JP2021032761A - 周波数計測回路及び周波数計測装置 - Google Patents

周波数計測回路及び周波数計測装置 Download PDF

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知朗 ▲高▼橋
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秀生 羽田
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Abstract

【課題】計測対象クロック信号の周期にかかわらず一定の精度で計測対象クロック信号の周波数を計測することが可能な周波数計測回路を提供すること。【解決手段】基準クロック信号のパルス数をカウントし、第1のカウントデータを生成する第1のカウンターと、計測対象クロック信号のパルス数をカウントし、第2のカウントデータを生成する第2のカウンターと、前記第1のカウンターがカウントを開始する第1のタイミングと前記第2のカウンターがカウントを開始する第2のタイミングとの時間差を示す第1の時間差データ及び前記第1のカウンターがカウントを終了する第3のタイミングと前記第2のカウンターがカウントを終了する第4のタイミングとの時間差を示す第2の時間差データを生成する時間デジタル変換回路と、前記第2のカウントデータ、前記第1の時間差データ及び前記第2の時間差データに基づく演算を行い、前記計測対象クロック信号の周波数を示す周波数データを生成する演算回路と、を備える、周波数計測回路。【選択図】図3

Description

本発明は、周波数計測回路及び周波数計測装置に関する。
特許文献1には、ベースクロックを用いて入力される矩形波信号の周期を計測して計数値を出力する周波数カウンターと、複数のディレイ素子を用いて矩形波信号を遅延させ、各ディレイ素子から出力される矩形波信号のエッジでカウンターの値を各レジスターに取得し、各レジスターの値を比較することで、ベースクロックに対する矩形波信号のずれに相当する時間情報を出力する時間幅計測部と、周期カウンターが出力する計数値と時間幅計測部が出力する時間情報を演算して矩形波信号の周波数を算出する演算部と、を備える周波数計測装置が記載されている。特許文献1に記載の周波数計測装置によれば、矩形波信号の周波数計測の分解能を向上させることができる。
特開2012−154856号公報
しかしながら、特許文献1に記載の周波数計測装置では、周波数カウンターが矩形波信号の周期をベースクロックでカウントするので、周波数計測のゲートタイムは矩形波信号の周期に依存する。一方、周波数計測の分解能はディレイ素子の遅延時間に依存するため、矩形波信号の周期が短いほど計測精度が低下してしまう。
本発明に係る周波数計測回路の一態様は、
基準クロック信号を生成する発振回路と、
前記基準クロック信号のパルス数をカウントし、第1のカウントデータを生成する第1のカウンターと、
計測対象クロック信号のパルス数をカウントし、第2のカウントデータを生成する第2のカウンターと、
前記第1のカウンターが前記基準クロック信号のパルス数のカウントを開始する第1のタイミングと、前記第2のカウンターが前記計測対象クロック信号のパルス数のカウントを開始する第2のタイミングと、の時間差を示す第1の時間差データ、及び、前記第1のカウンターが前記基準クロック信号のパルス数のカウントを終了する第3のタイミングと、前記第2のカウンターが前記計測対象クロック信号のパルス数のカウントを終了する第4のタイミングと、の時間差を示す第2の時間差データを生成する時間デジタル変換回路と、
前記第2のカウントデータ、前記第1の時間差データ及び前記第2の時間差データに基づく演算を行い、前記計測対象クロック信号の周波数を示す周波数データを生成する演算回路と、を備える。
前記周波数計測回路の一態様は、
前記基準クロック信号に基づいて、前記第1のタイミング及び前記第3のタイミングを規定する計測開始信号を生成する計測開始信号生成回路と、
前記計測対象クロック信号に基づいて、前記第2のタイミング及び前記第4のタイミングを規定する計測終了信号を生成する計測終了信号生成回路と、を備え、
前記時間デジタル変換回路は、
前記計測開始信号及び前記計測終了信号に基づいて、前記第1の時間差データ及び前記第2の時間差データを生成してもよい。
前記周波数計測回路の一態様において、
前記第1のカウンターは、ゲートタイム信号によって規定されるカウント数となるように、前記第1のカウントデータを生成してもよい。
前記周波数計測回路の一態様において、
前記演算回路は、
前記周波数をFmとし、
前記カウント数をNt、
前記第2のカウントデータの値をNm、
前記第1の時間差データが示す前記時間差をtp1
前記第2の時間差データが示す前記時間差をtp2
前記基準クロック信号の1周期をTとしたとき、
Fm=Nm/(T×Nt+tp2−tp1)として前記Fmを求めてもよい。
前記周波数計測回路の一態様において、
前記第1のカウンターは、前記第1のカウントデータを複数回生成し、
前記第2のカウンターは、前記第2のカウントデータを複数回生成し、
前記時間デジタル変換回路は、前記第1の時間差データ及び前記第2の時間差データを複数回生成し、
前記演算回路は、前記周波数データを複数回生成し、前記複数回生成した前記周波数データをフィルター処理してもよい。
前記周波数計測回路の一態様は、
前記周波数計測回路の平面視において、前記発振回路と前記時間デジタル変換回路との間に前記演算回路が配置されていてもよい。
本発明に係る周波数計測装置の一態様は、
前記周波数計測回路の一態様と、
振動子と、
前記周波数計測回路及び前記振動子を収容するパッケージと、を備え、
前記発振回路は、前記振動子を発振させて前記基準クロック信号を生成する。
前記周波数計測装置の一態様は、
前記周波数計測装置の平面視において、前記振動子は、前記周波数計測回路が備える前記時間デジタル変換回路と重ならなくてもよい。
前記周波数計測装置の一態様は、
前記周波数計測装置の平面視において、前記振動子と前記発振回路との距離は、前記振動子と前記時間デジタル変換回路との距離より小さくてもよい。
前記周波数計測装置の一態様において、
前記周波数計測回路は半導体基板に集積されており、
前記半導体基板には、前記振動子に電気的にされた第1の電極パッド及び第2の電極パッドが設けられ、
前記周波数計測装置の平面視において、
前記半導体基板は、第1の辺と、前記第1の辺に対向し、前記第1の辺よりも前記振動子に近い第2の辺と、を有し、
前記第1の電極パッド及び前記第2の電極パッドは、前記第2の辺に沿って配置されてもよい。
