JP2021040217A - 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム - Google Patents

撮像装置及びその制御方法並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021040217A
JP2021040217A JP2019159619A JP2019159619A JP2021040217A JP 2021040217 A JP2021040217 A JP 2021040217A JP 2019159619 A JP2019159619 A JP 2019159619A JP 2019159619 A JP2019159619 A JP 2019159619A JP 2021040217 A JP2021040217 A JP 2021040217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
imaging
still image
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019159619A
Other languages
English (en)
Inventor
徹也 羽田
Tetsuya Haneda
徹也 羽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019159619A priority Critical patent/JP2021040217A/ja
Publication of JP2021040217A publication Critical patent/JP2021040217A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cameras In General (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】複数のカメラにより撮影された、関連性のない画像データを持つ動画と静止画とが同時に記録されることを防ぐことができる撮像装置及びその制御方法並びにプログラムを提供する。【解決手段】静止画記録用のカメラである撮像部110及び動画記録用のカメラである撮像部112を有する撮像装置100は、撮像部110,112の夫々の焦点距離fm,fiを取得し、撮像部110により静止画が撮影された場合、焦点距離fm,fiに応じて、静止画撮影の待機中に撮像部112により撮影された動画の記録媒体141への記録を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は撮像装置及びその制御方法並びにプログラムに関し、特に、記録媒体に記録された既存の動画ファイルの動画データに、撮影中の動画データを追記することができる撮像装置及びその制御方法並びにプログラムに関する。
従来より、2つのカメラを備え、一方のカメラで動画を撮影しながら、他方のカメラで静止画を撮影することで、静止画と動画を同時に撮影する撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−69896号公報
しかしながら、特許文献1に記載の撮像装置では、2つのカメラの画角が大きく異なる場合、関連性のない画像データを持つ動画と静止画が同時に記録されてしまうという課題がある。
そこで本発明は、複数のカメラにより撮影された、関連性のない画像データを持つ動画と静止画とが同時に記録されることを防ぐことができる撮像装置及びその制御方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る撮像装置は、静止画撮影を行うための第1の撮像部、及び動画撮影を行うための第2の撮像部を有する撮像装置において、前記第1及び第2の撮像部の撮影設定を取得する取得手段と、前記第1の撮像部により静止画が撮影された場合、前記取得された前記第1及び第2の撮像部の撮影設定に応じて、前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画の記録媒体への記録を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のカメラにより撮影された、関連性のない画像データを持つ動画と静止画とが同時に記録されることを防ぐことができる。
実施例1に係る撮像装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施例1に係る、光学ファインダ使用時のプラスムービーオートモードにおける撮影記録処理のフローチャートである。 実施例2に係る、動画用カメラズーム時のプラスムービーオートモードにおける撮影記録処理のフローチャートである。 実施例3に係る、ライブビュー使用時のプラスムービーオートモードにおける撮影記録処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
[実施例1]
本実施例では撮像装置としてデジタル一眼レフカメラを例にとって説明するが、2つの撮像部を有し、その一方で静止画撮影を行い他方で動画撮影を行うことが可能な撮像装置であればこれに限定されず、例えば、携帯電話などであってもよい。
本実施例の撮像装置は、特定の記録モード(以下、「プラスムービーオートモード」と呼ぶ)においては、静止画記録の指示が入力されたことに応じて静止画の記録を行い、その指示が入力される直前に撮影された所定単位の動画データにその静止画を挿入する。さらに、プラスムービーオートモードにおいては、静止画記録と同時に上述のような所定秒数の動画データが記録される毎に、その動画データを過去にプラスムービーオートモードにて記録された動画ファイルと結合(追記)する。また、プラスムービーオートモードにて動画ファイルに新たに動画データが追記されるたびに、その新たに追記された動画に対するチャプタが記録される。
以下、図1を用いて、本実施例に係る撮像装置100の主要なハードウェア構成を説明する。
図1において、撮像装置100は、制御部101、操作部102、バス103、メモリ104、不揮発性メモリ105,撮像部110,112、及び画像処理部111を備える。さらに、撮像装置100は、音声入力部120、音声処理部121、LCD130,132、表示制御部131,133、記録再生部140、記録媒体141、映像出力部150、音声出力部151、及び通信部152を備える。
