JP2021037587A - 部品挿入装置および部品の挿入方法 - Google Patents

部品挿入装置および部品の挿入方法 Download PDF

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正男 後藤
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【課題】筒状部材の穴と部品との隙間が比較的小さい場合であっても、部品を筒状部材に挿入することができる部品挿入装置および部品の挿入方法を提供する。【解決手段】カメラ75に収容穴111を撮像させ、カメラ75の画像に基づいて、カメラ75の座標系におけるXc、Yc方向の収容穴111の座標を計測し、カメラ75の座標系におけるXc、Yc方向の収容穴111の座標xc_O、yc_Oを、部品搬送部50の座標系におけるXt、Yt方向の収容穴111の座標xt_O、yt_Oに変換し、筒状部材11と部品12とが対向しつつ、変換された収容穴111の座標xt_O、yt_Oと、部品搬送部50の座標系におけるXt、Yt方向の部品12の座標xp_O、yp_Oと、が一致するように部品12が移動し、部品12を収容穴111に挿入する。【選択図】図1

Description

本発明は、部品挿入装置および部品の挿入方法に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、噴射ノズルのアクチュエータとして機能する電磁弁を備えるインジェクタが知られている。この電磁弁は、インジェクタのボディの収容穴に収容されている。
特許第5505338号公報
発明者等の検討によれば、インジェクタの軸に直交する方向におけるインジェクタの収容穴と電磁弁との隙間は、数十μm程度であるため、比較的小さい。このため、インジェクタの収容穴の軸と電磁弁の軸とのズレにより電磁弁をインジェクタの収容穴に挿入できないことがある。
本発明は、筒状部材の穴と部品との隙間が比較的小さい場合であっても、部品を筒状部材に挿入することができる部品挿入装置および部品の挿入方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、筒状部材(11)の軸方向(Oh、Zt)および筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)に沿って、筒状部材の収容穴(111)の形状に対応する部品(12)を移動させる部品搬送部(50)と、収容穴を撮像するカメラ(75)と、カメラの画像(Ic)に基づいて、カメラの座標系における筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の収容穴の座標(xc_O、yc_O)を計測する計測部(S107)と、カメラの座標系における筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の収容穴の座標(xc_O、yc_O)を、部品搬送部の座標系における筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の収容穴の座標(xt_O、yt_O)に変換する座標変換部(S108)と、筒状部材と部品とが対向しつつ、座標変換部に変換された収容穴の座標(xt_O、yt_O)と、部品搬送部の座標系における筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の部品の座標(xp_O、yp_O)とが一致するように、部品を、部品搬送部に移動させる移動制御部(S109)と、移動制御部により部品が移動した後に、部品を、筒状部材の軸方向に移動させることにより収容穴に挿入する挿入制御部(S110)と、を備える部品挿入装置である。
請求項4に記載の発明は、筒状部材(11)の軸方向(Oh、Zt)および筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)に沿って、筒状部材の収容穴(111)の形状に対応する部品(12)を移動させる部品搬送部(50)と、収容穴を撮像するカメラ(75)と、を準備し、カメラ(75)に収容穴を撮像させ(S103)、カメラの画像(Ic)に基づいて、カメラの座標系における筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の収容穴の座標(xc_O、yc_O)を計測し(S107)、カメラの座標系における筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の収容穴の座標(xc_O、yc_O)を、部品搬送部の座標系における筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の収容穴の座標(xt_O、yt_O)に変換し(S108)、筒状部材と部品とが対向しつつ、変換された収容穴の座標(xt_O、yt_O)と、部品搬送部の座標系における筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の部品の座標(xp_O、yp_O)と、が一致するように、部品搬送部により部品が移動し(S109)、その後、部品搬送部により部品が筒状部材の軸方向に沿って移動することにより収容穴に挿入する(S110)部品の挿入方法である。
