JP2021033311A - 医用画像処理装置、医用画像表示システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば特許文献1には、放射線画像変換媒体に照射された放射線情報を読み取って第1のメモリーに格納し、外部装置へ画像情報を出力する指示が入力されると第1のメモリーに格納された画像情報を外部装置へ出力するが、第2のメモリーに記憶された予約データに禁止の指示が含まれている場合には、第1のメモリーに格納された画像情報を外部装置へ出力する指示が入力されても、画像情報を外部装置へ出力しない画像読み取り装置について記載されている。
また、特許文献2には、画像生成装置から受信した医用画像情報に画像処理を行い、第1の外部装置に対しては保留開始から第1の出力保留時間の経過後に保留を解除して画像処理後の医用画像情報を出力し、第2の外部装置に対しては第1の出力保留時間よりも長い第2の出力保留時間の経過後に保留を解除して画像処理後の医用画像情報を出力する医用画像処理装置について記載されている。
取得した医用画像の状態を確認したり、医用画像の画像データの出力先を選択したりするために、画像データの出力をある程度の時間保留し、その間に医用画像を閲覧する場合がある。
しかしながら、特許文献1,2に記載された技術では、出力を保留している時間が長くなり、保留中の医用画像が閲覧許可を受けていない者に見られてしまう可能性が高くなり、個人情報の保護に問題があった。
特に、近年、ネットワーク等の発達により、医用画像を撮影場所から離れた場所にある多くの端末で閲覧することが容易になってきており、医用画像が不特定多数の人に詳細に閲覧されてしまう問題があった。
医用画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データに基づく医用画像の表示が許可されているか否かを判定する判定手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データを出力することが可能な出力手段と、を備え、
前記出力手段は、
前記医用画像の生成時以降に始まる特定期間のうちは、前記画像データを出力することが可能であり、
前記特定期間の終了後は、前記判定手段が前記医用画像の表示が許可されていないと判定している場合には、前記画像データの出力を規制する。
医用画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データに基づく医用画像の表示が許可されているか否かを判定する判定手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データを出力することが可能な出力手段と、を備え、
前記出力手段は、
前記医用画像の生成時以降に始まる特定期間のうちは、前記画像データを出力することが可能であり、
前記特定期間の終了後は、前記判定手段が前記医用画像の表示が許可されていないと判定している場合には、前記医用画像よりも低品位な低品位医用画像を表示するための画像データを出力する。
なお、ここでは、実施形態の説明に入る前にその元となる従来技術について説明し、その後、実施形態の説明に移る。
まず、本発明の実施形態に係る医用画像表示システム(詳細後述)の元となる従来技術に係る医用画像表示システム(以下、従来システム100)について説明する。図1は、システム100を表すブロック図である。
従来システム100の構成機器は、例えば被検者(撮影された者)の撮影を行う場所(以下、撮影所)に配置されている。
具体的には、例えば、図示しない放射線発生装置から受けた放射線に応じた放射線画像を生成する放射線撮影装置等が挙げられる。
また、コンソール2は、取得した撮影オーダー情報や、使用者によってなされた操作に基づいて、撮影条件(例えば、画像種別(静止画、動画)、管電圧や管電流、照射時間、フレームレート等)を設定することが可能となっている。
また、コンソール2は、図示しない照射指示スイッチから入力されている照射指示信号がオンにされたことに基づいて、撮影装置1に制御信号を送信するようになっている。
また、コンソール2は、他の装置から各種信号や各種データを受信したり、他の装置(出力装置3、読影器4、サーバー5)へ各種データ(医用画像の画像データを含む)を送信したりすることが可能となっている。
コンソール2は、画像データを受信すると、それを他の装置(出力装置3、読影器4又はサーバー5)に出力する。
出力装置3は、画像データが入力されると、医用画像をフィルムに現像する。
読影器4は、画像データが入力されると、医用画像を表示部に表示する。読影者は、表示部に表示された医用画像の状態を確認し、読影レポートを作成することになる。
サーバー5は、画像データが入力されると、医用画像を保存する。
このため、撮影所と異なる場所(例えば診察所)にいる診察者(医師等)に医用画像に基づく診察をしてもらうためには、医用画像をフィルムに現像し、当該フィルムを、例えば被検者自身が診察所等に持ち運ばなければならなかった。
次に、本発明の実施形態について、図2〜12を参照しながら説明する。なお、上記従来技術と同等の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
