JP2012158130A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な機構を用いることなく圧力調整部における液体の沈降成分を攪拌することができる液体噴射装置を提供する。
【解決手段】自己封止弁40を有するプリンターPRTであって、自己封止弁40は、インクカートリッジCTR側と連通するインク流入孔47が形成された第1インク収容室41と、インクジェットヘッドH側と連通するインク流出孔49が形成されると共に上記圧力に応じて変位し、容積を変化させるダイヤフラム部48を有する第2インク収容室42と、第1インク収容室41と第2インク収容室42とを連通させる連通孔43と、第2インク収容室42においてダイヤフラム部48の変位方向に延びる軸周りに回転可能な回転子51と、ダイヤフラム部48の変位運動を、回転子51の回転運動に変換するラチェット機構60と、を有するという構成を採用する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体噴射装置に関する。
特許文献1及び2には、液体噴射装置としてインクジェット式プリンターが開示されている。
特許文献1のプリンターにおいては、液体噴射ヘッドへのインクの供給圧を調整する自己封止弁の圧力室内の気泡を排出するために、自己封止弁の受圧部をカムによって外力を与えて変位させる機構を備えている。
特許文献2のプリンターにおいては、インク室へは第2のインクタンク、第1のインクタンク、リザーバ部を介してインクが供給され、第2のインクタンクにモーターの駆動によりプロペラを回転させてインクを攪拌する機構を備え、第1のインクタンクと第2のインクタンクの間は、インクの供給圧を調整する手段を介して連通している。
特開2007−15409号公報 特開平5−261934号公報
ところで、上記のようなプリンターにおいて、インクの噴射状態及び条件を常に一定に保つことは、高印字品質を確保するために重要である。そこで、インクカートリッジとインクジェットヘッドとの間を結ぶインク流路に、インクを溜めて圧力を調整する圧力調整部(圧力調整弁やダンパー等)を設ける構成が採用されている。しかしながら、圧力調整部は、その機能によりインクの流通を滞らせるため、顔料が分散したインク等を用いた場合、その溶媒中の成分の沈降が生じ易くなるという問題がある。
特許文献1の自己封止弁の受圧部をカムによって外力を与えて変位させる機構によれば、気泡の排出と共に、沈降成分の攪拌を期待できるが、別途、モーター等の駆動源を設けなければならず、複雑な機構を必要する。
また、特許文献2のプロペラを回転させてインクを攪拌する機構においても同様に、別途、モーター等の駆動源を設けなければならず、複雑な機構を必要とする。
また、上記モーター等の駆動源を設置するためのスペースが必要となり、構成の大型化に繋がるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、複雑な機構を用いることなく圧力調整部における液体の沈降成分を攪拌することができる液体噴射装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明は、液体貯溜部と液体噴射ヘッドとの間を結ぶ液体流路に設けられ、液体を溜めて圧力を調整する圧力調整部を有する液体噴射装置であって、上記圧力調整部は、上記液体貯溜部側と連通する液体流入孔が形成された液体流入部と、上記液体噴射ヘッド側と連通する液体流出孔が形成されると共に圧力に応じて変位し、容積を変化させるダイヤフラム部を有する液体収容部と、上記液体流入部と上記液体収容部とを連通させる連通孔と、上記液体収容部において上記ダイヤフラム部の変位方向に延びる軸周りに回転可能な回転子と、上記ダイヤフラム部の変位運動を、上記回転子の回転運動に変換するラチェット機構と、を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、液体収容部の圧力によって変位するダイヤフラム部の変位運動を、ラチェット機構によって回転子の回転運動に変換することで、別途駆動源を要することなく、液体収容部における液体の沈降成分を攪拌させることができる。
また、本発明においては、上記液体噴射ヘッドから液体を吸引する吸引装置を備えており、上記ラチェット機構は、上記吸引装置の吸引により上記ダイヤフラム部の変位量が所定値以上に達したときの上記変位運動を、上記回転運動に変換するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、液体噴射ヘッドから液体を強制的に吸引するクリーニング時において、ダイヤフラム部の変位運動を回転子の回転運動に変換させる。これにより、液体噴射ヘッドから液体を噴射する通常時においては、回転子の回転運動をさせずに、当該運動に伴う圧力調整機能への影響を回避させることができる。
また、本発明においては、上記回転子は、上記回転運動に伴って上記液体収容部の底部を掬う掬部を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、回転子の回転運動に伴って、掬部により液体収容部の底部に溜まった液体の沈降成分を掬い上げて攪拌させることができる。
また、本発明においては、上記液体流出孔は、上記回転運動に伴う上記掬部の移動経路外に設けられているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、掬部の近接による液体流出孔の閉塞や液体流出孔への液体の流れの阻害を防止できる。また、液体噴射ヘッドから液体を噴射する通常時においては、掬部に掬い上げられた液体の沈降成分を液体流出孔から液体噴射ヘッドへと供給されないようにすることができる。
また、本発明においては、上記ラチェット機構は、上記ダイヤフラム部の上記変位方向の一方側の変位運動を、上記回転子の回転方向の一方側の回転運動に変換する第1の傾斜面を有する第1の係合部と、上記ダイヤフラム部の上記変位方向の他方側の変位運動を、上記回転子の回転方向の一方側の回転運動に変換する第2の傾斜面を有する第2の係合部と、を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、ラチェット機構により、液体収容部の圧力変化に応動するダイヤフラム部の変位運動のうちの往路運動、復路運動のいずれにおいても、回転子の回転運動を一方側の回転方向に規制することができる。
本発明の実施形態におけるプリンターを示す平面図である。 本発明の実施形態におけるインク供給機構のインク流路を示す概略構成図である。 本発明の実施形態における自己封止弁を示す側面図である。 図3におけるA−A断面矢視図である。 本発明の実施形態におけるラチェット機構を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるラチェット機構の展開図である。 本発明の実施形態におけるクリーニング時の自己封止弁の状態を示す図である。 本発明の実施形態におけるクリーニング時のラチェット機構の動作を説明するための展開図である。 本発明の一別実施形態における掬部の構成を示す図である。 本発明の一別実施形態における回転子の外周部の構成を示す図である。
以下、本発明に係る液体噴射装置の各実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。本実施形態では、本発明に係る液体噴射装置として、インクジェット式プリンター(以下、プリンターと称する)を例示する。
図1は、本発明の実施形態におけるプリンターPRTを示す平面図である。
図1に示すプリンターPRTは、紙、プラスチックシートなどのシート状の記録媒体Mを搬送しつつ印刷処理を行う装置である。プリンターPRTは、筐体PBと、記録媒体Mにインクを噴射するインクジェット機構IJと、当該インクジェット機構IJにインクを供給するインク供給機構ISと、記録媒体Mを搬送する搬送機構CVと、インクジェット機構IJの保全動作を行うメンテナンス機構MNと、これら各機構を制御する制御装置CONTとを備えている。
以下、XYZ直交座標系を設定し、当該XYZ直交座標系を適宜参照しつつ各構成要素の位置関係を説明する。本実施形態では、記録媒体Mの搬送方向をX軸方向とし、当該記録媒体Mの搬送面においてX軸方向に直交する方向をY軸方向とし、X軸及びY軸を含む平面に垂直な方向をZ軸方向と表記する。
筐体PBは、Y軸方向を長手とするように形成されている。筐体PBには、上記のインクジェット機構IJ、インク供給機構IS、搬送機構CV、メンテナンス機構MN及び制御装置CONTの各部が取り付けられている。筐体PBには、プラテン13が設けられている。プラテン13は、記録媒体Mを支持する支持部材である。プラテン13は、筐体PBのうちX軸方向の中央部に配置されている。プラテン13は、+Z側に向けられた平坦面13aを有している。当該平坦面13aは、記録媒体Mを支持する支持面として用いられる。
