆動させる前進除草走行制御Aと、左右の回転ブラシ3L、3Rを逆転駆動させる後進除草走行制御Dと、左右一方側の回転ブラシ3L、3Rを正転駆動させつつ、左右他方側の回転ブラシ3L、3Rを逆転駆動させて機体2の向きを左右に振り分ける振り分け制御C、Fと、を選択的に実行可能とし、振り分け制御C、Fは、その実行毎に左右の振り分け方向を交互に切換える。【選択図】図1

Description

本発明は、回転ブラシの回転駆動に基いて田面を撹拌して除草する自律走行水田除草機に関する。
回転ブラシの回転駆動に基いて田面を撹拌して除草する水田除草機が知られている。例えば、特許文献1には、機体を自律的に走行させる回転ブラシ式の水田除草機が開示されている。この種の水田除草機は、特に、田植え後(活着後)、草丈が比較的低い期間に行われる初期除草に有効であり、苗の植付条列を無視した除草走行によって効率の良い除草作業を行うことができる。
特許第5400715号公報
しかしながら、特許文献1には、機体を自律的に走行させると記載されているものの、具体的な制御手順などは示されておらず、また、4つの回転ブラシを駆動させるため、部品点数の増加によってコスト高となるだけでなく、回転ブラシの駆動制御が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、水田に浮かぶ機体に回転可能に設けられた回転ブラシを備え、該回転ブラシの回転駆動に基いて田面を撹拌して除草しつつ、その反力で水田を走行する自律走行水田除草機であって、前記機体の前後方向中央部に左右方向に直列して配置され、左右方向に沿う回転軸を中心として前後方向に回転可能な左右の回転ブラシと、左右の前記回転ブラシを独立的に正逆転駆動させる左右の電動モータと、前記機体の前部及び後部で障害物を検出する障害物センサと、前記障害物センサの検出信号を入力しつつ、左右の前記電動モータを駆動制御する制御部と、を備え、該制御部は、前記機体を自律的に走行させる自動運転モードを有し、該自動運転モードでは、左右の前記回転ブラシを正転駆動させる前進除草走行制御と、左右の前記回転ブラシを逆転駆動させる後進除草走行制御と、左右一方側の前記回転ブラシを正転駆動させつつ、左右他方側の前記回転ブラシを逆転駆動させて前記機体の向きを左右に振り分ける振り分け制御と、を選択的に実行可能であり、前記前進除草走行制御状態においては、前記障害物センサの検出に応じて、前記振り分け制御を実行した後に前記後進除草走行制御に移行する一方、前記後進除草走行制御状態においては、前記障害物センサの検出に応じて、前記振り分け制御を実行した後に前記前進除草走行制御に移行し、前記振り分け制御は、その実行毎に左右の振り分け方向を交互に切換えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の自律走行水田除草機において、前記制御部は、前記機体を自律的に走行させる自動運転モードと、無線遠隔操作装置の手動操作に応じて前記機体を走行させる手動運転モードと、を有し、前記無線遠隔操作装置に設けられたモード切換操作具の操作に応じて、前記自動運転モードと前記手動運転モードとの切換えを行うことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の自律走行水田除草機において、前記制御部は、前記振り分け制御による次の振り分け方向を報知する振り分け方向報知手段を有することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自律走行水田除草機において、前記制御部は、前記モード切換操作具の操作に応じて、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切換えた際、前記障害物センサが検出状態でない場合は、前記前進除草走行制御又は前記後進除草走行制御を実行することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自律走行水田除草機において、前記制御部は、前記モード切換操作具の操作に応じて、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切換えた際、前記障害物センサが検出状態の場合は、前記振り分け制御を実行した後に前記前進除草走行制御又は前記後進除草走行制御に移行することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、自動運転モードにおける各種の走行態様(前進除草走行、後進除草走行及び左右への振り分け)を左右2つの回転ブラシの正逆転駆動に基いて実現するので、部品点数の削減、構造の簡略化、機体の軽量化、コストの削減などが可能になるだけでなく、駆動制御の複雑化も回避することができる。
また、請求項2の発明によれば、無線遠隔操作装置に設けられたモード切換操作具の操作に応じて、自動運転モードと手動運転モードとを切換えるので、自動運転モードにおいて機体が走行不能になっても、無線遠隔操作装置側で自動運転モードから手動運転モードへ切換えることにより、手動操作(無線遠隔操作)で機体を走行不能な状態から脱出させることが可能となり、その結果、オペレータが水田に入って障害物を除去したり、機体の向きを変えるなどの措置が不要になる。
また、請求項3の発明によれば、振り分け制御による次の振り分け方向を報知するので、運転モードの切換えに際し、次の振り分け方向を認識した上で、各種の操作及び設定を行うことが可能になる。
また、請求項4の発明によれば、手動運転モードから自動運転モードへの切換えに際し、直ちに除草走行を開始することができる。
また、請求項5の発明によれば、手動運転モードから自動運転モードへの切換えに際し、前回と同じ走行経路を走行してしまう不都合を防止できる。
本発明の実施形態に係る自律走行水田除草機の斜視図である。 本発明の実施形態に係る自律走行水田除草機の側面図である。 本発明の実施形態に係る自律走行水田除草機の平面図である。 回転ブラシの除草作用を示す説明図である。 制御部の入出力を示すブロック図である。 自動モード時の動作説明図である。 モード切換え制御のフローチャートである。 R/Cモード制御のフローチャートである。 自動モード制御のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図3において、1は自律走行水田除草機であって、該自律走行水田除草機1は、機体2に設けられる左右一対の回転ブラシ3L、3Rの回転駆動に基いて田面を撹拌・除草しつつ、その反力で水田を走行するものであり、左右一対の回転ブラシ3L、3Rを前後方向回転自在に支持する支持アーム4L、4Rと、左右の回転ブラシ3L、3Rを回転駆動させる回転ブラシ駆動部5と、機体2の前部及び後部で障害物を検出する障害物センサ6F、6Rと、自律走行水田除草機1を制御する制御ボックス7とを備えている。
機体2は、水田に浮かぶ舟体からなり、その前後方向中央部には機体2を上下方向に貫通する矩形状の貫通孔2aが形成され、ここに左右一対の回転ブラシ3L、3Rが左右方向に直列して配置されている。また、機体2の左右両側部には、横方向の衝撃から機体2を保護する保護カバー8が設けられている。
回転ブラシ3L、3Rは、左右方向に沿う回転軸3aと、該回転軸3aを中心として一体的に回転するドラム3bと、該ドラム3bから放射方向に延出する多数のブラシ3cとを備えて構成されており、支持アーム4L、4Rを介して機体2に取付けられている。そして、ドラム3bから下方に延出するブラシ3cは、貫通孔2aを介して機体2の底部から田面に向かって延びる一方、ドラム3bから上方及び前後方向に延出するブラシ3cは、機体2に設けられる逆U字状のカバー9によって覆われる。
ブラシ3cは、樹脂等で形成された弾性変形可能な複数の線材3dを基端側で束ねて形成されたものであり、図4に示すように、回転ブラシ3L、3Rの回転に伴って田面を撹拌しつつ除草を行う。具体的には、田面に生えた小さな雑草をブラシ3cで引き抜き、水面に浮き上がらせることにより雑草の生育を阻害する。このときブラシ3cは、既植えの苗に接触するが、ブラシ3cの弾性変形と苗のたわみによって苗の引き抜きが回避される。
