JP5707992B2 - 液体収容体、攪拌装置、攪拌方法及び液体噴射装置 - Google Patents
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Description
本発明によれば、付勢部が所定方向に巻かれるように弾性力を作用させる板バネ部材を有し、板バネ部材が弾性力によって袋体を巻きながら収縮するように袋体に取り付けられているため、袋体の収縮時には、袋体が巻かれるのに伴って袋体の角が内側に巻き込まれることになる。このため、作業者などが袋体の角に接触するのを抑制することができる。
本発明によれば、複数の板バネ部材のうち第一板バネ部材と第二板バネ部材とが、巻かれる方向が反対方向となるように所定方向に交差する方向に並んで配置されており、所定方向に交差する第二方向に並んで配置されており、第一板バネ部材と第二板バネ部材との間には、当該第一板バネ部材と第二板バネ部材とが重なって配置されるように袋体を折り返す折り返し部が設けられているため、第一板バネ部材と第二板バネ部材とが重なった状態では、第一板バネ部材及び第二板バネ部材の収縮する方向が揃うことになる。したがって、第二収容室の液体の減少に伴い、板バネ部材が巻かれる方向と、当該袋体が折り返される方向と、の2つの方向に袋体を収縮させることができる。より具体的には、袋体が折り返されながら巻かれていくことになる。これにより、袋体が収縮時に一層コンパクトになるため、液体収容体の外形寸法が大きくなってしまうのを抑えることができる。
本発明によれば、板バネ部材が複数設けられており、複数の板バネ部材の少なくとも2つは、巻かれる方向が互いに同一方向となるように所定方向に交差する第二方向に並んで配置されているため、第二方向について袋体に均一な力で巻きつけることができる。したがって、巻き上がりの形状にバラつきが生じるのを抑制することができ、液体が第二収容室に残留するのを抑制することができる。
本発明によれば、板バネ部材が所定方向に交差する第二方向に複数設けられており、複数の板バネ部材が第二方向の中央部へ向けて変形するように並んで配置されているので、袋体をよりコンパクトに収縮させることができる。
本発明によれば、液体に起因する不具合を抑制することができる液体収容体が用いられているので、良好な噴射特性を維持することが可能な液体噴射装置が得られる。
図1は、本実施形態に係る印刷装置PRT(液体噴射装置)の概略構成を示す図である。本実施形態では、印刷装置PRTとしてインクジェット型の印刷装置を例に挙げて説明する。印刷装置PRTには、本実施形態の特徴的構成要素であるインクカートリッジ(液体供給装置)ICが装着されている。
図2に示すように、インクカートリッジICは、貯留パック(液体貯留部)PK1と、攪拌パックPK2とを有している。貯留パックPK1及び攪拌パックPK2は、容器7に収容されている。容器7は、第一室7A及び第二室7Bに仕切られている。貯留パックPK1は、第一室7Aに収容されている。攪拌パックPK2は、第二室7Bに収容されている。
図3に示すように、攪拌パックPK2は、袋体21と、付勢部22とを有している。
図4(a)に示すように、板バネ部材30は、当該板バネ部材30の短手方向の中央部が湾曲した形状に形成されている。板バネ部材30は、湾曲によって突出した凸面30bと、当該凸面30bの反対側の面である凹面30cとを有している。板バネ部材30のうち長手方向の端部30aを突出方向とは反対方向に曲げると、図4(b)に示すように、端部30aが弾性力によって長手方向に巻かれるように変形する。この場合、板バネ部材30は、凹面30cを内側に巻き込むように変形する。
図5(a)に示すように、袋体21の第二収容室RM2が空の場合、攪拌パックPK2は板バネ部材30の弾性力により袋体21の端部21a及び板バネ部材30の端部30aが開口部OP側まで巻かれた状態(縮んだ状態)となる。この状態において、板バネ部材30の弾性力により、第二収容室RM2には所定圧力Pcが加わっている。なお、板バネ部材30の弾性力は、所定圧力Pcとして例えば大気圧P2よりも大きい圧力を第二収容室RM2に加えることができるように設定されている。
ヘッドHからのインクLの噴射が行われると、ヘッドH内のインクLが消費される。このため、続けて噴射を行う場合にはヘッドHに新たなインクLを供給する必要が生じる。ヘッドHに新たなインクLを供給する場合、制御装置CONTは、まず図6に示すように開閉弁VAを開放状態とし、一方向弁V1及びV2と、開閉弁VCとをそれぞれ閉塞状態とする。この動作により、第一収容室RM1、接続管5A、供給チューブTB及びヘッドHの間が連通される。また、第一収容室RM1と大気との間、第一収容室RM1と第二収容室RM2との間が、それぞれ遮断される。
上記実施形態では、短手方向βに並べて設けられた3つの板バネ部材30のそれぞれが同一方向に巻かれるように変形する構成を例に挙げて説明したが、これに限られることは無い。
図12に示すように、袋体21のうち折り返し部21b及び21cによってβ方向に区画される3つの部分には、それぞれ−γ方向に湾曲する板バネ部材31及び33と、+γ方向に湾曲する板バネ部材32とβ方向に交互に設けられている。
