JP2021030470A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロールシートの大型化や搬送速度の高速化により停止時等にロールシートの慣性力が増大しても、低コストで画像品位を維持する。【解決手段】長尺のシートをロール状に巻き回してなるロールシートからシートを引き出して搬送する搬送手段と、前記搬送手段が搬送するシートに画像を記録する記録手段と、前記搬送手段を駆動する駆動源と、前記駆動源から前記搬送手段に駆動を伝達する駆動伝達手段と、前記搬送手段がシートを搬送しているときに一定以上の負荷がかかっている間は前記駆動源からの駆動の伝達を遮断する遮断手段と、前記搬送手段に搬送されるシートの搬送に関する情報を検出する検出手段と、前記検出手段により検出した前記情報に応じて、搬送されているシートに前記記録手段が記録を行うタイミングを同期させる制御手段と、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、長尺のシートをロール状に巻き回してなるロールシートから引き出されたシートに画像を記録する記録装置に関する。
従来より、長尺のシートをロール状に巻き回してなるロールシートから引き出されたシートに一定速度で搬送しながら画像を記録するプリンタやプロッタなどの記録装置が知られている。このような記録装置において、シートの搬送に伴うロールシートの回転/停止の際、慣性力によってロールシートが直ぐに停止できずに少量だけ回転することで、搬送路上のシートに弛みが発生してしまうことがある。このシートに発生した弛みは、シートを搬送することで無くなる。しかし、搬送するシートに弛みが無くなり張力が発生する瞬間に、シートを搬送する搬送ローラに大きな負荷になり得、シートの搬送速度が変化するため、結果として画像品位に影響を与える。
そのため、ロールシートから引き出されたシートに画像を記録する記録装置では、シートの弛みを防止する手段やシートの弛みを巻き取る手段を取り入れている。さらにロールシートは、残量によって外径が変わり、その残量の変化に伴って回転速度やトルクが変動してしまう。そのため、ロールシートの外径(残量)検知に応じてロールシートを回転駆動するモータのトルクを制御すること(特許文献1参照)や、搬送停止時にロールシートのギアにトルクリミッタを噛み合わせること(特許文献2参照)によって、シートの弛みを軽減する工夫がなされている。
特開2013−216497号公報 特開2005−280055号公報
しかしながら、従来技術では、ロールシートの大型化や搬送速度の高速化に伴ってロールシートの制動力が増大するほど、そのロールシートの搬送にかかわるモータの大型化や、高度な制御を行うためのセンサやアクチュエータが必要となる。そのため、ロールシートが大型化あるいはロールシートの搬送速度が高速化するほど、コストが増えてしまうという課題があった。
そこで本発明の目的は、ロールシートの大型化や搬送速度の高速化により停止時等にロールシートの慣性力が増大しても、低コストで画像品位を維持可能な記録装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、長尺のシートをロール状に巻き回してなるロールシートからシートを引き出して搬送する搬送手段と、前記搬送手段が搬送するシートに画像を記録する記録手段と、前記搬送手段を駆動する駆動源と、前記駆動源から前記搬送手段に駆動を伝達する駆動伝達手段と、前記搬送手段がシートを搬送しているときに一定以上の負荷がかかっている間は前記駆動源からの駆動の伝達を遮断する遮断手段と、前記搬送手段に搬送されるシートの搬送に関する情報を検出する検出手段と、前記検出手段により検出した前記情報に応じて、搬送されているシートに前記記録手段が記録を行うタイミングを同期させる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、弛みが発生したシートに張力が発生する際に、搬送手段への駆動の伝達が遮断される。このため、ロールシートの大型化や搬送速度の高速化により停止時等にロールシートの慣性力が増大しても、低コストで画像品位を維持することができる。
