JP2021027689A - グロメット - Google Patents

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Abstract

【課題】グロメット本体が隔壁外側またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、グロメット本体からの環状スペーサの脱落を防止することができるグロメットを提供する。【解決手段】グロメット(1)は、ケーブルハーネスが挿通される挿通孔(4)を画定する中空筒状の形状を有する内筒部材(5)と、内筒部材の外周面(31)から径方向(A)外向きに延出する底壁部(6)と、内筒部材を取り囲む中空筒状の形状を有する外筒部材(7)と、内筒部材と外筒部材との間に画定される環状溝(8)内に嵌入された環状スペーサ(3)とを有し、環状スペーサが底壁部に対して所定の間隔をおいて配置され、かつ、環状スペーサと底壁部との間に画定される第1空間(61)を、環状スペーサを挟んで第1空間と反対側に存在する第2空間(62)に連通させるべき連通孔(63)が設けられている。【選択図】図1

Description

本開示は、隔壁に形成された貫通孔に取り付けられ、貫通孔に挿通されるケーブルハーネスを保護し、かつ貫通孔を封止するグロメットに関し、より詳細には、貫通孔に嵌挿されるグロメット本体と、グロメット本体に形成された嵌合溝内に嵌入されるスペーサとを備えたグロメットに関する。
従来、隔壁に形成された貫通孔にケーブルハーネスを挿通させる場合、貫通孔にグロメットを取り付け、グロメットに形成された挿通孔にケーブルハーネスを挿通させることにより、ケーブルハーネスを保護し、かつ貫通孔を封止している。このようなグロメットは、例えばIPU(電源回路制御装置)の格納室の室内と室外とを仕切る隔壁などの車両の車内側と車外側とを仕切る隔壁に形成された貫通孔に使用される場合には、防水、防塵等のために高い封止性が要求される。
そこで、貫通孔に嵌挿されるグロメット本体と、グロメット本体に形成された嵌入溝内に嵌入されるスペーサとを備えたグロメットが知られている(特許文献1)。この特許文献1のグロメットは、弾性絶縁材により形成されてパネル(隔壁)の電線挿通穴(貫通孔)に嵌挿されるグロメット本体と、該グロメット本体のパネル嵌合部に対応するハーネス挿通中央孔の外周部に形成された環状の嵌合溝に嵌入される筒状嵌合部を備えたスペーサとを有し、嵌合溝に嵌入された筒状嵌合部が、ハーネス挿通中央孔を形成する内筒部を内側に撓ませて縮径させると共に、パネルの電線挿通穴に嵌挿される外筒部を外側に撓ませて拡径させることにより、グロメット本体とパネルとの間の密着度(封止性)、及びグロメット本体と電線との間の密着度を高めるように構成されている。
特開平8−185746号公報
しかしながら、特許文献1に記載のグロメットでは、車両の車外側と車内側とを仕切る隔壁に形成された貫通孔に使用される場合には、グロメット本体が、隔壁外側(車外側)から水圧等の外力を受けたときや、ケーブルハーネスから挿通孔内での該ケーブルハーネスの変位に起因する外力を受けたときに、その外力に起因してスペーサに対して抜け方向の荷重が作用し、グロメット本体からスペーサが脱落する恐れがあった。スペーサがグロメット本体から脱落すると、当然ながら、グロメットによる貫通孔の封止性が損なわれてしまう。
本発明は、このような背景に鑑み、隔壁外側またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、グロメット本体からのスペーサの脱落を防止することができるグロメットを提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明のある実施形態は、隔壁(10)に形成された貫通孔(11)に取り付けられ、前記貫通孔にケーブルハーネスを挿通し、かつ前記貫通孔を封止するグロメット(1)であって、前記ケーブルハーネスが挿通される挿通孔(4)を画定し、前記貫通孔に挿通される中空筒状の形状を有する内筒部材(5)と、前記内筒部材の外周面(31)から径方向(A)外向きに延出する底壁部(6)と、前記内筒部材を取り囲む中空筒状の形状を有し、その軸方向の一端が前記底壁部の外周に連続して形成され、その軸方向の他端に開口部(23)を有し、かつ、その外周部(22)に、前記貫通孔の縁部(12)に嵌合するべき嵌合溝(21)が設けられた外筒部材(7)と、前記内筒部材と前記外筒部材との間に画定される環状溝(8)内に嵌入された環状スペーサ(3)とを有し、前記環状スペーサが前記底壁部に対して所定の間隔をおいて配置され、かつ、前記環状スペーサと前記底壁部との間に画定される第1空間(61)を、前記環状スペーサを挟んで前記第1空間と反対側に存在する第2空間(62)に連通させるべき連通孔(63)が設けられている。
