JP2021030626A - 制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】制御装置において複数の機能を連続して実行する場合の無駄な処理を省く。【解決手段】制御装置は、第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する制御部(21)を備える。該制御装置は、例えば、第1のキー操作に割り当てられた機能が被印刷媒体(12)を搬送する処理と該被印刷媒体をカットする処理とを含み、第2のキー操作に割り当てられた機能が被印刷媒体を搬送する処理を含む印刷装置(1)であり得る。【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
制御装置には、異なるキー操作が割り当てられた複数の個別の機能に共通の処理(動作)が含まれることがある。例えば、長尺な被印刷媒体に印刷を行うラベルプリンタでは、被印刷媒体を搬送する処理のみ実施する搬送機能と、被印刷媒体を搬送してカットする処理を実施するカット機能とを有するものがある。この種の制御装置では、例えば、あるキーを押下する操作が搬送機能に割り当てられ、別のキーを押下する操作がカット機能に割り当てられる。また、この種の制御装置には、ある1つのキーに対する異なる操作が割り当てられることもある。例えば、ある1つのキーに対する長押し操作が搬送機能に割り当てられ、当該1つのキーに対する短押し操作がカット機能に割り当てられることもある。
関連する技術として、特許文献1には、複数の機能キースイッチのうち機能キースイッチの操作を無効にすることができると共に、機能キースイッチに任意の機能を割り当てることができるラベルプリンタが開示されている。
特開2001−150735号公報
上述した従来の制御装置では、キー操作を受け付ける毎に、受け付けたキー操作と対応する機能を実行する。このような制御装置では、共通の処理(動作)を含む複数の個別の機能のそれぞれに対応するキー操作が利用者によって連続して行われた場合、各機能を実行する毎に各機能の共通の処理が行われる。
しかしながら、利用者によるキー操作に基づいて制御装置が連続して実行する複数の機能において重複する共通の処理を複数回実施する場合、無駄な処理が実施され、無駄になる被印刷媒体や消費電力等が増大することがある。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、制御装置において複数の機能を連続して実行する場合の無駄な処理を省くことが可能な技術を提供することである。
本発明の一態様に係る制御装置は、第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する制御部を備える制御装置である。
本発明の一態様に係る制御方法は、キー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を実行する制御装置が、第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた前記第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する制御方法である。
本発明の一態様に係るプログラムは、キー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を実行する制御装置に、第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた前記第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する処理を実行させるプログラムである。
上記の態様によれば、制御装置において複数の機能を連続して実行する場合の無駄な処理を省くことができる。
一実施形態に係る印刷装置1の平面図である。 図1の印刷装置1における蓋4と重なる部位の内部構成例を示す部分平面図である。 印刷装置1の機能構成を説明するブロック図である。 印刷装置1におけるキー操作の割り当ての例を説明する図である。 一実施形態に係る印刷装置1が行う処理を説明するフローチャートである。 印刷装置1のカット機能を説明する図である。 従来の印刷装置において搬送機能とカット機能とを連続して実行する場合の動作を説明する図である。 一実施形態に係る印刷装置1において搬送機能とカット機能とを連続して実行する場合の動作を説明する図である。 印刷装置1におけるキー操作の割り当ての別の例を説明する図である。 一実施形態に係る印刷装置1が行う処理の別の例を説明するフローチャートである。 搬送機能を連続して実行する場合の送り量の調整方法の例を説明する図である。 従来の印刷装置において送り量の異なる搬送機能を連続して実行する場合の動作を説明する図である。 図10のフローチャートに沿った処理を行う印刷装置1において送り量の異なる搬送機能を連続して実行する場合の動作を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明に係る制御装置の一例である印刷装置に関する実施形態を説明する。
図1は、一実施形態に係る印刷装置1の平面図である。図2は、図1の印刷装置1における蓋4と重なる部位の内部構成例を示す部分平面図である。図2のX方向及びY方向は図1のX方向及びY方向と一致する。
図1及び図2に例示した印刷装置1は、長尺の感熱テープ12に印刷を行うサーマルヘッド701を備えたラベルプリンタである。感熱テープ12は、加熱することにより発色又は色が変化する感熱層と、該感熱層に積層された粘着層と、該粘着層を保護するセパレータ(剥離紙)とを含む。感熱テープ12は、被印刷媒体の一例である。感熱テープ12は、円筒形状の芯材に感熱テープ12を巻き付けたテープロール11から供給される。テープロール11は、媒体アダプタ10内に収容されており、芯材の軸心方向を回転軸として回転可能な状態で媒体アダプタ10に支持されている。図1及び図2の印刷装置1では、X方向及びY方向のそれぞれと直交する方向がテープロール11の芯材の軸心方向(すなわち被記録媒体11の回転軸)となる。テープロール11の感熱テープ12は、媒体アダプタ10に設けられた引き出し口(図示せず)から媒体アダプタ10の外部に繰り出され、該繰り出された部分に文字列等が印刷される。なお、図1及び図2における、下線が引かれた「9」という数字は、感熱テープ12の幅が9mmであることを示す。
