JP2021034937A - 浴室システム - Google Patents

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Teruyuki Iemori
輝幸 家守
達也 福冨
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達也 福冨
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Abstract

【課題】使用者が意図しない設定によって浴室機器が動作することを抑制すること。【解決手段】実施形態に係る浴室システムは、浴室に設けられた複数の浴室機器を、浴室の外部から遠隔操作端末によって操作可能である。浴室システムは、複数の浴室機器と、操作装置と、制御装置とを備える。操作装置は、浴室を使用している使用者による複数の浴室機器の操作を受け付ける。制御装置は、遠隔操作端末、および操作装置の操作に基づいて、複数の浴室機器を制御する。操作装置は、遠隔操作端末と制御装置との電気的な接続をON、またはOFFに切り替える切替部を備える。制御装置は、遠隔操作端末と制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、複数の浴室機器の設定を変更する。【選択図】図4

Description

開示の実施形態は、浴室システムに関する。
従来、インターネットなどのネットワークを介して、住宅設備機器を通信端末から遠隔操作可能なシステムが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−138397号公報
上記するシステムにおいては、ユーザ以外の第三者による遠隔操作を防止するため、認証コードが一致しない場合には、遠隔操作の受け付けが禁止される。上記システムを、複数の浴室機器を有する浴室システムに適用することが考えられる。
しかし、浴室を使用している使用者とは異なる第三者が認証済みの通信端末を用いて遠隔操作を行った場合には、浴室機器の設定が変更され、使用者の意図しない動作を浴室機器が実行するおそれがある。
実施形態の一態様は、使用者が意図しない設定によって浴室機器が動作することを抑制する浴室システムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る浴室システムは、浴室に設けられた複数の浴室機器を、前記浴室の外部から遠隔操作端末によって操作可能である。浴室システムは、前記複数の浴室機器と、操作装置と、制御装置とを備える。前記操作装置は、前記浴室を使用している使用者による前記複数の浴室機器の操作を受け付ける。前記制御装置は、前記遠隔操作端末、および前記操作装置の操作に基づいて、前記複数の浴室機器を制御する。前記操作装置は、前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続をON、またはOFFに切り替える切替部を備える。前記制御装置は、前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、前記複数の浴室機器の設定を変更することを特徴とする。
第三者が遠隔操作端末によって浴室機器の設定を、使用者が意図しない設定に設定した場合に、浴室システムは、使用者による切替部の操作に基づいて、浴室機器の設定を容易に変更することができる。そのため、浴室システムは、使用者の意図しない設定によって浴室機器が動作することを抑制することができる。例えば、第三者のいたずらによって、浴室機器の設定が変更された場合であっても、浴室システムは、使用者の意図しない設定によって浴室機器の動作が継続することを防止することができる。
また、浴室システムは、遠隔操作端末と制御装置との電気的な接続を「OFF」にすることで、第三者の操作によって浴室機器が操作されることを防止することができる。例えば、浴室システムは、第三者による更なるいたずらを防止することができる。
また、前記制御装置は、前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、動作中の前記複数の浴室機器を停止させることを特徴とする。
第三者が遠隔操作端末によって浴室機器の設定を、使用者が意図しない設定に設定した場合に、浴室システムは、使用者による切替部の操作に基づいて、浴室機器をまとめて停止させることができる。そのため、浴室システムは、使用者の意図しない設定によって浴室機器の動作が継続することを防止することができる。また、浴室機器がまとめて停止された後に、使用者は、落ち着いて浴室機器を設定することができる。
また、前記制御装置は、動作中の前記複数の浴室機器のうち、一部の浴室機器を停止させ、他の浴室機器の動作を継続させることを特徴とする。
第三者が遠隔操作端末によって浴室機器の設定を、使用者が意図しない設定に設定した場合に、浴室システムは、使用者の意図しない設定によって一部の浴室機器が動作することを抑制することができる。また、浴室システムは、他の浴室機器の動作を継続させるため、例えば、冬に暖房が停止することを防止することができ、使用者の利便性を向上させることができる。
前記制御装置は、動作中の前記複数の浴室機器のうち、照明機器の動作を継続させることを特徴とする。
浴室システムは、動作中の浴室機器の一部を停止させた場合であっても、浴室が暗くなることを防止することができる。
前記制御装置は、不都合使用情報、または事前停止設定情報に基づいて、前記一部の浴室機器を停止させることを特徴とする。
浴室システムは、使用者に不都合が生じる浴室機器、または予め設定した浴室機器のみを停止させることで、使用者に不都合な状況が生じることを防止することができる。例えば、冬に暖房が停止することを防止することができ、使用者の利便性を向上させることができる。
前記制御装置は、前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、前記遠隔操作端末による前記浴室機器の直近の設定変更をキャンセルし、前記浴室機器の設定を設定変更前の設定に戻すことを特徴とする。