制御部101は、例えば、CPU(MPU)からなり、不揮発性メモリ105に記憶されるプログラムを実行して撮像装置100の各ブロックを制御したり、各ブロック間でのデータ転送を制御したりする。また、制御部101は、ユーザからの操作を受け付ける操作部102からの操作信号に応じて、撮像装置100の各ブロックを制御する。また、制御部101は、画像処理部111によって得られた画像を解析し、その解析結果に応じて、撮像装置100の各ブロックを制御する。
操作部102は、例えば、電源ボタン、静止画記録ボタン、動画記録開始ボタン、ズーム調整ボタン、オートフォーカスボタン、モード切替スイッチ等を有する。ユーザによりこれらのボタンやスイッチに対して撮影に関連する各種操作がされると、操作部102は制御部101に操作信号を送信する。また、操作部102は、メニュー表示ボタン、決定ボタン、その他カーソルキー、ポインティングデバイス、タッチパネル等を有し、ユーザによりこれらのキーやボタン等が操作されると制御部101に操作信号を送信する。
バス103は、各種データ、制御信号、指示信号などを撮像装置100の各ブロックに送るための汎用バスである。
メモリ104は、画像処理部111、音声処理部121により得られた画像信号及び音声信号を一時的に記憶するメモリであり、DRAMやSRAM等により構成される。
不揮発性メモリ105は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、制御部101の動作用の定数、プログラム等が記憶されるメモリであり、EEPROM等により構成される。
撮像部110,112は夫々、レンズを含む光学系、絞り、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子を有する。撮像部110,112は夫々、その光学系により取り込まれた被写体像を、絞りにより光量を制御して、撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換をして、画像処理部111に送信する。撮像部110は、着脱可能な交換レンズを介して導光される被写体像を撮影する静止画記録用カメラである。撮像部112は撮像部110とは異なる専用の光学系を有し、その光学系を介して導光される被写体像を撮影する動画記録用のカメラである。
画像処理部111は、撮像部110,112から入力されたデジタルの画像信号に、設定値に基づいてホワイトバランスや色、明るさなどを調整する画質調整処理を行う。そして、画像処理部111で処理された画像信号は、制御部101により、メモリ104、映像出力部150、表示制御部131,133等に送信される。
本実施例では、撮像部110,112は「光学ズーム」機能及び「光学防振」機能を有し、画像処理部111は「電子ズーム」機能及び「電子防振」機能を有する。ここで、「光学ズーム」機能及び「電子ズーム」機能は、ユーザの操作に応じて、得られる画像を拡大する機能である。また、「光学防振」機能及び「電子防振」機能は、撮像装置100本体の振動による画像の揺れを防止する機能である。そして、これらの機能は、制御部101の制御の下、同時に使用されたり交互に使用されたり、単独で使用されたりする。
ここで、「光学ズーム」機能とは、ユーザにより撮像部110,112の光学系のズームリングや操作部102が操作されたことに応じて、撮像部110,112の光学系におけるレンズを移動させ、取り込まれる被写体の光学像を拡大/縮小する機能である。
「電子ズーム」機能とは、ユーザにより操作部102のズーム調整ボタンが操作されたことに応じて、画像処理部111が、撮像部110,112により生成された画像のうち一部を切り出した画像を拡大した画像信号を生成する処理である。
「光学防振」機能とは、不図示の振動検出部からの加速度信号の値に基づいて、撮像部110,112の光学系におけるレンズの移動量を算出し、そのレンズを移動させることで、取得される画像の揺れを防止する機能である。
「電子防振」機能とは、不図示の振動検出部からの加速度信号の値に基づいて、撮像部110,112により取得された画像信号の位置を調整することにより、画像の揺れを防止する機能である。尚、「電子防振」機能は、不図示の振動検出部からの加速度信号の値に基づいて、撮像部110,112の撮像素子における読み出し位置をずらすことによっても実現できる。これらの機能は公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
また、音声入力部120は、例えば、内蔵された無指向性のマイクまたは音声入力端子を介して接続された外部マイク等により、撮像装置100の周囲の音声を集音(収音)し、アナログデジタル変換をして音声処理部121に送信する。
音声処理部121は、音声入力部120から入力されたデジタルの音声信号に対して、その音声レベルの適正化処理等の音声に関する処理を行う。そして、音声処理部121で処理された音声信号は、制御部101によりメモリ104に送信される。
画像処理部111及び音声処理部121は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号や音声信号を読み出して画像信号の符号化、音声信号の符号化などを行い、圧縮画像信号、圧縮音声信号等を生成する。制御部101は、これらの圧縮画像信号、圧縮音声信号を、記録再生部140に送信する。
記録再生部140は、記録媒体141に対して画像処理部111及び音声処理部121で生成された圧縮画像信号、圧縮音声信号、その他撮影に関する制御データ等を記録する。また、音声信号を圧縮符号化しない場合には、制御部101は、音声処理部121により生成された音声信号と画像処理部111により生成された圧縮画像信号とを、記録再生部140に送信し記録媒体141に記録させる。ここで、記録媒体141は、撮像装置100に内蔵された記録媒体でも、取外し可能な記録媒体でもよく、撮像装置100で生成した圧縮画像信号、圧縮音声信号、音声信号、及び各種データなどを記録することができればよい。例えば、記録媒体141は、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、DVD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリ、フラッシュメモリ、などのあらゆる方式の記録媒体を含む。また、記録媒体141には、プラスムービーオートモードにおいて生成される動画ファイルも保存される。
また、記録再生部140は、記録媒体141に記録された圧縮画像信号、圧縮音声信号、音声信号、及び各種データを読み出す(再生する)。そして読み出した圧縮画像信号及び圧縮音声信号を、制御部101は画像処理部111及び音声処理部121に送信する。画像処理部111及び音声処理部121は、圧縮画像信号、圧縮音声信号を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号し、復号した音声信号を音声出力部151へ、復号化した画像信号を映像出力部150や表示制御部131に送信する。また、音声信号が記録媒体141に非圧縮記録されている場合には、制御部101は、音声信号を直接音声出力部151に送信する。