第1実施形態に係る記録装置の断面図 第1実施形態に係る記録装置の上面図 第1実施形態の弛みが発生した記録媒体に張力が発生する際の力関係の説明図 第1実施形態の制御系を構成するブロック図 第1実施形態に係る記録装置の画像記録方法を示すフローチャート 第2実施形態に係る記録装置の上面図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、本実施形態の記録装置の給送部25には、記録媒体としての長尺のシートをロール状に巻き回してなるロールシート14がセットされる。ロールシート14は、給送部25において不図示の中心軸に支持される。ロールシート14は後述する搬送ローラ2とピンチローラ6によってシートSが引っ張られることで従動回転してシートSが繰り出される。搬送ローラ26が停止するとシートSは引っ張られなくなるが、ロールシート14が持つ慣性力で回転させられて弛みが発生する。この弛みを低減するため、ロールシート14を支持する前記中心軸には不図示のトルクリミッタが具備されている。中心軸のトルクリミッタは、ロールシート14の重さ、外径寸法、記録速度によって、瞬時に停止させるのに必要なトルク値が跳ね上がる。そのため、ここでは中心軸のトルクリミッタを、ロールシートの幅120mm、ロールシートの外径200mm、記録速度300mm/sとした場合のロールシートの慣性による回転量すなわち弛みを低減できる程度のトルク(200gf・cm)に設定している。
記録装置は、記録手段である記録ヘッド1と、記録ヘッド1の対向側に配置され、シートを支持する支持部材であるプラテン3と、プラテン3の下部に配置され、シートSをプラテン3に吸着させる吸引ファン5を備えている。記録ヘッド1は、画像信号に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録手段である。記録ヘッド1は、シートSの搬送方向と直交する幅方向に渡ってインク滴を吐出するノズルが配列・固定されており、シートSが連続搬送されながら画像を記録する所謂ラインタイプの記録ヘッドである。また、シートSに画像を記録する記録ヘッド1は、シートSにフルカラー印刷を行うために、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)の各色のインクを吐出するための記録ヘッド1Bk、1C、1M、及び1Yを備えている。これらの記録ヘッド1はシートSの搬送方向に沿って並置されている。なお、ここでは色の異なる4つの記録ヘッドを例示しているが、これに限定されるものではなく、色の数すなわち記録ヘッドの数は任意所望に定め得るものであり、以下では単に「記録ヘッド1」として包括的に参照する。
また記録装置は、ロールシート14からシートSを引き出して搬送する搬送ローラ2と、搬送ローラ2にシートSを押さえ付けつつ従動回転するピンチローラ6とからなる搬送手段としての搬送ローラ対を備えている。また記録装置は、画像が記録されたシートSを搬送する排出ローラ4と、排出ローラ4にシートSを押さえ付けつつ従動回転する拍車7とからなる排出ローラ対を備えている。シートの搬送方向において、搬送ローラ対は記録ヘッド1より上流側に配置され、排出ローラ対は記録ヘッド1より下流側に配置されている。排出ローラ4は搬送ローラ2に対して微小に増速されており、排出ローラ対は常に搬送ローラ対からシートSを引っ張る速度関係になっている。よって、排出ローラ対は搬送ローラ対に対して搬送力が弱く且つシートを速く搬送しようとするため、排出ローラ4はシートSを引っ張りながら滑るよう構成されている。搬送ローラ2と排出ローラ4は、駆動伝達手段を用いて駆動源である搬送モータ10から駆動伝達される。搬送ローラ2よりシートの搬送方向下流側であって、記録ヘッド1よりシートの搬送方向上流側には、シートSの端部を検知して記録開始タイミングを決定するためのシート検知センサ13が配置されている。記録装置にセットされたロールシート14は、ピンチローラ6に押さえ付けられつつ搬送ローラ2によって図1の矢印a方向へ搬送される。このシートSの表面には、その搬送方向と直交する幅方向にわたって設けられた所謂ラインタイプの記録ヘッド1から吐出されるインクによって画像が記録される。画像記録後、シートSは拍車7に押さえ付けられつつ排出ローラ4によって排出される。
次に図2を用いて、搬送ローラ2の駆動に関わる構成について説明する。図2は搬送ローラ2の駆動に関わる構成を上部から見た図である。なお、図2では、排出ローラ対を図示していない。
図2に示すように、搬送ローラ2にはスプリングピン18を用いてトルクリミッタ12が固定されている。トルクリミッタ12は、搬送ローラ2がシートを搬送しているときに一定以上の負荷がかかっている間は搬送モータ10からの駆動の伝達を遮断する遮断手段である。またエンコーダ11がエンコーダ固定部材17を介して搬送ローラ2に固定されている。このエンコーダ11の回転を検出手段であるエンコーダセンサ15によって検出する。エンコーダセンサ15は、搬送ローラ2により搬送されるシートの搬送に関する情報を検出する検出手段であり、シートの搬送に関する情報としてエンコーダ11の回転を検出している。トルクリミッタ12には搬送ローラギア8が接続され、搬送ローラギア8は搬送ローラ2に対して回転可能に構成されている。