JP2021032371A - 液封ブッシュ - Google Patents

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Maki Hosoda
真樹 細田
一高 大津
Kazutaka Otsu
一高 大津
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【課題】振動の入力時に、一方の液室から液体が漏出しても、この液体が他方の液室に進入するのを抑制する。【解決手段】中間筒の外周面において、液室15、およびオリフィス通路16を、軸方向の両側から挟む各位置に、周方向に延び、外筒の内周面に圧接した主シール突部23、および外側シール突部22が設けられ、2つの外側シール突部のうちの少なくとも一方において、液室から周方向に離れた部分に、径方向の内側に向けて窪み、軸方向に貫く窪み部24が形成され、中間筒の外周面において、外側シール突部およびオリフィス通路により軸方向に挟まれ、かつ窪み部を回避した部分に、外側シール突部から軸方向に沿うオリフィス通路側に向けて延び、外筒の内周面に圧接した第1縦シール突部28が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、液封ブッシュに関する。
従来から、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に取付けられる外筒、および他方に取付けられるとともに、外筒の内側に設けられた内筒と、外筒と内筒との間に設けられた中間筒と、内筒の外周面と中間筒の内周面とを連結した弾性体と、を備え、外筒の内側に、2つの液室、およびこれらの液室同士を連通するオリフィス通路が設けられた液封ブッシュが知られている。
この種の液封ブッシュとして、例えば下記特許文献1に示されるような、中間筒の外周面において、液室、およびオリフィス通路を、この液封ブッシュの中心軸線に沿う軸方向の両側から挟む各位置に、外筒の内周面に圧接したシール部材が設けられた構成が知られている。
特開平7−269644号公報
しかしながら、前記従来の液封ブッシュでは、振動の入力時に、一方の液室から液体が漏出し、この液体がオリフィス通路を通らず他方の液室に進入することで、所期した防振性能を発揮させることができないおそれがあった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、振動の入力時に、一方の液室から液体が漏出しても、この液体が他方の液室に進入するのを抑制することができる液封ブッシュを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る液封ブッシュは、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に取付けられる外筒、および他方に取付けられるとともに、前記外筒の内側に設けられた内筒と、前記外筒と前記内筒との間に設けられた中間筒と、前記内筒の外周面と前記中間筒の内周面とを連結した弾性体と、を備え、前記外筒の内側に、2つの液室、およびこれらの液室同士を連通するオリフィス通路が設けられた液封ブッシュであって、前記中間筒の外周面において、前記液室、および前記オリフィス通路を、この液封ブッシュの中心軸線に沿う軸方向の両側から挟む各位置に、周方向に延び、前記外筒の内周面に圧接した主シール突部が各別に設けられ、前記中間筒の外周面において、2つの前記主シール突部により軸方向に挟まれ、かつ前記液室、および前記オリフィス通路を軸方向の両側から挟む各位置に、周方向に延び、前記外筒の内周面に圧接した外側シール突部が各別に設けられ、2つの前記外側シール突部のうちの少なくとも一方において、前記液室から周方向に離れた部分に、径方向の内側に向けて窪み、軸方向に貫く窪み部が形成され、前記中間筒の外周面において、前記外側シール突部および前記オリフィス通路により軸方向に挟まれ、かつ前記窪み部を回避した部分に、前記外側シール突部から軸方向に沿う前記オリフィス通路側に向けて延び、前記外筒の内周面に圧接した第1縦シール突部が設けられている。
この発明によれば、中間筒の外周面に、主シール突部および外側シール突部が設けられ、中間筒の外周面と外筒の内周面との間のうち、液室およびオリフィス通路を軸方向の両側から挟む各部分が、少なくとも2重にシールされているので、液室およびオリフィス通路それぞれのシール性を確実に確保することができる。
2つの外側シール突部のうちの少なくとも一方に、径方向の内側に向けて窪み、軸方向に貫く窪み部が形成されているので、振動の入力時に、一方の液室から液体が漏出しても、この液体を、窪み部を通して、軸方向で互いに隣り合う主シール突部と外側シール突部との間に導入することが可能になり、他方の液室に進入するのを抑制することができる。