音声出力部151は、例えば音声出力端子からなり、接続されたイヤホンやスピーカなどから音声を出力させるために音声信号を送信する。また、音声出力部151は、撮像装置100に内蔵され、音声信号にかかる音声を出力するスピーカであってもよい。映像出力部150は、例えば映像出力端子からなり、接続された外部ディスプレイ等に映像を表示させるために画像信号を送信する。また、音声出力部151、映像出力部150は、統合された1つの端子、例えばHDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子のような端子であってもよい。
また、表示制御部131は、画像処理部111から送信された画像信号による映像や、撮像装置100の操作をするための操作画面(メニュー画面)等をLCD130に表示させる。
LCD130は、液晶ディスプレイからなる表示デバイスである。尚、LCD130は、光学ファインダ132より大きな画面を有する表示デバイスであればよく、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等であってもよい。
光学ファインダ132は、表示制御部133は光学ファインダ132にスルー画像や、撮影設定情報などの表示をさせる。ユーザが操作部102の表示切替ボタンを操作することによって、スルー画像をLCD130に表示させるか、または光学ファインダ132に表示させるかを切り替えることができる。
通信部152は、撮像装置100と外部装置との間で通信を行うもので、例えば、音声信号、画像信号、圧縮音声信号、圧縮画像信号などのデータを送信したり受信したりする。また、撮影開始や終了コマンド等の、撮影にかかる制御信号や、その他の情報を送信したり受信したりする。通信部152は、例えば、赤外線通信モジュール、Bluetooth(登録商標)通信モジュール、無線LAN通信モジュール、WirelessUSB、GPS受信機等の無線通信モジュールである。
ここで、撮像装置100の本実施例における動作について説明する。
撮像装置100は、ユーザが操作部102の電源ボタンを操作すると、操作部102から制御部101に起動指示の操作信号が送信される。この指示を受けて、制御部101は、不図示の電源供給部を制御して、電源供給部に撮像装置100の各ブロックに対して電源を供給させる。
撮像装置100の各ブロックに対して電源が供給された後、ユーザが操作部102のモード切替スイッチを操作すると、操作部102から制御部101にモード切替指示の操作信号が送信される。この指示を受けて、制御部101は、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかのモードに切り替える。
静止画撮影モードでは、撮像装置100は撮影待機状態でユーザが操作部102の静止画記録ボタンを操作することで撮影を行い、圧縮画像信号が記録媒体141に記録される。そして再び撮影待機状態になる。動画撮影モードでは、撮像装置100は撮影待機状態でユーザが操作部102の動画記録開始ボタンを操作することで撮影を開始し、その間、圧縮画像信号と圧縮音声信号または音声信号が記録媒体141に記録される。そしてユーザが操作部102の動画記録終了ボタンを操作することで撮影を終了し、再び撮影待機状態になる。再生モードでは、ユーザが操作部102のタッチパネル等を用いて再生対象の動画ファイルを選択すると、その動画ファイルが記録媒体141から読み出され、音声出力部151でその音声が再生され、LCD130でその映像が再生される。
まず、静止画撮影モードの詳細について説明する。操作部102のモード切替スイッチに対するユーザ操作により静止画撮影モードが設定されると、まず、制御部101は、撮像装置100の各ブロックを撮影待機状態に設定させる。
撮影待機状態では、画像処理部111は、画像信号を表示制御部131に送信しLCD130に画像信号に関する映像を表示させる。ユーザはこの様にして表示された画面を見ながら撮影の準備を行う。
撮影待機状態で、ユーザが操作部102の静止画記録ボタンを操作することにより撮影指示信号が送信されると、制御部101は撮影制御信号を撮像装置100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
撮像部110は、その光学系を介して取り込まれた被写体の光学像を撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、入力されたデジタルの画像信号の画質(ホワイトバランスや色、明るさなど)を設定値に基づいて調整する。そして、画像処理部111で画質調整された画像信号は、制御部101によりメモリ104、映像出力部150、表示制御部131等に送信される。表示制御部131は、受信した画像信号に関する映像をLCD130に表示させる。これにより、ユーザは撮影した静止画を確認することができる。
そして、画像処理部111は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号を生成し、記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、圧縮画像信号を静止画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。
なお、制御部101は、画像処理部111による符号化の動作が終了すると、撮影待機状態に移行させるように制御信号を撮像装置100の各ブロックに送信して、撮影待機状態に戻る。
次に、動画撮影モードの詳細について説明する。操作部102のモード切替スイッチに対するユーザ操作により動画撮影モードが設定されると、まず、制御部101は、撮像装置100の各ブロックを撮影待機状態に設定させる。
撮影待機状態では、画像処理部111は、画像信号を表示制御部131に送信しLCD130に画像信号に関する映像を表示させる。ユーザはこの様にして表示された画面を見ながら撮影の準備を行う。
撮影待機状態で、ユーザが操作部102の動画記録開始ボタンを操作することにより撮影開始の指示信号が送信されると、制御部101は撮影開始の制御信号を撮像装置100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
