JP2021024125A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクリボンを用いて転写媒体に画像を形成する間接印刷方式において、インクリボンのシワの発生に起因する画像不良を抑制すること。【解決手段】画像形成装置1は、サーマルヘッド40及びプラテンローラ45と剥離コロ25及び剥離ローラ28との間における転写フィルム46及びインクリボン41の搬送経路に設けられると共に、剥離ローラ28の外形に倣う曲率を有する曲率ガイド部材150を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、インクリボンを用いて転写媒体に形成した画像を記録媒体に転写する画像形成装置に関する。
従来、カード又はシート等の記録媒体に画像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置は、一般に、複数の加熱素子が配設されたサーマルヘッドと、サーマルヘッドに対向配置されたプラテンローラ等のプラテンと、を有する画像形成部を備えている。
また、このような画像形成装置としては、インクリボンを用いて転写フィルム等の転写媒体に画像(鏡像)を形成し、次いで転写媒体に形成された画像を記録媒体に転写する間接印刷方式(再転写方式)を用いるものが知られている。間接印刷方式を用いる画像形成装置は、転写媒体の画像形成面の反対面側をプラテンで支持しつつインクリボンと転写媒体とを同速で搬送して、インクリボンに対して圧接されたサーマルヘッドの加熱素子を選択的に作動させて転写媒体に画像を形成する。そしてその後に、画像形成装置は、転写媒体とインクリボンとを剥離ローラ等の剥離部で剥離する。
インクリボンを用いる画像形成装置では、インクリボンに発生するシワの影響で、転写媒体上における印刷品位を低下させる現象を生じることがある。インクリボンにシワが発生した場合には、転写媒体とインクリボンとは、剥離部より搬送方向の上流側の転写媒体にインクが定着する前に剥離されてしまう。これにより、画素の一部が印刷されない画素抜け等の画像不良となる。
これに対して、特許文献1は、上記のようなインクリボンにおけるシワの発生を抑制する画像形成装置を開示している。特許文献1の画像形成装置は、転写媒体の搬送方向の後方のインクパネルを跨ぐ位置にダミー画像を形成してシワの発生を抑制している。
特開2016−190414号公報
しかしながら、特許文献1においては、インクリボンと転写媒体とのダミー画像を形成した部分の剥離後に、シワの発生を抑制する効果を得られないという課題を有する。これにより、特許文献1においては、ダミー画像を形成した部分から離れた転写媒体の搬送方向の下流側において、シワが発生して画像不良となる可能性がある。
本発明の目的は、インクリボンを用いて転写媒体に画像を形成する間接印刷方式において、インクリボンのシワの発生に起因する画像不良を抑制することができる画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、インクリボンを用いて転写媒体に形成した画像を記録媒体に転写する画像形成装置であって、プラテンと、発熱素子を備えるサーマルヘッドと、を備え、重なった状態の前記転写媒体と前記インクリボンとを前記プラテンで案内しながら搬送すると共に、前記発熱素子が発熱することにより、前記転写媒体に対して前記インクリボンのインクを転写させて画像を形成する転写手段と、前記転写手段により画像を形成した前記転写媒体と前記インクリボンとを互いに離れる方向に案内して剥離する剥離ローラ対と、前記転写手段と前記剥離ローラ対との間における前記転写媒体及び前記インクリボンの搬送経路に設けられると共に、前記剥離ローラ対の一方の外形に倣う曲率を有する案内部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、インクリボンを用いて転写媒体に画像を形成する間接印刷方式において、インクリボンのシワの発生に起因する画像不良を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る画像形成システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のインクリボンカセットの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の一部を拡大した断面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の曲率ガイド部材の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置で使用するインクリボンの模式図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置で使用する転写フィルムの模式図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置によって形成された画像の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の一部を拡大した断面模式図である。 