JP2021027373A - 画像形成装置、画像形成システム、およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、およびプログラム Download PDF

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晋 南木
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剛志 ▲高▼橋
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洋章 塚野
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Abstract

【課題】被記録媒体に形成される画像の色味調整の精度の低下または当該画像の位置調整の精度の低下を抑制する。【解決手段】本発明に係る画像形成装置101は、背景部材または被記録媒体を読み取る読取部147と、読取部147による読取結果に基づいて読取画像データを生成する読取画像生成部1401と、読取画像データに基づいて読取部147による読取時の欠陥の位置を検出する検出部1402と、欠陥の位置と、少なくとも1つのパッチと、少なくとも1つのマークと、のうちいずれかを有する第1パターンデータと、に基づいて、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成するパターン制御部1403と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システム、およびプログラムに関する。
従来、画像形成装置において、ゴミや汚れ等の異物が用紙と読み取り部との間に入り込むことがある。このとき、用紙の搬送方向に沿って延びるスジ状のノイズが発生することがある。ノイズを除去するために、ラインセンサで調整用パターンを読み取り、調整動作を行う技術がある。
例えば、特許文献1には、異物検出部材の読み取りデータと調整動作に関するパターンが形成された用紙の読み取りデータとに基づいてノイズ除去処理を行う技術が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、従来技術では、調整動作に関するトンボなどの直線のパターンとノイズとが重なると被記録媒体に関する位置調整の精度が低下する問題がある。また、ノイズ部分の読み取りデータは無効となるため、従来技術では、被記録媒体に関する色味調整の精度が低下する問題がある。例えば、特許文献1に開示された技術では、被記録媒体に形成される画像の色味調整の精度または当該画像の位置調整の精度が低下する問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、被記録媒体に形成される画像の色味調整の精度の低下または当該画像の位置調整の精度の低下を抑制することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、背景部材または被記録媒体を読み取る読取部と、前記読取部による読取結果に基づいて読取画像データを生成する読取画像生成部と、前記読取画像データに基づいて、前記読取部による読取時の欠陥の位置を検出する検出部と、前記欠陥の位置と、少なくとも1つのパッチと、少なくとも1つのマークと、のうちいずれかを有する第1パターンデータと、に基づいて、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成するパターン制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、被記録媒体に形成される画像の色味調整の精度の低下または当該画像の位置調整の精度の低下を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施の形態に係る画像形成装置を制御する制御部などのハードウェア構成を示す図である。 図3は、本実施の形態に係る画像形成装置における調整動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4は、第1の実施の形態に係る調整動作に関する機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、第1の実施の形態に係り、読取部の読取面に付着したゴミと、白板に対応する読取画像データおける読取欠陥位置とを、搬送方向とともに示す図である。 図6は、第1の実施の形態に係る色味調整に関する第1レイアウトの一例を示す図である。 図7は、第1の実施の形態に係る位置調整に関する第1レイアウトの一例を示す図である。 図8は、第1の実施の形態に係る位置調整に関する第1レイアウトの一例を示す図である。 図9は、第1の実施の形態に係り、ゴミが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図10は、第1の実施の形態に係り、ゴミが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図11は、第1の実施の形態に係り、ゴミが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図12は、第1の実施の形態に係り、2つのゴミが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図13は、第1の実施の形態に係り、図12とは異なる2つの位置にゴミが付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図14は、第1の実施の形態に係り、1つのゴミが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図15は、第1の実施の形態に係り、ゴミが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図16は、第1の実施の形態に係り、トンボマークの代わりにL字マークを用いた第2レイアウトとの一例を示す図である。 図17は、第1の実施の形態に係り、3つのゴミが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図18は、第2の実施の形態に係る調整動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図19は、第2の実施の形態に係り、ゴミが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。 図20は、第2の実施の形態に係る調整動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図21は、第2の実施の形態に係るゴミが読取面に付着していた場合の用紙シフトの一例を示す図である。 図22は、第3の実施の形態に係る画像形成システムを示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、画像形成装置、画像形成システム、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置101の構成を示すブロック図である。図1は、画像形成装置101において、被記録媒体としてのシートへの画像形成と、定着とに関与する部分の構成を、断面模式図として示したものである。画像形成装置101は、作像部102と定着部201とを備える。
