JP2003248570A - 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御処理プログラムを記録した媒体 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御処理プログラムを記録した媒体

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JP2003248570A
JP2003248570A JP2002046357A JP2002046357A JP2003248570A JP 2003248570 A JP2003248570 A JP 2003248570A JP 2002046357 A JP2002046357 A JP 2002046357A JP 2002046357 A JP2002046357 A JP 2002046357A JP 2003248570 A JP2003248570 A JP 2003248570A
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JP2002046357A
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English (en)
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Shinji Nozawa
真司 野澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が誤操作で印刷ボタンを連続押し下げ
してしまった場合、この印刷ボタンの連続押し下げ毎に
同一ドキュメントについて重複印刷が実行されてしまう
ため、記録紙や記録インク等を浪費してしまうといった
課題があった。 【解決手段】 印刷データを入力した場合に印刷データ
を入力したタイミング、あるいは、印刷データの内容に
基づいて、この印刷が前回の印刷と重複印刷であるか否
かを判別することにより、重複印刷を防止することが可
能となり、記録メディアの浪費を防止することができる
とともに、不要な印刷処理の実行を防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御装置、印
刷制御方法および印刷制御処理プログラムを記録した媒
体に関し、特に、印刷の継続および中止を制御する印刷
制御装置、印刷制御方法および印刷制御処理プログラム
を記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、利用者はアプリケーションにて作
成したドキュメントをプリンタにて印刷する場合、アプ
リケーションの表示画面上部等に配置されているメニュ
ーバーに配設された印刷ボタンを選択して押し下げる。
すると、この押し下げ動作に基づいてプリンタドライバ
が呼び出されて起動し、この起動したプリンタドライバ
はアプリケーションから印刷データを入力しつつ印刷実
データを生成してプリンタに出力し、印刷を実行させて
いる。このとき、プリンタドライバはアプリケーション
にて印刷ボタンが選択され押し下げられる毎に、自動的
に印刷データを入力し印刷実データを生成してプリンタ
に印刷を実行させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、利用者が誤操作で印刷ボタンを連続押し下げ
してしまった場合、この印刷ボタンの連続押し下げ毎に
同一ドキュメントについて重複印刷が実行されてしまう
ため、記録紙や記録インク等を浪費してしまうといった
課題があった。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、利用者の誤操作による重複印刷を防止すること
によって、記録紙や記録インク等の無駄を排除すること
が可能な印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御処
理プログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、印刷時に入力する印刷デ
ータと前回の印刷時の印刷データとを比較し同一である
場合にこの印刷を中止させる印刷制御装置であって、上
記印刷時に印刷データを入力する印刷データ入力手段
と、所定の基準に基づいて上記印刷データ入力手段の入
力した印刷データが前回の印刷時に上記印刷データ入力
手段が入力した印刷データと同一であるか否かを判別す
る印刷データ判別手段と、上記印刷データ判別手段にて
上記印刷データ入力手段が入力した印刷データが前回の
印刷時に入力した印刷データと同一であると判別された
場合に上記印刷を中止させる印刷制御手段とを具備する
構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、印刷時に入力する印刷データと前回の印
刷時の印刷データとを比較し同一である場合にこの印刷
を中止させる機能を実現可能な印刷制御装置を提供す
る。かかる場合、印刷時に印刷データ入力手段にて印刷
データを入力する。ここで、印刷データ判別手段は、所
定の基準に基づき、入力した印刷データが前回の印刷時
に印刷データ入力手段が入力した印刷データと同一であ
るか否かを判別する。そして、この入力した印刷データ
が前回の印刷時に入力した印刷データと同一であると判
別された場合に、印刷制御手段によって当該印刷を中止
する。これによって、前回そして今回と同一の印刷デー
タが連続して印刷されてしまう重複印刷を防止すること
が可能になる。
【0007】印刷データ判別手段が今回と前回の印刷デ
ータが同一であると判別する所定の基準の一例として、
請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載の印刷制
御装置において、上記印刷データ判別手段は、上記印刷
データ入力手段にて印刷データが入力されてから所定時
間を計測する時間計測手段を有し、同時間計測手段にて
計測される所定時間内に上記印刷データ入力手段にて印
刷データが入力されるか否かを上記基準とし、この所定
時間内に上記印刷データ入力手段にて印刷データの入力
がある場合に同一であると判別する構成としてある。上
記のように構成した請求項2にかかる発明においては、
印刷データ判別手段に印刷データ入力手段にて印刷デー
タが入力されてから所定時間を計測する時間計測手段を
備えさせる。ここで、印刷データが同一であるか否かを
判別する基準を時間計測手段にて計測される所定時間内
に印刷データ入力手段にて印刷データが入力されるか否
かとする。そして、この所定時間内に印刷データ入力手
段が印刷データの入力すれば、今回と前回の印刷データ
が同一であると判別する。
【0008】上述した時間計測手段が計測する所定時間
を適宜変更できると好適である。そこで、請求項3にか
かる発明は、上記請求項2に記載の印刷制御装置におい
て、上記時間計測手段は、上記計測する所定時間を変更
可能な時間変更手段を有する構成としてある。上記のよ
うに構成した請求項3にかかる発明においては、時間計
測手段に備えさせた時間変更手段によって所定時間の設
定を変更する。
【0009】印刷データ判別手段が今回と前回の印刷デ