初めに、本実施形態に係る医用画像表示システムの概略構成について説明する。図2は本実施形態に係る医用画像表示システムの一の構成例を表すブロック図、図3は医用画像表示システムが扱う画像データセットを表すデータ構造図、図4は医用画像表示システムの他の構成例を表すブロック図、図5は医用画像表示システムが備える表示装置及びその表示画面の一例を示す図、図6は医用画像表示システムが備える出力装置が出力するものの一例を示す図、図7,8は本実施形態に係る医用画像表示システムの他の構成例を表すブロック図である。
上記従来システム100のように撮影所において医用画像をフィルムの形で出力したり、医用画像をフィルムの状態で管理すると、フィルムが次第に劣化したり汚れたりする、フィルムを受け取った被検者がフィルムを紛失してしまう、といった問題が生じる可能性がある。
また、近年、通信デバイス(スマートフォンやタブレット端末等)の発達により、一般の被検者も高度な画像データをデジタルデータとして受け取ることが可能となった。
具体的には、システム100Aは、例えば図2に示すように、従来システム100と同様の撮影装置1及び出力装置3の他に、コンソール2Aと、読影器4Aと、サーバー5Aと、通信デバイス6と、を備えている。
これらは、通信ネットワークを介して互いに通信可能となっている。
なお、図2には、システム100Aとして、通信デバイス6が、診察所と、被検者の居所にそれぞれ配置された(通信デバイス6を複数備えた)ものを例示したが、通信デバイス6は、診察所と被検者の居所のどちらかだけに備えられていてもよいし、診察所と被検者の居所以外の場所に更に備えられていてもよい。
「画像データセット」は、図3に示すように、画像データ(医用画像そのもののデータ)と、付帯情報とを含んでいる。
このような内容を付帯情報に含めることにより、医用画像にアクセスした者の追跡が容易となるため、医用画像が改ざんされにくくなる。
また、本実施形態に係る画像データセットは、付帯情報に、表示許可フラグを含んでいる。
この「表示許可フラグ」は、付帯情報の項目の一つとして専用のものを製作しても良いし、他の目的で予め用意しておいた項目の1つを転用しても構わない。
すなわち「レポートデータ」とは、撮影画像から病変の有無を読み取ることができる読影者により読影された結果として、病変の有無の可能性や、病変の種類、大きさなどの情報が記載されたデータである。
本実施形態に係るレポートデータは、医用画像を識別するための識別情報(例えばID)を用いて画像データと紐づけられている。このため、読影後の医用画像を閲覧する場合には、医用画像と共にその読影レポートも直ちに閲覧することができる。
システム100A〜100Dが扱うデータの状態は、画像データセット単体の状態、画像データセット及びレポートデータの状態等が含まれる。
このため、以下の説明において、データの状態を区別する必要が無い場合には、これらをまとめて「画像データ等」と称する。
この画像データセットを出力することが可能となる場合を含むコンソール2Aの詳細については後述する。
なお、システム100は、レポートのやり取りを紙等で行うものとなっていてもよい。その場合、読影器は、従来システム100の読影器4と同様のものでよい。
また、コンソール2Aが表示部24(図9参照)を備えている場合には、表示部24が読影器4Aの代わりとなっていてもよい。その場合、読影器4Aは不要である。
なお、読影器が従来システム100のものと同様のものである場合は、レポートデータを管理する機能は不要である。
また、図2には、コンソール2A、読影器4A、サーバー5Aを、機能ごとに分けられた別装置として記載しているが、例えばコンソール2Aと読影器4Aは同じ装置であっても構わない。あるいは、コンソール2Aとサーバー5Aは同じ装置であっても構わない。
また、通信デバイス6には、表示部61を備えている。表示部61は、図2に示したように本体から独立したものでもよいし、本体と一体になったもの(図5参照)でもよい。
また、通信デバイス6は、撮影装置1、コンソール2が出力した画像データ等に含まれる画像データに基づく医用画像やレポートデータに基づく読影レポートを表示部61に表示することが可能となっている。
なお、通信デバイス6は、受信した画像データやレポートデータを自身の記憶部に保存するようになっていてもよい。このようにすれば、医用画像や読影レポートを通信デバイスで管理することもできる。
すなわち、コンソール2から他の装置への画像データ等の送信は、無線通信で行うようになっていてもよいし、有線通信で行うようになっていてもよい。
また、画像データ等の送信は、それのみで行うようになっていてもよいし、他の情報データ(メール等)に添付した形で行うようになっていてもよい。
コンソール2Aは、画像データセットを受信すると、特定の場合に、それを他の装置(読影器4A又はサーバー5A)に出力する。
サーバー5Aは、画像データセットが入力されると、医用画像を保存する。
読影器4Aは、画像データセットが入力されると、医用画像及び付帯情報を表示部に表示する。読影者は、読影器4Aに表示された医用画像を元に読影レポートを作成することになる。すなわち、読影器4Aは、表示手段をなす。
また、読影器4Aは、読影レポートが入力されると、そのレポートデータをコンソール2Aやサーバー5Aに送信する。
サーバー5Aは、受信したレポートデータを画像データと紐づけて保存する。
出力装置3は、画像データ等が入力されると、医用画像をフィルムに現像する。
