JP2021039398A - 工数自動算出システム - Google Patents

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雅人 田中
淳 横田
Atsushi Yokota
淳 横田
渡邊 義明
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義明 渡邊
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Abstract

【課題】ガスボックスの設計において適切な工数を自動的に且つ精度よく算出する。【解決手段】ガスボックスの設計において、工程の種類に応じて分けられた工番ごとに要する工数を自動的に算出する工数自動算出システム1は、設計対象製品たる対象物件について、機種ごとに要する基本の工数を記憶した基本工数記憶部1Aを有する。工数の設定を担う仕様担当者から、所定の対象工番に対する作業難易度の設定入力を受け付けると、第一補正処理部13は、対象物件の基本の工数に対し、所定の対象工番に対する作業難易度に応じた補正値を反映させる。また、仕様担当者から、所定の対象工番における作業の従量に係る情報の設定入力を受け付けると、算出処理部14は、補正された対象物件の基本の工数に対し、所定の対象工番における作業の従量を乗算し、所定の対象工番に要する総工数を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造装置向けガス供給ユニット(以下、「ガスボックス」ともいう)の設計において、作業に要する工数を自動的に算出する技術に関する。
ガスボックスの設計において。近年の半導体製造装置は多品種・多オプション化が進みガスボックスの種類も比例して増えている。そのため設計現場では複数のガスボックスの設計作業が並行で動いており、作図を担当するチームも複数チームが存在している。また半導体技術の進歩の速度が増していることでガスボックス自体のリードタイムの短縮の要求も高まっている。それに対し設計工程の管理の重要性が高まっている。
この点、特許文献1では、複数の作業工程及び待ち工程を有する一連の作業の工程スケジュールと担当作業者を作成する工程管理システムであって、作業者の識別子と職能レベルとを関連付けて記憶する作業者データと、前記一連の作業を、工数を付した必要な工程の組み合わせとして示す作業工程データとを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記作業者の職能レベルと各工程の工数に応じて、当該作業者が作業工程を行なった場合の各工程の必要時間を算出する作業時間演算部と、前記作業時間演算部によって演算された作業工程ごとの必要時間に基づいて、待ち工程によって決定される作業開始可能時以降に次工程をスケジューリングする工程配置部と、前記作業時間演算部による必要時間演算と工程配置部によるスケジューリングとをフィードバックし、作業工程ごとに担当する作業者と作業開始時とのスケジュールを前記一連の作業全体にわたって決定するスケジュール決定部と、を有することを特徴とする工程管理システムが提案されている。
特開2013−156800号公報
しかしながら、設計工程管理の基礎となる工数の算出は、仕様担当者の経験と勘に頼っているのが実情である。慣れていない仕様担当者の場合、算出に時間がかかるばかりだけではなく、算出された工数の精度が悪いことがあり、その場合、設計スケジュールの遅延や手待ち時間が増えて作業効率が下がる弊害もある。また、複数チームで担当していると、チームにより経験や、得意、不得意のばらつきがあり、これもスケジュールに影響を与える原因となる。
そこで、本発明は、ガスボックスの設計において適切な工数を自動的に且つ精度よく算出することを目的の一つとする。
上記目的を達成するため、本発明に係る工数自動算出システムは、ガスボックスの設計において、工程の種類に応じて分けられた工番ごとに要する工数を自動的に算出するシステムであって、設計対象製品たる対象物件について、機種ごとに要する基本の工数を記憶した基本工数記憶手段と、前記工数の設定を担う仕様担当者から、所定の対象工番に対する作業難易度の設定入力を受け付ける第一の設定受付手段と、前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番に対する作業難易度に応じた補正値を反映させる第一の補正処理手段と、前記仕様担当者から、前記所定の対象工番における作業の従量に係る情報の設定入力を受け付ける第二の設定受付手段と、前記補正された前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番における作業の従量を乗算し、前記所定の対象工番に要する総工数を算出する算出手段と、を有する。