図19に示すように、第一接続管51が第一収容室RM1の第三接続部43と第二収容室RM2の第二接続部42とを接続し、第二接続管52が第一収容室RM1の第四接続部44と第二収容室RM2の第一接続部41とを接続する構成であっても構わない。
Claims (5)
- 液体噴射ヘッドと供給流路で接続される第一収容室であって、該供給流路を介して該液体噴射ヘッドに供給する液体を収容し圧力調整部によって圧力が調整可能な第一収容室を有する液体貯留部と、
前記液体を収容する第二収容室を有し、可撓性を有するように形成された袋体と、
前記第一収容室と前記第二収容室とを接続し、前記第一収容室から前記第二収容室への前記液体の流通を許容すると共に前記第二収容室から前記第一収容室への前記液体の流通を抑止する第一流通調整部を有する第一流路と、
前記第一流路とは異なる経路で前記第一収容室と前記第二収容室とを接続し、前記第一収容室から前記第二収容室への前記液体の流通を抑止すると共に前記第二収容室から前記第一収容室への前記液体の流通を許容する第二流通調整部を有する第二流路と、
前記圧力調整部によって前記第一収容室の圧力が第一圧力にされた場合に前記第一流路を介して前記第一収容室から前記第二収容室へと前記液体が移動するように、かつ、前記圧力調整部によって前記第一収容室の圧力が前記第一圧力よりも小さい第二圧力にされた場合に前記第二流路を介して前記第二収容室から前記第一収容室へと前記液体が移動するように、前記第二収容室の体積が小さくなる方向に前記袋体を収縮させることで前記第二収容室に対して前記第一圧力よりも小さく前記第二圧力よりも大きい第三圧力を加える付勢部と
を備え、
前記第一流路は、前記第二流路が前記第一収容室と接続される位置より鉛直方向下側の位置で該第一収容室と接続されることを特徴とする液体収容体。 - 前記付勢部は、所定方向に巻かれるように弾性力を作用させる板バネ部材を有し、
前記板バネ部材は、前記弾性力によって前記袋体を巻きながら収縮するように前記袋体に取り付けられている
請求項1に記載の液体収容体。 - 液体噴射ヘッドと供給流路で接続される第一収容室であって、該供給流路を介して該液体噴射ヘッドに供給する液体を収容する液体貯留部のうち圧力調整部によって圧力が調整可能に設けられた第一収容室にそれぞれ異なる経路である第一流路及び第二流路を介して接続され、前記液体を収容する第二収容室を有し、可撓性を有するように形成された袋体と、
前記第一流路に設けられ、前記第一収容室から前記第二収容室への前記液体の流通を許容すると共に前記第二収容室から前記第一収容室への前記液体の流通を抑止する第一流通調整部と、
前記第二流路に設けられ、前記第一収容室から前記第二収容室への前記液体の流通を抑止すると共に前記第二収容室から前記第一収容室への前記液体の流通を許容する第二流通調整部を有する第二流路と、
前記第二収容室の体積が小さくなる方向に前記袋体を収縮させることで前記第二収容室を所定圧力で加圧する付勢部と、
前記第一収容室の圧力を前記所定圧力よりも大きい圧力にすることで前記第一流路を介して前記第一収容室から前記第二収容室へと前記液体を移動させる第一動作と、前記第一収容室の圧力を前記所定圧力よりも小さい圧力にすることで前記第二流路を介して前記第二収容室から前記第一収容室へと前記液体を移動させる第二動作と、を前記圧力調整部に交互に行わせて前記第一収容室と前記第二収容室との間で前記液体を往復させる制御部と
を備え、
前記第一流路は、前記第二流路が前記第一収容室と接続される位置より鉛直方向下側の位置で該第一収容室と接続されることを特徴とする攪拌装置。 - 液体噴射ヘッドと供給流路で接続される第一収容室であって、該供給流路を介して該液体噴射ヘッドに供給する液体を収容する液体貯留部のうち圧力調整部によって圧力が調整可能に設けられた第一収容室にそれぞれ異なる経路である第一流路及び第二流路を介して接続され、前記液体を収容する第二収容室を有し、可撓性を有するように形成され、前記第一収容室から前記第二収容室への前記液体の流通を許容すると共に前記第二収容室から前記第一収容室への前記液体の流通を抑止する第一流通調整部が前記第一流路に設けられると共に前記第一収容室から前記第二収容室への前記液体の流通を抑止すると共に前記第二収容室から前記第一収容室への前記液体の流通を許容する第二流通調整部が前記第二流路に設けられた袋体を、前記第二収容室の体積が小さくなる方向に収縮させることで前記第二収容室を所定圧力で加圧するステップと、
前記供給流路の連通が遮断された状態で、前記第一収容室の圧力を前記所定圧力よりも大きい圧力にすることで前記第一流路を介して前記第一収容室から前記第二収容室へと前記液体を移動させる第一動作と、前記第一収容室の圧力を前記所定圧力よりも小さい圧力にすることで前記第二流路を介して前記第二収容室から前記第一収容室へと前記液体を移動させる第二動作と、を前記圧力調整部に交互に行わせて前記第一収容室と前記第二収容室との間で前記液体を往復させるステップと
を含む攪拌方法。 - 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドに前記液体を収容する液体収容体と
を備え、
前記液体収容体として、請求項1または請求項2に記載の液体収容体が用いられている
液体噴射装置。
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