本実施形態の周波数計測装置の断面図。 本実施形態の周波数計測装置の平面図。 周波数計測回路の構成例を示す図。 周波数計測回路の動作タイミングの一例を示すタイミングチャート図。 フィルターの構成例を示す図。 フィルターの他の構成例を示す図。 周波数カウンターの構成例を示す図。 計測終了信号生成回路の構成例を示す図。 時間デジタル変換回路の構成例を示す図。 時間デジタル変換回路の他の構成例を示す図。 周波数計測回路のレイアウトを示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.周波数計測装置
1−1.周波数計測装置の構成
図1及び図2は、本実施形態の周波数計測装置1の構造の一例を示す図である。図1は周波数計測装置1の断面図であり、図2は周波数計測装置1の平面図である。なお、図2において、周波数計測装置1の内部の構成を説明する便宜上、蓋体120を取り外した状態を図示している。
図1及び図2に示すように、周波数計測装置1は、周波数計測回路2、振動子3、回路素子4、パッケージ100、封止部材110及び蓋体120を備える。
本実施形態では、振動子3は、基板材料として水晶を用いた水晶振動子であり、例えば、ATカット水晶振動子や音叉型水晶振動子等である。
パッケージ100は、周波数計測回路2、振動子3及び回路素子4を内部に収容する。なお、パッケージ100の内部は真空等の減圧雰囲気、又は窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性気体雰囲気に気密封止されている。
パッケージ100は、第1の基板101、第2の基板102、第3の基板103、第4の基板104、第5の基板105及び第6の基板106を積層して形成されている。第3の基板103は一部に開口を有し、回路素子4は、第3の基板103の開口によって形成される空間において第2の基板102の上面に配置されている。
回路素子4は、不図示の接合部材を介して、第2の基板102の上面の所定の位置に形成された電極142と接合されており、電極142及びパッケージ100の内面や内部に設けられた不図示の配線によって、周波数計測回路2と電気的に接続されている。回路素子4は、例えば、コンデンサーや抵抗等である。
第4の基板104、第5の基板105及び第6の基板106は中央部が除去された環状体であり、第6の基板106の上面の周縁にシームリングや低融点ガラス等の封止部材110が形成されている。封止部材110は、パッケージ100と蓋体120とを接合する。
第3の基板103と第4の基板104とにより、周波数計測回路2を収容する凹部が形成されている。第3の基板103の上面の所定の位置には不図示の接合部材により周波数計測回路2が接合され、周波数計測回路2は、複数のボンディングワイヤー150により、第4の基板104の上面に配置された複数の電極140と電気的に接続されている。
振動子3の上面に形成された電極161は、ボンディングワイヤー151により、第5の基板105の上面に形成された複数の電極141のうちの電極141aと接合されている。また、振動子3の下面に形成された電極162は、金属性バンプや導電性接着剤等の不図示の接合部材を介して、複数の電極141のうちの電極141bと接合されている。これにより、振動子3は、第5の基板105によって支持されている。なお、振動子3の上面に形成された不図示の励振電極と電極161とは電気的に接続されており、振動子3の下面に形成された不図示の励振電極と電極162とは電気的に接続されている。
周波数計測回路2の周縁部に設けられた複数の電極パッド130の一部は、電極140及びパッケージ100の内面や内部に設けられた不図示の配線を介して、パッケージ100の外面に設けられた不図示の外部電極と電気的に接続されている。また、複数の電極パッド130のうちの電極パッド130aは、ボンディングワイヤー150、複数の電極140のうちの電極140a、パッケージ100の内面や内部に設けられた不図示の配線、電極141a及びボンディングワイヤー151を介して、電極161と電気的に接続されている。また、複数の電極パッド130のうちの電極パッド130bは、ボンディングワイヤー150、複数の電極140のうちの電極140b、パッケージ100の内面や内部に設けられた不図示の配線及び電極141bを介して、電極162と電気的に接続されている。そして、振動子3は、周波数計測回路2の内部において電極161,162と電気的に接続される不図示の発振回路によって、励振電極を含む振動子3の形状や質量に応じた所望の周波数で発振する。
なお、図2では、振動子3は、平面視において矩形状であるが、振動子3の形状は矩形状に限定されず、例えば円形状であっても良い。また、パッケージ100は、周波数計測回路2と振動子3とを同一空間内に収容する構成には限られない。例えば、周波数計測回路2がパッケージの基板の一方の面に搭載され、振動子3が他方の面に搭載される、いわゆるH型のパッケージであってもよい。
1−2.周波数計測回路の構成
図3は、周波数計測回路2の構成例を示す図である。また、図4は、周波数計測回路2の動作タイミングの一例を示すタイミングチャート図である。
図3に示すように、周波数計測回路2は、発振回路10、周波数カウンター20、時間デジタル変換回路30、演算回路40、インターフェース回路50及びレギュレーター60を備える。なお、周波数計測回路2は、これらの要素の一部を省略又は変更し、あるいは他の要素を追加した構成としてもよい。本実施形態では、周波数計測回路2は、1チップの集積回路(IC:Integrated Circuit)で実現されているが、少なくとも一部がディスクリート部品で構成されていてもよい。
レギュレーター60は、周波数計測装置1の外部から供給される電源電圧VDD及びグラウンド電圧GNDに基づいて、一定の電圧値の安定化された電源電圧VOSC及び電源電圧VLOGICを生成する。電源電圧VOSCは、発振回路10に供給され、発振回路10の電源電圧となる。また、電源電圧VLOGICは、周波数カウンター20、時間デジタル変換回路30、演算回路40及びインターフェース回路50に供給され、これらの各回路の電源電圧となる。なお、グラウンド電圧GNDは、発振回路10、周波数カウンター20、時間デジタル変換回路30、演算回路40及びインターフェース回路50に対して、共通のグラウンド電圧となる。
発振回路10は、振動子3と電気的に接続されており、振動子3を発振させて基準クロック信号CLKRを生成する。
周波数カウンター20は、図4に示すように、イネーブル信号ENがローレベルからハイレベルに変化すると、所定期間ハイレベルとなるトリガー信号TRGを生成するとともに、所定期間ハイレベルとなる計測開始信号STARTを生成する。そして、周波数カウンター20は、計測開始信号STARTがローレベルからハイレベルに変化する立ち上がりエッジで、基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを開始する。周波数カウンター20は、基準クロック信号CLKRのパルスを、ゲートタイム信号GTによって指示されるN回カウントすると、再び、トリガー信号TRGを所定期間ハイレベルにし、計測開始信号STARTを所定期間ハイレベルにする。周波数カウンター20は、カウントにより得られる第1のカウントデータCNT1を初期化し、再び基準クロック信号CLKRのパルス数をカウントする。図4では、第1のカウントデータCNT1は、0からNまで増加し、1に初期化されている。このように、周波数カウンター20は、イネーブル信号ENがハイレベルであるとき、基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを繰り返し行う。