また、前記所定の対象工番は、図面作成を内容とするものであり、前記基本工数記憶手段は、設計対象たる対象物件について、機種ごとに要する図面一枚当たりの工数を前記基本の工数として記憶し、前記第二の設定受付手段は、前記所定の対象工番における作業の従量に係る情報として、前記仕様担当者から、前記所定の対象工番におけるトータルの作図枚数の設定入力を受け付け、前記算出手段は、前記補正された前記対象物件の図面一枚当たりの工数に対し、前記トータルの作図枚数を乗算し、前記所定の対象工番に要する総工数を算出するものとしてもよい。
また、前記仕様担当者が所定の対象物件について過去に行った工数設定について、設定した工数と実際に要した工数に係る情報を記憶する仕様担当者情報記憶手段と、前記総工数に対し、前記仕様担当者情報記憶手段を参照して、前記仕様担当者が前記対象物件について過去に設定した工数の予測的中率に応じた補正値を反映させる第二の補正処理手段、をさらに有するものとしてもよい。
また、前記所定の対象工番の作業の終了に応じて、前記仕様担当者情報記憶手段を参照して、前記所定の対象文献について実際に要した工数に係る情報を更新登録する更新処理手段、をさらに有するものとしてもよい。
また、前記所定の対象工番の作業を担う作業担当者の習熟度に基づき、前記総工数に対し、前記所定の対象工番と同内容の作業に対する習熟度に応じた補正値を反映させる第三の補正処理手段、をさらに有するものとしてもよい。
また、本発明の別の観点に係る工数自動算出方法は、ガスボックスの設計において、工程の種類に応じて分けられた工番ごとに要する工数を自動的に算出するシステムによって実行される方法であって、設計対象製品たる対象物件について、機種ごとに要する基本の工数を記憶した基本工数記憶手段、を有するシステムが、前記工数の設定を担う仕様担当者から、所定の対象工番に対する作業難易度の設定入力を受け付ける第一の設定受付処理と、前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番に対する作業難易度に応じた補正値を反映させる第一の補正処理と、前記仕様担当者から、前記所定の対象工番における作業の従量に係る情報の設定入力を受け付ける第二の設定受付処理と、前記補正された前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番における作業の従量を乗算し、前記所定の対象工番に要する総工数を算出する算出処理と、を実行する。
また、本発明のさらに別の観点に係るコンピュータプログラムは、ガスボックスの設計において、工程の種類に応じて分けられた工番ごとに要する工数を自動的に算出するシステムに実行させるコンピュータプログラムであって、設計対象製品たる対象物件について、機種ごとに要する基本の工数を記憶した基本工数記憶手段、を有するシステムに対し、前記工数の設定を担う仕様担当者から、所定の対象工番に対する作業難易度の設定入力を受け付ける第一の設定受付処理と、前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番に対する作業難易度に応じた補正値を反映させる第一の補正処理と、前記仕様担当者から、前記所定の対象工番における作業の従量に係る情報の設定入力を受け付ける第二の設定受付処理と、前記補正された前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番における作業の従量を乗算し、前記所定の対象工番に要する総工数を算出する算出処理と、を実行させる。
なお、コンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な各種の記録媒体によって提供したり、インターネット等のネットワークを介してダウンロード可能に提供したりすることができる。
本発明に係る工数自動算出システムによれば、ガスボックスの設計において適切な工数を自動的に且つ精度よく算出することができる。
本発明の実施形態に係る工数自動算出システムが備える機能を示した機能ブロック図である。 本実施形態に係る工数自動算出システムにおいて、基本工数記憶部に記憶されるデータ項目の一例を示した図である。 本実施形態に係る工数自動算出システムにおいて、仕様担当者情報記憶部に記憶されるデータ項目の一例を示した図である。 本実施形態に係る工数自動算出システムにおいて、作業担当者情報記憶部に記憶されるデータ項目の一例を示した図である。 本発明の実施形態に係る工数自動算出システムによって算出された各工番に対する工数を反映して作成された設計管理の工程表の一例である。 本発明の実施形態に係る工数自動算出システムによって算出された各工番に対する工数を反映して作成されたスケジュール表の一例である。 本実施形態に係る工数自動算出システムによって実行される処理の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る工数自動算出システムによって実行される処理の流れを示した処理フロー図である。
●機能構成
以下、本発明の実施形態に係る工数自動算出システムについて、図を参照して説明する。
図1に示される本発明の実施形態に係る工数自動算出システム1は、所定の製品の設計において、設計工程管理の基礎となる工数の算出を自動的に行うためのシステムである。