また、通信デバイス6は、画像データ等が入力されると、自動で、あるいは通信デバイス6への操作に応じて医用画像、付帯情報及び読影レポートのうちの少なくとも何れかを表示部61に表示することができる。すなわち、通信デバイス6は、読影器4Aと同様に表示手段をなす。
また、システム100Aは、画像データ等を、コンソール2Aから診察所に備えられた通信デバイス6に直接送信するようになっていてもよい。
また、システム100Aは、通信デバイス6が、サーバー5Aから画像データを取得することが可能となっていてもよい。
近年、通信デバイスの発達に加え、ネットワーク環境(インターネットの通信速度等)の向上により、画像データ等を外部の記憶サーバー(クラウドサーバー等)で管理することが可能となっている。
これらは、通信ネットワークを介して互いに通信可能となっている。
本実施形態に係るシステム100Bは、上記システム100Aと同様に、撮影装置1、コンソール2A、出力装置3、読影器4A及びサーバー5Aが撮影所内に配置され、通信デバイス6が撮影所から離れた場所(診察所、被検者の居所等)に配置されている。
このため、システム100Bは、サーバー5Aを備えていなくてもよい。
コンソール2Aは、画像データセットを受信すると、特定の場合に、それを他の装置(読影器4A又はサーバー5A)に出力する。
画像データセットが入力されたときの読影器4A及びサーバー5Aの動作は、上記システム100Aと同様である。
また、コンソール2Aは、画像データセットを受信すると、特定の場合に、それをクラウドサーバー5Bにも出力する。
クラウドサーバー5Bは、画像データ等が入力されると、それを保存する。
また、クラウドサーバー5Bは、通信デバイス6からの要求に応じて、画像データ等を通信デバイス6へ送信する。
本実施形態に係る通信デバイス6は、参照データを受信すると、例えば図5に示すような、医用画像の表示画面へのリンクLが張られたリンク画面を表示部61に表示する。
なお、リンク画面には、リンクLの他、サムネイル画像IT(低品質医用画像)や、付帯情報(被検者名、撮影場所、撮影日時等)を表示するようにしてもよい。
そして、被検者又は診察所の医師が、リンクLをタッチしたりクリックしたりすると、通信デバイス6は、画像データを要求する要求信号をコンソール2A又はクラウドサーバー5Bへ送信する。
コンソール2A又はクラウドサーバー5Bは、要求信号を受信すると、その信号に対応する画像データ等を通信デバイス6へ送信する。
通信デバイス6は、クラウドサーバー5Bから画像データ等を受信すると、医用画像、付帯情報及び読影レポートのうちの少なくとも何れかを表示する。
例えば、コンソール2A又はクラウドサーバー5Bが画像データを取得した後、出力装置3等が、例えば図6に示すような、画像データへアクセスするための参照データD1,D2(バーコード等)を紙Pに印刷して出力するようにする。
そして、印刷された参照データD1,D2を通信デバイス6で読み取ったら、通信デバイス6が画像データを要求する要求信号をコンソール2A又はクラウドサーバー5Bへ送信するようにする。
また、この場合、紙Pには、撮影者や読影者等のサインを記入するサイン欄が設けられていてもよい。このようにすれば、撮影者や読影者がサインを記入することで、この紙に証明書の意味合いを持たせることができる。
また、これらの画像データの要求方法は、上記システム100Aで用いることもできる。
また、参照データD1,D2の読み取りは、二つある参照データの両方を読み取るようにしてもよいし、いずれか一方のみ(参照データD1又は参照データD2)を読み取るようにしてもよい。例えばD2は、患者が参照するレポートデータや画像データへのアクセスを行うことができる参照データとし、D1は医師等の医療専門家が参照するレポートデータや画像データへのアクセスを行うことができる参照データとしてもよい。このように参照データを分けることで、被験者が不必要に大量のレポートデータや画像データを閲覧することを防止し、また医療専門家に対しては十分なレポートデータや画像データを閲覧することができるようにすることが可能となる。
また、ここまでD1,D2と参照データを分けることで、異なるデータ群へのアクセスを変更する方法について記載したが、参照データはD1のみとし、参照後に被験者が参照するデータ群と、医療専門家が参照するデータ群とを分けてもよい。これは例えば、医療専門家がアクセスするデータ群へのアクセスをパスワードで保護する方法や、医療専門家が使用する端末からはアクセス可能にするなどの方法により切り替えることができる。
本実施形態に係る読影器4Aは、撮影所とも診察所とも被検者の居所とも異なる遠隔読影所に配置されている。
そして、読影器4Aは、クラウドサーバー5Bを介して他の機器と接続されている。
コンソール2Aは、画像データセットを受信すると、特定の場合に、それをクラウドサーバー5Bに出力する。
クラウドサーバー5Bは、画像データ等が入力されると、それを保存する。
また、コンソール2Aは、特定の場合に、操作部25(図9参照)になされた送信指示操作に応じて、参照データや、参照データに紐づけられた画像データ等を出力装置3や通信デバイス6へ送信する。
画像データ等の「要求」の仕方は、上記システム100Bと同様のものとすることができる。
画像データ等が入力されたときの読影器4A及び通信デバイス6の動作は、上記システム100Bと同様である。