第三者が遠隔操作端末によって浴室機器の設定を、使用者が意図しない設定に変更した場合に、浴室システムは、使用者の意図しない設定によって浴室機器が動作することを抑制することができる。また、浴室システムは、第三者によって設定が変更された浴室機器の設定を、第三者による設定変更前に戻すことができる。例えば、浴室システムは、浴室機器の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。そのため、浴室システムは、使用者による浴室機器の再設定の手間を省くことができ、使用者の利便性を向上させることができる。
前記制御装置は、前記浴室機器の設定を所定時間前の設定に戻すことを特徴とする。
浴室システムは、第三者によって設定が変更された浴室機器の設定を、第三者による設定変更前の設定に戻すことができる。そのため、浴室システムは、例えば、浴室機器の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。
前記浴室への前記使用者の入室を検出する検出部を備え、前記制御装置は、前記浴室機器の設定を前記使用者が前記浴室に入室する前の設定に戻すことを特徴とする。
浴室システムは、第三者によって設定が変更された浴室機器の設定を、第三者による設定変更前の設定に戻すことができる。そのため、浴室システムは、例えば、浴室機器の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。
前記制御装置は、前記浴室機器の設定を、前記直近の設定変更よりも所定回数前の設定に戻すことを特徴とする。
浴室システムは、第三者によって設定が変更された浴室機器の設定を、第三者による設定変更前の設定に戻すことができる。例えば、第三者が遠隔操作端末によって複数回の設定変更を行った場合であっても、浴室システムは、浴室機器の設定を、第三者による設定変更前の設定に戻すことができる。そのため、浴室システムは、例えば、浴室機器の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。
前記制御装置は、前記浴室機器の設定を、設定変更をキャンセルした前記遠隔操作端末の識別情報とは異なる識別情報を有する前記遠隔操作端末によって設定された設定に戻すことを特徴とする。
浴室システムは、或る遠隔操作端末によって複数回、浴室機器の設定が変更された場合、例えば、或る遠隔操作端末を用いた複数回のいたずらによって浴室機器の設定が変更された場合であっても、浴室機器の設定を、或る遠隔操作端末以外の遠隔操作端末によって設定された設定にすることができる。そのため、浴室システムは、例えば、浴室機器の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。
前記制御装置は、前記浴室機器の設定を、設定変更をキャンセルした前記遠隔操作端末の識別情報とは異なる識別情報を有する前記遠隔操作端末のうち、使用頻度が最も高い識別情報を有する前記遠隔操作端末によって変更された設定に戻すことを特徴とする。
浴室システムは、使用頻度が高く、信頼性が高い遠隔操作端末によって設定された設定に、浴室機器の設定を戻すことができる。そのため、浴室システムは、例えば、浴室機器の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。
前記制御装置は、前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、前記遠隔操作端末による前記浴室機器の直近の設定変更をキャンセルし、前記浴室機器の設定を利用者によって設定された所定の事前設定に変更することを特徴とする。
第三者が遠隔操作端末によって浴室機器の設定を、使用者が意図しない設定に変更した場合に、浴室システムは、使用者の意図しない設定によって浴室機器が動作することを抑制することができる。また、浴室システムは、第三者によって設定が変更された浴室機器の設定を、利用者が設定した所定の事前設定に変更し、所定の事前設定で動作させることができる。そのため、浴室システムは、使用者による浴室機器の再設定の手間を省くことができ、使用者の利便性を向上させることができる。
前記制御装置は、前記浴室機器の設定を季節毎に設定された設定に変更する。
浴室システムは、第三者によって設定が変更された浴室機器の設定を、季節に応じた設定に変更し、使用者が予期しない設定によって浴室機器が動作することを抑制することができる。
実施形態の一態様によれば、使用者の意図しない動作を浴室機器が実行することを抑制することができる。
図1は、第1実施形態に係る浴室ユニットの一例を示す模式斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る浴室システムの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る設定変更処理を説明するフローチャートである。 図5は、第2実施形態に係る設定変更処理を説明するフローチャートである。 図6は、変形例に係る浴室システムの構成の一例を示すブロック図である。 図7は、第3実施形態に係る設定変更処理を説明するフローチャートである。
以下に、本開示による浴室システムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示による浴室システムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
(第1実施形態)
<浴室ユニットの構成例>
まず、第1実施形態に係る浴室システム1が適用される浴室ユニット100の構成の一例について図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る浴室ユニット100の一例を示す模式斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る浴室ユニット100は、浴室101と、浴槽102と、シャワー103とを有する。浴室101は、複数の側壁パネル101a、天井パネル101bおよび床面パネル101cを有し、これらのパネル101a〜101cによって六面体形状の浴室空間を形成している。浴槽102およびシャワー103は、かかる浴室空間に配置される。
シャワー103は、散水板等を有するシャワーヘッドと、シャワーヘッドに水(湯)を供給するシャワーホースとを備える。シャワーヘッドは、側壁パネル101aに備え付けられたシャワーフックに保持される。
<浴室システムの構成例>
次に、上述した浴室ユニット100に適用される浴室システム1の構成の一例について図2を参照して説明する。図2は、第1実施形態に係る浴室システム1の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、第1実施形態に係る浴室システム1は、リモコン11と、制御装置20と、浴室機器30とを備える。
リモコン11は、浴室機器30を操作する操作装置であり、浴室101に設けられる。リモコン11は、浴室101の側壁パネル101aに設けられる。リモコン11は、有線または無線により制御装置20と電気的に接続される。また、リモコン11には、無線により遠隔操作端末12が電気的に接続される。
リモコン11は、物理ボタンあるいはタッチパネルに表示されたソフトボタン等のボタンを複数有しており、浴室101を使用している使用者、すなわち入浴者による操作(押下操作、タッチ操作等)を受け付ける。リモコン11は、使用者による浴室機器30の操作を受け付ける。リモコン11によって受け付けられた操作の情報は、制御装置20に入力される。
また、リモコン11は、遠隔操作端末12を用いた操作を受け付ける。すなわち、浴室システム1では、遠隔操作端末12を用いて、浴室101の外部から浴室機器30を操作することができる。リモコン11は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続を「ON」、または「OFF」に切り替える切替部11aを備える。
遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」の場合には、遠隔操作端末12によって浴室機器30を操作可能となる。遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」の場合には、遠隔操作端末12によって浴室機器30を操作不能となる。
遠隔操作端末12は、例えば、スマートフォンや、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)である。なお、遠隔操作端末12は、浴室101の外部、例えば、キッチンや、リビングに設けられたリモコンであってもよい。
遠隔操作端末12は、リモコン11を介して、制御装置20に接続される。なお、遠隔操作端末12は、有線または無線により制御装置20と電気的に接続されてもよい。すなわち、遠隔操作端末12は、リモコン11を介さずに、制御装置20に接続されてもよい。
制御装置20は、浴室ユニット100に関連する各種の浴室機器30と有線または無線により電気的に接続される。
浴室機器30としては、吐水装置31、空調機器32、照明機器33、AV機器34、マッサージ機器35、洗浄機器36などの複数の機器が含まれる。
吐水装置31は、シャワー103、シャワー103の水栓装置および水栓装置に接続される給湯器を含む。給湯器は、たとえば浴室101の外部に設けられ、シャワー103の水栓装置に対し、設定された温度の湯を供給する。水栓装置は、たとえば電磁弁等を含んで構成され、上述した給湯器および給水源に接続される。水栓装置は、給水源から供給される水や給湯源から供給される湯の流量、混合比率等を調整することにより、シャワー103の吐止水、吐水温度、吐水流量等を制御する。
また、吐水装置31は、レバーやボタン等の操作部を備えている。操作部は、浴室101内に設けられており、操作部を手動操作することによって、シャワー103の吐止水を切り替えたり、吐水温度や吐水流量を変更したりすることが可能である。
空調機器32は、たとえば浴室101の天井パネル101bに設けられる。空調機器32は、たとえば浴室換気暖房乾燥機であり、温風を吹き出して浴室101内を暖める暖房機能、風(例えば温風)を吹き出して浴室101内に吊るされた衣類等を乾燥させる乾燥機能、浴室101内を換気する換気機能等を有する。なお、これに限らず、空調機器32は、たとえば換気機能のみを有する換気扇であってもよい。
照明機器33は、たとえば浴室101の側壁パネル101aまたは天井パネル101bに設けられ、浴室101内を照明する。照明機器33は、調光機能を備えていてもよい。
AV機器34は、オーディオ装置であり、音声の再生機能を有する。なお、AV機器34は、映像の再生機能を有していてもよい。
マッサージ機器35は、たとえば浴槽102に設けられ、浴槽102内に水流や泡を発生させる。また、マッサージ機器35は、浴槽102内において、使用者の肩に向けて湯を流す機能を有してもよい。また、マッサージ機器35は、複数の機器によって構成されてもよい。
洗浄機器36は、複数の機器によって構成される。たとえば、洗浄機器36は、浴室101の床面パネル101cに洗剤や水(湯)、除菌水等を散布する。また、洗浄機器36は、浴槽102を自動洗浄する。
なお、浴室機器30は、上記機器の他に、浴槽102への入浴などを容易にするステップを移動させる機器などが含まれてもよい。
制御装置20は、遠隔操作端末12や、リモコン11を介して入力された操作情報に基づいて、上述した浴室機器30の動作を制御することができる。
しかし、浴室101が使用者によって使用されている場合に、使用者とは別の第三者によって遠隔操作端末12が操作されると、使用者が意図しない浴室機器30が動作することがある。例えば、使用者が入浴している場合に、遠隔操作端末12が第三者によって操作され、空調機器32の暖房機能が動作したり、吐水装置31から吐水される湯の温度が変更されたりするおそれがある。また、遠隔操作端末12が第三者によって操作され、洗浄機器36によって洗剤が床面パネル101cに散布されたり、浴槽102の自動洗浄が開始され浴槽102の湯が排出されたりするおそれがある。このような第三者による遠隔操作端末12の操作は、第三者の操作ミスや、第三者のいたずらによって生じうる。
そこで、第1実施形態に係る浴室システム1では、使用者が意図しない設定によって浴室機器30が動作することを抑制することとした。以下、この点について具体的に説明する。
<制御装置の構成例>
まず、第1実施形態に係る制御装置20の構成例について図3を参照して説明する。図3は、第1実施形態に係る制御装置20の構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、第1実施形態に係る制御装置20は、制御部21と、記憶部22とを備える。制御部21は、取得部21aと、判定部21bと、指示部21cとを備える。なお、取得部21aと、判定部21bと、指示部21cとは、統合されてもよく、複数に分けられてもよい。
なお、制御部21は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して実行することによって、制御部21の取得部21a、判定部21b、指示部21cとして機能する。取得部21a、判定部21b、指示部21cの少なくともいずれか一つまたは全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
記憶部22は、たとえば、RAMやHDDに対応する。制御装置20は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得してもよい。記録媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
取得部21aは、各浴室機器30の使用状態に関する信号を取得する。例えば、取得部21aは、吐水装置31や、洗浄機器36などの使用状態に関する信号を取得する。また、取得部21aは、リモコン11、および遠隔操作端末12による操作に関する信号を取得する。
判定部21bは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」、または「OFF」になっているか否かを判定する。具体的には、判定部21bは、リモコン11の切替部11aが操作されて、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられたか否かを判定する。
指示部21cは、リモコン11、および遠隔操作端末12による操作に基づいて、浴室機器30を制御するための制御信号を生成し、生成した制御信号を浴室機器30に出力する。
指示部21cは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合には、浴室機器30の設定をまとめて変更する制御信号を出力する。具体的には、指示部21cは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合には、動作中の浴室機器30を停止させる制御信号を出力する。
制御信号が動作中の浴室機器30に出力されることによって、動作中の浴室機器30が停止する。
指示部21cは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」の状態であっても、使用者によるリモコン11の操作に基づいて、浴室機器30の各種設定を変更する制御信号を出力する。
すなわち、浴室システム1においては、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」の状態であっても、使用者によるリモコン11の操作に基づいて、浴室機器30が制御される。
<設定変更処理>
次に、第1実施形態に係る浴室システム1において、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に実行される設定変更処理について図4を参照し説明する。図4は、第1実施形態に係る設定変更処理を説明するフローチャートである。ここでは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」になっているものとする。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されて、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」になったか否かを判定する(S100)。
例えば、遠隔操作端末12による第三者の操作によって浴室機器30が、使用者の意図する設定とは異なる設定にされた場合に、使用者は、切替部11aを操作し、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」する。これによって、第三者は、遠隔操作端末12によって浴室機器30を操作不能となる。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されず、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」である場合には(S100:No)、今回の処理を終了する。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されて、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」になった場合には(S100:Yes)、動作中の浴室機器30を停止させる(S101)。具体的には、制御装置20は、動作中の浴室機器30を停止させるための制御信号を生成し、動作中の浴室機器30に制御信号を出力し、動作中の浴室機器30を停止させる。
<効果>
浴室システム1は、浴室101に設けられた複数の浴室機器30を、浴室101の外部から遠隔操作端末12によって操作可能である。浴室システム1は、複数の浴室機器30と、リモコン11と、制御装置20とを備える。リモコン11は、浴室101を使用している使用者による複数の浴室機器30の操作を受け付ける。制御装置20は、遠隔操作端末12、および操作装置の操作に基づいて、複数の浴室機器30を制御する。リモコン11は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続を「ON」、または「OFF」に切り替える切替部11aを備える。制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、複数の浴室機器30の設定を変更する。
これにより、第三者が遠隔操作端末12によって浴室機器30の設定を、使用者が意図しない設定に設定した場合に、浴室システム1は、使用者による切替部11aの操作に基づいて、浴室機器30の設定を容易に変更することができる。そのため、浴室システム1は、使用者の意図しない設定によって浴室機器30が動作することを抑制することができる。例えば、第三者のいたずらによって、浴室機器30の設定が変更された場合であっても、浴室システム1は、使用者の意図しない設定によって浴室機器30の動作が継続することを防止することができる。
また、浴室システム1は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続を「OFF」にすることで、第三者の操作によって浴室機器30が操作されることを防止することができる。例えば、浴室システム1は、第三者による更なるいたずらを防止することができる。
また、制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、動作中の複数の浴室機器30を停止させる。
これにより、第三者が遠隔操作端末12によって浴室機器30の設定を、使用者が意図しない設定に設定した場合に、浴室システム1は、使用者による切替部11aの操作に基づいて、浴室機器30をまとめて停止させることができる。そのため、浴室システム1は、使用者の意図しない設定によって浴室機器30の動作が継続することを防止することができる。また、浴室機器30がまとめて停止された後に、使用者は、落ち着いて浴室機器30を設定することができる。
<変形例>
遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、浴室システム1は、動作中の浴室機器30のうち、一部の浴室機器30を停止させ、他の浴室機器30の動作を継続させる。停止させる浴室機器30は、事前停止設定情報に基づいて設定されている。事前停止設定情報は、予め設定された情報であり、例えば、浴室システム1の出荷時や、設置時に設定される。事前停止設定情報は、記憶部22に記憶される。
これにより、第三者が遠隔操作端末12によって浴室機器30の設定を、使用者が意図しない設定に設定した場合に、浴室システム1は、使用者の意図しない設定によって一部の浴室機器30が動作することを抑制することができる。また、浴室システム1は、他の浴室機器30の動作を継続させることができる。浴室システム1は、予め設定された浴室機器30の動作を継続させることができる。浴室システム1は、例えば、冬に暖房が停止することを防止することができ、使用者の利便性を向上させることができる。
遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、浴室システム1は、照明機器33の動作を継続させる。
これにより、浴室システム1は、動作中の浴室機器30の一部を停止させた場合であっても、浴室101が暗くなることを防止することができる。
また、事前停止設定情報は、浴室101を使用可能な利用者によって設定されてもよい。すなわち、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、浴室システム1は、利用者が予め設定した浴室機器30を停止させる。
これにより、浴室システム1は、動作中の浴室機器30の一部を停止させる場合に、利用者が動作を停止させたい浴室機器30を停止させ、動作を継続させたい浴室機器30を動作させることができる。例えば、浴室システム1は、使用者に不都合が生じる浴室機器30のみを停止させることで、使用者に不都合な状況が生じることを防止し、他の浴室機器30の動作を継続させることができる。そのため、浴室システム1は、使用者の利便性を向上させることができる。
また、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、浴室システム1は、制御装置20によって停止させる浴室機器30を判定してもよい。例えば、制御装置20は、不都合使用情報に基づいて、動作中の浴室機器30を停止させる。不都合使用情報は、使用者による浴室101の使用状況と、浴室機器30の動作情報とに基づいた情報であり、浴室機器30が動作することによって使用者に不都合が生じる浴室機器30に関する情報である。
例えば、使用者が浴槽102に入っている場合には、浴槽102を自動洗浄する洗浄機器36の動作に関する情報が、不都合使用情報に該当する。制御装置20は、使用者が浴槽102に入っており、遠隔操作端末12によって浴槽102を自動洗浄する洗浄機器36の動作が開始され、かつ遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合には、浴槽102を自動洗浄する洗浄機器36の動作を停止させる。
これにより、浴室システム1は、使用者に不都合が生じる浴室機器30のみを停止させることで、使用者に不都合な状況が生じることを防止し、他の浴室機器30の動作を継続させることができる。そのため、浴室システム1は、使用者の利便性を向上させることができる。
また、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、浴室システム1は、直前に遠隔操作端末12によって設定が変更された浴室機器30を停止させてもよい。