また、周波数カウンター20は、計測開始信号STARTを、周波数計測装置1の外部から入力される計測対象クロック信号EXCLKに同期化させた計測終了信号STOPを生成し、計測終了信号STOPがローレベルからハイレベルに変化する立ち上がりエッジで計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを開始する。そして、周波数カウンター20は、計測終了信号STOPの次の立ち上がりエッジまで計測対象クロック信号EXCLKのパルス数をカウントし、第2のカウントデータCNT2を出力する。周波数カウンター20は、第2のカウントデータCNT2を初期化し、再び計測対象クロック信号EXCLKのパルス数をカウントする。図4では、第2のカウントデータCNT2は、0からNまで増加し、1に初期化されている。このように、周波数カウンター20は、イネーブル信号ENがハイレベルであるとき、計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを繰り返し行う。
時間デジタル変換回路30は、基準クロック信号CLKRに基づいて、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジと計測終了信号STOPの立ち上がりエッジとの時間差に応じた時間デジタル値TDを生成する。
計測開始信号STARTの立ち上がりエッジは、周波数カウンター20が基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを開始する第1のタイミングであり、計測終了信号STOPの立ち上がりエッジは、周波数カウンター20が計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを開始する第2のタイミングである。したがって、時間デジタル変換回路30は、第1のタイミングと第2のタイミングとの時間差に対応する第1の時間差データとしての時間デジタル値TDを生成する。図4では、第1のタイミングと第2のタイミングとの時間差はtp1であり、時間デジタル変換回路30は、時間差tp1に対応する第1の時間差データとしての時間デジタル値TDを生成する。
また、計測開始信号STARTの次の立ち上がりエッジは、周波数カウンター20が基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを終了する第3のタイミングであり、計測終了信号STOPの次の立ち上がりエッジは、周波数カウンター20が計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを終了する第4のタイミングである。したがって、時間デジタル変換回路30は、第3のタイミングと第4のタイミングとの時間差に対応する第2の時間差データとしての時間デジタル値TDを生成する。図4では、第3のタイミングと第4のタイミングとの時間差はtp2であり、時間デジタル変換回路30は、時間差tp2に対応する第2の時間差データとしての時間デジタル値TDを生成する。
このように、時間デジタル変換回路30は、計測開始信号START及び計測終了信号STOPに基づいて、第1の時間差データ及び第2の時間差データを生成する。
なお、第3のタイミングは、周波数カウンター20が次に基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを開始する第1のタイミングでもある。同様に、第4のタイミングは、周波数カウンター20が次に計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを開始する第2のタイミングでもある。
演算回路40は、トリガー信号TRGに同期して、第2のカウントデータCNT2、第1の時間差データとしての時間デジタル値TD及び第2の時間差データとしての時間デジタル値TDに基づく演算を行い、計測対象クロック信号EXCLKの周波数を示す周波数データを生成する。本実施形態では、演算回路40は、周波数データ生成回路41と、フィルター42とを含む。
周波数データ生成回路41は、トリガー信号TRGがローレベルからハイレベルに変化する立ち上がりエッジで、第2のカウントデータCNT2、時間差tp1に対応する第1の時間差データとしての時間デジタル値TD、及び時間差tp2に対応する第2の時間差データとしての時間デジタル値TDに基づいて、計測対象クロック信号EXCLKの周波数Fを示す周波数データFD1を生成する。具体的には、基準クロック信号CLKRの1周期をT、計測対象クロック信号EXCLKの1周期をT、第2のカウントデータCNT2の値をN、ゲートタイム信号GTによって規定されるカウント数をNとすると、周波数データ生成回路41は、下記の式(1)により、計測対象クロック信号EXCLKの周波数Fを計算する。
Figure 2021032761
フィルター42は、周波数データ生成回路41が順次生成する複数の周波数データFD1に対してデジタルフィルター処理を行い、各周波数データFD1に重畳されるノイズが低減された周波数データFD2を生成する。例えば、フィルター42は、図5に示すようなIIR(Infinite Impulse Response)フィルターであってもよいし、図6に示すようなFIR(Finite Impulse Response)フィルターであってもよい。
インターフェース回路50は、周波数計測装置1と接続される不図示の外部装置との間でデータ通信を行うための回路である。本実施形態では、インターフェース回路50は、チップセレクト信号CS、シリアルクロック信号SCK及びシリアル入出力データ信号SDIOを用いた3線式のSPI(Serial Peripheral Interface)バスに対応したインターフェース回路である。
インターフェース回路50は、外部装置から計測対象クロック信号EXCLKの周波数の計測を指示するコマンドを受け取ると、イネーブル信号ENをハイレベルにして周波数カウンター20を動作させる。また、インターフェース回路50は、外部装置から計測対象クロック信号EXCLKの周波数計測のゲートタイムを指定するコマンドを受け取って、ゲートタイム信号GTの値を、指定されたゲートタイムに設定する。すなわち、本実施形態では、周波数計測のゲートタイムは可変であり、任意に設定される。