この構成によれば、内筒部材、底壁部及び外筒部材からなるグロメット本体が、底壁部側(すなわち隔壁外側)またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、その外力を、第1空間及び連通孔を介して、第2空間へ逃がすことができる。これにより、外力に起因して環状スペーサに対して抜け方向の荷重が作用するのを防止することができる。したがって、グロメット本体が隔壁外側またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、グロメット本体からの環状スペーサの脱落を防止することができる。
上記構成において、前記連通孔は、前記環状スペーサと前記内筒部材との間に形成される環状の空間であるとよい。
この構成によれば、連通孔である環状の空間によって、環状スペーサと内筒部材との間にクリアランスを設けることができるので、内筒部材がケーブルハーネスから外力を受けた場合でも、その外力に起因する内筒部材の径方向外向きの変位を上記のクリアランスによって許容することが可能となる。これにより、内筒部材の径方向外向きの変位によって、環状スペーサを介して外筒部材を径方向外向きに押圧して変形させるのを防止することができる。したがって、内筒部材がケーブルハーネスから外力を受けたときに、外筒部材による貫通孔の封止を確実に維持するとともに、グロメット本体からの環状スペーサの脱落を防止することができる。
上記構成において、前記環状スペーサは、前記外筒部材の軸方向(B)において前記隔壁と重なる位置に配置されるとよい。
この構成によれば、環状スペーサは、径方向において、外筒部材及び貫通孔の縁部と一直線上に配置されるので、環状スペーサによって外筒部材をより強い力で貫通孔の縁部に対して押圧することができる。これにより、外筒部材と貫通孔の縁部との間の密着度を高めることができる。
上記構成において、前記外筒部材の前記外周部における、前記外筒部材の軸方向において前記嵌合溝よりも前記開口部側に位置する開口側部分(22a)は、前記挿通孔の前記開口部側に向かうにしたがって径方向内向きに傾斜するテーパ面(26)を有するとよい。
この構成によれば、外筒部材の貫通孔への嵌挿が容易になる。
上記構成において、前記外筒部材の前記外周部における、前記外筒部材の軸方向において前記嵌合溝よりも前記底壁部側に位置する底壁側部分(22b)は、前記外筒部材の前記外周部における、前記外筒部材の軸方向において前記嵌合溝よりも前記挿通孔の前記開口部側に位置する開口側部分よりも径方向外向きに突出するように形成されているとよい。
この構成によれば、嵌合溝の底壁側部分側の側面(21b)と隔壁の側面(13)との当接面積を大きくすることができるので、外筒部材を貫通孔に挿入する方向における嵌合溝と隔壁との係合力を高めることができる。
上記構成において、前記底壁部の軸方向の厚さ(t1)は、前記嵌合溝の底面と前記外筒部材の内周面との間の厚さ(t2)、及び前記外筒部材の前記外周部における、前記外筒部材の軸方向において前記嵌合溝よりも前記底壁部側に位置する底壁側部分の径方向の厚さよりも小さく設定されている。
この構成によれば、外筒部材の外周部の底壁側部分の剛性を底壁部の剛性よりも高くすることができるので、内筒部材、底壁部及び外筒部材からなるグロメット本体が底壁部側(すなわち隔壁外側)またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、底壁部の側面(41)と外筒部材の内周面(25)とが交わる隅部(27)を変位起点にすることができる。これにより、外筒部材及び内筒部材の変位方向を軸方向に誘導することができるので、外筒部材及び内筒部材の径方向の変位を防止することができる。したがって、グロメット本体が隔壁外側またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、外筒部材による貫通孔の封止を確実に維持し、かつグロメット本体からの環状スペーサの脱落を防止することができる。