ータが同一であると判別する他の基準の一例として、請
求項4にかかる発明は、上記請求項1に記載の印刷制御
装置において、上記印刷データ入力手段にて入力された
印刷データを格納する印刷データ格納手段を備え、上記
印刷データ判別手段は、上記印刷データ入力手段が入力
した印刷データと、上記印刷データ格納手段に格納され
ている前回の印刷時に入力された印刷データとを比較す
る印刷データ比較手段を有し、この印刷データ比較手段
における比較結果を上記基準とし、比較結果が一致して
いる場合に同一であると判別する構成としてある。
【0010】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、印刷データ格納手段は印刷データ入力手
段にて入力された印刷データを格納する。ここで、印刷
データ判別手段は、印刷データ比較手段にて印刷データ
入力手段が入力した印刷データと、印刷データ格納手段
に格納されている前回の印刷時に入力された印刷データ
とを比較する。そして、当該印刷データ判別手段は、こ
の印刷データ比較手段における比較結果が一致している
場合に今回と前回の印刷データが同一であると判別す
る。
【0011】比較する印刷データの一例として、請求項
5にかかる発明は、上記請求項4に記載の印刷制御装置
において、上記印刷データは、複数の画素にて構成され
るビットマップにて形成されているとともに、上記印刷
データ比較手段は、各画素の画像データを比較する構成
としてある。上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、印刷データが複数の画素にて構成される
ビットマップにて形成されている。そして、印刷データ
比較手段にてこのビットマップ状の印刷データの各画素
の画像データを比較することによって、今回と前回の印
刷データが同一であるか否かを判別する。
【0012】比較する印刷データの他の一例として、請
求項6にかかる発明は、上記請求項4に記載の印刷制御
装置において、上記印刷データは、複数のオブジェクト
を有するベクトルデータにて形成されているとともに、
上記印刷データ比較手段は、上記印刷データに含まれる
全オブジェクトの描画情報を比較の対象とする構成とし
てある。上記のように構成した請求項6にかかる発明に
おいては、印刷データが複数のオブジェクトを有するベ
クトルデータにて形成されている。そして、印刷データ
比較手段は、この印刷データに含まれる全オブジェクト
の描画情報を比較の対象として、今回と前回の印刷デー
タが同一であるか否かを判別する。
【0013】印刷データが複数のオブジェクトを有する
ベクトルデータの場合、特定のオブジェクトについての
みを比較対象とすれば処理を高速化することができる。
そこで、請求項7にかかる発明は、上記請求項4に記載
の印刷制御装置において、上記印刷データは、複数のオ
ブジェクトを有するベクトルデータにて形成されている
とともに、上記印刷データ比較手段は、上記印刷データ
に含まれる文字に関するオブジェクトの描画情報を比較
の対象とする構成としてある。上記のように構成した請
求項7にかかる発明においては、印刷データが複数のオ
ブジェクトを有するベクトルデータにて形成されてい
る。そして、印刷データ判比較手段は、印刷データに含
まれる文字に関するオブジェクトの描画情報を比較の対
象とし、今回と前回の印刷データが同一であるか否かを
判別する。
【0014】印刷データが複数のオブジェクトを有する
ベクトルデータの場合、特定のオブジェクトについての
みを比較対象とすれば処理を高速化することができる。
そこで、請求項8にかかる発明は、上記請求項4に記載
の印刷制御装置において、上記印刷データは、複数のオ
ブジェクトを有するベクトルデータにて形成されている
とともに、上記印刷データ比較手段は、上記印刷データ
に含まれる図形に関するオブジェクトの描画情報を比較
の対象とする構成としてある。上記のように構成した請
求項8にかかる発明においては、印刷データが複数のオ
ブジェクトを有するベクトルデータにて形成されてい
る。そして、印刷データ比較手段は、印刷データに含ま
れる図形に関するオブジェクトの描画情報を比較の対象
とし、今回と前回の印刷データが同一であるか否かを判
別する。
【0015】利用者が状況に応じて適宜比較対象を選択
することができると好適である。そこで、請求項9にか
かる発明は、上記請求項6〜請求項8のいずれかに記載
の印刷制御装置において、上記印刷データ比較手段は、
上記各比較の対象から何れか一つを選択可能な比較対象
選択手段を有する構成としてある。上記のように構成し
た請求項9にかかる発明においては、印刷データ比較手
段に比較対象選択手段を備えさえ、同比較対象選択手段
にて文字オブジェクトについてのみを比較対象とする
か、図形オブジェクトについてのみを比較対象とする
か、全オブジェクトを比較対象とするかを適宜選択す
る。
【0016】印刷データ判別手段が今回と前回の印刷デ
ータが同一であると判別するさらに他の基準の一例とし
て、請求項10にかかる発明は、上記請求項1に記載の
印刷制御装置において、上記印刷データ判別手段は、上
記印刷データについてのファイル属性を取得する属性取
得手段と、この属性取得手段にて取得したファイル属性
を記憶する属性記憶手段とを有し、上記印刷データ入力
手段にて入力した印刷データのファイル属性が上記属性
記憶手段に記憶された前回の印刷データについてのファ
イル属性に一致するか否かを上記基準とし、このファイ
ル属性が一致している場合に同一であると判別する構成
としてある。上記のように構成した請求項10にかかる
発明においては、属性取得手段にて入力した印刷データ
についてのファイル属性を取得し、属性記憶手段に記憶
する。そして、印刷データ判別手段は、印刷データ入力
手段から入力した印刷データのファイル属性が、属性記
憶手段に記憶された前回の印刷データについてのファイ
ル属性に一致するか否かに基づいて、今回と前回の印刷
データとが同一であるか否かを判別する。
【0017】印刷を中止する際に、その可否を利用者に
選択可能とするとユーザフレンドリーである。そこで、
請求項11にかかる発明は、上記請求項1〜請求項10
のいずれかに記載の印刷制御装置において、上記印刷制
御手段は、上記印刷を中止するに際して、利用者に印刷
の中止の可否を選択させる中止選択画面を表示させる中
止選択画面表示手段を有する構成としてある。上記のよ
うに構成した請求項11にかかる発明においては、今回
と前回の印刷データが同一であると判別して印刷を中止
する際に、中止選択画面表示手段にて利用者に対して印
刷の中止の可否を選択させる中止選択画面を表示する。
ここで、中止が選択されれば印刷を中止するし、継続が
選択されれば印刷を継続する。すなわち、今回と前回の
印刷データが同一であったとしても印刷を行なう。
【0018】所定時間による判別と、印刷データの比較
による判別とを併用すると、より精確に今回と前回の印
刷データが誤操作によって同一になってしまったかそう
でないかを判別することができる。そこで、請求項12
にかかる発明は、上記請求項2〜請求項11のいずれか
に記載の印刷制御装置において、上記印刷データ判別手
段は、上記時間計測手段にて計測される所定時間内に上