支持アーム4L、4Rは、平面視コ字形状を有し、その先端部間で回転ブラシ3L、3Rの回転軸3aを回転自在に支持している。なお、本実施形態では、支持アーム4L、4Rの先端側を複数の補強フレーム10L、10C、10Rを介して機体2に固定しているが、支持アーム4L、4Rの基端部を上下回動自在に支持し、該上下回動に基いて回転ブラシ3L、3Rの上下位置を調節できるようにしてもよい。
回転ブラシ駆動部5は、左右の回転ブラシ3L、3Lを独立的に正逆駆動させる左右一対の電動モータ11L、11Rと、電動モータ11L、11Rの動力を回転ブラシ3L、3Lに伝動する左右一対のベルト伝動機構12L、12Rと、電動モータ11L、11Rを駆動させるバッテリ13とを備えて構成されている。具体的には、機体2の前後方向中央部に左右方向に直列して配置された左右の回転ブラシ3L、3Rの回転軸3aの外端部に、それぞれベルト伝動機構12L、12Rを介して電動モータ11L、11Rを連結し、該電動モータ11L、11Rの正逆転駆動に基いて、左右の回転ブラシ3L、3Rを左右方向に沿う回転軸3aを中心として前後方向に独立して正逆転駆動させる。なお、バッテリ13は、障害物センサ6F、6Rや制御ボックス7に対しても電源供給を行う。
バッテリ13と制御ボックス7は、機体2の前後方向中央部に設けられる左右の回転ブラシ3L、3Rを挟み、前後に振り分けて配置されている。つまり、比較的重いバッテリ13と制御ボックス7を機体2の前後に振り分けて配置することにより、機体2の前後バランスを調整し、良好な走行を実現している。
障害物センサ6F、6Rは、それぞれ、機体2の前端部又は後端部に設けられるセンサフレーム14と、センサフレーム14に支軸15aを介して前後揺動自在に設けられる左右一対の感知アーム15と、障害物との接触に伴う感知アーム15の揺動変位を検出する感知スイッチ16とを備えて構成されている。
制御ボックス7の上面部には、自律走行水田除草機1の主電源をON/OFF操作する電源スイッチ17と、電源スイッチ17のON時に点灯される電源ランプ18と、自動運転モードにおける次の左右振り分け方向(旋回方向)を予告表示する振り分け方向報知手段としての左旋回予告ランプ19L及び右旋回予告ランプ19Rが設けられる一方、制御ボックス7の内部には、自律走行水田除草機1の動作を制御する制御部20と、R/C送信機21(無線遠隔操作装置)の送信信号を受信するR/C受信機22とが収容されている(図5参照)。
なお、本実施形態のR/C送信機21は、左右一対のジョイスティック23L、23R、電源スイッチ24、R/Cモードスイッチ25(モード切換操作具)、自動モードスイッチ26(モード切換操作具)、逆回転駆動設定スイッチ27などの操作具を備え、これらが操作された場合に対応する遠隔操作信号をR/C受信機22に対して送信するように構成されている。
制御部20は、シーケンサやマイコンなどを用いて構成されており、その入出力部には、前述した障害物センサ6F、6R、電動モータ11L、11R、電源スイッチ17、電源ランプ18、左旋回予告ランプ19L、右旋回予告ランプ19R、R/C受信機22などが接続されている。
制御部20は、自律走行水田除草機1を自律的に走行させる自動モード(自動運転モード)と、R/C送信機21の手動操作に応じて自律走行水田除草機1を走行させるR/Cモード(手動運転モード)とを有しており、R/C送信機21に設けられたR/Cモードスイッチ25や自動モードスイッチ26の操作に応じて自動モードとR/Cモードとの切換えを行う。
図6に示すように、自動モードでは、左右の回転ブラシ3L、3Rを正転駆動させる前進除草走行制御Aと、左右の回転ブラシ3L、3Rを逆転駆動させる後進除草走行制御Dと、障害物センサ6F、6Rの検出に応じて機体2を障害物から離間させる障害物離間制御B、Eと、左右一方側の回転ブラシ3L、3Rを正転駆動させつつ、左右他方側の回転ブラシ3L、3Rを逆転駆動させて機体2の向きを左右に振り分ける振り分け制御C、Fとを選択的に実行可能である。なお、障害物離間制御B、Eは、振り分け制御C、Fの準備動作である。つまり、障害物センサ6F、6Rが障害物に接触した状態で振り分け制御C、Fを実行すると、障害物センサ6F、6Rが損傷したり、振り分け制御C、Fが確実に行われない可能性があるため、振り分け制御C、Fの実行に先立って障害物離間制御B、Eが行われる。