そのため、搬送ローラ2はトルクリミッタ12からの出力で搬送モータ10からの駆動を伝達されており、直接搬送ローラギア8から駆動を伝達されているわけではない。搬送モータ10のピニオンギア10aは、固定軸22に回転可能に支持されたアイドラギア9に噛み合っている。アイドラギア9は搬送ローラギア8に噛み合っており、搬送モータ10から搬送ローラ2に駆動を伝達する駆動伝達手段である。従って、搬送モータ10の駆動は、アイドラギア9を介して搬送ローラギア8へ伝達される。このエンコーダセンサ15の検出したエンコーダ11の回転に応じて、搬送されているシートに記録ヘッドからインクを吐出させるタイミングを同期させて記録することで、速度変化による記録ずれの影響を低減している。
このような構成とすることで、ロールシート14が弛み(図1に示す点線14B)から張る(図1に示す実線14A)瞬間にテンションショックが発生し、設定された搬送ローラ2のトルクリミッタ値を超える負荷が発生した際に、搬送ローラ2とトルクリミッタ12の間で滑りが発生する。よって搬送ローラギア8には搬送モータ10から常に駆動が伝達されているが、搬送ローラ2への駆動の伝達は遮断される。すなわち、ロールシート14のテンションショックによる急激なシートSの減速あるいは停止に合わせて搬送ローラ2とシートSが減速あるいは停止される。そのため、シートSと搬送ローラ2の間で滑りが発生せず、シートSの位置を常にエンコーダ11で監視可能となっている。
トルクリミッタ12によって滑りながら搬送ローラ2に与える滑り搬送力F3は、トルクリミッタ12による搬送負荷F1より大きく、搬送ローラ対とシートSとの摩擦力(搬送力)F2より小さい値である。すなわち、トルクリミッタ12が搬送モータ10からの駆動の伝達を遮断する負荷(滑り搬送力F3)は、トルクリミッタ12が搬送モータ10からの駆動を搬送ローラ2に伝達する搬送負荷F1より大きく、搬送ローラ対とシートSとの摩擦力(搬送力)F2より小さい値である。搬送ローラ2のトルクリミッタ値が小さいほど、滑り搬送力F3が搬送負荷F1に近付くので、搬送速度の不安定化の一方でロールシート14のテンションショック対応に有利な条件である。本実施例では、ロールシート14の幅を120mm、ロールシート14の外径を200mm(新品)、ロールシート14の内径を80mm(使用期限)、搬送ローラ2の直径を12mm、記録速度を300mm/sとした場合、新品の外径最大時のロールシート14のテンションショックが実験値で11.5kgfとなる。搬送ローラ対の搬送力F2を700gfとし、搬送ローラ2のトルクリミッタ12は150gf・cmと設定することにより、滑り搬送力F3は250gfとなる。ロールシート14を支持する中心軸のトルクリミッタは200gf・cmに設定する。ロールシート14のテンションショックは、新品の外径最大時が最大であるが、ロールシート14のトルクリミッタ12による静的なロール負荷F1はロールシート14の使用期限である外径最小時が大きく、50gfとなる。
上記構成において簡易的ではあるが、図3に示す力関係となる。すなわち、ロールシート14のテンションショックによって発生する突発的な負荷発生時に、滑り搬送力F3を超えた分はトルクリミッタ12により搬送ローラ2への駆動の伝達が遮断され、ロールシート14のテンションショックが滑り搬送力F3を下回ったときにトルクリミッタ12により搬送ローラ2へ駆動が伝達される。これにより、シートSと搬送ローラ2の滑りを防いでいる。そして搬送ローラ2に固定されたエンコーダ11の回転をエンコーダセンサ15によって検出し、この検出したエンコーダ11の回転に同期して記録ヘッド1のインク吐出タイミングを決定する。これにより、ロールシート14のテンションショックによって発生する突発的な負荷発生時の記録誤差を低減させている。
ただし、インクジェット方式の記録装置は非接触でシートSを搬送しながら記録を行うため、記録中の搬送速度の変化が記録ずれに影響する。例えばシートSと記録ヘッド1との距離が1.5mmであり、最悪の状況としてロールシートのテンションショック時に300mm/sから0mm/sへの変化、記録ヘッド1のインクの吐出速度が10m/sとした場合は、ロールシートのテンションショックの瞬間に45μmの搬送速度の変化による誤差が見込まれる。
次に上記駆動伝達によりシートSを搬送する駆動動作について、制御構成とともに説明する。図4は、第1実施形態の制御系を構成するブロック図である。記録装置の制御手段であるCPU101は、記録装置の動作の制御処理やデータ処理等を実行する。ROM102には、それらの処理手順を実行するためのプログラムが格納され、記憶部であるRAM103は、それらの処理を実行する過程でワークエリアなどとして用いられる。CPU101は、記録ヘッド1及び搬送モータ10を、それぞれ対応する記録ヘッド制御回路106、モータドライバ105を介して制御する。