窪み部が、外側シール突部において、液室から周方向に離れた部分に形成されているので、液室内の液体が、窪み部を通して、軸方向で互いに隣り合う主シール突部と外側シール突部との間にリークするのを防ぐことが可能になり、所期した防振性能を安定して発揮させることができる。
中間筒の外周面において、外側シール突部およびオリフィス通路により軸方向に挟まれ、かつ窪み部を回避した部分に、外側シール突部から軸方向に沿うオリフィス通路側に向けて延び、外筒の内周面に圧接した第1縦シール突部が設けられているので、振動の入力時に、一方の液室から漏出した液体の、窪み部に進入せず他方の液室に向かう流れをせき止めて、窪み部に導入することが可能になり、一方の液室から漏出した液体が、他方の液室に進入するのを確実に抑制することができる。
窪み部、および第1縦シール突部が設けられていることから、例えば大きな振幅の振動が入力されたときも、前述と同様に、一方の液室から漏出した液体を、窪み部を通して、軸方向で互いに隣り合う主シール突部と外側シール突部との間に導入することが可能になり、開閉弁等を設けなくても、液室の内圧が高くなり過ぎるのを抑えることができる。これにより、開閉弁等の構造に起因した意図しないリークを生じさせずに、液封ブッシュの耐久性を向上させることができる。
前記中間筒の外周面において、前記液室に周方向で隣り合い、かつ前記オリフィス通路を軸方向の両側から挟む各位置に、周方向に延び、前記外筒の内周面に圧接した内側シール突部が各別に設けられ、前記内側シール突部は、前記第1縦シール突部から、周方向のうち、この第1縦シール突部に対して前記窪み部が位置している側に向けて延びてもよい。
この場合、内側シール突部が、第1縦シール突部から、周方向のうち、この第1縦シール突部に対して窪み部が位置している側に向けて延びているので、内側シール突部によりオリフィス通路と窪み部とを軸方向に分断することが可能になり、オリフィス通路の液体がリークするのを抑制することができるとともに、液室から漏出した液体を円滑に窪み部に導入することができる。
前記内側シール突部は、前記第1縦シール突部における軸方向の中間部から、周方向に延び、前記中間筒の外周面において、前記内側シール突部および前記オリフィス通路により軸方向に挟まれ、かつ前記窪み部を周方向に挟む前記第1縦シール突部の反対側に位置する部分に、軸方向に延び、前記外筒の内周面に圧接した第2縦シール突部が設けられ、前記第2縦シール突部は、前記内側シール突部から軸方向に沿う前記オリフィス通路側に向けて延びてもよい。
この場合、第2縦シール突部が、中間筒の外周面において、窪み部を周方向に挟む第1縦シール突部の反対側に位置する部分に設けられるとともに、内側シール突部に接続されているので、内側シール突部のうち、第1縦シール突部と第2縦シール突部との間に位置し、窪み部と軸方向で対向する部分の剛性を確保することが可能になり、オリフィス通路の液体が窪み部側に向けてリークするのを抑制することができる。
第2縦シール突部が、内側シール突部から軸方向に沿うオリフィス通路側に向けて延びているので、液室から漏出した液体の窪み部に向けた流れが、第2縦シール突部により妨げられるのを防ぐことができる。
軸方向で互いに隣り合う前記主シール突部と前記外側シール突部との間に、径方向の内側に向けて窪み、少なくとも一部が前記窪み部と周方向の位置が同じになっている凹部が設けられてもよい。
この場合、軸方向で互いに隣り合う主シール突部と外側シール突部との間に、凹部が設けられているので、液室から漏出し、窪み部を通して、軸方向で互いに隣り合う主シール突部と外側シール突部との間に導入された液体を、凹部に進入させることが可能になり、この液体が液封ブッシュの外部に漏出するのを抑制することができる。
前記第1縦シール突部の幅は、前記外側シール突部の幅より広くなってもよい。
この場合、第1縦シール突部の幅が、外側シール突部の幅より広くなっているので、一方の液室から漏出した液体の、窪み部に進入せず他方の液室に向かう流れを確実にせき止めて、窪み部に導入することができる。
この発明によれば、振動の入力時に、一方の液室から液体が漏出しても、この液体が他方の液室に進入するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る液封ブッシュの軸方向の中央部における横断面図である。 図1において、第1、第2縦シール突部、および位置決め突部が位置している部分を示すII−II線矢視断面図である。 図1および図2の液封ブッシュから外筒を外した状態において、周方向で隣り合う液室同士の間に位置する部分を、径方向の外側から見た図である。 中間筒において、2つの貫通孔同士の間に位置する中間部分を径方向の外側から見た図である。 図3において、第1、第2縦シール突部、および位置決め突部を回避した部分を示す縦断面図である。 図3のVI−VI線矢視断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る液封ブッシュを説明する。