そして、前進除草走行制御Aの実行状態においては、前側障害物センサ6Fの検出に応じて障害物離間制御B(所定時間の後進走行)及び振り分け制御Cを実行した後に後進除草走行制御Dに移行する一方、後進除草走行制御Dの実行状態においては、前記障害物センサ6Rの検出に応じて障害物離間制御E(所定時間の前進走行)及び振り分け制御Fを実行した後に前進除草走行制御Aに移行する。
また、振り分け制御C、Fにおいては、その実行毎に左右の振り分け方向が交互に切換えられる。これにより、自律走行水田除草機1は、水田全体をむら無く自律走行して除草作業を行うことができる。
また、自動モードでは、振り分け制御C、Fによる次の振り分け方向が左旋回予告ランプ19L及び右旋回予告ランプ19Rの点灯に基いて報知される。これにより、運転モードの切換えに際し、次の振り分け方向を認識した上で、各種の操作及び設定を行うことが可能になる。
また、制御部20は、R/C送信機21の操作に応じてR/Cモードから自動モードに切換えた際、障害物センサ6F、6Rが検出状態でない場合は、前進除草走行制御A又は後進除草走行制御Dを実行する一方、障害物センサ6F、6Rが検出状態の場合は、障害物離間制御B、E及び振り分け制御C、Fを実行した後に前進除草走行制御A又は後進除草走行制御Dに移行させる。これにより、R/Cモードから自動モードへの切換えに際し、障害物センサ6F、6Rが検出状態でない場合は、直ちに除草走行を開始することができる一方、障害物センサ6F、6Rが検出状態の場合は、機体2の向きを振り分けることにより、前回と同じ走行経路を走行してしまう不都合が回避される。
つぎに、上記のような制御動作を実現する制御部20のモード切換え制御、R/Cモード制御及び自動モード制御の具体的な制御手順について、図7〜図9を参照しながら説明する。
図7に示すように、モード切換え制御では、まず、R/C送信機21の電源がON状態か否かを判断し(S101)、この判断結果がNOである場合は、上位ルーチンに復帰する。一方、R/C送信機21の電源がON状態であると判断した場合は、機体2側の電源がON状態であるか否かを判断し(S102)、この判断結果がNOである場合は、機体2側の電源ランプ18を消灯した後(S103)、上位ルーチンに復帰する。一方、機体2側の電源がON状態であると判断した場合は、電源ランプ18を点灯した後(S104)、R/C送信機21のR/Cモードスイッチ25がON状態であるか否かを判断し(S105)、この判断結果がYESである場合は、R/Cモードを有効化した後(S106)、上位ルーチンに復帰する。一方、R/C送信機21のR/Cモードスイッチ25がOFF状態であると判断した場合は、R/C送信機21の自動モードスイッチ26がON状態であるか否かを判断し(S107)、この判断結果がYESである場合は、自動モードを有効化した後(S108)、上位ルーチンに復帰する。また、R/C送信機21の自動モードスイッチ26がOFF状態であると判断した場合は、自動モードを有効化することなく、上位ルーチンに復帰する。
図8に示すように、R/Cモード制御では、まず、左側ジョイスティック23Lの操作を判断し(S201)、この判断結果がNOである場合は、ステップ(S206)にジャンプする。一方、判断結果がYESである場合は、その操作方向が前方、後方のいずれであるかを判断する(S202、S203)。そして、左側ジョイスティック23Lが前方に操作されたと判断した場合は、左側の回転ブラシ3Lを正回転方向(機体前進方向)に駆動させる一方(S204)、左側ジョイスティック23Lが後方に操作されたと判断した場合は、左側の回転ブラシ3Lを逆回転方向(機体後進方向)に駆動させる(S205)。