なお、本実施形態では、所定の製品として半導体製造装置向けガス供給ユニット(ガスボックス)を設計するものとし、その図面作成の工数を算出する例に基づいて説明するが、本発明の実施上、対象製品はガスボックスに限られないし、図面作成以外の内容を作業内容として工数を算出することもできる。
この工数自動算出システム1は、所謂コンピュータ等によって実現され、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置、CPUによって実行されるコンピュータプログラム、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の内部メモリ等のハードウェア資源によって実現される。これにより工数自動算出システム1は基本工数記憶部1A、仕様担当者情報記憶部1B、作業担当者情報記憶部1C、抽出処理部11、設定受付部12、第一補正処理部13、算出処理部14、第二補正処理部15、第三補正処理部16、及び更新処理部17からなる機能ブロックを構成する。
基本工数記憶部1Aは、設計対象製品たる対象物件について、機種ごとに要する基本の工数、即ち本例では機種ごとに要する図面一枚当たりの工数を記憶した記憶部である。
この基本工数記憶部1Aには例えば、図2に示されるように、機種に応じた基本の工数が記憶されている。
ここで、工番とは、細分化される製品設計の工程の種類に応じて付与された識別情報であり、所定の設計内容を単位としている。具体的には、部品の改造、カスタム化などがある。
また、工数は、所定の工番に要する作業時間のことであり、工数が多ければその分、多くの作業時間を要することを意味する。本例であれば、機種ごとに図面1枚作成するのに要する工数が記憶されている。
仕様担当者情報記憶部1Bは、仕様担当者が所定の対象物件について過去に行った工数設定について、設定した工数と実際に要した工数に係る情報を過去実績として記憶する記憶部である。
この仕様担当者情報記憶部1Bには例えば、図3に示されるように、仕様担当者ごとに工程設定の過去実績に係る情報が記憶されている。
ここで、過去実績には少なくとも、仕様担当者が過去に工数を設定した物件の種類と工数、及び実際に要した工数に係る情報が含まれる。この過去実績を参照することにより、所定の仕様担当者が、いずれの物件についてどの適度の的中率で工数の設定を行ってきたかを把握することができる。
作業担当者情報記憶部1Cは、作図作業を担当する作業担当者に関する情報を記憶した記憶部である。
この作業担当者情報記憶部1Cには例えば、図4に示されるように、作業担当者が過去に担った工番ごとに、その習熟度に係る情報が記憶されている。この習熟度に係る情報を参照することにより、所定の作業担当者が、どの作図作業についてどの程度習熟しているかを把握することができる。
この習熟度は、適宜のタイミングで見直され、更新されるものとするのが好適である。
抽出処理部11は、工数自動算出システム1によって実行される処理において、各記憶部に記憶されている情報を適宜に抽出する処理を実行する。
設定受付部12は、仕様担当者から、工数の自動算出に必要とされる情報の設定入力を受け付ける。
この設定受付部12は、所定のデータ入力デバイス等により、仕様担当者から直接、入力を受け付けるものであってもよいし、仕様担当者からの要求に基づき、他のデータベースやネットワーク等を介して受け付けるものであってもよい。
具体的には例えば、仕様担当者から、所定の対象工番に対する作業難易度の設定入力を受け付ける。また、仕様担当者から、所定の対象工番における作業の従量に係る情報として、所定の対象工番におけるトータルの作図枚数の設定入力を受け付ける。
第一補正処理部13は、対象物件の基本の工数たる図面1枚当たりの工数に対し、所定の対象物件に対する作業難易度に応じた補正値を反映させる。
ここで、作業難易度は、仕様担当者から設定受付部12により受け付ける情報である。作業難易度は例えば、所定のランク等に分類されてなり、所定の数値からなる補正値として、図面1枚当たりの工数に乗算される。
算出処理部14は、対象物件の基本の工数に対し、所定の対象工番における作業の従量を乗算することにより、所定の対象工番に要する総工数を算出する。本例では、図面1枚当たりの工数に対してトータルの作図枚数が乗算されることにより、所定の対象工番における総工数が算出される。
ここで、トータルの作図枚数は、仕様担当者が都度、設定し、設定受付部12によって受け付けられる。
第二補正処理部15は、仕様担当者情報記憶部1Bを参照して、仕様担当者の過去実績に基づき、算出処理部14によって算出された総工数に対し、所定の対象工番に要する工数の予測的中率に応じた補正値を反映させる処理を実行する。
第三補正処理部16は、作業担当者情報記憶部1Cを参照して、所定の対象工番を担う作業担当者ごとの習熟度に基づき、算出処理部14によって算出された総工数に対し、所定の対象工番と同内容の作業の習熟度に応じた補正値を反映させる処理を実行する。
更新処理部17は、所定の対象工番の作業終了後、仕様担当者情報記憶部1Bを参照して、実際に要した工数に係る情報を仕様担当者の過去実績として更新登録する。