CPU101には、シート検知センサ13及びエンコーダセンサ15の出力信号が入力される。そして、CPU101は、ROM102のプログラムに従ってモータドライバ105に信号を送り、シートSの搬送動作を制御する。また、CPU101はシート検知センサ13及びエンコーダセンサ15の出力信号に応じてインクを吐出するように記録ヘッド制御回路106を介して記録ヘッド1からインクを吐出させる画像記録制御を行う。
図5は、第1実施形態に係る記録装置の画像記録方法を示すフローチャートである。
CPU101は、ステップS300にて印刷命令を受けたら、シート検知センサ13によって搬送路上のシートSの有無を判定する。ステップS300にてシートSが無いと判定された場合はステップS301へと進む。一方、ステップ300にてシートSが有ると判定された場合はステップS311へと進む。
ステップS300にて前記搬送路上にシートSが無いと判定されたときは、ステップS301にて搬送モータ10を図1の時計回り方向(CW方向)へ駆動して、シートSを図1の矢印a方向に搬送する。そして、ステップS302にてシート検知センサ13がシートSの先端を検知すると、ステップS303にてエンコーダ11の回転を検出するエンコーダセンサ15によって所定のパルス数を検知した後、シートSを搬送しながら記録ヘッド1からインクを吐出して記録を実行する。
記録終了後は、画像記録されたシートSを排出するため、ステップS304にて画像後端部が排出口から表出されるまでシートSの搬送を行い、ステップS305にて搬送モータ10を停止して印刷を終了する。なお、CPU101は、印刷終了した状態で、次の印刷命令を受信すると、搬送路上にシートSが残っているため、ステップS300からステップS311に進む。
一方、ステップS300にて前記搬送路上にシートSが有ると判定されたときは、シートSを戻してシートSの先端から印刷を行うため、ステップS311にて搬送モータ10を図1の反時計回り方向(CCW方向)へ駆動して、シートSを図1の矢印a方向とは反対方向に搬送する。そして、ステップS312にてシート検知センサ13がシートSの先端を検知すると、ステップS313にて少なくとも減速に必要なパルス数だけ搬送を行ってから搬送モータ10の駆動を停止する。その後、ステップS301へ進む。
上述したように、本実施形態によれば、弛みが発生したシートに張力が発生する際に、トルクリミッタ12により搬送モータ10から搬送ローラ2への駆動伝達が遮断される。このため、ロールシートの大型化や搬送速度の高速化により停止時等にロールシートの慣性力が増大しても、モータなどのアクチュエータの大型化を招くことなく、低コストで画像品位を維持することができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、エンコーダ11が固定された搬送ローラ2にトルクリミッタ12を設ける構成としたが、これに限定されるものではない。例えば図6に示すように、遮断手段であるトルクリミッタ27を駆動伝達手段であるアイドラギア20に設けた構成としてもよい。第1実施形態と同様のところは説明を省くが、例えば図6に示すように、回転可能に支持された回転軸23に搬送モータ10の駆動を受けるアイドラギア19が配置され、アイドラギア19はスプリングピン18で回転軸23に固定されている。トルクリミッタ27はスプリングピン18によって回転軸23と固定されており、トルクリミッタ27にはアイドラギア20が接続され、アイドラギア20は回転軸23に対して回転可能に構成されている。そのため、アイドラギア20は、アイドラギア19および回転軸23の回転には関係なく、トルクリミッタ27からの入力で駆動を伝達されている。アイドラギア20、そして搬送ローラギア21に駆動が伝達される。搬送ローラギア21にはエンコーダ11が固定されており、固定軸22に回転可能に支持されている。搬送ローラギア21と係合するカップリング24が搬送ローラ2に固定されており、カップリング24ごと搬送ローラ2を交換可能な構成となっている。このようにエンコーダ11は駆動伝達手段に固定されていてもよい。また、トルクリミッタは、エンコーダ11が固定された搬送ローラ又は駆動伝達手段を含めて、それよりも駆動源側(搬送モータ10側)に配置されていれば良い。すなわち、トルクリミッタ12は、エンコーダ11が固定された搬送ローラ2と搬送モータ10との伝達経路に配置されていればよい。
