JP2021031287A - ブランク材集積装置及びブランク材集積方法 - Google Patents

ブランク材集積装置及びブランク材集積方法 Download PDF

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Abstract

【課題】整列押部と集積台部との間の隙間に板状のブランク材が入り込むことを防ぐことができるブランク材集積装置及びブランク材集積方法を提供する。【解決手段】ブランク材集積装置1は、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材100を積層する集積台部4と、集積台部4の上方において集積台部4との間に隙間Rを有して設けられると共に、集積台部4に積層されるブランク材100を側方より押圧して集積台部4上において整列させる整列押部51と、上下方向に移動して集積台部4に対して出没自在に設けられると共に、集積台部4より上方に突出した際に、ブランク材100を隙間Rよりも上方に保持する仮受け部材6と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、プレス装置等の加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材を集積するブランク材集積装置及びブランク材集積方法に関するものである。
従来、プレス装置等の加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材を、集積テーブル上に積層するブランク材集積装置が知られている。このようなブランク材集積装置としては、集積テーブルに積層されるブランク材を集積テーブル上で整列させるために、集積テーブルの上方において往復動作してブランク材を押圧して整列させるスタンプ機構と呼ばれる機構を備えているものが知られている。
かかる状況下で、特許文献1は、積層プレートに積層される複数枚の合成樹脂シートを揃える揃えガイドを備え、揃えガイドが水平方向に往復動作して、合成樹脂シートを揃えた状態で積層プレートに積層する合成樹脂シートの搬送装置を開示している。
特開2000−16590号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1においては、揃えガイドが水平方向に往復動作する際の揃えガイドと積層プレートとの緩衝を防ぐために、揃えガイドと積層プレートとの間に隙間を設ける必要があり、合成樹脂シートの積層枚数が少ない場合に、厚さの薄い合成樹脂シートが積層プレートと揃えガイドとの間の隙間に入り込んで、積層プレートに供給された合成樹脂シートを綺麗に整列させることができない。このような隙間は、積層プレート等の集積台部上を、揃えガイド等の整列押部が往復動作するために必要なものであり、無くすることができない。
本発明は、以上の検討を経てなされたもので、整列押部と集積台部との間の隙間に板状のブランク材が入り込むことを防ぐことができるブランク材集積装置及びブランク材集積方法を提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明は、第1の局面において、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材を積層する集積台部と、前記集積台部の上方において前記集積台部との間に隙間を有して設けられると共に、前記集積台部に積層される前記ブランク材を側方より押圧して前記集積台部上において整列させる整列押部と、上下方向に移動して前記集積台部に対して出没自在に設けられると共に、前記集積台部より上方に突出した際に、前記ブランク材を前記隙間よりも上方に保持する仮受け部材と、を有するブランク材集積装置である。
また、本発明は、第1の局面に加えて、前記集積台部が、左右方向に沿って間隔を有して配置されると共に、前記ブランク材が積層される複数の駆動ローラを備え、前記仮受け部材は、左右方向において隣り合う前記駆動ローラの間を上下方向に移動して前記集積台部に対して出没自在に設けられることを第2の局面とする。
また、本発明は、第1の局面に加えて、前記集積台部が、左右方向に延設されると共に前後方向に沿って間隔を有して配置され、前記ブランク材が積層される複数のコンベアベルトを備え、前記仮受け部材は、前後方向において隣り合う前記コンベアベルトの間を上下方向に移動して前記集積台部に対して出没自在に設けられることを第3の局面とする。
また、本発明は、第1から第3の何れかの局面に加えて、前記整列押部が、前記集積台部の周囲の少なくとも一側方に複数設けられることを第4の局面とする。
また、本発明は、第5の局面において、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材を集積台部に積層するステップと、前記集積台部の上方において前記集積台部との間に隙間を有して設けられる整列押部によって、前記集積台部に積層される前記ブランク材を側方より押圧して前記集積台部上において整列させるステップと、上下方向に移動して前記集積台部に対して出没自在に設けられる仮受け部材が、前記集積台部に前記ブランク材を積層する際に前記集積台部より上方に突出して前記ブランク材を前記隙間よりも上方に保持するステップと、を有するブランク材集積方法である。