本発明の実施の形態3に係る画像形成装置のインクリボンカセットの斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の一部を拡大した断面模式図である。 本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の案内部材の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<画像形成システムの構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成システム200の構成について、図1及び図2を参照しながら、詳細に説明する。
画像形成システム200は、画像形成装置1と、上位装置201と、モニタ202と、入力装置203と、画像入力装置204と、を有している。
画像形成装置1は、図示しないインターフェースを介して上位装置201に接続されている。画像形成装置1は、上位装置201から印刷データ、画像データ、又は磁気的若しくは電気的な記録データ等を受信する。画像形成装置1は、受信したこれらのデータに基づいて、記録媒体としてのカードに対して、文字又は画像を形成(印刷記録)し又は磁気的若しくは電気的な情報記録を行う。なお、画像形成装置1の構成の詳細については後述する。
上位装置201は、画像形成装置1に対して、印刷データ、画像データ、又は磁気的若しくは電気的な記録データ等を送信して、記録動作等の実行を指示する。上位装置201は、例えば、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータである。
モニタ202は、上位装置201に接続されており、上位装置201によって生成されたデータ等に基づいて表示を行なう。モニタ202は、例えば液晶ディスプレイ等である。
入力装置203は、上位装置201に接続されており、上位装置201に対して命令又はデータを入力する。入力装置203は、例えばキーボード又はマウス等であり、ここではキーボードを例示する。
画像入力装置204は、上位装置201に接続されており、取得した画像の画像データを上位装置201に出力する。画像入力装置204は、撮像した画像を画像データとして出力するデジタルカメラ、又は原稿等から読み取った画像を画像データとして出力するスキャナ等であり、ここではデジタルカメラを例示する。
<画像形成装置の構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の構成について、図2及び図3を参照しながら、詳細に説明する。
画像形成装置1は、ハウジング2を有しており、ハウジング2内に情報記録部Aと、印刷部Bと、媒体収容部Cと、収容部Dと、回動ユニットFと、オペパネ部5と、制御部100と、電源部120と、を備えている。
情報記録部Aは、媒体収容部Cから供給されるカードCaに対して、磁気的又は電気的な情報記録を行う。情報記録部Aは、磁気的又は電気的な情報記録を行ったカードCaを印刷部Bに向けて搬送する。
印刷部Bは、転写媒体としての転写フィルム46を搬送するフィルム状媒体搬送機構を有している。印刷部Bには、媒体収容部Cから供給されるカードCaを移送する搬入経路P1と、収容部Dに印刷後のカードCaを移送する搬出経路P2と、が設けられている。
媒体収容部Cは、複数枚のカードCaを立位姿勢で整列して収納している。媒体収容部Cは、ピックアップローラ19によって最前列のカードCaから順次繰り出して、繰り出したカードCaを分離開口7から回動ユニットFを介して情報記録部Aに供給する。
収容部Dは、印刷部Bから搬送されてくるカードCaを収容スタッカ60に収容する。収容スタッカ60は、昇降機構61によって図3において上下方向に移動可能に構成されている。