以降では、感熱テープ12に印刷をする感熱方式のラベルプリンタを印刷装置1の例として説明するが、印刷装置1の印刷方式は特に限定されない。例えば、印刷装置1は、インクリボンを使用する熱転写方式のラベルプリンタであってもよい。また、ラベルプリンタである印刷装置1は、サーマルプリンタに限らない。例えば、印刷装置1は、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ等であってもよい。また、印刷装置1は、シングルパス(ワンパス)方式で印刷を行ってもよく、マルチパス(スキャン)方式で印刷を行ってもよい。
印刷装置1は、装置筐体2と、入力装置3と、蓋4と、表示装置5とを備える。
装置筐体2は、印刷装置1の動作を制御する制御回路の一部を含むプリント回路板(図示せず)、媒体アダプタ10、プラテンローラ6、印刷ユニット7、カッター8等を収容する。また、図示はしていないが、装置筐体2には、電源コード接続端子、外部機器接続端子、記録媒体挿入口等が設けられている。
装置筐体2には、蓋4が開閉自在な状態で取り付けられている。装置筐体2のうちの、蓋4が閉じた状態である場合に、XY平面視において蓋4と重ならない領域には、入力装置3が設けられている。入力装置3は、キーボード装置であり、文字の入力や設定項目の選択等、印刷装置1に対する各種情報の入力に利用する。入力装置3により印刷装置1に入力可能な情報は、感熱テープ12を所定の送り量だけ搬送する動作の実行を指示する情報等、印刷装置1の機能の実行を指示する情報を含む。また、蓋4には液晶ディスプレイ等の表示装置5が設けられており、該表示装置5には、入力装置3により入力された情報や印刷装置1の設定に関する各種情報等が表示される。
装置筐体2のうちの、蓋4が閉じた状態である場合に、XY平面視において蓋4の下方となる領域(蓋4と重なる領域)には、アダプタ収容部2a、プラテンローラ6、印刷ユニット7、及びカッター8が設けられている。アダプタ収容部2aは、媒体アダプタ10を収容可能な空間を画成する凹形状の部位である。アダプタ収容部2aは、図1及び図2に示したような感熱テープ12の幅が9mmのテープロール11を収容する媒体アダプタ10に限らず、他の幅(例えば、6mm、12mm、及び18mm等)の感熱テープ12のテープロール11を収容する媒体アダプタ10も収容可能な形状に形成されている。
プラテンローラ6は、媒体アダプタ10から供給される感熱テープ12を搬送するローラである。プラテンローラ6は、図示しない搬送用モータ(例えば、DC(直流)モータ)と接続されており、該搬送用モータからの動力により回転する。印刷装置1では、媒体アダプタ10から供給される感熱テープ12を、プラテンローラ6と印刷ユニット7のサーマルヘッド701との間に狭持した状態でプラテンローラ6を回転させることにより、感熱テープ12を所望の搬送方向に搬送する。プラテンローラ6は、モータの動力により被印刷媒体(例えば、感熱テープ12)を搬送する搬送部の一例である。
印刷ユニット7は、感熱テープ12に対する印刷を行うものであり、サーマルヘッド(印刷ヘッド)701を含む。サーマルヘッド701は、感熱テープ12の搬送方向に直交する主走査方向(すなわち感熱テープ12の幅方向と平行な方向)に配列された複数の発熱素子を有し、発熱素子で感熱テープ12を加熱することにより1ラインずつ印刷を行う。サーマルヘッド701は、被印刷媒体(例えば、感熱テープ12)に印刷を行う印刷部の一例である。本実施形態の印刷装置1におけるサーマルヘッド701は、後述するように、蓋4の開閉動作と連動してプラテンローラ6に対する相対位置が変化する。
カッター8は、感熱テープ12をカット(切断)する切断装置であり、例えば、感熱テープ12における印刷が行われた領域をラベルとして個片化することに用いられる。
図3は、印刷装置1の機能構成を説明するブロック図である。図4は、印刷装置1におけるキー操作の割り当ての例を説明する図である。
図3に例示したように、本実施形態に係る印刷装置1は、機能構成の観点では、制御部21と、入力部22と、表示部23と、記憶部24と、テープ種別検知部25と、搬送処理部26と、印刷処理部27と、切断処理部28とを備える。
制御部21は、後述する制御処理を含む、印刷装置1において実行可能な各種処理を制御する。印刷装置1においては、例えば、該印刷装置1が備えるCPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサが、各種プログラムを実行することにより制御部21として機能する。
入力部22は、感熱テープ12に印刷する文字や図形等の入力、各種処理に係る設定値や実行命令の入力等を受け付ける。入力部22は、例えば、図1に示した入力装置3が持つ機能の1つである。表示部23は、入力部22からの入力に対応する文字や図形、各種設定のための選択メニュー、各種処理に関するメッセージ等を表示する。表示部23は、例えば、図1に示した表示装置5が持つ機能の1つである。
記憶部24は、印刷装置1において各種処理を実行する際に必要となるプログラムや情報を記憶する。印刷装置1においては、該印刷装置1が備えるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の記憶装置が、記憶部24として機能する。本実施形態の印刷装置1における記憶部24に記憶させる情報は、図4に例示したような割り当て情報30を含む。割り当て情報30は、入力部22として機能する入力装置3のキー(ボタン)に対する利用者の操作と、印刷装置1が実行する処理(機能)との対応関係を示す情報を含む。割り当て情報30及び印刷装置1の処理についての詳細は後述する。
テープ種別検知部25は、媒体アダプタ10から供給される感熱テープ12の種別を検知する。テープ種別検知部25は、例えば、感熱テープ12の幅を検知する。テープ種別検知部25は、アダプタ収容部2aに媒体アダプタ10が収容されているか否かの検知、及び媒体アダプタ10がどのテープ幅のテープロール11の収容に適したものであるかの検知等を行ってもよい。
搬送処理部26は、感熱テープ12を所定の搬送方向に所定の搬送量(搬送長さ)だけ搬送する処理を行う。搬送処理部26は、DCモータ及びプラテンローラ6を含む搬送機構が持つ機能の1つである。
印刷処理部27は、感熱テープ12に熱エネルギーを印加し感熱テープ12に文字や図形を印刷する処理を行う。印刷処理部27は、サーマルヘッド701を含む印刷ユニット7が持つ機能の1つである。切断処理部28は、感熱テープ12をカット(切断)する処理を行う。切断処理部28は、カッター8を含む切断機構が持つ機能の1つである。
本実施形態の印刷装置1では、既知の印刷装置と同様の手順により印刷データを作成し、作成した印刷データに基づいて感熱テープ12に印刷を行うことができる。印刷装置1における制御部21は、利用者が入力装置3のキーを操作することにより入力部22から入力される入力情報(キー入力)を受け付け、該キー入力に応じた動作を行う。この際、制御部21は、図4に例示したような割り当て情報30に基づいて、キー入力に応じた動作を行う。