また、本発明は、第5の局面に加えて、前記仮受け部材が、保持する前記ブランク材の積層高さが前記隙間の上下方向の高さよりも大きくなった以降に、前記集積台部に対して没入して前記ブランク材を前記集積台部に積層させることを第6の局面とする。
本発明の第1の局面にかかるブランク材集積装置においては、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材を積層する集積台部と、集積台部の上方において集積台部との間に隙間を有して設けられると共に、集積台部に積層されるブランク材を側方より押圧して集積台部上において整列させる整列押部と、上下方向に移動して集積台部に対して出没自在に設けられると共に、集積台部より上方に突出した際に、ブランク材を隙間よりも上方に保持する仮受け部材と、を有するものであるため、整列押部と集積台部との間の隙間に板状のブランク材が入り込むことを防ぐことができる。
本発明の第2の局面にかかるブランク材集積装置においては、集積台部が、左右方向に沿って間隔を有して配置されると共に、ブランク材が積層される複数の駆動ローラを備え、仮受け部材は、左右方向において隣り合う駆動ローラの間を上下方向に移動して集積台部に対して出没自在に設けられるものであるため、仮受け部材を駆動ローラと干渉させることなく上下方向に移動させることができると共に、所定の枚数のブランク材を積層した後に、積層したブランク材の次工程への移送を容易に行うことができる。
本発明の第3の局面にかかるブランク材集積装置においては、集積台部が、左右方向に延設されると共に前後方向に沿って間隔を有して配置され、ブランク材が積層される複数のコンベアベルトを備え、仮受け部材は、前後方向において隣り合うコンベアベルトの間を上下方向に移動して集積台部に対して出没自在に設けられるものであるため、仮受け部材をコンベアベルトと干渉させることなく上下方向に移動させることができると共に、所定の枚数のブランク材を積層した後に、積層したブランク材の次工程への移送を容易に行うことができる。
本発明の第4の局面にかかるブランク材集積装置においては、整列押部が、集積台部の周囲の少なくとも一側方に複数設けられるものであるため、様々な形状のブランク材を整列させることができる。
本発明の第5の局面にかかるブランク材集積方法においては、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材を集積台部に積層するステップと、集積台部の上方において集積台部との間に隙間を有して設けられる整列押部によって、集積台部に積層されるブランク材を側方より押圧して集積台部上において整列させるステップと、上下方向に移動して集積台部に対して出没自在に設けられる仮受け部材が、集積台部にブランク材を積層する際に集積台部より上方に突出してブランク材を隙間よりも上方に保持するステップと、を有するものであるため、整列押部と集積台部との間の隙間に板状のブランク材が入り込むことを防ぐことができる。
本発明の第6の局面にかかるブランク材集積方法においては、仮受け部材が、保持するブランク材の積層高さが隙間の上下方向の高さよりも大きくなった以降に、集積台部に対して没入してブランク材を集積台部に積層させるものであるため、ブランク材が隙間に入り込まないように集積台部にブランク材を積層させることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるブランク材集積装置の平面図である。 図2は、図1のA−A断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態におけるブランク材集積装置の断面模式図である。 図4は、本発明の第2の実施形態におけるブランク材集積装置の平面図である。 図5は、図4のB−B断面図である。
以下、本発明の実施形態におけるブランク材集積装置及びブランク材集積方法につき、詳細に説明する。なお、図中、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成し、y軸の正方向を前方向、y軸の負方向を後ろ方向、x軸の正方向を左方向、x軸の負方向を右方向、z軸の正方向を上方向、及びz軸の負方向を下方向として説明する。
(第1の実施形態)
<ブランク材集積装置の構成>
本発明の第1の実施形態に係るブランク材集積装置1の構成につき、図1から図3を参照しながら、以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるブランク材集積装置の平面図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、本発明の第1の実施形態におけるブランク材集積装置の断面模式図である。
ブランク材集積装置1は、プレス装置等の図示しない加工機によって所定の形状に裁断されると共に加工機から排出されたブランク材100を集積する。具体的には、ブランク材集積装置1は、枠部材2と、駆動機構3と、集積台部4と、スタンプ部材5と、仮受け部材6と、を有している。ここで、ブランク材100は、板状であり、集積台部4に積層可能な矩形状等の形状を有している。なお、図3では、枠部材2及び駆動機構3の記載を省略する。
枠部材2は、集積台部4の周囲に設けられている。枠部材2は、集積台部4を支持する支持部21と、加工機より排出されるブランク材100を集積台部4に案内する案内部22と、を備えている。案内部22は、支持部21から上方に延設され、集積台部4に積層されるブランク材100の側方への移動を規制する規制部22aと、規制部22aの上端から上方及び外方に向けて延設されるガイド部22bと、を備えており、スタンプ部材5よりも上方に突出している。