撮像部110,112は、夫々の光学系を介して取り込まれた被写体の光学像を撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、入力されたデジタルの画像信号の画質(ホワイトバランスや色、明るさなど)を設定値に基づいて調整する。そして、画像処理部111で画質調整された画像信号は、制御部101により表示制御部131やメモリ104に送信される。表示制御部131は、受信した画像信号に関する映像をLCD130に表示させる。これにより、ユーザは撮影した動画を確認することができる。
一方、音声入力部120は、マイクにより得られたアナログの音声信号をデジタル変換し、得られたデジタルの音声信号を音声処理部121に送信する。音声処理部121は、入力されたデジタル音声信号のレベルの適正化等の処理をして音声信号を制御部101に出力する。制御部101は、音声処理部121により処理がされた音声信号をメモリ104に送信する。
そして、画像処理部111及び音声処理部121は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号や音声信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号、圧縮音声信号等を生成する。そして、制御部101は、これらの圧縮画像信号、圧縮音声信号を合成し、データストリーム(動画データ)を形成し、記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。また、音声を圧縮しない場合には、制御部101は、音声処理部121で生成した音声信号を画像処理部111で生成された圧縮画像信号とともに、記録再生部140に出力する。そして、記録再生部140は、前述したように、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。
以上の動作を後述の撮影終了の指示信号が制御部101に送信されるまで継続する。
また、撮影の間、ユーザによる操作部102の操作に応じて、または画像処理部111により生成された画像信号の解析結果に応じて、制御部101は、撮像部110,112や画像処理部111、音声処理部121などに各種制御信号を送信している。例えば、レンズの移動や絞り調整などをさせるための制御信号を撮像部110,112に送信するとともに、画像や音声を調整するための制御信号を画像処理部111、音声処理部121に送信する。
また、同様に撮影の間、ユーザにより操作部102のズーム調整ボタンを操作することで、制御部101により、撮像部110,112の「光学ズーム」機能や、画像処理部111の「電子ズーム」機能を動作させることができる。また、不図示の振動検出部により検出された加速度信号に基づいて、制御部101により、撮像部110,112の「光学防振」機能や、画像処理部111の「電子防振」機能が動作している。
そして、ユーザが操作部102の動画記録終了ボタンを操作することにより撮影終了の指示信号が制御部101に送信されると、制御部101は、撮影終了の制御信号を撮像装置100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
画像処理部111、音声処理部121は、それぞれ画像信号、音声信号のメモリ104への送信を停止する。そして、メモリ104に記憶されている残りの画像信号と音声信号とを読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号、圧縮音声信号等を生成する。
制御部101は、これらの最後の圧縮画像信号、圧縮音声信号を合成し、データストリームを形成し、記録再生部140に出力する。音声を圧縮しない場合には、制御部101は、音声処理部121により生成された音声信号と、圧縮画像信号とを記録再生部140に出力する。
記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込んでいく。そして、データストリームの供給が停止したら、制御部101はサムネイルを生成するために以下のような動作をさせるように制御する。
記録再生部140は記録媒体141に記録した動画ファイルの先頭フレームの圧縮画像信号を読み出し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、圧縮画像信号を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号する。次に画像処理部111は得られた画像信号に対してサムネイル用の所定の符号化を行い、サムネイル用圧縮画像信号を生成する。そして、制御部101はサムネイル用圧縮画像信号を記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、サムネイル用圧縮画像を、基となる動画ファイルに結合させるように記録媒体141に書き込み、動画ファイルを完成させるとともに記録動作を停止する。
制御部101は、記録動作が停止すると、撮影待機状態に移行させるように制御信号を撮像装置100の各ブロックに送信して、撮影待機状態に戻る。
ユーザによる操作部102の操作に応じて、著作権者名および作成者名を不揮発性メモリ105に記憶させることが可能である。また、操作部102が操作されるたびに、不揮発性メモリ105に記憶された著作権者名および作成者名を変更することが可能である。不揮発性メモリ105に記憶された著作権者名および作成者名は、撮影処理に応じて静止画ファイルまたは動画ファイルにメタデータとして記録される。
次に、再生モードの詳細について説明する。操作部102のモード切替スイッチに対するユーザ操作により再生モードが設定されると、制御部101は、撮像装置100の各ブロックを再生状態に設定させる。
再生状態でユーザが操作部102のタッチパネルを操作することにより記録媒体141にあるファイルから再生対象のファイルを選択すると、制御部101はその再生対象のファイルの読出命令を記録再生部140に送信する。記録再生部140は、制御部101からの読出命令に応じて、記録媒体141に記録されたその再生対象のファイルである、圧縮画像信号からなる静止画ファイル、または圧縮画像信号と圧縮音声信号または音声信号とからなる動画ファイルを読み出す。制御部101は読み出された圧縮画像信号、圧縮音声信号を、画像処理部111及び音声処理部121に送る。尚、再生対象のファイルには圧縮されていない音声信号が含まれている場合は、制御部101は、音声出力部151にその音声信号を送信する。