また、インターフェース回路50は、外部装置から計測対象クロック信号EXCLKの周波数計測結果の送信を指示するコマンドを受け取ると、コマンドの指示に応じて周波数データFD1あるいは周波数データFD2を外部装置に送信する。
なお、周波数カウンター20、演算回路40及びインターフェース回路50は、ロジック回路70を構成する。
1−3.周波数カウンターの構成
図7は、周波数カウンター20の構成例を示す図である。図7に示すように、周波数カウンター20は、第1のカウンター21、第2のカウンター22、トリガー信号生成回路23、計測開始信号生成回路24及び計測終了信号生成回路25を備える。
第1のカウンター21は、基準クロック信号CLKRのパルス数をカウントし、第1のカウントデータCNT1を生成する。具体的には、第1のカウンター21は、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジ毎に、前回の基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを終了して第1のカウントデータCNT1を初期化し、基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを開始する。そして、第1のカウンター21は、基準クロック信号CLKRのパルス数のカウント値を示す第1のカウントデータCNT1を生成する。
トリガー信号生成回路23は、第1のカウントデータCNT1に基づいて、トリガー信号TRGを生成する。具体的には、トリガー信号生成回路23は、第1のカウントデータCNT1がゲートタイム信号GTと一致するタイミングで、基準クロック信号CLKRの1周期の期間ハイレベルとなるトリガー信号TRGを生成する。
計測開始信号生成回路24は、基準クロック信号CLKRに基づいて、第1のカウンター21が基準クロック信号CLKRのカウントを開始する第1のタイミング、及び、第1のカウンター21が基準クロック信号CLKRのカウントを終了する第3のタイミングを規定する計測開始信号STARTを生成する。具体的には、計測開始信号生成回路24は、イネーブル信号ENがローレベルからハイレベルに変化すると、計測開始信号STARTをローレベルからハイレベルに変化させる。また、計測開始信号生成回路24は、イネーブル信号ENがローレベルからハイレベルに変化すると、基準クロック信号CLKRに同期して計測開始信号STARTをローレベルからハイレベルに変化させる。また、計測開始信号生成回路24は、トリガー信号TRGがローレベルからハイレベルに変化するタイミングで計測開始信号STARTをローレベルからハイレベルに変化させ、基準クロック信号CLKRのパルスを所定回カウントすると計測開始信号STARTをハイレベルからローレベルに変化させる。計測開始信号STARTがローレベルからハイレベルに変化する任意のタイミングが第1のタイミングであり、第1のタイミングの次に計測開始信号STARTがローレベルからハイレベルに変化するタイミングが第3のタイミングである。
計測終了信号生成回路25は、計測対象クロック信号EXCLKに基づいて、第2のカウンター22が計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを開始する第2のタイミング、及び、第2のカウンター22が計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを終了する第4のタイミングを規定する計測終了信号STOPを生成する。具体的には、計測終了信号生成回路25は、基準クロック信号CLKRに同期する計測開始信号STARTを、計測対象クロック信号EXCLKに同期化させた計測終了信号STOPを生成する。したがって、基準クロック信号CLKRに同期して計測開始信号STARTがローレベルからハイレベルに変化すると、計測対象クロック信号EXCLKに同期して計測終了信号STOPがローレベルからハイレベルに変化する。また、基準クロック信号CLKRに同期して計測開始信号STARTがハイレベルからローレベルに変化すると、計測対象クロック信号EXCLKに同期して計測終了信号STOPがハイレベルからローレベルに変化する。計測終了信号STOPがローレベルからハイレベルに変化する任意のタイミングが第2のタイミングであり、第2のタイミングの次に計測終了信号STOPがローレベルからハイレベルに変化するタイミングが第4のタイミングである。
例えば、図8に示すように、計測終了信号生成回路25は、D型フリップフロップ26及びD型フリップフロップ27が直列に接続された構成であってもよい。D型フリップフロップ26は、データ入力端子Dに計測開始信号STARTが入力され、クロック端子に計測対象クロック信号EXCLKが入力される。D型フリップフロップ27は、データ入力端子DにD型フリップフロップ26のデータ出力端子Qから出力される信号が入力され、クロック端子に計測対象クロック信号EXCLKが入力される。D型フリップフロップ27のデータ出力端子Qから出力される信号が計測終了信号STOPとなる。このように、計測終了信号生成回路25を、D型フリップフロップ26及びD型フリップフロップ27が直列に接続された構成とすることにより、D型フリップフロップ26のデータ出力端子Qから出力される信号のメタステーブル状態が計測終了信号STOPに伝搬しないため、周波数カウンター20の誤動作を防止することができる。
第2のカウンター22は、計測対象クロック信号EXCLKのパルス数をカウントし、第2のカウントデータCNT2を生成する。具体的には、第2のカウンター22は、計測終了信号STOPの立ち上がりエッジ毎に、前回の計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを終了して第2のカウントデータCNT2を初期化し、計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを開始する。そして、第2のカウンター22は、計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウント値を示す第2のカウントデータCNT2を生成する。
このような構成の周波数カウンター20では、第1のカウンター21は、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジ毎に、ゲートタイム信号GTによって規定されるカウント数Nとなるように、第1のカウントデータCNT1を生成する。また、第2のカウンター22は、計測終了信号STOPの立ち上がりエッジ毎に、第2のカウントデータCNT2を生成する。すなわち、第1のカウンター21は、第1のカウントデータCNT1を複数回生成し、第2のカウンター22は、第2のカウントデータCNT2を複数回生成する。
