JP2021030278A - 溶接ワイヤ送給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送給ローラとの間の滑りの発生をなくし、精度良いワイヤの送給を行うことができる溶接ワイヤ送給装置を提供する。【解決手段】 支持部材1と、当該支持部材1に回転駆動可能に支持された送給ローラ2と、支持部材1に回転可能に支持され、送給ローラ1の周面に向けて加圧される加圧ローラ3と、を備え、送給ローラ2の周面と加圧ローラ3の周面との間に溶接ワイヤWを挟持して当該溶接ワイヤWをその軸線方向に送給する溶接ワイヤ送給装置A1において、送給ローラと2加圧ローラ3に対して溶接ワイヤWの送給上流側に、送給ローラ2の回転軸心21と加圧ローラ3の回転軸心31aとを結ぶ直線と送給ローラ2の周面との交点における送給ローラ2の周面に対する接線Lに対し、掛け回し部61が送給ローラ2の回転軸心21側に変位した位置をとる送給パス変更ローラ6を設け、当該送給パス変更ローラ6を掛け回した溶接ワイヤWを送給ローラ2の周面と加圧ローラ3の周面との間に進入させる。【選択図】 図1
Description
本発明は、消耗電極ガスシールドアーク溶接において、溶接ワイヤを送給するための溶接ワイヤ送給装置に関する。
例えば特許文献1に示されているように、溶接ワイヤ送給装置は、回転駆動される送給ローラと、この送給ローラの周面に加圧接触させられる加圧ローラとを有し、これら送給ローラと加圧ローラとの間に挟持しつつワイヤをその軸線方向に送給するように構成されている。
溶接ワイヤは、送給ローラの接線方向に送給パスが設定され、送給ローラとの間の摩擦力により、送給ローラの回転にともなって送給される。
ところで、近時、消耗電極ガスシールドアーク溶接において、溶接電流の大電流化に伴うワイヤの送給速度の増大化、送給距離の長大化、トーチケーブルを複雑形状の構造物へ引き回す必要性等から、ワイヤの送給抵抗が増大する傾向にあり、このような傾向に対処して溶接品位と効率をさらに向上させるための改良が要求されている。
しかしながら、上記した構成の溶接ワイヤ送給装置におけるワイヤは、上記したことから分かるように、送給ローラの外周のわずかな領域での接触による摩擦力を受けて送給されるため、送給ローラとの間に滑りが生じ、上記したワイヤの送給抵抗の増大傾向に対処してワイヤの送給を精度良く行えない場合が生じ得る。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、送給ローラとの間の滑りの発生をなくし、精度良いワイヤの送給を行うことができる溶接ワイヤ送給装置を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
すなわち、本発明によって提供される溶接ワイヤ送給装置は、支持部材と、当該支持部材に回転駆動可能に支持された送給ローラと、上記支持部材に回転可能に支持され、上記送給ローラの周面に向けて加圧される加圧ローラと、を備え、上記送給ローラの周面と上記加圧ローラの周面との間に溶接ワイヤを挟持して当該溶接ワイヤをその軸線方向に送給する溶接ワイヤ送給装置において、上記送給ローラと上記加圧ローラに対して上記溶接ワイヤの送給上流側に、上記送給ローラの回転軸心と上記加圧ローラの回転軸心とを結ぶ直線と上記送給ローラの周面との交点における送給ローラの周面に対する接線に対し、掛け回し部が上記送給ローラの回転軸心側に変位した位置をとる送給パス変更ローラを設け、当該送給パス変更ローラを掛け回した溶接ワイヤを上記送給ローラの周面と上記加圧ローラの周面との間に進入させることを特徴とする。
好ましい実施の形態では、上記送給ローラと上記加圧ローラに対して上記溶接ワイヤの送給下流側に、上記支持部材に回転駆動可能に支持された追加の送給ローラと、上記支持部材に上記追加の送給ローラの回転軸心と平行な回転軸心を中心として回転可能に支持され、上記追加の送給ローラの周面に向けて加圧される追加の加圧ローラと、をさらに備える。
好ましい実施の形態では、上記加圧ローラは、その周面が上記送給ローラの周面に接する閉状態と、その周面が上記送給ローラの周面から離間する状態との間を移動可能とするように上記支持部材に設けた回動アームに支持されている。
好ましい実施の形態では、上記送給パス変更ローラは、上記支持部材の適部に設けた支軸に回転可能に支持されている。
好ましい実施の形態では、上記送給パス変更ローラは、上記回動アームに支持されている。