作像部102は、画像データに基づいて、シート状の被記録媒体である記録用紙130上にトナー像を形成する。作像部102は、記録用紙130上へのトナー像の形成により、画像の印刷を行う画像形成手段である。定着部201は、作像部102により形成されたトナー像を定着部材により加熱及び加圧処理して、トナー像を記録用紙130に定着させる定着手段である。
より具体的には、作像部102は、中央に記録媒体である中間転写ベルト103を備える。作像部102は、各色の画像形成手段である作像ユニット110を有する。作像ユニット110は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、それぞれY、M、C、Kと記す。)の各色のトナー像を中間転写ベルト103上に形成する。作像ユニット110は、中間転写ベルト103に対向するように並べて設けられる。
各作像ユニット110は、帯電部111、露光部112、現像部113及び感光体ドラム114を備える。図1では、これら各部を示す符号の末尾に、「110Y」のように、形成する画像の色を示すアルファベットを付したが、各色に共通の構成を説明する際には、アルファベットのない符号を用いる。
感光体ドラム114は、作像ユニット110が形成する像を担持するための像担持体である。帯電部111は、感光体ドラム114の周囲に配設され、感光体ドラム114を一様に帯電させる。露光部112は、画像データに従ってオンオフ制御される光源(例えば、レーザーダイオード(LD))を備え、その光源が出射する光により感光体ドラム114を走査することにより、感光体ドラム114上に、画像データが示す画像の静電潜像を形成する。現像部113は、現像剤であるトナーを用いてその静電潜像を現像する現像手段である。なお、現像に用いるトナーは、トナーボトル121に格納され、トナー供給部120から供給される。これらの作像ユニット110により形成された各色のトナー像は、各色と対応する転写ローラ115Y〜115Kにより、中間転写ベルト103上に重ね合わせて一次転写される。
作像部102及び定着部201は、それぞれ給紙装置105、205を備え、これらの給紙装置105、205に記録用紙130を収納する。この記録用紙130は、搬送ローラにより破線で示す搬送路上を中間転写ベルト103と二次転写ベルト104とのニップ点106に、中間転写ベルト103上のトナー像とタイミングを合わせて搬送され、このニップ点106において、トナー像が記録用紙130に二次転写される。
作像部102は、トナー像が転写された記録用紙130を定着部201の定着ユニット210に搬送する。定着ユニット210は、記録用紙130に熱と圧力とを加えてトナー像を記録用紙130に溶融溶着することにより、定着させる。定着ユニット210にて紙面上に画像が形成された用紙は更に搬送され、検査装置400に搬送される。また、記録用紙130の両面に印刷を行う場合には、定着部201は、第1面に画像が定着された記録用紙130を、用紙反転路211および両面搬送路212を介して作像部102に戻し、第1面と同様な手順で第2面に画像を形成させる。
定着部201は、さらに表示器203を備える。定着部201は、この表示器203に、画像形成装置101の状態等を表示する。
検査装置400は、定着部201内部における用紙の搬送路において、定着ユニット210から搬送された用紙の夫々の面における調整パターンを読み取り、読取画像データを生成する。調整パターンは、異なる色の複数のパッチまたは複数のマーク(位置検知マーク)で構成され、後述の調整動作で用いられる。生成された読取画像データは、定着部201内部の画像処理装置における読取制御部に出力される。また、検査装置400によって紙面が読み取られた用紙は、定着ユニット210内部を更に搬送され、排出される。尚、図1においては、定着ユニット210における用紙の搬送路において、用紙の片面側にのみ検査装置400が設けられている場合を例としているが、用紙の両面の検査を可能とするため、用紙の両面側に夫々検査装置400を配置してもよい。
図1に示す例では、検査装置400は、定着部201内部に配置されているが、定着部201の外部や作像部102内部に配置してもよい。例えば、検査装置400が作像部102内部に配置された場合、検査装置400は、中間転写ベルト103上に書かれた調整パターンを読み取る。また、検査装置400は定着ユニット210の内部ではなく、定着ユニット210の外部に設けられた検査ユニットの内部に配置されてもよい。
用紙シフト装置150は、用紙の面内において、記録用紙130を用紙の搬送方向に対して垂直方向に移動させる装置である。
図2は、以上説明してきた画像形成装置101を制御する制御部140などのハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、画像形成装置101の制御部140は、CPU(Central Processing Unit)141、ROM(Read Only Memory)142、RAM(Random Access Memory)143、操作部144、表示部145、I/F(インタフェース)146、および読取部147を備え、これらをシステムバス148により接続した構成としている。CPU141には、ブリッジを介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)が接続される。ASICは、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)である。
そして、CPU141が、RAM143をワークエリアとしてROM142に記憶されたプログラムを実行することにより画像形成装置101全体を制御する。
ROM142は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU141が実行する各種プログラムや処理に必要な各種データを格納している。
I/F146は、他の装置と通信するためのインタフェースである。この通信は、専用線によって行うものでも、汎用のネットワークを介して行うものでもよく、有線、無線を問わず、任意のプロトコルを採用可能である。
操作部144は、ユーザーからの操作を受け付けるための操作手段であり、各種のキー、ボタン、タッチパネル等により構成することができる。
表示部145は、画像形成装置101の動作状態や設定内容、メッセージ等をユーザーに提示するための、図1に示した表示器203等の提示手段であり、液晶ディスプレイやランプ等により構成することができる。
検査装置400は、I/F146を介して制御部140と接続されている。検査装置400は、CPU141の指示により用紙の検査を実行する。