搬送機構CVは、搬送ローラーや当該搬送ローラーを駆動するモーター等(共に不図示)を有している。搬送機構CVは、筐体PBの−X側から当該筐体PBの内部に記録媒体Mを搬送し、当該筐体PBの+X側から当該筐体PBの外部に排出する。搬送機構CVは、筐体PBの内部において、記録媒体Mがプラテン13上を通過するように当該記録媒体Mを搬送する。搬送機構CVは、制御装置CONTによって搬送のタイミングや搬送量などが制御されるようになっている。
インクジェット機構IJは、インクを噴射するインクジェットヘッド(液体噴射ヘッド)Hと、当該インクジェットヘッドHを保持して移動させるヘッド移動機構ACとを有している。インクジェットヘッドHは、プラテン13上に送り出された記録媒体Mに向けてインクを噴射する。インクジェットヘッドHは、インクを噴射する噴射面Haを有している。噴射面Haは、Z軸方向に向けられており、プラテン13の支持面に対向するように配置されている。
ヘッド移動機構ACは、キャリッジCAを有している。インクジェットヘッドHは、当該キャリッジCAに固定されている。キャリッジCAは、筐体PBの長手方向(Y軸方向)に架設されたガイド軸8に沿って移動自在な構成となっている。インクジェットヘッドH及びキャリッジCAは、プラテン13に対して+Z側に配置されている。
ヘッド移動機構ACは、キャリッジCAの他、パルスモーター9と、当該パルスモーター9によって回転駆動される駆動プーリー10と、筐体PBの長手方向において駆動プーリー10が設けられる側(+Y側)とは逆側(−Y側)に設けられた従動プーリー11と、駆動プーリー10と従動プーリー11との間に掛け渡されたタイミングベルト12とを有している。
キャリッジCAは、タイミングベルト12に接続されている。キャリッジCAは、タイミングベルト12の回転に伴ってY軸方向に移動可能に設けられている。Y軸方向へ移動する際、キャリッジCAは、ガイド軸8によって案内されるようになっている。
メンテナンス機構MNは、インクジェットヘッドHのホームポジションに配置されている。このホームポジションは、記録媒体Mに対して印刷が行われる領域から外れた領域に設定されている。本実施形態では、プラテン13の+Y側にホームポジションが設定されている。ホームポジションは、プリンターPRTの電源がオフである時や、長時間に亘って記録が行われない時などに、インクジェットヘッドHが待機する場所である。
メンテナンス機構MNは、インクジェットヘッドHの噴射面Haを覆うキャッピング機構CPや、当該噴射面Haを払拭するワイピング機構WPなどを有している。キャッピング機構CPには、吸引ポンプなどの吸引装置SCが接続されている。吸引装置SCにより、キャッピング機構CPは、噴射面Haを覆いつつインクジェットヘッドHからインクを吸引できるようになっている。
インク供給機構ISは、インクジェットヘッドHにインクを供給する。インク供給機構ISは、複数のインクカートリッジ(液体貯溜部)CTRを有している。本実施形態のプリンターPRTは、インクカートリッジCTRがインクジェットヘッドHとは異なりキャリッジCAに搭載されない構成(オフキャリッジ型)を採用している。
図2は、本発明の実施形態におけるインク供給機構ISのインク流路20を示す概略構成図である。
インク供給機構ISは、インクカートリッジCTRとインクジェットヘッドHとの間を結ぶインク流路(液体流路)20を有する。インク流路20の一端部には、インク供給針21が設けられている。インク供給針21は、インクカートリッジCTR内に挿入され、インクカートリッジCTR内部とインク流路20とを連通させる。
インク供給針21を介してインク流路20に導入されたインクは、逆止弁22を介して減圧室23に到る。減圧室23は、内部圧力の大きさに応じて変位し、容量を変化させるダイヤフラム部24と、ダイヤフラム部24を付勢する圧縮バネ25とを有する。また、減圧室23には、その内部を減圧状態とする減圧ポンプ26と、その内部の減圧状態を解除する大気開放弁27とが接続されている。
大気開放弁27を閉じ、減圧ポンプ26を駆動させると、ダイヤフラム部24が圧縮バネ25の付勢に抗して膨らみ、インクカートリッジCTR側から減圧室23内にインクを流入させることができる。また、減圧ポンプ26の駆動を停止し、大気開放弁27を開放すると、圧縮バネ25の付勢によりダイヤフラム部24が収縮して、逆止弁28を介し所定圧力で減圧室23からインクを流出させることができる。