上記構成の溶接ワイヤ送給装置によれば、駆動ローラと加圧ローラとの間に溶接ワイヤが進入する際、溶接ワイヤは加圧ローラによる加圧点よりも上流側から所定の張力を受けつつ駆動ローラの周面に接触させられる。したがって、溶接ワイヤは加圧ローラとの間により大きな摩擦力を受けつつ、下流側に向けて送給される。そのため、溶接ワイヤは、駆動ローラとの間の滑りの発生が軽減され、もしくはなくなり、精度良く送給される。
本発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係る溶接ワイヤ送給装置A1を示す。この溶接ワイヤ送給装置A1は、支持部材1と、送給ローラ2と、加圧ローラ3と、追加の送給ローラ4と、追加の加圧ローラ5と、送給パス変更ローラ6と、を有する。
支持部材1は、例えば金属製の部材であり、上記送給ローラ2、加圧ローラ3、追加の送給ローラ4および追加の加圧ローラ5を支持している。
送給ローラ2と追加の送給ローラ4は、同一外径を有し、同一高さ位置において、各回転軸心21,41を中心として回転駆動可能に支持部材1に対して支持されている。送給ローラ2と追加の送給ローラ4には、同径のギヤ22,42が付設されており、これらのギヤ22,42が両送給ローラ2,4の間に位置する駆動ギヤ11に噛み合わされている。図示しない駆動モータにより駆動ギヤ11が回転駆動させられることにより、送給ローラ2および追加の送給ローラ4は、同一方向に同一速度で回転させられる。また、送給ローラ2および追加の送給ローラ4の周面23,43には、溶接ワイヤWの周面の一部が嵌り込む凹溝23a(図2)が形成されている。
加圧ローラ3は送給ローラ2の垂直方向上位位置において、送給ローラ2との間に溶接ワイヤWを挟持し得るようにして、従動回転可能に設けられている。追加の加圧ローラ5は加圧ローラ3と同一外径を有し、追加の送給ローラ5の垂直方向上位位置において、追加の送給ローラ5との間に溶接ワイヤWを挟持し得るようにして、従動回転可能に設けられている。本実施形態では、加圧ローラ3および追加の加圧ローラ5は、支持部材1に対して開閉回動可能に連結された各回動アーム12,13に支軸31,51を設け、これらの支軸31,51に対して回転可能に支持されている。各回動アーム12,13は、支持部材1の中央付近上部を支点として開閉回動可能となっており、当該回動アーム12.13の端部に支持したネジ部材121,131を支持部材1の適部にねじ付けることにより、当該回動アーム12,13の閉状態を維持するとともに、閉状態において、送給ローラ2および追加の送給ローラ4との間に加圧ローラ3および追加の加圧ローラ5により挟持される溶接ワイヤWに対する加圧力を調節できるようになっている。
図1において符号14は、送給ローラ2と加圧ローラ3による溶接ワイヤWの挟持部a1と、追加の送給ローラ4と追加の加圧ローラ5による溶接ワイヤWの挟持部a2との間において溶接ワイヤWを案内するガイド部材を示し、当該ガイド部材14の中心孔141に溶接ワイヤWを通すことにより、各挟持部a1,a2間において、溶接ワイヤWがその軸線方向が水平方向を向いて安定的に送られるようになっている。図1に示すように、溶接ワイヤWは、送給上流側においては送給ローラ2と加圧ローラ3との間に挟持され、送給下流側においては追加の送給ローラ4と追加の加圧ローラ5との間に挟持された状態において、送給ローラ2および追加の送給ローラ4が矢印N方向に回転することにより、下流側に向けて軸線方向に送給される。
送給パス変更ローラ6は、送給ローラ2および加圧ローラ3の上流側に、次のようにして配置される。すなわち、この送給パス変更ローラ6は、送給ローラ2の回転軸心21と加圧ローラ3の回転軸心31aとを結ぶ直線(本実施形態では加圧ローラ3の回転軸心31aを通る垂線)と送給ローラ2の周面との交点(本実施形態では送給ローラ2と加圧ローラ3による溶接ワイヤWの挟持部a1)における接線L(本実施形態では上記挟持部a1を通る水平線)に対し、掛け回し部61が送給ローラ2の回転軸心側に変位した位置(本実施形態では上記接線Lよりも下方)をとるようにして回転可能に設けられる。本実施形態ではまた、送給パス変更ローラ6は、加圧ローラ3を支持する回動アーム12にブラケット122を取付け、このブラケット122を介して設けられている。
次に、上記構成の溶接ワイヤ送給装置A1の作用について、説明する。