上記構成において、前記外筒部材は、その内周面の前記開口部側の端部に、径方向内向きに突出する少なくとも1つの突出部(42)を有し、前記環状スペーサは、前記突出部の前記底壁部側の側面に当接する軸方向端面(54)と、前記軸方向端面から前記環状スペーサの軸方向に突出し、かつ前記環状スペーサの径方向外向きに延出するように形成され、前記外筒部材の前記開口部側の側部端面(43)に係合する少なくとも1つの係合部(55)とを有するとよい。
この構成によれば、外筒部材の突出部の底壁部側の側面と環状スペーサの軸方向端面との当接、及び環状スペーサの係合部と外筒部材の側部端面との係合によって、環状スペーサを外筒部材の開口部側の端部に軸方向両側から挟み込んで固定させることができる。これにより、環状スペーサを外筒部材に強固に固定することができるので、外筒部材からの環状スペーサの脱落をより確実に防止することができる。また、これにより、環状スペーサの環状溝内での軸方向位置を位置決めすることができるので、環状スペーサを底壁部の底面に対して所定の間隔をおいて配置することができる。
上記構成において、前記突出部は、前記外筒部材の周方向に沿って互いに間隔を隔てて複数設けられており、前記係合部は、前記環状スペーサの周方向に沿って互いに間隔を隔てて複数設けられており、前記係合部は、前記外筒部材の周方向に沿って前記突出部と互い違いに配置されるとよい。
この構成によれば、環状スペーサの係合部を外筒部材の突出部間に配置させることにより、環状スペーサを周方向において正しい位置で環状溝内に嵌入させることができる。
上記構成において、前記外筒部材の前記側部端面に、前記外筒部材の周方向における前記係合部の位置を位置決めするためのマーキング(45)が設けられているとよい。
この構成によれば、環状スペーサの係合部を外筒部材の周方向に沿って突出部と互い違いに配置することができるので、環状スペーサの環状溝への嵌入を確実に行うことができる。
上記構成において、前記マーキングは、互いに所定の間隔を隔てて形成された溝(45a、45b)であるとよい。
この構成によれば、環状スペーサの係合部がマーキングの上に乗り上げて、環状スペーサの環状溝への嵌入が不完全な状態になるのを防止することができる。
本発明に係るグロメットの構成を示す分解縦断面図 本発明に係るグロメットを組み立てた状態を示す縦断面図 グロメット本体の一部を拡大して示す図であり、図1に対応する図 グロメット本体の上面図 本発明に係るグロメットの構成を示す分解斜視図 本発明に係るグロメットを組み立てた状態を示す斜視図 環状スペーサを環状溝に嵌入させる作業を説明するための図であり、(A)は環状スペーサの一部を環状溝に嵌入させた状態を示し、(B)は環状スペーサの全体を環状溝に嵌入させた状態を示す 環状スペーサを環状溝に嵌入させたときのグロメット本体の上面図であり、図5に対応する図 グロメット本体の一部を拡大して示す図であり、図2に対応する図
以下、図面を参照して、本発明に係るグロメットの実施形態について詳細に説明する。一部の図面の図中の矢印Aは各部材の径方向を指し、矢印Bは各部材の軸方向を指す。
本発明に係るグロメットは、車両の車外側と車内側を仕切る隔壁に形成された貫通孔に取り付けられ、貫通孔に挿通されるケーブルハーネスを保護し、かつ貫通孔を封止するために使用される。隔壁は、これに限定しないが、例えば、車両後部の荷室床下等に設けられたIPU(電源回路制御装置)の格納室の室内と室外とを仕切る隔壁であり得る。
図1及び図2に示すように、グロメット1は、隔壁10に形成された貫通孔11に嵌挿されるグロメット本体2と、グロメット本体2の後述する環状溝8に嵌入される環状スペーサ3とを備える。グロメット本体2は、貫通孔11に挿通されるケーブルハーネス(図示せず)を保護し、かつ貫通孔11を封止する役割を果たす。環状スペーサ3は、グロメット本体2と貫通孔11の縁部12との間の密着度(封止性)を高める役割を果たす。