読取部147は、白板(背景部材の一例)または被記録媒体を読み取る。なお、読取部147は、白板に限らず、灰色等の背景部材でもよく、その他、画像が形成されていない白紙、被記録媒体の白紙部分などを読み取ってもよい。被記録媒体の白紙部分とは、例えば、被記録媒体において、画像が形成されていない領域に相当する。白紙または被記録媒体を光学的に読み取る読取部147としては、例えば、CCD(Charged−coupled devices)やCMOS(Complementary metal−oxide−semiconductor)等の撮像素子を内蔵したラインセンサまたはラインスキャナなどの構成によって実現される。図2において、読取部147は、説明の便宜上、検査装置400とは別体として記載されているが、検査装置400に搭載されていてもよい。
以下、本実施の形態に係る調整動作について説明する。調整動作とは、例えば、白板または被記録媒体の読取により生成された読取画像データに基づいて、位置調整用の複数のマークのレイアウトまたは色味調整用の複数のパッチのレイアウトを変更し、次いで、変更されたレイアウトを有する調整パターンの読取画像データを用いて位置調整または色味調整を実行する動作である。なお、位置調整および色味調整は、それぞれ、位置補正および色味補正と称されてもよい。
図3は、本実施の形態に係る画像形成装置101における調整動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。図4は、本実施の形態に係る調整動作に関する機能構成の一例を示すブロック図である。制御部140は、機能構成として、読取制御部1401と、検出部1402と、パターン制御部1403と、搬送制御部1404と、調整値算出部1405とを有する。なお、図4に示す機能構成の各要素は、検査装置400に搭載されてもよい。
読取制御部1401は、読取部147から出力された読取結果に基づいて読取画像データを生成する。
検出部1402は、読取画像データに基づいて、読取部147による読取時の欠陥の位置(以下、読取欠陥位置と呼ぶ)を検出する。読取時の欠陥とは、例えば、読取部(スキャナ)147の読取面、すなわち記録媒体に最も近いガラスの表面に付着したゴミまたは汚れに起因するノイズ、読取部147の内部に存在する欠陥に起因するノイズに相当する。読取部147の内部に存在する欠陥とは、例えば、CMOSに存在する欠陥や読取部147における光学経路中のレンズに存在する傷、汚れなどである。
パターン制御部1403は、読取欠陥位置に基づいて調整パターンを設定する。パターン制御部1403は、設定された調整パターンをASICに書き込み、設定する。パターン制御部1403は、設定された調整パターンを被記録媒体に描画する。
搬送制御部1404は、用紙などの被記録媒体を給紙装置105、205から排紙トレイまで搬送するために、搬送路に設置された各種ローラの動作を制御する。
調整値算出部1405は、調整パターンが印刷された被記録媒体の読取結果に対応する調整画像データに基づいて、調整値を算出する。調整値とは、例えば、色味を調整するための画像処理パラメータの値、被記録媒体に印刷される画像の位置を調整するための位置調整パラメータの値などである。位置調整パラメータは、例えば、描画開始位置、主走査倍率、副走査倍率などである。
(調整動作)
(ステップS301)
読取部147は、白板または被記録媒体を読み取る。具体的には、読取部147は、白板または被記録媒体に光を照射する。光の照射後、読取部147は、白板または被記録媒体からの反射光を読み取る。次いで、読取部147は、白板または被記録媒体を読み取った読取結果を、読取データとして、読取制御部1401へ出力する。
読取制御部1401は、読取結果に基づいて、読取画像データを生成する。読取制御部1401は、生成された読取画像データを、検出部1402へ出力する。
(ステップS302)
検出部1402は、読取画像データにおいて、白くない箇所すなわち非白色部分の位置を、読取欠陥位置、すなわちノイズの位置として検出する。読取欠陥位置は、例えば、主走査方向および副走査方向に関する位置であって、2次元座標(x、y)で表される。検出部1402は、読取欠陥位置をノイズの位置情報として、メモリに記憶させる。読取画像データにおいて読取欠陥位置がなければ(ステップS302のNo)、ステップS303の処理が実行される。また、読取画像データにおいて読取欠陥位置があれば(ステップS302のYes)、ステップS305の処理が実行される。
図5は、読取部147の読取面に付着したゴミDUと、白板に対応する読取画像データWBDおける読取欠陥位置DP(x、y)とを、搬送方向TDとともに示す図である。図5に示すように、ゴミDUが読取面に付着している場合、読取画像データWBDにおける非白色部分DPが読取欠陥位置DP(x、y)となる。
(ステップS303)
パターン制御部1403は、調整パターンとして第1レイアウトを設定する。第1レイアウトは、異なる色の複数のパッチと複数のマークとのうちいずれかを有する第1パターンデータにおいて、一つの被記録媒体に対する複数のパッチの配列または複数のマークの配列に対応する。第1レイアウトに関する第1パターンデータは、予めROM142等に記憶される。
第1パターンデータは、位置調整に関する第1レイアウトに関して、マークの描画開始位置、主走査長、副走査長などを有する。また、第1パターンデータは、色味調整に関する第1レイアウトに関して、パッチの描画開始位置、主走査長、副走査長、繰返し数、パッチの色味の濃淡に対応するドットマトリクスなどを有する。本処理において、パターン制御部1403は、ROM142から第1パターンデータを読み出す。パターン制御部1403は、読み出された第1パターンデータを、調整パターンとして、制御部140におけるASICに書き込んで設定する。
図6は、色味調整に関する第1レイアウトLO1の一例を示す図である。図6において、色味の違いは、異なるハッチングで示している。また、図6において、同一色味における濃度の違いは、ハッチングの濃度の違いで示している。図6に示すように、複数のパッチ各々PTは、例えば、搬送方向TDに直行する主走査方向に沿った主走査長MSLと、搬送方向TDに平行な副走査方向に沿った副走査長ASLとで規定される範囲に、配列される。図6における点SPは、パッチの描画開始位置を示している。図6に示す色味調整に関する調整パターンは、さまざまな色味に対応する複数のパッチを有する。色味調整において、図6に示す調整パターンは、各色の濃度の調整に用いるために読取部147に読み取られる。
図7および図8は、位置調整に関する第1レイアウトの一例を示す図である。図7における複数のマーク各々は、十字状のマーク(トンボマーク)CMを示している。また、図8における複数のマーク各々は、かぎ型のマーク(L字マーク)LSMを示している。位置調整において、図7に示すトンボマークCMによる調整パターンおよび図8に示すL字マークLSMによる調整パターンは、2直線の交点の座標に基づく用紙の姿勢の判断により被記録媒体に形成される画像の描画位置を補正するために、読取部147により読み取られる。
(ステップS304)
読取制御部1401は、第1レイアウトに対する読取位置を設定する。具体的には、読取制御部1401は、被記録媒体に印刷された第1レイアウトにおける複数のパッチまたは複数のマークを選択的に読み取るために、読取位置を設定する。読取制御部1401は、設定された読取位置を読取部147に出力する。本ステップの処理により、白板または被記録媒体の読取結果に対する画像の形成の効率が向上する。なお、本ステップは、調整動作において省略されてもよい。
(ステップS305)