減圧室23から流出したインクは、チョーク弁29、自己封止弁(圧力調整部)40を介して、インクジェットヘッドHへ供給される。チョーク弁29は、キャッピング機構CPの吸引装置SCによって、インクジェットヘッドH側が所定圧力よりも減圧されたときに、インク流路20を閉塞するダイヤフラム部30を有する。吸引装置SCは、チョーク弁29により、所謂チョーククリーニングを実施可能となる。
チョーククリーニングとは、吸引装置SCの駆動によりインクジェットヘッドH側のインク流路20を減圧し、チョーク弁29が閉じた後においてもさらにチョーク弁29よりも上流側の閉塞された流路を減圧し、この減圧状態で、減圧室23から加圧されたインクをチョーク弁29に流し込むことで、閉塞された流路を開放すると共に減圧されたインクジェットヘッドH側のインク流路20にインクを勢いよく流し込み、自己封止弁40、インクジェットヘッドHにおける混入した気泡や増粘インク等を強制的に排出させるクリーニング処理である。なお、インクジェットヘッドHから強制的に吸引排出されたインクは、廃液として廃液吸収材31に吸収される。
図3は、本発明の実施形態における自己封止弁40を示す側面図である。図4は、図3におけるA−A断面矢視図である。なお、図3及び図4における紙面上下方向は、鉛直方向(重力方向)に対応しており、また、符号Sは、インクに含まれる顔料等の沈降成分を模式的に示す。
自己封止弁40は、インクカートリッジCTRとインクジェットヘッドHとの間を結ぶインク流路20に設けられ、インクを溜めると共にインクジェットヘッドH側の圧力に応じてインク流路20を開閉する圧力調整弁として機能する。自己封止弁40は、インクジェットヘッドHと共にキャリッジCAに搭載されている(図1参照)。
自己封止弁40は、図4に示すように、インクカートリッジCTR側に設けられた第1インク収容室(液体流入部)41と、インクジェットヘッドH側に設けられた第2インク収容室(液体収容部)42と、を連通させる連通孔43を開閉する開閉弁44を有する。開閉弁44は、第2インク収容室42の圧力に応じて、連通孔43を閉塞する位置と、開閉圧調整バネ45の付勢に抗して連通孔43を開放する位置と、に変位可能な構成となっている。
本実施形態の開閉弁44は、開閉圧調整バネ45によって、第2インク収容室42の圧力が大気圧から−100Pa(パスカル)に達すると連通孔43を開放する構成となっている。例えば、開閉弁44の全変位ストロークを1mm〜2mmとすると、この際の開閉弁44の変位ストロークは、0.03mm〜0.05mmとなるように設定されている。なお、クリーニング時において、吸引装置SCが大気圧から−80kPa(キロパスカル)でインクを吸引すると、開閉弁44は、上記0.03mm〜0.05mmよりも大きく変位するように、例えば全変位(1mm〜2mmの変位)するように設定されている。
第1インク収容室41は、ベース部材46によって形成されている。第1インク収容室41は、ベース部材46に形成されてインクカートリッジCTR側と連通するインク流入孔(液体流入孔)47を備える。インク流入孔47は、インク流路20を介してチョーク弁29と接続されている。第1インク収容室41は、インク流入孔47から流入したインクを貯溜する所定の容積を有する。なお、第1インク収容室41には、開閉弁44と、開閉圧調整バネ45とが収容されている。
第2インク収容室42は、ベース部材46とダイヤフラム部48とによって形成されている。第2インク収容室42は、ベース部材46に形成されてインクジェットヘッドH側と連通するインク流出孔(液体流出孔)49を備える。インク流出孔49は、インク流路20を介しインクジェットヘッドHと接続されている。第2インク収容室42は、連通孔43から流入したインクを貯溜する可変の容積を有する。なお、第2インク収容室42には、受圧板50と、回転子51とが収容されている。
ダイヤフラム部48は、複層の可撓性樹脂フィルムから形成されている。ダイヤフラム部48は、ベース部材46の一側面に所定の弛みを持たせた状態で固着されている。ダイヤフラム部48は、第2インク収容室42の圧力に応じて変位し、第2インク収容室42の容積を変化させる構成となっている。
受圧板50は、円板形状を有している(図3参照)。受圧板50は、ダイヤフラム部48の第2インク収容室42に面する樹脂層(例えばポリプロピレン層)に熱溶着されており、ダイヤフラム部48の変位と一体的に移動可能な構成となっている。受圧板50には、開閉圧調整バネ45による付勢力が、開閉弁44、回転子51を介して、ダイヤフラム部48を膨らませる方向に作用している。インクジェットヘッドH側でインクが消費され、第2インク収容室42の圧力が小さくなり、ダイヤフラム部48が収縮すると、受圧板50は、開閉圧調整バネ45の付勢に抗して、回転子51と共に開閉弁44を押し返し、連通孔43を開放させる。