記印刷データ入力手段にて印刷データが入力されるか否
かおよび上記印刷データ比較手段における比較結果を上
記基準とし、この所定時間内に上記印刷データ入力手段
にて印刷データの入力がある場合であり、比較結果が一
致している場合に同一であると判別する構成としてあ
る。上記のように構成した請求項12にかかる発明にお
いては、先ず、時間計測手段にて計測される所定時間内
に印刷データ入力手段にて印刷データが入力されるか否
かを判別し、その上で印刷データ比較手段における比較
結果を基準として判別する。そして、所定時間内に印刷
データ入力手段にて印刷データの入力がある場合であっ
て、比較結果が一致している場合に今回と前回の印刷デ
ータが同一であると判別する。
【0019】また、印刷時に入力する印刷データと前回
の印刷時の印刷データとを比較し同一である場合にこの
印刷を中止させる手法は必ずしも実体のある装置に限ら
れる必要はなく、その方法としても機能することは容易
に理解できる。このため、請求項13にかかる発明は、
印刷時に入力する印刷データと前回の印刷時の印刷デー
タとを比較し同一である場合にこの印刷を中止させる印
刷制御方法であって、上記印刷時に印刷データを入力す
る印刷データ入力工程と、所定の基準に基づいて上記印
刷データ入力工程にて入力された印刷データが前回の印
刷時に上記印刷データ入力工程にて入力された印刷デー
タと同一であるか否かを判別する印刷データ判別工程
と、上記印刷データ判別工程にて上記印刷データ入力工
程にて入力された印刷データが前回の印刷時に入力した
印刷データと同一であると判別された場合に上記印刷を
中止させる印刷制御工程とを具備する構成としてある。
すなわち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法
としても有効であることに相違はない。
【0020】ところで、このような印刷制御装置は単独
で存在する場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態
で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれ
に限らず、各種の態様を含むものである。従って、ソフ
トウェアであったりハードウェアであったりするなど、
適宜、変更可能である。発明の思想の具現化例としてイ
ンストール制御装置のソフトウェアとなる場合には、か
かるソフトウェアを記録した記録媒体上においても当然
に存在し、利用されるといわざるをえない。
【0021】その一例として、請求項14にかかる発明
は、印刷時に入力する印刷データと前回の印刷時の印刷
データとを比較し同一である場合にこの印刷を中止させ
る機能をコンピュータに実行させる印刷制御処理プログ
ラムを記録した媒体であって、上記印刷時に印刷データ
を入力する印刷データ入力機能と、所定の基準に基づい
て上記印刷データ入力機能にて入力された印刷データが
前回の印刷時に上記印刷データ入力工程にて入力された
印刷データと同一であるか否かを判別する印刷データ判
別機能と、上記印刷データ判別機能にて上記印刷データ
入力工程にて入力された印刷データが前回の印刷時に入
力した印刷データと同一であると判別された場合に上記
印刷を中止させる印刷制御機能とをコンピュータに実行
させる構成としてある。
【0022】むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体で
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。ま
た、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェア
で実現されている場合においても発明の思想において全
く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶してお
いて必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものと
してあってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、請求項1
3および請求項14にかかる発明によれば、同一の印刷
データが連続して印刷されてしまう重複印刷を防止する
ことが可能な印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制
御処理プログラムを記録した媒体を提供することができ
る。また、請求項2にかかる発明によれば、今回と前回
の印刷データが同一であるか否かを判別可能な簡易な手
法を提示することができる。さらに、請求項3にかかる
発明によれば、適宜状況に応じて今回と前回の印刷デー
タを同一と判別する時間を変更することができる。さら
に、請求項4にかかる発明によれば、今回および前回の
印刷データに基づいて同一の判別を行なうことができ
る。さらに、請求項5にかかる発明によれば、印刷デー
タの一例を提示することができる。
【0024】さらに、請求項6にかかる発明によれば、
印刷データの他の一例を提示することができる。さら
に、請求項7にかかる発明によれば、比較対象を限定す
ることにより処理を高速化することができる。さらに、
請求項8にかかる発明によれば、比較対象を限定するこ
とにより処理を高速化することができる。さらに、請求
項9にかかる発明によれば、利用者の好みの合わせて比
較対象を選択することが可能になる。さらに、請求項1
0にかかる発明によれば、今回と前回の印刷データが同
一であるか否かを簡易に判別することができる。さら
に、請求項11にかかる発明によれば、印刷中止の判断
に利用者の意思を反映させることができる。さらに、請
求項12にかかる発明によれば、より精確に誤操作によ
る重複を判別することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、下記の順序に従って本発明
の実施形態を説明する。 (1)印刷システムの構成: (2)プリンタの構成: (3)印刷制御プログラムの概略構成: (4)環境設定処理の処理内容: (5)印刷制御処理の処理内容: (6)重複印刷防止処理の処理内容: (7)変形例: (8)まとめ:
【0026】(1)印刷システムの構成:図1は、本発
明の第一の実施形態にかかる印刷制御プログラムを実行
可能なコンピュータと周辺装置とからなる印刷システム
100の概略構成を示している。なお、本印刷システム
100は、パーソナルコンピュータ(PC)10、印刷
装置であるカラーインクジェットプリンタ20、等から
構成されている。同図において、PC10は演算処理の
中枢をなすCPU11を備えており、このCPU11は
システムバス10aを介してPC10全体の制御を行
う。同システムバス10aには、ROM12、RAM1
3、CD−ROMドライブ15、各種インターフェイス
(I/F)16a〜e等が接続されている。また、ハー
ドディスクドライブを介してハードディスク(HD)1
4も接続されている。本実施形態のコンピュータにはい
わゆるデスクトップ型PCを採用しているが、PCに限
定されるものではなく、コンピュータとして一般的な構
成を有するものを採用することができ、ノート型である