画像処理部111及び音声処理部121は、圧縮画像信号、圧縮音声を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号する。そして制御部101は、復号化した音声信号を音声出力部151へ、復号化した画像信号を表示制御部131へ送信する。表示制御部131は、入力された画像信号にかかる映像をLCD130に表示させ、音声出力部151は、入力された音声信号にかかる音声を内蔵されたスピーカや、接続されたイヤホンやスピーカから出力する。
本実施例の撮像装置100は以上のように、静止画、動画の記録再生を行う。
操作部102のモード切替スイッチに対するユーザ操作によりプラスムービーオートモードが設定されると、制御部101は図2の撮影記録処理を開始する。本実施例においては、この撮影記録処理が実行されている間、撮像部110の光学系を通った光が光学ファインダ132に表示される。尚、動画データが撮像部112からの画像に基づき生成されるのであれば、光学ファインダ132に表示されなくてもよい。例えば、この撮影記録処理が実行されている間、ライブビュー表示がされていてもよい。
図2は、本実施例に係る、光学ファインダ132使用時のプラスムービーオートモードにおける撮影記録処理のフローチャートである。本処理は、制御部101は不揮発性メモリ105よりプログラムを読み出し、そのプログラムに基づき撮像装置100の各ブロックを制御することによって実行される。
ステップS201では、前述した動画撮影モードに移行し、ユーザによる操作部102の動画記録開始ボタンの操作を待つことなく、撮像部112で被写体像を撮影すると共に、音声入力部120で音声を集音する。撮影された被写体像の画像信号及び集音された音声は、順次画像処理部111及び音声処理部121で符号化し、動画データとしてメモリ104に一時記憶し、ステップS202へ進む。
ステップS202では、メモリ104に保存された動画データの秒数が、所定秒数以上かどうかの判定を行い、所定秒数以上と判定した場合はステップS203へ進み、所定秒数未満と判定した場合はステップS204へ進む。ここで、所定秒数とはメモリ104に一時記憶可能な動画の秒数の上限以下の範囲で予め設定される。
ステップS203では、メモリ104に保存された動画データの中で最も古い動画データ(最古動画データ)の破棄を行い、ステップS204へ進む。破棄する動画データの単位は、秒単位でもよいし、動画の圧縮形式によってはGOP(Group Of Pictutres)単位であってもよい。
ステップS204では、動画記録用のカメラである撮像部112の焦点距離fmを取得し、ステップS205へ進む。
ステップS205では、静止画記録用のカメラである撮像部110の焦点距離fiを取得し、ステップS206へ進む。
ステップS206では、撮像部110に装着された交換レンズのズーム倍率が変更されたか否かの判定を行う。ズーム倍率が変更されたと判定した場合はステップS207へ進み、ズーム倍率が変更されていないと判定した場合はステップS208へ進む。ステップS207では、撮像部110の焦点距離fiを取得更新し、ステップS208へ進む。
ステップS208では、操作部102の静止画記録ボタンが押されたか否かの判定を行う。静止画記録ボタンが押されたと判定した場合は、静止画撮影が待機中の状態を抜けたと判断してステップS209へ進む。一方、静止画記録ボタンが押されていないと判定した場合は、まだ静止画撮影が待機中であると判断してステップS201へ戻る。
ステップS209では、動画記録用のカメラである撮像部112の焦点距離fmと静止画記録用のカメラである撮像部110の焦点距離fiの差の絶対値が所定値TH1未満か否かの判定を行う。所定値TH1未満と判定した場合はステップS210へ進み、所定値TH1以上と判定した場合はステップS213へ進む。本実施形態では、焦点距離fm,fiの差の絶対値と所定値TH1とを比較したが、これに限らず、焦点距離fm,fiの差が所定以上であるか否か判定できれば他の方法で判定してもよい。尚、所定値TH1未満と判定した場合は、ユーザに対して動画ファイルの追記は行われない旨を警告するようにしてもよい。尚、この警告方法は特に限定されないが、例えば、LCD130又は光学ファインダ132等においてその旨を表示するようにしてもよい。
ステップS210では、記録媒体141に保存されている各動画ファイルに対し、追記対象の動画データが追記可能か否かの判定を行う。ここで、追記対象の動画データとは、メモリ104に現在一時保存されている動画データのうち、ステップS208で静止画記録開始ボタンが押される直前の所定数秒の間で撮影された動画データを指す。
具体的には、以下の条件(1)〜(11)のいずれかに当てはまる動画ファイルに対しては追記不可と判定する。
(1)保護属性である場合。
(2)追記後の動画ファイルサイズが記録媒体141のファイルシステムの上限のデータサイズを越える場合。
(3)GOP単位でない場合。
(4)プラスムービーオートモードで撮影された動画ファイルでない場合。
(5)撮影日がデジタル一眼レフカメラに設定された日と異なる場合。
(6地域設定がデジタル一眼レフカメラに設定された地域と異なる場合。
(7)動画ファイルを撮影したデジタル一眼レフカメラの機種と追記を行うデジタル一眼レフカメラの機種が異なる場合。
(8)フレームレート、画素数、圧縮方法、音声のサンプリングレートやチャンネル数、ビット深度のいずれかがメモリ104に保存された動画データと異なる場合。
(9)著作権者名または作成者名が不揮発性メモリ105に記憶されたものと異なる場合。
(10)通信部152で受信したデジタル一眼レフカメラの撮影位置と、動画ファイルに記録されている撮影位置とが、ある閾値以上の距離離れている場合。
(11)拡張子またはファイルフォーマット(コンテナ)が、デジタル一眼レフカメラが記録する動画と異なる場合。また、記録媒体141もしくは動画ファイルが壊れているなどの原因により、動画ファイルを正常にチェックすることができなかった場合。
ステップS210で追記可能と判定した場合はステップS211へ進み、追記不可と判定した場合はステップS212へ進む。
ステップS211では、記録媒体141に保存されている動画ファイルに対して追記対象の動画データを追記する追記処理を実行し、ステップS213へ進む。また、ステップS212では、追記対象の動画データを、新たに単独の動画ファイルとして記録媒体141に新規保存し、ステップS213へ進む。
ステップS213では、前述した静止画撮影を実行し、ユーザが操作部102の静止画記録ボタンを操作したタイミングで静止画を撮影して、撮影した静止画を静止画ファイルとして記録媒体141に記録した後、ステップS214へ進む。なお、この静止画撮影において取得した静止画は、ステップS216で使用する場合があるため、メモリ104に一時保持される。