回転子51は、第2インク収容室42において、ダイヤフラム部48の変位方向(図4において紙面左右方向)に延びる回転軸O周りに回転可能に設けられている。回転子51は、受圧板50及び連通孔43に対して相対回転可能に設けられている。回転子51には、図3に示すように、回転軸Oから放射状に所定間隔をあけて複数のアーム52が設けられている。本実施形態のアーム52は、回転軸Oを中心として90度間隔で計4つ設けられている。アーム52の先端部には、第2インク収容室42の底部を掬う掬部53が設けられている。
掬部53は、回転軸Oに向かう側が開口する凹形状を有する。回転子51が回転する際の掬部53の移動経路は、第2インク収容室42の外形を形成するベース部材46の外壁46bに沿って設定されている。インク流出孔49は、回転子51の回転運動に伴う掬部53の移動経路外に設けられている。詳しくは、インク流出孔49は、第2インク収容室42の底部よりも上方であって、掬部53の移動経路よりも回転軸O寄りに設けられている。また、アーム52には、インク流出孔49に対応する位置に、開口部52aが形成されている。
自己封止弁40は、ダイヤフラム部48の変位運動を、回転子51の回転運動に変換するラチェット機構60を有する。本実施形態のラチェット機構60は、連通孔43、開閉弁44、回転子51を含んで構成されている。
図5は、本発明の実施形態におけるラチェット機構60を示す分解斜視図である。図6は、本発明の実施形態におけるラチェット機構60の展開図である。
連通孔43の内周面には、図5に示すように、回転軸Oが延びるダイヤフラム部48の変位方向(以下、単に変位方向と称する)に沿って延在する溝61が形成されている。溝61は、回転軸O周りの周方向(以下、単に周方向と称する)において間隔をあけて複数設けられている。本実施形態の溝61は、周方向において等間隔で8つ、回転軸Oを中心として45度間隔で設けられている。
開閉弁44は、連通孔43に沿って変位方向に移動可能な開閉弁軸筒62を有する。開閉弁軸筒62の外周面には、溝61に対し周方向において係止する係止片63が設けられている(図6参照)。係止片63は、周方向において間隔をあけて複数設けられている。本実施形態の係止片63は、周方向において等間隔で2つ、回転軸Oを中心として180度間隔で設けられている。係止片63は、溝61に対し周方向において係止することで連通孔43に対する開閉弁軸筒62の回転軸O周りの相対回転を規制すると共に、連通孔43に対する開閉弁軸筒62の変位方向における移動をガイドする構成となっている。
開閉弁軸筒62の変位方向一方側(図6において紙面左側)の端部には、係合突起64が形成されている。係合突起64は、変位方向一方側に突出する三角形状を環状に連ねることで形成されている(図5参照)。
なお、開閉弁軸筒62の変位方向他方側(図6において紙面右側)の端部には、開閉弁44が開状態となったときにインクが第1インク収容室41から流出する開口部65が形成されている(図4参照)。
回転子51は、連通孔43に沿って変位方向に移動可能な回転子軸筒66を有する。回転子軸筒66の変位方向他方側の端部には、図5に示すように、係合突起67が形成されている。係合突起67は、変位方向他方側に突出する三角形状を環状に連ねることで形成されている。回転子軸筒66の係合突起67と、開閉弁軸筒62の係合突起64とは、変位方向において対向して係合可能に設けられている。回転子軸筒66の係合突起67と、開閉弁軸筒62の係合突起64とは、ラチェット機構60の第1の係合部68を構成する。
なお、回転子軸筒66の変位方向一方側の端部には、開閉弁44が開状態となったときにインクが第2インク収容室42へ放射状に流出する開口部69が形成されている(図4参照)。
回転子軸筒66の外周面には、変位方向に延在する第2の係合突起70が設けられている。第2の係合突起70は、周方向において間隔をあけて複数設けられている。本実施形態の第2の係合突起70は、周方向において等間隔で4つ、回転軸Oを中心として90度間隔で設けられている。第2の係合突起70は、溝61に挿入可能な幅を有する。