図示しないワイヤロールから繰り出された溶接ワイヤWは、送給パス変更ローラ6の下部(掛け回し部61)を掛け回された後、送給ローラ2と加圧ローラ3との間にこれらに挟持されるようにして進入させられ、次いでガイド部材14を通り、次いで追加の送給ローラ4と追加の加圧ローラ5との間をこれらに挟持されつつ通される。溶接ワイヤWを上記した経路にセットするには、図3に示すように、各回動アーム12,13を跳ね上げ回動させ、送給ローラ2に対して加圧ローラ3を上方に離間させ、追加の送給ローラ4に対して追加の加圧ローラ5を上方に離間させた状態において、溶接ワイヤWを送給ローラ2および追加の送給ローラ4の上部に沿わせ、各回動アーム12,13を閉位置まで回動させるとよい。上記したように、ネジ部材121,131の締め付け力を調節することにより、加圧ローラ3および追加の加圧ローラ5の加圧力を適切に調整することができる。このとき、図1および図2に示すように、溶接ワイヤWは送給ローラ2の周面の凹溝23aに嵌りつつ、送給ローラ2と加圧ローラ3との間に適正圧力で挟持される。同様に、溶接ワイヤWは、追加の送給ローラ4の周面の凹溝(図に表れず)に嵌りつつ、追加の送給ローラ4と追加の加圧ローラ5との間に適正圧力で挟持される。
送給ローラ2および追加の送給ローラ4が図1の矢印N方向に回転駆動させられると、溶接ワイヤWは、送給ローラ2の周面と追加の送給ローラ4の周面との間の摩擦力により、軸線方向に送給される。
このとき、送給パス変更ローラ6が溶接ワイヤWを送給ローラ2の上流側において押し下げているため、送給ローラ2の駆動時、所定の張力を受ける溶接ワイヤWは、送給ローラ2との関係において送給ローラ2と加圧ローラ3との間の挟持部a1だけではなく、この挟持部a1よりも送給上流側の所定中心角範囲αにわたって、凹溝23a内に嵌りつつ送給ローラ2の周面に接触することになる。この状態において溶接ワイヤWと送給ローラ2との間に生じる摩擦力は、挟持部a1のみにおいて生じる摩擦力より大きくなる。したがって、溶接ワイヤWは、送給ローラ2との間の滑りの発生が軽減され、もしくはなくなり、より精度良く送給されるようになる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る溶接ワイヤ送給装置A2を示す。第1実施形態に係る溶接ワイヤ送給装置A1においては、送給ローラ2と加圧ローラ3に加え、追加の送給ローラ4と追加の加圧ローラ5を設け、溶接ワイヤWに対し、その軸線方向に離れた2か所において送給ローラ2および追加の送給ローラ4により送給力を与えるように構成していたが、本実施形態では、追加の送給ローラ2と追加の加圧ローラ5を省略し、1つの送給ローラ2のみによって溶接ワイヤWに対して送給力を与えるようにしている。なお、図4においては、第1実施形態に係る溶接ワイヤ送給装置A1と同等の部材または部分には、同一の符号を付してある。
すなわち、本実施形態に係る溶接ワイヤ送給装置A1は、支持部材1と、送給ローラ2と、加圧ローラ3と、送給パス変更ローラ6と、を有する。
支持部材1は、例えば金属製の部材であり、送給ローラ2および加圧ローラ3を支持している。
送給ローラ2は、回転軸心21を中心として、図示しない駆動モータにより回転駆動させられる。
加圧ローラ3は送給ローラ2の垂直方向上位位置において、送給ローラ2との間に溶接ワイヤWを挟持し得るようにして、従動回転可能に設けられている。本実施形態では、加圧ローラ3は、支持部材1に対して開閉回動可能に連結された回動アーム12に支軸31を設け、この支軸31に対して回転可能に支持されている。回動アーム12の先端には、ネジ部材121が支持されており、このネジ部材121を支持部材1の適部にねじ付けることにより、当該回動アーム12の閉状態を維持するとともに、閉状態において、送給ローラ2と加圧ローラ3とにより挟持される溶接ワイヤWに対する加圧力を調節できるようになっている。溶接ワイヤWは、送給ローラ2と加圧ローラ3との間に挟持された状態において、送給ローラ2が矢印N方向に回転することにより、下流側に向けて軸線方向に送給される。
送給パス変更ローラ6は、送給ローラ2および加圧ローラ3の上流側に、次のようにして配置される。すなわち、この送給パス変更ローラ6は、送給ローラ2の回転軸心21と加圧ローラ3の回転軸心31aとを結ぶ直線(本実施形態では加圧ローラ3の回転軸心31aを通る垂線)と送給ローラ2の周面との交点(本実施形態では送給ローラ2と加圧ローラ3による溶接ワイヤWの挟持部a1)における接線L(本実施形態では上記挟持部a1を通る水平線)に対し、掛け回し部61が送給ローラ2の回転軸心側に変位した位置(本実施形態では上記接線Lよりも下方)をとるようにして回転可能に設けられる。本実施形態ではまた、送給パス変更ローラ6は、加圧ローラ3を支持する開閉アーム12にブラケット122を取付け、このブラケット122を介して設けられている。