ステップS214では、静止画挿入設定がONかOFFかの判定を行う。静止画挿入設定がONの場合はステップS215へ進み、静止画挿入設定がOFFの場合は本処理を終了する。
ステップS215では、ステップS209と同様に、焦点距離fm,fiの差の絶対値が所定値TH2未満か否かを判定し、所定値TH2未満と判定した場合は、ステップS216へ進み、所定値TH2以上と判定した場合は本処理を終了する。本実施形態では、焦点距離fm,fiの差の絶対値と所定値TH2とを比較したが、これに限らず、焦点距離fm,fiの差が所定以上であるか否か判定できれば他の方法で判定してもよい。尚、所定値TH2未満と判定した場合は、ユーザに対して動画ファイルに静止画は挿入されない旨の警告を警告するようにしてもよい。尚、この警告方法は特に限定されないが、例えば、LCD130又は光学ファインダ132等においてその旨を表示するようにしてもよい。
なお、焦点距離fm,fiの差が所定値TH1未満の場合は、動画ファイルが記録されないため、所定値TH2については、TH2≦TH1とする。
ステップS216では、ステップS213で撮影された静止画からストップモーション画像を生成し、ステップS217へ進む。ここで、静止画と動画のアスペクトが異なる場合は、静止画がすべて表示されるようにリサイズ処理をおこない、静止画の表示領域以外は黒塗りする。例えば、静止画のアスペクトが4:3で動画のアスペクトが16:9の場合、左右の領域を黒塗りしたストップモーション画像を生成する。
ステップS217では、静止画挿入用の動画データを生成する。具体的には、まず、ステップS216で生成されたストップモーション画像及び不揮発性メモリ105に予め記憶してあるシャッター音データ又は無音データを画像処理部111及び音声処理部121で所定単位の動画データとして符号化し圧縮する。その後、その動画データを静止画挿入用の動画データとしてメモリ104に一時記憶する。尚、上記所定単位は、秒単位でもよいし、動画の圧縮形式によってはGOP単位であってもよい。
ステップS218では、ステップS217で生成された静止画挿入用の動画データをステップS211またはステップS212で作成した動画ファイルに挿入し、本処理を終了する。
以上のように、動画記録用のカメラである撮像部112の焦点距離と静止画記録用のカメラである撮像部110の焦点距離が大きく相違する場合はプラスムービーオートモードにおいて追記処理や静止画挿入処理を行わない。これにより、プラスムービーオートモードにおいて関連性のない画像データを持つ動画と静止画が同時に記録されることを防ぐことができる。言い換えると、プラスムービーオートモードにおいて画角の近い、すなわち関連性がある違和感のない動画と静止画を同時に記録することが可能となる。
尚、本実施例では、プラスムービーオートモードでの静止画撮影の待機中に撮像部110,112の夫々の焦点距離fm,fiに基づいて、各撮像部の画角の違いを判定した。だが、プラスムービーオートモードにおいて画角の近い動画と静止画を同時に記録できる撮影設定であれば、予め取得される撮像部110,112の撮影設定はこれに限定されない。例えば、撮像部110,112の夫々に対し、ワイド、通常、テレのいずれかの画角をユーザが設定できる場合、その画角設定を静止画撮影の待機中に撮像部110,112の夫々の撮影設定として取得するようにしてもよい。また、焦点距離ではなく、ズーム率設定により、各撮像部110,112の画角の違いを判定するようにしてもよい。また、撮影画像被写に含まれる被写体の大きさなどから、画角が大きく異なるかを判定するようにしてもよい。
[実施例2]
本実施例は、プラスムービーオートモードにおいて、静止画用カメラの焦点距離に合わせて動画用カメラの焦点距離が調節される点において、実施例1と異なる。従って、本実施例のハードウェア構成は、実施例1と同様であるので同一の構成には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図3は、本実施例に係る、動画用カメラズーム時のプラスムービーオートモードにおける撮影記録処理のフローチャートである。本処理は、制御部101は不揮発性メモリ105よりプログラムを読み出し、そのプログラムに基づき撮像装置100の各ブロックを制御することによって実行される。
ステップS301〜S307は、ステップS201〜S207と同様なので説明を省略する。
ステップS308では、動画記録用のカメラである撮像部112の焦点距離fmと、静止画記録用のカメラである撮像部110の焦点距離fiが同じか異なるかの判定を行う。同じと判定した場合はステップS312へ進み、異なると判定した場合はステップS309へ進む。
ステップS309では、制御部101(ズーム制御手段)は、動画記録用のカメラである撮像部112が静止画記録用のカメラである撮像部110の焦点距離fiまで、光学ズームまたは電子ズームでズーム可能か否かの判定を行う。ズーム可能と判定した場合はステップS310へ進む、ズーム不可能と判定した場合は、ステップS312へ進む。
ステップS310では、動画記録用のカメラである撮像部112を静止画記録用のカメラである撮像部110の焦点距離fiまで、光学ズームまたは電子ズームでズームさせて、ステップS311へ進む。尚、ステップS309でズーム不可能と判定された場合も、ステップS310に進み、可能な範囲で焦点距離fmが焦点距離fiに合う方向にズームさせるようにしてもよい。
ステップS311では、動画記録用のカメラである撮像部112の焦点距離fmを更新し、ステップS312へ進む。
ステップS312〜S322は、ステップS208〜S218と同様なので説明を省略する。
以上のように、プラスムービーオートモードにおいて静止画記録用のカメラである撮像部110の焦点距離に合わせて動画記録用のカメラである撮像部112の焦点距離を調節する。これにより、静止画記録用のカメラである撮像部110を任意の画角にズームさせても関連性のある違和感のない動画と静止画を同時に記録することが可能となる。
[実施例3]
本実施例は、プラスムービーオートモードで撮影記録処理が実行されている間、撮像部110で取り込んだスルー画像が、液晶ディスプレイであるLCD130にライブビューとして表示される点において、実施例1と異なる。従って、本実施例のハードウェア構成は、実施例1と同様であるので同一の構成には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図4は、本実施例に係る、ライブビュー使用時のプラスムービーオートモードにおける撮影記録処理のフローチャートである。本処理は、制御部101は不揮発性メモリ105よりプログラムを読み出し、そのプログラムに基づき撮像装置100の各ブロックを制御することによって実行される。
