JP7209945B2 - 浴室システム - Google Patents

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本発明の態様は、一般的に、浴室システムに関する。
浴室に設けられる機器を操作する手段として、非接触手段である音声入力による操作(音声操作)が有効である。浴室内で音声操作を実現するためには、使用者が発する音声を確実に収集することが求められる。そのため、通常、音声操作を行う場合には、制御部を常に通常モードで作動させておく。
特開平10-259941号公報
しかし、常に制御部を通常モードで作動させておくと、消費電力が増大するという問題がある。これを解決する手段として、制御部を通常モードよりも消費電力の小さい待機モードに切り替えるボタンなどを設け、不使用時にはこのボタンを押すことで消費電力を抑制することが考えられる。しかし、ボタンなどの手動操作で行うと、操作が煩わしくなるだけでなく、押し忘れてしまった場合には消費電力を抑制できないという問題がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、機器を音声で操作可能な浴室システムにおいて、より確実に消費電力を抑制できる浴室システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、浴室に設けられる機器を音声で操作可能な浴室システムであって、使用者が発する音声を収集する音声収集部と、前記音声収集部によって収集された前記音声に基づいて、前記機器の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力の小さい待機モードと、を有し、前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記浴室の使用の終了を検知すると、自動で前記待機モードになることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、浴室の使用の終了をトリガーにして、制御部が自動で待機モードになることで、ボタンなどの手動操作で通常モードから待機モードへの切り替えを行う場合に比べて、より確実に浴室の不使用時に制御部を待機モードにすることができる。これにより、より確実に消費電力を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記浴室に設けられる特定の機器の動作の終了を検知すると、自動で前記待機モードになることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、浴室に設けられる特定の機器の動作の終了を検知することで、浴室の使用の終了を検知することができる。これにより、より確実に浴室の不使用時に制御部を待機モードにすることができ、より確実に消費電力を抑制することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記浴室に設けられる人体検知センサをさらに備え、前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記人体検知センサが人体を検知している状態から人体を検知しない状態になると、自動で前記待機モードになることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、人体検知センサにより浴室内に使用者がいないことを検知することで、浴室の使用の終了を検知することができる。これにより、より確実に浴室の不使用時に制御部を待機モードにすることができ、より確実に消費電力を抑制することができる。
第4の発明は、第1の発明において、前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記音声収集部による最後の音声収集からの経過時間が所定時間以上になると、自動で前記待機モードになることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、音声収集部による最後の音声収集からの経過時間を検知することで、浴室の使用の終了を検知することができる。これにより、より確実に浴室の不使用時に制御部を待機モードにすることができ、より確実に消費電力を抑制することができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記制御部は、前記待機モードにおいて、前記浴室に設けられる特定の機器の動作の開始を検知すると、自動で前記通常モードになることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、浴室に設けられる特定の機器の動作の開始を検知することで、浴室の使用の開始を検知して、制御部を自動で通常モードにすることができる。これにより、浴室システムの使い勝手を向上させることができる。
第6の発明は、第3の発明において、前記制御部は、前記待機モードにおいて、前記人体検知センサが人体を検知していない状態から人体を検知した状態になると、自動で前記通常モードになることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、人体検知センサにより浴室内に使用者がいることを検知することで、浴室の使用の開始を検知して、制御部を自動で通常モードにすることができる。これにより、浴室システムの使い勝手を向上させることができる。
