JP2021030619A - インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021030619A
JP2021030619A JP2019154501A JP2019154501A JP2021030619A JP 2021030619 A JP2021030619 A JP 2021030619A JP 2019154501 A JP2019154501 A JP 2019154501A JP 2019154501 A JP2019154501 A JP 2019154501A JP 2021030619 A JP2021030619 A JP 2021030619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
damper
suction pump
print head
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019154501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7312647B2 (ja
Inventor
貴之 吉田
Takayuki Yoshida
貴之 吉田
匠 白石
Takumi Shiraishi
匠 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP2019154501A priority Critical patent/JP7312647B2/ja
Publication of JP2021030619A publication Critical patent/JP2021030619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7312647B2 publication Critical patent/JP7312647B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】長時間のプリント休止中に発生するインク供給経路内のインクの分離、沈降を防止する。【解決手段】インクジェット記録装置は、機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に、可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を有し、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えている。コントローラは、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞いだ状態で、吸引ポンプ40をオンオフ連続駆動し、可撓膜58を複数回連続的に繰り返し振幅変化させてダンパー8内のインク収納室50,52のインクの攪拌と排出を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェットプリンタ・プロッタなどのインクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法に関する。
インクジェットプリンタで使用されるインクにおいては、使用されない時間が長くなるとインクの供給経路内においてインクの分離、沈降、被膜化などが発生する場合があり、特にプリントヘッドの近傍に設けられるダンパー内においてインクの分離、沈降が生じやすく、そのままプリントヘッドにインクが供給されると、印刷結果に悪影響が出てしまう。
その場合、プリントヘッドの吸引やフラッシング動作を行うことによりインクを排出し、回復させることは行えるがインクの排出量が多くなり経済的ではない。
また、ダンパーに設けたインクの供給口と排出口を結んだ経路より遠い部分においては、インクが滞留しインクの分離等が発生した場合に解消しづらいという問題点もあり、そのような部分においては強制的にインクを排出する動作を行っても、最短の経路でインクが多く流れるために積極的に排出したい滞留部分にあるインクを効率よく排出することができない。
そこで従来、インクの色材の沈殿を抑制することができるダンパー及びインクの循環方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、双方向にインクを排出可能なポンプを制御し、ダンパー及びインク流路の内部のインクを攪拌するインクジェットプリンタが知られている(例えば特許文献2参照)。
また、自己封止弁(ダンパー)に区画壁を設けて第1流路と第2流路を形成し、ダンパーにおける液体の沈降成分を攪拌することができる液体噴射装置が提案されている(例えば特許文献3参照)。
また、ラチェット機構を設けてダイヤフラム部の変位運動を、回転子の回転運動に変換しダンパーにおける液体の沈降成分を攪拌するようにしたインクジェットプリンタ(液体噴射装置)が提案されている(例えば特許文献4参照)。
また、区画壁を設けて第1流路と第2流路とを切り替え可能とし、ダンパーにおける液体の沈降成分を攪拌することができるようにした液体噴射装置が提案されている(例えば特許文献5参照)。
また、プリントヘッドの回復のために吸引ポンプによる吸引を複数回行うインクジェットプリンタの回復装置が従来知られている(例えば特許文献6参照)。
国際公開WO2015/174535号公報 特開2012−61779号公報 特開2012−158002号公報 特開2012−158130号公報 特開2012−144744号公報 特開2004−025897号公報
インクの供給経路におけるインクの分離、沈降、被膜化などの問題を解決する場合、従来の技術では、インクジェットプリンタの機械的構造の追加変更を伴うため、簡単に対応することができないという問題点がある。
本発明は、従来のインクジェット記録装置の機械的構造の追加、変更を伴うことなくダンパー内のインクの沈降、分離等の問題を解消することができるインクジェット記録装置の制御方法及び該制御方法を用いたインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に、可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を備え、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えたインクジェット記録装置であって、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞いだ状態で、前記吸引ポンプ40をオンとオフに連続的に駆動し、前記ダンパー8の可撓膜58を凹む方向と反対の方向とに連続的に変位させ、該吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作を規定回数に達するまで繰り返し行い、前記ダンパー8内のインクを攪拌する動作を行うことができるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、インクジェット記録装置の停止モードの経過時間をタイマーで計測し、ダンパー内のインクを攪拌する動作を行う動作モードとヘッド状態維持・回復動作を行う動作モードの中のいずれかを前記停止モードの経過時間に応じて選択するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に、可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を設け、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えたインクジェット記録装置であって、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞いだインクジェット記録装置の停止モードの経過時間を計測し、前記停止モードが所定時間経過したとき、前記吸引ポンプ40をオンとオフに連続的に駆動し、前記ダンパー8の可撓膜58を凹む方向と反対の方向とに連続的に変位させ、該吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作を規定回数に達するまで繰り返し行い、前記ダンパー8内のインクを攪拌するようにしたことを特徴とする。
機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を設け、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出部を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記インク流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えたインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法であって、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出部を塞いだインクジェット記録装置の停止モードの状態から前記吸引ポンプ40をオンとオフに連続的に駆動し、前記ダンパー8の可撓膜58を凹む方向と反対の方向とに連続的に変位させるステップと、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動を休止させるステップと、該吸引ポンプ40の休止時間が経過した後、前記吸引ポンプ40をオンオフ駆動するステップに戻るステップとを備え、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作を規定回数に達するまで繰り返し行い、前記ダンパー8内のインクを攪拌するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を設け、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出部を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記インク流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えたインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法であって、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出部を塞いだインクジェット記録装置の停止モードの経過時間を計測するステップと、前記停止モードが所定時間経過したとき、前記吸引ポンプ40をオンとオフに連続的に駆動し、前記ダンパー8の可撓膜58を凹む方向と反対の方向とに連続的に変位させるステップと、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動を休止させるステップと、該吸引ポンプ40の休止時間が経過した後、前記吸引ポンプ40をオンオフ駆動するステップに戻るステップとを備え、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作を規定回数に達するまで繰り返し行い、前記ダンパー8内のインクを攪拌するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記停止モードを24時間以上に設定し、その設定時間が経過したとき、前記吸引ポンプ40の駆動を開始するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記吸引ポンプ40の休止時間を、前記吸引ポンプ40の駆動をオフとした後、前記吸引ポンプ40の吸引により凹む方向に変位した可撓膜が元の膨らんだ状態に戻るまでの時間以上に設定したことを特徴とする。
また本発明は、前記吸引ポンプのオンオフの駆動のオンの時間を吸引動作時間の最長の時間設定より短い時間としたことを特徴とする。
また本発明は、前記吸引ポンプのオンオフの駆動のオンの時間を15.0秒以下としたことを特徴とする。