これにより、部品の軸が筒状部材の収容穴の軸上に位置するため、収容穴の軸と部品の軸とのズレが抑制される。このため、筒状部材の収容穴と部品との隙間が比較的小さい場合であっても、部品を筒状部材の収容穴に挿入することができる。
なお、各構成要素等に付される括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
実施形態の部品挿入装置の構成図。 図1のIIから見た部材チャックの矢視図。 図1のIIIから見た部品チャックの矢視図。 制御部の処理のフローチャート。 部品挿入装置の動作図。 部材チャックの動作図。 部品チャックの動作図。 部品挿入装置の動作図。 カメラ画像を示す図。 カメラ画像を示す図。 部品挿入装置の動作図。 部品挿入装置の動作図。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態の部品挿入装置1は、筒状部材11の収容穴111に部品12を挿入するために用いられる。ここでは、例えば、筒状部材11は、エンジンに燃料を噴射するインジェクタのボディであって、有底の円筒形状に形成されている。また、筒状部材11の収容穴111は、筒状部材11の軸に直交する断面において円形形状に形成されている。さらに、部品12は、例えば、インジェクタの噴射ノズルのアクチュエータとして機能する電磁弁であって、円柱形状に形成されている。
具体的には、図1に示すように、部品挿入装置1は、ワーク台15、部材搬送部20、部材駆動部30、部材チャック40、部品搬送部50、部品チャック60、カメラ搬送部70、カメラ75および制御部80を備える。
ワーク台15に形成される図示しない穴に筒状部材11が挿入されている。また、ワーク台15は、筒状部材11の側面である筒側面112と接触することにより、筒状部材11を支持する。さらに、ワーク台15の一部には部品12が配置されている。なお、図1において、部品12を明確にするため、部品12がドット柄で記載されている。
部材搬送部20は、後述の部材駆動部30に接続されており、部材駆動部30および後述の部材チャック40を筒状部材11の軸方向に移動させる。例えば、部材搬送部20は、直動案内機構であって、図示しない直動用モータ、ボールねじおよびレールを含む。このボールねじおよびレールの軸は、筒状部材11の軸方向に延びている。また、部材搬送部20のボールねじおよびレールには、図示しないブロックが取り付けられている。また、このブロックには、部材駆動部30が取り付けられている。そして、部材搬送部20の直動用モータが回転し、ボールねじが回転することによって、このブロックとともに部材駆動部30が筒状部材11の軸方向に移動する。これにより、部材駆動部30および部材チャック40は、筒状部材11の軸方向に移動する。
部材駆動部30は、後述の部材チャック40に接続されており、部材チャック40の第1部材支持部41と第2部材支持部42とが互いに近づく方向に、第1部材支持部41および第2部材支持部42を移動させる。例えば、部材駆動部30は、直動案内機構であって、図示しない直動用モータ、ボールねじおよびレールをそれぞれ2つ含む。このボールねじおよびレールの軸は、第1部材支持部41と第2部材支持部42とが互いに近づく方向に延びている。一方のボールねじおよびレールには、図示しないブロックが取り付けられている。また、このブロックには、第1部材支持部41が取り付けられている。そして、部材駆動部30の一方の直動用モータが回転し、ボールねじが回転することによって、このブロックとともに、第1部材支持部41は、第2部材支持部42に近づく方向に移動する。また、他方のボールねじおよびレールには、図示しないブロックが取り付けられている。また、このブロックには、第2部材支持部42が取り付けられている。そして、部材駆動部30の他方の直動用モータが回転し、ボールねじが回転することによって、このブロックとともに、第2部材支持部42は、第1部材支持部41に近づく方向に移動する。これにより、第1部材支持部41および第2部材支持部42は、第1部材支持部41と第2部材支持部42とが互いに近づく方向に移動する。
図2に示すように、部材チャック40は、第1部材支持部41および第2部材支持部42を有する。第1部材支持部41および第2部材支持部42は、筒状部材11の軸に直交する方向に延びている。また、第1部材支持部41および第2部材支持部42は、筒側面112と接触しやすくなるように、部材凹部43をそれぞれ含む。そして、部材搬送部20により、部材駆動部30および部材チャック40が移動し、部材チャック40が筒側面112に対向する。また、部材駆動部30により、部材チャック40の第1部材支持部41および第2部材支持部42が互いに近づく方向に移動する。これにより、第1部材支持部41および第2部材支持部42のそれぞれの部材凹部43が筒側面112に接触する。この部材凹部43が筒側面112に接触することにより、第1部材支持部41および第2部材支持部42は、筒状部材11を支持する。