図4に例示した割り当て情報30において、キーNo.は印刷装置1に設けられたキー(ボタン)を識別する識別子であり、実行する処理はキー操作を受け付けたときに印刷装置1が行う処理(動作)である。実行する処理における短押し操作及び長押し操作は、それぞれ、所定の期間(例えば、2秒)よりも短い期間だけキーを押下する操作及び所定の時間よりも長い期間キーを押下し続ける操作である。図4に例示した割り当て情報30におけるキーNo.が「1」であるキーは、短押し操作が文字「A」を1回入力する処理と対応付けられている。すなわち、キーNo.が「1」であるキーを短押しする操作には、文字「A」を1回入力する機能が割り当てられている。
また、図4に例示した割り当て情報30におけるキーNo.が「K」であるキーは、短押し操作が感熱テープ12を所定の送り量だけ搬送してカットする処理と対応付けられており、長押し操作が感熱テープ12を所定の送り量だけ搬送する処理と対応付けられている。すなわち、キーNo.が「K」であるキーを短押しする操作にはカット機能が割り当てられており、該キーを長押しする操作には搬送機能が割り当てられている。
図4に例示した割り当て情報30に従う印刷装置1は、例えば、印刷処理を行っていない状態であるときにキーNo.が「K」のキーを長押しする操作を利用者が行い、該長押し操作を受け付けると、感熱テープ12を所定の送り量だけ搬送する処理を実行する。また、印刷装置1は、印刷処理を行っていない状態であるときにキーNo.が「K」のキーを短押しする操作を利用者が行い、該短押し操作を受け付けると、感熱テープ12を所定の送り量だけ搬送して感熱テープ12をカットする処理を実行する。
図5は、一実施形態に係る印刷装置1が行う処理を説明するフローチャートである。図5には、本実施形態に係る印刷装置1が行う処理のうち、電源投入後のセルフチェック処理を終了した後で行われる処理についてのフローチャートを示している。
電源投入後のセルフチェック処理を終了した後、印刷装置1は、処理履歴を初期化し(ステップS1)、キー操作の受付待ちとなる(ステップS2)。処理履歴は、印刷装置1でキー操作を受け付けて実行した処理の履歴であり、少なくとも最後に行った処理(前回の処理)の内容を示す情報が格納される。
キー操作を受け付けると、印刷装置1は、ステップS2の処理を終了し、例えば、処理履歴を参照し、受け付けたキー操作が前回と同じキー操作であるか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3の判定は、制御部21が行う。前回と同じキー操作である場合(ステップS3;YES)、印刷装置1は、受け付けたキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。以下の説明では、ステップS2で受け付けたキー操作、言い換えるとステップS3の判定において前回の操作との比較の対象となるキー操作(第1のキー操作)を「後のキー操作」ともいう。また、ステップS3の判定において後のキー操作との比較の対象となる前回のキー操作(第2のキー操作)を「先のキー操作」ともいう。
これに対し、後のキー操作が先のキー操作と異なる場合(ステップS3;NO)、印刷装置1は、次に、後のキー操作と対応する処理が、前回の処理と重複する処理を含むか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定は、制御部21が行う。ここで、前回の処理は、先のキー操作を受け付けたときのステップS3以降の処理によって実施された、先のキー操作と対応付けられた機能に基づく処理(ステップS4又はS7の処理)である。処理制御部21は、処理履歴を参照して前回の処理と後のキー操作に対応する処理とを比較し、重複する処理の有無を判定する。ここで、前回の処理は、ステップS4の処理(すなわち先のキー操作と対応する機能に含まれる全ての処理)である場合と、後述するステップS7の処理(すなわち先のキー操作と対応する機能に含まれる全ての処理のうちの前々回の処理と重複する処理を除いた残りの処理)である場合とがあり得る。前回の処理と重複する処理を含まない場合(ステップS5;NO)、印刷装置1は、後のキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。
一方、前回の処理と重複する処理を含む場合(ステップS5;YES)、印刷装置1は、次に、先のキー操作を受け付けてからの経過時間が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6の判定は、制御部21が行う。制御部21は、例えば、キー操作を受け付ける毎に0に戻るカウンタの計数値と、あらかじめ定めた時間閾値との大小関係に基づいて、先のキー操作(すなわち処理履歴の最後に行った処理と対応付けられた第2のキー操作)を受け付けてから後のキー操作である第1のキー操作を受け付けるまでの経過時間が閾値以上であるか否かを判定する。経過時間が閾値を超えている場合(ステップS6;NO)、印刷装置1は、後のキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。経過時間が閾値以下である場合(ステップS6;YES)、印刷装置1は、後のキー操作と対応する処理から重複する処理を除き、残りの処理を実施する(ステップS7)。
ステップS4又はS7の処理を実施した後、印刷装置1は、処理履歴を更新し(ステップS8)、キー操作の受付待ち(ステップS2)に戻る。なお、印刷装置1は、ステップS4又はS7の処理を開始した後、該処理が終了する前に処理履歴を更新し、キー操作の受付待ちの状態に戻ってもよい。この場合、ステップS4又はS7の処理中に新たなキー操作を受け付けると、印刷装置1は、例えば、ステップS4又はS7の処理が終了した後、ステップS3以降の処理を実行する。