近年、放射線の照射を検知すると自動で(他の装置からの制御信号に依らず)撮影を開始する単独撮影機能を有する放射線撮影装置が実現されてきている。
また、生成した画像データを専用の装置(コンソール等)を介さずに市販の情報端末(例えばスマートフォン等)へ送信する機能を有する放射線撮影装置も実現されるようになってきている。
具体的には、システム100Dは、図8に示すように、上記システム100A〜100Cと同様の読影器4A、通信デバイス6、クラウドサーバー5Bの他、放射線撮影装置1Aと、コンソール2Bと、を備えている。
これらは、通信ネットワークを介して互いに通信可能となっている。
本実施形態に係るシステム100Dは、放射線撮影装置1A及びコンソール2Bが撮影所内に配置され、通信デバイス6が撮影所から離れた場所(診察所、被検者の居所等)に配置されている。また、読影器4Aが撮影所、診察所及び被検者の居所から離れた場所(遠隔読影所)に配置されている。
なお、コンソール2Bが有する機能は、上記システム100A〜100Cが備えるコンソール2Aと同様としても良いし、コンソール2Aの撮影および撮影データの確認、あるいは転送が可能な機能に限定した構成としてもよい。
コンソール2Aは、画像データセットを受信すると、特定の場合に、それをクラウドサーバー5Bに出力する。
また、クラウドサーバー5Bは、読影器4A又は通信デバイス6からの要求に応じて、画像データ等を読影器4A又は通信デバイス6へ送信する。
画像データ等の「要求」の仕方は、上記システム100Bと同様のものとすることができる。
画像データ等が入力されたときの読影器4A及び通信デバイス6の動作は、上記システム100B,100Cと同様である。
また、システム100Dによれば、撮影所内の構成を簡素にすることができる。その結果、システム100Dは、上記システム100B,100Cよりも簡易なシステム構成で放射線画像の撮影が可能となる。
次に、上記システム100A〜100Dが備えるコンソール2Aの詳細について説明する。
図9はコンソール2Aを表すブロック図、図10はコンソール2Aが実行する出力制御処理(表示制御処理)の流れを示すフローチャート、図11,12は表示装置及びその表示画面の一例を示す図である。
本実施形態に係るコンソール2Aは、図9に示すように、制御部21と、通信部22と、記憶部23と、表示部24と、操作部25と、を備えている。
各部21〜45は、バス等で電気的に接続されている。
そして、制御部21のCPUは、記憶部23に記憶されている各種プログラムを読出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、コンソール2A各部の動作を集中制御するようになっている。
すなわち、通信部22は、画像データ等を、表示装置(読影器4A、通信デバイス6)、出力装置3、サーバー5A又はクラウドサーバー5Bに出力することが可能となっている。
また、記憶部23は、制御部21が実行する各種プログラムやプログラムの実行に必要なパラメーター等を記憶している。
なお、記憶部23は、医用画像を記憶することが可能となっていてもよい。
そして、表示部24は、制御部21から入力される制御信号に基づいて、各種画像等を表示するようになっている。
なお、読影器4Aが表示部24の代わりとなっていてもよい。その場合、表示部24は不要である。
そして、操作部25は、利用者によってなされた操作に応じた制御信号を制御部21へ出力するようになっている。
このように構成されたコンソール2Aの制御部21は、以下のような各種動作を行うことが可能となっている。
この画像取得処理では、撮影装置1,1Aから医用画像の画像データを取得する。
制御部21は、この画像取得処理を実行することにより、画像取得手段をなす。
この許可処理では、所定条件が成立しているか否かに基づいて、表示許可フラグの状態を切り替える。
本実施形態に係る「所定条件」には、被検者許可の有無、閲覧者、代金支払いの有無等が含まれる。
所定条件が「被検者許可」の場合、制御部21は、被検者から、他の者(例えば読影者、診察者等)による医用画像の閲覧の了承が得られたか否かを確認する。
この場合、制御部21は、了承確認手段をなすこととなる。
そして、医用画像の閲覧の了承が得られたことを確認した場合に、制御部21は、表示許可フラグを「許可」に切り替える。
所定条件が「閲覧者」である場合、制御部21は、医用画像を閲覧しようとする者が、特定の許可を受けた者(例えば読影者、診察者等)であるか否かを確認する。
この場合、制御部21は、閲覧者確認手段をなすこととなる。
そして、医用画像を閲覧しようとする者が特定の許可を受けた者であることを確認した場合に、制御部21は、表示許可フラグを「許可」に切り替える。
所定条件が「代金支払いの有無」である場合、制御部21は、医用画像に対する代金の支払いがなされたか否かを確認する。
この場合、制御部21は、支払確認手段をなすこととなる。
そして、代金の支払いがなされたことを確認した場合に、制御部21は、表示許可フラグを「許可」に切り替える。
制御部21は、この許可処理を実行することにより、許可手段をなす。
この出力処理で、制御部21は、画像データを出力する。
本実施形態に係る制御部21は、この出力処理で、放射線画像を、通信部22を介して他の装置(例えば読影器4、通信デバイス6、サーバー5A又はクラウドサーバー5B)へ送信するようになっている。