また本発明は、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作の規定回数を2回以上としたことを特徴とする。
本発明は、ダンパー内のインクの攪拌を積極的に行うことができるので、ダンパー内のインクの沈降、分離等の発生を解消することができ、印刷結果へ影響が出ないようにすることができる。
また、従来装置で使用しているクリーニング機構をそのまま使用するため、制御の変更だけで対応でき、インクジェット記録装置の機械的構造の変更等が不要なため簡単に従来のインクジェット記録装置に適用することができる。そしてダンパー内のインクの排出制御目的とした吸引回復動作に比べて排出されるインクの消費量も少なく対応する事ができる。
本発明の動作を示すフローチャートである。 プリンタの概略説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 プリンタのブロック説明図である。 ダンパーの説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の他の実施形態の説明図である。
以下に本発明の構成を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明に使用されるインクジェット記録装置の全体外略図である。インクジェット記録装置2の機体に架設されたガイドレール4には、複数のプリントヘッド6と複数のダンパー8が搭載されたキャリッジ10が移動自在に取り付けられている。
プリントヘッド6は、キャリッジ10に配置され、ダンパー8は、キャリッジ10にプリントヘッド6の上方に位置して配置されている。各プリントヘッド6は、それぞれ対応するダンパー8に管路を介して連通している。
キャリッジ10は、機体側に配備されたXモータ12(図6参照)に連係し、インクジェット記録装置2のコントローラ14の主走査駆動部16の制御により、ガイドレール4に案内されてプラテン18上を図中、左右方向(主走査方向)に往復移動されるように構成されている。
プリントヘッド6のインク吐出部6aのインク吐出面には、プリントヘッド6のインク吐出ノズルが開口している。記録装置2の機体側には、複数のインクカートリッジ20から成るインクタンク22(インク供給部)が配備されている。
インクタンク22内の各インクカートリッジ20は、インクチューブから成るインク流路24を介して、対応するダンパー8のインク供給口8aに連結している(図7参照)。
用紙などの記録メディアを載置するプラテン18には、スリットが形成され、該スリットにメディア駆動ローラ(図示省略)が配置されている。プラテン18上に配置されたメディアは、この駆動ローラとガイドレール4側に装置された押えローラ(図示省略)とで挟持されるように構成されている。
駆動ローラと押えローラは、メディア搬送機構を構成する。メディア搬送機構は、機体側に配備されたYモータ26(図6参照)に連係し、記録装置2のコントローラ14の副走査駆動部28の制御により、メディアをガイドレール4に対して直交する副走査方向に搬送するように構成されている。
インクジェット記録装置2のコントローラ14は、主走査駆動部16の制御によりキャリッジ10をメディアに対して主走査方向に移動させ、プリントヘッド駆動部30の制御によりプリントヘッド6のインク吐出部6aからインクを吐出してメディアの所定領域に印刷する。
プリントヘッド6による印刷幅分の主走査が終わると、副走査駆動部28は、Yモータ26を駆動してメディアを副走査方向に所定量移動させ、これらの動作を繰り返すことによって所望の全ての領域の印刷を行うものである。
一方、前記キャリッジ10の移動経路上における非印字領域(ホームポジション)には、プリントヘッド6のインク吐出部6aのノズル形成面を封止するためのキャッピング機構が設けられている。
キャッピング機構は、ヘッドキャップ32とこれを保持するヘッドキャップ昇降機構34とから成り、ヘッドキャップ昇降機構34(図6参照)は、モータから成るヘッドキャップ昇降駆動部36の駆動により、ヘッドキャップ32を昇降するように構成されている。尚、図2中、上記ヘッドキャップ昇降機構34は図示省略した。ヘッドキャップ32は、ゴム等の弾性素材により構成され、開口部がプリントヘッド6のインク吐出部6aのノズル形成面に密着して該ノズル形成面を封止することができるように構成されている。
ヘッドキャップ32は、インクジェット記録装置2の停止期間中(次の印刷を待機している時やプリンターの電源等を落とした時など)において、プリントヘッド6のノズル形成面を封止し、ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する。ヘッドキャップ32の下底部は、チューブ38(図3参照)を介して吸引ポンプ40に接続している。吸引ポンプ40は、吸引ポンプ駆動部42により駆動される。ヘッドキャップ32は、吸引ポンプ40の吸引力をプリントヘッド6に作用させて、プリントヘッド6からインクを吸引排出させるクリーニング動作を実行する機能を有している。吸引ポンプ40により吸引されたインクは廃液タンク44に回収される。
プリントヘッド6が搭載されるキャリッジ10には、インクタンク22とプリントヘッド6間のインク供給路内のインクに発生する圧力変動を緩衝する液体貯留機構としてダンパー8がプリントヘッド6に対応して複数上方に搭載されている。印刷動作時、キャリッジ8のガイドレール4に沿った移動によって発生する慣性力によりインク供給路内のインクが移動する。この移動によりプリントヘッド6のインク吐出部6aのノズルの中のインクに圧力変動が掛かる。ダンパー8は、この圧力変動を緩和して、プリントヘッド6から吐出されるインクの吐出不良やインク吐出ノズルの開口のメニスカスが破壊されるのを防止する。
インクジェット記録装置2の機体側に配備されたインクタンク22の液面とプリントヘッド6のインク吐出部6aとの水頭差により、インク流路24及びダンパー8内とプリントヘッド6内のインクは負圧に保持されるためのインクがプリントヘッド6のノズルから漏れることがなく、これによりインクを吐出しないときは、インク吐出部6aのノズルの開口にメニスカスが形成されるように構成されている。