このように、本実施形態に係る印刷装置1は、受け付けた第1のキー操作に対応付けられた処理が前回の処理(第2のキー操作に対応付けられた処理)と重複する処理を含む場合に、受け付けた第1のキー操作に対応付けられた処理から重複する処理を除き、残りの処理を実施する。なお、上述したステップS6では、例えば、経過時間が閾値以下であるか否かと共に、先のキー操作を受け付けてから後のキー操作を受け付けるまでの期間、キー操作を受け付け可能な状態が継続していたか否かを判定してもよい。例えば、経過時間が閾値以下であっても、先のキー操作を受け付けてから後のキー操作を受け付けるまでの期間中に印刷装置1の電源がオフになり再びオンになった場合には、先のキー操作(第2のキー操作)が後のキー操作(第1のキー操作)と連続していないとみなし、後のキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。また、上述したステップS6では、例えば、経過時間が閾値以下であるか否かと共に、先のキー操作を受け付けてから後のキー操作を受け付けるまでの期間中に他の処理を実行したか否かを判定してもよい。例えば、経過時間が閾値以下であっても、先のキー操作を受け付けてから後のキー操作を受け付けるまでの期間中に蓋4の開閉動作に関連した処理等が行われた場合には、先のキー操作(第2のキー操作)が後のキー操作(第1のキー操作)と連続していないとみなし、後のキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。
図6は、印刷装置1のカット機能を説明する図である。カット機能は、図4の割り当て情報30においてキーNo.が「K」のキーを短押しする操作に対応付けられた(割り当てられた)機能である。
図6の(a)には、印刷装置1における印刷処理が終了した時点での、感熱テープ12と、印刷位置、フルカット位置、及びテープ出口のそれぞれとの位置関係を模式的に示している。印刷処理の終了時にフルカット処理を行わないように設定されている場合、印刷装置1は、印刷データに基づいて感熱テープ12に設定された印刷領域Rにおける下流側の端部CLが印刷位置に到達した時点で、感熱テープ12の搬送を停止し印刷処理を終了する。この場合、利用者は、例えば、印刷終了後にキーNo.が「K」のキーを短押しすることで、印刷装置1に、印刷領域Rの下流側端部CLで感熱テープ12をフルカットさせることができる。ここで、図6の(b)に示したように、感熱テープ12の搬送路上における印刷位置からフルカット位置までの距離をLとすると、キーNo.が「K」のキーの短押し操作を受け付けた印刷装置1は、感熱テープ12を送り量Lだけ搬送し、フルカット位置に設けられたカッター(図示せず)により感熱テープ12をフルカットする。この場合、図6の(c)に示したように、印刷装置1のテープ出口から排出されるラベル1201の長さは、印刷領域Rの長さと略一致する。
ところで、図4の割り当て情報30に示したように1つのキーに対する短押し操作及び長押し操作のそれぞれにカット機能及び搬送機能が割り当てられている場合、利用者が誤ったキー操作をしてしまうことがある。また、このような誤ったキー操作をした場合、操作直後に誤りに気付いてすぐに正しいキー操作をしてしまうことがある。このような場合、後で行った正しいキー操作と対応する処理に、先に行った誤ったキー操作と対応する処理が含まれていると、同じ処理を繰り返すこととなる。例えば、利用者が印刷装置のキー操作に慣れていない場合や急いでいる場合には、カット機能を実行させるつもりで搬送機能と対応するキー操作(長押し操作)をしてしまうことがある。キーの長押し操作をした後で、すぐに同じキーの短押し操作をすると、印刷装置は、搬送機能とカット機能とを連続して実行する。
図7は、従来の印刷装置において搬送機能とカット機能とを連続して実行する場合の動作を説明する図である。
図7の(a)には、従来の印刷装置における印刷処理が終了した時点での、感熱テープ12と、印刷位置、フルカット位置、及びテープ出口のそれぞれとの位置関係を模式的に示している。印刷処理の終了時にフルカット処理を行わないように設定されている場合、印刷装置は、印刷データに基づいて感熱テープ12に設定された印刷領域Rにおける下流側の端部CLが印刷位置に到達した時点で、感熱テープ12の搬送を停止し印刷処理を終了する。この場合、利用者は、例えば、印刷終了後にキーNo.が「K」のキーを短押しすることで、図6の(c)に示したように、印刷装置に印刷領域Rの下流側端部CLで感熱テープ12をフルカットさせることができる。
しかしながら、利用者は、キーNo.が「K」のキーを誤って長押ししてしまい、その後、誤りに気付いてキーを短押ししてしまうことがある。このような場合、従来の印刷装置は、まず、図7の(b)に示すように、キーの長押し操作と対応する搬送機能を実行し、感熱テープ12を送り量Lだけ搬送する。その後、従来の印刷装置は、キーの短押し操作と対応するカット機能を実行する。すなわち、従来の印刷装置では、図7の(c)及び(d)に示すように、感熱テープ12を更に送り量Lだけ搬送して感熱テープ12をフルカットする。このため、従来の印刷装置で搬送機能とカット機能とを連続して実行した場合にテープ出口から排出されるラベル1202には、印刷領域Rの下流側に長さLの不要な余白部分1203が存在する。このように、従来の印刷装置では、感熱テープ12を搬送する処理を含む搬送機能とカット機能とを連続して実行した場合、共通する処理(搬送動作)を繰り返すことにより、ラベル1202の余白部分1203のような感熱テープ12の無駄が生じる。
図8は、一実施形態に係る印刷装置1において搬送機能とカット機能とを連続して実行する場合の動作を説明する図である。
図8の(a)には、本実施形態の印刷装置1における印刷処理が終了した時点での、感熱テープ12と、印刷位置、フルカット位置、及びテープ出口のそれぞれとの位置関係を模式的に示している。印刷処理の終了時にフルカット処理を行わないように設定されている場合、印刷装置1は、印刷データに基づいて感熱テープ12に設定された印刷領域Rにおける下流側の端部CLが印刷位置に到達した時点で、感熱テープ12の搬送を停止し印刷処理を終了する。この場合、利用者は、例えば、印刷終了後にキーNo.が「K」のキーを短押しすることで、図6の(c)に示したように、印刷装置に印刷領域Rの下流側端部CLで感熱テープ12をフルカットさせることができる。
ここで、利用者が、キーNo.が「K」のキーを誤って長押ししてしまい、その後、誤りに気付いてキーを短押ししたとする。このような場合、本実施形態の印刷装置1においても、まず、図8の(b)に示すように、キーの長押し操作と対応する搬送機能を実行し、感熱テープ12を送り量Lだけ搬送する。その後、印刷装置1は、キーの短押し操作を受け付けると、先のキー操作とは異なる操作であるため(ステップS3;NO)、後のキー操作と対応した処理が前回の処理と重複する処理を含むか否かを判定する(ステップS5)。後のキー操作と対応するカット機能は搬送処理とカット処理とを含むため、前回の処理と同じ処理を含む。このため、印刷装置1は、次に、先のキー操作を受け付けてからの経過時間が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS6)。利用者がキー操作の誤りにすぐに気づいてキー操作をやり直し、経過時間が閾値以下であった場合(ステップS6;YES)、印刷装置1は、カット機能における感熱テープ12を搬送する処理を除き、図8の(c)に示すように、感熱テープ12をフルカットする処理のみを実施する(ステップS7)。このように、本実施形態の印刷装置1では、感熱テープ12を搬送する処理を含む搬送機能とカット機能とを連続して実行した場合に、後で実行するカット機能に含まれる処理のうち先に実行した機能と共通する処理(搬送動作)を省略する。これにより、図7の(d)に示したラベル1202の余白部分1203のような感熱テープ12の無駄や、搬送動作を繰り返すことによる消費電力の無駄等を省くことができる。
また、本実施形態の印刷装置1では、受け付けたキー操作(後のキー操作)が先のキー操作と同じ場合には、重複する処理を含むか否かによらず、後のキー操作と対応する処理を実施することができる。このため、利用者が文字入力等で意図的に同じ機能のキー操作を連続して複数回行った場合には、キー操作と対応した機能を複数回実施することができる。また、本実施形態の印刷装置1では、先のキー操作を受け付けてからの経過時間が閾値を超えている場合には、重複する処理を含むか否かによらず、後のキー操作と対応する処理を実施することができる。このため、例えば、利用者が、上述したようなキー操作の誤りに気付いた場合のように、短期間に複数の異なるキー操作を行った場合にのみ、重複する処理を省略することができる。したがって、本実施形態の印刷装置1では、利用者が意図しない制御をしてしまうことによるキー操作のやり直し等の無駄な処理の発生を防ぐことができる。
なお、共通の処理を含む複数の機能に対するキー操作は、1つのキーに対する異なる操作を割り当てるだけでなく、異なるキーに対する操作を割り当ててもよい。例えば、キーNo.が「K」のキーに対する短押し操作をカット機能に割り当て、キーNo.が「K−1」のキーに対する短押し操作を搬送機能に割り当ててもよい。
また、共通の処理を含む複数の機能は、処理条件の異なる同一の動作を実行する機能であってもよい。例えば、共通の処理を含む複数の機能は、感熱テープ12の送り量が異なる2通りの搬送機能であってもよい。
図9は、印刷装置1におけるキー操作の割り当ての別の例を説明する図である。図9に例示した割り当て情報31は、感熱テープ12の送り量が異なる2通りの搬送機能を実行可能な印刷装置1に対するキー操作の割り当ての一例である。
図9の割り当て情報31において、キーNo.が「1」のキーに対する短押し操作は、文字「A」を1回入力する処理(機能)に割り当てられている。このため、割り当て情報31に従う印刷装置1は、例えば、キーNo.が「1」のキーに対する短押し操作を受け付けると、文字「A」を1回入力する処理を行う。
また、図9の割り当て情報31では、キーNo.が「K−1」のキーに対する短押し操作が送り量L1の搬送機能に割り当てられ、キーNo.が「K」のキーに対する短押し操作が送り量L2(>L1)の搬送機能に割り当てられている。ここで、送り量L1の搬送機能及び送り量L2の搬送機能は、いずれも、プラテンローラ6を正転させて感熱テープ12を搬送する機能、言い換えると感熱テープ12が装置筐体2の印刷位置からテープ出口に向かう方向に搬送する機能であるとする。
すなわち、割り当て情報31に従う印刷装置1は、例えば、キーNo.が「K−1」のキーに対する短押し操作を受け付けると、プラテンローラ6を正転させて感熱テープ12を送り量L1だけ搬送する処理(動作)を実行する。また、割り当て情報31に従う印刷装置1は、例えば、キーNo.が「K」のキーに対する短押し操作を受け付けると、プラテンローラ6を正転させて感熱テープ12を送り量L2(>L1)だけ搬送する処理を実行する。
このような送り量(処理条件)が異なる同一の動作を含む2通りの搬送機能を実行可能な印刷装置1の利用者は、一方の搬送機能を実行させるつもりで、他方の搬送機能が割り当てられたキー操作をしてしまうことがある。例えば、利用者は、送り量L2の搬送機能を印刷装置1に実行させるつもりで、送り量L1の搬送機能が割り当てられたキーNo.が「K−1」のキーの短押し操作をしてしまうことがある。このような場合に、利用者がキー操作の誤りに気付いて、続けて正しいキー操作を行うと、従来の印刷装置では、感熱テープ12を送り量L1だけ搬送した後、続けて感熱テープ12を送り量L2だけ搬送する。このため、従来の印刷装置では、感熱テープ12を送り量L1だけ余計に搬送するという無駄な処理が発生する。また、送り量L1だけ余計に搬送された後、例えば、送り量L1の分だけ感熱テープ12を戻す(逆方向に搬送する)という更に無駄な処理が発生することもある。これに対し、本実施形態に係る印刷装置1では、例えば、図10のフローチャートに沿った処理を実行することにより、感熱テープ12を搬送する処理における無駄を省く。
図10は、一実施形態に係る印刷装置1が行う処理の別の例を説明するフローチャートである。図10のフローチャートは、図6のフローチャートの変形例である。このため、図10のフローチャートにおける処理のうちの、図6のフローチャートに含まれる処理についての詳細な説明は省略する。
電源投入後のセルフチェックを終了した後、印刷装置1は、処理履歴を初期化し(ステップS1)、キー操作の受付待ちとなる(ステップS2)。キー操作を受け付けると、印刷装置1は、ステップS2の処理を終了し、例えば、処理履歴を参照し、受け付けたキー操作(後のキー操作)が先のキー操作と同じであるか否かを判定する(ステップS3)。同じキー操作である場合(ステップS3;YES)、印刷装置1は、後のキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。
これに対し、後のキー操作が先のキー操作と異なる場合(ステップS3;NO)、印刷装置1は、次に、後のキー操作と対応する処理が、前回の処理と重複する処理を含むか否かを判定する(ステップS5)。前回の処理と重複する処理を含まない場合(ステップS5;NO)、印刷装置1は、後のキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。前回の処理と重複する処理を含む場合(ステップS5;YES)、印刷装置1は、次に、先のキー操作を受け付けてからの経過時間が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS6)。経過時間が閾値を超えている場合(ステップS6;NO)、印刷装置1は、後のキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。