グロメット本体2は、貫通孔11に嵌挿させるときに、径方向Aに弾性変形することができるように、合成ゴム等の弾性材料により一体成形される。環状スペーサ3は、グロメット本体2の環状溝8内に嵌入されたときに、グロメット本体2と貫通孔11の縁部12との間の密着度を高めるべくグロメット本体2を貫通孔11の縁部12に向けて撓ませることができるように、合成樹脂等のグロメット本体2よりも硬い材料により一体成形される。
グロメット本体2は、貫通孔11に挿通される中空筒状の形状を有する内筒部材5と、内筒部材5の外周面31から径方向A外向きに延出する底壁部6と、内筒部材5を取り囲む中空筒状の形状を有し、その軸方向の一端が底壁部6の外周に連続して形成され、その軸方向の他端に開口部23を有し、かつ、その外周部22に、貫通孔11の縁部12に嵌合するべき嵌合溝21が設けられた外筒部材7とを有する。
内筒部材5は、外周面31及び内周面32を有し、内筒部材5の内周面32によって、複数の電線を束にしてまとめた図示しないケーブルハーネスが挿通される挿通孔4が画定される。内筒部材5は、軸方向Bに延びる細長い形状を有し、内筒部材5の開口部23側(以降、「隔壁内側」とも称する)の部分は、外筒部材7の後述する開口部23から軸方向B外側に所定の長さ突出する細長い管状に形成されている。また、内筒部材5の底壁部6側(以降、「隔壁外側」とも称する)の部分は、隔壁内側の部分の反対側に所定の長さ突出する細長い管状に形成されている(図5及び図6参照)。
外筒部材7は、底壁部6の外周から軸方向Bに延出する外周部22と、隔壁内側に向けて開口した開口部23とを含み、外周部22は、外周面24及び内周面25を有する。嵌合溝21は、外周部22の外周面24に、外筒部材7の周方向に沿って形成されている。外筒部材7は、内筒部材5の外周面31に対して所定の間隔を隔てて、内筒部材5と同心に設けられている。外筒部材7の内周面25と、底壁部6の隔壁内側に面する側面41と、内筒部材5の外周面31とによって、環状スペーサ3が嵌入される環状溝8が画定される。
図3に示すように、外筒部材7の外周部22における、外筒部材7の軸方向Bにおいて嵌合溝21よりも隔壁内側(開口部23側)に位置する開口側部分22aは、隔壁内側に向かうにしたがって径方向A内向きに傾斜するテーパ面26を有している。これにより、外筒部材7の貫通孔11への嵌挿が容易になる。
また、外筒部材7の外周部22における、外筒部材7の軸方向Bにおいて嵌合溝21よりも隔壁外側(底壁部6側)に位置する(すなわち、嵌合溝21を挟んで開口側部分22aと反対側に位置する)底壁側部分22bは、開口側部分22aよりも、径方向A外向きに突出するように形成されている。これにより、嵌合溝21の底壁側部分22b側の側面21bと隔壁10の隔壁外側の側面13(図1参照)との当接面積を大きくすることができるので、外筒部材7を貫通孔11に挿入する方向における嵌合溝21と隔壁10との係合力を高めることができる。
また、底壁部6の軸方向Bの厚さは、嵌合溝21の底面21aと外筒部材7の内周面25との間の厚さt2(以降、「嵌合溝厚さt2」とも称する)、及び外筒部材7の外周部22の底壁側部分22bの径方向Aの厚さよりも小さく設定されている。また、本実施形態では、底壁側部分22bの径方向Aの厚さは、嵌合溝厚さt2以上に設定されている。したがって、本実施形態では、底壁部6の軸方向Bの厚さt1は、嵌合溝厚さt2よりも小さく設定されていることとなる。これにより、外筒部材7の外周部22の底壁側部分22bの剛性を底壁部6の剛性よりも高くすることができるので、グロメット本体2が隔壁外側またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、底壁部6の側面41と外筒部材7の内周面25とが交わる隅部27を変位起点にすることができる。なお、本実施形態では、底壁側部分22bの径方向Aの厚さは、嵌合溝厚さt2以上に設定されているが、底壁側部分22bの径方向Aの厚さは、底壁部6の軸方向Bの厚さよりも大きい限りは特に限定されるものではない。
また、外筒部材7は、内周面25の隔壁内側の端部に、径方向A内向きに所定長さ突出する突出部42を有する。突出部42は、その底壁部6側の側面42aが、環状スペーサ3の後述する当接部56と当接することができるように形成される(図9参照)。