図7は、ダンパー8の構造を示し、壁部本体48の両側にインク収容室50,52が形成され、該インク収容室50,52間に連通孔54が形成されている。本体48の上部には、インク供給口8aが設けられ、該インク供給口8aは、インク収納室50に連通している。本体48の下部には、インク排出口8bが設けられ該インク排出口8bは、インク収納室52に連通している。インク供給口8aは、接続パイプ(図示省略)を介してインク供給路24を構成するチューブに連結している。
インク排出口8bは、接続パイプ(図示省略)を介してプリントヘッド6に連結するインク供給管56に連結している。インク収納室52の一方側は、樹脂、フィルム状の可撓膜58が張られ、インク収納室52は可撓膜58で画成された圧力室を形成している。可撓膜58は、外と内に十分撓むことができる状態に余裕をもって本体48に取り付けられている。インク収納室50には、連通孔54を開閉するための弁体60が図中、左右方向に移動自在に配置され、開閉圧調整バネ62の弾力によって、連通孔54の周囲の壁面に圧接している。
可撓膜58には、弁軸64の一方が固着され、該弁軸64の他方が弁体60に対面している。前記弁体60と弁軸64は開閉弁を構成している。
図7(A)に示すように、インクジェット記録装置2のプリント中、プリントヘッド6のガイドレール4に沿った移動に伴いインクチューブ24内に一定値以上の負圧が掛かる場合には容積を減少させる方向(凹む方向)に変位する。
ダンパー8の連通孔54は、図7(A)に示すように、可撓膜58が凹むと、弁軸64がバネ62の弾力に抗してにより弁体60を押動し、開放される。
ダンパー8内のインク収納室50,52内へのインクの充填は、プリントヘッド6のインク吐出面をヘッドキャップ32により密封したあとに吸引ポンプ40によりインク吐出部6aのノズル開口からインクを吸引することにより行われる。
この吸引により、ダンパー8内のインク収納室52が負圧となり、可撓膜58が凹む方向に変位し、弁体60が、バネ62の弾発力に抗して、連通孔54から後退して、連通孔54が開かれる。
また、吸引ポンプ40の吸引力により、インクタンク22内に保管されているインクがインク流路24を通り、インク供給口8aを経て、ダンパー8のインク収納室50とインク収納室52に入り、インク供給管56を経てプリントヘッド6に入る。インクの充填は、プリントヘッド6のインク吐出部6aから多少インクを引き出す程度まで吸引することにより行われる。吸引が終了すると、ダンパー8の連通孔54は閉じられ、インクタンク22とプリントヘッド6の水頭値の差によってインク流路24内のインクは正圧に保持されインク吐出部6aからインクが吐出できる状態となる。
本実施形態では、プリントヘッド6をホームポジションに移動させ、プリントヘッド6をヘッドキャップ32で封止し、インクジェット記録装置2が待機状態に入ってからプリンタは時間の監視を行い、短時間例えば3分経過したところで、プリントヘッド6のフラッシングを行い、ヘッドの状態を整える。ここでフラッシングとは、吸引ポンプ40の駆動を伴わないプリントヘッド6からのインク排出動作である。
また、中程度の時間例えば50分経過したところでもプリントヘッド6のフラッシングを行い、ヘッドの状態を整える。また、長時間例えば12時間経過したところではクリーニングを行い、そしてフラッシングも行う。このようにまだインクの分離等が起こらない時間の経過状態においてはクリーニング動作とフラッシング動作によりヘッドの状態を整える。なお電源を落とした状態や、印刷しない待機モードにて時間がカウントされており、次に使用がされるタイミングで自動的に実行される。
プリントヘッド6のクリーニングにおいて、吸引ポンプ40の吸引力により、ダンパー8内のインク収納室52の圧力は、所定の値以下となり、可撓膜58が図7(B)に示すように凹み、インク供給口8aから流入したインクは、インク収納室50から連通孔54を通じてインク収容室52に流入する。
インク収納室52に流入したインクはインク排出口8bからプリントヘッド6を経てヘッドキャップ32に排出される。吸引ポンプ40の駆動が停止すると、可撓膜58は元の位置に戻り、開閉弁の弁体60は、原位置に復帰し連通孔54は閉じられる。このように通常の使用状態においてはインクの沈殿、分離等の影響をあまり考慮する必要はなく、フラッシングの動作とクリーニングの動作の組み合わせでヘッドの状態を維持するようにしている。
インクジェット記録装置2のコントローラ14は、外部のコンピュータと接続するためのインターフェース68を備え、インクジェット記録装置2にはインク攪拌シーケンス制御プログラム70とヘッド状態維持・回復シーケンス制御プログラム71がインストールされている。コントローラ14の各駆動部及びインク攪拌シーケンス制御プログラム70とヘッド状態維持・回復シーケンス制御プログラム71は、コントローラ14の主制御部72によって制御されるように構成されている。また、コントローラ14は、時間計測部78と時間比較部80を備えている。時間計測部78は、装置での前回の印刷時から次に使用するまでの時間を電源のオンオフに関係なく計測し、時間比較部80は、計測した時間と設定している時間とを比較し、印刷を行う場合に装置で何を行う事が必要かを選択するためのものである。コントローラ14は、インクの分離がない時間経過の場合はフラッシングかクリーニングかインク吸引排出の動作を行い、インクの分離の可能性がある時間経過の場合はダンパー内の攪拌シーケンスによる動作を行う。