第7の発明は、第1~第6のいずれか1つの発明において、前記制御部は、前記待機モードにおいて、前記音声収集部により使用者が発するウェイクワードを検知すると、自動で前記通常モードになることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、音声収集部により使用者が発するウェイクワードを検知することで、浴室の使用の開始を検知して、制御部を自動で通常モードにすることができる。これにより、浴室システムの使い勝手を向上させることができる。
実施形態に係る浴室システムを模式的に表すブロック図である。 実施形態に係る浴室システムを模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る浴室システムの動作の例を表すフローチャートである。 実施形態に係る浴室システムの動作の別の例を表すフローチャートである。 実施形態に係る浴室システムの動作の別の例を表すフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る浴室システムを模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、実施形態に係る浴室システム100は、音声収集部10と、制御部20と、を有する。
音声収集部10は、使用者が発する音声を収集する。音声収集部10は、マイクロフォン(マイク)などの音声を入力可能な音声入力装置である。音声収集部10は、制御部20に接続されており、収集した(入力された)音声についてのデータを制御部20に送信する。なお、音声収集部10と制御部20とは、有線接続されていてもよいし、無線接続されていてもよい。
制御部20は、音声収集部10によって収集された音声に基づいて、浴室に設けられる機器30の動作を制御する。この例では、複数の機器30が設けられている。機器30は1つでもよい。機器30は、制御部20に接続されており、制御部20からの制御信号に基づいて動作する。なお、各機器30と制御部20とは、有線接続されていてもよいし、無線接続されていてもよい。
浴室に設けられる機器30は、例えば、吐水装置31、空調機器32、照明機器33、AV機器34、マッサージ機器35、及び洗浄機器36などを含む。吐水装置31は、例えば、シャワーやカランを含む。空調機器32は、例えば、暖房機能、涼風機能、乾燥機能、及び換気機能の少なくともいずれかを有する機器である。AV機器34は、例えば、スピーカーやテレビ(映像を出力可能なモニター)を含む。マッサージ機器35は、例えば、ブローバスや肩湯などの水流によるマッサージ機器を含む。洗浄機器36は、浴室床洗浄装置や浴槽洗浄装置を含む。また、浴室に設けられる機器30は、例えば、浴槽の排水栓などを含んでもよい。
なお、実施形態においては、浴室に設けられる機器30のうち、少なくとも1つが音声で操作可能であればよい。換言すれば、浴室に設けられる機器30のうち一部は、音声で操作できないものであってもよい。
制御部20は、使用者の音声操作(すなわち、音声収集部10によって収集された音声)に基づいて、例えば、吐水装置31の吐水、止水、温度、及び流量などを制御する。制御部20は、使用者の音声操作に基づいて、例えば、空調機器32の動作開始、動作停止、温度、及び風量などを制御する。制御部20は、使用者の音声操作に基づいて、例えば、照明機器33の点灯、消灯、明るさ、色調などを制御する。制御部20は、使用者の音声操作に基づいて、例えば、AV機器34の動作開始、動作停止、及び音量などを制御する。制御部20は、使用者の音声操作に基づいて、例えば、マッサージ機器35の動作開始、動作停止、及び流量などを制御する。制御部20は、使用者の音声操作に基づいて、例えば、洗浄機器36の動作開始及び動作停止などを制御する。
また、制御部20は、音声収集部10によって収集された音声に基づいて、浴室に隣接する洗面所に設けられる機器の動作を制御してもよい。洗面所に設けられる音声操作可能な機器は、例えば、空調機器を含む。制御部20は、使用者の音声操作に基づいて、例えば、洗面所に設けられる空調機器の動作開始、動作停止、温度、及び風量などを制御する。
また、この例では、浴室システム100は、人体検知センサ40を有する。人体検知センサ40は、浴室内の人体を検知する。人体検知センサ40は、人体の浴室への入室及び浴室からの退室を検知する。人体検知センサ40は、例えば、赤外線センサやマイクロ波センサなどである。人体検知センサ40は、制御部20に接続されており、検知結果についてのデータを制御部20に送信する。人体検知センサ40は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
制御部20は、通常モードと、通常モードよりも消費電力の小さい待機モードと、を有する。制御部20は、通常モードにおいて、使用者の音声操作に基づいて機器30を制御可能である。制御部20は、待機モードにおいて、例えば、通常モードよりも機能が制限される。制御部20は、待機モードにおいて、音声収集部10による音声収集(音声入力)を有効にしてもよいし、音声収集部10による音声収集を無効にしてもよい。