とか、モバイル対応のものであってもよい。
【0027】HD14には、ソフトウェアとしてオペレ
ーティングシステム(OS)や印刷データを作成可能な
アプリケーションプログラム(APL)等が格納されて
おり、これらのソフトウェアは、実行時にCPU11に
よって適宜RAM13に転送される。そして、CPU1
1は、RAM13を一時的なワークエリアとして適宜ア
クセスしながら種々のプログラムを実行する。また、周
辺機器I/F(PIF)16aには、デジタルカメラ3
0や、図示しないカラースキャナ等が接続されるように
なっている。CRTI/F16bには表示出力用のディ
スプレイ17aが接続され、入力I/F16cには、キ
ーボード17bやマウス17cが操作用入力機器として
接続されている。そして、プリンタI/F16eには、
パラレルI/Fケーブルを介してプリンタ20が接続さ
れている。むろん、プリンタ20との接続には、シリア
ルI/FやSCSI、USB接続など種々の接続態様を
採用可能であるし、今後開発されるいかなる接続態様で
あっても同様である。
【0028】なお、本発明の印刷制御プログラムを記憶
したHD14は本発明にいう印刷制御プログラムを記録
した媒体となるが、本印刷制御プログラムを格納可能な
記録媒体はHD14に限定されるものではなく、例え
ば、CD−ROMやフレキシブルディスクであってもよ
い。かかる場合、これらの記録媒体に記録されたソフト
ウェアは対応するドライブを介して読み込まれ、HD1
4にインストールされて、CPU11によってRAM1
3上に読み込まれて各種処理が実行されることになる。
また、光磁気ディスクや半導体デバイスである不揮発性
メモリ等であってもよい。さらに、システムバス10a
に接続されたモデム等の通信I/F16dをインターネ
ット網に接続し、種々のプログラムを格納したサーバに
アクセスすることによって印刷制御プログラムをPC1
0にダウンロードすることも可能である。
【0029】また、PC10では、以上のハードウェア
を基礎としてバイオスが実行され、その上層にてOSと
APLとが実行される。基本的には、OSがバイオスを
介するか直にハードウェアとアクセスし、APLはOS
を介してハードウェアとデータ等のやりとりを行う。こ
のOSにはハードウェアを制御するための各種のドライ
バ類が組み込まれ、OSの一部となって各種の制御を実
行する。このドライバ類は、CRTI/F16bを制御
するディスプレイドライバや、プリンタI/F16eを
制御するプリンタドライバ等である。同プリンタドライ
バに本発明の印刷制御プログラムが含まれており、本印
刷制御プログラムがインストールされることにより各種
機能を備えたPC10は本発明にいう印刷制御装置とな
る。
【0030】ここで、プリンタドライバは、APLの印
刷機能の実行時に起動され、プリンタI/F16eを介
してプリンタ20と双方向の通信を行うことが可能であ
る。そして、起動されたプリンタドライバは、OSを介
してAPLから印刷データを受け取ってプリンタ20に
対して出力する印刷実データを作成し、プリンタ20に
送出する印刷制御処理を実行する。このため、OSに
は、グラフィックスに関してAPLとOSとの間でグラ
フィックユーザーインターフェイス機能を実現するGD
I(Graphics Device Interface )等も組み込まれてい
る。
【0031】(2)プリンタの構成:ここで、本実施形
態で使用するプリンタ20は、印刷用実データである印
刷ジョブをページ単位で蓄積し、シアン(C)、マゼン
タ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、の計4色
のインクを使用して、カットされた印刷紙等の記録メデ
ィアに対して印刷を行う。むろん、4色以外のインクを
使用するプリンタを採用してもよい。図2は、このプリ
ンタ20のブロック構成をPC10とともに示した内部
構成図である。同図において、当該プリンタ20内部に
設けられたバス20aには、CPU21、ROM22、
RAM23、ASIC24、コントロールIC25、通
信I/O26、イメージデータや駆動信号等を送信する
ためのI/F27等が接続されている。
【0032】そして、CPU21は、RAM23をワー
クエリアとして利用しながらROM22に書き込まれた
制御プログラムに従って各部,各機構を制御する。ま
た、コントロールIC25は、CPU21と所定の信号
を送受信しながらカートリッジホルダ28へのインクカ
ートリッジ28a〜28dの装着状態を検出等する。通
信I/O26は、PC10のプリンタI/F16eと接
続されており、プリンタ20は、通信I/O26を介し
てPC10から送信されるCMYKに変換されたデータ
やページ記述言語等からなる印刷ジョブを受信する。ま
た、PC10から各種要求を受信したとき、通信I/O
26は対応するステータス情報をPC10に出力する。
【0033】一方、ASIC24は、図示しない印刷ヘ
ッドを駆動するためにカスタマイズされたICであり、
CPU21と所定の信号を送受信しつつ解像度に応じた
印刷ヘッド駆動のための処理を行う。また、ヘッド駆動
部29に対して印加電圧データを出力する。ヘッド駆動
部29は、専用ICと駆動用トランジスタと放熱板等か
らなる回路であり、ASIC24から入力される印加電
圧データに基づいて印刷ヘッドに内蔵されたピエゾ素子
への印加電圧パターンを生成する。印刷ヘッドは、それ
ぞれ異なる四種類のインクが充填されたインクカートリ
ッジ28a〜28dを装着したカートリッジホルダ28
と接続されており、各インクの供給を受けてピエゾ素子
が駆動されることにより、インクを吐出し、メディア上
にインクのドットを形成する。印刷ヘッドのインク吐出
面には、四種類のインクのそれぞれを吐出する4組のノ
ズル列が印刷ヘッドの主走査方向に並ぶように形成さ
れ、ノズル列のそれぞれは複数のノズル(例えば、48
個)が副走査方向に一定の間隔で直線状に配置されてい
る。
【0034】I/F27には、キャリッジ機構27aと
紙送り機構27bとが接続されている。紙送り機構27
bは、紙送りモータや紙送りローラ等からなり、適宜改
ページ動作を行いながら記録メディアを順次送り出して
副走査を行う。キャリッジ機構27aは、印刷ヘッドを
搭載するキャリッジと、このキャリッジをタイミングベ
ルト等を介して走行させるキャリッジモータ等から構成
され、印刷ヘッドを主走査させる。そして、副走査方向
に複数のノズルが設けられた印刷ヘッドは、ビット列か
らなるヘッドデータに基づいてヘッド駆動部29が出力
する駆動信号にてピエゾ素子が駆動され、各ノズルから
解像度に応じたドット単位でインク滴を吐出させる。
【0035】ところで、上述したPC10に組み込まれ
ているプリンタドライバにおいては、APLにて作成し
た文書等の印刷時にプリンタドライバを起動する場合、
利用者はAPLが備える印刷ボタンを選択して押し下げ
る。このとき、APLの種類によっては、印刷の可否を
利用者に提示するユーザインターフェース画面を表示す
ることなく、この印刷ボタンの選択押し下げとともに印
刷を実行するAPLがある。このとき、利用者が誤って
印刷ボタンを二度押し、連続押ししてしまうことがあり
得る。かかる場合、従来のプリンタドライバでは、印刷
ボタンが選択押し下げられる毎に、APLから同じ印刷