これにより、例えば通信デバイス6の表示部61に、例えば図11(a)に示すような高品位の医用画像I1が表示される。
制御部21は、この出力処理を実行することにより、出力手段をなす。
なお、制御部21が、この出力処理で、医用画像をコンソール2の表示部24に表示させるようになっていてもよい。
この場合、制御部21及び表示部24は、表示手段をなすこととなる。
本実施形態に係る「特定期間」は、医用画像の生成時以降に始まる期間である。
本実施形態に係る特定期間の開始タイミングは、撮影装置1から画像データを取得した時となっている。
なお、制御部21が、撮影を開始したことを検知する機能を有している場合には、撮影装置1の撮影開始を検知したときを特定期間の開始タイミングとしてもよい。
開始タイミングがいずれの場合であっても、このステップS1の処理が開始されるときには特定期間が開始されていることになる。
特定期間の終了タイミングが「所定時間経過時」の場合、制御部21は、特定期間が開始されてから(画像データを取得してから)の経過時間を計測する。そして、計測を開始してから所定時間を経過した(経過していない)と判定したことを以て、特定期間が終了した(終了していない)と判定する。
すなわち、この場合には、計測を開始してから所定時間を経過した時が特定期間の終了時となる。
計時は、制御部21のクロックを用いて行ってもよいし、制御部21から独立したタイマーを用いて行ってもよい。
この場合、制御部21又はタイマーは、計時手段をなすこととなる。
また、特定期間の終了タイミングが「データ書込時」の場合、制御部21は、医用画像の画像データを記憶部23に書き込んだ(書き込んでいない)と判定したことを以て、特定期間が終了した(終了していない)と判定する。
すなわち、この場合には、医用画像を記憶部23に書き込んだ時が特定期間の終了時となる。
この場合、制御部21は、書込手段をなすこととなる。
また、特定期間の終了タイミングが「次撮影開始時」の場合、制御部21は、医用画像を生成する撮影装置1が撮影を開始したことを検知した(検知していない)と判定したことを以て、特定期間が終了した(終了していない)と判定する。
すなわち、この場合には、次の撮影開始を検知した時が特定期間の終了時となる。
この場合、制御部21は、検知手段をなすこととなる。
この判定処理で、制御部21は、取得した画像データに基づく医用画像の表示が許可されているか否かを判定する。
本実施形態に係る制御部21は、取得した画像データに対応する表示許可フラグが「許可」となっているか否かを判定することにより、医用画像の表示が許可されているか否かを判定する。
制御部21は、この判定処理を実行することにより、判定手段をなす。
一方、ステップS3において、医用画像の表示が許可されていないと判定した場合(ステップS3:No)、は、出力制限処理を実行して(ステップS4)、出力制御処理を終了する。
「出力規制」は、画像データの出力を規制する処理である。
制御部21がこの出力規制を行うことにより、読影器4Aや通信デバイス6には医用画像が表示されない。
また、制御部21がこの出力規制を行うことにより、出力装置3は医用画像を出力しない。
なお、その際、表示部24に医用画像を表示したり、医用画像の画質を調整(コントラストの変更等)したりすることについては、例えば一度限り、所定時間内に限り許可するようにしてもよい。
また、この出力規制を行う際、制御部21が、医用画像を表示・出力させる代わりに「料金をお支払いください」、「撮影日時・撮影対象の人名・撮影部位」等の文字情報を表示・出力させるようになっていてもよい。
制御部21がこの低品位化を行うことにより、例えば通信デバイス6の表示部61に、例えば図11(b)に示すような低品位医用画像I2が表示される。
本実施形態に係る「低品位医用画像」には、低画質画像、モザイク画像又は合成画像が含まれる。
「低画質画像」は、相対的に高品位な(診察に供される)医用画像よりも解像度が低い画像である。
「モザイク画像」は、少なくとも一部の領域にモザイク処理が施された医用画像である。
「合成画像」、少なくとも一部の領域に、医用画像に写っていない文字及び当該医用画像とは異なる画像のうちの少なくとも一方が合成された画像である。
例えば、医用画像の上に「料金をお支払いください」、「撮影日時・撮影対象の人名・撮影部位」等を重ねて表示する。
なお、低品位医用画像は、これらの低品位化処理のうちの二つ以上が施された医用画像であってもよい。
すなわち、上記システム100A〜100Dの構成を説明した際の「特定の場合」とは、特定期間のうちである場合、又は特定期間の終了後であって医用画像の表示が許可されていると判定している場合のことを指す。
この医用画像の表示の許可・規制に関する制御では、表示許可フラグの状態を見るため、画像データが画像データセットの形になっていることが求められるが、フラグが必要とならない機器間のデータ送受信においては、画像データ単体の送受信を行ってもよい。
そのようにすれば、一旦画像データの出力規制や低品位化が行われても、その後表示許可フラグが許可にされれば(例えば代金の支払いが行われれば)、再び高品位の医用画像を読影器4Aや通信デバイス6に表示することができるし、出力装置3が医用画像を出力することができる。