また、同様に、右側ジョイスティック23Rの操作を判断し(S206)、この判断結果がNOである場合は、上位ルーチンに復帰する、一方、判断結果がYESである場合は、その操作方向が前方、後方のいずれであるかを判断する(S207、S208)。そして、右側ジョイスティック23Rが前方に操作されたと判断した場合は、右側の回転ブラシ3Rを正回転方向に駆動させる一方(S209)、右側ジョイスティック23Rが後方に操作されたと判断した場合は、右側の回転ブラシ3Rを逆回転方向に駆動させる(S210)。
図9に示すように、自動モード制御では、まず、逆回転駆動設定スイッチ27による逆回転駆動設定があるか否かを判断する(S301)。この逆回転駆動設定は、自動モードの開始に際し、前述した前進除草走行制御Aから開始するのか、それとも後進除草走行制御Dから開始するのかを選択的に設定する設定項目であり、逆回転駆動設定がない場合は、つぎのステップ(S302)を実行し、逆回転駆動設定がある場合は、ステップ(S302〜S308)をスキップしてステップ(S309)から実行する。
ステップ(S302)は、前進除草走行制御Aを行う処理ステップであり、左右の回転ブラシ3L、3Rを正回転駆動させつつ、左旋回予告ランプ19Lを点灯させる(振り分け方向報知手段)。そして、前進除草走行制御Aの実行中は、前側障害物センサ6Fの感知スイッチ16がON状態か否かを判断し(S303)、この判断結果がYESになったら障害物離間制御B(S304〜S306)を実行する。具体的には、前側障害物センサ6Fによる障害物の検出に応じて、左右の回転ブラシ3L、3Rを停止させるとともに、左旋回予告ランプ19Lを消灯させた後(S304)、左右の回転ブラシ3L、3Rを所定時間逆回転駆動させる(S305、S306)。障害物離間制御Bの実行後は、進行方向(後進方向)左側への振り分け制御C(S307、S308)を実行すべく、左側の回転ブラシ3Lを逆回転駆動させつつ、右側の回転ブラシ3Rを正回転駆動させ(S307)、これを所定時間後に停止させる(S308)。
振り分け制御Cの実行後は、ステップ(S309)を実行する。ステップ(S309)は、後進除草走行制御Dを行う処理ステップであり、左右の回転ブラシ3L、3Rを逆回転駆動させつつ、右旋回予告ランプ19Rを点灯させる(振り分け方向報知手段)。そして、後進除草走行制御Dの実行中は、後側障害物センサ6Rの感知スイッチ16がON状態か否かを判断し(S310)、この判断結果がYESになったら障害物離間制御E(S311〜S313)を実行する。具体的には、後側障害物センサ6Rによる障害物の検出に応じて、左右の回転ブラシ3L、3Rを停止させるとともに、右旋回予告ランプ19Rを消灯させた後(S311)、左右の回転ブラシ3L、3Rを所定時間正回転駆動させる(S312、S313)。障害物離間制御Eの実行後は、進行方向(前進方向)右側への振り分け制御F(S314、S315)を実行すべく、左側の回転ブラシ3Lを正回転駆動させつつ、右側の回転ブラシ3Rを逆回転駆動させ(S314)、これを所定時間後に停止させる(S315)。そして、振り分け制御Fの実行後は、逆回転駆動設定をリセットしてから(S316)、自動モード制御の先頭に戻り、上記一連の制御A〜Fを繰り返し実行する。
このような自動モード制御によれば、R/C送信機21の操作に応じてR/Cモードから自動モードに切換えた際、障害物センサ6F、6Rが検出状態でない場合は、前進除草走行制御A(逆回転駆動設定なしの場合)又は後進除草走行制御D(逆回転駆動設定ありの場合)が実行される。また、自動モードに切換えた際、障害物センサ6F、6Rが検出状態の場合は、障害物離間制御B、E及び振り分け制御C、Fを実行した後に前進除草走行制御A又は後進除草走行制御Dに移行する。例えば、機体2が図6のXに位置する状態で自動モード制御(逆回転駆動設定なし)を開始した場合には、前側障害物センサ6Fの障害物検出に基いて前進除草走行制御Aがスキップされるので、障害物離間制御B及び振り分け制御Cの実行後に後進除草走行制御Dに移行することになる。