回動ユニットFは、旋回動可能なように構成されており、搬入経路P1の上流側に配置されている。回動ユニットFは、媒体収容部Cから供給されるカードCaを印刷部B又は情報記録部Aに向けて搬送し、情報記録部Aから搬送されてくるカードCaを印刷部Bに向けて搬送する。回動ユニットFは、情報記録部Aによって情報を記録されたカードCaを印刷部Bに向けて搬送する。
オペパネ部5は、操作表示部であり、ユーザの操作によって指示される記録動作等に応じた信号を操作表示制御部106に出力する。
制御部100は、画像形成装置1の全体の動作を制御する。
電源部120は、商用交流電源を直流電源に変換して、制御部100、サーマルヘッド40、オペパネ部5及び情報記録部A等に供給する。
<情報記録部の構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の情報記録部Aの構成について、図2及び図3を参照しながら、詳細に説明する。
情報記録部Aは、非接触式IC記録部23と、磁気記録部24と、接触式IC記録部27と、を備えている。
非接触式IC記録部23は、回動ユニットFの外周において回動ユニットFに対向して設けられている。非接触式IC記録部23は、回動ユニットFから搬送されてくるカードCaに対して非接触で電気的な情報記録を行い、電気的な情報記録を行ったカードCaを回動ユニットFに向けて搬送する。
磁気記録部24は、回動ユニットFの外周において回動ユニットFに対向して設けられている。磁気記録部24は、回動ユニットFから搬送されてくるカードCaに磁気的な情報記録を行い、磁気的な情報記録を行ったカードCaを回動ユニットFに向けて搬送する。
接触式IC記録部27は、回動ユニットFの外周において回動ユニットFに対向して設けられている。接触式IC記録部27は、回動ユニットFから搬送されてくるカードCaに対して接触しながら電気的な情報記録を行い、電気的な情報記録を行ったカードCaを回動ユニットFに向けて搬送する。
<印刷部の構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の印刷部Bの構成について、図2から図4を参照しながら、詳細に説明する。
印刷部Bは、画像形成部B1と、転写部B2と、搬送ローラ29と、ピンチローラ32aと、ピンチローラ32bと、デカール機構36と、搬送ローラ37と、搬送ローラ38と、を備えている。また、印刷部Bは、フィルム搬送ローラ49と、再転写フィルムセット50と、センサSe1と、センサSe2と、を備えている。
画像形成部B1は、フィルム状媒体搬送機構により搬送される転写フィルム46に画像を形成する。なお、画像形成部B1の構成の詳細については後述する。
転写部B2は、情報記録部Aから搬入経路P1上を搬送されてくるカードCaの表面、又は表面と裏面とに対して、画像形成部B1から搬送されてくる転写フィルム46に形成された顔写真や文字データ等の画像を再転写する。転写部B2は、画像を再転写したカードCaを情報記録部A又は収容部Dに向けて搬送する。
具体的には、転写部B2は、転写プラテン31と、転写ローラ33と、を備えている。
転写プラテン31は、転写フィルム46を介して転写ローラ33に対向して配置されている。
転写ローラ33は、転写フィルム46を介して転写プラテン31に対向して配置されている。転写ローラ33は、ヒートローラで構成されており、転写プラテン31に対して圧接し又は転写プラテン31から離間する。
搬送ローラ29は、搬入経路P1に配置され、図示しない搬送モータに連結されて、この搬送モータが駆動することにより正転方向又は逆転方向に回転可能になっている。搬送ローラ29は、回動ユニットFから搬送されてくるカードCaを搬送ローラ30に向けて搬送し、又は搬送ローラ30から搬送されてくるカードCaを回動ユニットFに向けて搬送する。
搬送ローラ30は、搬入経路P1に配置され、図示しない搬送モータに連結されて、この搬送モータが駆動することにより正転方向又は逆転方向に回転可能になっている。搬送ローラ30は、搬送ローラ29から搬送されてくるカードCaを転写ローラ33と転写プラテン31との間に向けて搬送し、又は転写ローラ33と転写プラテン31との間から搬送されてくるカードCaを搬送ローラ29に向けて搬送する。
ピンチローラ32a及びピンチローラ32bは、フィルム搬送ローラ49の外周面に配置されている。
デカール機構36は、搬送ローラ37と搬送ローラ38との間に設けられており、カム等の図示しない昇降機構によって、図3において上下方向に移動可能に構成されている。デカール機構36は、搬送ローラ37及び搬送ローラ38に保持されたカードCaの中央部を押圧することによって、カードCaに生じたカールを矯正する。