一方、経過時間が閾値以下である場合(ステップS6;YES)、印刷装置1は、次に、重複する処理が搬送処理であるか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11の判定は、制御部21が行う。ステップS11では、制御部21は、ステップS5において前回の処理と重複すると判定した処理が感熱テープ12を搬送する処理であるか否かを判定する。重複する処理が搬送処理ではない場合(ステップS11;NO)、印刷装置1は、後のキー操作と対応する処理から重複する処理を除き、残りの処理を実施する(ステップS7)。重複する処理が搬送処理である場合(ステップS11;YES)、印刷装置1は、感熱テープ12の送り量を調節して処理を実施する(ステップS12)。ステップS12における送り量の調節は、制御部21が行う。制御部21は、前回の処理における感熱テープ12の送り量LAと、後のキー操作に応じた処理における感熱テープ12の送り量LBとの大小関係に基づいて、感熱テープ12の調整送り量LCを決定する。ステップS12では、後のキー操作と対応する機能に含まれる処理を、感熱テープ12の送り量を調整して実施する。このため、例えば、後のキー操作と対応する機能に含まれる処理が搬送処理のみであり、調整送り量LCが「0」である場合、印刷装置1は、ステップS12において感熱テープ12を搬送する処理を実施しない。
ステップS4,S7,又はS12の処理を実施した後、印刷装置1は、処理履歴を更新し(ステップS8)、キー操作の受付待ち(ステップS2)に戻る。なお、印刷装置1は、ステップS4,S7,又はS12の処理を開始した後、該処理が終了する前に処理履歴を更新し、キー操作の受付待ちの状態に戻ってもよい。この場合、ステップS4,S7,又はS12の処理中に新たなキー操作を受け付けると、印刷装置1は、例えば、ステップS4,S7,又はS12の処理が終了した後、ステップS3以降の処理を実行する。
図11は、搬送機能を連続して実行する場合の送り量の調整方法の例を説明する図である。図11には、印刷装置1において図10のフローチャートに沿った処理を行う場合の、ステップS12における感熱テープ12の送り量の調整方法を示すテーブル35を示している。
図11のテーブル35では、後のキー操作と対応する送り量LBが前回の送り量LAよりも大きい(すなわちLB>LAである)場合には、後のキー操作を受け付けた後のステップS12の処理において決定する感熱テープ12の調整送り量LCをLC=LB−LAにしている。一方、テーブル35では、後のキー操作と対応する送り量LBが前回の送り量LAよりも小さい(すなわちLB<LAである)場合には、感熱テープ12の調整送り量LCを0にしている。
なお、図10のフローチャートでは、受け付けたキー操作(後のキー操作)が先のキー操作と同じである場合(ステップS3;YES)、後のキー操作に応じた処理を実施する(ステップS4)。このため、連続して実行する搬送機能における感熱テープ12の送り量が同じである場合、すなわち、後のキー操作と対応する送り量LBと前回の処理における送り量LAとが等しい(すなわちLB=LAである)場合は、ステップS12における送り量の調整の対象外となる。このため、図11のテーブル35では、LB=LAの場合の調整送り量LCの設定が省略されている。
図12は、従来の印刷装置において送り量の異なる搬送機能を連続して実行する場合の動作を説明する図である。図12には、先のキー操作と対応する処理が送り量L1の搬送処理であり、後のキー操作と対応する処理が送り量L2の搬送機能である場合の動作を例示している。
図12の(a)には、従来の印刷装置における印刷処理が終了した時点での、感熱テープ12と、印刷位置、フルカット位置、及びテープ出口のそれぞれとの位置関係を模式的に示している。印刷処理の終了時にフルカット処理を行わないように設定されている場合、印刷装置は、印刷データに基づいて感熱テープ12に設定された印刷領域Rにおける下流側の端部CLが印刷位置に到達した時点で、感熱テープ12の搬送を停止し印刷処理を終了する。
印刷終了後の感熱テープ12における印刷領域Rを、利用者自身がハサミ等を利用してカットする場合、利用者は、搬送機能が割り当てられたキーに対するキー操作を行って、感熱テープ12の印刷領域Rを装置筐体2のテープ出口よりも外方に搬送する。
ここで、従来の印刷装置は、図9の割り当て情報31に従ってキー操作と対応した機能を実行するものとする。また、キーNo.が「K」のキーを短押しした場合の送り量L2が印刷位置から装置筐体2のテープ出口までの距離L2(例えば、L2=5cm)であり、キーNo.が「K−1」のキーを短押しした場合の送り量L1が送り量L2よりも短い(例えば、L1=2cm)とする。
このような従来の印刷装置の利用者は、感熱テープ12の印刷領域Rを利用者自身でカットする場合に、誤ってキーNo.が「K−1」のキーを短押しした後で誤りに気付き、キーNo.が「K」のキーを続けて短押ししてしまうことがある。このような場合、従来の印刷装置では、図11の(b)に示したように先のキー操作に応じた送り量L1の搬送処理を実行した後、図11の(c)に示したように後のキー操作に応じた送り量L2の搬送処理を実行する。このため、後のキー操作に応じた搬送処理が終了すると、感熱テープ12は、L1+L2(例えば、7cm)だけ搬送された状態となる。したがって、従来の印刷装置では、先のキー操作と対応する送り量L1の搬送処理の分だけ無駄な電力消費が生じる。更に、感熱テープ12を送り量L1だけ余分に搬送してしまうため、印刷領域Rの下流側端部CLよりも更に下流側(テープ出口側)で感熱テープ12を切断してしまい、感熱テープ12の無駄が生じることもある。
図13は、図10のフローチャートに沿った処理を行う印刷装置1において送り量の異なる搬送機能を連続して実行する場合の動作を説明する図である。図13には、先のキー操作と対応する処理が送り量L1の搬送処理であり、後のキー操作と対応する処理が送り量L2の搬送機能である場合の動作を例示している。また、図13における送り量L1及びL2は、それぞれ、図12における送り量L1及びL2と同じであるとする。また、印刷装置1は、図9の割り当て情報31に従ってキー操作と対応した機能を実行するものとする。
図13の(a)には、印刷装置1における印刷処理が終了した時点での、感熱テープ12と、印刷位置、フルカット位置、及びテープ出口のそれぞれとの位置関係を模式的に示している。印刷処理の終了時にフルカット処理を行わないように設定されている場合、印刷装置1は、印刷データに基づいて感熱テープ12に設定された印刷領域Rにおける下流側の端部CLが印刷位置に到達した時点で、感熱テープ12の搬送を停止し印刷処理を終了する。
印刷終了後の感熱テープ12における印刷領域Rを、利用者自身がハサミ等を利用してカットする場合、利用者は、搬送機能が割り当てられたキーに対するキー操作を行って、感熱テープ12の印刷領域Rを装置筐体2のテープ出口よりも外方に搬送する。