図4に示すように、突出部42は、外筒部材7の隔壁内側の側部端面43に、外筒部材7の周方向に沿って、互いに等間隔を隔てて3つ設けられている。各突出部42は、所定の周方向幅を有するように形成される。外筒部材7の周方向における各突出部42の間の部分を間隔部44と称することとする。各間隔部44は、環状スペーサ3の後述する係合部55を配置することができる周方向幅を有するように形成される(図8参照)。
したがって、外筒部材7の側部端面43には、突出部42と間隔部44とが、外筒部材7の周方向に沿って互い違いに配置される。突出部42は等間隔で3つ設けられるので、間隔部44も等間隔で3つ設けられる。このため、外筒部材7の周方向における突出部42の反対側の位置には、間隔部44が位置することとなる。なお、本実施形態では、突出部42は3つ設けられているが、間隔部44に環状スペーサ3の係合部55を配置することができる限りは、突出部42の数は特に限定されるものではない。
なお、本実施形態では、突出部42及び間隔部44は等間隔で配置したが、突出部42及び間隔部44の配置間隔は、等間隔でなくてもよい。詳細については後述するが、挿通孔4に挿通されたケーブルハーネスが挿通孔4内で変位すると、その変位によって生じた外力が内筒部材5に加わって内筒部材5が径方向Aに変位することとなる。このとき、内筒部材5の径方向Aの変位が大きい場合には内筒部材5の外周面31が環状スペーサ3の係合部55と干渉する恐れがあるため、係合部55は、内筒部材5の予想される変位方向に基づき、内筒部材5と干渉しない位置に配置することが望ましい。このためには、突出部42及び間隔部44は、内筒部材5の径方向Aの変位が大きい場合でも、内筒部材5が係合部55と干渉しない位置に適宜配置するとよい。
また、側部端面43の間隔部44に対応する位置に、外筒部材7の周方向における環状スペーサ3の後述する係合部55の位置を位置決めするためのマーキング45が設けられている。このマーキング45により、環状スペーサ3の係合部55を外筒部材7の間隔部44に配置することができる。
マーキング45は、外筒部材7の側部端面43に、互いに所定の間隔を隔てて形成された一対の溝45a、45bとして設けられる。マーキング45を溝45a、45bとして設けると、環状スペーサ3の係合部55がマーキング45の上に乗り上げて、環状スペーサ3の環状溝8内への嵌入が不完全な状態になるのを防止することができる。
一対の溝45a、45bは、その間に、環状スペーサ3の係合部55を配置することができるように、係合部55の周方向幅よりも若干大きい周方向幅を有するように形成される。なお、マーキング45は、一対の溝45a、45bに限定されるものではなく、例えば、色や印などによって設けてもよい。
図1及び図2に戻り、環状スペーサ3は、内筒部材5から所定の間隔を有して挿通可能な環状の形状を有する。環状スペーサ3は、外筒部材7の開口部23から環状溝8内に嵌入されて、底壁部6の側面41に対して所定の間隔をおいて配置される。環状スペーサ3は、外筒部材7の内周面25に密着される外周面51と、内筒部材5の外周面31との間に環状の第1空間61(図9参照)を形成する内周面52と、底壁部6の側面41に面する底壁側端面53と、隔壁内側に面する隔壁内側端面54とを有する。
また、環状スペーサ3は、隔壁内側端面54から環状スペーサ3の軸方向Bに所定長さ突出し、かつ環状スペーサ3の径方向A外向きに所定長さ延出するように形成された係合部55を有する(図5及び図6参照)。係合部55は、環状スペーサ3を環状溝8に嵌入させたときに、外筒部材7の側部端面43に係合することができるように形成される(図6及び図8参照)。
係合部55は、環状スペーサ3の隔壁内側端面54に、環状スペーサ3の周方向に沿って、互いに等間隔を隔てて3つ設けられている。各係合部55は、外筒部材7の側部端面43の間隔部44に配置することができる周方向幅をするように形成される(図8参照)。環状スペーサ3の周方向における各係合部55の間の部分を当接部56と称することとする。
