JP7424211B2 - 線量管理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、線量管理装置及びプログラムに関する。
医療の分野では、被検体に放射線を照射して医用画像としての放射線画像を生成する、CT(Computed Tomography)装置等の検査装置(モダリティー)が利用されている。このような検査装置を用いた検査では、放射線の被ばく線量を適切に管理するために、検査で使用した放射線の線量を確認し、検査装置における放射線の照射線量等の撮影条件を調整している。例えば、特許文献1には、種々の撮影条件における放射線の照射線量と、得られた放射線画像の画質を表す粒状度との関係をグラフに表し、照射線量を規定範囲内に抑えつつ画質を向上できる撮影条件を特定する技術が開示されている。
特開2013-192697公報
しかしながら、被ばく線量が適切であるか否かは、通常、放射線の照射線量の値のみで判断することは困難である。すなわち、放射線の照射に応じて生成された放射線画像から患者の体型等を確認した上で、その患者に対する照射線量として適正であるか否かを判断する必要がある。このため、被ばく線量の管理のためには、放射線の照射線量の情報を表示させることに加えて、注目する照射線量に対応する放射線画像を都度探索して表示させる必要があり、操作が煩雑であるという課題がある。
この発明の目的は、被ばく線量が適正であるか否かを容易に判断することができる線量管理装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の線量管理装置の発明は、
被検体への放射線の照射に応じて放射線画像が生成される照射イベントにおける、放射線の照射線量に係る線量情報を管理する線量管理装置であって、
所定の選択方法により選択された前記線量情報を取得する取得手段と、
前記放射線画像と、複数の前記照射イベントのうち当該放射線画像が生成された照射イベントにおける前記線量情報との対応関係に基づいて、前記取得手段により取得された前記線量情報に対応する前記放射線画像を特定し、特定した前記放射線画像を出力する出力制御手段と、
記憶手段と、
受信した前記線量情報と、当該線量情報に対応する前記照射イベントにおいて生成された前記放射線画像とが対応付けられた線量対応情報を生成し、当該線量対応情報を前記記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、
を備え、
前記出力制御手段は、所定の表示手段により、座標軸が放射線の照射線量に係る量と、前記被検体の体格に係る情報の少なくとも二つを含む座標軸である座標平面上に、複数の前記線量情報に対応する複数の点を散布図として表示させ、
前記取得手段は、前記散布図の前記複数の点のうち1つを選択する選択方法により選択された前記線量情報を取得し、
前記出力制御手段は、前記線量対応情報に基づいて前記線量情報に対応する前記放射線画像を特定する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の線量管理装置において、
前記出力制御手段は、前記特定した放射線画像を所定の表示手段に表示させる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の線量管理装置において、
前記出力制御手段は、前記特定した放射線画像が生成された前記照射イベントを明示する情報表示画面を前記表示手段に表示させる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の線量管理装置において、
前記出力制御手段は、前記特定した放射線画像を前記情報表示画面に表示させる。
請求項に記載の発明は、請求項1~のいずれか一項に記載の線量管理装置において

前記出力制御手段は、前記取得手段により取得された前記線量情報に対応する照射イベ
ントにおいて2以上の前記放射線画像が生成されている場合に、当該2以上の放射線画像
のうち所定の規則で選択された1つの放射線画像を出力する。
請求項に記載の発明は、請求項1~のいずれか一項に記載の線量管理装置において

記憶手段と、
前記放射線画像の画像データを取得して、照射イベントごとにグループ化して前記記憶
手段に記憶させる第2の記憶制御手段と、
を備える。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の線量管理装置において、
前記第2の記憶制御手段は、前記放射線画像の前記画像データの容量を低減させて前記
記憶手段に記憶させる。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の線量管理装置において、
前記第2の記憶制御手段は、前記照射イベントに設定されている前記放射線画像の前記
画像データの保存期間を取得し、前記保存期間が経過した前記照射イベントの前記画像デ
ータを前記記憶手段から削除する。
また、上記目的を達成するため、請求項に記載のプログラムの発明は、
被検体への放射線の照射に応じて放射線画像が生成される照射イベントにおける、放射線の照射線量に係る線量情報を管理する線量管理装置に設けられたコンピューターを、
所定の方法により選択された前記線量情報を取得する取得手段、
前記放射線画像と、複数の前記照射イベントのうち当該放射線画像が生成された照射イベントにおける前記線量情報との対応関係に基づいて、前記取得手段により取得された前記線量情報に対応する前記放射線画像を特定し、特定した前記放射線画像を出力する出力制御手段、
受信した前記線量情報と、当該線量情報に対応する前記照射イベントにおいて生成された前記放射線画像とが対応付けられた線量対応情報を生成し、当該線量対応情報を記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段、
として機能させ、
前記出力制御手段は、所定の表示手段により、座標軸が放射線の照射線量に係る量と、前記被検体の体格に係る情報の少なくとも二つを含む座標軸である座標平面上に、複数の前記線量情報に対応する複数の点を散布図として表示させ、
前記取得手段は、前記散布図の前記複数の点のうち1つを選択する選択方法により選択された前記線量情報を取得し、
前記出力制御手段は、前記線量対応情報に基づいて前記線量情報に対応する前記放射線画像を特定する
本発明によれば、被ばく線量が適正であるか否かを容易に判断することができる。
医療情報管理システムのシステム構成例を示す図である。 線量管理装置の機能的構成を示すブロック図である データベースにおけるデータ構成を示す図である。 画像保管領域におけるフォルダー構成を示す図である。 クライアント端末の機能的構成を示すブロック図である。 データ登録処理の制御手順を示すフローチャートである。 データ利用処理の制御手順を示すラダーチャートである。 散布図画面の例を示す図である。 線量情報表示画面の例を示す図である。 データ削除処理の制御部による制御手順を示すフローチャートである。 データベースにおけるデータ構成の他の例を示す図である。
以下、本発明に係る線量管理装置及びプログラムの実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1に、医療情報管理システム100のシステム構成例を示す。
図1に示すように、医療情報管理システム100は、検査装置10、医用画像保管装置20、線量管理装置30、クライアント端末40等から構成され、各装置は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークNを介してデータ送受信可能に接続されている。医療情報管理システム100を構成する各装置は、HL7(Health Level Seven)やDICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格に準じており、各装置間の通信は、HL7やDICOMに則って行われる。なお、医療情報管理システム100は、検査装置10、クライアント端末40を複数備えていてもよい。
検査装置10は、CT装置、X線撮影装置(DR、CR)等のモダリティーである。検査装置10は、図示略のコンソールに対する操作者の操作に応じて動作する。検査装置10は、患者(被験者、被検体)に放射線を照射し、当該放射線の検出結果に基づいて医用画像としての放射線画像(例えば、CT画像)の画像データを生成する。検査装置10は、DICOM規格に則って、医用画像の画像ファイルのヘッダーに付帯情報を書き込むことにより、放射線画像に付帯情報を付帯させ、DICOM画像ファイルを生成する。付帯情報には、患者情報、検査情報、シリーズ情報、画像情報等が含まれる。
患者情報は、患者に関する情報である。患者情報には、患者ID、患者名、生年月日、性別、身長、体重、年齢、BMI等が含まれる。患者IDは、患者を特定するための識別情報である。
検査情報は、検査に関する情報である。検査情報には、検査ID、検査日付、検査時刻、検査記述、検査インスタンスUID等が含まれる。検査インスタンスUIDは、検査を特定するための識別情報であり、DICOM規格でユニーク性が保証されている。
シリーズ情報は、シリーズに関する情報である。シリーズ情報には、シリーズインスタンスUID、シリーズ番号、シリーズ日付、シリーズ時刻、モダリティー(CT、DR、CR等)、シリーズ記述等が含まれる。シリーズインスタンスUIDは、シリーズを特定するための識別情報であり、DICOM規格でユニーク性が保証されている。
画像情報は、画像に関する情報である。画像情報には、SOPインスタンスUID、画像日付、画像時刻、画像番号等が含まれる。SOPインスタンスUIDは、放射線画像を特定するための識別情報であり、DICOM規格でユニーク性が保証されている。画像番号は、1回のスキャンで生成された断層画像(CT画像)の撮影順を示す番号である。
また、検査装置10は、検査装置10において行われる検査に係る線量情報を含むRDSR(Radiation Dose Structured Report:放射線線量構造化レポート)を生成する。検査装置10は、生成した放射線画像の画像データ及びRDSRを医用画像保管装置20及び線量管理装置30に送信する。
RDSRは、DICOM規格に則った情報であり、放射線の線量情報を含むデータのデータ形式の一つである。線量情報は、放射線検査において、被検体に照射した放射線の照射線量(エネルギー量)に係る情報である。線量情報には、DLP(Dose Length Product)、CTDIvolといった照射線量を表す指標の他、放射線の照射のために印加された電圧、電流、及び放射線の照射時間といった、照射線量と相関を有する量の情報も含まれ得る。検査装置10は、放射線の照射イベントごとにRDSRを生成する。
ここで、照射イベントは、被検体への一まとまりの放射線の照射動作(通常、同一照射条件での一連の照射動作)であり、各照射イベントにおいて、放射線の照射に応じて1又は2以上の放射線画像が生成される。照射イベントは、放射線の照射条件が変更されたり、被検体の撮像対象部位やその状態(造影剤の投与等)が変更されたりした場合において、新たに放射線の照射が開始されるごとに発生する。詳しくは、1つの照射イベントでは、1又は2以上の放射線画像が生成される。各放射線画像は1つのシリーズに対応付けられる。シリーズは、例えばCTの断面の設定の変更や、画像の倍率の設定の変更等、撮像する画像の観点が切り替わる場合などに新たに設定される。1つのシリーズには、複数の放射線画像が対応付けられてもよい。例えばCT装置では、1つの照射イベントで連続して撮影された断層画像が1つのシリーズに対応付けられる。1つのシリーズに対応付けられる放射線画像を、以下では「シリーズ画像」とも記す。
医用画像保管装置20は、患者ごと、検査ごとに、検査装置10において生成された放射線画像の画像データ及びRDSRに含まれる線量情報を保存・管理する。医用画像保管装置20として、例えば、PACS(Picture Archiving and Communication System)等が挙げられる。
線量管理装置30は、放射線画像の撮影時における線量情報を管理するコンピューター装置である。
図2は、線量管理装置30の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、線量管理装置30は、制御部31(コンピューター)、通信部32、記憶部33(記憶手段)、計時部34等を備えて構成されており、各部はバスにより接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、線量管理装置30の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、記憶部33に記憶されているプログラム333を読み出してRAMに展開し、当該プログラム333に従って各種処理を行う。制御部31は、CPUがプログラム333を実行することにより、取得手段、出力制御手段、第1の記憶制御手段及び第2の記憶制御手段として機能する。
通信部32は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部32は、検査装置10から、患者を撮影して得られた放射線画像の画像データ及びRDSRを受信する。また、通信部32は、医用画像保管装置20から放射線画像の画像データ及びRDSRを受信することとしてもよい。
記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種データを記憶している。例えば、記憶部33は、データベース331、画像保管領域332を有する。また、記憶部33にはプログラム333が記憶されている。なお、プログラム333は、制御部31のROMに記憶されていてもよい。
データベース331には、画像保管領域332に記憶されている放射線画像のファイルの付帯情報(ヘッダー情報)や、各検査に係る照射イベント情報(線量情報等)が、検索可能に格納されている。
図3に、データベース331におけるデータ構成を示す。データベース331には、患者情報テーブルT1、検査情報テーブルT2、シリーズ情報テーブルT3、画像情報テーブルT4、照射イベント情報テーブルT5が含まれる。
患者情報テーブルT1には、患者に関する情報が格納される。患者情報テーブルT1内の情報は、主に、RDSRから取得した情報であるが、必要に応じて、DICOM画像の付帯情報から補完する場合もある。患者情報テーブルT1には、患者キーを主キーとして、患者ID、患者名、生年月日、性別、身長、体重、年齢、BMI等が対応付けられている。
検査情報テーブルT2には、検査に関する情報が格納される。検査情報テーブルT2内の情報は、主に、RDSRから取得した情報であるが、必要に応じて、DICOM画像の付帯情報から補完する場合もある。検査情報テーブルT2には、検査キーを主キーとして、患者キー(検査対象の患者)、検査日付、検査時刻、照会医師名、検査記述、検査ID、検査インスタンスUID、SOPクラスUID等が対応付けられている。
シリーズ情報テーブルT3には、DICOM画像の付帯情報のシリーズに関する情報が格納される。シリーズ情報テーブルT3には、シリーズキーを主キーとして、検査キー(シリーズが属する検査)、照射イベントキー(シリーズが属する照射イベント)、シリーズ日付、シリーズ時刻、モダリティー、ステーション名、シリーズ記述、実施医師名、シリーズインスタンスUID、シリーズ番号、装置シリアル番号、受信日時等が対応付けられている。このうち照射イベントキーは、シリーズ(シリーズ画像)と照射イベント(すなわちRDSR)との対応関係を判別するマッチング処理の結果に基づいて付与される。受信日時は、シリーズに属する放射線画像の画像データを受信した日時である。
画像情報テーブルT4には、DICOM画像(放射線画像)の付帯情報の画像に関する情報が格納される。画像情報テーブルT4には、画像キーを主キーとして、シリーズキー(画像が属するシリーズ)、SOPインスタンスUID、画像日付、画像時刻、画像番号、SD値計測画像フラグ等が対応付けられている。
画像情報テーブルT4は、シリーズキーを介してシリーズ情報テーブルT3に対応付けられており、シリーズ情報テーブルT3は、照射イベントキーを介して照射イベント情報テーブルT5と対応付けられている。よって、データベース331によれば、各画像情報テーブルT4と照射イベント情報テーブルT5との対応関係、換言すれば、各放射線画像とRDSR(したがって、線量情報)との対応関係を取得することができる。よって、データベース331は、放射線画像と、複数の照射イベントのうち当該放射線画像が生成された照射イベントにおける線量情報との対応関係を特定可能な「線量対応情報」に相当する。
照射イベント情報テーブルT5には、検査時に発生した照射単位の情報(照射イベント情報)が格納される。照射イベント情報テーブルT5には、照射イベントキーを主キーとして、検査キー(照射イベントが属する検査)、検査開始日時、撮影プロトコル名、照射イベントUID、面積線量、電圧、電流、照射時間、割り当てプロトコル、CTDIvol、スキャン長、ピッチ、DLP、SSDE値、ファントム、回転速度、目標SD値、計測SD値等が対応付けられている。照射イベントUIDは、照射イベントを特定するための識別情報であり、DICOM規格でユニーク性が保証されている。目標SD値は、検査時に設定されたSD値(DICOM情報に含まれるSD値)であり、目標とする画質(粒状度等)を示す。計測SD値は、検査により得られた放射線画像から計測されたSD値であり、放射線画像の実際の画質(粒状度等)を示す。
画像保管領域332には、放射線画像の画像データ等が記憶される。
図4に、画像保管領域332におけるフォルダー構成を示す。各データは、日付、患者ID、検査インスタンスUID、シリーズインスタンスUIDの順に階層化されたフォルダーに保管される。
具体的には、線量管理装置30が放射線画像を受信(取得)した日付ごとに、「日付」フォルダーF1が作成される。
「日付」フォルダーF1の下位階層には、患者ごとに、「患者ID」フォルダーF11が作成される。
「患者ID」フォルダーF11の下位階層には、検査ごとに、「検査インスタンスUID」フォルダーF21が作成される。
「検査インスタンスUID」フォルダーF21の下位階層には、シリーズごとに、「シリーズインスタンスUID」フォルダーF31,F32が作成される。
「シリーズインスタンスUID」フォルダーF31,F32には、それぞれ、該当するシリーズに属する放射線画像51,52の画像データが格納される。放射線画像51,52の画像データのファイル名は、各放射線画像の「SOPインスタンスUID」とする。図4では、1つの「シリーズインスタンスUID」フォルダーF31(又はF32)に格納されている複数の放射線画像(シリーズ画像)が、1つの照射イベントに対応している。すなわち、放射線画像51,52は、照射イベントごとにグループ化された状態で取得され、記憶されている。ただし、これに限られず、1つの照射イベントに2以上のシリーズに係るシリーズ画像が対応していてもよい。
画像保管領域332では、日付単位、患者単位、検査単位、シリーズ単位でフォルダーを分けることで、ファイル取得時に、高速なアクセスが実現可能となる。そのため、データベース331にアクセスしなくても、DICOM情報により、目的の放射線画像が格納されているフォルダー、当該放射線画像のファイルを特定することができる。
図2に示す計時部34は、計時回路(RTC:Real Time Clock)を有し、この計時回路により現在日時を計時して制御部31に出力する。
次に、クライアント端末40について説明する。クライアント端末40は、医師により使用されるPC(Personal Computer)等のコンピューター装置である。医師は、クライアント端末40において、検査に関する放射線画像や線量情報等の閲覧を行う。
図5は、クライアント端末40の機能的構成を示すブロック図である。
図5に示すように、クライアント端末40は、制御部41、表示部42(表示手段)、操作部43、通信部44、記憶部45等を備えて構成されており、各部はバスにより接続されている。
制御部41は、CPU、ROM、RAM等から構成され、クライアント端末40の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
表示部42は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部41から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
操作部43は、カーソルキー、文字・数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部41に出力する。操作部43は、表示部42のモニターに重ねられて設けられたタッチパネルを有していてもよい。
通信部44は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。
記憶部45は、HDDや不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種データを記憶している。
次に、医療情報管理システム100における各装置の動作について説明する。
医療情報管理システム100では、検査装置10において照射イベントが発生し、放射線画像が生成されると、当該放射線画像の画像データ、及び照射イベントに係るRDSRが医用画像保管装置20及び線量管理装置30に送信される。
このうち線量管理装置30では、受信した放射線画像の画像データ及びRDSRをデータベース331に登録するデータ登録処理が実行される。
図6は、データ登録処理の制御部31による制御手順を示すフローチャートである。
検査装置10において、被検者に対してX線CT検査等の検査が行われると、検査装置10からCT画像(断層画像)等の放射線画像の画像データ及びRDSRが線量管理装置30に送信される。
線量管理装置30の制御部31は、通信部32を介して放射線画像の画像データを受信し(ステップS11)、またRDSRを受信する(ステップS14)。
制御部31は、受信した放射線画像ごとに、当該放射線画像の付帯情報を解析する(ステップS12)。具体的には、制御部31は、放射線画像の付帯情報から患者情報、検査情報、シリーズ情報、画像情報を項目ごとに取得する。
次に、制御部31(第2の記憶制御手段)は、受信した各放射線画像の画像データの容量を低減させて、記憶部33の画像保管領域332に保存する(ステップS13)。例えば、制御部31は、放射線画像の画像データをビットマップデータからJPEGデータに変換して保存する。
詳しくは、ステップS13において制御部31は、受信した放射線画像の付帯情報の内容に対応する「日付」フォルダー、「患者ID」フォルダー、及び「検査インスタンスUID」フォルダーの一部又は全部が存在しない場合には、当該フォルダーを生成し、「検査インスタンスUID」フォルダーの下位階層に、受信した放射線画像のシリーズ情報に含まれるシリーズインスタンスUIDに対応する「シリーズインスタンスUID」フォルダーを作成する。制御部31は、この「シリーズインスタンスUID」フォルダー内に、JPEGデータに変換した放射線画像の画像データをシリーズごとにグループ化して、シリーズ画像として格納する。
また、制御部31(第2の記憶制御手段)は、照射イベントごとに、放射線画像の画像データの保存期間を設定する。保存期間が経過した場合の削除処理については後述する。
一方、制御部31は、ステップS14において検査装置10からRDSRを受信すると、受信したRDSRを解析する(ステップS15)。具体的には、制御部31は、RDSRから患者情報(患者ID等)、検査情報(検査インスタンスUID等)、線量情報等を、項目ごとに取得する。
制御部31(第1の記憶制御手段)は、ステップS13で保存したシリーズ画像と、ステップS15で解析したRDSRの線量情報とのマッチングを実行し(ステップS16)、マッチングの結果と、放射線画像の付帯情報及びRDSRの解析により取得した情報を、記憶部33のデータベース331に登録する(ステップS17)。
ステップS16で実行されるマッチングは、シリーズ画像について、当該シリーズ画像が生成された照射イベントを特定して対応付ける処理である。マッチングの方法は特には限られないが、例えば、放射線画像の付帯情報に、RDSRと対応付けるための照射イベントUIDを含ませておき、当該照射イベントUIDに基づいて対応付ける方法や、照射イベントの時間帯と放射線画像の生成時刻とを対比する方法などを用いることができる。
ステップS17では、制御部31は、シリーズ情報テーブルT3に、マッチングにより特定された、シリーズに対応する照射イベントの照射イベントキーを記録する。これにより、データベース331において、シリーズ及び当該シリーズに属する放射線画像と、照射イベントの線量情報とが対応付けられる。
換言すれば、ステップS16、S17では、制御部31(第1の記憶制御手段)は、受信したRDSRの線量情報と、当該線量情報に対応する照射イベントにおいて生成された放射線画像とを対応付けて線量対応情報としてのデータベース331を生成(通常は、更新)し、記憶部33に記憶させる。本明細書では、線量対応情報を生成する処理には、線量対応情報としてのデータベース331に新たなデータを追加して更新する処理が含まれるものとする。
また、ステップS17では、放射線画像の付帯情報及びRDSRの解析により取得した情報に基づいて、患者情報テーブルT1、検査情報テーブルT2、シリーズ情報テーブルT3、画像情報テーブルT4及び照射イベント情報テーブルT5の内容を更新する。
制御部31は、ステップS17の処理が終了すると、データ登録処理を終了させる。
なお、上記のデータ登録処理では、線量管理装置30が検査装置10から放射線画像及びRDSRを受信する場合について説明したが、線量管理装置30が医用画像保管装置20から放射線画像及びRDSRを受信することとしてもよい。また、検査装置10又は医用画像保管装置20から放射線画像及びRDSRを受信するタイミングは、同時でなくてもよい。
次に、医療情報管理システム100の線量管理に係る動作について説明する。
医療情報管理システム100では、クライアント端末40の操作部43に対する操作に応じて、照射イベントにおける放射線の線量情報に係る種々の情報を表示部42に表示させることができる。具体的には、複数の照射イベントの各々における放射線の線量情報を示す散布図画面421(図8参照)を表示部42に表示させることができる。また、当該散布図画面421における散布図の複数の点のうち1つを選択することで、選択した点に対応する照射イベントに係る詳細な情報を含む線量情報表示画面422(情報表示画面)(図9参照)を表示部42に表示させることができる。
以下では、散布図画面421及び線量情報表示画面422の表示処理を含むデータ利用処理の制御方法について説明する。
図7は、線量管理装置30及びクライアント端末40において実行されるデータ利用処理の制御手順を示すラダーチャートである。
データ利用処理が開始されると、まず、クライアント端末40の制御部41は、検索条件(患者、検査、モダリティー、体重等)を指定して散布図の表示を指示する入力操作に応じて、当該指示の内容を線量管理装置30に送信する(ステップS21)。
散布図の表示指示を受信した線量管理装置30の制御部31は、記憶部33のデータベース331を参照し、検索条件に応じた散布図を表示するための統計情報を生成する(ステップS22)。ここでは、統計情報は、各照射イベントの線量情報としてのDLPのデータと、当該照射イベントの患者の体重のデータとの組を含む。具体的には、制御部31は、患者情報テーブルT1に含まれる患者ごとに、「体重」を取得するとともに、当該患者(患者キー)に対応付けられている検査を検査情報テーブルT2から特定し、特定された検査(検査キー)に対応付けられている照射イベント情報を照射イベント情報テーブルT5から特定し、特定された照射イベント情報に含まれる「DLP」を取得する。同一患者の検査に対して複数の照射イベント情報が対応付けられている場合には、この患者の「DLP」は複数存在することになり、この患者の体重とDLPの組もDLPの数だけ存在する。
制御部31(出力制御手段)は、生成した統計情報に基づいて、横軸に体重、縦軸にDLPを取った散布図の画像を含む散布図画面421のデータを生成し、当該データに基づいて、クライアント端末40の表示部42に散布図画面421を表示させる。すなわち、制御部31(出力制御手段)は、当該データを送信することで、表示部42により、座標軸の1つが放射線の照射線量に係る量である座標平面上に、複数の線量情報に対応する複数の点を表示させる。具体的には、制御部31は、通信部32によりクライアント端末40に対して散布図画面421のデータを送信させ、当該データを受信したクライアント端末40の制御部41は、受信したデータに基づいて散布図画面421を表示部42に表示させる(ステップS23)。
図8に、クライアント端末40の表示部42に表示される散布図画面421の例を示す。散布図画面421では、体重に対するDLPの値がプロットされている。散布図上に分布している複数の点の各々は、1つの照射イベント情報(照射イベントUID)に対応する。そのため、複数の点のうち1つを選択する選択方法により、1つの照射イベント(したがって、線量情報)を選択することができる。
クライアント端末40の操作部43に対し、散布図上の複数の点のうちの1つを選択する入力操作が行われると、制御部41は、選択された1点に対応する照射イベントに関する線量情報表示画面422の表示要求を線量管理装置30に対して送信する(ステップS24)。ここでは、図8の散布図画面421における飛び値(例えば、図8に示す点P)が選択されたものとする。飛び値とは、散布図上に表示されている複数の点のうち、他の点群と離れている点であり、外れ値ともいう。飛び値に対応する照射イベントでは特に、適切でない照射線量で紫外線が照射されていないかを確認する必要性が高く、この確認のために、線量情報表示画面422を表示させて放射線画像を含む詳細情報を参照する必要がある。
続くステップS25では、線量管理装置30の制御部31は、線量情報表示画面422の表示要求を受信すると、記憶部33のデータベース331及び画像保管領域332から、選択された点(ここでは、飛び値)に対応する照射イベントに関するデータを取得する。すなわち、制御部31(取得手段)は、散布図上の複数の点のうち1つを選択する選択方法により選択された照射イベントに対応する線量情報を取得する。具体的には、制御部31は、選択された点に対応する照射イベント及び線量情報を特定し、当該照射イベントが属する検査の各種データを取得し、当該照射イベント(線量情報)に対応付けられている1つの放射線画像の画像データを取得する。制御部31は、これらの取得した情報に基づいて線量情報表示画面422のデータを生成し、当該データに基づいて、クライアント端末40の表示部42に線量情報表示画面422を表示させる。詳しくは、制御部31は、通信部32によりクライアント端末40に対して線量情報表示画面422のデータを送信させ、当該データを受信したクライアント端末40の制御部41は、受信したデータに基づいて線量情報表示画面422を表示部42に表示させる。
図9に、クライアント端末40の表示部42に表示される線量情報表示画面422の例を示す。線量情報表示画面422には、患者情報領域61、検査情報領域62、照射イベント一覧領域63、照射情報詳細領域64、放射線画像領域65等が含まれる。
患者情報領域61には、選択された照射イベントで検査の対象とされた患者に関する情報が表示される。
検査情報領域62には、選択された照射イベントが属する検査に関する情報が表示される。
照射イベント一覧領域63には、検査と対応付けられている照射イベントの一覧が表示される。すなわち、照射イベント一覧領域63には、散布図上で選択された照射イベントの他に、当該照射イベントが属する検査において発生した全ての照射イベントが一覧表示される。また、照射イベント一覧領域63では、散布図上で選択された1つの照射イベントがハイライト表示により明示されている。図9に示す例では、検査において発生した3つの照射イベントが一覧表示されており、このうち上から2番目の照射イベントが、散布図上で選択された1つの照射イベントとして明示されている。
照射情報詳細領域64には、照射イベント一覧領域63においてハイライト表示されている照射イベントの線量情報が表示される。図9に示す例では、照射時間、電圧、電流、DLP、CTDIvol、スキャン長、ファントム、回転速度及びピッチが線量情報に相当するが、この例に限定されない。
患者情報領域61、検査情報領域62、照射イベント一覧領域63、及び照射情報詳細領域64に表示される項目は、データベース331上の項目の中から任意に設定可能である。
放射線画像領域65には、散布図上で選択された点に対応する照射イベントで生成された複数の放射線画像(シリーズ画像)のうち、1つの放射線画像が代表画像として表示される。代表画像は、例えば上記複数の放射線画像を撮影順に配列したときに配列の中央にある放射線画像とすることができる。これは、シリーズ画像では、最終的に読影に用いられる放射線画像の前後にそれぞれ放射線画像が撮影されることが多く、代表画像として適切な放射線画像が、撮影順のうち中央付近にある場合が多いためである。
ただし、これに限られず、照射イベントにおいて2以上の放射線画像が生成されている場合に、当該2以上の放射線画像のうち所定の規則で選択された任意の1つの放射線画像を表示させてもよい。例えば、シリーズ画像のうち1枚目の放射線画像を代表画像として表示させることとしてもよい。
このように、制御部31(出力制御手段)は、散布図上で選択された1つの点に対応する照射イベントで生成された放射線画像を特定し、特定した放射線画像をクライアント端末40の表示部42に表示させる。
また、制御部31(出力制御手段)は、特定した放射線画像が生成された照射イベントを明示する照射イベント一覧領域63を含む線量情報表示画面422を表示部42に表示させる。また、この線量情報表示画面422内に、上記の特定した放射線画像を表示させる。
放射線画像領域65に表示された放射線画像により患者の体格等を確認することができるため、この放射線画像の確認結果と、照射情報詳細領域64の線量情報とを併せて考慮することで、選択した照射イベントにおける患者の被ばく線量が適正であるか否かを確認することができる。
また、線量情報表示画面422では、散布図上で選択した1つの点に対応する照射イベントが予め照射イベント一覧領域63においてハイライト表示されて明示されるとともに、当該照射イベントで生成された1つの放射線画像が自動的に選択されて放射線画像領域65に表示される。よって、選択した照射イベントにおける被ばく線量が適切であるか否かを簡易に判断することができる。
また、線量情報表示画面422では、照射イベント一覧領域63において任意の照射イベントを選択する入力操作を行うと、表示内容を、当該照射イベントの情報に切り替えることができる。すなわち、選択した照射イベントがハイライト表示され、当該照射イベントの線量情報が照射情報詳細領域64に表示され、当該照射イベントで生成された1つの放射線画像が放射線画像領域65に表示される。これにより、線量情報表示画面422において、検査に含まれる任意の照射イベントの情報を確認することもできる。
ステップS25、S26の処理が終了すると、制御部31、41は、データ利用処理を終了させる。
なお、上記のデータ利用処理では、体重とDLPとの相関関係を表す散布図を表示する例を用いて説明したが、これに限定されない。例えば、患者の体格の指標として、体重に代えてBMI等を用いてもよい。また、線量情報として、DLP以外の種々の指標を用いてもよい。
次に、線量管理装置30において実行されるデータ削除処理について説明する。
線量管理装置30では、線量管理のために放射線画像の画像データが逐次取得されて記憶部33に記憶され、追加されていく。このため、記憶部33の容量不足が生じないように、放射線画像の画像データには保管期間が設定されており、保管期限が経過した画像データを順次削除するために、データ削除処理が実行される。
図10は、データ削除処理の制御部31による制御手順を示すフローチャートである。
データ削除処理は、1週間に1回、1か月に1回等、定期的に実行される。
データ削除処理が開始されると、制御部31(第2の記憶制御手段)は、データベース331を参照して1つの照射イベントを選択し(ステップS31)、選択した照射イベントに設定されている保存期間が経過しているか否かを判別する(ステップS32)。具体的には、制御部31は、選択した照射イベントに属するシリーズの「受信日時」をシリーズ情報テーブルT3から取得し、計時部34から現在日時を取得し、受信日時から現在までの期間と保存期間とを比較することで、保存期間が経過しているか否かを判別する。
保存期間が経過していると判別された場合には(ステップS32で“YES”)、制御部31(第2の記憶制御手段)は、照射イベントに対応付けられている放射線画像の画像データを記憶部33から削除する(ステップS33)。
ステップS33が終了した場合、又はステップS32において保存期間が経過していないと判別された場合には(ステップS32で“NO”)、制御部31は、未選択の照射イベントがあるか否かを判別する(ステップS34)。制御部31は、未選択の照射イベントがあると判別された場合には(ステップS34で“YES”)、処理をステップS31に戻し、全ての照射イベントが選択済であると判別された場合には(ステップS34で“NO”)、データ削除処理を終了させる。
なお、上記では、照射イベント単位で保存期間を設定したが、これに限られず、例えばシリーズ単位で保存期間を設定してもよい。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、図3に示すように、シリーズ情報テーブルT3に照射イベントキーを含ませることで、シリーズ(及びシリーズに属する放射線画像)と照射イベントとを対応付け、シリーズを介して各放射線画像と照射イベントが対応付けられていたが、これに限られない。
例えば、図11に示すように、画像情報テーブルT4に照射イベントキーを含ませることで、各放射線画像と照射イベントとを直接対応付けてもよい。このようなデータベース331の管理のためには、放射線画像の付帯情報に、RDSRと対応付けるための照射イベントUIDを含ませればよい。
また、照射イベントと放射線画像とを対応付ける方法は、これに限られず、例えば、照射イベントと、シリーズ又は放射線画像とを対応付けるテーブルデータをデータベース331とは別個に設けてもよい。
以上のように、本実施形態に係る線量管理装置30は、被検体への放射線の照射に応じて1又は2以上の放射線画像が生成される照射イベントにおける、放射線の照射線量に係る線量情報を管理する。線量管理装置30は、制御部31を備え、当該制御部31は、所定の選択方法により選択された線量情報を取得し(取得手段)、放射線画像と、複数の照射イベントのうち当該放射線画像が生成された照射イベントにおける線量情報との対応関係を特定可能なデータベース331に基づいて、取得された線量情報に対応する放射線画像を特定し、特定した放射線画像を出力する(出力制御手段)。
これにより、照射イベントの線量情報を選択する簡易な操作によって、当該照射イベントにおいて生成された放射線画像を直接表示させて確認することができる。このため、1つの検査に複数の照射イベントが含まれる場合であっても、複数の照射イベントの多数の放射線画像の中から所望の照射イベントの放射線画像を探索して表示させる手間を省くことができる。このように線量情報に対応する放射線画像を簡易に確認できることで、当該放射線画像から把握される患者の体格等を加味した被ばく線量の適否判断を容易に行うことができる。
また、制御部31は、特定した放射線画像をクライアント端末40の表示部42に表示させる(出力制御手段)。これにより、表示部42の画面上で視覚的に、かつ簡易に放射線画像を確認することができる。
また、制御部31は、特定した放射線画像が生成された照射イベントを明示する線量情報表示画面422を表示部42に表示させる(出力制御手段)。これにより、1つの検査に複数の照射イベントが含まれる場合であっても、選択した線量情報に対応する照射イベントを線量情報表示画面422上で簡易に識別することができる。
また、制御部31は、特定した放射線画像を線量情報表示画面422に表示させる(出力制御手段)。これにより、選択した線量情報に対応する照射イベントと、当該照射イベントにおいて生成された放射線画像とを同一画面上で簡易に確認することができる。よって、照射イベントの線量情報等と、放射線画像から把握される患者の体格等を同一画面上で確認することができるため、選択した照射イベントにおける被ばく線量が適切であるか否かを簡易に判断することができる。
また、制御部31は、所定の態様で表示部42に表示された複数の線量情報のうちの1つを選択する選択方法によって選択された線量情報を取得する(取得手段)。これにより、選択候補の複数の線量情報が予め提示されるため、所望の線量情報を選択しやすくすることができる。
また、制御部31は、表示部により、座標軸の1つが放射線の照射線量に係る量である座標平面上に、複数の線量情報に対応する複数の点を表示させ(出力制御手段)、複数の点のうち1つを選択する選択方法により選択された線量情報を取得する(取得手段)。これにより、視覚的に分かりやすい方法により所望の線量情報を選択することができる。
また、制御部31は、取得された線量情報に対応する照射イベントにおいて2以上の放射線画像が生成されている場合に、当該2以上の放射線画像のうち所定の規則で選択された1つの放射線画像を出力する(出力制御手段)。これにより、照射イベントを代表する放射線画像が自動的に選択されて表示されるため、ユーザーが複数の放射線画像から適切な1つを探索する手間を省くことができる。よって、より簡易に被ばく線量が適正であるか否かの判断を行うことができる。
また、線量管理装置は記憶部33を備え、制御部31は、受信した線量情報と、当該線量情報に対応する照射イベントにおいて生成された放射線画像とが対応付けられたデータベース331を生成して記憶部33に記憶させ(第1の記憶制御手段)、データベース331に基づいて、上記線量情報に対応する放射線画像を特定する。これにより、照射イベントの発生に応じてデータベース331を更新することができるため、最新の照射イベントを含む任意の照射イベントについて被ばく線量の適否判断を行うことができる。
また、制御部31は、放射線画像の画像データを取得して、照射イベントごとにグループ化して記憶部33に記憶させる(第2の記憶制御手段)。これにより、照射イベントごとの放射線画像を簡易な処理で適切に管理することができる。
また、制御部31は、放射線画像の画像データの容量を低減させて記憶部33に記憶させる(第2の記憶制御手段)。これにより、記憶部33の記憶容量を有効利用することができ、記憶部33により多くの放射線画像の画像データを記憶させることができる。
また、制御部31は、照射イベントに設定されている放射線画像の画像データの保存期間を取得し、保存期間が経過した照射イベントの画像データを記憶部33から削除する(第2の記憶制御手段)。これにより、記憶部33の記憶容量が不足して最新の画像データが記憶できなくなる不具合の発生を避けることができる。
また、本実施形態に係るプログラム333は、線量管理装置30に設けられたコンピューターとしての制御部31を、所定の方法により選択された線量情報を取得する取得手段、放射線画像と、複数の照射イベントのうち当該放射線画像が生成された照射イベントにおける線量情報との対応関係を特定可能なデータベース331に基づいて、取得手段により取得された線量情報に対応する放射線画像を特定し、特定した放射線画像を出力する出力制御手段、として機能させる。このようなプログラム333を用いることにより、照射イベントの線量情報を選択する簡易な操作によって、当該照射イベントにおいて生成された放射線画像を直接表示させて確認することができる。このため、1つの検査に複数の照射イベントが含まれる場合であっても、複数の照射イベントの多数の放射線画像の中から所望の照射イベントの放射線画像を探索して表示させる手間を省くことができる。このように線量情報に対応する放射線画像を簡易に確認できることで、当該放射線画像から把握される患者の体格等を加味した被ばく線量の適否判断を容易に行うことができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る線量管理装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、CT装置による検査等において、1つの照射イベントで複数の放射線画像が生成される例を用いて説明したが、これに限られない。一例を挙げると、X線単純撮影等において、1つの照射イベントで1つの放射線画像を生成する場合にも本発明を適用することができる。この場合の線量情報は、1つの放射線画像を生成するための放射線照射ごとに管理されることとなるため、線量情報と放射線画像とが1対1に対応する。
また、線量管理装置30に操作部及び表示部が設けられており、ユーザーが線量管理装置30を直接操作可能である場合には、線量管理装置30においてユーザー操作を受け付けてもよい。この場合には、上記実施形態でクライアント端末40の表示部42に表示させていた内容は、線量管理装置30の表示部に表示される。
また、クライアント端末40に線量管理装置30の機能を設け、上記実施形態で線量管理装置30及びクライアント端末40が分担した機能をクライアント端末40に集約してもよい。この場合には、クライアント端末40が本発明の「線量管理装置」に相当する。
また、クライアント端末40は、検査装置10の制御に用いられるコンソールであってもよい。
また、上記実施形態では、線量管理装置30の記憶部33にデータベース331及び画像保管領域332が設けられている例を用いて説明したが、これに限られない。例えば、線量管理装置30の外部のデータベースサーバー等にデータベース331を設けて、必要なデータを都度データベースサーバーから取得してもよい。同様に、線量管理装置30の外部の記憶装置に放射線画像の画像データを記憶させて、必要な画像データを都度この記憶装置から取得してもよい。
また、上記実施形態では、散布図上の複数の点のうち1つを選択する方法で照射イベント及びその線量情報を選択する例を用いて説明したが、これに限られず、複数の線量情報のうち所望の1つを特定可能な任意の方法で線量情報を選択することができる。
また、放射線画像の出力の態様として、表示部42への表示を例示したが、これに限定されない。放射線画像の出力は、例えば用紙への印刷などであってもよい。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体として記憶部33又はROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
10 検査装置
20 医用画像保管装置
30 線量管理装置
31 制御部(取得手段、出力制御手段、第1の記憶制御手段、第2の記憶制御手段)
32 通信部
33 記憶部(記憶手段)
331 データベース(線量対応情報)
332 画像保管領域
333 プログラム
34 計時部
40 クライアント端末
41 制御部
42 表示部(表示手段)
43 操作部
44 通信部
45 記憶部
51,52 放射線画像
100 医療情報管理システム
421 散布図画面
422 線量情報表示画面(情報表示画面)
N 通信ネットワーク
T1 患者情報テーブル
T2 検査情報テーブル
T3 シリーズ情報テーブル
T4 画像情報テーブル
T5 照射イベント情報テーブル

Claims (9)

  1. 被検体への放射線の照射に応じて放射線画像が生成される照射イベントにおける、放射線の照射線量に係る線量情報を管理する線量管理装置であって、
    所定の選択方法により選択された前記線量情報を取得する取得手段と、
    前記放射線画像と、複数の前記照射イベントのうち当該放射線画像が生成された照射イベントにおける前記線量情報との対応関係に基づいて、前記取得手段により取得された前記線量情報に対応する前記放射線画像を特定し、特定した前記放射線画像を出力する出力制御手段と、
    記憶手段と、
    受信した前記線量情報と、当該線量情報に対応する前記照射イベントにおいて生成された前記放射線画像とが対応付けられた線量対応情報を生成し、当該線量対応情報を前記記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、
    を備え、
    前記出力制御手段は、所定の表示手段により、座標軸が放射線の照射線量に係る量と、前記被検体の体格に係る情報の少なくとも二つを含む座標軸である座標平面上に、複数の前記線量情報に対応する複数の点を散布図として表示させ、
    前記取得手段は、前記散布図の前記複数の点のうち1つを選択する選択方法により選択された前記線量情報を取得し、
    前記出力制御手段は、前記線量対応情報に基づいて前記線量情報に対応する前記放射線画像を特定する線量管理装置。
  2. 前記出力制御手段は、前記特定した放射線画像を前記表示手段に表示させる、請求項1に記載の線量管理装置。
  3. 前記出力制御手段は、前記特定した放射線画像が生成された前記照射イベントを明示する情報表示画面を前記表示手段に表示させる、請求項2に記載の線量管理装置。
  4. 前記出力制御手段は、前記特定した放射線画像を前記情報表示画面に表示させる、請求項3に記載の線量管理装置。
  5. 前記出力制御手段は、前記取得手段により取得された前記線量情報に対応する照射イベントにおいて2以上の前記放射線画像が生成されている場合に、当該2以上の放射線画像のうち所定の規則で選択された1つの放射線画像を出力する、請求項1~のいずれか一項に記載の線量管理装置。
  6. 記憶手段と、
    前記放射線画像の画像データを取得して、照射イベントごとにグループ化して前記記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段と、
    を備える、請求項1~のいずれか一項に記載の線量管理装置。
  7. 前記第2の記憶制御手段は、前記放射線画像の前記画像データの容量を低減させて前記記憶手段に記憶させる、請求項に記載の線量管理装置。
  8. 前記第2の記憶制御手段は、前記照射イベントに設定されている前記放射線画像の前記画像データの保存期間を取得し、前記保存期間が経過した前記照射イベントの前記画像データを前記記憶手段から削除する、請求項又はに記載の線量管理装置。
  9. 被検体への放射線の照射に応じて放射線画像が生成される照射イベントにおける、放射線の照射線量に係る線量情報を管理する線量管理装置に設けられたコンピューターを、
    所定の方法により選択された前記線量情報を取得する取得手段、
    前記放射線画像と、複数の前記照射イベントのうち当該放射線画像が生成された照射イベントにおける前記線量情報との対応関係に基づいて、前記取得手段により取得された前記線量情報に対応する前記放射線画像を特定し、特定した前記放射線画像を出力する出力制御手段、
    受信した前記線量情報と、当該線量情報に対応する前記照射イベントにおいて生成された前記放射線画像とが対応付けられた線量対応情報を生成し、当該線量対応情報を記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段、
    として機能させ、
    前記出力制御手段は、所定の表示手段により、座標軸が放射線の照射線量に係る量と、前記被検体の体格に係る情報の少なくとも二つを含む座標軸である座標平面上に、複数の前記線量情報に対応する複数の点を散布図として表示させ、
    前記取得手段は、前記散布図の前記複数の点のうち1つを選択する選択方法により選択された前記線量情報を取得し、
    前記出力制御手段は、前記線量対応情報に基づいて前記線量情報に対応する前記放射線画像を特定するプログラム。
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