JP2021036185A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調性能を向上させることができる空気調和機の室内機を提供する。【解決手段】空気調和機の室内機は、フィルターと、前記フィルターを掃除する掃除部と、前記掃除部を制御する制御ユニットと、を備え、前記制御ユニットは、前記フィルターの下端部および前記掃除部の上方、かつ前記フィルターの一部の前方に配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和機の室内機に関する。
例えば、特許文献1には、空気調和機の一例が記載されている。特許文献1に記載の空気調和機の室内機は、筐体内に電装ボックスを有している。電装ボックスは、筐体内の右側端部(すなわち、モータ部の右隣)に配置されている。
特開2018−197626号公報
制御ユニットが熱交換器および送風機の隣に併設するように配置されているため、熱交換器および送風機の左右方向に大型化が困難であり、空調性能の向上が困難であった。
本開示の主な目的は、空調性能を向上させることができる空気調和機の室内機を提供することにある。
本発明の一形態の空気調和機の室内機は、フィルターと、前記フィルターを掃除する掃除部と、前記掃除部を制御する制御ユニットと、を備え、前記制御ユニットは、前記フィルターの下端部および前記掃除部の上方、かつ前記フィルターの一部の前方に配置されている。
実施形態に係る空気調和機の室内機の模式的斜視図である。 実施形態に係る空気調和機の室内機の模式的正面図である。 実施形態に係る前面パネルが取り外された状態の室内機の模式的正面図である。 実施形態に係るにおける空気調和機の室内機の模式的断面図である。 実施形態に係る室内機が備えるフィルターの模式的斜視図である。 実施形態に係る室内機が備える掃除部の模式的斜視図である。 実施形態の室内機の第1変形例に係る室内機の模式的断面図である。 実施形態の室内機の第1変形例に係る室内機の模式的断面図である。 実施形態の室内機の第1変形例に係る室内機の模式的断面図である。 実施形態の室内機の第2変形例に係る室内機の模式的斜視図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
(第1実施形態)
本実施形態では、室内機2の正面視(図2参照)において、室内機2の横幅方向を左右方向とし、室内機2の高さ方向を上下方向とし、室内機2の奥行き方向を前後方向(図4参照)として説明する。
(空気調和機1の概要)
図1は、室内機2の右斜め下方からの外観斜視図である。図2は、室内機2の正面図である。図3は、前面パネル112が取り外された状態の室内機2の正面図である。図4は、図2におけるI−I線断面図である。
空気調和機1は、室内機2と、室外機とを備える。室内機2は、室内に備え付けられ、熱交換器30(図4参照)を備えている。室外機は、室外に備え付けられ、熱交換器を備えている。室内機2の熱交換器30と、室外機の熱交換器とは、冷媒を通す冷媒回路により接続されている。
例えば、冷房運転時や除湿運転時においては、室内機2の熱交換器30(図4を参照。)において、相対的に高温の内気と相対的に低温の冷媒との間で熱交換が行われることにより、内気が冷却され、冷媒が温められる。温められた冷媒は、冷媒回路を経由して室外機の熱交換器に移送される。室外機の熱交換器において、温められた冷媒と低温の外気との間で熱交換が行われることにより、冷媒が冷却される。
例えば、暖房運転時においては、室内機2の熱交換器30において、相対的に低温の内気と冷媒との間で熱交換が行われることにより、内気が温められる一方、冷媒が冷却される。冷却された冷媒は、冷媒回路を経由して室外機の熱交換器に移送される。室外機の熱交換器において、冷却された冷媒と高温の外気との間で熱交換が行われることにより、冷媒が温められる一方、外気が冷却される。
図1から図4に示すように、室内機2は、室内の壁3に固定されている。室内機2は、室内機本体10、フィルター20、熱交換器30、送風機40と、制御ユニット50、表示ユニット60、掃除部70、第1風向板80および第2風向板90を備えている。図2および図4に示すように、室内機本体10は、主として、筐体11と、ガイド壁12とを有する。
筐体11は、送風機40及び熱交換器30が収容される収容室111を形成している。筐体11は、前面パネル112と、底面部113と、背面部115と、第1側壁部116(図1および図2を参照。)と、第2側壁部117と、を有する。
収容室111は、前面パネル112と、第1底面部113と、第2底面部114と、背面部115と、第1側壁部116と、第2側壁部117と、で囲まれている。
前面パネル112は、収容室111の前方に位置している。背面部115は、収容室111の後方に位置している。第1側壁部116は、左右方向の一方側(室内機2に向かって左側)に位置している。第2側壁部117は、収容室111に対して左右方向の他方側(室内機2に向かって右側)に位置している。前面パネル112の左右方向の一方端(室内機2に向かって左側端)と、背面部115の左右方向の一方端(室内機2に向かって左側端)とは、第1側壁部116によって接続されている。前面パネル112の左右方向の他方端(室内機2に向かって右側端)と、背面部115の左右方向の他方端(室内機2に向かって右側端)とは、第2側壁部117によって接続されている。
図4に示すように、ガイド壁12は、筐体11に接続されている。本実施形態では、ガイド壁12は、筐体11と一体に形成されている。ガイド壁12の実質的に全体は、筐体11の収容室111内に位置している。ガイド壁12は、送風路121と、吹出口100とのそれぞれを内側に形成している。すなわち、ガイド壁12は、少なくとも一対の対向する部分を有し、その対向する部分の間に送風路121及び吹出口100とのそれぞれが形成されている。ガイド壁12は、送風機40と、筐体11の下面とにわたって設けられている。吹出口100は、筐体11の下面部113に位置している。また、筐体11の下面部113には、第1風向板80および第2風向板90が回転可能に設けられている。
図2、及び図4に示すように筐体11には、上方に開口する吸込口118が形成されている。吸込口118は、背面部115から前面パネル112に延びるように設けられている。吸込口118は、収容室111に接続されている。この吸込口118によって収容室111へ空気を吸込むことができる。
熱交換器30は、収容室111に収容されている。熱交換器30は、室内機2を側面視した際に逆V字状になるように設けられている(図4参照)。熱交換器30は、多数枚のフィン対向状態に並べることで形成されており、室内機2の左右方向に延びるように設けられている。熱交換器30の右端には、冷媒配管が接続されている。また、背面部115には開口部が形成されており、冷媒配管は、開口部から室外に設置された室外機まで繋がっている。
また、熱交換器30の下方には熱交換器30で発生した水を受けるためのドレンパンが設けられている。ドレンパンの一端には、ドレンパンの水を室外に捨てるためのドレンホースが接続されている。ドレンホースは、冷媒配管と共に開口部を介して室外に引き出されている。
冷媒配管とドレンホースとは、熱交換器30と第2側壁部117との間の領域部170(図3参照)に一部が位置する。領域部170の後方における背面部115には、開口部が形成されている。冷媒配管及びドレンホースは、背面部115の開口部、及び壁3に形成された貫通孔を通って、室外に引き出されている。
送風機40は、収容室111に収容されている。送風機40は、熱交換器30の下方に設けられ、収容室111に対して左右方向に延びるように設けられている。送風機40は、左右方向に延びる軸心を中心に回転するファンにより構成されている。送風機40が駆動されると、吸込口118(送風機40の上方)から室内の空気を吸込み、下方に風として空気を吹き出す。
送風路121は、上方から下方にかけて緩やかに湾曲した形状に形成されている。送風路121は、後述する吹出口100に向けて送風機40から吹き出された風を通過させるための通路である。
吹出口100は、ガイド壁12の下端部に位置している。吹出口100は、ガイド壁12、第1側壁部116、及び第2側壁部117それぞれの下端部によって形成されている。吹出口100は、送風機40が吐き出した空気を室外へと吹き出す。
第1風向板80および第2風向板90は、吹出口100を開状態とする姿勢と、吹出口100を閉状態とする姿勢がとれるように軸を中心に双方方向に回転可能に設けられている。第1風向板80および第2風向板90に吹出口100から吹き出された風が接触することにより、風の指向性を変えることができる。また、室内機2は、第1風向板80および第2風向板90を回転駆動するための駆動機構160を備える(図3参照)。駆動機構160は、第2側壁部117の内面に取り付けられ、後述するダストボックス702に対して室内機2の幅方向の一方側(図3においては右側)に位置している。駆動機構160は、ギア、モータ等を備えており、第1風向板80および第2風向板90を回転させる。
フィルター20は、収容室111に収容されている。フィルター20は、吸込口118の下方であり、熱交換器30の上方に設けられている。室内機2には、複数のフィルター20が設けられており、本実施形態内では2つのフィルター20が設けられている。2つのフィルター20は、左右方向に並べて配置されている。
フィルター20は、図5に示すように、メッシュ部201と、枠体202とによって構成されている。なお、フィルター20は、後述するフィルター支持体705に着脱可能に支持されている。(図4および図6参照)
メッシュ部201は、平面視が矩形状に形成されている。枠体202は、例えばポリプロピレン樹脂等の合成樹脂により形成されており、矩形の枠状に形成されている。枠体202は、メッシュ部201の周囲を取り囲むように配置されている。フィルター20は、フィルター支持体705に装着される。枠体202は、左右方向に沿った一対の横枠202aと、一対の横枠202aそれぞれの両端を接続する一対の縦枠202bと、を備える。また、メッシュ部201の裏面には、補強のために複数の横リブ203a、及び複数の縦リブ203bが設けられている。複数の横リブ203aは、一対の横枠202a間において、横枠202aと平行となるように構成されている。複数の縦リブ203bは、一対の縦枠202b間において、縦枠202bと平行となるように構成されている。
メッシュ部201は、メッシュ状の部材であり、このメッシュ部201を空気が通過することにより空気中の塵、埃、ゴミ等がメッシュ部201に捕集される。
また、フィルター20において、縦枠202bの左右両端部にはフィルター20の前後方向に沿って多数の凹凸部を備えたラック部204が形成されている。ラック部204が、後述するピニオンギア708aおよびピニオンギア708bと噛み合う事で、フィルター20を前後方向に移動させることができる。
なお、本実施形態では、フィルター20における、吸込口118または前面パネル112側の面は表面、熱交換器30側の面を裏面として説明する。
フィルター支持体705は、筐体11の前面及び上面に沿って湾曲するように形成されている。本実施形態では、室内機2は、フィルター支持体705を3つ備えている。3つのフィルター支持体705は、左右方向における室内機2の左右両端、及び中央部に設けられている。フィルター20は、左右方向に並ぶ一対のフィルター支持体705にラック部204が支持されることにより、フィルター支持体705に取り付けられる。フィルター支持体705は、フィルター20の移動を案内するガイド705aを備えている。ガイド705aは、フィルター20の移動方向を規定する。
フィルター20は、フィルター支持体705に装着されて室内機2内部に配置される。フィルター20は、フィルター支持体705に装着されると、フィルター支持体705の形状に沿うように変形する。具体的に、フィルター20は、フィルター支持体705に設置されると、吸込口118と対向する水平面20aと水平面20aと連続しており、前面パネルに向けて傾斜する傾斜面20bが形成される。
フィルター20は、室内機2が行うフィルター掃除運転によって掃除される。具体的には、フィルター掃除運転が実行されると、後述する掃除部70によってフィルター20の掃除が行われる。
(掃除部について)
図6は、フィルター支持体705に装着されたフィルター20および掃除部70の斜視図である。なお、図6の掃除部70とダストボックス702は、内部構造が識別しやすいように分解している。
掃除部70は、収容室111に収容されている。掃除部70は、2つの掃除ユニット700によって構成されている。2つの掃除ユニット700は、左右方向に並べて配置されており、2つのフィルター20と一対一に対応している。各掃除ユニット700は、対応するフィルター20の掃除を行う。掃除ユニット700は、定常位置にある場合のフィルター20の下端部20c(図4参照)の下方に配置されている。フィルター20の定常位置とは、室内機2の動作時におけるフィルター20の位置(図4参照)である。言い換えれば、フィルター20の定常位置とは、フィルター掃除運転を行っていない場合におけるフィルター20の位置である。
掃除ユニット700は、フィルター掃除部701とダストボックス702と備えている。
フィルター掃除部701は、前面ブラシ703、背面ブラシ704を備えている。フィルター掃除部701は、定常位置にあるフィルター20の下端部20cに沿って配置されている。
前面ブラシ703は、フィルター20の下方において、フィルター20の左右方向の一端から他端にかけて設けられている。前面ブラシ703は、回転可能に構成されている。具体的には、前面ブラシ703は、内部に回転軸を有している。この回転軸は、フィルター掃除運転時に駆動モータ707(図6参照)によって駆動される。駆動モータ707は、正転のみ可能なモータであって、フィルター掃除運転中、前面ブラシ703を回転させ続ける。前面ブラシ703は、回転しながら先端がフィルター20の表面と接触することにより、フィルター20上に付着した埃、塵、ゴミ等を掻き取る。
背面ブラシ704は、前面ブラシ703の斜め上方に設けられている。言い換えれば、フィルター20の下方において、フィルター20の裏面の左右方向の一端から他端にかけて設けられている。背面ブラシ704は、回転可能に構成されている。具体的には、背面ブラシ704は、内部に回転軸を有している。この回転軸は、フィルター掃除運転時に駆動モータ706(図6参照)によって駆動される。背面ブラシ704は、フィルター20の裏面に付着した埃、塵、ゴミ等を掻き取るだけではなく、フィルター20を移動させるための駆動用の回転軸としても機能する。具体的に、背面ブラシ704は、長手方向の両端部に、ピニオンギア708aを有している。このピニオンギア708aは、フィルター20の一端および他端に設けられたラック部204と噛み合う。フィルター掃除運転時、駆動モータ706によって背面ブラシ704が回転駆動されると、ギアの回転に合わせてラック部204が上下および前後方向に送られ、フィルター20が上下および前後に移動することができる。背面ブラシ704は、内部に回転する回転軸を有している。この回転軸は、駆動モータ706によって駆動される。
ダストボックス702は、前面パネル112の下端部及び下面部113の前端部に沿って配置されている。ダストボックス702は、前面ブラシ703の下方に配置されている。ダストボックス702は、上面に開口が設けられている。ダストボックス702は、前面ブラシ703および背面ブラシ704が掻き出した埃、塵、ゴミなどを、開口を介して内部に収容する。
ダストボックス702は、筐体11から取り外し可能に構成されている。具体的には、図6に示すように、ダストボックス702は、フィルター支持体705の下端部に装着される。ダストボックス702には、ダストボックス702をフィルター支持体705に対して固定させるためのロック機構が設けられている。そして、例えば、ダストボックス702の上端部に設けられたロック解除レバーを、操作することで、ロックを解除することができる。これにより、使用者は、例えば、ダストボックス702を筐体11から取り外し、ダストボックス702内に集められた埃、塵、ゴミ等を捨てることができる。
以下に、フィルター掃除運転時の掃除部70の動作をまとめる。
駆動モータ706が背面ブラシ704を回転させることによって、フィルター20がフィルター支持体705のガイド705aに沿って移動する。具体的には、駆動モータ706が正転すると、フィルター20は、ガイド705aに沿って定常位置から下方向に向かって移動する。そして、フィルター20は、前面ブラシ703と背面ブラシ704との間を通過し、移動方向の先端部が上方向に移動する。つまり、フィルター20は、移動方向の先端部が下方に移動した後、上方に向かうようにUターンする。フィルター20がガイド705aの形状に沿って上方向に移動し、先端部がガイド705aの上端部に接触すると、駆動モータ706が逆回転し、フィルター20は、ガイド705aに沿って定常位置まで戻る。
このように、本実施形態のフィルター掃除部701は、フィルター掃除運転時にフィルター20を移動させながら、前面ブラシ703と背面ブラシ704により、フィルター20上に付着した埃、塵、ゴミ等を掻き取ることができる。
図3および4に示すように、収容室111内には、制御ユニット50が設けられている。制御ユニット50は、筐体11に設けられた支持体に保持されている。制御ユニット50は、例えば例えば矩形体状の筐体を有している。制御ユニット50の筐体の内部には、制御部が設けられている。制御部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を主な構成要素とするマイクロコンピュータを有する。例えば制御ユニット50は、後述する表示ユニット60、室内機本体10の各構成部品(例えば、第1風向板80、第2風向板90、送風機40など)等と信号線を介して接続されており、これらの制御を行う。
制御ユニット50は、前面パネル112の上端部に対向し、正面から見て左右方向の中心よりも左側に設けられている。制御ユニット50は、掃除部70の上方であり、定常位置にある場合のフィルター20の下端部20cの上方にある。制御ユニット50の前面は、前面パネル112に沿うように配置されている。制御ユニット50の後方には、フィルター20の一部である面250が位置している。言い換えれば、フィルター20の一部の面250は、制御ユニット50の後方に位置している。フィルター20の一部である面250は、例えばメッシュ部201の中心を含む領域である。収容室111内において、制御ユニット50は、掃除部70と上下方向に離れており、間に空間を形成している。
また、制御ユニット50は、フィルター20の一部と前後方向に離れており、間に空間を形成している。空間は、吸気路として機能し、吸気路の詳細は下記に記載する。また、本実施形態では、制御ユニット50の幅方向(左右方向)の長さは、掃除ユニット700の1つ分の幅方向(左右方向)の長さよりも短く形成されている。
表示ユニット60は、例えば、LED(Light Emitting Diode)、液晶表示パネル等の表示手段を備えている。表示ユニット60は、制御ユニット50からの信号に基づいて空気調和機1の動作状態や警報等の情報を表示する。表示ユニット60は、例えば矩形体状の筐体を有している。表示ユニット60は、前面パネル112の上端部に対向しており、正面から見て左右方向の右側に設けられる。表示ユニット60は、下方に掃除部70、後方にはフィルター20の傾斜面20bが間隔を設けて配置されている。言い換えると、フィルター20の一部の面250と表示ユニット60は、前後方向に間隔を設けて配置されている。表示ユニット60は、制御ユニット50と左右方向に並んで配置されている。表示ユニット60および制御ユニット50は、互いに左右方向に接近していることが好ましい。表示ユニット60と制御ユニット50が接近していることにより、互いを繋ぐ配線を短くすることができる。
なお、前面パネル112における表示ユニット60と対向する部分は、例えば透光部材により形成されている。なお、前面パネル112における表示ユニット60と対向する部分は、表示ユニット60を露出させるように開口が形成されていてもよい。また、上下方向において、制御ユニット50の下端部の位置と、表示ユニット60の下端部の位置と、が略同じである。
また、図1、図2、図3に示すように、人感センサ130が設けられている。人感センサ130は、室内機2が設置された室内における人を検知する。人感センサ130は、人感センサ130の後方には、室内機2の中央部に設けられたフィルター支持体705が間隔を設けて位置する。人感センサ130は、左右方向における制御ユニット50と表示ユニット60との間であり、前面パネル112の上下方向及び左右方向の中央部と対向するように配置されている。本実施形態では、人感センサ130は、前面パネル112から露出するように設けられている。
人感センサ130が中央に配置されていることにより、室内の壁に対して室内機2の第1周壁部116または第2周壁部117が沿うように部屋の角に設置されたとしても、人感センサ130の検知範囲が狭まることが抑制される。
図4に示すように、制御ユニット50と掃除部70との上下方向の間には、第1吸気路101が形成されている。第1吸気路101は、制御ユニット50と掃除部70(掃除ユニット700)との間の空間である。第1吸気路101は、フィルター20の下端部20cに対して前後方向に対向するように設けられている。また、制御ユニット50と左右方向に並び、下方には掃除部70が間を設けて配置されている表示ユニット60は、掃除部70との上下方向の間に第1吸気路101を形成している。第1吸気路101は、表示ユニット60と掃除部70(掃除ユニット700)との間の空間である。
図4に示すように、制御ユニット50とフィルター20の前後方向の間には、第2吸気路102が形成されている。言い換えると、制御ユニット50は、フィルター20の一部である面250と前後方向に離れて設けられており、制御ユニット50と面250との間の空間が第2吸気路102となる。第2吸気路102は、フィルター20の一部である面250に対して前後方向に対向している。
また、表示ユニット60とフィルター20の前後方向の間には、第2吸気路102が形成されている。言い換えると、表示ユニット60は、フィルター20の一部の面である面250と前後方向に離れて配置されており、第2吸気路102は、表示ユニット60と面250との間の空間である。第2吸気路102は、吸込口118と繋がっている。送風機40が駆動すると、吸込口118から第2吸気路102を通り、送風機40に向けて室内の空気が吸い込まれる。
前面パネル112は、第1吸気路101に繋がる吸気口112aを有している。図2に示すように、吸気口112aは、前面パネル112の左右方向の一端から他端にわたって形成されており、例えば長方形状である。吸気口112aは、前面パネル112を前後方向に貫通するように形成されている。吸気口112aは、第1吸気路101に繋がるように構成されている。つまり、吸気口112aと第1吸気路101とは、連続した空間である。したがって、第1吸気路101は、室内機2の外側空間と繋がっている。
本実施形態によれば、制御ユニット50は、掃除部70の上方であり、フィルター20の下端部20cかつ前方に設けられている。つまり、制御ユニット50は、熱交換器30及び送風機40に対して左右方向の位置には設けられていない。したがって、筐体11を大型化することなく、熱交換器30、送風機40の左右方向の寸法の拡大を図ることができる。熱交換器30及び送風機40の大型化を図ることができるので、空調性能の向上を図ることができる。
また、制御ユニット50と掃除部70との上下方向の間に第1吸気路101を設け、制御ユニット50とフィルター20の前後方向に第2吸気路102を設けている。つまり、空気の通り道を複数設ける事で、送風機40が、空気を室内機2内部に取り込みやすくなり、室内機2の吸気効率の向上を図ることができる。また、表示ユニット60と掃除部70の上下方向の間に第1吸気路101を設け、表示ユニット60とフィルター20の前後方向に第2吸気路102を設けている。それにより、空気の通り道が増えることで、より室内機2の吸気効率の向上を図ることができる。
さらに、掃除部70よりも左右方向に短い制御ユニット50を掃除部70の上方に配置している。これにより、制御ユニット50が、送風機40に吸い込まれる空気を阻害することが抑制されるので、吸気効率の向上を図ることができる。
制御ユニット50と表示ユニット60を左右方向に並ぶように配置している。それにより、制御ユニット50と表示ユニット60とを接続する信号線の線路長の低減を図ることができる。したがって、信号線からの放射ノイズを抑制することができる。
表示ユニット60は、前面パネル112の上端部に対向して設けられている。よって、第1風向板80および第2風向板90が上方に向いたとしても、第1風向板80および第2風向板90によって表示ユニット60が隠れることを抑制することができる。それにより、表示ユニット60の視認性の向上を図ることができる。
本実施形態にかかる室内機2の変形例について説明する。
(第1変形例)
上述した例では、吸気口112aは前後方向に沿って形成されていたが、これに限らない。図7に示すように、吸気口112aは上下方向に沿って形成されていてもよい。
前面パネル112は、上下方向に並ぶ上板部140と下板部150とを有する。上板部140の下端部140aと下板部150の上端部150aとは、前後方向にずれている。具体的には、下板部150は、上端部150aが、上板部140の下端部140aよりも前方に位置するように上下方向に対して傾斜している。したがって、上板部140の下端部140aと下板部150の上端部150aとは前後方向に離れている。本変形例の吸気口112aは、上板部140と下板部150との間の空間である。