パターン制御部1403は、ノイズの位置情報に基づいて、調整パターンとして、第1レイアウトとは異なる第2レイアウトを設定する。具体的には、パターン制御部1403は、欠陥の位置に基づいて、異なる色の複数のパッチと複数のマークとのうちいずれかを有する第1パターンデータにおけるパッチまたはマークに関する第1レイアウトを変更することにより、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成する。例えば、パターン制御部1403は、欠陥の位置に基づいて、第1パターンデータにおけるパッチの位置またはマークの位置を欠陥の位置と重複しない位置に変更することにより、第2パターンデータを生成する。
第2パターンデータは、位置調整に関する第2レイアウトに関して、マークの描画開始位置、主走査長、副走査長などを有する。また、第2パターンデータは、色味調整に関する第1レイアウトに関して、パッチの描画開始位置、主走査長、副走査長、繰返し数、パッチの色味の濃淡に対応するドットマトリクスなどを有する。パターン制御部1403は、生成された第2パターンデータを、調整パターンとして、制御部140におけるASICに書き込んで設定する。
第1レイアウトから第2レイアウトへの変更は、例えば、欠陥(ノイズ)の位置、欠陥(ノイズ)の数、および欠陥(ノイズ)の大きさに応じて、パッチやマークの位置、大きさ、太さなどを変更すること、およびパッチを別の被記録媒体に印刷することなど、さまざまな対処方法がある。第1レイアウトから第2レイアウトヘの変更については、後述の第1乃至第3のパターン変更例において説明する。
(ステップS306)
読取制御部1401は、第2レイアウトに対する読取位置を設定する。具体的には、読取制御部1401は、被記録媒体に印刷された第2レイアウトにおける複数のパッチまたは複数のマークを選択的に読み取るために、読取位置を設定する。読取制御部1401は、設定された読取位置を読取部147に出力する。本ステップの処理により、白板または被記録媒体の読取結果に対する画像の形成の効率が向上する。なお、本ステップは、調整動作において省略されてもよい。
(ステップS307)
パターン制御部1403は、ASICに設定された調整パターンを用いて、露光112部を制御する。搬送制御部1404は、調整パターンが用紙に転写されるタイミングおよび調整パターンが読み取られるタイミング等を制御する。これらの制御により、作像部102は、調整パターンをトナー像として被記録媒体に転写する。定着ユニット210は、調整パターンに対応するトナー像を被記録媒体に定着させる。これらの処理により、調整パターンは、被記録媒体に印刷される。調整パターンが印刷された被記録媒体は、読取部147に搬送される。
(ステップS308)
読取部147は、被記録媒体に印刷された調整パターンに対してレーザを照射する。読取部147は、被記録媒体からの反射光を読み取ることで、印刷された調整パターンを読み取る。読取部147は、調整パターンが印刷された被記録媒体に対する読取結果として、調整パターンに関する読取画像データ(以下、調整画像データと呼ぶ)を生成する。
(ステップS309)
調整値算出部1405は、調整画像データに基づいて、調整値を算出する。以下、説明を具体的にするために、まず位置調整について説明を行い、次いで色味補正について説明する。位置調整に関する調整パターンにおけるマークは、トンボマークとして説明する。なお、トンボマークの代わりにL字マークが用いられてもよい。
(位置調整)
調整値算出部1405は、調整画像データにおいて、被記録媒体における黒色のトンボマークの位置、すなわち2つの直線の交点を検出する。具体的には、調整値算出部1405は、調整画像データにおいて、白色が黒色に変化するエッジを検出する。このとき、調整値算出部1405は、読取欠陥位置の近傍領域をエッジ検出の対象から除外する。
調整値算出部1405は、調整画像データにおいて被記録媒体の端部を検出する。具体的には、読取面の背景の黒版上に白色の被記録媒体が通るため、調整値算出部1405は、調整画像データにおいて、黒色が白色に変化するエッジを検出する。このとき、調整値算出部1405は、読取欠陥位置の近傍領域をエッジ検出の対象から除外する。
調整値算出部1405は、検出された用紙端部とトンボマークとの位置関係に基づいて、各ラインの描画開始位置、主走査倍率、副走査倍率等を補正するパラメータの値を算出する。調整値算出部1405は、算出されたパラメータの値をCPU141などに出力する。
(色味調整)
調整値算出部1405は、調整画像データにおいて、白い被記録媒体に描かれた複数のパッチ各々における複数のドットに関するRGB(Red Green Blue)データを検知する。このとき、調整値算出部1405は、読取欠陥位置の近傍領域を、RGBデータの検知の対象から除外する。なお、複数のパッチの代わりにベルト状のパターンでも、本技術は適用可能である。
調整値算出部1405は、検出された各ドットのRGBデータをYMC(Yellow Magenta Cyan)データに変換する。調整値算出部1405は、変換されたYMCデータを用いて、複数のパッチ各々におけるYMCデータの平均値を算出する。なお、第2レイアウトは読取欠陥位置を避けているため、平均値は、ノイズデータを有さない。ステップS302における処理でYesと判定された場合、第2パターンデータがマスターデータとなる。一方、ステップS302における処理でNoと判定された場合、第1パターンデータがマスターデータとなる。
調整値算出部1405は、マスターデータと算出された平均値との差を計算し、計算された差に基づいて画像処理のパラメータの値を算出する。調整値算出部1405は、算出されたパラメータの値をCPU141などに出力する。
以上により調整動作は終了する。なお、本調整動作において、ノイズに相当する読取欠陥位置の数が多い場合あるいはノイズ領域があまりにも大きい場合、ステップS302において、調整動作を終了することも可能である。また、レイアウトの変更に変えて、用紙幅を変更することも可能である。
以下、読取部147でノイズが発生した際、読取欠陥位置の検出状況に応じた第2レイアウトについて、第1乃至第3のパターン変更例を用いて説明する。
(第1のパターン変更例)
第1のパターン変更例は、少なくとも一つのパッチの位置または少なくとも一つのマークの位置を平行移動により変更することに関するものである。すなわち、本パターン変更例では、読取欠陥位置を避けるように、パッチまたはマークは、第2レイアウトにおいて平行移動される。
図9は、ゴミDUが読取面に付着していた場合の第2レイアウトLO2の一例を示す図である。図9の第1レイアウトLO1で調整動作を行った場合、ゴミDUによる読取ノイズRDPが、第1パターンデータにおいて副走査方向に沿った複数のパッチに重畳される。パターン制御部1403は、読取時の欠陥の位置に基づいて、少なくとも一つのパッチに読取ノイズRDPが重畳しないように、図9に示すように第1レイアウトLO1を第2レイアウトLO2に変更する。具体的には、パターン制御部1403は、図9に示すように、第1レイアウトLO1において読取ノイズRDPに重畳する複数のマークを主走査方向に沿って平行移動させる(TR)。上記処理により、パターン制御部1403は、第2レイアウトLO2を有する第2パターンデータを生成する。