図1および図2に示されるように、液封ブッシュ1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に取付けられる外筒11、および他方に取付けられるとともに、外筒11の内側に設けられた内筒12と、外筒11と内筒12との間に設けられた中間筒13と、内筒12の外周面と中間筒13の内周面とを連結した弾性体14と、を備え、外筒11の内側に、2つの液室15、およびこれらの液室15同士を連通するオリフィス通路16が設けられている。
図示の例では、オリフィス通路16は2つ設けられている。液室15、およびオリフィス通路16に、例えばエチレングリコール、水、若しくはシリコーンオイル等の液体が封入されている。なお、オリフィス通路16は1つでもよい。
液体は、例えば液室15およびオリフィス通路16を、減圧した状態で、液体が貯留された密封タンクに連通させることによって、液室15およびオリフィス通路16に注入される。
外筒11、内筒12、および中間筒13は、共通軸(中心軸線)Oと同軸に配設されている。以下、共通軸Oに沿う方向を軸方向といい、軸方向から見て、共通軸Oに交差する方向を径方向といい、共通軸O回りに周回する方向を周方向という。軸方向において、液封ブッシュ1の中央部側を内側といい、液封ブッシュ1の中央部から離れる側を外側という。
外筒11、内筒12、中間筒13、弾性体14、液室15、およびオリフィス通路16それぞれの軸方向の中央部は一致している。
内筒12は、第1筒体12aと、第1筒体12aを径方向の外側から囲う第2筒体12bと、第1筒体12aの外周面と第2筒体12bの内周面とを連結する連結ゴム12cと、を備えている。第1筒体12aおよび第2筒体12bは、筒状に形成されている。軸方向から見て、第1筒体12aの内周面および外周面、並びに第2筒体12bの内周面は、円形状を呈し、第2筒体12bの外周面は、四角形状を呈する。第2筒体12bは、例えば合成樹脂材料等で形成されている。内筒12は、連結ゴム12cを有しなくてもよい。
中間筒13は、例えば合成樹脂材料等で形成されている。中間筒13は、外筒11内に嵌合されている。中間筒13には、周方向に間隔をあけて2つの貫通孔13aが形成されており、これらの貫通孔13aは、径方向で互いに対向している。貫通孔13aは、中間筒13のうち、軸方向の両端部より軸方向の内側に位置する部分における軸方向の全域に形成されている。中間筒13の外周面に被覆ゴム26が設けられている。被覆ゴム26は、弾性体14と一体に形成されている。中間筒13のうち、周方向で互いに隣り合う貫通孔13a同士の間に位置する各部分の外周面と、外筒11の内周面と、の間に、オリフィス通路16が各別に設けられている。
以下、中間筒13のうち、周方向で互いに隣り合う貫通孔13a同士の間に位置する部分を、中間筒13の中間部分13bという。
液室15およびオリフィス通路16それぞれにおける内面の少なくとも一部は、ゴム材料により画成されている。液室15の軸方向の大きさは、オリフィス通路16の軸方向の大きさより大きく、オリフィス通路16は、液室15における軸方向の中央部に開口している。オリフィス通路16は、被覆ゴム26の外周面に形成された、周方向に延びる溝部とされ、中間筒13の各中間部分13bの外周面に各別に設けられている。
弾性体14は、ゴム材料により形成されている。弾性体14が、中間部分13bの内周面、および中間筒13の内周面における貫通孔13aの開口周縁部に連結されることにより、貫通孔13aの内側に液室15が画成されている。弾性体14は、中間筒13の内周面における貫通孔13aの開口周縁部の全周にわたって連結されている。弾性体14のうち、少なくとも中間筒13の内周面における貫通孔13aの開口周縁部に連結された部分が、液室15の内面の一部を画成している。
液室15には、径方向の外側に向けて突出し、外筒11の内周面に当接可能なストッパ突部17が設けられている。ストッパ突部17は、内筒12の第2筒体12bの外周面から径方向の外側に向けて突出している。ストッパ突部17は、内筒12および液室15それぞれにおける軸方向の中央部に設けられている。ストッパ突部17のうち、少なくとも径方向の外端部は、弾性材料により形成されている。図示の例では、ストッパ突部17の全体が、ゴム材料により形成されている。ストッパ突部17は、弾性体14と一体に形成されている。ストッパ突部17の径方向の外端部と、外筒11の内周面と、の間に径方向の隙間が設けられている。