また、図1に示した時間デジタル変換回路30は、第1の時間差データ及び第2の時間差データを複数回生成する。そして、演算回路40は、複数回生成された第2のカウントデータCNT2と、複数回生成された第1の時間差データ及び第2の時間差データとに基づいて、周波数データFD1を複数回生成し、複数回生成した周波数データFD1をフィルター処理して周波数データFD2を生成する。
1−4.時間デジタル変換回路の構成
図9は、時間デジタル変換回路30の構成例を示す図である。図9に示す時間デジタル変換回路30は、発振回路51、発振回路52、調整回路53、調整回路54、処理回路55及び基準クロックカウンター56を備える。
発振回路51は、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジで発振を開始して、クロック周波数fのクロック信号CLKSを生成する。発振回路52は、計測終了信号STOPの立ち上がりエッジで発振を開始して、クロック周波数fと異なるクロック周波数fのクロック信号CLKFを生成する。
クロック信号CLKSは、発振回路51の発振信号又は当該発振信号を分周したクロック信号である。したがって、クロック周波数fは、発振回路51の発振周波数又は分周されたクロック信号の周波数である。同様に、クロック信号CLKFは、発振回路52の発振信号又は当該発振信号を分周したクロック信号である。したがって、クロック周波数fは、発振回路52の発振周波数又は分周されたクロック信号の周波数である。例えば、クロック周波数fはクロック周波数fよりも高い周波数である。
発振回路51は、例えば、計測開始信号STARTをトリガーとして発振するリングオシレーターである。すなわち、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジでリングオシレーターの発振ループがイネーブルとなり、リングオシレーターの発振が開始される構成となっている。同様に、発振回路52は、例えば、計測終了信号STOPをトリガーとして発振するリングオシレーターである。すなわち、計測終了信号STOPの立ち上がりエッジでリングオシレーターの発振ループがイネーブルとなり、リングオシレーターの発振が開始される構成となっている。なお、発振回路51,52はリングオシレーターに限定されない。
調整回路53は、基準クロック信号CLKRに基づいてクロック周波数fを測定し、クロック周波数fがターゲット周波数tgfとなるように発振回路51の発振周波数を調整する。調整回路54は、基準クロック信号CLKRに基づいてクロック周波数fを測定し、クロック周波数fがターゲット周波数tgfとなるように発振回路52の発振周波数を調整する。
クロック周波数f,fの測定では、クロック周波数f,fそのものを測定してもよいし、クロック周波数f,fに相当するパラメーターを測定してもよい。あるいは、クロック周波数f,fの逆数である周期や、その周期に相当するパラメーターを測定してもよい。例えば、図9では、基準クロックカウンター56が基準クロック信号CLKRのクロック数をカウントし、所与のクロック数をカウントする期間においてアクティブになるイネーブル信号ENAを出力する。調整回路53,54は、イネーブル信号ENAがアクティブである期間においてクロック信号CLKS,CLKFをカウントすることで、クロック周波数f,fを測定する。この場合、所与の期間におけるクロック信号CLKS,CLKFのクロック数が、クロック周波数f,fに相当するパラメーターとなる。
なお、基準クロック信号CLKRに基づいてクロック周波数f,fを測定する構成は、図9に限定されない。例えば、基準クロック信号CLKRが調整回路53,54に入力されてもよい。この場合、例えば、基準クロックカウンター56に相当するカウンターが、調整回路53,54の各々に設けられてもよい。
調整回路53は、測定されたクロック周波数fに基づいて制御データFCSを生成し、制御データFCSにより発振回路51の発振周波数をフィードバック制御し、クロック周波数fがターゲット周波数tgfとなるように制御する。例えば、差分(f−tgf)に基づくPI(Proportional-Integral)制御あるいはPID(Proportional-Integral-Differential)制御を行う。調整回路54は、測定されたクロック周波数fに基づいて制御データFCFを生成し、制御データFCFにより発振回路52の発振周波数をフィードバック制御し、クロック周波数fがターゲット周波数tgfとなるように制御する。例えば、差分(f−tgf)に基づくPI制御あるいはPID制御を行う。ターゲット周波数tgf,tgfは、例えば、不図示のレジスターに設定される。
発振回路51,52は、各々、制御データFCS、FCFの信号値に対応した発振周波数で発振する。例えば、発振回路51,52がリングオシレーターである場合、発振ループの負荷や駆動回路の駆動能力を制御データFCS,FCFにより制御することで、発振周波数を制御する。
処理回路55は、クロック信号CLKS及びクロック信号CLKFに基づいて、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジと計測終了信号STOPの立ち上がりエッジとの時間差をデジタル値に変換し時間デジタル値TDとして出力する。具体的には、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジでクロック信号CLKSの最初のエッジが生成され、計測終了信号STOPの立ち上がりエッジでクロック信号CLKFの最初のエッジが生成される。クロック信号CLKS,CLKFの最初のエッジ間の位相差は、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジと計測終了信号STOPの立ち上がりエッジとの時間差と同じである。クロック信号CLKS,CLKFのエッジ間の時間差はΔtずつ小さくなっていくので、クロック信号CLKS,CLKFのエッジの前後が入れ替わるまでのクロック数をカウントすることで、そのカウント値×Δtによって時間差を求めることができる。
Δtは、時間測定の分解能であり、次式(2)のように表すことができる。
Figure 2021032761
すなわち、時間デジタル変換回路30は、クロック周波数f,fの周波数差に対応する分解能で時間をデジタル値に変換する。クロック周波数f,fは、所望の分解能Δtが得られるように選択される。すなわち、所望の分解能Δtが得られるクロック周波数f,fとなるように、ターゲット周波数tgf,tgfが設定される。例えば、N,Mを2以上の互いに異なる整数として、N/tgf=M/tgfとなるように、ターゲット周波数tgf,tgfが設定される。
図10は、時間デジタル変換回路30の他の構成例を示す図である。図10に示す時間デジタル変換回路30は、パルス信号生成部81、パルス信号生成部82、積分処理部83、積分処理部84、カウンター85及び測定部86を備える。