次に、図1に示すように、部品搬送部50は、後述の部品チャック60の支持部66に接続されており、部品12の軸方向および部品12の軸に直交する方向に部品チャック60を移動させる。例えば、部品搬送部50は、3軸の直動案内機構であって、X軸モータ51、Y軸モータ52およびZ軸モータ53を含む。また、部品搬送部50は、図示しないX軸ボールねじ、X軸レール、Y軸ボールねじ、Y軸レール、Z軸ボールねじおよびZ軸レールを含む。X軸ボールねじおよびX軸レールの軸は、部品12の軸に直交する方向に延びている。また、このX軸ボールねじおよびX軸レールには、図示しないX軸用ブロックが取り付けられている。このX軸用ブロックには、Y軸ボールねじおよびY軸レールが取り付けられている。さらに、Y軸ボールねじおよびY軸レールの軸は、部品12の軸およびX軸レールの軸に直交する方向に延びている。また、このY軸ボールねじおよびY軸レールには、図示しないY軸用ブロックが取り付けられている。このY軸用ブロックには、Z軸ボールねじおよびZ軸レールが取り付けられている。さらに、Z軸ボールねじおよびZ軸レールの軸は、部品12の軸方向に延びている。また、このZ軸ボールねじおよびZ軸レールには、図示しないZ軸用ブロックが取り付けられている。このZ軸用ブロックには、部品チャック60が取り付けられている。
そして、部品搬送部50では、X軸モータ51が回転することにより、X軸ボールねじが回転する。これにより、X軸用ブロックが部品12の軸に直交する方向に移動することによって、Y軸ボールねじ、Y軸レール、Z軸ボールねじ、Z軸レールおよび部品チャック60が部品12の軸に直交する方向に移動する。また、Y軸モータ52が回転することにより、Y軸ボールねじが回転する。これにより、Y軸用ブロックが部品12の軸およびX軸レールの軸に直交する方向に移動することによって、Z軸ボールねじ、Z軸レールおよび部品チャック60が部品12の軸およびX軸レールの軸に直交する方向に移動する。さらに、Z軸モータ53が回転することにより、Z軸ボールねじが回転する。これにより、Z軸用ブロックが部品12の軸方向に移動することによって、部品チャック60が部品12の軸方向に移動する。
部品チャック60は、部品12を支持する。具体的には、部品チャック60は、支持部66、エジェクタ移動部63、エジェクタ64、部品支持移動部65、第1部品支持部61および第2部品支持部62を有する。
支持部66は、部品搬送部50に接続されている。また、支持部66には、エジェクタ移動部63、エジェクタ64、部品支持移動部65、第1部品支持部61および第2部品支持部62が取り付けられており、支持部66は、これらを支持している。
エジェクタ移動部63は、後述のエジェクタ64に接続されており、エジェクタ64を部品12の軸方向に移動させる。例えば、エジェクタ移動部63は、エアシリンダであって、図示しないガイドおよびシリンダを有する。エジェクタ移動部63のガイドおよびシリンダは、部品12の軸方向に延びている。そして、エジェクタ移動部63は、圧縮空気による推力をエジェクタ64に付与することによって、エジェクタ64を部品12の軸方向に移動させる。
エジェクタ64は、部品12に接触している状態のときに内部を真空にすることにより、部品12を吸引する。
部品支持移動部65は、後述の第1部品支持部61および第2部品支持部62に接続されており、第1部品支持部61と第2部品支持部62とが互いに近づく方向に第1部品支持部61および第2部品支持部62を移動させる。例えば、部品支持移動部65は、直動案内機構であって、図示しない直動用モータ、ボールねじおよびレールをそれぞれ2つ含む。このボールねじおよびレールの軸は、第1部品支持部61と第2部品支持部62とが互いに近づく方向に延びている。一方のボールねじおよびレールには、図示しないブロックが取り付けられている。また、このブロックには、第1部品支持部61が取り付けられている。そして、部品支持移動部65の一方の直動用モータが回転し、ボールねじが回転することによって、このブロックとともに、第1部品支持部61は、第2部品支持部62に近づく方向に移動する。また、他方のボールねじおよびレールには、図示しないブロックが取り付けられている。さらに、このブロックには、第2部品支持部62が取り付けられている。さらに、このブロックには、そして、部品支持移動部65の他方の直動用モータが回転し、ボールねじが回転することによって、このブロックとともに、第2部品支持部62は、第1部品支持部61に近づく方向に移動する。これにより、第1部品支持部61および第2部品支持部62は、第1部品支持部61と第2部品支持部62とが互いに近づく方向に移動する。