中間筒13において、液室15およびオリフィス通路16より軸方向の外側に位置する軸方向の両端部に、径方向の外側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びる環状突部21が形成されている。環状突部21は、中間筒13における軸方向の両端部に、軸方向に間隔をあけて複数ずつ形成されている。複数の環状突部21それぞれの径方向の外端部は、径方向の同等の位置に位置している。複数の環状突部21は、外筒11内に嵌合されている。
図示の例では、環状突部21は、中間筒13における軸方向の両端部に、軸方向に間隔をあけて2つずつ形成されている。環状突部21は、中間筒13における軸方向の外端開口縁より軸方向の内側に位置している。中間筒13の外周面のうち、環状突部21より軸方向の外側に位置する部分は、軸方向の外側に向かうに従い、径方向の内側に向けて延びている。中間筒13における軸方向の両端部において、環状突部21より軸方向の外側に位置する部分に、外筒11の軸方向の両端部が各別に加締められて固定されている。
被覆ゴム26は、複数の環状突部21の外周面を軸方向に跨ぎ、中間筒13の外周面における軸方向の全域にわたって設けられている。環状突部21の外周面に、外筒11の内周面が、被覆ゴム26を介して圧接している。
中間筒13の外周面において、液室15およびオリフィス通路16を軸方向の両側から挟む各位置に、周方向の全長にわたって延び、外筒11の内周面に圧接した主シール突部23が各別に設けられている。主シール突部23は、軸方向で互いに隣り合う2つの環状突部21の間に設けられている。主シール突部23は、ゴム材料により形成され、軸方向の内側に倒れ込んでいる。主シール突部23は、被覆ゴム26と一体に形成されている。
以下、主シール突部23について、外筒11を中間筒13から外した状態での形態を、図3および図5に基づいて説明する。
主シール突部23は、径方向の外側に向かうに従い、軸方向の内側に向けて延びるフランジ状に形成されている。主シール突部23のうち、軸方向の外側を向く外面、および軸方向の内側を向く内面は、径方向の外側に向かうに従い、軸方向の内側に向けて延びている。主シール突部23は、軸方向で互いに隣り合う2つの環状突部21の間において、軸方向の外側寄りに配設されている。主シール突部23の内面は、軸方向で互いに隣り合う2つの環状突部21のうち、軸方向の内側に位置する環状突部21から軸方向の外側に離れている。主シール突部23の外面は、軸方向で互いに隣り合う2つの環状突部21のうち、軸方向の外側に位置する環状突部21の軸方向の内端部から径方向の外側に向けて突出している。
中間筒13の外周面において、主シール突部23より軸方向の外側に位置する部分に、周方向の全長にわたって延び、外筒11の内周面に圧接した端シール突部19が設けられている。端シール突部19は、中間筒13の外周面のうち、環状突部21より軸方向の外側に位置する部分に設けられ、外筒11の内周面における軸方向の両端部が圧接している。端シール突部19の厚さは、軸方向の外側に向かうに従い、厚くなっている。端シール突部19は、被覆ゴム26と一体に形成されている。
中間筒13の外周面において、2つの主シール突部23により軸方向に挟まれ、かつ液室15およびオリフィス通路16を軸方向の両側から挟む各位置に、周方向の全長にわたって延び、外筒11の内周面に圧接した外側シール突部22が各別に設けられている。2つの外側シール突部22は、液室15における軸方向の両端縁を各別に画成している。なお、外側シール突部22は、液室15から軸方向の外側に離れてもよい。外側シール突部22は、被覆ゴム26と一体に形成されている。
図5に示されるように、外側シール突部22は、環状突部21の外周面より径方向の外側に位置している。外側シール突部22は、軸方向で互いに隣り合う2つの環状突部21のうち、軸方向の内側に位置する環状突部21より軸方向の内側に位置している。図示の例では、外側シール突部22の軸方向の外端部、並びに、軸方向で互いに隣り合う2つの環状突部21のうち、軸方向の内側に位置する環状突部21の軸方向の内端部それぞれの軸方向の位置が互いに同等になっている。
図3に示されるように、2つの外側シール突部22のうちの少なくとも一方において、液室15から周方向に離れた部分に、径方向の内側に向けて窪み、軸方向に貫く窪み部24が形成されている。窪み部24は、2つの外側シール突部22に各別に形成されている。窪み部24は、中間筒13の中間部分13bにおける周方向の中央部に設けられている。窪み部24の周方向の大きさは、中間筒13の中間部分13bにおける周方向の大きさの半分未満となっている。窪み部24の底面は、環状突部21の外周面より径方向の外側に位置している。窪み部24の底面は、被覆ゴム26の外周面において、外側シール突部22に軸方向の両側から連なる各部分とほぼ面一となっている。