このように、出力を行った医用画像は、画像表示フラグが高品位画像の表示を許可する状態となっている。このため、これらの医用画像は、引き続き高品位な医用画像として表示し続けることが可能であるし、出力装置3で再印刷することもできる。
すなわち、一度、高品位画像の表示を許可した画像は、引き続き高品位画像の表示を許可することで、必要な際にいつでも高品位画像を表示・確認することが可能となり、いつでも診察ができるようになる。
低品質な画像I21とする領域は、カーソルCを動かすことにより変更できるようにしてもよい。
なお、カーソルCを動かすことで、高品質で映る部分を移動させ、際限なく閲覧可能としてしまうと、カーソルCを移動さえしてしまえば、高品質な医用画像I1全体を閲覧することができてしまい、情報セキュリティー、プライバシーの観点で問題がある。
そこで、一定時間の間に、高品質な部分画像I11を閲覧できる時間、回数、領域を制限するようにしてもよい。
このようにすれば、画像の一部の解像度を上げて閲覧することが可能となることで、医用画像I1が診察に値する画像であるかを判断することが可能となる。
一方で、高品質な領域を制限する(全体を閲覧できないようにする)ことで情報セキュリティー、プライバシーを確保することが可能となる。
例えば、コンソール2Aを、特定期間であるか否か、表示許可フラグが許可になっているか否かにかかわらず、画像データセットを他の装置に出力するようにし、出力先の装置において、図10に示した(括弧書きした)表示制御処理を実行するようにしてもよい。
以上説明してきたシステム100A〜100Dによれば、生成された医用画像を表示する際に、医用画像の状態を確認できるようにしつつ、閲覧許可のない者が医用画像を閲覧しにくくすることができる。
なお、本発明は上記の実施形態等に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、下記実施例で挙げるような形で実施することも可能である。
特定の撮影装置で動作可能なコンソールのプログラムを、他の撮影装置でも使用可能にしたいという要望がある。
このような課題に鑑み、例えば図13に示すように、コンソール2Aのメインプログラムは、撮影装置(A)を動作させるものとし、更に撮影装置(A)とは異なる撮影装置(B)、撮影装置(C)を動作させるための差分吸収プログラムを、メインプログラムと撮影装置(B),(C)との間に配置し、差分を吸収するようにしてもよい。
具体的には、メインプログラムから撮影装置(B),(C)へ送信するデータを、差分吸収プログラムで撮影装置(B),(C)が読み込める形式に変換し、撮影装置(B),(C)へ送信するようにする。
差分プログラムの判断処理において、接続されている撮影装置1との間で情報を送受信することにより、接続されている撮影装置1が、撮影装置(B)であるか(C)であるかを判定し、メインプログラムからのデータを撮影装置(B)で読み込める形式とするか、撮影装置(C)で読み込める形式とするか判断し変換する。
このようにすれば、特定の撮影装置で動作可能なコンソール、又はそのプログラムを、他の撮影装置にも使用することができる。
また、共通するプログラム(メインプログラム)を使うことで、複数のプログラムを立ち上げずに異なる撮影装置1,1Bを操作することが可能となる。
生成された医用画像を、より診察に適した医用画像とするために、医用画像には様々な画像処理が施される。これらの画像処理には、例えば、放射線撮影装置の欠陥素子を補完する処理や、医用画像のコントラストを調整する処理や、グリッドによるモアレを除去する処理等、様々な処理がある。
一方、これらの処理は、撮影装置1内で行われる場合もあれば、撮影装置1からコンソール2Aに出力された後コンソール2A内で行われる場合もある。
また、撮影装置1毎に、実行する画像処理、実行しない画像処理が異なる場合がある。
このため、異なる撮影装置1から取得した画像データに一律に同じ画像処理を行ってしまうと、画像処理が不足したり、画像処理が重複して行われたりして、医用画像が診察に適さないものなってしまう可能性がある。
こうしたことを防ぐには、実行する画像処理が異なる撮影装置1が増設される度に、コンソール2Aのプログラムを変更するという方法も考えられるが、これでは大変手間がかかってしまう。
具体的には、記憶部23に、撮影装置1,1Aの種類ごとに、撮影装置1,1Aから出力された画像に、どのような画像処理が施されているかを記憶させておくとともに、撮影装置1,1Aの種類ごとに、差分吸収プログラムにてどのような画像処理を施せばよいかを記憶しておく。
また、差分吸収プログラムに、接続されている撮影装置1,1A、又は画像送付元の撮影装置1,1Aを判定する処理を加える。これは接続されている撮影装置1,1Aから送られてくる装置IDや装置種別情報により判定することができる。
また、差分吸収プログラムに、記憶部23に記憶された情報と、接続された撮影装置1,1A、又は送付元の撮影装置の情報から、撮影装置1,1Aで施されていない画像処理を行い、画像をメインプログラムへ出力する処理を加える。
そのため、生成された医用画像に、必要な画像処理が施されない、あるいは2重に施されることを確実に防止することが可能となる。
通信デバイス6が受信した参照データ又は紙に印刷された参照データが消失した場合、被検者や診察者は、医用画像にアクセスができなくなる問題があった。
このような課題に鑑み、画像データと被検者の複数の情報とを紐づけ、通信デバイス6から被検者の複数の情報が入力された場合に、医用画像にアクセスできるようにしてもよい。
このようにすれば、被検者、あるいは診察所で、画像への参照データが消失した場合でも、被検者の他のデータから、被検者の画像であることを確認することで、画像にアクセスが可能となる。
生成された医用画像や、読影レポートは、医師等の専門者に向けた情報であるため、一般の被検者が閲覧する必要はない。
一方で、医用画像や読影レポートは被検者自身の情報であるため、被検者が希望する場合、概要は閲覧できる状態であることが望ましい。
このような課題に鑑み、読影レポートの表示内容を、見る人に応じて変えるようにしてもよい。
具体的には、被検者に対しては相対的に分かりやすくかみ砕いた内容を表示し、診察者に対しては専門的な内容を表示する。
なお、診察者の中でも参照する情報のレベルが異なる場合があるため、診察者毎に内容のレベルを段階的に異ならせて表示するようにしてもよい。
このようにすれば、被検者は、自身の医用画像や読影レポートの内容を知ることができる。
また、上記実施例4で挙げた、医用画像や読影レポートの概要を被検者にも閲覧させたいという課題に鑑み、上述した画像データやレポートデータを要求する際に用いる参照データを、被検者閲覧用の医用画像にアクセスするための被検者用参照データと、診察者閲覧用の医用画像にアクセスするための診察者用参照データと、に分けるようにしてもよい。
診察者用参照データからは、医師が閲覧するべき医用画像や、読影レポートにアクセスできるようにする。
二つの参照データD1,D2は、通信デバイス6にそれぞれリンクの形で表示してもよいし、図6に示したように、紙Pにバーコード等の形でそれぞれ印刷してもよい。
被検者用参照データからは、被検者が閲覧する医用画像や、読影レポートにアクセスできるようにする。これらは例えば、医用画像の一部や、読影レポートのサマリー等、読影レポートの一部にアクセスできるようにする。
通信デバイス6を用いる場合には、医師用参照データから、医用画像や読影レポートにアクセスする際に、パスワードの入力を要求するように構成してもよい。
このようにすれば、被検者は、自身の医用画像や読影レポートの内容を知ることができる。
また、上記実施例4で挙げた、医用画像や読影レポートの概要を被検者にも閲覧させたいという課題に鑑み、被検者が所持する通信デバイス6と診察所の通信デバイス6にそれぞれ異なるアプリケーションを搭載し、同一の参照データを読み取った場合であっても、
被検者が所持する通信デバイス6には被検者用の医用画像や読影レポートが表示され、診察所の通信デバイス6には医師用の医用画像や読影レポートが表示されるようにしてもよい。
なお、医者用のアプリケーションを、被検者用のアプリケーションに異なる機能が追加された有料のものとし、医者用のアプリケーションを使用する際には代金の支払いを求めるようにしてもよい。
このようにすれば、被検者は、自身の医用画像や読影レポートの内容を知ることができる。
読影者が作製した読影レポートが、読影者に無断で変更されると、正しい読影結果が被検者や診察者に伝わらず、正しい診療を受けることができない問題があった。
このような課題に鑑み、上記システム100A〜100Dにおいて、医用画像の読影が完了した際に、読影レポートを変更不可ではあるが閲覧は可能なデータフォーマットに変更するようにしてもよい。
このようなデータフォーマットとしては、例えばPDF等が挙げられる。
なお、変更可能であるが変更する際にパスワードの入力が必要になるデータフォーマットとしてもよい。
このようにすれば、読影レポートが読影者に無断で変更され、誤診のもとになってしまうのを防ぐことができる。
100A〜100D 医用画像表示システム
1 撮影装置
1A 放射線撮影装置
2,2A,2B コンソール
21 制御部
22 通信部
23 記憶部
24 表示部
25 操作部
3 出力装置
4,4A 読影器
5,5A サーバー
5B クラウドサーバー
6 通信デバイス
61表示部
C カーソル
D1,D2 参照データ
I1 医用画像
I11 部分画像
I2 低品位医用画像
I21 画像
Claims (14)
- 医用画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データに基づく医用画像の表示が許可されているか否かを判定する判定手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データを出力することが可能な出力手段と、を備え、
前記出力手段は、
前記医用画像の生成時以降に始まる特定期間のうちは、前記画像データを出力することが可能であり、
前記特定期間の終了後は、前記判定手段が前記医用画像の表示が許可されていないと判定している場合には、前記画像データの出力を規制する医用画像処理装置。 - 医用画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データに基づく医用画像の表示が許可されているか否かを判定する判定手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データを出力することが可能な出力手段と、を備え、
前記出力手段は、