本実施形態では、装置にフラッシング動作、クリーニング動作、インク排出動作以外にダンパー内に残っているインクの攪拌を目的としたインク攪拌シーケンス制御プログラム70が設けられており、装置での前回の印刷等が行われた後に、ヘッドのキャッピングがされた後の経過時間により、それぞれの動作を使い分けるため、ヘッドのキャッピングがされた時間からの経過時間が短い場合(数分や数時間)にはフラッシングの動作を行い、半日(12時間)程度の時間が経過している場合には、クリーニング動作や吸引の動作を行いヘッドの維持を行う。そして1日以上(本実施形態では3日以上72時間)経過している場合には、通常の動作と違うインク攪拌動作を行う。なおこの経過時間の設定は使用がされるインクにより違うため、個々に適正な値の設定が必要である。このインク攪拌動作は、ダンパーの可撓膜を任意的に稼動させることを目的にして制御するものであり、インクの吸引動作を使用する。インクの吸引動作は、ヘッドの回復をさせるための駆動時間を複数用意しており、比較的短い時間(主にノズル抜けなどの回復に使用)から長い時間までの吸引動作を目的により使い分けている。本件のようにダンパー内のインクの吸引、排出を目的とする場合はその時間を比較的長く設定することが多くインクの排出量も多くなるが、このインク攪拌動作においてはダンパーの可撓膜が最大限移動する程度の吸引時間において複数回行うことにより、インクの消費量を押えながらも回数を増やし、ダンパー内のインクを強制的に攪拌するように行う。
Figure 2021030619
表1は吸引排出制御と本実施例における実験結果を比較したものであり、表1に記載のように吸引排出制御において、ダンパー内のインクの吸引排出を目的としてポンプの駆動時間を16.0秒(1回)にして行うと、最大色差が5.11△Emax改善されるが、ダンパー内インク攪拌制御では同じように吸引排出制御を行うが、ポンプの駆動時間を短く設定し多数回行うようにしている。この結果、駆動時間の総合計時間の積は16.0秒で同じであるが、回数を複数回行っているダンパー内インク攪拌制御では最大色差の改善が見られており、消費されるインクの使用量が同じでもダンパー内でのインクの攪拌と排出が効果的に行われていることがわかる。なお前記ポンプの駆動時間を短く設定する場合は、例えばダンパー内のインクの吸引排出を目的とした最長の設定時間よりも短い15.0秒以下とすれば良く装置に合わせて効率よく稼働するように設定をすればよい。なお吸引排出制御ではフラッシング動作も行い、繰り返す場合には休止時間を60秒設けている。この実験を行った装置においては60秒の休止時間にて可撓膜が元の位置に復帰し、インクの供給がされ、ダンパー内のインクの対流が停止をする時間として十分であるが、この値は使用される装置に合わせ対応する必要があり、製品に適した時間を設定すればよく、また可撓膜が移動する時間であればよい。また駆動時間、繰り返し回数も装置での作業効率を考えて設定をすればよい。
尚、図2中、符号74は、プリントヘッド6のインク吐出面を払拭するワイピング部材である。
尚、インクタンク22とダンパー8間のインク流路24に、図5に示すように循環ポンプ66を設け、インク流路24内のインクを循環させて、インク流路24内のインクの分離、沈降、被膜化の発生を防止するようにしても良い。
次に、図1を参照して本発明のインク攪拌シーケンス制御動作について説明する。
インクジェット記録装置2のコントローラ14は、タイマー76からの信号に基づいて、前回の使用時から次の印刷の指示がくるまでの時間の計測を行い、その時間によりプリンタの印刷状態への復帰時に起動を行うシーケンスを変更して使用している。なお、その計測はインクジェット記録装置2の電源が入った状態で計測されており、また電源が落とされた状態においても時刻を参照する事で自動的に経過時間を算出し、前回装置が使用された時間からどの程度の時間が経過しているかの監視を行っている。その状態において、例えばインクの分離等が予測されるほどの長い時間、例えば80時間程度の時間が経過した後に行うインク攪拌シーケンスにおいて下記の制御を行う。
まず最初インクジェット記録装置2のコントローラ14は、プリントヘッド6をホームポジションに移動させ、ヘッドキャップ32を上昇させてプリントヘッド6とヘッドキャップ32を密着させ、プリントヘッド6のノズル開口面を封止する(ステップ1)。
次に、吸引ポンプ40の駆動をオンとし(ステップ2)、吸引ポンプ40に液体吸引力を発生させる。これによりインク経路内が負圧になり、ダンパー8のインク収容室52が減圧され、ダンパー8の可撓膜58が図7(B)に示すように凹み、ダンパー8内のインク収容室52の容量が減少する。
可撓膜58が凹んだところで、コントローラは、吸引ポンプ40をオフとする(ステップ3)。これによりプリントヘッド6からのインクの流出が止まり、ダンパー8のインク収容室50,52内の圧力が元に戻り、インク収容室50,52にインクがインクカートリッジ20より水頭値の差により供給され、可撓膜58が膨らむ方向に変位する。吸引ポンプ40のオンオフに伴い可撓膜58が凹んだり膨らむ方向に変位し、この可撓膜58の凹凸方向の振幅変位によりダンパー8内のインク収容室50,52内のインクが攪拌される。吸引ポンプ40をオフにした後、ダンパー8の凹んだ可撓膜58が膨らむ方向に戻る休止時間が経過したところで(ステップ4)、コントローラ14は、吸引ポンプ40のオンオフを規定回数繰り返したか否か判断し(ステップ5)、肯定を判断するとインク攪拌シーケンス制御動作を終了する。
インクの供給経路におけるインクの分離、沈降、被膜化の発生を防止するためプリントヘッド6に単に吸引ポンプ40の吸引力を作用させ、ダンパー8内にインクの流れを発生させただけでは、図8に示すように、ダンパー8に設けたインクの供給口8aと排出口8bを結んだ経路L1,L2より遠い部分P1,P2においてインクが滞留しインク分離が起こってしまう。
しかるに、可撓膜58を連続的に繰り返し振幅変位させダンパー8内を攪拌することで上記インクの滞留する部分P1,P2を無くすことができる。
また、本実施形態では、ダンパー8に開閉弁を設けた構成としたが開閉弁のない構成であっても良い。