また、機体2が図6のYに位置する状態で自動モード制御(逆回転駆動設定あり)を開始した場合には、後側障害物センサ6Rの障害物検出に基いて後進除草走行制御Dがスキップされるので、障害物離間制御E及び振り分け制御Fの実行後に前進除草走行制御Aに移行することになる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、水田に浮かぶ機体2に回転可能に設けられた回転ブラシ3L、3Rを備え、該回転ブラシ3L、3Rの回転駆動に基いて田面を撹拌して除草しつつ、その反力で水田を走行する自律走行水田除草機1であって、機体2の前後方向中央部に左右方向に直列して配置され、左右方向に沿う回転軸3aを中心として前後方向に回転可能な左右の回転ブラシ3L、3Rと、左右の回転ブラシ3L、3Rを独立的に正逆転駆動させる左右の電動モータ11L、11Rと、機体2の前部及び後部で障害物を検出する障害物センサ6F、6Rと、障害物センサ6F、6Rの検出信号を入力しつつ、左右の電動モータ11L、11Rを駆動制御する制御部20と、を備え、該制御部20は、機体2を自律的に走行させる自動モードを有し、該自動モードでは、左右の回転ブラシ3L、3Rを正転駆動させる前進除草走行制御Aと、左右の回転ブラシ3L、3Rを逆転駆動させる後進除草走行制御Dと、左右一方側の回転ブラシ3L、3Rを正転駆動させつつ、左右他方側の回転ブラシ3L、3Rを逆転駆動させて機体2の向きを左右に振り分ける振り分け制御C、Fと、を選択的に実行可能であり、前進除草走行制御状態Aにおいては、前側障害物センサ6Fの検出に応じて、振り分け制御Cを実行した後に後進除草走行制御Dに移行する一方、後進除草走行制御状態Dにおいては、後側障害物センサ6Rの検出に応じて、振り分け制御Fを実行した後に前進除草走行制御Aに移行し、振り分け制御C、Fは、その実行毎に左右の振り分け方向を交互に切換えるように構成される。つまり、自動モードにおける各種の走行態様(前進除草走行、後進除草走行及び左右への振り分け)を左右2つの回転ブラシ3L、3Rの正逆転駆動に基いて実現するので、部品点数の削減、構造の簡略化、機体の軽量化、コストの削減などが可能になるだけでなく、駆動制御の複雑化も回避することができる。
また、制御部20は、機体2を自律的に走行させる自動モードと、R/C送信機21の手動操作に応じて機体2を走行させるR/Cモードと、を有し、R/C送信機21に設けられたR/Cモードスイッチ25及び自動モードスイッチ26の操作に応じて、自動モードとR/Cモードとの切換えを行うので、自動モードにおいて機体2が走行不能になっても、R/C送信機21側で自動モードからR/Cモードへ切換えることにより、R/C送信機21の操作で機体2を走行不能な状態から脱出させることが可能となり、その結果、オペレータが水田に入って障害物を除去したり、機体2の向きを変えるなどの措置が不要になる。
また、制御部20は、振り分け制御C、Fによる次の振り分け方向を左旋回予告ランプ19L及び右旋回予告ランプ19Rによって報知するので、運転モードの切換えに際し、次の振り分け方向を認識した上で、各種の操作及び設定を行うことが可能になる。
また、制御部20は、R/Cモードから自動モードに切換えた際、障害物センサ6F、6Rが検出状態でない場合は、前進除草走行制御A又は後進除草走行制御Dを実行するので、直ちに除草走行を開始することができる。
また、制御部20は、R/Cモードから自動モードに切換えた際、障害物センサ6F、6Rが検出状態の場合は、振り分け制御C、Fを実行した後に前進除草走行制御A又は後進除草走行制御Dに移行するので、R/Cモードから自動モードへの切換えに際し、前回と同じ走行経路を走行してしまう不都合を防止できる。