したがって、環状スペーサ3の隔壁内側端面54には、係合部55と当接部56とが、環状スペーサ3の周方向に互い違いに配置される。当接部56は等間隔で3つ設けられるので、当接部56も等間隔で3つ設けられる。このため、環状スペーサ3の周方向における係合部55の反対側の位置には、当接部56が位置することとなる。なお、本実施形態では、係合部55は3つ設けられているが、外筒部材7の側部端面43の間隔部44に配置することができる限りは、係合部55の数は特に限定されるものではない。なお、本実施形態では、係合部55及び当接部56は等間隔で配置したが、係合部55及び当接部56の配置間隔は、等間隔でなくてもよい。係合部55及び当接部56は、上述したように内筒部材5の径方向Aの変位が大きい場合でも、内筒部材5が係合部55と干渉しない位置に適宜配置するとよい。
また、環状スペーサ3は、環状溝8内では、軸方向Bにおいて隔壁10と重なる位置に配置される(図2参照)。このことにより、環状スペーサ3は、径方向Aにおいて、外筒部材7及び隔壁10と一直線上に配置されるので、環状スペーサ3によって外筒部材7をより強い力で貫通孔11の縁部12に対して押圧することができる。これにより、外筒部材7と貫通孔11の縁部12との間の密着度を高めることができる。
また、環状スペーサ3は、環状溝8に嵌入されたときに、その外周面51が外筒部材7の内周面25を押圧して外筒部材7を外側に撓ませて拡径させることができるように、その外径が環状溝8の内径よりも若干大きく設定されている。
また、環状スペーサ3は、外筒部材7と同心に配置される。これにより、環状スペーサ3は、その周方向において外筒部材7を径方向A外向きに均等に押圧することができるので、周方向において外筒部材7と貫通孔11の縁部12との間の密着度を均等に高めることができる。
上記のように構成されたグロメット1を隔壁10の貫通孔11に取り付けるときは、まず、グロメット本体2の内筒部材5を隔壁外側から貫通孔11に挿通させ、次いで、グロメット本体2の外筒部材7を隔壁外側から貫通孔11に嵌挿させる。そして、環状スペーサ3を隔壁内側からグロメット本体2の環状溝8内に嵌入させる。
環状スペーサ3を環状溝8内に嵌入させるときは、まず、図7(A)に示すように、環状スペーサ3の隔壁内側端面54の当接部56をグロメット本体2の環状溝8内に斜めに挿入し、外筒部材7の突出部42に当接させて係止させる。環状スペーサ3の当接部56は、突出部42の底壁部6側の側面42aに当接される。
次いで、矢印46で示すように、外筒部材7の突出部42に係止させた当接部56の周方向の反対側に位置する係合部55を、環状溝8内に押し込む。上述したように、環状スペーサ3の係合部55は周方向において当接部56の反対側に位置している。これにより、図7(B)に示すように、環状スペーサ3の全体が環状溝8内に嵌入される。このとき、環状スペーサ3の係合部55は、外筒部材7の側部端面43に着座する。
その後、図8に示すように、外筒部材7の周方向における環状スペーサ3の係合部55の位置を、外筒部材7の側部端面43の一対の溝45a、45bによって確認する。環状スペーサ3の係合部55が一対の溝45a、45b間に位置している場合は、環状スペーサ3の係合部55が外筒部材7の間隔部44に配置されているので、環状スペーサ3が環状溝8内に正しく嵌入されたことを示す。
一方、環状スペーサ3の係合部55が一対の溝45a、45b間に位置していない場合は、係合部55が外筒部材7の間隔部44に配置されていないので、環状スペーサ3が環状溝8内に正しく嵌入されていないことを示す。この場合は、環状スペーサ3を周方向に回転させて、環状スペーサ3が一対の溝45a、45b間に配置されるように位置決めする。
このように、一対の溝45a、45bによって、環状スペーサ3の係合部55の外筒部材7の周方向における位置を容易に位置決めすることができる。これにより、環状スペーサ3の係合部55を外筒部材7の間隔部44に配置することができる。なお、環状スペーサ3の係合部55が外筒部材7の間隔部44に配置されないと、係合部55が突出部42の上に乗り上げてしまうので、環状スペーサ3を環状溝8内に正しく嵌入させることができない。
環状スペーサ3が環状溝8に嵌入されたとき、図9に示すように、環状スペーサ3は、底壁部6に対して所定の間隔をおいて配置されるので、環状スペーサ3の底壁側端面53と底壁部6の側面41との間に第1空間61が形成される。また、環状スペーサ3を挟んで第1空間61の反対側(すなわち隔壁内側)には、第2空間62が存在する。そして、環状スペーサ3が環状溝8に嵌入されたとき、環状スペーサ3は内筒部材5を所定の間隔を有して挿通されるので、環状スペーサ3の内周面52と内筒部材5の外周面31との間に、環状の第3空間63が形成される。この第3空間63は、第1空間61と第2空間62とを連通するための連通孔の役割を果たす。