制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。通常モードは、例えば、CPUの通常動作モードである。待機モードは、例えば、CPUのスリープモードまたは電源オフの状態である。例えば、CPUのスリープモードにおいて、音声入力を有効にすることで、待機モードにおいて、消費電力を低減しながら音声入力を有効にすることができる。一方、例えば、待機モードにおいて、CPUを電源オフの状態にすることで、音声収集部10による音声収集を無効にすることができる。
制御部20は、浴室の使用状態に応じて、通常モードと待機モードとを切り替え可能である。より具体的には、制御部20は、通常モードにおいて、浴室の使用の終了を検知すると、自動で待機モードになる。浴室の使用の終了の検知については、後述する。
このように、浴室の使用の終了をトリガーにして、制御部20が自動で待機モードになることで、ボタンなどの手動操作で通常モードから待機モードへの切り替え行う場合に比べて、より確実に浴室の不使用時に制御部を待機モードにすることができる。これにより、より確実に消費電力を抑制することができる。
また、例えば、制御部20が、待機モードにおいて、音声収集部10による音声収集を無効にすることで、不使用時の誤作動を抑制し、使用者の盗聴に対する不安を低減することができる。
図2は、実施形態に係る浴室システムを模式的に表す斜視図である。
図2に表したように、浴室50は、天井51と、床52と、側壁53と、を有する。側壁53は、天井51と床52との間に設けられる立面部である。側壁53は、例えば、第1~第4側壁53a~53dを有する。
浴室50の内部には、浴槽60が設けられている。浴槽60は、上面視において、略長方形である。換言すれば、浴槽60は、一対の長辺61と一対の短辺62とを有する。床52は、浴室50の下部において、浴槽60が設けられていない部分である。
第1側壁53aは、浴槽60の長辺61側に接する。第2側壁53bは、第1側壁53aに対向する。第3側壁53c及び第4側壁53dは、それぞれ第1側壁53aと第2側壁53bとの間に位置し、第1側壁53aと第2側壁53bとを接続する。第4側壁53dは、第3側壁53cに対向する。
この例では、第3側壁53cには、鏡70及びカウンター72が設けられている。また、第4側壁53dには、浴室50に出入りするためのドア55が設けられている。また、天井51には、浴室50内の人体を検知する人体検知センサ40が設けられている。
また、この例では、浴室50の内部に吐水装置31、空調機器32、照明機器33、スピーカー34、マッサージ機器35、及び洗浄機器36が設けられている。吐水装置31は、第3側壁53cに設けられている。空調機器32、照明機器33、及びスピーカー34は、天井51に設けられている。マッサージ機器35は、浴槽60に設けられている。また、洗浄機器36は、吐水装置31の下方に設けられたカウンター72の下部に設けられている。
音声収集部10は、浴室50の天井51、床52、及び側壁53の少なくともいずれかに設けられる。この例では、2つの音声収集部10(音声収集部10a及び音声収集部10b)が、第1側壁53aと、第2側壁53bと、に設けられている。より具体的には、音声収集部10aは、第1側壁53aに設けられており、音声収集部10bは、第2側壁53bに設けられている。なお、音声収集部10の数は、2つに限定されず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
音声収集部10は、浴室50の天井51、床52、及び側壁53を構成する部材に埋め込まれていてもよいし、浴室50の内側または外側から天井51、床52、及び側壁53を構成する部材に固定されていてもよい。
実施形態において、浴室システム100は、浴室50(天井51、床52、及び側壁53)、機器30(吐水装置31、空調機器32、照明機器33、AV機器34、マッサージ機器35、及び洗浄機器36など)、人体検知センサ40、及び浴槽60の少なくともいずれかを含んでもよい。
図3は、実施形態に係る浴室システムの動作の例を表すフローチャートである。
図3に表したように、制御部20は、例えば、待機モードからスタートする(ステップS101)。制御部20は、待機モードにおいて、浴室50に設けられる特定の機器の動作の開始を検知すると(ステップS102:Yes)、自動で通常モードになる(ステップS103)。
制御部20は、ステップS102において、浴室50に設けられる特定の機器の動作の開始を検知しない場合(ステップS102:No)、浴室50に設けられる特定の機器の動作の開始を検知するまで、待機モードを維持する。
ステップS102における特定の機器は、浴室50に設けられる機器30のうち、使用者が浴室50に入る前に動作を開始させる機器である。つまり、ステップS102における特定の機器は、浴室50の使用開始の判定に用いられる機器である。ステップS102における特定の機器は、例えば、空調機器32または照明機器33である。すなわち、制御部20は、例えば、空調機器32の動作開始(例えば、暖房機能や涼風機能の運転開始)や、照明機器33の点灯を検知すると、自動で通常モードになる。なお、ステップS102における特定の機器は、制御部20において動作の開始を検知可能な機器であればよく、音声により操作できる機器であってもよいし、音声により操作できない機器であってもよい。