また前述した実施形態では、搬送手段として搬送ローラを用いた所謂ローラ搬送方式を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、上流ローラと下流ローラに掛け回した無端ベルトを用いてシートSを搬送する所謂ベルト搬送方式の搬送手段であってもよい。このような搬送手段を用いた記録装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、インクを吐出するノズルがシートの搬送方向と直交する幅方向にわたって配置された所謂ラインタイプの記録手段を例示したが、これに限定されるものではない。記録ヘッドをシートの搬送方向と直交する幅方向へ往復移動しながら記録を行う所謂シリアルタイプの記録手段でもよい。このような記録手段を用いた記録装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。なお、シリアルタイプの記録ヘッドの場合、シートの搬送を停止した状態で記録を行うため、搬送速度の変化の影響誤差0が見込める。さらに記録方式として、記録ヘッドからインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録方式を例示したが、これに限定されるものではなく、電子写真方式、熱転写記録方式などの他の記録方式であっても良い。熱転写方式のような接触式の場合、インクジェット方式に比べて着弾までの時間が無いため、搬送速度の変化の影響誤差0が見込める。
また前述した実施形態では、記録装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置における記録装置、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の画像形成装置における記録装置であっても良い。これらの画像形成装置における記録装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
1 …記録ヘッド
2 …搬送ローラ
3 …プラテン
4 …排出ローラ
5 …吸引ファン
6 …ピンチローラ
7 …拍車
8,21 …搬送ローラギア
9,19,20 …アイドラギア
10 …搬送モータ
11 …エンコーダ
12,27 …トルクリミッタ
13 …シート検知センサ
14 …ロールシート
15 …エンコーダセンサ
22 …固定軸
23 …回転軸
24 …カップリング
101 …CPU

Claims (6)

  1. 長尺のシートをロール状に巻き回してなるロールシートからシートを引き出して搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段が搬送するシートに画像を記録する記録手段と、
    前記搬送手段を駆動する駆動源と、
    前記駆動源から前記搬送手段に駆動を伝達する駆動伝達手段と、
    前記搬送手段がシートを搬送しているときに一定以上の負荷がかかっている間は前記駆動源からの駆動の伝達を遮断する遮断手段と、
    前記搬送手段に搬送されるシートの搬送に関する情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出した前記情報に応じて、搬送されているシートに前記記録手段が記録を行うタイミングを同期させる制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記搬送手段又は前記駆動伝達手段に固定されたエンコーダと、
    前記検出手段は、前記エンコーダの回転を検出し、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出した前記回転に応じて前記記録手段によりシートに記録を行うタイミングを同期させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記遮断手段は、前記エンコーダが固定された前記搬送手段と前記駆動源との伝達経路に配置されることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記遮断手段が前記駆動源からの駆動の伝達を遮断する前記負荷は、前記搬送手段と前記シートとの摩擦力より小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記遮断手段は、トルクリミッタであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記記録手段は信号に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録手段であり、前記記録手段の対向側にシートを支持する支持部材を設けていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
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