図10は、ゴミDUが読取面に付着していた場合の第2レイアウトLO2の一例を示す図である。図10の第1レイアウトLO1で調整動作を行った場合、ゴミDUによる読取ノイズRDPが、第1パターンデータにおける複数のトンボマークCMの交点に重畳される。パターン制御部1403は、読取時の欠陥の位置に基づいて、トンボマークCMの交点に読取ノイズRDPが重畳しないように、図10に示す第1レイアウトLO1を第2レイアウトLO2に変更する。具体的には、パターン制御部1403は、図10に示すように、第1レイアウトLO1において読取ノイズRDPに重畳する複数のマークを主走査方向に沿って平行移動させる(TR)。上記処理により、パターン制御部1403は、第2レイアウトLO2を有する第2パターンデータを生成する。これにより、本実施の形態によれば、ノイズが発生したとしても、位置調整を実行することができる。
なお、本変更例の変形例として、少なくとも一つのトンボマークは回転されてもよい。図11は、ゴミDUが読取面に付着していた場合の第2レイアウトLO2の一例を示す図である。図11の第1レイアウトLO1で調整動作を行った場合、ゴミDUによる読取ノイズRDPが、第1パターンデータにおける複数のトンボマークCMの交点に重畳される。パターン制御部1403は、読取時の欠陥の位置に基づいて、トンボマークCMにおける副走査方向の直線に読取ノイズRDPが重畳しないように、図11に示す第1レイアウトLO1を第2レイアウトLO2に変更する。
具体的には、パターン制御部1403は、図11に示すように、第1レイアウトLO1において読取ノイズRDPに重畳する複数のトンボマークCMの交点を回転中心として回転させる(ROT)。これにより、パターン制御部1403は、第2レイアウトLO2を有する第2パターンデータを生成する。図10および図11においては、トンボマークCMを例にとり説明したが、トンボマークに限定されず、L字マークについても同様な処理により、第2パターンデータが生成される。なお、図11に示す第2レイアウトLO2おいて、読取ノイズRDPに重畳する複数のトンボマークのみが回転させているが、第1レイアウトLO1に含まれるすべてのトンボマークが回転されてもよい。これにより、本実施の形態によれば、ノイズが発生したとしても、マークの位置の間隔が変わることなく、ノイズが発生していない場合と同様な精度で位置調整を実行することができる。すなわち、位置調整においてトンボマークおよびL字マークなどの2直線の交点が用いられる場合、読取ノイズと当該交点とが重ならないようにマークを移動させれば、2直線にノイズが重なっていても、位置調整を実行することができる。
図12は、2つのゴミ(DU1、DU2)が読取面に付着していた場合の第2レイアウトLO2の一例を示す図である。図12の第1レイアウトLO1で調整動作を行った場合、第1のゴミDU1による第1読取ノイズRDP1と、第2のゴミDU2による第2読取ノイズRDP2とが、第1パターンデータにおける複数のパッチに重畳される。図13は、図12とは異なる2つの位置にゴミが付着していた場合の第2レイアウトLO2の一例を示す図である。第1読取ノイズRDP1と第2読取ノイズRDP2との間には、主走査方向に沿って、2行分のパッチが配置可能である。このため、図13における第2レイアウトLO2は、図12における第2レイアウトとは異なっている。
パターン制御部1403は、読取時の欠陥の位置に基づいて、全パッチに第1読取ノイズRDP1と第2読取ノイズRDP2とが重畳しないように、図12に示す第1レイアウトLO1を第2レイアウトLO2に変更する。具体的には、パターン制御部1403は、図12に示すように、第1レイアウトLO1において第1読取ノイズRDP1と第2読取ノイズRDP2とに重畳する複数のパッチを主走査方向に沿って平行移動させる(TR)。これにより、パターン制御部1403は、第2レイアウトLO2を有する第2パターンデータを生成する。図9、図12、および図13に関する第2レイアウトによれば、ノイズが発生したとしても、第2パターンデータを用いて印刷された調整パターンの読取により生成された読取データの情報量は減らない。このため、本実施の形態によれば、ノイズが発生していない場合と同様な精度で色味調整を実行することができる。
(第2のパターン変更例)
第2のパターン変更例は、少なくとも一つのパッチまたはマークのサイズを、第1レイアウトにおけるサイズに比べて大きく変更するものである。
図14は、1つのゴミDUが読取面に付着していた場合の第2レイアウトの一例を示す図である。図14の第1レイアウトで調整動作を行った場合、ゴミDUによる読取ノイズRDPが、第1パターンデータにおける複数のパッチに重畳される。パターン制御部1403は、読取時の欠陥の位置に基づいて、読取ノイズRDPが重畳したパッチのサイズを、第1レイアウトにおけるパッチのサイズに比べて大きくするように、図14に示す第1レイアウトLO1を第2レイアウトLO2に変更する。具体的には、パターン制御部1403は、図14に示すように、第1レイアウトLO1において読取ノイズRDPに重畳する複数のパッチを主走査方向に沿って拡張する(EP)。これにより、パターン制御部1403は、第2レイアウトLO2を有する第2パターンデータを生成する。これにより、ノイズが発生したとしても、第2パターンデータを用いて印刷された調整パターンの読取により生成された読取データの情報量は減らない。このため、本実施の形態によれば、ノイズが発生していない場合と同様な精度で色味調整を実行することができる。
図15は、ゴミDUが読取面に付着していた場合の第2レイアウトLO2の一例を示す図である。図15および図16の第1レイアウトLO1で調整動作を行った場合、ゴミDUによる読取ノイズRDPが、第1パターンデータにおける複数のトンボマークCMの交点に重畳される。パターン制御部1403は、読取時の欠陥の位置に基づいて、トンボマークCMのサイズを第1レイアウトに比べて大きくするように、すなわちトンボマークCMを太くするように、図15に示す第1レイアウトLO1を第2レイアウトLO2に変更する。具体的には、パターン制御部1403は、図15に示すように、トンボマークCMの太さを読取ノイズRDPの幅より太くする。これにより、パターン制御部1403は、第2レイアウトLO2を有する第2パターンデータを生成する。
図16は、トンボマークの代わりにL字マークLSMを用いた第2レイアウトとの一例を示す図である。L字マークLSMを用いた処理についても、図15で説明した内容と同様のため、説明は省略する。また、上記において、マークのサイズの変更は太さの変更として説明したが、マークの太さの変更の代わりに、マークそのものを拡大することにより、マークの大きさを変更してもよい。図15および図16によれば、ノイズが発生したとしても、マークの位置の間隔が変わることなく、ノイズが発生していない場合と同様な精度で位置調整を実行することができる。すなわち、位置調整においてトンボマークおよびL字マークなどの2直線の交点が用いられる場合、読取ノイズと2直線の端部とが重ならなければ、2直線の交点は検出可能なため、位置調整を実行することができる。
(第3のパターン変更例)