また、図3に示すように、第1部品支持部61および第2部品支持部62は、部品12の軸に直交する方向に延びている。さらに、第1部品支持部61は、部品12の側面である部品側面121と接触しやすくなるように、部品凹部611を含む。そして、部品搬送部50により、部品チャック60が移動し、第1部品支持部61および第2部品支持部62が部品側面121に対向する位置に移動する。また、部品支持移動部65により、第1部品支持部61および第2部品支持部62が互いに近づく方向に移動する。これにより、第1部品支持部61の部品凹部611および第2部品支持部62の端面である支持端面621と、部品側面121とが接触する。この部品凹部611および支持端面621と部品側面121とが接触することにより、第1部品支持部61および第2部品支持部62は、部品12を支持する。なお、図3において、部品12を明確にするため、部品12がドット柄で記載されている。
次に、図1に示すように、カメラ搬送部70は、カメラ75に接続されており、カメラ75を筒状部材11の軸方向に移動させる。例えば、カメラ搬送部70は、直動案内機構であって、図示しない直動用モータ、ボールねじおよびレールを含む。このボールねじおよびレールの軸は、筒状部材11の軸方向に延びている。また、ボールねじおよびレールには、図示しないブロックが取り付けられている。また、このブロックには、カメラ75が取り付けられている。そして、カメラ搬送部70の直動用モータが回転し、ボールねじが回転することによって、ブロックとともに、カメラ75は、筒状部材11の軸方向に移動する。
カメラ75は、筒状部材11および筒状部材11の収容穴111を撮像する。このカメラ画像Icは、制御部80に送信される。
制御部80は、計測部、座標変換部、変換算出部、移動制御部および挿入制御部に対応しており、マイコン等を主体として構成されており、CPU、ROM、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するバスライン等を備えている。また、制御部80は、部材搬送部20の直動用モータ、部材駆動部30の直動用モータ、エジェクタ64、部品支持移動部65の直動用モータ、カメラ搬送部70の直動用モータおよびカメラ75を制御する。さらに、制御部80は、カメラ画像Icに基づいて、部品搬送部50のX軸モータ51、Y軸モータ52およびZ軸モータ53を制御する。そして、制御部80は、ROMに記憶されているプログラムを実行すると、筒状部材11の収容穴111に部品12が挿入されるように、上記の各モータおよびカメラ75を制御する。
以上のように、部品挿入装置1は構成されている。このように構成されている部品挿入装置1では、制御部80による処理によって筒状部材11の収容穴111に部品12が挿入される。そして、この制御部80による処理では、後述するように、部品搬送部50の座標系とのカメラ75の座標系とキャリブレーションが行われる。このキャリブレーションを説明するために、以下のように用語を定義する。
図1に示すように、部品12の中心軸を部品中心軸Opとする。部品搬送部50のX軸ボールねじおよびX軸レールの軸、すなわち、部品中心軸Opに直交する軸をXt軸とする。部品搬送部50のY軸ボールねじおよびY軸レールの軸、すなわち、Xt軸および部品中心軸Opに直交する軸をYt軸とする。部品搬送部50のZ軸ボールねじおよびZ軸レールの軸、すなわち、部品中心軸Opに平行な軸をZt軸とする。したがって、部品搬送部50の座標系は、Xt軸、Yt軸およびZt軸の直交座標系とされている。よって、第1部品支持部61および第2部品支持部62に支持された部品12は、Xt軸、Yt軸およびZt軸に沿って移動する。また、収容穴111の中心軸を穴中心軸Ohとする。さらに、カメラ搬送部70のボールねじおよびレールの軸、すなわち、穴中心軸Ohに平行する軸をZc軸とする。また、ここでは、Zc軸は、Zt軸と平行になっている。Zc軸に直交する軸をXc軸とする。さらに、Zc軸およびXc軸に直交する軸をYc軸とする。したがって、カメラ75の座標系は、Xc軸、Yc軸およびZc軸の直交座標系とされている。
次に、図4のフローチャートおよび図5−図11を参照して、制御部80がプログラムを実行したときの処理により、筒状部材11の収容穴111に部品12が挿入されることについて説明する。なお、図5−図11において、部品12を明確にするため、部品12がドット柄で記載されている。
ステップS101において、制御部80は、部材搬送部20を制御する。これにより、図5に示すように、部材駆動部30、第1部材支持部41および第2部材支持部42が移動することにより、第1部材支持部41および第2部材支持部42は、筒側面112に対向する。そして、制御部80は、部材駆動部30を制御する。これにより、図6に示すように、第1部材支持部41および第2部材支持部42が筒側面112に向かって移動する。そして、第1部材支持部41および第2部材支持部42と筒側面112とが接触する。これにより、筒状部材11は、第1部材支持部41および第2部材支持部42に支持される。