軸方向で互いに隣り合う主シール突部23と外側シール突部22との間に、径方向の内側に向けて窪み、少なくとも一部が窪み部24と周方向の位置が同じになっている凹部18が設けられている。凹部18は、被覆ゴム26の外周面のうち、軸方向で互いに隣り合う主シール突部23と外側シール突部22との間に位置する部分に形成されている。凹部18は、周方向の全長にわたって連続して延びている。凹部18は、窪み部24から軸方向の外側に離れている。図5に示されるように、凹部18は、被覆ゴム26の外周面のうち、主シール突部23の内面に連なる部分に形成されている。凹部18は、軸方向で互いに隣り合う2つの環状突部21の間に設けられている。
図3に示されるように、中間筒13の外周面において、液室15に周方向で隣り合い、かつオリフィス通路16を軸方向の両側から挟む各位置に、軸方向に延び、外筒11の内周面に圧接した第1縦シール突部28が設けられている。第1縦シール突部28は、被覆ゴム26と一体に形成されている。第1縦シール突部28の幅は、外側シール突部22の幅より広くなっている。
第1縦シール突部28は、中間筒13の中間部分13bのうち、周方向の中央部から周方向に離れた部分に設けられている。第1縦シール突部28は、中間部分13bのうち、周方向の端部より周方向の内側に位置する部分に設けられている。なお、第1縦シール突部28は、中間部分13bにおける周方向の中央部、若しくは周方向の端部に設けられてもよい。
中間部分13bを径方向の外側から見て、オリフィス通路16を軸方向に挟んで一方側に位置する第1縦シール突部28、および他方側に位置する第1縦シール突部28は、中間部分13bの周方向の中央部を周方向に挟む両側に配設されている。2つの中間部分13bに設けられた4つの第1縦シール突部28のうち、オリフィス通路16を軸方向に挟んで同じ側に位置する2つの第1縦シール突部28は、各中間部分13bを径方向の外側から見て、中間部分13bの周方向の中央部から周方向の同じ向きにずれて配設されている。
第1縦シール突部28は、中間筒13の外周面において、外側シール突部22およびオリフィス通路16により軸方向に挟まれた部分における軸方向のほぼ全長にわたって設けられている。第1縦シール突部28は、オリフィス通路16より軸方向の外側にわずかに離れている。第1縦シール突部28は、その軸方向の全長にわたって連続して延びている。第1縦シール突部28は、窪み部24を回避した部分に設けられている。第1縦シール突部28は、外側シール突部22から軸方向の内側に向けて延びている。
中間筒13の外周面において、液室15に周方向で隣り合い、かつオリフィス通路16を軸方向の両側から挟む各位置に、周方向に延び、外筒11の内周面に圧接した内側シール突部27が各別に設けられている。内側シール突部27は、被覆ゴム26と一体に形成されている。
内側シール突部27は、第1縦シール突部28から、周方向のうち、この第1縦シール突部28に対して窪み部24が位置している側に向けて延びている。内側シール突部27は、第1縦シール突部28における軸方向の中間部から、周方向に延びている。内側シール突部27は、窪み部24と軸方向で対向している。図示の例では、内側シール突部27は、中間筒13の中間部分13bにおける周方向の全長にわたって設けられている。内側シール突部27は、中間部分13bにおける周方向の全長にわたって連続して設けられている。内側シール突部27は、外側シール突部22とオリフィス通路16との間の軸方向の中央部に設けられている。
なお、内側シール突部27は、例えば、中間部分13bにおける周方向の一部に設けられたり、周方向に断続的に延在したり、外側シール突部22とオリフィス通路16との間の軸方向の中央部から軸方向に離れた位置に設けられたりする等、適宜変更してもよい。
内側シール突部27、および外側シール突部22それぞれの幅は、互いに同等になっている。内側シール突部27、外側シール突部22、および第1縦シール突部28それぞれの径方向の外端部における径方向の位置は、互いに同等になっている。
なお、内側シール突部27、および外側シール突部22それぞれの幅を、互いに異ならせてもよく、内側シール突部27、外側シール突部22、および第1縦シール突部28それぞれの径方向の外端部における径方向の位置を、互いに異ならせてもよい。