パルス信号生成部81は、基準クロック信号CLKR及び計測開始信号STARTに基づいて、パルス信号PSG1を生成する。また、パルス信号生成部82は、基準クロック信号CLKR及び計測終了信号STOPに基づいて、パルス信号PSG2を生成する。
積分処理部83は、パルス信号PSG1に基づいて、基準クロック信号CLKRの立ち上がりエッジと計測開始信号STARTの立ち上がりエッジの間の位相差に対応する位相差信号PH1を生成する。また、積分処理部84は、パルス信号PSG2に基づいて、基準クロック信号CLKRの立ち上がりエッジと計測終了信号STOPの立ち上がりエッジの間の位相差に対応する位相差信号PH2を生成する。
カウンター85は、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジと計測終了信号STOPの立ち上がりエッジとの間の基準クロック信号CLKRのクロック数をカウントする。
測定部86は、カウンター85のカウント値CNQと位相差信号PH1と位相差信号PH2に基づいて、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジと計測終了信号STOPの立ち上がりエッジの時間差を測定し、測定結果のデジタル値を時間デジタル値TDとして出力する。
1−5.周波数計測回路のレイアウト
図11は、本実施形態における周波数計測回路2のレイアウトを示す図である。図11に示すように、本実施形態では、周波数計測回路2は半導体基板200に集積されている。すなわち、前述の発振回路10、時間デジタル変換回路30、レギュレーター60、ロジック回路70及び複数の電極パッド130は、半導体基板200に設けられている。複数の電極パッド130は、発振回路10、時間デジタル変換回路30、レギュレーター60及びロジック回路70を概ね取り囲むように、半導体基板200の周縁部に設けられている。
図11に示すように、本実施形態では、周波数計測回路2の平面視において、すなわち、半導体基板200の平面視において、発振回路10と時間デジタル変換回路30との間に、周波数カウンター20、演算回路40及びインターフェース回路50を含むロジック回路70が配置されている。そのため、発振回路10と時間デジタル変換回路30とが離れており、発振回路10が発生する高周波ノイズによって時間デジタル変換回路30の変換精度が低下するおそれが低減される。
さらに、図1及び図2に示したように、本実施形態では、周波数計測装置1の平面視において、振動子3は、周波数計測回路2と重なっていない。すなわち、周波数計測装置1の平面視において、振動子3は、時間デジタル変換回路30と重ならない。また、図11に示すように、時間デジタル変換回路30は、振動子3と電気的に接続される電極パッド130a,130bから離れて位置するので、振動子3のサイズが図1及び図2よりも大きくなっても、周波数計測装置1の平面視において、振動子3は、時間デジタル変換回路30と重ならない。したがって、振動子3が発生する高周波ノイズによって時間デジタル変換回路30の変換精度が低下するおそれが低減される。
さらに、図1、図2及び図11に示すように、本実施形態では、周波数計測装置1の平面視において、振動子3と発振回路10との距離は、振動子3と時間デジタル変換回路30との距離より小さい。したがって、振動子3と発振回路10とを接続する配線に生じる寄生容量や寄生抵抗が低減され、発振回路10から出力される基準クロック信号CLKRを安定化させることができるとともに、発振回路10が発生する高周波ノイズによって時間デジタル変換回路30の変換精度が低下するおそれが低減される。
さらに、図1、図2及び図11に示すように、本実施形態では、周波数計測装置1の平面視において、半導体基板200は、第1の辺201と、第1の辺201に対向し、第1の辺201よりも振動子3に近い第2の辺202と、を有し、電極パッド130a及び電極パッド130bは、第2の辺202に沿って配置される。したがって、振動子3と発振回路10とを接続する配線に生じる寄生容量や寄生抵抗が低減され、発振回路10から出力される基準クロック信号CLKRを安定化させることができる。なお、電極パッド130aは「第1の電極パッド」の一例であり、電極パッド130bは「第2の電極パッド」の一例である。
1−6.作用効果
以上に説明したように、本実施形態の周波数計測装置1において、周波数計測回路2は、基準クロック信号CLKRを生成する発振回路10と、基準クロック信号CLKRのパルス数をカウントし、第1のカウントデータCNT1を生成する第1のカウンター21と、計測対象クロック信号EXCLKのパルス数をカウントし、第2のカウントデータCNT2を生成する第2のカウンター22と、を備える。また、周波数計測回路2は、第1のカウンター21が基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを開始する第1のタイミングと、第2のカウンター22が計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを開始する第2のタイミングと、の時間差を示す第1の時間差データ、及び、第1のカウンター21が基準クロック信号CLKRのパルス数のカウントを終了する第3のタイミングと、第2のカウンター22が計測対象クロック信号EXCLKのパルス数のカウントを終了する第4のタイミングと、の時間差を示す第2の時間差データを生成する時間デジタル変換回路30を備える。さらに、周波数計測回路2は、第2のカウントデータCNT2、第1の時間差データ及び第2の時間差データに基づく演算を行い、計測対象クロック信号EXCLKの周波数を示す周波数データFD1を生成する演算回路40を備える。
基準クロック信号CLKRの周期Tとゲートタイム信号GTの値Nは既知なので、演算回路40は、式(1)に、第2のカウントデータCNT2の値N、第1の時間差データの値tp1及び第2の時間差データの値tp2を代入することで、計測対象クロック信号EXCLKの周波数Fを比較的容易に計算し、周波数データFD1を生成することができる。そして、式(1)より、計測対象クロック信号EXCLKの周波数の計算精度は、ゲートタイム信号GTの値Nが固定されると、第1の時間差データの値tp1及び第2の時間差データの値tp2の精度、すなわち、時間デジタル変換回路30の変換精度に依存し、計測対象クロック信号EXCLKの周期Tには依存しない。したがって、本実施形態の周波数計測装置1又は周波数計測回路2によれば、計測対象クロック信号EXCLKの周期にかかわらず一定の精度で計測対象クロック信号EXCLKの周波数を計測することができる。さらに、本実施形態の周波数計測装置1又は周波数計測回路2によれば、ゲートタイム信号GTの値を任意に設定可能であるので、要求される周波数計測精度を比較的容易に達成することができる。