第3のパターン変更例は、第2レイアウトとして、少なくとも一つのパッチを、別の被記録媒体に印刷するものである。すなわち、パターン制御部1403は、欠陥の位置に基づいて、第1パターンデータを用いてひとつの被記録媒体に形成された複数の前記パッチのうち少なくとも1つが他の被記録媒体上に形成されるように第2パターンデータを生成する。
図17は、3つのゴミ(DU1、DU2、DU3)が読取面に付着していた場合の第2レイアウトLO2の一例を示す図である。図17の第1レイアウトLO1で調整動作を行った場合、第1のゴミDU1による第1読取ノイズRDP1と、第2のゴミDU2による第2読取ノイズRDP2と、第3のゴミDU3による第3読取ノイズRDP3とが、第1パターンデータにおける複数のパッチに重畳される。パターン制御部1403は、第1レイアウトLO1における複数のパッチを複数の被記録媒体に分割して描くように、図17に示す第1レイアウトLO1を第2レイアウトLO2に変更する。具体的には、パターン制御部1403は、図17に示すように、第1レイアウトLO1において第1読取ノイズRDP1と第2読取ノイズRDP2と第3読取ノイズRDP3とに重畳する複数のパッチを、これらの読取ノイズに重畳しないように、1枚目の被記録媒体に配置する。
次いで、パターン制御部1403は、1枚目の被記録媒体に配置できなかった少なくとも一つのパッチを、これらの読取ノイズに重畳しないように他の記録媒体に配置する。これにより、パターン制御部1403は、第2レイアウトLO2を有する第2パターンデータを生成する。図17に示すように、パターン制御部1403は、主走査方向に沿って、複数のパッチを平行移動させてもよい。これにより、ノイズの量が多かったとしても、すなわち読取欠陥位置が大きくかつ読取欠陥位置の数が多かったとしても、ノイズが発生していない場合と同様な精度で色味調整を実行することができる。
以上のように本実施の形態では、白板または被記録媒体を読み取り、読取部147による読取結果に基づいて読取画像データを生成し、読取画像データに基づいて読取部147による読取時の欠陥の位置を検出し、欠陥の位置に基づいて、異なる色の複数のパッチと複数のマークとのうちいずれかを有する第1パターンデータにおけるパッチまたはマークに関する第1レイアウトを変更することにより、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成する。また、本実施の形態では、欠陥の位置に基づいて、第1パターンデータにおけるパッチの位置またはマークの位置を欠陥の位置と非重複な位置に変更することにより、第2パターンデータを生成する。また、本実施の形態では、欠陥の位置に基づいて、第1パターンデータにおけるパッチのサイズまたはマークのサイズに比べてサイズを大きくすることにより、第2パターンデータを生成する。また、本実施の形態では、欠陥の位置に基づいて、第1パターンデータを用いてひとつの被記録媒体に形成された複数のパッチのうち少なくとも1つが他の被記録媒体上に形成されるように第2パターンデータを生成する。
上記により生成された第2パターンデータを調整動作の印刷に用いることで、読取時の欠陥の位置すなわちノイズを避けて、調整パターンが被記録媒体に印刷される。このようにして印刷された調整パターンが読み取られ、読み取られた調整パターンを調整動作に用いることで、ノイズに影響されない位置調整または色味調整が実行される。以上のことから、本実施の形態によれば、読取データにノイズが発生したとしても、ノイズが発生していない場合と同じ精度で、調整動作を実行することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態との相違は、被記録媒体への調整パターンの印刷前または印刷後に、被記録媒体をシフトさせることにある。このとき、パターン制御部1403は、第2パターンデータに対応するパターン画像を、被記録媒体に形成する。搬送制御部1404は、欠陥の位置と第2パターンデータとに基づいて、前記パターン画像を形成するユニットへ搬送される被記録媒体の搬送位置を制御する。
図18は、本実施の形態に係る調整動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図18において、図3と重複する箇所は省略している。
(調整動作)
(ステップS181)
図3のステップS306の処理に続いて本処理が実行される。搬送制御部1404は、読取欠陥位置に基づいて、被記録媒体のシフトの要否を判定する。具体的には、搬送制御部1404は、第2パターンデータに関する調整パターンが被記録媒体に印刷された場合、調整パターンの一部が被記録媒体の外部にはみ出るか否かを判定する。より詳細には、搬送制御部1404は、ステップS305において設定された第2レイアウトの位置と被記録媒体の大きさとを比較する。搬送制御部1404は、第2レイアウトが被記録媒体からはみ出すか否かを判定する。第2レイアウトが被記録媒体からはみ出す場合、ステップS182の処理が実行される(ステップS181のYes)。第2レイアウトが被記録媒体からはみ出さない場合、ステップS307の処理が実行される(ステップS181のNo)。
(ステップS182)
搬送制御部1404は、読取欠陥位置に基づいて、読取欠陥位置を避けるために、被記録媒体のシフトを設定する。また、パターン制御部1403は、被記録媒体のシフトに合わせて、第2レイアウトのシフトを設定する。
(ステップS183)
搬送制御部1404は、欠陥の位置と第2パターンデータとに基づいて、パターン画像を形成するユニット、すなわちニップ点106および定着ユニット210へ搬送される被記録媒体の搬送位置をシフトするように、用紙シフト装置150を制御する。これにより、被記録媒体は、シフトされる。本ステップの後、ステップS307の処理が実行される。
図19は、ゴミDUが読取面に付着していた場合の第2レイアウトLO2の一例を示す図である。図19に示すように、第2レイアウトLO2の一部分FPは、被記録媒体の外側に位置する。このため、搬送制御部1404は、被記録媒体も主走査方向に沿って、設定されたシフトMSに従って、被記録媒体を平行移動させるように用紙シフト装置150を制御する。
本実施の形態によれば、第2パターンデータに対応するパターン画像を被記録媒体に形成し、欠陥の位置と前記第2パターンデータとに基づいて、パターン画像を形成するユニットへ搬送される前記被記録媒体の搬送位置を制御することができる。これにより、ノイズの位置・大きさによっては調整パターンが用紙外となったとしても、調整パターンの位置調整(パターン制御部1403)に加え用紙シフト動作(搬送制御部1404)を行うことで、色味調整に有効な領域が減少することなく、すなわち調整精度が落ちることなく、調整動作を実行することができる。換言すれば、ノイズの位置・大きさに応じて、調整パターンの位置調整に加え用紙シフトを行うことで、ノイズを回避したパターン読み取りができ、精度悪化を防ぐ為の余力が増加する。
(変形例)
本変形例は、読取欠陥位置、すなわちノイズが被記録媒体である用紙のエッジ部と重なる位置で検出された場合、用紙自体をシフトさせることにある。
図20は、本実施の形態に係る調整動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図20において、図3と重複する箇所は省略している。
(調整動作)
(ステップS201)