データを受け取って印刷実データを作成し、プリンタ2
0に送出する。これによって、プリンタ20では重複印
刷が行われてしまい、記録メディアを浪費してしまうこ
とが発生していた。また、PC10ではその都度、プリ
ンタドライバにて上述した印刷制御処理が実行されるの
で、無駄な処理時間が発生してしていた。そこで、本発
明にかかる印刷制御プログラムは、印刷ボタンが選択押
し下げられた場合に、かかる印刷ボタンの選択押し下げ
による印刷が重複印刷であるか否かを判別し、この判別
結果にて重複印刷であると判別された場合には、印刷を
中止する印刷制御処理を実行する。
【0036】(3)印刷制御プログラムの概略構成:図
3は、プリンタドライバに含まれる印刷制御プログラム
Pの概略構成を示した構成図である。同図において、プ
リンタドライバは、各種モジュールを有しており、図示
しない機能制御モジュールの制御に基づいて所定の機能
を実現しつつ各種モジュールを連携動作させて印刷制御
を行うことが可能である。そして、このプリンタドライ
バの各種モジュールが、印刷制御プログラムPを構成す
る印刷データ入力機能P1、印刷データ判別機能P2、
印刷制御機能P3を実現させることになる。ここで、印
刷データ入力機能P1は、APLにて生成された印刷デ
ータをOSのGDIを介して入力する。APLが生成す
る印刷データは、所定のルールに則って印刷実データ
(印刷ジョブ)を生成するための印刷コマンドの集合体
である。そして、この印刷データは、文字コードを中心
とした文字データにて構成されているときもあれば、図
形を描くときの始点・大きさ等の座標値を中心とした図
形データにて構成されているときもある。また、ビット
マップデータを中心とした画像データであるときもあ
る。むろん、文字データや図形データや画像データが混
在したデータであることもある。
【0037】印刷データ判別機能P2は、印刷データ入
力機能P1に印刷データが入力されるタイミング、ある
いは、同印刷データ入力機能P1に入力された印刷デー
タの内容に基づいて、印刷が同一印刷データの重複印刷
であるか否かを判別する。ここで、印刷データ判別機能
P2が印刷データの入力されたタイミングによって印刷
が同一印刷データによる重複印刷であるか否かを判別す
る場合について図4に基づいて説明する。同図におい
て、印刷データ判別機能P2は、印刷データ入力機能P
1にて印刷データが入力される毎に所定時間Tの計測を
行なう。すなわち、印刷データが入力されたタイミング
t1〜t3をトリガーにして所定時間Tを計測する。そ
して、この所定時間Tの計測終了時までの間に印刷デー
タ入力機能P1にて印刷データが入力されなければ、重
複印刷ではないと判別する。一方、この所定時間Tの計
測中に印刷データ入力機能P1に印刷データが入力さ
れ、タイミングt1’〜t3’が発生した場合、このタ
イミングt1’〜t3’にて印刷データ入力機能P1に
おいて入力された印刷データと、タイミングt1〜t3
にて印刷データ入力機能P1において入力された印刷デ
ータとが同一であると判断し、重複印刷と判別する。
【0038】次に、印刷データ判別機能P2が印刷デー
タの内容に基づいて印刷が同一印刷データによる重複印
刷であるか否かを判別する場合について図5の印刷デー
タのデータ構成を用いて説明する。同図においては、印
刷データがベクトルデータの場合を示している。ベクト
ルデータは、描画命令が文字フォーマットF1および図
形フォーマットF2において、各パラメータ情報を定義
して表現される。ここで、文字フォーマットF1は、デ
ータとして、文字データを意味する文字データD10
と、フォント形式が指定されているフォントデータD1
1と、文字の大きさが指定されているサイズデータD1
2と、文字データの色が指定されている色データD13
と、文字が配置される開始座標の横座標値と縦座標値が
指定されている座標データD14とを有する構成になっ
ている。一方、図形フォーマットF2は、データとし
て、図形データを意味する図形データD20と、線であ
るか矩形であるか円形であるか等の図形種類を示す種類
データD21と、後述する各種情報を有するペン情報D
22と、ブラシ情報D23と、図形の開始座標の横座標
値と縦座標値、図形データの大きさの横座標値と縦座標
値等が指定されている座標データD24とを有する構成
になっている。
【0039】上述したペン情報D22は、色情報、線幅
情報、端点処理情報、接合処理情報、スタイル情報から
構成されている。この端点処理情報には線端部分の処理
方法が指定されている(例えば、線端を丸くする、四角
くする、何もしない等)。接合処理情報には線と線との
接合部分の処理方法が指定されている(例えば、丸く接
合する、尖らせる、何もしない等)。また、スタイル情
報には実線、点線、破線等が指定されている。また、ブ
ラシ情報D23は、色情報、スタイル情報から構成され
ている。このスタイル情報には単色塗りつぶし、ハッチ
パターン(格子模様、45度の格子模様等)が指定され
ている。ハッチパターンが指定された場合、色情報は前
景色と背景色の2色が指定されることになる。
【0040】印刷データは描画内容に応じて複数の文字
フォーマットF1,図形フォーマットF2を備えてお
り、印刷データ判別機能P2は、印刷データ入力機能P
1にて印刷データが入力される毎に各文字フォーマット
F1,図形フォーマットF2を格納する。そして、格納
しておいた前回印刷分の各文字フォーマットF1,図形
フォーマットF2における各データD10〜D14、D
20〜D24と、次に、入力した今回印刷分の各文字フ
ォーマットF1,図形フォーマットF2における各デー
タD10〜D14、D20〜D24とを比較して全て一
致した場合に、印刷データが一致すると判断して、重複
印刷と判別する。むろん、文字フォーマットF1のみを
比較して一致の可否を判断するようにしても良いし、図
形フォーマットF2のみを比較して一致の可否を判断す
るようにしても良いことは言うまでもない。また、印刷
データの入力タイミングによる重複印刷の判別と、印刷
データの内容に基づく重複印刷の判別とを併用しても良
い。すなわち、入力タイミングが重複印刷のタイミング
の場合に、印刷データの内容を比較し、印刷データが一
致していれば、重複印刷と判別するようにしても良い。
【0041】このように、印刷データ判別機能P2にて
重複印刷についての判別が行なわれると、印刷制御機能
P3は、この判別結果に応じて、印刷を中止させたり、
印刷を継続させる制御を行なう。このとき、中止選択表
示を行ない、利用者に印刷の中止と、印刷の継続とを選
択可能にさせる。むろん、所定の設定によって、この中
止選択表示を行なうことなく、自動的に印刷の中止、あ
るいは、印刷の継続を行なうようにしても良い。印刷の
中止の場合は、印刷データ入力機能P1にて入力した印
刷データを破棄して印刷そのものがなかった状態とし、
印刷の継続の場合は、印刷データ入力機能P1にて入力
した印刷データに基づいて印刷実データを生成しプリン
タ20に送出させる。以上の構成により、同一印刷デー
タによって重複印刷が行なわれることを防止し、記録メ
ディアの浪費を防止するとともに、不要な印刷処理の実
行を防止することが可能となる。
【0042】(4)環境設定処理の処理内容:以下、印