ステップS401では、静止画記録用のカメラである撮像部110で撮影された静止画をスルー画像として取得すると共に、音声入力部120で音声を集音する。このスルー画像及び音声を画像処理部111および音声処理部121で順次動画として符号化すると、この動画を動画データとしてメモリ104に一時記憶しステップS402へ進む。尚、上記スルー画像はLCD130にライブビューとして表示される。
ステップS402,S403はステップS202,S203と同様なので説明を省略する。
ステップS404は、ステップS208と同様なので説明を省略する。
ステップS405〜S409は、ステップS210〜S214と同様なので説明を省略する。
ステップS410〜S412は、ステップS216〜S218と同様なので説明を省略する。
以上、プラスムービーオートモードにおいて撮像部110を用いてライブビューを表示する場合は、静止画撮影の待機中に撮像部110で取り込んだスルー画像から生成した動画データを撮像部112からの画像から生成した動画データの代わりに用いる。これにより、プラスムービーオートモードにおいて、同一のカメラにより撮影された同一の画角の静止画及び動画を同時に記録することが可能となる。
[実施例4]
実施例1,2では、プラスムービーオートモードにおいて、静止画記録用のカメラである撮像部110と動画記録用のカメラである撮像部112の夫々の焦点距離fi,fmに応じて静止画挿入処理を実行するか否かを判定していたが、これに限定されない。例えば、画像処理部111が撮像部110,112の夫々で撮影された被写体を検出する検出手段を備える場合、この検出手段で検出された撮像部110,112の夫々で撮影された被写体が同一である場合、静止画挿入処理を実行すると判定してもよい。
[その他の実施例]
本発明の目的は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。このとき、供給された装置の制御部を含むコンピュータ(またはCPUやMPU)は、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、上述のプログラムコードの指示に基づき、装置上で稼動しているOS(基本システムやオペレーティングシステム)などが処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、装置に挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれ、前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。このとき、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。
100 撮像装置
102 操作部
104 メモリ
105 不揮発性メモリ
110,112 撮像部
111 画像処理部
131,133 表示制御部
140 記録再生部
141 記録媒体

Claims (14)

  1. 静止画撮影を行うための第1の撮像部、及び動画撮影を行うための第2の撮像部を有する撮像装置において、
    前記第1及び第2の撮像部の撮影設定を取得する取得手段と、
    前記第1の撮像部により静止画が撮影された場合に、前記取得された前記第1及び第2の撮像部の撮影設定に応じて、前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画の記録媒体への記録を制御する制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、静止画の撮影が指示されたことに応じて、前記第1の撮像部により撮影された静止画を前記記録媒体に記録するように制御すると共に、前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画の前記記録媒体への記録を制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記取得された前記第1及び第2の撮像部の撮影設定に応じて、前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画を記録するか否かを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記取得された前記第1及び第2の撮像部の撮影設定に応じて、前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画に、前記静止画撮影により得られた静止画を挿入して記録するか否かを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記取得手段は、前記第1及び第2の撮像部の夫々が有する光学系の焦点距離を前記第1及び第2の撮像部の撮影設定として取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記取得された前記第1及び第2の撮像部の夫々が有する光学系の焦点距離の差が所定以上である場合、前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画を記録しないように制御することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記取得された前記第1及び第2の撮像部の夫々が有する光学系の焦点距離の差が所定以上である場合、前記第1の撮像部により撮影された静止画を挿入することなく前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画を記録するように制御することを特徴とする請求項4の記載の撮像装置。
  8. 前記取得された前記第1及び第2の撮像部の夫々が有する光学系の焦点距離の差が所定以上である場合、前記第1の撮像部により撮影された静止画は、前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画に挿入されない旨を警告する警告手段を更に備える請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記第2の撮像部が有する光学系をズームするズーム手段と、