これにより、浴室システム1は、遠隔操作端末12によって設定が変更された浴室機器30のみを停止させ、他の浴室機器30の動作を継続させることができる。そのため、浴室システム1は、使用者の利便性を向上させることができる。
上記実施形態に係る浴室システム1において、使用者が浴室101を使用しており、遠隔操作端末12によって浴室機器30が操作された場合には、遠隔操作端末12による操作を使用者に報知してもよい。例えば、浴室システム1は、音声によって報知する。これにより、浴室システム1は、遠隔操作端末12による浴室機器30の操作を使用者に気付かせることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る浴室システム1について説明する。ここでは、第1実施形態に係る浴室システム1とは異なる箇所を中心に説明し、第1実施形態に係る浴室システム1と同じ構成については、第1実施形態に係る浴室システム1と同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
第2実施形態に係る浴室システム1の指示部21cは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合には、遠隔操作端末12による浴室機器30の直近の設定変更をキャンセルし、浴室機器30の設定を、設定変更前に戻す制御信号を生成し、生成した制御信号を出力する。
具体的には、指示部21cは、浴室機器30の設定を、遠隔操作端末12によって設定が変更される直前の設定に戻す。
<設定変更処理>
次に、第2実施形態に係る浴室システム1において、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に実行される設定変更処理について図5を参照し説明する。図5は、第2実施形態に係る設定変更処理を説明するフローチャートである。ここでは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」になっているものとする。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されて、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」になったか否かを判定する(S200)。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されず、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」である場合には(S200:No)、今回の処理を終了する。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されて、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」になった場合には(S200:Yes)、遠隔操作端末12による浴室機器30の直近の設定変更をキャンセルし、浴室機器30の設定を、設定変更前に戻す(S201)。
<効果>
浴室システム1の制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、遠隔操作端末12による浴室機器30の直近の設定変更をキャンセルし、浴室機器30の設定を設定変更前の設定に戻す。
これにより、第三者が遠隔操作端末12によって浴室機器30の設定を、使用者が意図しない設定に変更した場合に、浴室システム1は、使用者の意図しない設定によって浴室機器30が動作することを抑制することができる。また、浴室システム1は、第三者によって設定が変更された浴室機器30の設定を、第三者による設定変更前に戻すことができる。例えば、浴室システム1は、浴室機器30の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。そのため、浴室システム1は、使用者による浴室機器30の再設定の手間を省くことができ、使用者の利便性を向上させることができる。
<変形例>
浴室システム1は、図6に示すように、リモコン11、制御装置20、浴室機器30に加え、人感センサ13を備える。図6は、変形例に係る浴室システム1の構成の一例を示すブロック図である。人感センサ13は、浴室101内の使用者の有無を検知する。
制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、遠隔操作端末12によって設定が変更された浴室機器30を、人感センサ13によって使用者が検知される前の設定に戻す。すなわち、指示部21cは、使用者が浴室101に入室する直前の設定に戻す。なお、使用者が浴室101に入室する直前の浴室機器30の設定は、記憶部22に記憶されている。
これにより、浴室システム1は、第三者によって設定が変更された浴室機器30の設定を、第三者による設定変更前の設定に戻すことができる。そのため、浴室システム1は、例えば、浴室機器30の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。
また、制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、遠隔操作端末12によって設定が変更された浴室機器30を、所定時間前の設定に戻す。所定時間は、予め設定された時間であり、例えば、10分である。
これにより、浴室システム1は、第三者によって設定が変更された浴室機器30の設定を、第三者による設定変更前の設定に戻すことができる。そのため、浴室システム1は、例えば、浴室機器30の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。
また、制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、遠隔操作端末12によって設定が変更された浴室機器30を、直近の設定変更よりも所定回数前の設定に戻す。所定回数は、予め設定された回数であり、例えば、2回である。