刷制御プログラムPがPC10に実現させる処理を説明
する。図6は、プリンタドライバがPC10に実現させ
る環境設定処理の概略を示すフローチャートであり、実
際の作業手順に基づいて以下説明する。OSは環境設定
機能を有しており、同機能が実行されると、プリンタド
ライバはOSに含まれるGDIをコールして図示しない
プロパティ設定画面をディスプレイ17aに表示する
(ステップS105)。この画面には、印刷制御に関す
る印刷パラメータの設定入力を受け付ける各種入力欄が
設けられているとともに、重複印刷防止機能設定ボタン
や、終了ボタン等の各種ボタンも設けられている。
【0043】そして、各種印刷パラメータを取得すると
ともに、マウス17cにてクリックされた選択ボタンに
応じて処理を分岐させる(ステップS110)。本実施
形態においては、重複印刷防止機能設定ボタンの選択の
有無を判別する構成について説明する。重複印刷防止機
能設定ボタンがクリックされると、図7に示される重複
印刷防止機能設定画面40を表示する(ステップS11
5)。この重複印刷防止機能設定画面40には、チェッ
クボックス41〜45、時間入力欄46、ボタン47〜
49が配設されている。その際、時間入力欄46には所
定のデフォルト条件である30(秒)または前回設定時
の設定条件が表示される。
【0044】チェックボックス41〜45はマウス操作
により「レ」印が付けられると、対応する設定内容が有
効になるようにしてある。チェックボックス41では、
重複印刷防止機能を有効にするか否かをマウス操作によ
り選択入力可能になっている。左側に「全てのデータの
比較をする」と記載されたチェックボックス42では、
重複印刷防止機能が有効な場合に、前回と今回の印刷デ
ータの比較を行なうにあたり、印刷データに含まれる全
ての文字フォーマットF1および図形フォーマットF2
について比較を行なうことを設定する。左側に「文字デ
ータのみ比較をする」と記載されたチェックボックス4
3では、重複印刷防止機能が有効な場合に、前回と今回
の印刷データの比較を行なうにあたり、印刷データに含
まれる文字フォーマットF1だけについて比較を行なう
ことを設定する。
【0045】左側に「図形データの比較をする」と記載
されたチェックボックス44では、重複印刷防止機能が
有効な場合に、前回と今回の印刷データの比較を行なう
にあたり、印刷データに含まれる全ての図形フォーマッ
トF2だけについて比較を行なうことを設定する。ま
た、チェックボックス45では、上述した印刷データの
入力タイミングに基づいて重複印刷を防止する場合に選
択し、時間入力欄46には、入力タイミングを監視する
ための所定時間の設定を行なう。なお、重複印刷防止機
能が有効とされた場合には、チェックボックス42〜4
4から少なくとも一つの「レ」印が付けられるようにな
っている。従って、チェックボックス42〜44から一
つを選択するとともに、チェックボックス45を選択す
ることもできる。かかる場合は、印刷データを入力する
タイミングによる判別と、印刷データの内容による判別
とが併用されることになる。
【0046】ステップS115にて重複印刷防止機能設
定画面40を表示すると、チェックボックス41〜4
5、時間入力欄46への操作入力を受け付け、各設定項
目の内容を取得する(ステップS120)。その後、ボ
タン47,48がクリックされたか否かを判断し(ステ
ップS125)、クリックされていないときにはステッ
プS120に戻って繰り返し各設定項目の内容を取得す
る。ボタン47,48がクリックされると、クリックさ
れたボタンに応じて処理を分岐させる。ここで、OKボ
タン47がクリックされると取得した内容を有効にし
(ステップS135)、キャンセルボタン48がクリッ
クされると取得した内容を破棄する(S140)。ここ
で、オプションボタン49がクリックされた場合は、図
8に示すオプション設定画面49aを表示する。このオ
プション設定画面49aでは、中止選択画面の表示の有
無を選択させる。このとき、する49bを選択すれば、
重複印刷と判別された場合に後述する印刷中止の可否を
選択させるための中止選択画面を表示して利用者におい
て印刷中止の可否を選択可能とさせる。一方、しない4
9bを選択すれば、重複印刷が判別された場合に強制的
に印刷を中止させるようにする。
【0047】図9は、プリンタドライバが上述した環境
設定処理にて取得された各種設定内容に基づいてPC1
0に実現させる印刷制御処理の処理内容を示したフロー
チャートである。また、図10は、APLが起動された
場合に表示されるアプリケーション画面を示した画面図
である。図において、アプリケーション画面50のメニ
ューバー51に配設されている印刷ボタン52が選択入
力されると、プリンタドライバは起動されて各種の印刷
パラメータを取得する(ステップS200)。ここで取
得される印刷パラメータは、メディアの種類、メディア
の配置方向等がある。そして、プリンタドライバはOS
のGDIを介してAPLにて作成された印刷データを入
力する(ステップS205)。すなわち、本発明にかか
る印刷データ入力機能は、ステップS205の処理によ
り実現される。本実施形態では、印刷データを読み込み
ながら所定の中間言語である描画命令に置き換え、中間
ファイルとしてハードディスク14に記憶させている。
【0048】むろん、中間言語に置き換える構成は一例
にすぎないため、APLにて作成された印刷データをそ
のまま以後の処理に利用する構成としてもよいし、デー
タの受け渡しに利用されるバッファ領域を表すポインタ
の受け渡しだけ行う構成としてもよい。印刷データを入
力すると、重複印刷防止処理を実行するか否かを判断す
る(ステップS210)。この判断は、図7で示したチ
ェックボックス41に「レ」印が付けられて、重複印刷
防止機能を有効にする設定が取得されている場合に条件
成立となり、後述する重複印刷防止処理を実行する(ス
テップS2215)。重複印刷防止処理を実行しない場
合、または、重複印刷防止処理にて印刷の継続とされた
場合には、印刷実データを生成して、プリンタ20に送
出する(ステップS220)。一方、重複印刷防止処理
にて印刷の中止とされた場合には、このステップS22
0にて印刷実データが生成されない。
【0049】(6)重複印刷防止処理の処理内容:図1
1は、ステップS215にて実行される重複印刷防止処
理の処理内容を示したフローチャートである。ここで
は、印刷データが入力されるタイミングで重複印刷であ
るか否かを判別する態様を説明する。同図において、最
初に、前回の印刷データが入力されるとともに当該重複
印刷防止処理が実行されて印刷が行なわれた場合、すな
わち、前回入力した印刷データに基づいて印刷が行なわ
れた場合に計測が開始された時間Tが経過しているか否
かを判別する。この時間Tは時間入力欄46にて設定さ
れた時間である(ステップS300)。時間Tが経過し
ていない場合は、今回の印刷データの入力は重複印刷に
かかると判別し(ステップS305)、図12に示す中
止選択画面60を表示させる(ステップS310)。こ
の中止選択画面60には「はい」ボタン61と、「いい
え」ボタン62が配設されており、「はい」ボタン61
を選択すると、今回の印刷を中止する選択となる。一