また、このように構成された自律走行水田除草機1によれば、運転モードの切換えにより、状況に応じた除草作業を行うことが可能になる。例えば、時間に余裕がある場合は、自動モードを選択して自律走行による除草作業を実行することが好ましい。このような自動モードの除草作業によれば、作業状況を常に監視する必要がないので、オペレータが別の作業を行うことができる。また、短時間で除草作業を行いたい場合や、より高精度な除草作業を行いたい場合は、R/Cモードを選択して遠隔操作による除草作業を実行することが好ましい。このようなR/Cモードの除草作業によれば、重複経路の除草走行を回避できるので、短時間で且つ高精度な除草作業が可能になる。
1 自律走行水田除草機
2 機体
3L、3R 回転ブラシ
5 回転ブラシ駆動部
6F、6R 障害物センサ
7 制御ボックス
11L、11R 電動モータ
13 バッテリ
19L 左旋回予告ランプ
19R 右旋回予告ランプ
20 制御部
21 R/C送信機
22 R/C受信機
25 R/Cモードスイッチ
26 自動モードスイッチ
27 逆回転駆動設定スイッチ

Claims (5)

  1. 水田に浮かぶ機体に回転可能に設けられた回転ブラシを備え、該回転ブラシの回転駆動に基いて田面を撹拌して除草しつつ、その反力で水田を走行する自律走行水田除草機であって、
    前記機体の前後方向中央部に左右方向に直列して配置され、左右方向に沿う回転軸を中心として前後方向に回転可能な左右の回転ブラシと、
    左右の前記回転ブラシを独立的に正逆転駆動させる左右の電動モータと、
    前記機体の前部及び後部で障害物を検出する障害物センサと、
    前記障害物センサの検出信号を入力しつつ、左右の前記電動モータを駆動制御する制御部と、を備え、
    該制御部は、
    前記機体を自律的に走行させる自動運転モードを有し、
    該自動運転モードでは、
    左右の前記回転ブラシを正転駆動させる前進除草走行制御と、
    左右の前記回転ブラシを逆転駆動させる後進除草走行制御と、
    左右一方側の前記回転ブラシを正転駆動させつつ、左右他方側の前記回転ブラシを逆転駆動させて前記機体の向きを左右に振り分ける振り分け制御と、を選択的に実行可能であり、
    前記前進除草走行制御状態においては、前記障害物センサの検出に応じて、前記振り分け制御を実行した後に前記後進除草走行制御に移行する一方、前記後進除草走行制御状態においては、前記障害物センサの検出に応じて、前記振り分け制御を実行した後に前記前進除草走行制御に移行し、
    前記振り分け制御は、その実行毎に左右の振り分け方向を交互に切換えることを特徴とする自律走行水田除草機。
  2. 前記制御部は、
    前記機体を自律的に走行させる自動運転モードと、
    無線遠隔操作装置の手動操作に応じて前記機体を走行させる手動運転モードと、を有し、
    前記無線遠隔操作装置に設けられたモード切換操作具の操作に応じて、前記自動運転モードと前記手動運転モードとの切換えを行うことを特徴とする請求項1に記載の自律走行水田除草機。
  3. 前記制御部は、前記振り分け制御による次の振り分け方向を報知する振り分け方向報知手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の自律走行水田除草機。
  4. 前記制御部は、前記モード切換操作具の操作に応じて、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切換えた際、前記障害物センサが検出状態でない場合は、前記前進除草走行制御又は前記後進除草走行制御を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の自律走行水田除草機。
  5. 前記制御部は、前記モード切換操作具の操作に応じて、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切換えた際、前記障害物センサが検出状態の場合は、前記振り分け制御を実行した後に前記前進除草走行制御又は前記後進除草走行制御に移行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の自律走行水田除草機。
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