これにより、浴室システム1は、第三者によって設定が変更された浴室機器30の設定を、第三者による設定変更前の設定に戻すことができる。例えば、第三者が遠隔操作端末12によって複数回の設定変更を行った場合であっても、浴室システム1は、浴室機器30の設定を、第三者による設定変更前の設定に戻すことができる。そのため、浴室システム1は、例えば、浴室機器30の設定を、第三者によるいたずらにより変更された設定の前の設定に戻すことができる。
また、制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、遠隔操作端末12によって設定が変更された浴室機器30を、設定変更をキャンセルした遠隔操作端末12とは異なる識別情報を有する遠隔操作端末12によって設定された設定に戻す。識別情報は、例えば、遠隔操作端末12毎に設定されるID情報である。
例えば、或る遠隔操作端末12によって浴室機器30の設定が変更される前に、他の遠隔操作端末12によって浴室機器30の設定が変更されている場合には、制御装置20は、浴室機器30の設定を、他の遠隔操作端末12によって設定された設定に変更する。
これにより、浴室システム1は、或る遠隔操作端末12によって複数回、浴室機器30の設定が変更された場合、例えば、或る遠隔操作端末12によって複数回のいたずらによって浴室機器30の設定が変更された場合であっても、浴室機器30の設定を、或る遠隔操作端末12以外の遠隔操作端末12によって設定された設定にすることができる。
また、制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、遠隔操作端末12によって設定が変更された浴室機器30を、設定変更をキャンセルした遠隔操作端末12とは異なる識別情報を有する遠隔操作端末12のうち、使用頻度が最も高い遠隔操作端末12によって設定された設定に戻す。使用頻度とは、各遠隔操作端末12による浴室機器30の設定変更回数である。使用頻度は、遠隔操作端末12毎に計測される。使用頻度は、予め設定された所定期間において計測される。なお、使用頻度は、利用者によってリセットされるまで計測されてもよい。使用頻度は、記憶部22に記憶される。
これにより、浴室システム1は、使用頻度が高く、信頼性が高い遠隔操作端末12によって設定された設定に、浴室機器30の設定を戻すことができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る浴室システム1について説明する。ここでは、第1実施形態に係る浴室システム1とは異なる箇所を中心に説明し、第1実施形態に係る浴室システム1と同じ構成については、第1実施形態に係る浴室システム1と同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
第3実施形態に係る浴室システム1の指示部21cは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合には、遠隔操作端末12による浴室機器30の直近の設定変更をキャンセルし、浴室機器30の設定を、所定の事前設定に変更する制御信号を生成し、生成した制御信号を出力する。所定の事前設定は、予め利用者によって設定された設定である。所定の事前設定は、記憶部22に記憶される。
<設定変更処理>
次に、第3実施形態に係る浴室システム1において、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に実行される設定変更処理について図7を参照し説明する。図7は、第3実施形態に係る設定変更処理を説明するフローチャートである。ここでは、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」になっているものとする。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されて、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」になったか否かを判定する(S300)。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されず、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」である場合には(S300:No)、今回の処理を終了する。
制御装置20は、使用者によってリモコン11の切替部11aが操作されて、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「OFF」になった場合には(S300:Yes)、遠隔操作端末12による浴室機器30の直近の設定変更をキャンセルし、浴室機器30の設定を、所定の事前設定に変更する(S301)。
<効果>
浴室システム1の制御装置20は、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、遠隔操作端末12による浴室機器30の直近の設定変更をキャンセルし、浴室機器30の設定を利用者によって設定された所定の事前設定に変更する。
これにより、第三者が遠隔操作端末12によって浴室機器30の設定を、使用者が意図しない設定に変更した場合に、浴室システム1は、使用者の意図しない設定によって浴室機器30が動作することを抑制することができる。また、浴室システム1は、第三者によって設定が変更された浴室機器30の設定を、利用者が設定した所定の事前設定に変更し、所定の事前設定で動作させることができる。そのため、浴室システム1は、使用者による浴室機器30の再設定の手間を省くことができ、使用者の利便性を向上させることができる。
<変形例>
浴室システム1では、所定の事前設定が季節毎に設定されてもよい。例えば、所定の事前設定は、春(3月〜5月)、夏(6月〜8月)、秋(9月〜11月)、冬(12月〜2月)に合わせて設定される。具体的には、浴室システム1は、現在の日にちに基づいて、第三者によって設定が変更された浴室機器30の設定を、季節に応じた設定に変更する。