なお、本変形例では、上下方向における上板部140の下端部140aと下板部150の上端部150aとの位置が、ほぼ同じであるが、これに限らない。例えば、上板部140の下端部140aは、下板部150の上端部150aよりも下側であってもよいし、上側であってもよい。
また、図8に示すように、下板部150の上端部150aが上板部140の下端部140aの後方となるように構成されていてもよい。
また、図9に示すように、前面パネル112は、上板部140と下板部150とに加えて、中板部180を更に有していてもよい。中板部180は、上下方向において、上板部140と下板部150との間に配置されている。中板部180は、上端部180aが上板部140の下端部140aの前方に位置し、下端部180bが下板部150の上端部150aの後方に位置するように構成されている。上板部140の下端部140aと中板部180の上端部180aとの隙間を、吸気口112bとして設けている。また、下板部150の上端部150aと中板部180の下端部180bとの隙間を、吸気口112cとして設けている。吸気口112bおよび吸気口112cは、第1吸気路101に繋がるように形成されている。
(第2変形例)
図10に第2変形例に係る室内機2の斜視図を示す。
上述した例では、前面パネル112に1つの吸気口112aが形成されていたが、これに限らず、前面パネル112に複数の吸気口112aが形成されていてもよい。本変形例では、前面パネル112に2つの吸気口112aが形成されている。2つの吸気口112aは、左右方向に並んで形成されている。
1 空気調和機
2 室内機
10 室内機本体
20 フィルター
30 熱交換器
40 送風機
50 制御ユニット
60 表示ユニット
70 掃除部
101 第1吸気路
102 第2吸気路
112 前面パネル
112a,112b,112c,112d 吸気口
130 人感センサ

Claims (9)

  1. フィルターと、
    前記フィルターを掃除する掃除部と、
    前記掃除部を制御する制御ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットは、前記フィルターの下端部および前記掃除部の上方、かつ前記フィルターの一部の前方に配置されている、
    空気調和機の室内機。
  2. 前記制御ユニットは、前記掃除部に対して上下方向に離れて配置されており、前記掃除部との間に第1吸気路が形成されている、
    請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 少なくとも前記制御ユニットおよび前記掃除部を覆う前面パネルをさらに備え、
    前記掃除部は、前記前面パネルの下端部と前後方向に対向するように配置されている、
    請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記前面パネルは、前記第1吸気路に繋がる吸気口を備える、
    請求項3に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記制御ユニットの左右方向の長さは、前記掃除部の左右方向の長さよりも短い、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記制御ユニットは、前記フィルターに対して前後方向に離れて配置されており、前記フィルターとの間に第2吸気路が形成されている、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  7. 情報を表示する表示ユニットをさらに備え、
    前記表示ユニットは、前記フィルターの下端部および前記掃除部の上方、かつ前記フィルターの一部の前方に配置されている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  8. 前記表示ユニットは、前記制御ユニットと左右方向に並べて配置されている、
    請求項7に記載の空気調和機の室内機。
  9. 人を検知する人感センサをさらに備え、
    前記人感センサは、前記制御ユニットと前記表示ユニットの間に配置されている、
    請求項8に記載の空気調和機の室内機。
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