駆動機構3は、枠部材2に取り付けられており、仮受け部材6の連接部62と接続する接続部31を備えている。駆動機構3は、図示しない駆動モータによって接続部31を上下方向に駆動することにより、仮受け部材6を上下方向に移動させる。
集積台部4は、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材100を積層する。集積台部4は、左右方向に沿って間隔を有して配置される複数の駆動ローラ41と、駆動ローラ41を回転自在に保持する保持部42と、を備えている。駆動ローラ41は、加工機より排出されたブランク材100を積層すると共に、図示しない駆動モータによって駆動されて、積層したブランク材100を左右方向に搬送する。
スタンプ部材5は、枠部材2に設けられ、整列押部51と、接続部52と、保持部53と、を備えている。整列押部51は、板状であり、集積台部4の上方に設けられていると共に、上下方向において集積台部4との間に隙間R1を有して設けられている。整列押部51は、x−y平面と平行な方向にスライド自在に設けられている。接続部52は、整列押部51に接続されて整列押部51と一体にスライドする。保持部53は、接続部52をスライド自在に保持している。
仮受け部材6は、駆動ローラ41間を上下方向に移動して集積台部4に対して出没自在であると共に、集積台部4より上方に突出してブランク材100を隙間R1よりも上方に保持する複数の保持部61と、複数の保持部61を接続すると共に接続部31と接続する連接部62と、を備えている。
<ブランク材集積装置の動作>
本発明の第1の実施形態に係るブランク材集積装置1の動作につき、図1から図3を参照しながら、以下に詳細に説明する。
まず、ブランク材100の集積処理を開始する前に、駆動機構3を駆動させて仮受け部材6の保持部61を、集積台部4に対して上方に突出させる。この際に、保持部61は、保持部61の上端が図3に示す集積開始位置H1に達するまで上方に移動する。
次に、ブランク材100の集積処理を開始し、加工機より排出されたブランク材100は、ガイド部22aにガイドされて仮受け部材6の保持部61上に積層される。この際に、保持部61が隙間R1よりも上方に位置しているため、加工機より排出されたブランク材100は、保持部61によって隙間R1よりも上方において保持されることにより、隙間R1に入り込むことはない。
次に、接続部52は、図示しない駆動モータによって駆動されて、整列押部51を集積台部7の上方においてx−y平面と平行な方向にスライドさせる。これにより、仮受け部材6に積層されるブランク材100を、整列押部51によって側方から押圧すると共に、案内部22の規制部22aによって側方への移動を規制することにより、仮受け部材6上において整列させる。
次に、駆動機構3は、保持部61上に積層されるブランク材100の積層高さが整列押部51と駆動ローラ41との間の隙間R1の上下方向の高さよりも大きくなった以降に、接続部31を下方に駆動することにより、仮受け部材6の保持部61を集積台部4に対して没入させる。これにより、保持部61上に積層されているブランク材100は、保持部61と共に下方に移動して保持部61が集積台部4に対して没入した際に、集積台部4の駆動ローラ41上に積層される。
この際に、保持部61上に積層されていたブランク材100は、積層高さが隙間R1の上下方向の高さよりも大きいため、隙間R1に入り込むことはない。
集積台部4は、駆動ローラ41上に積層されるブランク材100の積層高さが所定の高さになった際に、ブランク材100の集積処理を終了して、下方に移動すると共に駆動ローラ41を駆動させることにより、駆動ローラ41上に積層されているブランク材100を搬送してブランク材集積装置1の外部に排出する。
以上の本実施形態のブランク材集積装置1においては、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材100を積層する集積台部4と、集積台部4の上方において集積台部4との間に隙間R1を有して設けられると共に、集積台部4に積層されるブランク材100を側方より押圧して集積台部4上において整列させる整列押部51と、上下方向に移動して集積台部4に対して出没自在に設けられると共に、集積台部4より上方に突出した際に、ブランク材100を隙間R1よりも上方に保持する仮受け部材6と、を有するものであるため、整列押部51と集積台部4との間の隙間R1に板状のブランク材100が入り込むことを防ぐことができる。
また、本実施形態のブランク材集積装置1においては、集積台部4が、左右方向に沿って間隔を有して配置されると共に、ブランク材100が積層される複数の駆動ローラ41を備え、仮受け部材6は、左右方向において隣り合う駆動ローラ41の間を上下方向に移動して集積台部4に対して出没自在に設けられるものであるため、仮受け部材6を駆動ローラ41と干渉させることなく上下方向に移動させることができると共に、所定の枚数のブランク材100を積層した後に、積層したブランク材100の次工程への移送を容易に行うことができる。
また、本実施形態のブランク材集積装置1においては、整列押部51が、集積台部4の周囲の少なくとも一側方に複数設けられるものであるため、様々な形状のブランク材100を整列させることができる。