このことにより、グロメット本体2の外筒部材7の底壁部6が隔壁外側(車外側)から水圧等の外力を受けたときに、その外力を、第1空間61及び第3空間63を介して隔壁内側の第2空間62へ逃がすことができる。これにより、外圧によってグロメット本体2が軸方向Bの隔壁内側に変位して環状スペーサ3を押圧することや、外圧に起因して底壁部6と環状スペーサ3との間の隙間の空気の圧力が上昇することを回避することができるので、環状スペーサ3に対して抜け方向の荷重が作用するのを防止することができる。したがって、グロメット本体2が隔壁外側から外力を受けたときに、環状スペーサ3がグロメット本体2から脱落するのが防止される。
また、グロメット本体2の内筒部材5がケーブルハーネスから挿通孔4内でのケーブルハーネスの変位に起因する外力を受けたときに、その外力を、第1空間61及び第3空間63を介して隔壁内側の第2空間62へ逃がすことができる。また、第3空間63によって、環状スペーサ3と内筒部材5との間にクリアランスを設けることができるので、内筒部材5がケーブルハーネスから外力を受けた場合でも、その外力に起因する内筒部材5の径方向A外向きの変位を上記のクリアランスによって許容することが可能となる。これにより、内筒部材5の径方向A外向きの変位によって、環状スペーサ3を介して外筒部材7を径方向A外向きに押圧して変形させるのを防止することができる。したがって、内筒部材5がケーブルハーネスから外力を受けたときに、外筒部材7による貫通孔11の封止を確実に維持するとともに、グロメット本体2からの環状スペーサ3の脱落を防止することができる。
また、図3に示したように、外筒部材7の底壁部6の軸方向Bの厚さt1を嵌合溝厚さt2よりも小さく設定することにより、外筒部材7の外周部22の底壁側部分22bの剛性を底壁部6の剛性よりも高くすることができるので、グロメット本体2が隔壁外側またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、底壁部6の側面41と外筒部材7の内周面25とが交わる隅部27を変位起点にすることができる。これにより、外筒部材7及び内筒部材5の変位方向を軸方向Bに誘導することができるので、外筒部材7及び内筒部材5の径方向Aの変位を防止することができる。したがって、グロメット本体2が隔壁外側またはケーブルハーネスから外力を受けたときに、外筒部材7による貫通孔11の封止を確実に維持するとともに、グロメット本体2からの環状スペーサ3の脱落を防止することができる。
また、図9に示すように、外筒部材7の突出部42と環状スペーサ3の当接部56との当接、及び環状スペーサ3の係合部55と外筒部材7の側部端面43との係合によって、環状スペーサ3を外筒部材7の隔壁内側の端部に軸方向B両側から挟み込んで固定させることができる。これにより、環状スペーサ3を外筒部材7に強固に固定することができるので、外筒部材7からの環状スペーサ3の脱落をより確実に防止することができる。また、これにより、環状スペーサ3の環状溝8内での軸方向Bの位置を位置決めすることができるので、環状スペーサ3を底壁部6の側面41に対して所定の間隔をおいて配置することができる。
以上、本発明を特定の実施形態に基づいて説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。また、上記実施形態に示した本発明に係るグロメットの各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
1 グロメット
3 環状スペーサ
4 挿通孔
5 内筒部材
6 底壁部
7 外筒部材
8 環状溝
10 隔壁
11 貫通孔
12 縁部
13 側面
21 嵌合溝
21a 底面
21b 側面
22 外周部
22a 開口側部分
22b 底壁側部分
23 開口部
25 内周面
26 テーパ面
27 隅部
41 側面
42 突出部
43 側部端面
45 マーキング
45a 溝
45b 溝