このように、浴室50に設けられる特定の機器の動作の開始を検知することで、浴室50の使用の開始を検知して、制御部20を自動で通常モードにすることができる。これにより、浴室システム100の使い勝手を向上させることができる。
制御部20は、通常モードにおいて、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知し(ステップS104:Yes)、さらに音声収集部10により使用者が発する動作ワードを検知すると(ステップS105:Yes)、機器30を動作させる(ステップS106)。
ウェイクワードとは、音声操作を開始するための特定の言葉である。動作ワードとは、機器30を動作させるための指示についての言葉である。動作ワードは、例えば、動作させる機器30や機能を指定するための言葉(以下、「動作機器ワード」と称する)と、機器30や機能の動作内容を指定するための言葉(以下、「動作内容ワード」と称する)と、を有する。制御部20は、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知した後に、音声収集部10により使用者が発する動作ワード(動作機器ワード及び動作内容ワード)を検知すると、動作機器ワードにおいて指定された機器30や機能を、動作内容ワードにおいて指定された動作内容に基づいて、動作させる。
例えば、ウェイクワードが「TOTO」、空調機器32の暖房機能を指定するための動作機器ワードが「暖房」、空調機器32の暖房機能の動作開始を指定するための動作内容ワードが「つけて」の場合、制御部20が通常モードの状態において、使用者は「TOTO、暖房つけて」と発声することで、空調機器32の暖房機能の動作を開始させることができる。このように、機器30や機能に対してそれぞれ動作機器ワードを設定し、動作内容に対してそれぞれ動作内容ワードを設定することで、使用者は各機器30を音声操作することができる。なお、上記のウェイクワード及び動作ワードは、一例であり、これに限定されない。
ウェイクワード及び動作ワードは、制御部20で判別(音声認識)されてもよいし、制御部20にインターネット接続されたクラウドで判別されてもよい。また、ウェイクワード及び動作ワードのうち一部が制御部20で判別され、それ以外がクラウドで判別されてもよい。例えば、ウェイクワードは、制御部20で判別され、動作ワードは、クラウドで判別される。
なお、制御部20は、音声収集部10により使用者が発する音声を検知した場合であっても、音声の内容が予め設定されたウェイクワードや動作ワードであると判別できない場合には、ウェイクワードや動作ワードを検知していないものとみなす。
ステップS106において機器30を動作させると、制御部20は、浴室50に設けられる特定の機器の動作の終了の判定を行う(ステップS107)。制御部20は、浴室50に設けられる特定の機器の動作の終了を検知すると(ステップS107:Yes)、自動で待機モードになる(ステップS108)。
ステップS107における特定の機器は、浴室50に設けられる機器30のうち、使用者が浴室50から出るときに動作を停止させる機器である。つまり、ステップS107における特定の機器は、浴室50の使用終了の判定に用いられる機器である。ステップS107における特定の機器は、例えば、空調機器32または照明機器33である。すなわち、制御部20は、例えば、空調機器32の動作停止(例えば、暖房機能や涼風機能の運転停止)や、照明機器33の消灯を検知すると、自動で待機モードになる。なお、ステップS107における特定の機器は、制御部20において動作の停止を検知可能な機器であればよく、音声により操作できる機器であってもよいし、音声により操作できない機器であってもよい。また、ステップS107における特定の機器は、ステップS102における特定の機器と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
制御部20は、ステップS107において、浴室50に設けられる特定の機器の動作の終了を検知しない場合(ステップS107:No)、通常モードを維持したまま、ステップS104に戻る。
このように、浴室50に設けられる特定の機器の動作の終了を検知することで、浴室50の使用の終了を検知することができる。これにより、より確実に浴室50の不使用時に制御部20を待機モードにすることができ、より確実に消費電力を抑制することができる。
制御部20は、ステップS104において、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知しない場合(ステップS104:No)、ステップS105及びステップS106を行わずに、ステップS107を行う。また、制御部20は、ステップS105において、音声収集部10により使用者が発する動作ワードを検知しない場合(ステップS105:No)、ステップS106を行わずに、ステップS107を行う。
図4は、実施形態に係る浴室システムの動作の別の例を表すフローチャートである。