搬送ローラ37は、搬出経路P2に配置されている。搬送ローラ37は、図示しない搬送モータに連結されており、この搬送モータが駆動することにより回転して、転写プラテン31と転写ローラ33との間を通過してきたカードCaをニップする。搬送ローラ37は、ニップしたカードCaをカードCaの搬送方向(以下、単に「搬送方向」と記載する)の下流側へ搬送する。
搬送ローラ38は、搬出経路P2に配置されている。搬送ローラ38は、図示しない搬送モータに連結されており、この搬送モータが駆動することにより回転して、デカール機構36を通過したカードCaをニップして搬送方向の下流側へ搬送する。
フィルム搬送ローラ49は、図示しない駆動モータに連結されており、この駆動モータが駆動することにより回転する。フィルム搬送ローラ49は、回転することにより、ピンチローラ32a及びピンチローラ32bと共に、サーマルヘッド40及びプラテンローラ45で画像を形成された転写フィルム46を、転写プラテン31と転写ローラ33との間に向けて移送する。
再転写フィルムセット50は、ハウジング2に着脱可能に装着されている。再転写フィルムセット50は、転写フィルム46と、供給スプール47と、巻取スプール48と、を備え、供給スプール47と巻取スプール48とに転写フィルム46を巻回している。
供給スプール47は、モータMr4が駆動することによって回転して、サーマルヘッド40とプラテンローラ45との間に転写フィルム46を供給する。
巻取スプール48は、モータMr2が駆動することによって回転して、転写プラテン31と転写ローラ33とによってカードCaに画像を転写した後の転写フィルム46を巻き取る。
センサSe1は、転写フィルム46に設けた位置出し用マークを検出し、検出結果に応じた信号を制御部100に出力する。
センサSe2は、インクリボン41に付されたインクリボン41の使用限界を表すエンプティマークを検出する透過型センサであり、検出結果に応じた信号を制御部100に出力する。
<回動ユニットの構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の回動ユニットFの構成について、図3を参照しながら、詳細に説明する。
回動ユニットFは、ローラ対20及び21と、搬入ローラ22と、回動フレーム80と、を備えている。
ローラ対20及び21は、回動フレーム80に回転自在に軸支持されている。ローラ対20及び21は、カードCaを搬送するための媒体搬送路65を形成している。ローラ対20及び21は、搬入ローラ22によって搬送されるカードCaを、印刷部B又は非接触式IC記録部23、磁気記録部24及び接触式IC記録部27のいずれかに向けて搬送する。ローラ対20及び21は、非接触式IC記録部23、磁気記録部24及び接触式IC記録部27のいずれかから搬送されてくるカードCaを印刷部Bに向けて搬送する。
搬入ローラ22は、分離開口7から供給されるカードCaを回動フレーム80に向けて搬送する。
回動フレーム80は、ハウジング2に旋回動可能に軸受け支持されている。
<制御部の構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の制御部100の構成について、図2を参照しながら、詳細に説明する。
制御部100は、バッファメモリ101と、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と記載する)102と、センサ制御部103と、アクチュエータ制御部104と、サーマルヘッド制御部105と、操作表示制御部106と、を備えている。
バッファメモリ101には、上位装置201から受信した、カードCaに印刷すべき印刷データが一時的に格納される。バッファメモリ101には、上位装置201から受信した、カードCaの磁気ストライプに記録するための記録データ、又はICに磁気的若しくは電気的に記録するための記録データ等が一時的に格納される。
マイコン102は、画像形成装置1の全体の制御処理を行う。マイコン102は、何れも図示を省略する中央演算処理装置として高速クロックで作動するCPU、制御プログラム等が記憶されたROM、CPUのワークエリアとして働くRAM、及びこれらを接続する内部バスを備えている。マイコン102は、センサ制御部103若しくは操作表示制御部106から入力される信号、又はバッファメモリ101に格納される記録データ等に基づいて、アクチュエータ制御部104又はサーマルヘッド制御部105の動作を制御する。
センサ制御部103は、マイコン102の制御によって動作してセンサSe1及びセンサSe2を制御し、センサSe1又はセンサSe2から入力される信号をマイコン102に出力する。