    前記取得された前記第1及び第2の撮像部の夫々が有する光学系の焦点距離が異なる場合、前記第2の撮像部が有する光学系の焦点距離が前記第1の撮像部が有する光学系の焦点距離に合う方向に前記第2の撮像部が有する光学系をズームさせるよう前記ズーム手段を制御するズーム制御手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記第1及び第2の撮像部の夫々で撮影された被写体を検出する検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記検出された前記第1及び第2の撮像部の夫々で撮影された被写体が同じである場合、前記第1の撮像部により撮影された静止画を前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画に挿入して記録するように制御することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  11. 前記取得された前記第1及び第2の撮像部の夫々が有する光学系の撮影設定に応じて、ユーザより前記第1の撮像部による静止画の撮影指示がある毎に、その直前に前記第2の撮像部により撮影され符号化された動画データを、前記第1の動画ファイルに追記することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記第1の撮像部で取り込んだスルー画像をライブビューとして表示する表示手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記静止画撮影の待機中に前記ライブビューが表示されている場合、前記静止画撮影の待機中に前記第1の撮像部で取り込んだスルー画像から動画を生成し、当該動画を前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画の代わりに用いることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 静止画撮影を行うための第1の撮像部、及び動画撮影を行うための第2の撮像部を有する撮像装置の制御方法において、
    前記第1及び第2の撮像部の撮影設定を取得する取得ステップと、
    前記第1の撮像部により静止画が撮影された場合、前記取得された前記第1及び第2の撮像部の撮影設定に応じて、前記静止画撮影の待機中に前記第2の撮像部により撮影された動画の記録媒体への記録を制御する制御ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  14. 請求項13の制御方法を実行することを特徴とするプログラム。

JP2019159619A 2019-09-02 2019-09-02 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム Pending JP2021040217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019159619A JP2021040217A (ja) 2019-09-02 2019-09-02 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019159619A JP2021040217A (ja) 2019-09-02 2019-09-02 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021040217A true JP2021040217A (ja) 2021-03-11

Family

ID=74847228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019159619A Pending JP2021040217A (ja) 2019-09-02 2019-09-02 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021040217A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100971741B1 (ko) 촬상장치
JP4697078B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2013258510A (ja) 撮像装置並びにその制御方法及びプログラム
JP3955540B2 (ja) 画像処理装置
JP2013118518A (ja) 撮像装置
JP2017046160A (ja) 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに記憶媒体
JP2015023317A5 (ja) 画像管理装置及び画像管理方法、プログラム、並びに記憶媒体
US11030716B2 (en) Image processing apparatus
JP2006339728A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2006287828A (ja) 動画撮像装置及びそのプログラム
JP2021040217A (ja) 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム
JP6463967B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
KR101480407B1 (ko) 디지털 영상 처리 장치, 이의 제어 방법 및 상기 제어방법을 기록한 기록 매체
JP4915978B2 (ja) 動画再生装置及びそのプログラム
JP2021061542A (ja) 撮影装置及びその制御方法並びにプログラム
JP4177081B2 (ja) 画像再生装置および方法
JP6643081B2 (ja) アルバム動画生成装置、アルバム動画生成方法及びプログラム
JP6332963B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP6075415B2 (ja) 撮影装置、その制御方法及びプログラム
JP2015036748A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム
JP2019075663A (ja) 画像再生装置
JP2020170998A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法およびプログラム
JP5704945B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法、プログラム
JP2010074517A (ja) 撮像装置
JP2012134835A (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム