JP2004118744A - 医療情報通知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】患者の親等、患者関係者の端末に対して、検査が開始したか終了したかの検査状況情報をリアルタイムに通知する。
【解決手段】通知先端末である患者A関係者の端末18と、医療情報の通知内容と端末18の宛先であるメールアドレスが登録される医療情報の管理サーバ36と、診断機器26Aでの検査を指示する診断端末24Aとが通信回線40,13で接続される。診断端末24Aから診断機器26Aに対して検査の開始および終了が指示されると、この検査の開始および終了指示情報が管理サーバ36に送信される。管理サーバ36は、検査状況情報を、電子メールで、患者Aの端末16ではなく、患者Aの関係者の端末18に自動的に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】通知先端末である患者A関係者の端末18と、医療情報の通知内容と端末18の宛先であるメールアドレスが登録される医療情報の管理サーバ36と、診断機器26Aでの検査を指示する診断端末24Aとが通信回線40,13で接続される。診断端末24Aから診断機器26Aに対して検査の開始および終了が指示されると、この検査の開始および終了指示情報が管理サーバ36に送信される。管理サーバ36は、検査状況情報を、電子メールで、患者Aの端末16ではなく、患者Aの関係者の端末18に自動的に送信する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、医療情報を医療施設内および医療施設外でネットワークを介して共有する医療情報通知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、医療関係において、ネットワークを利用した医療施設と患者との情報の共有化が進展している。
【0003】
たとえば、病院内ホストコンピュータから病院内外の患者の携帯端末へ「待合い室にお越しください」といったメッセージを送るサービス等が考えられている(特許文献1参照)。
【0004】
また、病院内の医師端末から病院外の患者の端末(携帯電話・ファクシミリ)へスケジュール情報(投薬時間指示、医師等の訪問時間の通知)を送るサービスも考えられている(特許文献2)。
【0005】
さらに、ホームページ上に表示された問診票に利用者が書き込み、医師がこの問診票を元にした診断書を前記利用者に送付するサービスも考えられている(特許文献3)。
【0006】
さらにまた、医療施設の診療記録保管部署等に記録されている診療記録が、医師あるいは患者等の利用者の端末により閲覧可能にされたサービスも考えられている(特許文献4)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−41652号公報 (段落[0067])
【特許文献2】
特開2002−63282号公報 (段落[0034])
【特許文献3】
特開2001−195520号公報
【特許文献4】
特開2001−290882号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に係る技術では、サービス内容が診察開始間近の患者への案内にサービスが特化されており、診察開始以降の情報の通知については考慮されていない。
【0009】
特許文献2に係る技術では、患者へのスケジュール情報(投薬時間指示、医師等の訪問時間の通知)の通知など在宅診療を対象としており、医療施設内での外来患者のスケジューリングについては考慮されていない。
【0010】
なお、特許文献1、2に係る技術では、情報の利用者が医療施設関係者および患者自身に限定されている。
【0011】
特許文献3に係る技術では、来院せずに、単に、問診票のみで診断を行うだけであり、医師に直接診断を仰ぎたい患者は利用することができない。
【0012】
特許文献4に係る技術では、診療記録が診療記録保管部署のサーバに記録された後でなければ利用することができない。
【0013】
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、患者や医師はもとより、患者以外の者、たとえば患者の関係者あるいは医療施設外の者が医療情報の各種通知を受けることを可能とする医療情報通知システムを提供することを目的とする。
【0014】
また、この発明は、患者の検査の進行状況を医師、患者、患者の関係者あるいは医療施設関係者が把握することを可能とする医療情報通知システムを提供することを目的とする。
【0015】
さらに、この発明は、診断結果情報を患者、患者の関係者あるいは医療施設関係者が把握することを可能とする医療情報通知システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の医療情報通知システムは、以下の特徴を有する。
【0017】
(1)通信回線を介して接続される、通知先端末と、前記通知先端末の宛先と前記宛先への医療情報の通知内容が登録される管理サーバと、前記管理サーバに医療情報を送信する通知元端末とを備え、前記管理サーバに登録される医療情報の通知内容が、患者の検査状況であり、前記通知元端末から前記管理サーバに対して、患者の検査状況情報が送信されたとき、前記管理サーバは、送信されてきた検査状況情報を前記通知先端末に送信する。
【0018】
このため、通知先端末では、患者の検査がどこまで進んでいるか等の検査状況を把握することができる。
【0019】
(2)通知元端末から管理サーバに送信される検査状況情報が、診断機器での検査の開始情報または終了情報である場合、通知先端末では、診断機器での検査の開始時間または終了時間を知ることができる。すなわち、通知先端末の利用者は、まだ検査が始まるのを待っているのか、もう検査が終わっているのかを知ることができる。
【0020】
(3)通知先端末が、患者の端末ではなく、患者の関係者の端末である場合、患者の関係者は患者に付き添うことなく検査の進行状況を所望の場所で知ることができる。
【0021】
(4)通知元端末が診断機器である場合、診断機器が管理サーバとやりとりする検査状況情報を利用することができる。
【0022】
(5)通信回線を介して接続される、通知先端末と、この通知先端末の宛先とこの宛先への医療情報の通知内容が登録される管理サーバと、この管理サーバに医療情報を送信する通知元端末とを備え、この管理サーバに登録される医療情報の通知内容が、患者の診断結果であり、通知元端末から管理サーバに対して、患者の診断結果情報が送信されたとき、管理サーバは、送信されてきた診断結果情報を通知先端末に送信する。通知先端末の利用者は、自動的かつ確実に診断結果情報を得ることができる。
【0023】
(6)管理サーバは電子カルテを記録するデータベースを有し、通知元端末が、電子カルテへの記入が可能な診断端末であり、診断端末において電子カルテに診断結果が記入されたとき、記入された診断結果情報が通信回線を介して管理サーバのデータベースに記録され、管理サーバは記録された診断結果情報を通知先端末に送信する。
【0024】
この場合、たとえば、医師が通信先端末への送信作業等、特別な作業を行うことなく、電子カルテに記入するだけで患者等に対して診断結果を文書(通知先端末の画面上、あるいはプリント結果)として渡すことができる。文書として診断結果を患者等に渡すことで、患者は医師からの口頭での説明を忘れても後に診断結果を参照することができる。
【0025】
(7)管理サーバから診断結果情報を通知先端末に送信する際、診断結果情報を加工した加工診断結果情報を送信することで、患者に送信する診断結果は電子カルテの情報をそのまま送信するのではなく、患者向けの書式に変換して送信できる。たとえば、患者には公開したくない情報を秘匿できる。また、患者に親しみ易い体裁で情報を公開することができる。
【0026】
(8)通知先端末に、患者の端末、患者関係者の端末、医療施設内端末、薬を調合する薬局の端末のいずれか一つを含ませることができ、種々の端末で診断結果情報を利用することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1−図4の図面を参照して説明する。
【0028】
図1は、この発明の一実施形態に係る医療情報通知システム10の構成を示す模式図である。
【0029】
図2は、図1例の医療情報通知システム10のブロック図である。
【0030】
図1および図2において、この医療情報通知システム10は、たとえば総合病院内、大学病院内あるいは健康保険センタ内等の医療施設内に適用される医療情報管理システム12と、医療情報を利用するために、インターネット等のネットワークである通信回線13を通じて接続される外部の複数の通知先端末14とから構成される。
【0031】
この例で、通知先端末14は、ノートパソコンとプリンタ等から構成される患者Aの端末16と、携帯電話より構成される、この患者Aの親等の関係者端末18と、PDA(Personal Digital Assistants)より構成される患者Bの端末20と、ファクシミリ機能を有する電話、いわゆるファクシミリ電話により構成される、その患者Bの親戚等の関係者端末22と、デスクトップパソコンとプリンタ等から構成される薬局の端末23とから構成されている。薬局の端末23は、医療情報管理システム12内で医師により処方された処方箋情報に基づき薬を調合し患者A、患者B等に提供する薬局に設置される。
【0032】
一方、医療情報管理システム12は、モダリティである診断機器26(26A,26B,26C)と、この診断機器26に検査を指示したり医師が電子カルテを記入する診断端末24(24A,24B,24C,24D)と、受付端末30と、会計端末32と、外部の通信回線13に対するアクセスを仲介するとともにファイアウォールが内蔵されるプロキシサーバ34と、メールサーバ37と、診断機器26での検査状況情報および診断端末24で記入された電子カルテの情報並びに会計情報等医療施設内の全ての医療情報をデータとして記録管理する医療情報の管理サーバ36とから構成されている。なお、管理サーバ36には、医療情報をデータとして記録する記憶装置であるハードディスク等のデータベース38が接続されている。この実施形態で、管理サーバ36は、いわゆるRIS(Radiology Information System)サーバを兼用している。RISサーバ以外のサーバとしてもよい。
【0033】
なお、診断端末24Aと診断機器26A、診断端末24Bと診断機器26B、および診断端末24Cと診断機器26Cとは、一体的な構成とすることもできる。なお、診断端末24Dは、たとえば医師の診察室内に配置される。
【0034】
この実施形態において、診断機器26Aは頭部診断画像を得るためのMRI(Magnetic Resonance Image)装置であり、診断機器Bは呼吸器系診断画像を得るためのCR(Computed Radiography)装置であり、診断機器Cは消化器系診断画像を得るための遠隔操作式診断システムである。
【0035】
この実施形態において、診断機器26Bと、診断端末24と、受付端末30と、会計端末32と、プロキシサーバ34と、メールサーバ37と、管理サーバ36の各装置は、LAN(Local Area Network)などの医療施設内の通信回線40を介して接続されている。なお、診断機器26A,26Cは、それぞれ診断端末24A,24Cに接続されている。
【0036】
図1、図2の医療情報通知システム10を構成する通信回線40、13に接続される管理サーバ36等の全ての装置は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)が、プログラムに従って、一連の計算またはデータ処理を自動的に行うコンピュータの機能を有している。すなわち、CPUは、ROM(Read Only Memory)やHD(ハードディスク)などに格納されている各種プログラムに基づき、RAM(Random Access Memory)をワークメモリとして利用して各種の画像処理や通信処理およびその他のデータ処理を実行する。
【0037】
次に、上述の実施形態の動作について、図3に示す第1実施形態(検査状況情報の通知)に係るフローチャートを参照しながら説明する。
【0038】
この図3のフローチャートは、たとえば患者Aが患者Aの親に付き添われて医療情報管理システム12が適用された病院に来院し、一旦、親が病院を離れているときに、患者Aに対して検査がなされ帰宅するまでの流れを例として、患者Aの検査状況を病院外にいる上記の親、すなわち患者A関係者の携帯電話等の端末18に通知する処理を示している。
【0039】
図3において、まず、ステップS1では、患者Aが患者A関係者とともに、受付端末30の場所で受け付けをするが、このとき、検査状況の通知希望者である患者A関係者は、通知希望内容と通知先を受付端末30で病院の職員に頼んで入力する。もちろん、受付端末30のこの通知機能を患者Aあるいは患者Aの関係者に開放して患者Aあるいは患者A関係者が通知希望内容と通知先を入力することもできる。入力する場合、受付端末30の表示装置の画面上に通知希望内容が表示されるので、病院の職員あるいは患者Aまたは患者A関係者は、この画面表示を見ながら所望の通知希望内容を選択するとともに、通知先を入力することができる。
【0040】
この実施形態において、通知先は、患者A関係者の端末18、この例では携帯電話のメールアドレスとされ、通知希望内容は、診断機器26での検査の開始情報および終了情報であるものとする。この場合、通知先は、メールアドレスに代替して、患者A関係者の図示していないファクシミリあるいは電話機の電話番号とすることもできる。
【0041】
なお、ステップS1における受付時においては、病院の職員の操作により、受付端末30と管理サーバ36とが通信して患者AにID(Identification)が付けられ、かつ患者Aの名前、住所、電話番号等の書誌事項が記載された電子カルテが作成されてデータベース38に記録される。
【0042】
このように、ステップS1で作成された電子カルテは通信回線40および管理サーバ36を通じてデータベース38に登録され、ステップS2において、に同様に、通知希望内容・通知先が、通信回線40および管理サーバ36を通じてデータベース38中の「通知待ち患者リスト」に患者IDを検索情報、いわゆるキーとして登録される。
【0043】
受付終了時に、患者A関係者は、端末18を携帯して一旦病院を離れるものとし、その一方、患者Aは、病院の待合室で順番を待つものとする。
【0044】
順番がきて、患者Aが、たとえば、診断端末24Dが設置された診察室に行き医師が診断し診断内容をその診断端末24Dを介して電子カルテに記載するとともに患者Aの患部の診断に必要な診断機器26(ここでは、診断機器26Aとする。)を決定することで、ステップS3において、データベース38上の電子カルテの内容が更新される。そして、患者Aは、診断機器26Aが設置された診断室に行く。
【0045】
診断室では、患者Aが診断機器26Aに対して診断可能状態とされ、ステップS4において、撮影技師が、診断端末24Aの画面上で管理サーバ36を介してデータベース38上の患者Aの電子カルテの内容を確認し、この診断端末24Aから診断機器26Aに対して検査の開始指示情報を入力することで患者Aに対する検査が開始される。
【0046】
このとき、ステップS5において、診断端末24Aから検査状況情報である検査の開始指示情報が管理サーバ36にも送信される。
【0047】
ステップS6において、検査開始指示情報を受けた管理サーバ36は、ステップS2で作成された「通知待ち患者リスト」を検索し、検査開始指示情報による検査該当患者である患者AのIDが、この「通知待ち患者リスト」に存在する患者AのIDと一致したとき、「通知待ち患者リスト」の指定通知先に診断機器26Aでの検査の開始情報を自動的に発信する。
【0048】
このとき、診断機器26Aでの検査の開始情報は、管理サーバ36から、指定通知先宛先とともに、通信回線40を介してメールサーバ37に送信され、このメールサーバ37上で送信メールとされ、この送信メールが通信回線40、プロキシサーバ34、通信回線13を介して指定通知先である患者A関係者の端末18に送信される。
【0049】
ステップS21において、端末18上で受信メールの通知に対応して患者A関係者が開封すると、端末18の画面上に患者Aに対する診断機器26Aでの検査が開始した旨が表示される。これにより患者Aの関係者は、患者Aの診断機器26Aによる検査が開始したことを知る。
【0050】
次いで、ステップS7において診断機器26Aにおいて、患者Aの患部の画像の撮影が行われる。すなわち、診断機器26Aでの診断が行われる。この診断機器26Aで撮影された患者Aの患部の医用画像は、診断端末24A、管理サーバ36を介してデータベース38に格納されるとともに、患者Aの電子カルテの関連ファイルとして、該電子カルテ上に追記される。
【0051】
撮影が終了すると、ステップS8において、撮影技師が、診断端末24Aの画面上で検査の終了指示情報を入力する。
【0052】
このとき、ステップS9において、診断端末24Aから検査情報である検査の終了指示情報が管理サーバ36にも送信される。
【0053】
ステップS10において、検査終了指示情報を受けた管理サーバ36は、ステップS2で作成された「通知待ち患者リスト」を検索し、検査開始終了情報による検査該当患者である患者AのIDが、この「通知待ち患者リスト」に存在する患者AのIDと一致していると判断した場合、「通知待ち患者リスト」の指定通知先に検査の終了情報を自動的に発信する。
【0054】
このとき、検査の終了情報は、管理サーバ36から、通信回線40を介してメールサーバ37上で送信メールとされ、この送信メールが通信回線40、プロキシサーバ34、通信回線13を介して指定通知先である患者A関係者の端末18に送信される。
【0055】
ステップS22において、端末18上で受信メールを開封すると、画面上に患者Aに対する診断機器26Aでの検査が終了した旨が表示される。これにより患者Aの関係者は、患者Aの検査が終了したことを知る。
【0056】
このようにして、患者A関係者端末18を携帯する患者A関係者は、たとえば病院に患者Aをタイムリーに迎えに行くことができる。
【0057】
図3のフローチャートを参照して説明した実施形態によれば、通信回線40を介して接続される、通知先端末である患者A関係者の端末18と、医療情報の通知内容と端末18の宛先であるメールアドレスが登録される医療情報の管理サーバ36と、診断機器26Aでの検査を指示する通知元端末としての診断端末24Aの相互作用下に、診断端末24Aにより診断機器26Aに対して検査の開始および終了が指示され、この検査の開始および終了指示情報が管理サーバ36に送信されたとき、管理サーバ36から患者Aの検査状況情報が電子メールで、自動的に患者A関係者端末18に送信されるようになっている。
【0058】
このため、患者A関係者は、たとえば検査終了指示情報の受信を目安に患者Aを病院に迎えに行くことができる。この場合、患者Aの関係者は、自己の端末18への通知を待てばよいため、患者Aを迎えに行くまでの時間を気にすることなく有効に使うことができる。また、患者A自らが電話等で患者Aの関係者を呼び出す必要がない。なお、患者Aを迎えにいく必要がない場合においても、患者Aの帰宅時間の目安を得ることができる。しかも、患者Aに対して実際にどのような検査が行われたのかを知ることができる。
【0059】
なお、図3のフローチャートでは、患者A関係者の端末18に検査状況情報を送信して通知するようにしたが、端末18を含めて通信回線13に接続可能な外部の端末16、18、20、22は、医療施設、この場合病院から患者A,Bあるいは患者A,Bの関係者に貸出するようにすれば、患者A,Bあるいは患者A,Bの関係者が各端末16、18、20、22を通知先として登録することが不要となる。ただ、借りた端末の病院への返却は必要である。
【0060】
また、上述した実施形態では、診断端末24と管理サーバ36との間の検査開示情報あるいは検査終了情報の転送を利用しているが、たとえば、診断端末24にカードリーダを敷設し、このカードリーダにより図示していない磁気カード形式の電子カルテを読み込んだときに、患者Aの端末16あるいは患者Aの関係者の端末18に検査状況を通知するようにすることもできる。
【0061】
また、会計端末32と連動して検査終了情報を患者Aの端末16あるいは患者Aの関係者の端末18に通知するように変更することもできる。なお、検査状況情報の通知の際、あるいはこれとは別に診断担当の医師名を患者A,Bあるいは患者A,Bの関係者の端末16,18,20,22に通知することもできる。
【0062】
次に、図4に示す第2実施形態(診断結果情報の通知)に係るフローチャートを参照しながら説明する。
【0063】
図4は、患者Bに対する医師による診断結果情報を、会計端末32、病院外の薬局の端末23、患者Bの端末20、または患者Bの親等の関係者の端末22に通知する処理を示している。
【0064】
この場合、会計端末32では、患者Bの会計時、同時に、患者Bの診断結果を印刷して患者B自身に渡すことができる。病院外の薬局の端末23では、管理サーバ36から通信回線40,13を介して薬局の端末23に送られる処方箋に基づく薬を調合し、調合した薬を患者B自身に渡すとき、診断結果を同時に渡すことができる。患者Bの端末20では、患者B自身が診断結果を知ることができる。患者Bの親等の関係者の端末22では、患者B自身の診断結果と同等あるいはさらに詳しい診断結果を知るようにすることができる。
【0065】
そこで、図4において、まず、ステップS31では、患者Bが患者B関係者とともに、受付端末30の場所で受け付けをするが、このとき、診断結果の通知希望者である患者Bおよび患者Bの関係者は、それぞれ通知希望内容と各通知先を受付端末30で入力する。
【0066】
ここで、通知先は、患者Bの端末20、患者B関係者の端末22とされ、通知希望内容は、医師による診断結果であるが、患者Bの端末20への通知内容に比較して患者Bの関係者の端末22への通知内容がより詳しいものとされたとする。
【0067】
なお、受付端末30では、病院の職員が患者Bの電子カルテの書誌事項を記載して患者Bの電子カルテを作成する。この場合にも、電子カルテ作成時に、患者Bに固有の患者ID(Identification)である識別記号が自動的に付けられる。
【0068】
ステップS31で作成された電子カルテは、ステップS32において通信回線40および管理サーバ36を通じてデータベース38に登録され、同様に、通知希望内容・通知先は通信回線40および管理サーバ36を通じてデータベース38の「通知待ち患者リスト」に登録される。
【0069】
次にステップS33において、患者Bの診察時に医師は、診断端末24D上に、患者Bの電子カルテを管理サーバ36のデータベース38から通信回線40を介して呼び出す。
【0070】
なお、電子カルテは、診断端末24Dの画面上で患者Bの患者IDあるいは患者名等を入力することで呼び出すことができる。
【0071】
次いで、ステップS34において、医師により診察がなされ、その診断結果、薬の処方が診断端末24Dを通じて電子カルテに記入される。
【0072】
そして、ステップS35において、医師は診断端末24Dを通じて電子カルテの保存処理を行う。これにより、データベース38上の電子カルテが更新される。
【0073】
このとき、電子カルテの更新を検知した管理サーバ36は、ステップS36において、ステップS32で作成された「通知待ち患者リスト」を検索し、電子カルテ上の患者IDと同じIDが「通知待ち患者リスト」上に存在するかどうかを判断する。
【0074】
電子カルテ上の患者IDと同じIDが「通知待ち患者リスト」上に存在していた場合、ステップS37において、管理サーバ36は、患者Bの端末20に発信(送信)する診断結果の書式選択を、患者Bの年齢・性別によって自動的に切り替えて送信用データを生成し、ステップS38において患者Bの端末20に送信する。また、一定書式での診断結果を患者Bの関係者の端末22に送信する。
【0075】
これにより、ステップS41において患者Bの端末20では診断結果を受信するが、たとえば患者Bが低年齢であった場合には、「歯を磨こう」などの標語を付記した理解の容易な文章での診断結果が受信され、その一方、患者Bが20〜40代である場合にはより専門的な情報が記載された診断結果、たとえば、運動の指針、食事の指針等健康維持へのアドバイス等が合わせて記載された診断結果が受信される。
【0076】
なお、ステップS37、ステップS41において、患者Bの関係者の端末22がパスワード機能を有する端末である場合には、パスワードを付けて検査結果を送信することで、患者B自身には公開したくない情報を患者Bの関係者のみに通知することができる。
【0077】
また、診断結果は、会計端末32あるいは薬局の端末23に設置されたプリンタに送信され、会計時あるいは薬の手渡し時に患者Bに診断結果のハードコピーが手渡される。もちろん、患者Bの関係者のファクシミリ電話の端末22では、診断結果がハードコピーで出力される。
【0078】
以上説明したように、図4のフローチャートによる第2実施形態によれば、診断端末24において管理サーバ36から呼び出した電子カルテに対する入力が終了し、管理サーバ36上での電子カルテの更新が完了したとき、管理サーバ36から診断結果情報が通知先端末20,22に送信されるので、医師が特別な作業を行うことなく、患者Bに対して診断結果を文書として渡すことができる。また、診断結果を文書(端末20、22の画面上あるいはハードコピー)として患者Bに渡すことで、患者Bは口頭での説明を忘れても後に診断結果情報を参照することができる。
【0079】
なお、管理サーバ36から診断結果情報を通知先端末20,22に送信する際、診断結果情報を、たとえば患者Bの年齢・性別あるいは患者Bの関係者によって自動的に加工した加工診断結果情報を送信するようにしているので、通知先端末20,22を利用する人の属性に対応した情報を通知先端末20、22で得ることができる。
【0080】
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、患者や医師はもとより、患者以外の者、たとえば患者の関係者あるいは医療施設外の者が各種通知を受けることができる。
【0082】
また、この発明によれば、患者の検査の進行状況を医師、患者、患者の関係者あるいは医療施設関係者が把握することができる。
【0083】
さらに、この発明によれば、診断結果情報を患者、患者の関係者あるいは医療施設関係者が把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の医療情報通知システムの構成を示す模式図である。
【図2】図1例の医療情報通知システムのブロック図である。
【図3】検査状況通知の動作説明に供されるフローチャートである。
【図4】診断結果通知の動作説明に供されるフローチャートである。
【符号の説明】
10…医療情報通知システム 12…医療情報管理システム
14…通知先端末 16…患者A端末
18…患者A関係者端末 20…患者B端末
22…患者B関係者端末 23…薬局端末
24(24A,24B,24C,24D)…診断端末
26(26A,26B,26C)…診断機器
30…受付端末 32…会計端末
34…プロキシサーバ 36…医療情報管理サーバ
37…メールサーバ
【発明の属する技術分野】
この発明は、医療情報を医療施設内および医療施設外でネットワークを介して共有する医療情報通知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、医療関係において、ネットワークを利用した医療施設と患者との情報の共有化が進展している。
【0003】
たとえば、病院内ホストコンピュータから病院内外の患者の携帯端末へ「待合い室にお越しください」といったメッセージを送るサービス等が考えられている(特許文献1参照)。
【0004】
また、病院内の医師端末から病院外の患者の端末(携帯電話・ファクシミリ)へスケジュール情報(投薬時間指示、医師等の訪問時間の通知)を送るサービスも考えられている(特許文献2)。
【0005】
さらに、ホームページ上に表示された問診票に利用者が書き込み、医師がこの問診票を元にした診断書を前記利用者に送付するサービスも考えられている(特許文献3)。
【0006】
さらにまた、医療施設の診療記録保管部署等に記録されている診療記録が、医師あるいは患者等の利用者の端末により閲覧可能にされたサービスも考えられている(特許文献4)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−41652号公報 (段落[0067])
【特許文献2】
特開2002−63282号公報 (段落[0034])
【特許文献3】
特開2001−195520号公報
【特許文献4】
特開2001−290882号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に係る技術では、サービス内容が診察開始間近の患者への案内にサービスが特化されており、診察開始以降の情報の通知については考慮されていない。
【0009】
特許文献2に係る技術では、患者へのスケジュール情報(投薬時間指示、医師等の訪問時間の通知)の通知など在宅診療を対象としており、医療施設内での外来患者のスケジューリングについては考慮されていない。
【0010】
なお、特許文献1、2に係る技術では、情報の利用者が医療施設関係者および患者自身に限定されている。
【0011】
特許文献3に係る技術では、来院せずに、単に、問診票のみで診断を行うだけであり、医師に直接診断を仰ぎたい患者は利用することができない。
【0012】
特許文献4に係る技術では、診療記録が診療記録保管部署のサーバに記録された後でなければ利用することができない。
【0013】
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、患者や医師はもとより、患者以外の者、たとえば患者の関係者あるいは医療施設外の者が医療情報の各種通知を受けることを可能とする医療情報通知システムを提供することを目的とする。
【0014】
また、この発明は、患者の検査の進行状況を医師、患者、患者の関係者あるいは医療施設関係者が把握することを可能とする医療情報通知システムを提供することを目的とする。
【0015】
さらに、この発明は、診断結果情報を患者、患者の関係者あるいは医療施設関係者が把握することを可能とする医療情報通知システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の医療情報通知システムは、以下の特徴を有する。
【0017】
(1)通信回線を介して接続される、通知先端末と、前記通知先端末の宛先と前記宛先への医療情報の通知内容が登録される管理サーバと、前記管理サーバに医療情報を送信する通知元端末とを備え、前記管理サーバに登録される医療情報の通知内容が、患者の検査状況であり、前記通知元端末から前記管理サーバに対して、患者の検査状況情報が送信されたとき、前記管理サーバは、送信されてきた検査状況情報を前記通知先端末に送信する。
【0018】
このため、通知先端末では、患者の検査がどこまで進んでいるか等の検査状況を把握することができる。
【0019】
(2)通知元端末から管理サーバに送信される検査状況情報が、診断機器での検査の開始情報または終了情報である場合、通知先端末では、診断機器での検査の開始時間または終了時間を知ることができる。すなわち、通知先端末の利用者は、まだ検査が始まるのを待っているのか、もう検査が終わっているのかを知ることができる。
【0020】
(3)通知先端末が、患者の端末ではなく、患者の関係者の端末である場合、患者の関係者は患者に付き添うことなく検査の進行状況を所望の場所で知ることができる。
【0021】
(4)通知元端末が診断機器である場合、診断機器が管理サーバとやりとりする検査状況情報を利用することができる。
【0022】
(5)通信回線を介して接続される、通知先端末と、この通知先端末の宛先とこの宛先への医療情報の通知内容が登録される管理サーバと、この管理サーバに医療情報を送信する通知元端末とを備え、この管理サーバに登録される医療情報の通知内容が、患者の診断結果であり、通知元端末から管理サーバに対して、患者の診断結果情報が送信されたとき、管理サーバは、送信されてきた診断結果情報を通知先端末に送信する。通知先端末の利用者は、自動的かつ確実に診断結果情報を得ることができる。
【0023】
(6)管理サーバは電子カルテを記録するデータベースを有し、通知元端末が、電子カルテへの記入が可能な診断端末であり、診断端末において電子カルテに診断結果が記入されたとき、記入された診断結果情報が通信回線を介して管理サーバのデータベースに記録され、管理サーバは記録された診断結果情報を通知先端末に送信する。
【0024】
この場合、たとえば、医師が通信先端末への送信作業等、特別な作業を行うことなく、電子カルテに記入するだけで患者等に対して診断結果を文書(通知先端末の画面上、あるいはプリント結果)として渡すことができる。文書として診断結果を患者等に渡すことで、患者は医師からの口頭での説明を忘れても後に診断結果を参照することができる。
【0025】
(7)管理サーバから診断結果情報を通知先端末に送信する際、診断結果情報を加工した加工診断結果情報を送信することで、患者に送信する診断結果は電子カルテの情報をそのまま送信するのではなく、患者向けの書式に変換して送信できる。たとえば、患者には公開したくない情報を秘匿できる。また、患者に親しみ易い体裁で情報を公開することができる。
【0026】
(8)通知先端末に、患者の端末、患者関係者の端末、医療施設内端末、薬を調合する薬局の端末のいずれか一つを含ませることができ、種々の端末で診断結果情報を利用することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1−図4の図面を参照して説明する。
【0028】
図1は、この発明の一実施形態に係る医療情報通知システム10の構成を示す模式図である。
【0029】
図2は、図1例の医療情報通知システム10のブロック図である。
【0030】
図1および図2において、この医療情報通知システム10は、たとえば総合病院内、大学病院内あるいは健康保険センタ内等の医療施設内に適用される医療情報管理システム12と、医療情報を利用するために、インターネット等のネットワークである通信回線13を通じて接続される外部の複数の通知先端末14とから構成される。
【0031】
この例で、通知先端末14は、ノートパソコンとプリンタ等から構成される患者Aの端末16と、携帯電話より構成される、この患者Aの親等の関係者端末18と、PDA(Personal Digital Assistants)より構成される患者Bの端末20と、ファクシミリ機能を有する電話、いわゆるファクシミリ電話により構成される、その患者Bの親戚等の関係者端末22と、デスクトップパソコンとプリンタ等から構成される薬局の端末23とから構成されている。薬局の端末23は、医療情報管理システム12内で医師により処方された処方箋情報に基づき薬を調合し患者A、患者B等に提供する薬局に設置される。
【0032】
一方、医療情報管理システム12は、モダリティである診断機器26(26A,26B,26C)と、この診断機器26に検査を指示したり医師が電子カルテを記入する診断端末24(24A,24B,24C,24D)と、受付端末30と、会計端末32と、外部の通信回線13に対するアクセスを仲介するとともにファイアウォールが内蔵されるプロキシサーバ34と、メールサーバ37と、診断機器26での検査状況情報および診断端末24で記入された電子カルテの情報並びに会計情報等医療施設内の全ての医療情報をデータとして記録管理する医療情報の管理サーバ36とから構成されている。なお、管理サーバ36には、医療情報をデータとして記録する記憶装置であるハードディスク等のデータベース38が接続されている。この実施形態で、管理サーバ36は、いわゆるRIS(Radiology Information System)サーバを兼用している。RISサーバ以外のサーバとしてもよい。
【0033】
なお、診断端末24Aと診断機器26A、診断端末24Bと診断機器26B、および診断端末24Cと診断機器26Cとは、一体的な構成とすることもできる。なお、診断端末24Dは、たとえば医師の診察室内に配置される。
【0034】
この実施形態において、診断機器26Aは頭部診断画像を得るためのMRI(Magnetic Resonance Image)装置であり、診断機器Bは呼吸器系診断画像を得るためのCR(Computed Radiography)装置であり、診断機器Cは消化器系診断画像を得るための遠隔操作式診断システムである。
【0035】
この実施形態において、診断機器26Bと、診断端末24と、受付端末30と、会計端末32と、プロキシサーバ34と、メールサーバ37と、管理サーバ36の各装置は、LAN(Local Area Network)などの医療施設内の通信回線40を介して接続されている。なお、診断機器26A,26Cは、それぞれ診断端末24A,24Cに接続されている。
【0036】
図1、図2の医療情報通知システム10を構成する通信回線40、13に接続される管理サーバ36等の全ての装置は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)が、プログラムに従って、一連の計算またはデータ処理を自動的に行うコンピュータの機能を有している。すなわち、CPUは、ROM(Read Only Memory)やHD(ハードディスク)などに格納されている各種プログラムに基づき、RAM(Random Access Memory)をワークメモリとして利用して各種の画像処理や通信処理およびその他のデータ処理を実行する。
【0037】
次に、上述の実施形態の動作について、図3に示す第1実施形態(検査状況情報の通知)に係るフローチャートを参照しながら説明する。
【0038】
この図3のフローチャートは、たとえば患者Aが患者Aの親に付き添われて医療情報管理システム12が適用された病院に来院し、一旦、親が病院を離れているときに、患者Aに対して検査がなされ帰宅するまでの流れを例として、患者Aの検査状況を病院外にいる上記の親、すなわち患者A関係者の携帯電話等の端末18に通知する処理を示している。
【0039】
図3において、まず、ステップS1では、患者Aが患者A関係者とともに、受付端末30の場所で受け付けをするが、このとき、検査状況の通知希望者である患者A関係者は、通知希望内容と通知先を受付端末30で病院の職員に頼んで入力する。もちろん、受付端末30のこの通知機能を患者Aあるいは患者Aの関係者に開放して患者Aあるいは患者A関係者が通知希望内容と通知先を入力することもできる。入力する場合、受付端末30の表示装置の画面上に通知希望内容が表示されるので、病院の職員あるいは患者Aまたは患者A関係者は、この画面表示を見ながら所望の通知希望内容を選択するとともに、通知先を入力することができる。
【0040】
この実施形態において、通知先は、患者A関係者の端末18、この例では携帯電話のメールアドレスとされ、通知希望内容は、診断機器26での検査の開始情報および終了情報であるものとする。この場合、通知先は、メールアドレスに代替して、患者A関係者の図示していないファクシミリあるいは電話機の電話番号とすることもできる。
【0041】
なお、ステップS1における受付時においては、病院の職員の操作により、受付端末30と管理サーバ36とが通信して患者AにID(Identification)が付けられ、かつ患者Aの名前、住所、電話番号等の書誌事項が記載された電子カルテが作成されてデータベース38に記録される。
【0042】
このように、ステップS1で作成された電子カルテは通信回線40および管理サーバ36を通じてデータベース38に登録され、ステップS2において、に同様に、通知希望内容・通知先が、通信回線40および管理サーバ36を通じてデータベース38中の「通知待ち患者リスト」に患者IDを検索情報、いわゆるキーとして登録される。
【0043】
受付終了時に、患者A関係者は、端末18を携帯して一旦病院を離れるものとし、その一方、患者Aは、病院の待合室で順番を待つものとする。
【0044】
順番がきて、患者Aが、たとえば、診断端末24Dが設置された診察室に行き医師が診断し診断内容をその診断端末24Dを介して電子カルテに記載するとともに患者Aの患部の診断に必要な診断機器26(ここでは、診断機器26Aとする。)を決定することで、ステップS3において、データベース38上の電子カルテの内容が更新される。そして、患者Aは、診断機器26Aが設置された診断室に行く。
【0045】
診断室では、患者Aが診断機器26Aに対して診断可能状態とされ、ステップS4において、撮影技師が、診断端末24Aの画面上で管理サーバ36を介してデータベース38上の患者Aの電子カルテの内容を確認し、この診断端末24Aから診断機器26Aに対して検査の開始指示情報を入力することで患者Aに対する検査が開始される。
【0046】
このとき、ステップS5において、診断端末24Aから検査状況情報である検査の開始指示情報が管理サーバ36にも送信される。
【0047】
ステップS6において、検査開始指示情報を受けた管理サーバ36は、ステップS2で作成された「通知待ち患者リスト」を検索し、検査開始指示情報による検査該当患者である患者AのIDが、この「通知待ち患者リスト」に存在する患者AのIDと一致したとき、「通知待ち患者リスト」の指定通知先に診断機器26Aでの検査の開始情報を自動的に発信する。
【0048】
このとき、診断機器26Aでの検査の開始情報は、管理サーバ36から、指定通知先宛先とともに、通信回線40を介してメールサーバ37に送信され、このメールサーバ37上で送信メールとされ、この送信メールが通信回線40、プロキシサーバ34、通信回線13を介して指定通知先である患者A関係者の端末18に送信される。
【0049】
ステップS21において、端末18上で受信メールの通知に対応して患者A関係者が開封すると、端末18の画面上に患者Aに対する診断機器26Aでの検査が開始した旨が表示される。これにより患者Aの関係者は、患者Aの診断機器26Aによる検査が開始したことを知る。
【0050】
次いで、ステップS7において診断機器26Aにおいて、患者Aの患部の画像の撮影が行われる。すなわち、診断機器26Aでの診断が行われる。この診断機器26Aで撮影された患者Aの患部の医用画像は、診断端末24A、管理サーバ36を介してデータベース38に格納されるとともに、患者Aの電子カルテの関連ファイルとして、該電子カルテ上に追記される。
【0051】
撮影が終了すると、ステップS8において、撮影技師が、診断端末24Aの画面上で検査の終了指示情報を入力する。
【0052】
このとき、ステップS9において、診断端末24Aから検査情報である検査の終了指示情報が管理サーバ36にも送信される。
【0053】
ステップS10において、検査終了指示情報を受けた管理サーバ36は、ステップS2で作成された「通知待ち患者リスト」を検索し、検査開始終了情報による検査該当患者である患者AのIDが、この「通知待ち患者リスト」に存在する患者AのIDと一致していると判断した場合、「通知待ち患者リスト」の指定通知先に検査の終了情報を自動的に発信する。
【0054】
このとき、検査の終了情報は、管理サーバ36から、通信回線40を介してメールサーバ37上で送信メールとされ、この送信メールが通信回線40、プロキシサーバ34、通信回線13を介して指定通知先である患者A関係者の端末18に送信される。
【0055】
ステップS22において、端末18上で受信メールを開封すると、画面上に患者Aに対する診断機器26Aでの検査が終了した旨が表示される。これにより患者Aの関係者は、患者Aの検査が終了したことを知る。
【0056】
このようにして、患者A関係者端末18を携帯する患者A関係者は、たとえば病院に患者Aをタイムリーに迎えに行くことができる。
【0057】
図3のフローチャートを参照して説明した実施形態によれば、通信回線40を介して接続される、通知先端末である患者A関係者の端末18と、医療情報の通知内容と端末18の宛先であるメールアドレスが登録される医療情報の管理サーバ36と、診断機器26Aでの検査を指示する通知元端末としての診断端末24Aの相互作用下に、診断端末24Aにより診断機器26Aに対して検査の開始および終了が指示され、この検査の開始および終了指示情報が管理サーバ36に送信されたとき、管理サーバ36から患者Aの検査状況情報が電子メールで、自動的に患者A関係者端末18に送信されるようになっている。
【0058】
このため、患者A関係者は、たとえば検査終了指示情報の受信を目安に患者Aを病院に迎えに行くことができる。この場合、患者Aの関係者は、自己の端末18への通知を待てばよいため、患者Aを迎えに行くまでの時間を気にすることなく有効に使うことができる。また、患者A自らが電話等で患者Aの関係者を呼び出す必要がない。なお、患者Aを迎えにいく必要がない場合においても、患者Aの帰宅時間の目安を得ることができる。しかも、患者Aに対して実際にどのような検査が行われたのかを知ることができる。
【0059】
なお、図3のフローチャートでは、患者A関係者の端末18に検査状況情報を送信して通知するようにしたが、端末18を含めて通信回線13に接続可能な外部の端末16、18、20、22は、医療施設、この場合病院から患者A,Bあるいは患者A,Bの関係者に貸出するようにすれば、患者A,Bあるいは患者A,Bの関係者が各端末16、18、20、22を通知先として登録することが不要となる。ただ、借りた端末の病院への返却は必要である。
【0060】
また、上述した実施形態では、診断端末24と管理サーバ36との間の検査開示情報あるいは検査終了情報の転送を利用しているが、たとえば、診断端末24にカードリーダを敷設し、このカードリーダにより図示していない磁気カード形式の電子カルテを読み込んだときに、患者Aの端末16あるいは患者Aの関係者の端末18に検査状況を通知するようにすることもできる。
【0061】
また、会計端末32と連動して検査終了情報を患者Aの端末16あるいは患者Aの関係者の端末18に通知するように変更することもできる。なお、検査状況情報の通知の際、あるいはこれとは別に診断担当の医師名を患者A,Bあるいは患者A,Bの関係者の端末16,18,20,22に通知することもできる。
【0062】
次に、図4に示す第2実施形態(診断結果情報の通知)に係るフローチャートを参照しながら説明する。
【0063】
図4は、患者Bに対する医師による診断結果情報を、会計端末32、病院外の薬局の端末23、患者Bの端末20、または患者Bの親等の関係者の端末22に通知する処理を示している。
【0064】
この場合、会計端末32では、患者Bの会計時、同時に、患者Bの診断結果を印刷して患者B自身に渡すことができる。病院外の薬局の端末23では、管理サーバ36から通信回線40,13を介して薬局の端末23に送られる処方箋に基づく薬を調合し、調合した薬を患者B自身に渡すとき、診断結果を同時に渡すことができる。患者Bの端末20では、患者B自身が診断結果を知ることができる。患者Bの親等の関係者の端末22では、患者B自身の診断結果と同等あるいはさらに詳しい診断結果を知るようにすることができる。
【0065】
そこで、図4において、まず、ステップS31では、患者Bが患者B関係者とともに、受付端末30の場所で受け付けをするが、このとき、診断結果の通知希望者である患者Bおよび患者Bの関係者は、それぞれ通知希望内容と各通知先を受付端末30で入力する。
【0066】
ここで、通知先は、患者Bの端末20、患者B関係者の端末22とされ、通知希望内容は、医師による診断結果であるが、患者Bの端末20への通知内容に比較して患者Bの関係者の端末22への通知内容がより詳しいものとされたとする。
【0067】
なお、受付端末30では、病院の職員が患者Bの電子カルテの書誌事項を記載して患者Bの電子カルテを作成する。この場合にも、電子カルテ作成時に、患者Bに固有の患者ID(Identification)である識別記号が自動的に付けられる。
【0068】
ステップS31で作成された電子カルテは、ステップS32において通信回線40および管理サーバ36を通じてデータベース38に登録され、同様に、通知希望内容・通知先は通信回線40および管理サーバ36を通じてデータベース38の「通知待ち患者リスト」に登録される。
【0069】
次にステップS33において、患者Bの診察時に医師は、診断端末24D上に、患者Bの電子カルテを管理サーバ36のデータベース38から通信回線40を介して呼び出す。
【0070】
なお、電子カルテは、診断端末24Dの画面上で患者Bの患者IDあるいは患者名等を入力することで呼び出すことができる。
【0071】
次いで、ステップS34において、医師により診察がなされ、その診断結果、薬の処方が診断端末24Dを通じて電子カルテに記入される。
【0072】
そして、ステップS35において、医師は診断端末24Dを通じて電子カルテの保存処理を行う。これにより、データベース38上の電子カルテが更新される。
【0073】
このとき、電子カルテの更新を検知した管理サーバ36は、ステップS36において、ステップS32で作成された「通知待ち患者リスト」を検索し、電子カルテ上の患者IDと同じIDが「通知待ち患者リスト」上に存在するかどうかを判断する。
【0074】
電子カルテ上の患者IDと同じIDが「通知待ち患者リスト」上に存在していた場合、ステップS37において、管理サーバ36は、患者Bの端末20に発信(送信)する診断結果の書式選択を、患者Bの年齢・性別によって自動的に切り替えて送信用データを生成し、ステップS38において患者Bの端末20に送信する。また、一定書式での診断結果を患者Bの関係者の端末22に送信する。
【0075】
これにより、ステップS41において患者Bの端末20では診断結果を受信するが、たとえば患者Bが低年齢であった場合には、「歯を磨こう」などの標語を付記した理解の容易な文章での診断結果が受信され、その一方、患者Bが20〜40代である場合にはより専門的な情報が記載された診断結果、たとえば、運動の指針、食事の指針等健康維持へのアドバイス等が合わせて記載された診断結果が受信される。
【0076】
なお、ステップS37、ステップS41において、患者Bの関係者の端末22がパスワード機能を有する端末である場合には、パスワードを付けて検査結果を送信することで、患者B自身には公開したくない情報を患者Bの関係者のみに通知することができる。
【0077】
また、診断結果は、会計端末32あるいは薬局の端末23に設置されたプリンタに送信され、会計時あるいは薬の手渡し時に患者Bに診断結果のハードコピーが手渡される。もちろん、患者Bの関係者のファクシミリ電話の端末22では、診断結果がハードコピーで出力される。
【0078】
以上説明したように、図4のフローチャートによる第2実施形態によれば、診断端末24において管理サーバ36から呼び出した電子カルテに対する入力が終了し、管理サーバ36上での電子カルテの更新が完了したとき、管理サーバ36から診断結果情報が通知先端末20,22に送信されるので、医師が特別な作業を行うことなく、患者Bに対して診断結果を文書として渡すことができる。また、診断結果を文書(端末20、22の画面上あるいはハードコピー)として患者Bに渡すことで、患者Bは口頭での説明を忘れても後に診断結果情報を参照することができる。
【0079】
なお、管理サーバ36から診断結果情報を通知先端末20,22に送信する際、診断結果情報を、たとえば患者Bの年齢・性別あるいは患者Bの関係者によって自動的に加工した加工診断結果情報を送信するようにしているので、通知先端末20,22を利用する人の属性に対応した情報を通知先端末20、22で得ることができる。
【0080】
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、患者や医師はもとより、患者以外の者、たとえば患者の関係者あるいは医療施設外の者が各種通知を受けることができる。
【0082】
また、この発明によれば、患者の検査の進行状況を医師、患者、患者の関係者あるいは医療施設関係者が把握することができる。
【0083】
さらに、この発明によれば、診断結果情報を患者、患者の関係者あるいは医療施設関係者が把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の医療情報通知システムの構成を示す模式図である。
【図2】図1例の医療情報通知システムのブロック図である。
【図3】検査状況通知の動作説明に供されるフローチャートである。
【図4】診断結果通知の動作説明に供されるフローチャートである。
【符号の説明】
10…医療情報通知システム 12…医療情報管理システム
14…通知先端末 16…患者A端末
18…患者A関係者端末 20…患者B端末
22…患者B関係者端末 23…薬局端末
24(24A,24B,24C,24D)…診断端末
26(26A,26B,26C)…診断機器
30…受付端末 32…会計端末
34…プロキシサーバ 36…医療情報管理サーバ
37…メールサーバ
Claims (8)
- 通信回線を介して接続される、通知先端末と、前記通知先端末の宛先と前記宛先への医療情報の通知内容が登録される管理サーバと、前記管理サーバに医療情報を送信する通知元端末とを備え、
前記管理サーバに登録される医療情報の通知内容が、患者の検査状況であり、前記通知元端末から前記管理サーバに対して、患者の検査状況情報が送信されたとき、前記管理サーバは、送信されてきた検査状況情報を前記通知先端末に送信する
ことを特徴とする医療情報通知システム。 - 請求項1記載の医療情報通知システムにおいて、
前記通知元端末から前記管理サーバに送信される検査状況情報が、診断機器での検査の開始情報または終了情報である
ことを特徴とする医療情報通知システム。 - 請求項1記載の医療情報通知システムにおいて、
前記通知先端末が、前記患者の端末ではなく、前記患者の関係者の端末である
ことを特徴とする医療情報通知システム。 - 請求項1記載の医療情報通知システムにおいて、
前記通知元端末が診断機器である
ことを特徴とする医療情報通知システム。 - 通信回線を介して接続される、通知先端末と、前記通知先端末の宛先と前記宛先への医療情報の通知内容が登録される管理サーバと、前記管理サーバに医療情報を送信する通知元端末とを備え、
前記管理サーバに登録される前記医療情報の通知内容が、患者の診断結果であり、前記通知元端末から前記管理サーバに対して、患者の診断結果情報が送信されたとき、前記管理サーバは、送信されてきた診断結果情報を前記通知先端末に送信する
ことを特徴とする医療情報通知システム。 - 請求項5記載の医療情報通知システムにおいて、
前記管理サーバは電子カルテを記録するデータベースを有し、
前記通知元端末が、前記電子カルテへの記入が可能な診断端末であり、前記診断端末において前記電子カルテに診断結果が記入されたとき、記入された診断結果情報が前記通信回線を介して前記管理サーバの前記データベースに記録され、前記管理サーバは記録された診断結果情報を前記通知先端末に送信する
ことを特徴とする医療情報通知システム。 - 請求項5または6記載の医療情報通知システムにおいて、
前記管理サーバから診断結果情報を前記通知先端末に送信する際、診断結果情報を加工した加工診断結果情報を送信する
ことを特徴とする医療情報通知システム。 - 請求項1,2,4−7のいずれか1項に記載の医療情報通知システムにおいて、
前記通知先端末に、患者の端末、患者関係者の端末、医療施設内端末、薬を調合する薬局の端末のいずれか一つを含む
ことを特徴とする医療情報通知システム。
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