また、このとき、制御部80は、部品搬送部50を制御する。これにより、図5に示すように、部品チャック60が移動することにより、第1部品支持部61および第2部品支持部62は、部品側面121に対向する。さらに、制御部80は、エジェクタ移動部63を制御する。これにより、エジェクタ64が部品12に向かって移動する。そして、制御部80は、エジェクタ64を制御する。これにより、エジェクタ64が部品12を吸引する。このエジェクタ64の吸引により、部品12は、エジェクタ64に支持される。また、制御部80は、部品支持移動部65を制御する。これにより、図7に示すように、第1部品支持部61および第2部品支持部62は、部品12に向かって移動する。そして、第1部品支持部61および第2部品支持部62と部品側面121とが接触する。これにより、部品12は、第1部品支持部61および第2部品支持部62に支持される。
続いて、ステップS102において、制御部80は、部品搬送部50を制御する。これにより、図8に示すように、部品チャック60が所定の位置まで移動する。また、このとき、制御部80は、カメラ搬送部70を制御する。これにより、カメラ75は、筒状部材11の軸方向、すなわち、Zc方向に移動する。そして、カメラ75は、筒状部材11および筒状部材11の収容穴111を撮像可能な位置に移動する。
続いて、ステップS103において、制御部80は、カメラ75を制御する。これにより、カメラ75は、筒状部材11を撮像する。このカメラ75の撮像後、制御部80は、カメラ搬送部70を制御する。これにより、カメラ75は、筒状部材11の軸方向に移動することで、初期位置に戻る。
続いて、ステップS104において、制御部80は、ステップS103にてカメラ75により撮像された画像をカメラ75から取得する。このカメラ画像Icでは、筒状部材11の軸に直交する端面である筒端面113および収容穴111が示される。
続いて、ステップS105からステップS108までの処理において、制御部80は、カメラ画像Icに基づいて、カメラ75の座標系の収容穴111の座標を部品搬送部50の座標系の収容穴111の座標に変換する。
具体的には、ステップS105において、制御部80は、カメラ画像Ic内の筒状部材11の収容穴111を検出する。例えば、制御部80は、カメラ画像Icを2値化する。この2値化されたカメラ画像Icでは、図9に示すように、カメラ75からの光が筒状部材11で反射されるため、筒端面113は、例えば、白色で表される。また、カメラ75からの光が収容穴111では反射されないため、カメラ画像Icにおいて、収容穴111は、例えば、黒色で表される。さらに、カメラ75からの光が筒状部材11の外側の空間では反射されないため、カメラ画像Icにおいて、筒状部材11の外側の空間は、収容穴111と収容穴111と同様の色で表される。なお、図9では、各部位を明確にするため、筒状部材11の外側の空間がドット柄で記載されている。
そして、制御部80は、所定の大きさの仮想円C内の範囲に収まる黒色部分を検出することにより、カメラ画像Ic内の収容穴111を検出する。なお、この仮想円Cの大きさは、カメラ画像Ic内において、収容穴111の大きさよりも大きく、筒端面113の大きさよりも小さくなっている。
続いて、ステップS106において、制御部80は、ステップS105にて検出した収容穴111のエッジEを検出する。例えば、制御部80は、あるピクセルとそれに隣接するピクセルとの画素値の差を算出する。そして、制御部80は、この画素値の差が所定値となる点を算出することにより、カメラ画像Ic内の収容穴111のエッジEを検出する。
続いて、ステップS107において、制御部80は、カメラ画像Ic内の収容穴111のエッジEの座標に基づいて、カメラ画像Ic内の穴中心軸Ohの座標を計測する。具体的には、制御部80は、このエッジEのうち3つ以上の多数の点の座標を計測する。また、制御部80は、この計測した多数の点の座標を用いた最小二乗法により、エッジEの近似円を算出する。さらに、制御部80は、この算出した近似円およびこの近似円の中心の座標を算出する。そして、制御部80は、この近似円の中心の座標を、カメラ75の座標系における穴中心軸Ohの座標にする。
続いて、ステップS108において、制御部80は、カメラ75の座標系における穴中心軸Ohの座標を、部品搬送部50の座標系における穴中心軸Ohの座標に変換する。例えば、制御部80は、以下関係式(1)を用いて、この変換を行う。ここで、関係式(1)において、xc_Oは、カメラ75の座標系のXc軸における穴中心軸Ohの座標である。yc_Oは、カメラ75の座標系のYc軸における穴中心軸Ohの座標である。また、xt_Oは、部品搬送部50の座標系のXt軸における穴中心軸Ohの座標である。yt_Oは、部品搬送部50の座標系のYt軸における穴中心軸Ohの座標である。Tは、カメラ75の座標系から部品搬送部50の座標系に変換する行列であって、制御部80のROMに記憶されている。また、この変換行列におけるp11、p12、p21、p22は、回転成分である。さらに、この変換行列におけるp13、p23は、並進成分である。
Figure 2021037587