また、本実施形態では、短い駆動時間の吸引動作を複数回乃至多数回、インクがダンパー8内に充填される時間即ち、可撓膜58が凸状に戻る時間をあけて行い、可撓膜58を凸状、凹状、凸状と連続的に繰り返し変位させているが、この実施形態に特に限定されるものではなく、可撓膜58が凸状に戻る前に、即ち平坦状のときに吸引ポンプ40をオンとして、可撓膜58を凹状、平坦状、凹状と連続的に繰り返し変位させるようにしても良いし、可撓膜が凸状から平坦状になるようにポンプ40をオンとし、平坦状の時に吸引ポンプ40をオフにし、凸状、平坦状、凸状と連続的に繰り返し変位させるようにしても良く、本件は可撓膜58を任意に複数回移動させる目的であればその移動の範囲は任意に設定すればよい。
尚、上記インク攪拌制御動作は、インクジェット記録装置の印刷結果を見て問題があれば指定して動作させても良いし、テスト印字等を行い、センサなどで自動的に検査をしてインクの攪拌制御動作が必要な場合を判断して自動的に動作させるようにしてもよい。
また、装置に使用している全部のインクに対して同一に行っても良いし、複数色の多種なインクを用いている場合などは、個々のインク毎に必要となる時間の設定を行うようにしてもよい。そのような変更を行えば、インク毎に必要なタイミングにて行えるため、無駄なインクの排出等が抑えられる。
また、インク流路24に、図9に示すように、インク供給部22とダンパー8との間に位置させて、サブタンク82を機体側に設け、このサブタンク82にインクを貯留させ、ここからダンパー8側にインクを供給する構成としても良い。
2 インクジェット記録装置
4 ガイドレール
6 プリントヘッド
6a インク吐出部
8 ダンパー
8a インク供給口
10 キャリッジ
12 Xモータ
14 コントローラ
16 主走査駆動部
18 プラテン
20 インクカートリッジ
22 インクタンク(インク供給部)
24 インク流路
26 Yモータ
28 副走査駆動部
30 プリントヘッド駆動部
32 ヘッドキャップ
34 ヘッドキャップ昇降機構
36 ヘッドキャップ昇降駆動部
38 チューブ
40 吸引ポンプ
42 吸引ポンプ駆動部
44 廃液タンク
48 壁部本体
50 インク収容室
52 インク収容室
54 連通孔
56 インク供給管
58 可撓膜
60 弁体
62 圧調整バネ
64 弁軸
66 循環ポンプ
68 インターフェース
70 吸引ポンプシーケンス制御プログラム
71 ヘッド状態維持・回復シーケンス制御プログラム
72 主制御部
74 ワイピング部材
76 タイマー
78 時間計測部
80 時間比較部
82 サブタンク

Claims (10)

  1. 機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に、可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を備え、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えたインクジェット記録装置であって、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞いだ状態で、前記吸引ポンプ40をオンとオフに連続的に駆動し、前記ダンパー8の可撓膜58を凹む方向と反対の方向とに連続的に変位させ、該吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作を規定回数に達するまで繰り返し行い、前記ダンパー8内のインクを攪拌する動作を行うことができるようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. インクジェット記録装置の停止モードの経過時間をタイマーで計測し、ダンパー内のインクを攪拌する動作を行う動作モードとヘッド状態維持・回復動作を行う動作モードの中のいずれかを前記停止モードの経過時間に応じて選択するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に、可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を設け、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えたインクジェット記録装置であって、インクジェット記録装置の停止モードの経過時間を計測し、前記停止モードが所定時間経過したとき、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出面を塞いだ状態で前記吸引ポンプ40をオンとオフに連続的に駆動し、前記ダンパー8の可撓膜58を凹む方向と反対の方向とに連続的に変位させ、該吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作を規定回数に達するまで繰り返し行い、前記ダンパー8内のインクを攪拌するようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を設け、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出部を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記インク流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えたインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法であって、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出部を塞いだインクジェット記録装置の停止モードの状態から前記吸引ポンプ40をオンとオフに連続的に駆動し、前記ダンパー8の可撓膜58を凹む方向と反対の方向とに連続的に変位させるステップと、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動を休止させるステップと、該吸引ポンプ40の休止時間が経過した後、前記吸引ポンプ40をオンオフ駆動するステップに戻るステップとを備え、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作を規定回数に達するまで繰り返し行い、前記ダンパー8内のインクを攪拌するようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法。