方、「いいえ」ボタン62を選択すると、今回の印刷を
継続する選択となる。そして、利用者によるこの選択を
判別し(ステップS315)、「はい」ボタン61が選
択された場合は、印刷を中止する(ステップS32
0)。ここで、印刷が中止された場合は、上述した印刷
制御処理におけるステップS220にて入力した印刷デ
ータに基づいた印刷実データが生成されないことにな
る。
【0050】これに対して「いいえ」ボタン62が選択
された場合は、印刷を継続する(ステップS325)。
かかる場合は、上述した印刷制御処理におけるステップ
S220にて入力した印刷データに基づいた印刷実デー
タが生成されることになる。そして、この場合は、次回
の重複印刷の判別のため、時間Tの計測を開始する(ス
テップS330)。一方、ステップS300にて前回の
印刷データの入力から時間Tが経過していると判別され
た場合は、次回の重複印刷の判別のため、時間Tの計測
を開始する(ステップS335)。また、かかる場合も
上述した印刷制御処理におけるステップS220にて入
力した印刷データに基づいた印刷実データが生成される
ことになる。このように、前回、印刷データを入力して
から計測が開始される時間Tに基づいて重複印刷の防止
を図る重複印刷防止処理は、本発明にかかる印刷データ
判別機能および印刷制御機能によって実現される。
【0051】(7)変形例:図13は、ステップS21
5にて実行される重複印刷防止処理の処理内容を示した
フローチャートである。ここでは、入力した印刷データ
の内容に基づいて重複印刷であるか否かを判別する態様
を説明する。同図において、重複印刷防止機能設定画面
40にてチェックボックス41〜43にてチェックボッ
クス41、すなわち、全てのデータについて比較する場
合が選択されているか否かを判別する(ステップS40
0)。全てのデータを比較する場合は、印刷データに含
まれる文字フォーマットF1の各データD10〜D15
および図形フォーマットF2の各データD20〜D24
について、前回の印刷時にHD14に格納された印刷デ
ータの各データD10〜D15,データD20〜D24
と比較を行なうこととなる。
【0052】かかる場合、最初に文字フォーマットF1
の比較を行なう(ステップS405)。そして、各デー
タD10〜D15毎に比較を行ないつつ、一致するか否
かを判別する(ステップS410)。図では、一致する
か否かの判別を一回しか行なっていないが、上述した通
り各データD10〜D15毎にこの判別を行なう。各デ
ータD10〜D15が一致している場合は、印刷データ
に含まれる全文字フォーマットF1についての比較を行
なう(ステップS415)。全文字フォーマットF1の
各データD10〜D15が一致した場合は、図形フォー
マットF2比較を行なう(ステップS420)。そし
て、各データD20〜D24毎に比較を行ないつつ、一
致するか否かを判別する(ステップS425)。各デー
タD20〜D24が一致している場合は、印刷データに
含まれる全図形フォーマットF2についての比較を行な
う(ステップS430)。ここで、全図形フォーマット
F2の各データD20〜D24が一致した場合は、前回
の印刷データと今回の印刷データとが同一であると判断
し、重複印刷と判別する(ステップS435)。
【0053】重複印刷と判別した場合は、図12に示す
中止選択画面60を表示させるとともに(ステップS4
40)、利用者によるこの選択を判別し(ステップS4
45)、「はい」ボタン61が選択された場合は、印刷
を中止する(ステップS450)。ここで、印刷が中止
された場合は、上述した印刷制御処理におけるステップ
S220にて入力した印刷データに基づいた印刷実デー
タが生成されないことになる。これに対して「いいえ」
ボタン62が選択された場合は、印刷を継続する(ステ
ップS455)。かかる場合は、上述した印刷制御処理
におけるステップS220にて入力した印刷データに基
づいた印刷実データが生成されることになる。そして、
この場合は、次回の重複印刷の判別のため、入力した印
刷データをHD14に格納する(ステップS460)。
【0054】一方、ステップS400にて全てのデータ
の比較ではないと判別された場合、チェックボックス4
2、すなわち、文字データのみについて比較する場合が
選択されているか否かを判別する(ステップS46
5)。文字データのみについて比較する場合は、ステッ
プS470〜S490において、上述したステップS4
05〜415およびステップS455,S460と同等
の処理を実行することによって重複印刷であるか否かの
判別を行なう。また、ステップS465にてチェックボ
ックス43が選択されていると判別された場合には、ス
テップS495〜S405およびステップS485,S
490において、上述したステップS420〜S430
およびステップS455,S460と同等の処理を実行
することによって重複印刷であるか否かの判別を行な
う。
【0055】(8)まとめ:このように、印刷データを
入力した場合に印刷データを入力したタイミング、ある
いは、印刷データの内容に基づいて、この印刷が前回の
印刷と重複印刷であるか否かを判別することにより、重
複印刷を防止することが可能となり、記録メディアの浪
費を防止することができるとともに、不要な印刷処理の
実行を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる印刷制御プロ
グラムを実行可能なコンピュータと周辺装置とからなる
印刷システム100の概略構成を示した構成図である。
【図2】プリンタのブロック構成を示した内部構成図で
ある。
【図3】印刷制御プログラムPの概略構成を示した構成
図である。
【図4】印刷データの入力されたタイミングによって印
刷が同一印刷データによる重複印刷であるか否かを判別
する場合を示したタイミングチャートである。
【図5】印刷データのデータ構成を示した構成図であ
る。
【図6】環境設定処理の処理内容を示したフローチャー
トである。
【図7】重複印刷防止機能設定画面の画面構成を示した
画面図である。
【図8】オプション画面の画面構成を示した画面図であ
る。
【図9】印刷制御処理の処理内容を示したフローチャー
トである。
【図10】アプリケーション画面の一例を示した画面図
である。
【図11】重複印刷防止処理の処理内容を示したフロー
チャートである。
【図12】中止選択画面の画面構成を示した画面図であ
る。
【図13】重複印刷防止処理の他の処理内容を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…パーソナルコンピュータ(PC) 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…ハードディスク(HD) 15…CD−ROMドライブ 16a〜e…インターフェイス 20…カラーインクジェットプリンタ 100…印刷システム P…印刷制御プログラム P1…印刷データ入力機能 P2…印刷データ判別機能 P3…印刷制御機能

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷時に入力する印刷データと前回の印
    刷時の印刷データとを比較し同一である場合にこの印刷
    を中止させる印刷制御装置であって、 上記印刷時に印刷データを入力する印刷データ入力手段
    と、 所定の基準に基づいて上記印刷データ入力手段の入力し
    た印刷データが前回の印刷時に上記印刷データ入力手段
    が入力した印刷データと同一であるか否かを判別する印
    刷データ判別手段と、 上記印刷データ判別手段にて上記印刷データ入力手段が
    入力した印刷データが前回の印刷時に入力した印刷デー
    タと同一であると判別された場合に上記印刷を中止させ
    る印刷制御手段とを具備することを特徴とする印刷制御
    装置。
  2. 【請求項2】 上記印刷データ判別手段は、上記印刷デ
    ータ入力手段にて印刷データが入力されてから所定時間
    を計測する時間計測手段を有し、同時間計測手段にて計
    測される所定時間内に上記印刷データ入力手段にて印刷
    データが入力されるか否かを上記基準とし、この所定時
    間内に上記印刷データ入力手段にて印刷データの入力が
    ある場合に同一であると判別することを特徴とする上記
    請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 上記時間計測手段は、上記計測する所定
    時間を変更可能な時間変更手段を有することを特徴とす
    る上記請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 上記印刷データ入力手段にて入力された
    印刷データを格納する印刷データ格納手段を備え、上記
    印刷データ判別手段は、上記印刷データ入力手段が入力
    した印刷データと、上記印刷データ格納手段に格納され
    ている前回の印刷時に入力された印刷データとを比較す
    る印刷データ比較手段を有し、この印刷データ比較手段
    における比較結果を上記基準とし、比較結果が一致して
    いる場合に同一であると判別することを特徴とする上記
    請求項1に記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 上記印刷データは、複数の画素にて構成
    されるビットマップにて形成されているとともに、上記
    印刷データ比較手段は、各画素の画像データを比較する
    ことを特徴とする上記請求項4に記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 上記印刷データは、複数のオブジェクト
    を有するベクトルデータにて形成されているとともに、
    上記印刷データ比較手段は、上記印刷データに含まれる
    全オブジェクトの描画情報を比較の対象とすることを特
    徴とする上記請求項4に記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 上記印刷データは、複数のオブジェクト
    を有するベクトルデータにて形成されているとともに、
    上記印刷データ比較手段は、上記印刷データに含まれる
    文字に関するオブジェクトの描画情報を比較の対象とす
    ることを特徴とする上記請求項4に記載の印刷制御装
    置。
  8. 【請求項8】 上記印刷データは、複数のオブジェクト
    を有するベクトルデータにて形成されているとともに、
    上記印刷データ比較手段は、上記印刷データに含まれる
    図形に関するオブジェクトの描画情報を比較の対象とす
    ることを特徴とする上記請求項4に記載の印刷制御装
    置。
  9. 【請求項9】 上記印刷データ比較手段は、上記各比較
    の対象から何れか一つを選択可能な比較対象選択手段を
    有することを特徴とする上記請求項6〜請求項8のいず
    れかに記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 上記印刷データ判別手段は、上記印刷
    データについてのファイル属性を取得する属性取得手段
    と、この属性取得手段にて取得したファイル属性を記憶
    する属性記憶手段とを有し、上記印刷データ入力手段に
    て入力した印刷データのファイル属性が上記属性記憶手
    段に記憶された前回の印刷データについてのファイル属
    性に一致するか否かを上記基準とし、このファイル属性
    が一致している場合に同一であると判別することを特徴
    とする上記請求項1に記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 上記印刷制御手段は、上記印刷を中止
    するに際して、利用者に印刷の中止の可否を選択させる
    中止選択画面を表示させる中止選択画面表示手段を有す
    ることを特徴とする上記請求項1〜請求項10のいずれ
    かに記載の印刷制御装置。
  12. 【請求項12】 上記印刷データ判別手段は、上記時間
    計測手段にて計測される所定時間内に上記印刷データ入
    力手段にて印刷データが入力されるか否かおよび上記印
    刷データ比較手段における比較結果を上記基準とし、こ
    の所定時間内に上記印刷データ入力手段にて印刷データ
    の入力がある場合であり、比較結果が一致している場合
    に同一であると判別することを特徴とする上記請求項2
    〜請求項11のいずれかに記載の印刷制御装置。
  13. 【請求項13】 印刷時に入力する印刷データと前回の
    印刷時の印刷データとを比較し同一である場合にこの印
    刷を中止させる印刷制御方法であって、 上記印刷時に印刷データを入力する印刷データ入力工程
    と、 所定の基準に基づいて上記印刷データ入力工程にて入力
    された印刷データが前回の印刷時に上記印刷データ入力
    工程にて入力された印刷データと同一であるか否かを判
    別する印刷データ判別工程と、 上記印刷データ判別工程にて上記印刷データ入力工程に
    て入力された印刷データが前回の印刷時に入力した印刷
    データと同一であると判別された場合に上記印刷を中止
    させる印刷制御工程とを具備することを特徴とする印刷
    制御方法。
  14. 【請求項14】 印刷時に入力する印刷データと前回の
    印刷時の印刷データとを比較し同一である場合にこの印
    刷を中止させる機能をコンピュータに実行させる印刷制
    御処理プログラムを記録した媒体であって、 上記印刷時に印刷データを入力する印刷データ入力機能
    と、 所定の基準に基づいて上記印刷データ入力機能にて入力
    された印刷データが前回の印刷時に上記印刷データ入力
    工程にて入力された印刷データと同一であるか否かを判
    別する印刷データ判別機能と、 上記印刷データ判別機能にて上記印刷データ入力工程に
    て入力された印刷データが前回の印刷時に入力した印刷
    データと同一であると判別された場合に上記印刷を中止
    させる印刷制御機能とをコンピュータに実行させること
    を特徴とする印刷制御処理プログラムを記録した媒体。
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