54 隔壁内側端面(軸方向端面)
55 係合部
61 第1空間
62 第2空間
63 第3空間(連通孔)
A 径方向
B 軸方向
t1 底壁部の軸方向の厚さ
t2 嵌合溝厚さ

Claims (10)

  1. 隔壁に形成された貫通孔に取り付けられ、前記貫通孔にケーブルハーネスを挿通し、かつ前記貫通孔を封止するグロメットであって、
    前記ケーブルハーネスが挿通される挿通孔を画定し、前記貫通孔に挿通される中空筒状の形状を有する内筒部材と、
    前記内筒部材の外周面から径方向外向きに延出する底壁部と、
    前記内筒部材を取り囲む中空筒状の形状を有し、その軸方向の一端が前記底壁部の外周に連続して形成され、その軸方向の他端に開口部を有し、かつ、その外周部に、前記貫通孔の縁部に嵌合するべき嵌合溝が設けられた外筒部材と、
    前記内筒部材と前記外筒部材との間に画定される環状溝内に嵌入された環状スペーサとを有し、
    前記環状スペーサが前記底壁部に対して所定の間隔をおいて配置され、かつ、前記環状スペーサと前記底壁部との間に画定される第1空間を、前記環状スペーサを挟んで前記第1空間と反対側に存在する第2空間に連通させるべき連通孔が設けられていることを特徴とするグロメット。
  2. 前記連通孔は、前記環状スペーサと前記内筒部材との間に形成される環状の空間であることを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記環状スペーサは、前記外筒部材の軸方向において前記隔壁と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のグロメット。
  4. 前記外筒部材の前記外周部における、前記外筒部材の軸方向において前記嵌合溝よりも前記開口部側に位置する開口側部分は、前記開口部側に向かうにしたがって径方向内向きに傾斜するテーパ面を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のグロメット。
  5. 前記外筒部材の前記外周部における、前記外筒部材の軸方向において前記嵌合溝よりも前記底壁部側に位置する底壁側部分は、前記外筒部材の前記外周部における、前記外筒部材の軸方向において前記嵌合溝よりも前記開口部側に位置する開口側部分よりも径方向外向きに突出するように形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のグロメット。
  6. 前記底壁部の軸方向の厚さは、前記嵌合溝の底面と前記外筒部材の内周面との間の厚さ、及び前記外筒部材の前記外周部における、前記外筒部材の軸方向において前記嵌合溝よりも前記底壁部側に位置する底壁側部分の径方向の厚さよりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のグロメット。
  7. 前記外筒部材は、その内周面の前記開口部側の端部に、径方向内向きに突出する少なくとも1つの突出部を有し、
    前記環状スペーサは、
    前記突出部の前記底壁部側の側面に当接する軸方向端面と、
    前記軸方向端面から該環状スペーサの軸方向に突出し、かつ該環状スペーサの径方向外向きに延出するように形成され、前記外筒部材の前記開口部側の側部端面に係合する少なくとも1つの係合部とを有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のグロメット。
  8. 前記突出部は、前記外筒部材の周方向に沿って互いに間隔を隔てて複数設けられており、
    前記係合部は、前記環状スペーサの周方向に沿って互いに間隔を隔てて複数設けられており、
    前記係合部は、前記外筒部材の周方向に沿って前記突出部と互い違いに配置されることを特徴とする請求項7に記載のグロメット。
  9. 前記外筒部材の前記側部端面に、前記外筒部材の周方向における前記係合部の位置を位置決めするためのマーキングが設けられていることを特徴とする請求項8に記載のグロメット。
  10. 前記マーキングは、互いに所定の間隔を隔てて形成された溝であることを特徴とする請求項9に記載のグロメット。
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