図3のステップS306の処理に続いて本処理が実行される。搬送制御部1404は、読取欠陥位置に基づいて、被記録媒体のシフトの要否を判定する。具体的には、搬送制御部1404は、第2パターンデータに関する調整パターンが被記録媒体に印刷された場合、用紙のエッジ部に欠陥読取位置が重畳するか否かを判定する。用紙のエッジ部に欠陥読取位置が重畳する場合、ステップS202の処理が実行される(ステップS201のYes)。用紙のエッジ部に欠陥読取位置が重畳しない場合、ステップS307の処理が実行される(ステップS181のNo)。
(ステップS202)
搬送制御部1404は、読取欠陥位置に基づいて、読取欠陥位置を避けるために、被記録媒体のシフトを設定する。本ステップにおける処理は、ステップS182と同様なため、詳細な説明は省略する。
(ステップS203)
パターン制御部1403は、ASICに設定された調整パターンを用いて、露光112部を制御する。搬送制御部1404は、調整パターンが用紙に転写されるタイミングおよび調整パターンが読み取られるタイミング等を制御する。本ステップはステップS307と同様なため、説明は省略する。
(ステップS204)
搬送制御部1404は、欠陥の位置に基づいて、読取部147へ搬送される被記録媒体の搬送位置を制御する。本ステップにおける他の処理は、ステップS183と同様なため、説明は省略する。なお、画像形成装置101におけるシフト制御を行うシフト機構のレイアウトに応じて、シフト制御のタイミングと調整パターンとの連携の仕方は異なっていてもよい。
図21は、ゴミDUが読取面に付着していた場合の用紙シフトの一例を示す図である。図21に示すように、第1レイアウトLO1が印刷される被記録媒体のエッジ部は、読取ノイズRDPと重なっている。このため、搬送制御部1404は、被記録媒体も主走査方向に沿って、設定されたシフトMSに従って、被記録媒体を平行移動させるように用紙シフト装置150を制御する。
本変形例に係る画像形成装置101では、白板または被記録媒体を読み取り、読取部147による読取結果に基づいて読取画像データを生成し、読取画像データに基づいて読取部147による読取時の欠陥の位置を検出し、欠陥の位置に基づいて読取部147へ搬送される被記録媒体の搬送位置を制御する。すなわち、調整パターンが印刷された被記録媒体は、読取時の欠陥の位置すなわちノイズが当該被記録媒体に重畳されない位置で、読取部147へ搬送される。これにより、ノイズが重畳されていない調整パターンが読み取られ、読み取られた調整パターンを用いることで、ノイズに影響されない位置調整または色味調整が実行される。以上のことから、ノイズが用紙エッジ部と重なる位置に検出された場合、すなわち、用紙エッジに重複するようなノイズ(ごみの付着)の場合にも、用紙自体をシフトさせることで、調整パターンの位置を正しく検知することができる。これらのことから、本変形例によれば、調整パターン印刷後に用紙をシフトさせる為、調整パターンの位置調整をせずに用紙シフトのみでごみ位置をさけることも可能となり、用紙エッジ部が判定できずに調整パターンの読み取りと調整値算出の精度とが低下することを抑制することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、画像形成システムとして実現される。図22は、本画像形成システム1を示すブロック図である。画像形成システム1は、画像処理装置2と画像形成装置3とを有する。画像処理装置2と画像形成装置3とは、各々のインタフェースを介して、接続される。画像処理装置2は、読取部147と、読取制御部1401と、検出部1402と、パターン制御部1403と、調整値算出部1405とを有する。なお、画像処理装置2は、搬送制御部1404を有していてもよい。また、画像処理装置2は、画像形成装置3に組み込まれてもよい。また、画像処理装置2は、検査装置400に搭載されてもよい。
読取部147は、白板または被記録媒体を読み取る。読取制御部1401は、読取画像生成部の一例であり、読取部147による読取結果に基づいて読取画像データを生成する。検出部1402は、読取画像データに基づいて、読取部147による読取時の欠陥の位置を検出する。パターン制御部1403は、欠陥の位置に基づいて、異なる色の複数のパッチと複数のマークとのうちいずれかを有する第1パターンデータにおけるパッチまたはマークに関する第1レイアウトを変更することにより、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成する。調整値算出部1405は、調整パターンの読取結果に基づいて、位置調整または色味調整に関する調整値を算出する。画像形成装置3は、画像形成部31を有する。画像形成部31は、作像部102と定着部201とを有する。
読取部147、読取制御部1401、検出部1402、パターン制御部1403、調整値算出部1405、作像部102および定着部201は、上述の内容と同様なため、説明は省略する。また、本実施の形態における調整動作も上述の内容と同様なため、説明は省略する。
本実施の形態に係る画像形成システム1では、白板または被記録媒体を読み取り、読取部147による読取結果に基づいて読取画像データを生成し、読取画像データに基づいて読取部147による読取時の欠陥の位置を検出し、欠陥の位置に基づいて、異なる色の複数のパッチと複数のマークとのうちいずれかを有する第1パターンデータにおけるパッチまたはマークに関する第1レイアウトを変更することにより、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成し、第1パターンデータに対応する第1パターン画像または第2パターンデータに対応する第2パターン画像を被記録媒体に形成する。上記により生成された第2パターンデータを調整動作の印刷に用いることで、読取時の欠陥の位置すなわちノイズを避けて、調整パターンが被記録媒体に印刷される。このようにして印刷された調整パターンを読み取り、読み取られた調整パターンを用いることで、ノイズに影響されない位置調整または色味調整が実行される。以上のことから、本実施の形態に係る画像形成システム1によれば、読取データにノイズが発生した場合、第2パターンデータを用いて調整動作を実行することができ、ノイズが発生していない場合と同じ精度で、調整動作を実行することができる。
本実施の形態の画像形成装置101、3、画像処理装置2または画像形成システム1で実行される調整動作に関するプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態の画像形成装置101、3、画像処理装置2または画像形成システム1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の画像形成装置101、3、画像処理装置2または画像形成システム1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施の形態の画像形成装置101、3、画像処理装置2または画像形成システム1で実行されるプログラムを、ROM142等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態の画像形成装置101、3、画像処理装置2または画像形成システム1で実行されるプログラムは、上述した各部(読取部147、読取制御部1401、検出部1402、パターン制御部1403など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から当該プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、読取部147、読取制御部1401、検出部1402、パターン制御部1403が主記憶装置上に生成されるようになっている。