これにより、仕様担当者ごとの過去実績が更新登録され、仕様担当者による工数の設定の的中率を更新することができる。
上述した本実施形態に係る工数自動算出システム1によって算出された工番ごとの工数は、設計工程を管理する所定の記憶手段に登録されると共に、設計管理上作成される工程管理表に反映される。このような工程管理表は例えば、図5に示すような表からなる。即ち、対象物件の工番ごとに、工数、作業担当者、仕様担当者の情報が表示されているほか、例えば、物件が追加された追加日、設計内容を示す設計区分、納期限、作業完了予測日、作業日、進捗などの情報が示されている。これらの情報についても、上記した設計工程を管理する所定の記憶手段に登録されており、仕様担当者や作業担当者は適宜にこれらの情報を参照することができる。
また、設計工程に係る情報は、工番ごとのスケジュールの形でも仕様担当者や作業担当者に提供される。図6はそのような工番ごとのスケジュールを示したスケジュール表の一例を示している。このスケジュール表では、工番ごとに、納期、開始日、狩猟日、設計区分、期間、外注先などの情報が示されているほか、作業が実施される期間はカレンダー形式で分かりやすく表示されている。
●処理の流れ
以下、本実施形態に係る工数自動算出システム1によって実行される処理の流れについて、図7及び図8を参照して説明する。
まず、図5に示されるように、設計の対象物件について、設計内容に応じた各工番の仕様が確定される(S101)。これに応じて、所定の対象工番の作図を担当する作業担当者が決定される(S102)。
工数自動算出システム1は抽出処理部11により、対象物件の仕様に基づき、基本工数記憶部1Aを参照して、機種に応じた図面1枚当たりの工数を抽出する(S103)。
仕様担当者が対象工番に応じた作業難易度を設定すると(S104)、第一補正処理部13は、作業難易度に応じた補正値を、図面1枚当たりの工数に反映させる(S105)。
仕様担当者が作図枚数を設定すると(S106)、算出処理部14により、作図枚数に応じた総工数が算出される(S107)。具体的には、作業難易度に応じて補正された図面1枚当たりの工数に対し、作図枚数が乗算され、これにより総工数が算出される。
第二補正処理部15は、仕様担当者情報記憶部1Bを参照して、仕様担当者が過去に担った対象物件と同じ物件についての工数の予測的中率を補正値として総工数に反映させる(S108)。
さらに、このように補正された総工数に対し、第三補正処理部16は、作業担当者情報記憶部1Cを参照して、作業担当者の対象工番に応じた習熟度を補正値として総工数に反映させる(S109)。
これにより、所定の対象工番に要する工数が算出される。
なお、算出された対象工番に対する工数は、別途保持する設計内容の記憶手段に登録されると共に、作業担当者が設定した工数に係る情報として作業担当者情報記憶部1Cに登録される(S110)。
対象工番に対する工数の算出は、対象物件の工数ごとに実行され、これにより対象物件全体での工数が設定される。
続いて、図6に示されるように、所定の対象工番について実際の作業が終了すると(S201)、更新処理部17は仕様担当者情報記憶部1Bを参照して、作業が終了した所定の対象工番について、実際の作業に要した工数に係る情報を仕様担当者の過去実績として更新登録する(S202)。
以上の本実施形態に係る工数自動算出システム1によれば、ガスボックスの設計において適切な工数を自動的に且つ精度よく算出することができる。特に、仕様担当者の設定能力や作業担当者の習熟度が過去の実績等に基づいて工数に反映されるため、どのような仕様担当者や作業担当者が工数の設定や作業を担う場合でも、工数が正確に算出される。さらに、過去の実績等は、工程の実行毎に更新されていくため、繰り返し処理が実行されることによって、工数の算出精度があがっていくことが期待できる。
なお、以上の本実施形態に係る工数自動算出システム1においては、ガスボックスの機種、作図枚数、作図難易度等をパラメータとして使用しているが、パラメータは実情に合わせて適宜、追加・変更してもよい。
また、作業担当者の決定や、各工番の作業日等のスケジュールは、所定のスケジュール設定手段により決定されるようになっていてもよい。スケジュールの設定においては、工番ごとにいずれの作業担当者がいつ作業するのか、といった情報を所定の記憶手段に保持しておき、これを参照することにより、所定の作業担当者がスケジューリング可能な日程に所定の工番を割り振る。
この点、仕様担当者情報記憶部1Bによれば、仕様担当者が過去に行った工番ごとの工数設定の予測的中率が把握されるところ、予測的中率の低い工番を同日に同じ作業担当者に割り振るとスケジュールに大きな狂いが生じる可能性が高くなる。そのため、予定を組む際に、予測的中率が低い工番と予測的中率が高い工番とを組み合わせるようにし、スケジュール遅延のリスクを平準化するようにしてもよい。
1 工数自動算出システム
1A 基本工数記憶部
1B 仕様担当者情報記憶部
1C 作業担当者情報記憶部
11 抽出処理部
12 設定受付部
13 第一補正処理部