連通孔43の内周面には、係合突起71が設けられている。係合突起71は、周方向において間隔をあけて複数設けられている。周方向で隣り合う係合突起71の間に溝61が形成される。本実施形態の係合突起71は、周方向において等間隔で8つ、回転軸Oを中心として45度間隔で設けられている。連通孔43の係合突起71と、回転子軸筒66の第2の係合突起70とは、変位方向において対向して係合可能に設けられている。連通孔43の係合突起71(溝61を含む)と、回転子軸筒66の第2の係合突起70とは、ラチェット機構60の第2の係合部72を構成する。
第1の係合部68は、ダイヤフラム部48の変位方向一方側(図6において紙面左側)の変位運動を、回転子51の回転方向一方側(本実施形態では例えば反時計回り)の回転運動に変換する第1の傾斜面73を有する。
第2の係合部72は、ダイヤフラム部48の変位方向他方側(図6において紙面右側)の変位運動を、回転子51の回転方向一方側(本実施形態では例えば反時計回り)の回転運動に変換する第2の傾斜面74を有する。
図6に示すように、第1の傾斜面73と第2の傾斜面74とは、略同一の傾斜角度を有する。また、第1の傾斜面73の一部と第2の傾斜面74の一部とは、周方向において、重複する位置に配置されている。本実施形態では、第1の傾斜面73の一部が、第2の傾斜面74の一部に、周方向において跨るような位置関係を有する。また、第1の係合部68と第2の係合部72とは、変位方向において、回転子51(回転子軸筒66)に対して係合する位置が互いに異なっている。換言すると、第1の係合部68と第2の係合部72とは、同時に係合状態とならず、一方が係合状態のときは他方が非係合状態になるよう構成されている。
インクジェットヘッドHからインクを強制的に吸引するクリーニング時以外の時、すなわち、インクジェットヘッドHからインクを記録媒体Mに向けて噴射し、印刷する通常時においては、図6に示すように、第1の係合部68が係合状態となり、第2の係合部72が非係合状態となっている。このとき、連通孔43の係合突起71と、回転子軸筒66の第2の係合突起70とは、変位方向において、距離Kをあけて配置されている。具体的に距離Kは、第2インク収容室42の圧力が大気圧から−100Pa(パスカル)以下に達したときの開閉弁44の変位ストロークの0.03mm〜0.05mmよりも大きくなるように設定されている。
この構成によれば、インクジェットヘッドHからインクを噴射する通常時においては、回転子51の回転運動をさせずにおくことができるので、圧力調整機能への影響(開閉圧のバラツキ等)を回避させることができる。
なお、図3に示すように、インク流出孔49は、第2インク収容室42の底部よりも上方に設けられている。この構成によれば、インクジェットヘッドHからインクを噴射する通常時においては、第2インク収容室42の底部に溜まった沈降成分Sをインク流出孔49からインクジェットヘッドH側へと供給されないようにすることができる。
図7は、本発明の実施形態におけるクリーニング時の自己封止弁40の状態を示す図である。図8は、本発明の実施形態におけるクリーニング時のラチェット機構60の動作を説明するための展開図である。
ラチェット機構60は、クリーニング時の吸引装置SCの吸引によりダイヤフラム部48の変位量が所定値以上に達したときの変位運動を、回転子51の回転運動に変換する構成となっている。なお、当該所定値は、距離K(図6参照)により設定される。
図7に示すように、クリーニング時の負圧によりダイヤフラム部48が収縮すると、受圧板50は、開閉圧調整バネ45の付勢に抗して、回転子51と共に開閉弁44を押し返す。この変位量が、距離Kに達すると、図8(a)に示すように、回転子軸筒66の第2の係合突起70と、連通孔43の第2の傾斜面74とが接触する。
第2の傾斜面74は、周方向に沿って設けられ、変位方向に対して傾いて設けられている。このため、回転子軸筒66の第2の係合突起70は、変位方向他方側(紙面右側)へ向かうにつれて、周方向一方側(紙面上側)に移動する。
第2の傾斜面74は、回転子軸筒66の第2の係合突起70を、連通孔43の係合突起71の間の溝61に導き、図8(b)に示すように、第2の係合部72を係合状態とさせると共に、第1の係合部68を非係合状態とさせる。
図8(a)から図8(b)へと、回転子軸筒66の第2の係合突起70が、周方向一方側(紙面上側)に移動すると、回転子51が、回転軸O周りの回転方向一方側(本実施形態では例えば反時計回り)に所定角度回転する。