また、本実施形態のブランク材集積方法においては、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材100を集積台部4に積層するステップと、集積台部4の上方において集積台部4との間に隙間R1を有して設けられる整列押部51によって、集積台部4に積層されるブランク材100を側方より押圧して集積台部4上において整列させるステップと、上下方向に移動して集積台部4に対して出没自在に設けられる仮受け部材6が、集積台部4にブランク材100を積層する際に集積台部4より上方に突出してブランク材100を隙間R1よりも上方に保持するステップと、を有するものであるため、整列押部51と集積台部4との間の隙間R1に板状のブランク材100が入り込むことを防ぐことができる。
また、本実施形態のブランク材集積方法においては、仮受け部材6が、保持するブランク材100の積層高さが隙間R1の上下方向の高さよりも大きくなった以降に、集積台部4に対して没入してブランク材100を集積台部4に積層させるものであるため、ブランク材100が隙間R1に入り込まないように集積台部4にブランク材100を積層させることができる。
(第2の実施形態)
<ブランク材集積装置の構成>
本発明の第2の実施形態に係るブランク材集積装置10の構成につき、図4及び図5を参照しながら、以下に詳細に説明する。
なお、図4及び図5において、図1から図3と同一構成である部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
ブランク材集積装置10は、プレス装置等の図示しない加工機によって所定の形状に裁断されると共に加工機から排出されたブランク材100を集積する。具体的には、ブランク材集積装置10は、枠部材2と、駆動機構3と、スタンプ部材5と、集積台部7と、仮受け部材8と、を有している。ここで、ブランク材100は、板状であり、矩形状等の集積台部7に積層可能な形状を有している。
枠部材2は、集積台部7の周囲に設けられている。枠部材2は、集積台部7を支持する支持部21と、加工機より排出されるブランク材100を集積台部7に案内する案内部22と、を備えている。案内部22は、支持部21から上方に延設され、集積台部7に積層されるブランク材100の側方への移動を規制する規制部22aと、規制部22aの上端から上方及び外方に向けて延設されるガイド部22bと、を備えており、スタンプ部材5よりも上方に突出している。
駆動機構3は、枠部材2に取り付けられており、仮受け部材8の連接部82と接続する接続部31を備えている。駆動機構3は、図示しない駆動モータによって接続部31を上下方向に駆動することにより、仮受け部材8を上下方向に移動させる。
スタンプ部材5は、枠部材2に設けられ、整列押部51と、接続部52と、保持部53と、を備えている。整列押部51は、板状であり、集積台部7の上方に設けられていると共に、上下方向において集積台部7との間に隙間R2を有して設けられている。
集積台部7は、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材100を積層する。集積台部7は、前後方向に沿って間隔を有して配置される複数のコンベアベルト71と、図示しない駆動モータが駆動した際に回転してコンベアベルト71を回転させる駆動ローラ72と、駆動ローラ72を回転自在に支持する支持部73と、を備えている。コンベアベルト71は、加工機より排出されたブランク材100を積層すると共に、駆動ローラ72が回転した際に回転して、積層したブランク材100を左右方向に搬送する。
仮受け部材8は、コンベアベルト71間を上下方向に移動して集積台部7に対して出没自在であると共に、集積台部7より上方に突出してブランク材100を隙間R2よりも上方に保持する複数の保持部81と、複数の保持部81を接続すると共に接続部31と接続する連接部82と、を備えている。
なお、本実施形態におけるブランク材集積装置10の動作は上記第1の実施形態におけるブランク材集積装置1の動作と同一動作であるので、その説明を省略する。
以上の本実施形態のブランク材集積装置10においては、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材100を積層する集積台部7と、集積台部7の上方において集積台部7との間に隙間R2を有して設けられると共に、集積台部7に積層されるブランク材100を側方より押圧して集積台部7上において整列させる整列押部51と、上下方向に移動して集積台部7に対して出没自在に設けられると共に、集積台部7より上方に突出した際に、ブランク材100を隙間R2よりも上方に保持する仮受け部材8と、を有するものであるため、整列押部51と集積台部7との間の隙間R2に板状のブランク材100が入り込むことを防ぐことができる。
また、本実施形態のブランク材集積装置10においては、集積台部7が、左右方向に延設されると共に前後方向に沿って間隔を有して配置され、ブランク材100が積層される複数のコンベアベルト71を備え、仮受け部材8は、前後方向において隣り合うコンベアベルト71の間を上下方向に移動して集積台部7に対して出没自在に設けられるものであるため、仮受け部材8をコンベアベルト71と干渉させることなく上下方向に移動させることができると共に、所定の枚数のブランク材100を積層した後に、積層したブランク材100の次工程への移送を容易に行うことができる。