ここで、印刷装置1の利用者が、誤ってキーNo.が「K−1」のキーを短押しした後で誤りに気付き、キーNo.が「K」のキーを続けて短押ししたとする。このような場合、本実施形態の印刷装置1では、図13の(b)に示したように先のキー操作に応じた送り量L1の搬送処理を実行した後、後のキー操作を受け付けて図10のステップS3以降の処理を行う。このとき、先のキー操作を受け付けてから後のキー操作を受け付けるまでの経過時間が閾値以下であると、印刷装置1は、ステップS12の処理を行う。ステップS12では、印刷装置1は、上述のように、後のキー操作と対応する送り量LBと前回の処理の送り量LAとの大小関係に基づいて、調整送り量LCを決定する。図13の例では、送り量LB=L2及び送り量LA=L1であり、LB>LAとなるため、調整送り量LCは、LC=LB−LA=L2−L1(例えば、5cm−2cm=3cm)となる。よって、印刷装置1は、図13の(c)に示したようにステップS12で調整送り量LC=L2−L1だけ感熱テープ12を搬送する処理を実施する。
このように、本実施形態の印刷装置1では、送り量が異なる搬送機能を連続して実行する場合に、先のキー操作に応じた搬送処理における送り量を考慮して、次に行う搬送処理における送り量を設定する。これにより、余分な搬送処理を省くことができ、電力消費の無駄や感熱テープ12の無駄を省くことができる。
以上説明したように、本実施形態の印刷装置1では、受け付けたキー操作(後のキー操作)と対応する機能を実行する際に、該機能に含まれる処理のうちの、先のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して実行することができる。このため、後のキー操作と対応する機能に含まれる処理の一部又は全部を先のキー操作に基づいて実行した処理で代用することができ、無駄な処理を省くことができる。このため、感熱テープ12(被印刷媒体)の無駄や電力消費の無駄を省くことができる。
なお、上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。印刷装置、制御方法、及び、プログラムは、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。例えば、印刷装置1は、スマートフォンやタブレットコンピュータ等の通信機器と無線又は有線による通信が可能であり、該通信機器を入力装置及び表示装置として利用可能なものであってもよい。この種の印刷装置1においては、筐体装置2の入力装置3及び蓋4の表示装置5を省略可能である。筐体装置2の入力装置3が省略された印刷装置1は、例えば、搬送機能やカット機能を実施するためのキー(ボタン)のみが設けられていてもよい。また、本発明に係る制御装置は、上述した印刷装置1に限らず、他の装置、或いは制御の対象となる装置とは別個に設けられた装置であってもよい。例えば、本発明に係る制御装置は、印刷装置1の入力装置及び表示装置として利用可能なスマートフォン等の通信機器であってもよい。
また、共通の処理を含む複数の機能は、上述した搬送機能とカット機能との組み合わせ、及び送り量が異なる搬送機能の組み合わせに限定されない。例えば、図9の割り当て情報31において、キーNo.が「K−1」のキーの長押し操作に、送り量L1の搬送処理とカット処理とを含むカット機能が割り当てられていてもよい。
また、図11に例示したテーブル35では後のキー操作と対応する送り量LBが前回の送り量LAよりも小さい場合の調整送り量LCを0にしているが、これに限らず、感熱テープ12を逆方向に搬送するように調整してもよい。例えば、送り量L2(>L1)だけ感熱テープ12を搬送する先のキー操作を受け付けてからの経過時間が閾値以下となる期間内に、送り量L1の搬送機能と対応するキー操作を受け付けた場合、感熱テープ12を調整送り量LC=L2−L1だけ逆方向に搬送してもよい。
更に、本発明に係る印刷装置1が行う処理は、図5や図10のフローチャートに沿った処理に限らず、適宜変更可能である。例えば、印刷装置1が行う処理は、図5及び図10のフローチャートにおけるステップS6の判定が省略された処理であってもよい。また、例えば、ステップS7やS12の処理を実施する先のキー操作と後のキー操作との組み合わせ、並びに実施する処理を予め設定しておき、該設定に従って各機能を実行してもよい。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた前記第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する制御部
を備えることを特徴とする制御装置。
[付記2]
前記制御部は、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうちの前記重複する処理と、前記第2のキー操作に基づいて実行した前記重複する処理と対応する処理との差分に基づいて、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうちの実行する処理を決定する
ことを特徴とする付記1に記載の制御装置。
[付記3]
前記第1のキー操作と前記第2のキー操作とは、同一のキーに対する異なる操作である
ことを特徴とする付記1に記載の制御装置。
[付記4]
前記第1のキー操作と前記第2のキー操作とは、異なるキーに対する同一又は異なる操作である
ことを特徴とする付記1に記載の制御装置。
[付記5]
前記制御装置は、
被印刷媒体を搬送する搬送部と、
前記被印刷媒体に対する印刷を行う印刷部と、
前記被印刷媒体をカットするカット部と、を更に備え、
前記第1のキー操作に割り当てられた機能は、前記被印刷媒体を搬送する処理と前記被印刷媒体をカットする処理とを含み、前記第2のキー操作に割り当てられた機能は、前記被印刷媒体を搬送する処理を含む
ことを特徴とする付記1に記載の制御装置。
[付記6]
前記制御装置は、
被印刷媒体を搬送する搬送部と、
前記被印刷媒体に対する印刷を行う印刷部と、を更に備え、
前記第1のキー操作に割り当てられた機能及び前記第2のキー操作に割り当てられた機能は、それぞれ、前記被印刷媒体を搬送する処理を含み、かつ前記被印刷媒体の送り量が異なる
ことを特徴とする付記1に記載の制御装置。
[付記7]
前記制御部は、受け付けた前記第1のキー操作と対応する前記被印刷媒体の送り量が、前記第2のキー操作と対応する前記被印刷媒体の送り量よりも長い場合に、当該送り量の差分を、受け付けた前記第1のキー操作に応じて前記被印刷媒体を搬送する際の前記被印刷媒体の送り量とする
ことを特徴とする付記6に記載の制御装置。
[付記8]