また、本実施形態の周波数計測装置1において、周波数計測回路2は、基準クロック信号CLKRに基づいて、第1のタイミング及び第3のタイミングを規定する計測開始信号STARTを生成する計測開始信号生成回路24と、計測対象クロック信号EXCLKに基づいて、第2のタイミング及び第4のタイミングを規定する計測終了信号STOPを生成する計測終了信号生成回路25と、を備え、時間デジタル変換回路30は、計測開始信号START及び計測終了信号STOPに基づいて、第1の時間差データ及び第2の時間差データを生成する。したがって、本実施形態の周波数計測装置1又は周波数計測回路2によれば、第1のカウンター21は、計測開始信号STARTに基づいて、第1のタイミングと第3のタイミングとの間の基準クロック信号CLKRのパルス数をカウントして第1のカウントデータCNT1を生成することができる。また、第2のカウンター22は、計測終了信号STOPに基づいて、第2のタイミングと第4のタイミングとの間の計測対象クロック信号EXCLKのパルス数をカウントして第2のカウントデータCNT2を生成することができる。さらに、時間デジタル変換回路30は、計測開始信号START及び計測終了信号STOPに基づいて、第1のタイミングと第2のタイミングとの時間差を示す第1の時間差データを生成するとともに、計測開始信号START及び計測終了信号STOPに基づいて、第3のタイミングと第4のタイミングとの時間差を示す第2の時間差データを生成することができる。
また、本実施形態の周波数計測装置1では、周波数計測回路2において、第1のカウンター21は、ゲートタイム信号GTによって規定されるカウント数Nとなるように、第1のカウントデータCNT1を生成する。したがって、本実施形態の周波数計測装置1又は周波数計測回路2によれば、ゲートタイム信号GTの設定により、要求される周波数計測精度を比較的容易に達成することができる。
また、本実施形態の周波数計測装置1では、周波数計測回路2において、第1のカウンター21は、第1のカウントデータCNT1を複数回生成し、第2のカウンター22は、第2のカウントデータCNT2を複数回生成する。また、時間デジタル変換回路30は、第1の時間差データ及び第2の時間差データを複数回生成する。そして、演算回路40は、周波数データFD1を複数回生成し、複数回生成した周波数データFD1をフィルター処理して周波数データFD2を生成する。したがって、本実施形態の周波数計測装置1又は周波数計測回路2によれば、各周波数データFD1に重畳されるノイズが低減された周波数データFD2が得られるので、計測対象クロック信号EXCLKの周波数計測精度を向上することができる。
また、本実施形態の周波数計測装置1では、周波数計測回路2の平面視において、発振回路10と時間デジタル変換回路30との間に演算回路40等を含むロジック回路70が配置されている。したがって、本実施形態の周波数計測装置1又は周波数計測回路2によれば、ロジック回路70によって発振回路10と時間デジタル変換回路30とが離れるので、発振回路10が発生する高周波ノイズによって時間デジタル変換回路30の変換精度が低下して計測対象クロック信号EXCLKの周波数計測精度が低下するおそれが低減される。
また、本実施形態の周波数計測装置1では、周波数計測装置1の平面視において、振動子3は、周波数計測回路2が備える時間デジタル変換回路30と重ならない。したがって、本実施形態の周波数計測装置1によれば、振動子3が発生する高周波ノイズによって時間デジタル変換回路30の変換精度が低下して計測対象クロック信号EXCLKの周波数計測精度が低下するおそれが低減される。
また、本実施形態の周波数計測装置1では、振動子3と発振回路10との距離は、振動子3と時間デジタル変換回路30との距離より小さい。したがって、本実施形態の周波数計測装置1によれば、振動子3と発振回路10とを接続する配線に生じる寄生容量や寄生抵抗が低減されて基準クロック信号CLKRが安定化し、かつ、発振回路10が発生する高周波ノイズによって時間デジタル変換回路30の変換精度が低下し、計測対象クロック信号EXCLKの周波数計測精度が低下するおそれが低減される。
また、本実施形態の周波数計測装置1では、電極パッド130a及び電極パッド130bは、半導体基板200の第1の辺201よりも振動子3に近い第2の辺202に沿って配置される。したがって、本実施形態の周波数計測装置1によれば、振動子3と発振回路10とを接続する配線に生じる寄生容量や寄生抵抗が低減されて基準クロック信号CLKRが安定化し、計測対象クロック信号EXCLKの周波数計測精度が低下するおそれが低減される。
2.変形例
上記の実施形態では、第1のカウンター21は、計測開始信号STARTの立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの間の基準クロック信号CLKRのパルス数をカウントしているが、計測開始信号STARTの立ち下がりエッジから次の立ち下がりエッジまでの間の基準クロック信号CLKRのパルス数をカウントしてもよい。
また、上記の実施形態では、第2のカウンター22は、計測終了信号STOPの立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの間の計測対象クロック信号EXCLKのパルス数をカウントしているが、計測終了信号STOPの立ち下がりエッジから次の立ち下がりエッジまでの間の計測対象クロック信号EXCLKのパルス数をカウントしてもよい。
また、上記の実施形態では、イネーブル信号EN、トリガー信号TRG、計測開始信号START及び計測終了信号STOPは、すべてハイレベルがアクティブ状態であるが、ローレベルがアクティブ状態であってもよい。
また、上記の実施形態では、インターフェース回路50は、チップセレクト信号CS、シリアルクロック信号SCK及びシリアル入出力データ信号SDIOを用いた3線式のSPIバスに対応したインターフェース回路であるが、インターフェース回路50が対応する通信バスは3線式のSPIバスに限られない。例えば、インターフェース回路50は、チップセレクト信号CS、シリアルクロック信号SCK、シリアル入力データ信号SDI及びシリアル出力データ信号SDOを用いた4線式のSPIバスや、シリアルクロック信号SCL及びシリアル入力データ信号SDAを用いた2線式のIC(Inter-Integrated Circuit)バス等の各種の通信バスに対応したインターフェース回路であってもよい。