また、本実施形態のブランク材集積装置10においては、整列押部51が、集積台部7の周囲の少なくとも一側方に複数設けられるものであるため、様々な形状のブランク材100を整列させることができる。
また、本実施形態のブランク材集積方法においては、加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材100を集積台部7に積層するステップと、集積台部7の上方において集積台部7との間に隙間R2を有して設けられる整列押部51によって、集積台部7に積層されるブランク材100を側方より押圧して集積台部7上において整列させるステップと、上下方向に移動して集積台部7に対して出没自在に設けられる仮受け部材8が、集積台部7にブランク材100を積層する際に集積台部7より上方に突出してブランク材100を隙間R2よりも上方に保持するステップと、を有するものであるため、整列押部51と集積台部7との間の隙間R2に板状のブランク材100が入り込むことを防ぐことができる。
また、本実施形態のブランク材集積方法においては、仮受け部材8が、保持するブランク材100の積層高さが隙間R2の上下方向の高さよりも大きくなった以降に、集積台部7に対して没入してブランク材100を集積台部7に積層させるものであるため、ブランク材100が隙間R2に入り込まないように集積台部7にブランク材100を積層させることができる。
なお、本発明は、部材の種類、形状、配置、個数などは前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、整列押部と集積台部との間の隙間に板状のブランク材が入り込むことを防ぐことができるブランク材集積装置及びブランク材集積方法を提供することができるものであるため、その汎用普遍的な性格から広範に車両等に使用されるブランク材のブランク材集積装置及びブランク材集積方法に適用され得るものと期待される。
1…ブランク材集積装置
2…枠材部
3…駆動機構
4…集積台部
5…スタンプ部材
6…仮受け部材
7…集積台部
8…仮受け部材
10…ブランク材集積装置
21…支持部
22…案内部
22a…規制部
22b…ガイド部
31…接続部
41…駆動ローラ
42…保持部
51…整列押部
52…接続部
53…保持部
61…保持部
62…連接部
71…コンベアベルト
72…駆動ローラ
73…支持部
81…保持部
82…連接部
100…ブランク材

Claims (6)

  1. 加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材を積層する集積台部と、
    前記集積台部の上方において前記集積台部との間に隙間を有して設けられると共に、前記集積台部に積層される前記ブランク材を側方より押圧して前記集積台部上において整列させる整列押部と、
    上下方向に移動して前記集積台部に対して出没自在に設けられると共に、前記集積台部より上方に突出した際に、前記ブランク材を前記隙間よりも上方に保持する仮受け部材と、
    を有することを特徴とするブランク材集積装置。
  2. 前記集積台部は、
    左右方向に沿って間隔を有して配置されると共に、前記ブランク材が積層される複数の駆動ローラを備え、
    前記仮受け部材は、
    左右方向において隣り合う前記駆動ローラの間を上下方向に移動して前記集積台部に対して出没自在に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1記載のブランク材集積装置。
  3. 前記集積台部は、
    左右方向に延設されると共に前後方向に沿って間隔を有して配置され、前記ブランク材が積層される複数のコンベアベルトを備え、
    前記仮受け部材は、
    前後方向において隣り合う前記コンベアベルトの間を上下方向に移動して前記集積台部に対して出没自在に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1記載のブランク材集積装置。
  4. 前記整列押部は、
    前記集積台部の周囲の少なくとも一側方に複数設けられる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のブランク材集積装置。
  5. 加工機より所定の形状に裁断されて排出された板状のブランク材を集積台部に積層するステップと、
    前記集積台部の上方において前記集積台部との間に隙間を有して設けられる整列押部によって、前記集積台部に積層される前記ブランク材を側方より押圧して前記集積台部上において整列させるステップと、
    上下方向に移動して前記集積台部に対して出没自在に設けられる仮受け部材が、前記集積台部に前記ブランク材を積層する際に前記集積台部より上方に突出して前記ブランク材を前記隙間よりも上方に保持するステップと、
    を有することを特徴とするブランク材集積方法。
  6. 前記仮受け部材は、
    保持する前記ブランク材の積層高さが前記隙間の上下方向の高さよりも大きくなった以降に、前記集積台部に対して没入して前記ブランク材を前記集積台部に積層させる、
    ことを特徴とする請求項5記載のブランク材集積方法。
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