この変換行列におけるp11、p12、p13、p21、p22、p23は、カメラ75の座標系と部品搬送部50の座標系の関係等により設定される。例えば、図10に示すように、カメラ75により、筒端面113とともに、第1部品支持部61および第2部品支持部62に支持された部品12が予め撮像される。これにより、制御部80は、カメラ75の座標系における部品12の座標と、部品搬送部50の座標系における部品12の座標とを取得することができる。ここでは、図10に示すように、カメラ75の座標系における部品12の座標が9点取得される。
ここで、上記により撮像されたカメラ画像Icにおける部品中心軸Opの9点を、Op1、Op2、Op3、Op4、Op5、Op6、Op7、Op8、Op9とする。また、Op1〜Op9のそれぞれのカメラ75の座標系におけるXc軸の座標を、Xc1、Xc2、Xc3、Xc4、Xc5、Xc6、Xc7、Xc8、Xc9とする。さらに、Op1〜Op9のそれぞれのカメラ75の座標系におけるYc軸の座標を、Yc1、Yc2、Yc3、Yc4、Yc5、Yc6、Yc7、Yc8、Yc9とする。部品中心軸OpがOp1〜Op9にそれぞれ位置するときの、部品搬送部50の座標系における部品12のXt軸の座標を、Xt1、Xt2、Xt3、Xt4、Xt5、Xt6、Xt7、Xt8、Xt9とそれぞれする。部品中心軸OpがOp1〜Op9にそれぞれ位置するときの、部品搬送部50の座標系における部品12のYt軸の座標を、Yt1、Yt2、Yt3、Yt4、Yt5、Yt6、Yt7、Yt8、Yt9とする。
そして、制御部80は、Op1〜Op9の順に、部品12を移動させつつ、Xc1〜Xc9と、Yc1〜Yc9と、Xt1〜Xt9と、Yt1〜Yt9とを順に取得する。その後、制御部80は、Xc1〜Xc9とYc1〜Yc9とXt1〜Xt9とから、部品搬送部50の座標系における部品12のXt軸の座標を、カメラ75の座標系におけるXc軸の座標と、カメラ75の座標系におけるYc軸の座標とで示す近似式を算出する。また、制御部80は、Xc1〜Xc9とYc1〜Yc9とYt1〜Yt9とから、部品搬送部50の座標系における部品12のYt軸の座標を、カメラ75の座標系におけるXc軸の座標と、カメラ75の座標系におけるYc軸の座標とで示す近似式を算出する。そして、これらの近似式が制御部80のROMに記憶される。
また、制御部80は、これらの近似式に基づいて、カメラ75の座標系における穴中心軸Ohの座標に対応するp11、p12、p13、p21、p22、p23を算出する。このようにして、p11、p12、p13、p21、p22、p23は、設定されることにより、カメラ75の座標系と部品搬送部50の座標系とのキャリブレーションが行わえる。
続いて、ステップS109において、制御部80は、部品搬送部50を制御する。これにより、エジェクタ64、第1部品支持部61および第2部品支持部62に支持されている部品12が移動する。そして、図11に示すように、部品12は、Zt軸方向に筒状部材11と対向する。また、このとき、制御部80は、部品中心軸Opが筒状部材11の穴中心軸Ohと同一線上に位置するように、部品搬送部50を制御する。
具体的には、制御部80は、部品搬送部50のX軸モータ51を制御することにより、部品搬送部50の座標系のXt軸における部品中心軸Opの座標であるxp_Oを上記のxt_Oに一致させる。また、このとき、制御部80は、部品搬送部50のX軸モータ51を一方向のみに回転させることにより、xp_Oをxt_Oに一致させる。また、制御部80は、部品搬送部50のY軸モータ52を制御することにより、部品搬送部50の座標系のYt軸における部品中心軸Opの座標であるyp_Oを上記のyt_Oに一致させる。また、制御部80は、部品搬送部50のY軸モータ52を一方向のみに回転させることにより、yp_Oをyt_Oに一致させる。さらに、制御部80は、部品搬送部50のZ軸モータ53を制御することにより、部品12と筒状部材11とがZt軸方向に対向するように、部品12を移動させる。これにより、部品12は、Zt軸方向に筒状部材11と対向しつつ、部品中心軸Opが筒状部材11の穴中心軸Ohと同一線上に位置する。
続いて、ステップS110において、制御部80は、部品搬送部50のZ軸モータ53を制御する。これにより、第1部品支持部61、第2部品支持部62およびエジェクタ64に支持されている部品12は、Zt軸方向に移動する。そして、部品12は、筒状部材11の収容穴111に近づく。次に、制御部80は、部品支持移動部65を制御する。これにより、図12に示すように、第1部品支持部61および第2部品支持部62が部品12から離れる。そして、制御部80は、エジェクタ移動部63を制御する。これにより、エジェクタ64に吸引された部品12が、Zt軸方向に移動する。したがって、部品12が筒状部材11の収容穴111に挿入される。