14 算出処理部
15 第二補正処理部
16 第三補正処理部
17 更新処理部

Claims (7)

  1. ガスボックスの設計において、工程の種類に応じて分けられた工番ごとに要する工数を自動的に算出するシステムであって、
    設計対象製品たる対象物件について、機種ごとに要する基本の工数を記憶した基本工数記憶手段と、
    前記工数の設定を担う仕様担当者から、所定の対象工番に対する作業難易度の設定入力を受け付ける第一の設定受付手段と、
    前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番に対する作業難易度に応じた補正値を反映させる第一の補正処理手段と、
    前記仕様担当者から、前記所定の対象工番における作業の従量に係る情報の設定入力を受け付ける第二の設定受付手段と、
    前記補正された前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番における作業の従量を乗算し、前記所定の対象工番に要する総工数を算出する算出手段と、を有する、
    工数自動算出システム。
  2. 前記所定の対象工番は、図面作成を内容とするものであり、
    前記基本工数記憶手段は、設計対象たる対象物件について、機種ごとに要する図面一枚当たりの工数を前記基本の工数として記憶し、
    前記第二の設定受付手段は、前記所定の対象工番における作業の従量に係る情報として、前記仕様担当者から、前記所定の対象工番におけるトータルの作図枚数の設定入力を受け付け、
    前記算出手段は、前記補正された前記対象物件の図面一枚当たりの工数に対し、前記トータルの作図枚数を乗算し、前記所定の対象工番に要する総工数を算出する、
    請求項1記載の工数自動算出システム。
  3. 前記仕様担当者が所定の対象物件について過去に行った工数設定について、設定した工数と実際に要した工数に係る情報を記憶する仕様担当者情報記憶手段と、
    前記総工数に対し、前記仕様担当者情報記憶手段を参照して、前記仕様担当者が前記対象物件について過去に設定した工数の予測的中率に応じた補正値を反映させる第二の補正処理手段、をさらに有する、
    請求項1又は2記載の工数自動算出システム。
  4. 前記所定の対象工番の作業の終了に応じて、前記仕様担当者情報記憶手段を参照して、前記所定の対象文献について実際に要した工数に係る情報を更新登録する更新処理手段、をさらに有する、
    請求項3記載の工数自動算出システム。
  5. 前記所定の対象工番の作業を担う作業担当者の習熟度に基づき、前記総工数に対し、前記所定の対象工番と同内容の作業に対する習熟度に応じた補正値を反映させる第三の補正処理手段、をさらに有する、
    請求項1乃至4いずれかの項に記載の工数自動算出システム。
  6. ガスボックスの設計において、工程の種類に応じて分けられた工番ごとに要する工数を自動的に算出するシステムによって実行される方法であって、
    設計対象製品たる対象物件について、機種ごとに要する基本の工数を記憶した基本工数記憶手段、を有するシステムが、
    前記工数の設定を担う仕様担当者から、所定の対象工番に対する作業難易度の設定入力を受け付ける第一の設定受付処理と、
    前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番に対する作業難易度に応じた補正値を反映させる第一の補正処理と、
    前記仕様担当者から、前記所定の対象工番における作業の従量に係る情報の設定入力を受け付ける第二の設定受付処理と、
    前記補正された前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番における作業の従量を乗算し、前記所定の対象工番に要する総工数を算出する算出処理と、を実行する、
    工数自動算出方法。
  7. ガスボックスの設計において、工程の種類に応じて分けられた工番ごとに要する工数を自動的に算出するシステムに実行させるコンピュータプログラムであって、
    設計対象製品たる対象物件について、機種ごとに要する基本の工数を記憶した基本工数記憶手段、を有するシステムに対し、
    前記工数の設定を担う仕様担当者から、所定の対象工番に対する作業難易度の設定入力を受け付ける第一の設定受付処理と、
    前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番に対する作業難易度に応じた補正値を反映させる第一の補正処理と、
    前記仕様担当者から、前記所定の対象工番における作業の従量に係る情報の設定入力を受け付ける第二の設定受付処理と、
    前記補正された前記対象物件の基本の工数に対し、前記所定の対象工番における作業の従量を乗算し、前記所定の対象工番に要する総工数を算出する算出処理と、を実行させる、
    コンピュータプログラム。
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