中間筒13の外周面において、内側シール突部27およびオリフィス通路16により軸方向に挟まれ、かつ第1縦シール突部28から、周方向のうち、この第1縦シール突部28に対して窪み部24が位置している側に離れた部分に、軸方向に延び、外筒11の内周面に圧接した第2縦シール突部29が設けられている。第2縦シール突部29は、内側シール突部27から軸方向の内側に向けて延びている。第2縦シール突部29、および第1縦シール突部28それぞれの軸方向の内端部の軸方向の位置は、互いに同等になっている。第2縦シール突部29の幅は、第1縦シール突部28の幅と同等になっている。第2縦シール突部29、および第1縦シール突部28それぞれの径方向の外端部における径方向の位置は、互いに同等になっている。
第2縦シール突部29は、中間筒13の中間部分13bにおける周方向の中央部に対して、第1縦シール突部28の反対側に離れて位置している。第2縦シール突部29は、窪み部24を周方向に挟む第1縦シール突部28の反対側に設けられている。第2縦シール突部29、および第1縦シール突部28は、窪み部24から周方向に離れている。なお、第2縦シール突部29、および第1縦シール突部28は、窪み部24における周方向の両端縁と同じ周方向の位置に位置してもよい。
図6に示されるように、第1縦シール突部28、および第2縦シール突部29は、2つの液室15のうちのいずれ一方に、他方より周方向に近付けられて設けられている。第1縦シール突部28、および第2縦シール突部29それぞれの表面のうち、周方向に沿う前記一方の液室15側を向く面28a、29aの径方向に対する傾斜角度は、周方向に沿う前記他方の液室15側を向く面28b、29bの前記傾斜角度より小さくなっている。つまり、前者の面28a、29aは、後者の面28b、29bと比べて、中間筒13の外周面側から急峻に立ち上がっている。
ここで、図2および図4に示されるように、中間筒13の環状突部21の外周面には、径方向の内側に向けて窪み、軸方向に貫く縦孔31が形成されている。中間筒13の外周面における軸方向の同じ端部に位置する複数の環状突部21のうち、少なくとも最も軸方向の内側に位置する環状突部21の外周面に、縦孔31が形成されている。図示の例では、複数の環状突部21の外周面に縦孔31が各別に形成されている。
縦孔31は、環状突部21の外周面に、周方向に間隔をあけて複数設けられている。中間筒13の外周面における軸方向の同じ端部に位置する複数の環状突部21のうち、一方の環状突部21に設けられた縦孔31、および他方の環状突部21に設けられた縦孔31それぞれの周方向の中央部は、互いに一致している。すなわち、軸方向で隣り合う縦孔31の周方向の中央部は互いに一致している。
中間筒13の外周面における軸方向の同じ端部に位置する複数の環状突部21のうち、軸方向の内側に位置する環状突部21に形成された縦孔31の内容積は、軸方向の外側に位置する環状突部21に形成された縦孔31の内容積以上となっている。
図示の例では、前者の縦孔31における周方向の大きさ、および軸方向大きさが、後者の縦孔31における周方向の大きさ、および軸方向大きさより大きくなっている。両者の縦孔31の各深さは互いに同等になっている。
なお、例えば、前者の縦孔31の深さを、後者の縦孔31の深さより深くしてもよく、また、前者の縦孔31の内容積を、後者の縦孔31の内容積より小さくしてもよい。
全ての縦孔31に、被覆ゴム26の一部が満たされている。図2に示されるように、被覆ゴム26のうち縦孔31に位置する各部分に、径方向の外側に向けて突出して軸方向に延び、外筒11の内周面に圧接した位置決め突部25が形成されている。
すなわち、位置決め突部25は、図3に示されるように、中間筒13の外周面において、液室15およびオリフィス通路16より、軸方向の外側に位置する軸方向の両端部に、周方向に間隔をあけて複数ずつ設けられており、中間筒13の外周面における軸方向の両端部に、位置決め突部25が周方向に間隔をあけて複数設けられてなる突部列32が、軸方向に間隔をあけて複数ずつ設けられている。複数の突部列32は、被覆ゴム26と一体に形成されている。
突部列32は、主シール突部23に対して軸方向の両側に設けられている。主シール突部23に対して軸方向の外側に位置する突部列32の位置決め突部25は、主シール突部23から軸方向の外側に向けて延びている。主シール突部23に対して軸方向の内側に位置する突部列32の位置決め突部25は、主シール突部23から軸方向に離れ、外側シール突部22から軸方向の外側に向けて延びている。
中間筒13の外周面における軸方向の同じ端部に位置する複数の突部列32のうち、軸方向の内側に位置する突部列32の位置決め突部25の幅は、軸方向の外側に位置する突部列32の位置決め突部25の幅以上となっている。前者の突部列32の位置決め突部25の1つに、外側シール突部22を介して第1縦シール突部28が軸方向に接続されており、第1縦シール突部28は、中間筒13に設けられた複数の位置決め突部25のうち、幅が最大の位置決め突部25と軸方向に接続されている。この位置決め突部25の幅は、第1縦シール突部28の幅と同等になっている。幅が最大の位置決め突部25の表面のうち、周方向を向く各面は、第1縦シール突部28の前記面28a、28bと同様に傾斜している。