次に、上記構成の溶接ワイヤ送給装置A2の作用について、説明する。
送給ローラ2が図4の矢印N方向に回転駆動させられると、溶接ワイヤWは、送給ローラ2の周面との間の摩擦力により、軸線方向に送給される。
このとき、送給パス変更ローラ6が溶接ワイヤWを送給ローラ2の上流側において押し下げているため、送給ローラ2の駆動時、所定の張力を受ける溶接ワイヤWは、送給ローラ2との関係において送給ローラ2と加圧ローラ3との間の挟持部a1だけではなく、この挟持部a1よりも送給上流側の所定中心角範囲αにわたって、送給ローラ2の周面に接触することになる。この状態において溶接ワイヤWと送給ローラ2との間に生じる摩擦力は、挟持部a1のみにおいて生じる摩擦力より大きくなる。したがって、溶接ワイヤWは、送給ローラ2との間の滑りの発生が軽減され、もしくはなくなり、より精度良く送給されるようになる。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施形態に限定されることはなく、各請求項に記載した範囲内でのあらゆる設計変更は、すべて本発明の範囲に含まれる。
例えば、各実施形態に係る溶接ワイヤ送給装置A1,A2において、送給パス変更ローラ6は、加圧ローラを支持する回動アーム12にブラケット122を介して支持させているが、第1実施形態の変形例(A1’)を示す図5に表れているように、当該送給パス変更ローラ6は、支持部材1自体に、ブラケット122を介するなどして設けた支軸61に回転可能に支持してもよい。図5においては、図1に示した第1実施形態と同様の部材または部分に同一の符号を付して説明を省略するが、図1に示した第1実施形態に係る溶接ワイヤ送給装置A1と同様の作用を奏することは、明らかであろう。
A1,A2:溶接ワイヤ送給装置、W:溶接ワイヤ、L:接線、a1:挟持部、a2:挟持部、α:中心角範囲、1:支持部材、11:駆動ギヤ、12:回動アーム、121:ネジ部材、13:回動アーム、131:ネジ部材、132:ブラケット、14:ガイド部材、141:中心孔、2:送給ローラ、21:支軸、21a:回転軸心、22:ギヤ、23:周面、23a:凹溝、3:加圧ローラ、31:支軸、31a:回転軸心、4:追加の送給ローラ、41:回転軸心、42:ギヤ、43:周面、43a:凹溝、5:追加の加圧ローラ、51:支軸、51a:回転軸心、6:送給パス変更ローラ、61:掛け回し部
Claims (5)
- 支持部材と、当該支持部材に回転駆動可能に支持された送給ローラと、上記支持部材に回転可能に支持され、上記送給ローラの周面に向けて加圧される加圧ローラと、を備え、上記送給ローラの周面と上記加圧ローラの周面との間に溶接ワイヤを挟持して当該溶接ワイヤをその軸線方向に送給する溶接ワイヤ送給装置において、
上記送給ローラと上記加圧ローラに対して上記溶接ワイヤの送給上流側に、上記送給ローラの回転軸心と上記加圧ローラの回転軸心とを結ぶ直線と上記送給ローラの周面との交点における送給ローラの周面に対する接線に対し、掛け回し部が上記送給ローラの回転軸心側に変位した位置をとる送給パス変更ローラを設け、当該送給パス変更ローラを掛け回した溶接ワイヤを上記送給ローラの周面と上記加圧ローラの周面との間に進入させることを特徴とする、溶接ワイヤ送給装置。 - 上記送給ローラと上記加圧ローラに対して上記溶接ワイヤの送給下流側に、上記支持部材に回転駆動可能に支持された追加の送給ローラと、上記支持部材に上記追加の送給ローラの回転軸心と平行な回転軸心を中心として回転可能に支持され、上記追加の送給ローラの周面に向けて加圧される追加の加圧ローラと、をさらに備える、請求項1に記載の溶接ワイヤ送給装置。
- 上記加圧ローラは、その周面が上記送給ローラの周面に接する閉状態と、その周面が上記送給ローラの周面から離間する状態との間を移動可能とするように上記支持部材に設けた回動アームに支持されている、請求項1または2に記載の溶接ワイヤ送給装置。
- 上記送給パス変更ローラは、上記支持部材の適部に設けた支軸に回転可能に支持されている、請求項1ないし3のいずれかに記載の溶接ワイヤ送給装置。
- 上記送給パス変更ローラは、上記回動アームに支持されている、請求項3に記載の溶接ワイヤ送給装置。
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