これらのことから、実施の形態のプログラムは、白板または被記録媒体の読取による読取結果に基づいて読取画像データを生成する読取制御ステップと、読取画像データに基づいて読取部147による読取時の欠陥の位置を検出する検出ステップと、欠陥の位置に基づいて、異なる色の複数のパッチと複数のマークとのうちいずれかを有する第1パターンデータにおけるパッチまたはマークに関する第1レイアウトを変更することにより、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成するパターン制御ステップと、をコンピュータに実行させることができる。これにより、読取データにノイズが発生したとしても、生成された第2パターンデータを用いて調整動作を実行することができ、ノイズが発生していない場合と同じ精度で、調整動作を実行することができる。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置101、3として、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置101、3であればいずれにも適用することができる。
第1乃至第3の実施の形態に係る画像形成装置101、3、画像処理装置2、画像形成システム1、およびプログラムによれば、被記録媒体に形成される画像の色味調整の精度の低下または当該画像の位置調整の精度の低下を抑制することができる。
1 画像形成システム
2 画像処理装置
3、101 画像形成装置
31 画像形成部
102 作像部
103 中間転写ベルト
104 二次転写ベルト
105 給紙装置
106 ニップ点
110 作像ユニット
111 帯電部
112 露光部
113 現像部
114 感光体ドラム
115 転写ローラ
120 トナー供給部
121 トナーボトル
130 記録用紙
140 制御部
141 CPU
142 ROM
143 RAM
144 操作部
145 表示部
146 インタフェース
147 読取部
150 用紙シフト装置
201 定着部
203 表示器
205 給紙装置
210 定着ユニット
211 用紙反転路
212 両面搬送路
400 検査装置
1401 読取制御部
1402 検出部
1403 パターン制御部
1404 搬送制御部
1405 調整値算出部
特開2018−83272号公報

Claims (8)

  1. 背景部材または被記録媒体を読み取る読取部と、
    前記読取部による読取結果に基づいて読取画像データを生成する読取画像生成部と、
    前記読取画像データに基づいて、前記読取部による読取時の欠陥の位置を検出する検出部と、
    前記欠陥の位置と、少なくとも1つのパッチと、少なくとも1つのマークと、のうちいずれかを有する第1パターンデータと、に基づいて、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成するパターン制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パターン制御部は、
    前記欠陥の位置に基づいて、前記第1パターンデータにおける前記パッチの位置または前記マークの位置を前記欠陥の位置と重複しない位置に変更することにより、第2パターンデータを生成すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記パターン制御部は、
    前記欠陥の位置に基づいて、前記第1パターンデータにおける前記パッチのサイズまたは前記マークのサイズに比べて前記サイズを大きくすることにより、前記第2パターンデータを生成すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記パターン制御部は、
    前記欠陥の位置に基づいて、前記第1パターンデータを用いてひとつの被記録媒体に形成された複数の前記パッチのうち少なくとも1つが他の被記録媒体上に形成されるように前記第2パターンデータを生成すること、
    を特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記パターン制御部は、前記第2パターンデータに対応するパターン画像を被記録媒体に形成し、
    前記欠陥の位置と前記第2パターンデータとに基づいて、前記パターン画像を形成するユニットへ搬送される前記被記録媒体の搬送位置を制御する搬送制御部をさらに有する請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 背景部材または被記録媒体を読み取る読取部と、
    前記読取部による読取結果に基づいて読取画像データを生成する読取画像生成部と、
    前記読取画像データに基づいて、前記読取部による読取時の欠陥の位置を検出する検出部と、
    前記欠陥の位置に基づいて、前記読取部へ搬送される前記被記録媒体の搬送位置を制御する搬送制御部と、
    を有する画像形成装置。
  7. 画像処理装置と画像形成装置とを有する画像形成システムであって、
    前記画像処理装置は、
    背景部材または被記録媒体を読み取る読取部と、
    前記読取部による読取結果に基づいて読取画像データを生成する読取画像生成部と、
    前記読取画像データに基づいて、前記読取部による読取時の欠陥の位置を検出する検出部と、
    前記欠陥の位置と、少なくとも1つのパッチと、少なくとも1つのマークと、のうちいずれかを有する第1パターンデータと、に基づいて、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成するパターン制御部と、
    を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記第1パターンデータに対応する第1パターン画像または前記第2パターンデータに対応する第2パターン画像を被記録媒体に形成する画像形成部と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  8. 背景部材または被記録媒体の読取による読取結果に基づいて読取画像データを生成する読取制御ステップと、
    前記読取画像データに基づいて、読取部による読取時の欠陥の位置を検出する検出ステップと、
    前記欠陥の位置と、少なくとも1つのパッチと、少なくとも1つのマークと、のうちいずれかを有する第1パターンデータと、に基づいて、第1レイアウトと異なる第2レイアウトを有する第2パターンデータを生成するパターン制御ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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