前記制御部は、前記第2のキー操作を受け付けてからの第1のキー操作を受け付けるまでの経過時間が閾値以下である場合に、前記重複する処理を省略する
ことを特徴とする付記1から7の何れか1つに記載の制御装置。
[付記9]
前記制御部は、前記第2のキー操作を受け付けてから前記第1のキー操作を受け付けるまでの期間、キー操作を受け付け可能な状態が継続しており、かつ当該期間中に他の処理を実行していない場合に、前記重複する処理を省略する
ことを特徴とする付記8に記載の制御装置。
[付記10]
キー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を実行する制御装置が、
第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた前記第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する
ことを特徴とする制御方法。
[付記11]
キー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を実行する制御装置に、
第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた前記第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
1 印刷装置
2 装置筐体
2a アダプタ収容部
3 入力装置
4 蓋
5 表示装置
6 プラテンローラ
7 印刷ユニット
701 サーマルヘッド
8 カッター
10 媒体アダプタ
11 テープロール
12 感熱テープ
21 制御部
22 入力部
23 表示部
24 記憶部
25 テープ種別検知部
26 搬送処理部
27 印刷処理部
28 切断処理部
30,31 割り当て情報

Claims (11)

  1. 第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた前記第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する制御部
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御部は、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうちの前記重複する処理と、前記第2のキー操作に基づいて実行した前記重複する処理と対応する処理との差分に基づいて、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうちの実行する処理を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1のキー操作と前記第2のキー操作とは、同一のキーに対する異なる操作である
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記第1のキー操作と前記第2のキー操作とは、異なるキーに対する同一又は異なる操作である
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記制御装置は、
    被印刷媒体を搬送する搬送部と、
    前記被印刷媒体に対する印刷を行う印刷部と、
    前記被印刷媒体をカットするカット部と、を更に備え、
    前記第1のキー操作に割り当てられた機能は、前記被印刷媒体を搬送する処理と前記被印刷媒体をカットする処理とを含み、前記第2のキー操作に割り当てられた機能は、前記被印刷媒体を搬送する処理を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記制御装置は、
    被印刷媒体を搬送する搬送部と、
    前記被印刷媒体に対する印刷を行う印刷部と、を更に備え、
    前記第1のキー操作に割り当てられた機能及び前記第2のキー操作に割り当てられた機能は、それぞれ、前記被印刷媒体を搬送する処理を含み、かつ前記被印刷媒体の送り量が異なる
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、受け付けた前記第1のキー操作と対応する前記被印刷媒体の送り量が、前記第2のキー操作と対応する前記被印刷媒体の送り量よりも長い場合に、当該送り量の差分を、受け付けた前記第1のキー操作に応じて前記被印刷媒体を搬送する際の前記被印刷媒体の送り量とする
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記第2のキー操作を受け付けてからの第1のキー操作を受け付けるまでの経過時間が閾値以下である場合に、前記重複する処理を省略する
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の制御装置。
  9. 前記制御部は、前記第2のキー操作を受け付けてから前記第1のキー操作を受け付けるまでの期間、キー操作を受け付け可能な状態が継続しており、かつ当該期間中に他の処理を実行していない場合に、前記重複する処理を省略する
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. キー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を実行する制御装置が、
    第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた前記第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する
    ことを特徴とする制御方法。
  11. キー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を実行する制御装置に、
    第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理を前記第1のキー操作とは異なる第2のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理と連続して実行する場合に、受け付けた前記第1のキー操作に割り当てられた機能に含まれる処理のうち、該第1のキー操作の前に受け付けた前記第2のキー操作に基づいて実行した処理と重複する処理を省略して、該第1のキー操作に割り当てられた機能に基づいて制御する
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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