  5. 機体側のインク供給部22とプリントヘッド6との間を結ぶインク流路に可撓膜58が張られたインク収納室52を有するダンパー8を設け、機体の非印字領域に設けたヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出部を塞ぎ、吸引ポンプ40の吸引力で前記インク流路内のインクをヘッドキャップ32内に吸引してプリントヘッド6内部のクリーニングを行うヘッドクリーニング機構を備えたインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法であって、ヘッドキャップ32でプリントヘッド6のインク吐出部を塞いだインクジェット記録装置の停止モードの経過時間を計測するステップと、前記停止モードが所定時間経過したとき、前記吸引ポンプ40をオンとオフに連続的に駆動し、前記ダンパー8の可撓膜58を凹む方向と反対の方向とに連続的に変位させるステップと、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動を休止させるステップと、該吸引ポンプ40の休止時間が経過した後、前記吸引ポンプ40をオンオフ駆動するステップに戻るステップとを備え、前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作を規定回数に達するまで繰り返し行い、前記ダンパー8内のインクを攪拌するようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法。
  6. 前記停止モードを24時間以上に設定し、その設定時間が経過したとき、前記吸引ポンプ40の駆動を開始するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法。
  7. 前記吸引ポンプ40の休止時間を、前記吸引ポンプ40の駆動をオフとした後、前記吸引ポンプ40の吸引により凹む方向に変位した可撓膜が元の膨らんだ状態に戻るまでの時間以上に設定したことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法。
  8. 前記吸引ポンプのオンオフの駆動のオンの時間を吸引動作時間の最長の時間設定よりより短い時間としたことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法。
  9. 前記吸引ポンプのオンオフの駆動のオンの時間を15.0秒以下としたことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法。
  10. 前記吸引ポンプ40のオンオフ駆動動作の規定回数を2回以上としたことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインクの攪拌制御方法。
JP2019154501A 2019-08-27 2019-08-27 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法 Active JP7312647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154501A JP7312647B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154501A JP7312647B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021030619A true JP2021030619A (ja) 2021-03-01
JP7312647B2 JP7312647B2 (ja) 2023-07-21

Family

ID=74674733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019154501A Active JP7312647B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7312647B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113211978A (zh) * 2021-04-21 2021-08-06 华南理工大学 一种全自动防堵的喷墨打印系统及方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316426A (ja) * 2001-04-19 2002-10-29 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置および同装置におけるインク励振制御方法
JP2004025897A (ja) * 2003-10-17 2004-01-29 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタの回復装置
JP2010188590A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Seiko Epson Corp 液体供給装置及び液体噴射装置
JP2012061779A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Roland Dg Corp インクジェットプリンタ
JP2012144744A (ja) * 2012-05-07 2012-08-02 Mitsubishi Chemicals Corp 脂肪族ポリエステルの製造方法
JP2012158002A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP2012158130A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