また、上記の実施形態では、振動子3は、水晶振動子であるが、これに限らず、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)振動子、BAW(Bulk Acoustic Wave)共振子、SAW(Surface Acoustic Wave)共振子等であってもよい。また、振動子3の基板材料としては、水晶の他、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電単結晶や、ジルコン酸チタン酸鉛等の圧電セラミックス等の圧電材料、又はシリコン半導体材料等を用いることができる。振動子3の励振手段としては、圧電効果によるものを用いてもよいし、クーロン力による静電駆動を用いてもよい。
本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施形態及び変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態及び各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成、例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…周波数計測装置、2…周波数計測回路、3…振動子、4…回路素子、10…発振回路、20…周波数カウンター、21…第1のカウンター、22…第2のカウンター、23…トリガー信号生成回路、24…計測開始信号生成回路、25…計測終了信号生成回路、26…D型フリップフロップ、27…D型フリップフロップ、30…時間デジタル変換回路、40…演算回路、41…周波数データ生成回路、42…フィルター、50…インターフェース回路、51…発振回路、52…発振回路、53…調整回路、54…調整回路、55…処理回路、56…基準クロックカウンター、60…レギュレーター、70…ロジック回路、81…パルス信号生成部、82…パルス信号生成部、83…積分処理部、84…積分処理部、85…カウンター、86…測定部、100…パッケージ、101…第1の基板、102…第2の基板、103…第3の基板、104…第4の基板、105…第5の基板、106…第6の基板、110…封止部材、120…蓋体、130,130a,130b…電極パッド、140,140a,140b…電極、141,141a,141b…電極、142…電極、150…ボンディングワイヤー、151…ボンディングワイヤー、161…電極、162…電極、200…半導体基板、201…第1の辺、202…第2の辺

Claims (10)

  1. 基準クロック信号を生成する発振回路と、
    前記基準クロック信号のパルス数をカウントし、第1のカウントデータを生成する第1のカウンターと、
    計測対象クロック信号のパルス数をカウントし、第2のカウントデータを生成する第2のカウンターと、
    前記第1のカウンターが前記基準クロック信号のパルス数のカウントを開始する第1のタイミングと、前記第2のカウンターが前記計測対象クロック信号のパルス数のカウントを開始する第2のタイミングと、の時間差を示す第1の時間差データ、及び、前記第1のカウンターが前記基準クロック信号のパルス数のカウントを終了する第3のタイミングと、前記第2のカウンターが前記計測対象クロック信号のパルス数のカウントを終了する第4のタイミングと、の時間差を示す第2の時間差データを生成する時間デジタル変換回路と、
    前記第2のカウントデータ、前記第1の時間差データ及び前記第2の時間差データに基づく演算を行い、前記計測対象クロック信号の周波数を示す周波数データを生成する演算回路と、を備える、周波数計測回路。
  2. 前記基準クロック信号に基づいて、前記第1のタイミング及び前記第3のタイミングを規定する計測開始信号を生成する計測開始信号生成回路と、
    前記計測対象クロック信号に基づいて、前記第2のタイミング及び前記第4のタイミングを規定する計測終了信号を生成する計測終了信号生成回路と、を備え、
    前記時間デジタル変換回路は、
    前記計測開始信号及び前記計測終了信号に基づいて、前記第1の時間差データ及び前記第2の時間差データを生成する、請求項1に記載の周波数計測回路。
  3. 前記第1のカウンターは、ゲートタイム信号によって規定されるカウント数となるように、前記第1のカウントデータを生成する、請求項1又は2に記載の周波数計測回路。
  4. 前記演算回路は、
    前記周波数をFmとし、
    前記カウント数をNt、
    前記第2のカウントデータの値をNm、
    前記第1の時間差データが示す前記時間差をtp1
    前記第2の時間差データが示す前記時間差をtp2
    前記基準クロック信号の1周期をTとしたとき、
    Fm=Nm/(T×Nt+tp2−tp1)として前記Fmを求める、請求項3に記載の周波数計測回路。
  5. 前記第1のカウンターは、前記第1のカウントデータを複数回生成し、
    前記第2のカウンターは、前記第2のカウントデータを複数回生成し、
    前記時間デジタル変換回路は、前記第1の時間差データ及び前記第2の時間差データを複数回生成し、
    前記演算回路は、前記周波数データを複数回生成し、前記複数回生成した前記周波数データをフィルター処理する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の周波数計測回路。
  6. 前記周波数計測回路の平面視において、前記発振回路と前記時間デジタル変換回路との間に前記演算回路が配置されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の周波数計測回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の周波数計測回路と、
    振動子と、
    前記周波数計測回路及び前記振動子を収容するパッケージと、を備え、
    前記発振回路は、前記振動子を発振させて前記基準クロック信号を生成する、周波数計測装置。
  8. 前記周波数計測装置の平面視において、前記振動子は、前記周波数計測回路が備える前記時間デジタル変換回路と重ならない、請求項7に記載の周波数計測装置。
  9. 前記周波数計測装置の平面視において、前記振動子と前記発振回路との距離は、前記振動子と前記時間デジタル変換回路との距離より小さい、請求項7又は8に記載の周波数計測装置。
  10. 前記周波数計測回路は半導体基板に集積されており、
    前記半導体基板には、前記振動子に電気的にされた第1の電極パッド及び第2の電極パッドが設けられ、
    前記周波数計測装置の平面視において、
    前記半導体基板は、第1の辺と、前記第1の辺に対向し、前記第1の辺よりも前記振動子に近い第2の辺と、を有し、
    前記第1の電極パッド及び前記第2の電極パッドは、前記第2の辺に沿って配置される、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の周波数計測装置。
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