位置決め突部25の幅は、縦孔31の周方向の大きさ以下となっている。位置決め突部25の周方向の端縁は、縦孔31の周方向の端縁に対して、周方向の内側、若しくは同じ周方向の位置に位置している。
中間筒13の外周面における軸方向の同じ端部に位置する複数の突部列32のうち、一方の突部列32の位置決め突部25、および他方の突部列32の位置決め突部25それぞれの周方向の中央部は、互いに一致している。すなわち、軸方向で隣り合う位置決め突部25の周方向の中央部は互いに一致している。
弾性体14、ストッパ突部17、被覆ゴム26、主シール突部23、外側シール突部22、位置決め突部25、第1縦シール突部28、第2縦シール突部29、内側シール突部27、および端シール突部19は、未加硫ゴムの射出成形により一体に形成されている。射出成形時のゲート部分は、外側シール突部22より軸方向の内側に位置している、例えばストッパ突部17等に設けられている。
なお、射出成形時のゲート部分は、外側シール突部22より軸方向の外側に位置してもよい。
そして、この液封ブッシュ1に振動が入力されたときに、弾性体14が弾性変形しつつ、2つの液室15の内容積が変動することで、液室15内の液体がオリフィス通路16を流通して液柱共振を生じさせることにより振動が減衰、吸収される。
以上説明したように、本実施形態による液封ブッシュ1によれば、中間筒13の外周面に、主シール突部23および外側シール突部22が設けられ、中間筒13の外周面と外筒11の内周面との間のうち、液室15およびオリフィス通路16を軸方向の両側から挟む各部分が、少なくとも2重にシールされているので、液室15およびオリフィス通路16それぞれのシール性を確実に確保することができる。
2つの外側シール突部22のうちの少なくとも一方に、径方向の内側に向けて窪み、軸方向に貫く窪み部24が形成されているので、振動の入力時に、一方の液室15から液体が漏出しても、この液体を、窪み部24を通して、軸方向で互いに隣り合う主シール突部23と外側シール突部22との間に導入することが可能になり、他方の液室15に進入するのを抑制することができる。
窪み部24が、外側シール突部22において、液室15から周方向に離れた部分に形成されているので、液室15内の液体が、窪み部24を通して、軸方向で互いに隣り合う主シール突部23と外側シール突部22との間にリークするのを防ぐことが可能になり、所期した防振性能を安定して発揮させることができる。
中間筒13の外周面において、外側シール突部22およびオリフィス通路16により軸方向に挟まれ、かつ窪み部24を回避した部分に、外側シール突部22から軸方向の内側に向けて延び、外筒11の内周面に圧接した第1縦シール突部28が設けられているので、振動の入力時に、一方の液室15から漏出した液体の、窪み部24に進入せず他方の液室15に向かう流れをせき止めて、窪み部24に導入することが可能になり、一方の液室15から漏出した液体が、他方の液室15に進入するのを確実に抑制することができる。
窪み部24、および第1縦シール突部28が設けられていることから、例えば大きな振幅の振動が入力されたときも、前述と同様に、一方の液室15から漏出した液体を、窪み部24を通して、軸方向で互いに隣り合う主シール突部23と外側シール突部22との間に導入することが可能になり、開閉弁等を設けなくても、液室15の内圧が高くなり過ぎるのを抑えることができる。これにより、開閉弁等の構造に起因した意図しないリークを生じさせずに、液封ブッシュ1の耐久性を向上させることができる。
内側シール突部27が、第1縦シール突部28から、周方向のうち、この第1縦シール突部28に対して窪み部24が位置している側に向けて延びているので、内側シール突部27によりオリフィス通路16と窪み部24とを軸方向に分断することが可能になり、オリフィス通路16の液体がリークするのを抑制することができるとともに、液室15から漏出した液体を円滑に窪み部24に導入することができる。
第2縦シール突部29が、中間筒13の外周面において、窪み部24を周方向に挟む第1縦シール突部28の反対側に位置する部分に設けられるとともに、内側シール突部27に接続されているので、内側シール突部27のうち、第1縦シール突部28と第2縦シール突部29との間に位置し、窪み部24と軸方向で対向する部分の剛性を確保することが可能になり、オリフィス通路16の液体が窪み部24側に向けてリークするのを抑制することができる。
第2縦シール突部29が、内側シール突部27から軸方向の内側に向けて延びているので、液室15から漏出した液体の窪み部24に向けた流れが、第2縦シール突部29により妨げられるのを防ぐことができる。