続いて、ステップS111において、制御部80は、エジェクタ64を制御する。これにより、エジェクタ64の吸引が解除される。また、制御部80は、エジェクタ移動部63を制御する。これにより、エジェクタ64は、Zt軸方向に移動することで初期位置に戻る。さらに、制御部80は、部品搬送部50を制御する。これにより、部品チャック60は、Xt軸、Yt軸およびZt軸方向に移動することで初期位置に戻る。また、このとき、制御部80は、部材駆動部30を制御する。これにより、第1部材支持部41および第2部材支持部42が筒状部材11から離れる。そして、制御部80は、部材搬送部20を制御する。これにより、部材駆動部30、第1部材支持部41および第2部材支持部42が筒状部材11の軸方向に移動することで初期位置に戻る。その後、処理は、ステップS101に戻り、組立後の筒状部材11および部品12と、次の筒状部材11および部品12とが交換される。そして、上記と同様に、次の筒状部材11および部品12が組み立てられる。
このように制御部80が処理を行うことにより、部品12が筒状部材11の収容穴111に挿入される。そして、この部品挿入装置1では、筒状部材11の収容穴111と部品12との隙間が比較的小さい場合であっても、部品12を筒状部材11の収容穴111に挿入することができる。
部品挿入装置1では、カメラ75の座標系のXc軸における穴中心軸Ohの座標が、部品搬送部50の座標系のXt軸における穴中心軸Ohの座標に変換される。また、カメラ75の座標系のYc軸における穴中心軸Ohの座標が、部品搬送部50の座標系のYt軸における穴中心軸Ohの座標に変換される。そして、制御部80は、部品搬送部50を制御する。これにより、部品12がZt軸方向に筒状部材11と対向するように移動する。また、このとき、部品搬送部50の座標系のXt軸における部品中心軸Opの座標であるxt_Oと、部品搬送部50の座標系のXt軸における穴中心軸Ohの座標であるxp_Oとが同じになる。さらに、部品搬送部50の座標系のYt軸における部品中心軸Opの座標であるyp_Oと、部品搬送部50の座標系のYt軸における穴中心軸Ohの座標であるyt_Oとが同じになる。
これにより、図12に示すように、部品12の軸が筒状部材11の収容穴111の軸上に位置するため、収容穴111の軸と部品12の軸とのズレが抑制される。このため、筒状部材11の収容穴111と部品12との隙間が比較的小さい場合であっても、部品12を筒状部材11の収容穴111に挿入することができる。
また、部品挿入装置1では、以下[1]に説明するような効果も奏する。
[1]部品搬送部50は、X軸モータ51、X軸ボールねじ、X軸レール、Y軸モータ52、Y軸ボールねじおよびY軸レールを含む。そして、制御部80は、部品12を筒状部材11と対向する位置に移動させるとき、部品搬送部50のX軸モータ51およびY軸モータ52をそれぞれ一方向のみに回転させることにより、部品12を移動させる。これにより、部品12が移動するときに、部品搬送部50のX軸ボールねじおよびY軸ボールねじのそれぞれにおけるバックラッシの影響が緩和される。これにより、変換された部品搬送部50の座標系のXt軸における穴中心軸Ohの座標と、部品搬送部50の座標系のXt軸における部品中心軸Opの座標とが一致しやすくなる。また、変換された部品搬送部50の座標系のYt軸における穴中心軸Ohの座標と、部品搬送部50の座標系のYt軸における部品中心軸Opの座標とが一致しやすくなる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態に対して、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
本開示に記載の制御部等およびその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサおよびメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部等およびその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部等およびその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサおよびメモリと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
(1)上記実施形態では、収容穴111は、筒状部材11の軸に直交する断面において円形形状に形成されている。これに対して、収容穴111は、筒状部材11の軸に直交する断面において円形形状に形成されることに限定されない。例えば、収容穴111は、楕円形形状および多角形形状に形成されてもよい。この場合、部品12は、収容穴111の形状に対応し、楕円柱形状および多角柱形状に形成される。
(2)上記実施形態では、制御部80の処理において、穴中心軸Ohおよび部品中心軸Opの位置座標が用いられている。これに対して、制御部80の処理において、穴中心軸Ohおよび部品中心軸Opの位置座標が用いられることに限定されない。制御部80の処理において、収容穴111と部品12とが互いに対応する箇所の位置座標が用いられてもよい。例えば、収容穴111と部品12とが互いに対応する収容穴111の端部および部品12の端部の位置座標が用いられてもよい。