WO2015174535A1 (ja) * 2014-05-16 2015-11-19 株式会社ミマキエンジニアリング ダンパ及びインクの循環方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316426A (ja) * 2001-04-19 2002-10-29 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置および同装置におけるインク励振制御方法
JP2004025897A (ja) * 2003-10-17 2004-01-29 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタの回復装置
JP2010188590A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Seiko Epson Corp 液体供給装置及び液体噴射装置
JP2012061779A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Roland Dg Corp インクジェットプリンタ
JP2012158002A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP2012158130A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP2012144744A (ja) * 2012-05-07 2012-08-02 Mitsubishi Chemicals Corp 脂肪族ポリエステルの製造方法
WO2015174535A1 (ja) * 2014-05-16 2015-11-19 株式会社ミマキエンジニアリング ダンパ及びインクの循環方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113211978A (zh) * 2021-04-21 2021-08-06 华南理工大学 一种全自动防堵的喷墨打印系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7312647B2 (ja) 2023-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6561637B2 (en) Ink jet head having buffer tank in fluid communication with ink circulation pathway
US9597888B2 (en) Printing apparatus and ink amount control method for ink tank
US7874656B2 (en) Ink-feeding device and pressure-generating method
US6609780B2 (en) Ink jet printer having a mechanism for driving wiper and purge pump
US8672461B2 (en) Liquid ejection apparatus
JP2014037097A (ja) 液体噴射装置
JP2012000799A (ja) 液体噴射装置
JP3695502B2 (ja) インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法
CN110696492B (zh) 液滴喷出装置以及液滴喷出装置的维护方法
US10654274B2 (en) Liquid ejecting apparatus and maintenance method for the same
JP2021109331A (ja) 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法
JP2001018408A (ja) インクジェット式記録装置および同装置における保湿液吐出制御方法
US8789933B2 (en) Liquid ejection apparatus
JP2021030619A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置に用いられるダンパー内のインク攪拌制御方法
EP2412533A1 (en) Liquid ejection apparatus and liquid ejection method
US20060132533A1 (en) Liquid ejecting apparatus
US11491793B2 (en) Liquid ejecting apparatus and maintenance method for liquid ejecting apparatus
JP2015212103A (ja) 液体供給装置および液体噴射装置
JP3555459B2 (ja) インクジェット式記録装置および同装置における印刷動作制御方法
JP2003136742A (ja) インクジェットプリンタ
JP2007223266A (ja) 液体噴射装置およびそのクリーニング方法
JP6981179B2 (ja) 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法
JP3114802B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2001239679A (ja) インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドのインク吐出能力回復処理方法
JP6976992B2 (ja) 液体吐出装置およびプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7312647

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150