一方、クリーニングが終了し、負圧が解除されると、受圧板50は、開閉圧調整バネ45の付勢によって、回転子51及び開閉弁44と共に押し返され、図4に示すように、ダイヤフラム部48が膨張する。このとき、回転子軸筒66の第2の係合突起70は、図8(b)の状態から溝61に沿って、変位方向一方側(紙面左側)へ向かうこととなる。
回転子軸筒66の第2の係合突起70が、連通孔43の係合突起71の先端を超えると、第2の係合部72の係合状態が解除されて非係合状態となり、代わりに第1の係合部68が係合状態となる(図6参照)。
第1の傾斜面73は、周方向に沿って設けられ、変位方向に対して傾いて設けられている。このため、回転子軸筒66の係合突起67は、変位方向一方側(紙面左側)へ向かうにつれて、周方向一方側(紙面上側)に移動する。
図8(b)から図6へと、回転子軸筒66の係合突起67が、周方向一方側(紙面上側)に移動すると、回転子51が、回転軸O周りの回転方向一方側(本実施形態では例えば反時計回り)に所定角度回転する。
本実施形態のラチェット機構60によれば、第2インク収容室42の圧力変化に応動するダイヤフラム部48の変位運動のうちの往路運動、復路運動のいずれにおいても、回転子51の回転運動を回転方向一方側の回転運動に規制することができる。
また、本実施形態では、クリーニングに伴いダイヤフラム部48が一往復変位すると、回転子51が回転軸O周りに1/8回転する。したがって、クリーニングを8回行うと、回転子51が回転軸O周りに1回転する。
以上のように、クリーニング時の負圧によるダイヤフラム部48の収縮に応動して回転子51を回転させることにより、第2インク収容室42の底部に溜まった沈降成分Sを攪拌させることができる。また、沈降成分Sを攪拌することで、従来のクリーニングのように第2インク収容室42内の全てのインクを廃液しなくても、沈降成分Sを効果的に除去することができる。したがって、従来よりもクリーニング時のインクの廃液量を少なくすることが可能となる。
本実施形態の回転子51は、図3に示すように、当該回転運動に伴って第2インク収容室42の底部を掬う掬部53を有する。したがって、回転子51の回転運動に伴って、掬部53により第2インク収容室42の底部に溜まったインクの沈降成分Sを掬い上げて攪拌させることができる。掬部53に保持された沈降成分Sは、回転子51の回転に伴い上側に持ち上げられ、掬部53の開口部が水平よりも下側に向いたときに落下する。これにより、沈降成分Sと、第2インク収容室42の上側の濃度の薄いインクとが、混ざり合い易くなり、攪拌効率が高まる。
また、図3に示すように、本実施形態のインク流出孔49は、当該回転運動に伴う掬部53の移動経路外に設けられているため、掬部53の近接によるインク流出孔49の閉塞やインク流出孔49へのインクの流れの阻害を防止できる。また、インクジェットヘッドHからインクを噴射する通常時においては、掬部53に掬い上げられたインクの沈降成分Sをインク流出孔49からインクジェットヘッドHへと供給されないようにすることができる。さらに、アーム52には、インク流出孔49に対応する位置に、開口部52aが形成されているため、アーム52の近接によるインク流出孔49の閉塞やインク流出孔49へのインクの流れの阻害を防止できる。
したがって、上述した本実施形態によれば、インクカートリッジCTRとインクジェットヘッドHとの間を結ぶインク流路20に設けられ、インクを溜めると共にインクジェットヘッドH側の圧力に応じてインク流路20を開閉して圧力を調整する自己封止弁40を有するプリンターPRTであって、自己封止弁40は、インクカートリッジCTR側と連通するインク流入孔47が形成された第1インク収容室41と、インクジェットヘッドH側と連通するインク流出孔49が形成されると共に上記圧力に応じて変位し、容積を変化させるダイヤフラム部48を有する第2インク収容室42と、第1インク収容室41と第2インク収容室42とを連通させる連通孔43と、第2インク収容室42においてダイヤフラム部48の変位方向に延びる軸周りに回転可能な回転子51と、ダイヤフラム部48の変位運動を、回転子51の回転運動に変換するラチェット機構60と、を有するという構成を採用することによって、第2インク収容室42の圧力によって変位するダイヤフラム部48の変位運動を、ラチェット機構60によって回転子51の回転運動に変換することで、別途駆動源を要することなく、第2インク収容室42におけるインクの沈降成分Sを攪拌させることができる。