11 筒状部材
111 収容穴
12 部品
50 部品搬送部
75 カメラ

Claims (4)

  1. 筒状部材(11)の軸方向(Oh、Zt)および前記筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)に沿って、前記筒状部材の収容穴(111)の形状に対応する部品(12)を移動させる部品搬送部(50)と、
    前記収容穴を撮像するカメラ(75)と、
    前記カメラの画像(Ic)に基づいて、前記カメラの座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の前記収容穴の座標(xc_O、yc_O)を計測する計測部(S107)と、
    前記カメラの座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の前記収容穴の座標(xc_O、yc_O)を、前記部品搬送部の座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の前記収容穴の座標(xt_O、yt_O)に変換する座標変換部(S108)と、
    前記筒状部材と前記部品とが対向しつつ、前記座標変換部に変換された前記収容穴の座標(xt_O、yt_O)と、前記部品搬送部の座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の前記部品の座標(xp_O、yp_O)とが一致するように、前記部品を、前記部品搬送部に移動させる移動制御部(S109)と、
    前記移動制御部により前記部品が移動した後に、前記部品を、前記筒状部材の軸方向に移動させることにより前記収容穴に挿入する挿入制御部(S110)と、
    を備える部品挿入装置。
  2. 前記カメラにより撮像された前記部品の画像に基づいて、前記カメラの座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の前記収容穴の座標(xc_O、yc_O)を、前記部品搬送部の座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の前記収容穴の座標(xt_O、yt_O)に変換する値(p11、p12、p13、p21、p22、p23)を予め算出する変換算出部(80)をさらに備え、
    前記座標変換部は、前記変換算出部により算出された値に基づいて、前記カメラの座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の前記収容穴の座標(xc_O、yc_O)を、前記部品搬送部の座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の前記収容穴の座標(xt_O、yt_O)に変換する請求項1に記載の部品挿入装置。
  3. 前記部品搬送部は、モータ(51、52)、ボールねじおよびレールを有し、
    前記移動制御部は、前記モータを一方向にのみ回転させ、前記ボールねじを一方向にのみ回転させることにより、前記レールが延びる一方向にのみ前記部品を前記部品搬送部に移動させる請求項1または2に記載の部品挿入装置。
  4. 筒状部材(11)の軸方向(Oh、Zt)および前記筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)に沿って、前記筒状部材の収容穴(111)の形状に対応する部品(12)を移動させる部品搬送部(50)と、前記収容穴を撮像するカメラ(75)と、を準備し、
    前記カメラ(75)に前記収容穴を撮像させ(S103)、
    前記カメラの画像(Ic)に基づいて、前記カメラの座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の前記収容穴の座標(xc_O、yc_O)を計測し(S107)、
    前記カメラの座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xc、Yc)の前記収容穴の座標(xc_O、yc_O)を、前記部品搬送部の座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の前記収容穴の座標(xt_O、yt_O)に変換し(S108)、
    前記筒状部材と前記部品とが対向しつつ、変換された前記収容穴の座標(xt_O、yt_O)と、前記部品搬送部の座標系における前記筒状部材の軸に直交する方向(Xt、Yt)の前記部品の座標(xp_O、yp_O)と、が一致するように、前記部品搬送部により前記部品が移動し(S109)、その後、前記部品搬送部により前記部品が前記筒状部材の軸方向に沿って移動することにより前記収容穴に挿入する(S110)部品の挿入方法。
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