軸方向で互いに隣り合う主シール突部23と外側シール突部22との間に、凹部18が設けられているので、液室15から漏出し、窪み部24を通して、軸方向で互いに隣り合う主シール突部23と外側シール突部22との間に導入された液体を、凹部18に進入させることが可能になり、この液体が液封ブッシュ1の外部に漏出するのを抑制することができる。
第1縦シール突部28の幅が、外側シール突部22の幅より広くなっているので、一方の液室15から漏出した液体の、窪み部24に進入せず他方の液室15に向かう流れを確実にせき止めて、窪み部24に導入することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、主シール突部23が軸方向の内側に倒れ込んだ構成を示したが、主シール突部23を軸方向の外側に倒れ込ませる等適宜変更してもよい。
環状突部21、被覆ゴム26、内側シール突部27、第2縦シール突部29、位置決め突部25、端シール突部19、凹部18、および縦孔31を設けなくてもよい。
液封ブッシュ1は、トーションビーム式リアサスペンション、車両のエンジンマウント、建設機械に搭載された発電機のマウント、および工場等に設置される機械のマウント等に適用してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 液封ブッシュ
11 外筒
12 内筒
13 中間筒
14 弾性体
15 液室
16 オリフィス通路
18 凹部
22 外側シール突部
23 主シール突部
24 窪み部
27 内側シール突部
28 第1縦シール突部
29 第2縦シール突部
O 共通軸(中心軸線)

Claims (5)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に取付けられる外筒、および他方に取付けられるとともに、前記外筒の内側に設けられた内筒と、
    前記外筒と前記内筒との間に設けられた中間筒と、
    前記内筒の外周面と前記中間筒の内周面とを連結した弾性体と、を備え、
    前記外筒の内側に、2つの液室、およびこれらの液室同士を連通するオリフィス通路が設けられた液封ブッシュであって、
    前記中間筒の外周面において、前記液室、および前記オリフィス通路を、この液封ブッシュの中心軸線に沿う軸方向の両側から挟む各位置に、周方向に延び、前記外筒の内周面に圧接した主シール突部が各別に設けられ、
    前記中間筒の外周面において、2つの前記主シール突部により軸方向に挟まれ、かつ前記液室、および前記オリフィス通路を軸方向の両側から挟む各位置に、周方向に延び、前記外筒の内周面に圧接した外側シール突部が各別に設けられ、
    2つの前記外側シール突部のうちの少なくとも一方において、前記液室から周方向に離れた部分に、径方向の内側に向けて窪み、軸方向に貫く窪み部が形成され、
    前記中間筒の外周面において、前記外側シール突部および前記オリフィス通路により軸方向に挟まれ、かつ前記窪み部を回避した部分に、前記外側シール突部から軸方向に沿う前記オリフィス通路側に向けて延び、前記外筒の内周面に圧接した第1縦シール突部が設けられている、液封ブッシュ。
  2. 前記中間筒の外周面において、前記液室に周方向で隣り合い、かつ前記オリフィス通路を軸方向の両側から挟む各位置に、周方向に延び、前記外筒の内周面に圧接した内側シール突部が各別に設けられ、
    前記内側シール突部は、前記第1縦シール突部から、周方向のうち、この第1縦シール突部に対して前記窪み部が位置している側に向けて延びている、請求項1に記載の液封ブッシュ。
  3. 前記内側シール突部は、前記第1縦シール突部における軸方向の中間部から、周方向に延び、
    前記中間筒の外周面において、前記内側シール突部および前記オリフィス通路により軸方向に挟まれ、かつ前記窪み部を周方向に挟む前記第1縦シール突部の反対側に位置する部分に、軸方向に延び、前記外筒の内周面に圧接した第2縦シール突部が設けられ、
    前記第2縦シール突部は、前記内側シール突部から軸方向に沿う前記オリフィス通路側に向けて延びている、請求項2に記載の液封ブッシュ。
  4. 軸方向で互いに隣り合う前記主シール突部と前記外側シール突部との間に、径方向の内側に向けて窪み、少なくとも一部が前記窪み部と周方向の位置が同じになっている凹部が設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の液封ブッシュ。
  5. 前記第1縦シール突部の幅は、前記外側シール突部の幅より広くなっている、請求項1から4のいずれか1項に記載の液封ブッシュ。
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