したがって、本実施形態では、複雑な機構を用いることなく自己封止弁40におけるインクの沈降成分Sを攪拌することができるプリンターPRTが得られる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、図9に示す一別実施形態のように、掬部53の形状を工夫しても良い。図9における掬部53は、凹形状のうち、回転子51の回転方向に対して逆側の後部53b側が、前部53a側よりも高く反り上がっている。この構成によれば、後部53bの高さの設定で、掬部53に保持した沈降成分Sを、どの程度上方で落下させるかを変更可能とさせることができる。例えば、図9に示すように、掬部53が水平よりも鉛直上方に位置したときに、沈降成分S(図9において不図示)を落下させることも可能となる。
また、例えば、図10に示す一別実施形態のように、回転子51の外周部51aを連続する環形状としても良い。外周部51aの内側溝には、突起部51bが周方向において所定間隔で設けられている。この構成によっても、回転子51の回転に伴い、沈降成分S(図10において不図示)を上方に持ち上げることが可能となる。
また、上記実施形態においては、液体噴射装置がプリンターPRTである場合を例にして説明したが、プリンターに限られず、複写機及びファクシミリ等の装置であってもよい。
また、液体噴射装置としては、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする構成を採用してもよい。本発明は、例えば微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクが挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。
H…インクジェットヘッド(液体噴射ヘッド)、20…インク流路(液体流路)、40…自己封止弁(圧力調整部)、41…第1インク収容室(液体流入部)、42…第2インク収容室(液体収容部)、43…連通孔、47…インク流入孔(液体流入孔)、48…ダイヤフラム部、49…インク流出孔(液体流出孔)、51…回転子、53…掬部、60…ラチェット機構、68…第1の係合部、72…第2の係合部、73…第1の傾斜面、74…第2の傾斜面、SC…吸引装置、CTR…インクカートリッジ(液体貯溜部)、PRT…プリンター(液体噴射装置)

Claims (5)

  1. 液体貯溜部と液体噴射ヘッドとの間を結ぶ液体流路に設けられ、液体を溜めて圧力を調整する圧力調整部を有する液体噴射装置であって、
    前記圧力調整部は、
    前記液体貯溜部側と連通する液体流入孔が形成された液体流入部と、
    前記液体噴射ヘッド側と連通する液体流出孔が形成されると共に圧力に応じて変位し、容積を変化させるダイヤフラム部を有する液体収容部と、
    前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる連通孔と、
    前記液体収容部において前記ダイヤフラム部の変位方向に延びる軸周りに回転可能な回転子と、
    前記ダイヤフラム部の変位運動を、前記回転子の回転運動に変換するラチェット機構と、
    を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記液体噴射ヘッドから液体を吸引する吸引装置を備えており、
    前記ラチェット機構は、前記吸引装置の吸引により前記ダイヤフラム部の変位量が所定値以上に達したときの前記変位運動を、前記回転運動に変換することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記回転子は、前記回転運動に伴って前記液体収容部の底部を掬う掬部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体流出孔は、前記回転運動に伴う前記掬部の移動経路外に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
  5. 前記ラチェット機構は、
    前記ダイヤフラム部の前記変位方向の一方側の変位運動を、前記回転子の回転方向の一方側の回転運動に変換する第1の傾斜面を有する第1の係合部と、
    前記ダイヤフラム部の前記変位方向の他方側の変位運動を、前記回転子の回転方向の一方側の回転運動に変換する第2の傾斜面を有する第2の係合部と、
    を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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