図4に表したように、制御部20は、例えば、待機モードからスタートする(ステップS201)。制御部20は、待機モードにおいて、人体検知センサ40が人体を検知していない状態から人体を検知した状態になると(ステップS202:Yes)、自動で通常モードになる(ステップS203)。
制御部20は、ステップS202において、人体検知センサ40が人体を検知しない場合(ステップS202:No)、人体検知センサ40が人体を検知するまで、待機モードを維持する。
このように、人体検知センサ40により浴室50内に使用者がいることを検知することで、浴室50の使用の開始を検知して、制御部20を自動で通常モードにすることができる。これにより、浴室システム100の使い勝手を向上させることができる。
制御部20は、通常モードにおいて、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知し(ステップS204:Yes)、さらに音声収集部10により使用者が発する動作ワードを検知すると(ステップS205:Yes)、機器30を動作させる(ステップS206)。
ステップS206において機器30を動作させると、制御部20は、人体検知センサ40が人体を検知しているか否かの判定を行う(ステップS207)。制御部20は、人体検知センサ40が人体を検知している状態から人体を検知しない状態になると(ステップS207:No)、自動で待機モードになる(ステップS208)。
制御部20は、ステップS207において、人体検知センサ40が人体を検知している場合(ステップS207:Yes)、通常モードを維持したまま、ステップS204に戻る。
このように、人体検知センサ40により浴室50内に使用者がいないことを検知することで、浴室50の使用の終了を検知することができる。これにより、より確実に浴室50の不使用時に制御部20を待機モードにすることができ、より確実に消費電力を抑制することができる。
制御部20は、ステップS204において、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知しない場合(ステップS204:No)、ステップS205及びステップS206を行わずに、ステップS207を行う。また、制御部20は、ステップS205において、音声収集部10により使用者が発する動作ワードを検知しない場合(ステップS205:No)、ステップS206を行わずに、ステップS207を行う。
図5は、実施形態に係る浴室システムの動作の別の例を表すフローチャートである。
図5に表したように、この例では、制御部20は、待機モードにおいて、音声収集部10による音声収集(音声入力)が有効な状態である。
制御部20は、例えば、待機モードからスタートする(ステップS301)。制御部20は、待機モードにおいて、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知すると(ステップS302:Yes)、自動で通常モードになる(ステップS303)とともに、音声収集部10による最後の音声収集からの経過時間のカウントを開始する(ステップS304)。この例では、ステップS302におけるウェイクワードからの経過時間のカウントを開始する。なお、ステップS304は、ステップS303の後に行われてもよいし、ステップS303の前に行われてもよいし、ステップS303と同時に行われてもよい。
制御部20は、ステップS302において、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知しない場合(ステップS302:No)、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知するまで、待機モードを維持する。
このように、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知することで、浴室50の使用の開始を検知して、制御部20を自動で通常モードにすることができる。これにより、浴室システム100の使い勝手を向上させることができる。
ステップS303において通常モードになり、ステップS304においてカウントを開始すると、制御部20は、音声収集部10により使用者が発する動作ワードを検知したか否かの判定を行う(ステップS305)。制御部20は、音声収集部10により使用者が発する動作ワードを検知すると(ステップS305:Yes)、機器30を動作させる(ステップS306)とともに、音声収集部10による最後の音声収集からの経過時間のカウントをリセットする(ステップS307)。この例では、ステップS302におけるウェイクワードからの経過時間のカウントをリセットし、ステップS305における動作ワードからの経過時間のカウントを開始する。なお、ステップS307は、ステップS306の後に行われてもよいし、ステップS306の前に行われてもよいし、ステップS306と同時に行われてもよい。