これにより、浴室システム1は、第三者によって設定が変更された浴室機器30の設定を、季節に応じた設定に変更することができる。例えば、冬における所定の事前設定として、空調機器32の設定が暖房に設定され、夏における所定の事前設定として、空調機器32の設定が冷房に設定される。
例えば、8月に、第三者が遠隔操作端末12によって空調機器32の設定を、使用者が意図しない設定に変更し、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、浴室システム1は、第三者によって設定が変更された空調機器32の設定を、所定の事前設定である冷房に変更する。
また、2月に、第三者が遠隔操作端末12によって空調機器32の設定を、使用者が意図しない設定に変更し、遠隔操作端末12と制御装置20との電気的な接続が「ON」から「OFF」に切り替えられた場合に、浴室システム1は、第三者によって設定が変更された空調機器32の設定を、所定の事前設定である暖房に変更する。
このように、第三者が遠隔操作端末12によって浴室機器30の設定を、使用者が意図しない設定に変更した場合に、浴室システム1は、使用者が予期しない設定によって浴室機器30が動作することを抑制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 浴室システム
11 リモコン(操作装置)
11a 切替部
12 遠隔操作端末
13 人感センサ(検出部)
20 制御装置
30 浴室機器
33 照明機器
101 浴室

Claims (13)

  1. 浴室に設けられた複数の浴室機器を、前記浴室の外部から遠隔操作端末によって操作可能な浴室システムであって、
    前記複数の浴室機器と、
    前記浴室を使用している使用者による前記複数の浴室機器の操作を受け付ける操作装置と、
    前記遠隔操作端末、および前記操作装置の操作に基づいて、前記複数の浴室機器を制御する制御装置と
    を備え、
    前記操作装置は、
    前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続をON、またはOFFに切り替える切替部
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、前記複数の浴室機器の設定を変更する
    ことを特徴とする浴室システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、動作中の前記複数の浴室機器を停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
  3. 前記制御装置は、
    動作中の前記複数の浴室機器のうち、一部の浴室機器を停止させ、他の浴室機器の動作を継続させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の浴室システム。
  4. 前記制御装置は、
    動作中の前記複数の浴室機器のうち、照明機器の動作を継続させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の浴室システム。
  5. 前記制御装置は、
    不都合使用情報、または事前停止設定情報に基づいて、前記一部の浴室機器を停止させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の浴室システム。
  6. 前記制御装置は、
    前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、前記遠隔操作端末による前記浴室機器の直近の設定変更をキャンセルし、前記浴室機器の設定を設定変更前の設定に戻す
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
  7. 前記制御装置は、
    前記浴室機器の設定を所定時間前の設定に戻す
    ことを特徴とする請求項6に記載の浴室システム。
  8. 前記浴室への前記使用者の入室を検出する検出部
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記浴室機器の設定を前記使用者が前記浴室に入室する前の設定に戻す
    ことを特徴とする請求項6に記載の浴室システム。
  9. 前記制御装置は、
    前記浴室機器の設定を、前記直近の設定変更よりも所定回数前の設定に戻す
    ことを特徴とする請求項6に記載の浴室システム。
  10. 前記制御装置は、
    前記浴室機器の設定を、設定変更をキャンセルした前記遠隔操作端末の識別情報とは異なる識別情報を有する前記遠隔操作端末によって設定された設定に戻す
    ことを特徴とする請求項6に記載の浴室システム。
  11. 前記制御装置は、
    前記浴室機器の設定を、設定変更をキャンセルした前記遠隔操作端末の識別情報とは異なる識別情報を有する前記遠隔操作端末のうち、使用頻度が最も高い識別情報を有する前記遠隔操作端末によって変更された設定に戻す
    ことを特徴とする請求項10に記載の浴室システム。
  12. 前記制御装置は、
    前記遠隔操作端末と前記制御装置との電気的な接続がONからOFFに切り替えられた場合に、前記遠隔操作端末による前記浴室機器の直近の設定変更をキャンセルし、前記浴室機器の設定を利用者によって設定された所定の事前設定に変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
  13. 前記制御装置は、
    前記浴室機器の設定を季節毎に設定された設定に変更する
    ことを特徴とする請求項12に記載の浴室システム。
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