前記医用画像の生成時以降に始まる特定期間のうちは、前記画像データを出力することが可能であり、
前記特定期間の終了後は、前記判定手段が前記医用画像の表示が許可されていないと判定している場合には、前記医用画像よりも低品位な低品位医用画像を表示するための画像データを出力する医用画像処理装置。 - 前記出力手段は、前記画像データを、前記画像データに基づく医用画像を表示する表示装置又は前記画像データを保存するサーバーに出力することが可能である請求項1又は請求項2に記載の医用画像処理装置。
- 前記特定期間が開始されてからの経過時間を計測する計時手段を備え、
前記計時手段が計測を開始してから所定時間を経過した時を前記特定期間の終了とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 医用画像の画像データを記憶部に書き込むことが可能な書込手段を備え、
前記書込手段が当該医用画像を前記記憶部に書き込んだ時を前記特定期間の終了とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 医用画像を生成する撮影装置が撮影を開始したことを検知する検知手段を備え、
前記検知手段が次の撮影開始を検知した時を前記特定期間の終了とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 撮影された者から、他の者による医用画像の閲覧の了承が得られたか否かを確認する了承確認手段と、
医用画像の閲覧の了承が得られたことを前記了承確認手段が確認した場合に、前記医用画像の出力を許可する許可手段と、を備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 医用画像を閲覧しようとする者が、特定の許可を受けた者であるか否かを確認する閲覧者確認手段と、
医用画像を閲覧しようとする者が特定の許可を受けた者であることを前記閲覧者確認手段が確認した場合に、前記医用画像の出力を許可する許可手段と、を備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 医用画像に対する代金の支払いがなされたか否かを確認する支払確認手段と、
代金の支払いがなされたことを前記支払確認手段が確認した場合に、前記医用画像の出力を許可する許可手段と、を備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記出力手段は、前記医用画像よりも解像度が低い画像を、前記低品位医用画像として出力する請求項2に記載の医用画像処理装置。
- 前記出力手段は、少なくとも一部の領域にモザイク処理が施された医用画像を、前記低品位医用画像として出力する請求項2に医用画像処理装置。
- 前記出力手段は、少なくとも一部の領域に、前記医用画像に写っていない文字及び当該医用画像とは異なる画像のうちの少なくとも一方が合成された画像を、前記低品位医用画像として出力する請求項2に記載の医用画像処理装置。
- 医用画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データに基づく医用画像の表示が許可されているか否かを判定する判定手段と、
前記画像取得手段が取得した前記画像データに基づく医用画像を表示することが可能な表示手段と、を備え、
前記表示手段は、
前記医用画像の生成時以降に始まる特定期間のうちは、前記医用画像を表示することが可能であり、
前記特定期間の終了後は、前記判定手段が前記医用画像の表示が許可されていないと判定している場合には、前記医用画像の表示を規制する、又は前記医用画像よりも低品位な低品位医用画像を表示する医用画像表示システム。 - コンピューターに、
医用画像の画像データを取得する画像取得処理と、
前記画像取得処理において取得した前記画像データに基づく医用画像の表示が許可されているか否かを判定する判定処理と、
前記医用画像の生成時以降に始まる特定期間のうちは、前記画像データを出力する出力処理と、
前記特定期間の終了後、前記判定処理において前記医用画像の表示が許可されていないと判定している場合には、前記画像データの出力を規制する、又は前記医用画像よりも低品位な低品位医用画像を表示するための画像データを出力する出力制限処理と、を実行させるプログラム。
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JP2019148406A JP2021033311A (ja) | 2019-08-13 | 2019-08-13 | 医用画像処理装置、医用画像表示システム及びプログラム |
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KR102461870B1 (ko) * | 2022-03-14 | 2022-11-01 | 솔닥 주식회사 | 비대면 진료를 이용한 환자 관리 서비스 제공 서버, 방법 및 프로그램 |
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2019
- 2019-08-13 JP JP2019148406A patent/JP2021033311A/ja active Pending
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