ステップS306において機器30を動作させ、ステップS307においてカウントをリセットすると、制御部20は、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知したか否かの判定を行う(ステップS308)。制御部20は、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知すると(ステップS308:Yes)、音声収集部10による最後の音声収集からの経過時間のカウントをリセットする(ステップS309)。この例では、ステップS305における動作ワードからの経過時間のカウントをリセットし、ステップS308におけるウェイクワードからの経過時間のカウントを開始する。ステップS309においてカウントをリセットすると、制御部20は、ステップS305に戻る。
制御部20は、ステップS305において、音声収集部10により使用者が発する動作ワードを検知しない場合(ステップS305:No)、ステップS306及びステップS307を行わずに、ステップS308を行う。
制御部20は、ステップS308において、音声収集部10により使用者が発するウェイクワードを検知しない場合(ステップS308:No)、音声収集部10による最後の音声収集からの経過時間(カウント)が所定時間以上であるか否かの判定を行う(ステップS310)。制御部20は、音声収集部10による最後の音声収集からの経過時間が所定時間以上になると(ステップS310:Yes)、自動で待機モードになる(ステップS311)。
制御部20は、ステップS310において、音声収集部10による最後の音声収集からの経過時間が所定時間未満の場合(ステップS310:No)、通常モードを維持したまま、ステップS308に戻る。
このように、音声収集部10による最後の音声収集からの経過時間を検知することで、浴室50の使用の終了を検知することができる。これにより、より確実に浴室50の不使用時に制御部20を待機モードにすることができ、より確実に消費電力を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、浴室システムなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10、10a、10b 音声収集部、 20 制御部、 30 機器、 31 吐水装置、 32 空調機器、 33 照明機器、 34 AV機器(スピーカー)、 35 マッサージ機器、 36 洗浄機器、 40 人体検知センサ、 50 浴室、 51 天井、 52 床、 53 側壁、 53a~53d 第1~第4側壁、 55 ドア、 60 浴槽、 61 長辺、 62 短辺、 70 鏡、 72 カウンター、 100 浴室システム

Claims (6)

  1. 浴室に設けられる機器を音声で操作可能な浴室システムであって、
    使用者が発する音声を収集する音声収集部と、
    前記音声収集部によって収集された前記音声に基づいて、前記機器の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力の小さい待機モードと、を有し、
    前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記浴室の使用の終了を検知すると、自動で前記待機モードになり、
    前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記浴室に設けられる特定の機器の動作の終了を検知すると、自動で前記待機モードになることを特徴とする浴室システム。
  2. 浴室に設けられる機器を音声で操作可能な浴室システムであって、
    使用者が発する音声を収集する音声収集部と、
    前記音声収集部によって収集された前記音声に基づいて、前記機器の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力の小さい待機モードと、を有し、
    前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記浴室の使用の終了を検知すると、自動で前記待機モードになり、
    前記制御部は、前記待機モードにおいて、前記浴室に設けられる特定の機器の動作の開始を検知すると、自動で前記通常モードになることを特徴とする浴室システム。
  3. 前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記浴室に設けられる特定の機器の動作の終了を検知すると、自動で前記待機モードになることを特徴とする請求項2記載の浴室システム。
  4. 前記浴室に設けられる人体検知センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記人体検知センサが人体を検知している状態から人体を検知しない状態になると、自動で前記待機モードになることを特徴とする請求項記載の浴室システム。
  5. 前記制御部は、前記通常モードにおいて、前記音声収集部による最後の音声収集からの経過時間が所定時間以上になると、自動で前記待機モードになることを特徴とする請求項記載の浴室システム。
  6. 前記制御部は、前記待機モードにおいて、前記音声収集部により使用者が発するウェイクワードを検知すると、自動で前記通常モードになることを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の浴室システム。
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