アクチュエータ制御部104は、マイコン102の制御によって動作する。アクチュエータ制御部104は、モータMr1、モータMr2、モータMr3及びモータMr4に駆動パルスや駆動電力を供給して、モータMr1、モータMr2、モータMr3及びモータMr4を駆動させるモータドライバ等を備えている。
サーマルヘッド制御部105は、サーマルヘッド40に備えられている図示しない発熱素子からインクリボンカセット42及び転写フィルム46に供給される熱エネルギーを制御する。
操作表示制御部106は、マイコン102の制御によってオペパネ部5の動作を制御し、オペパネ部5から入力される記録動作指示等の信号をマイコン102に出力する。
<画像形成部の構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の画像形成部B1の構成について、図3から図8を参照しながら、詳細に説明する。
画像形成部B1は、剥離コロ25と、サーマルヘッド40と、インクリボンカセット42と、プラテンローラ45と、を備えている。ここで、サーマルヘッド40とプラテンローラ45とは、インク転写手段を構成している。
剥離コロ25は、画像形成時において、インクリボンカセット42の剥離ローラ28との間で転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で挟持して案内する。剥離コロ25は、転写フィルム46をインクリボン41と離れる方向に案内することにより、転写フィルム46とインクリボン41とを剥離する。
サーマルヘッド40は、インクリボン41及び転写フィルム46を介してプラテンローラ45に対向して配置されている。サーマルヘッド40は、重なった状態のインクリボン41及び転写フィルム46を加熱して、インクリボン41のインクによって転写フィルム46に画像を形成する。
インクリボンカセット42は、画像形成装置1のハウジング2に着脱可能に装着されている。インクリボンカセット42は、昇華型インクリボン等の熱転写インクリボンであるインクリボン41を繰り出すと共に巻き取る。
具体的には、インクリボンカセット42は、剥離ローラ28と、供給スプール43と、巻取スプール44と、曲率ガイド部材150と、リボンガイドローラ155と、を備えている。インクリボン41は、供給スプール43と巻取スプール44との間に巻装されている。
剥離ローラ28は、剥離コロ25と共に剥離ローラ対を構成しており、インクリボンカセット42に固定された剥離ローラ軸156を中心に回転自在にインクリボンカセット42に支持されている。剥離ローラ28は、画像形成時において、剥離コロ25と共に転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で挟持して案内する。剥離ローラ28は、インクリボン41を転写フィルム46と離れる方向に案内することにより、転写フィルム46とインクリボン41とを剥離する。
供給スプール43は、モータMr3が駆動することによって回転して、インクリボン41をサーマルヘッド40とプラテンローラ45との間に繰り出す。
巻取スプール44は、モータMr1が駆動することによって回転して、サーマルヘッド40とプラテンローラ45との間で転写フィルム46に画像を形成したインクリボン41を巻き取る。
プラテンとしてのプラテンローラ45は、インクリボン41及び転写フィルム46を介してサーマルヘッド40に対向して配置されている。プラテンローラ45は、サーマルヘッド40に対して移動可能に設けられている。プラテンローラ45は、再転写フィルムセット50に装填されている転写フィルム46を搬送する。
案内部材としての曲率ガイド部材150は、プラテンローラ45による転写フィルム46及びインクリボン41の搬送の案内を終了した後に、転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で案内する。具体的には、曲率ガイド部材150は、ガイド部150aと、開口部150bと、切欠き部150cと、を備えている。
ガイド部150aは、サーマルヘッド40及びプラテンローラ45と、剥離ローラ28と、の間における転写フィルム46及びインクリボン41の搬送経路に設けられている。ガイド部150aは、インクリボン41との当接面が剥離ローラ28の外形に倣う曲率を有している。ガイド部150aは、転写フィルム46とインクリボン41とが常に重なりを保てるように、インクリボン41側から接触してインクリボン41から転写フィルム46に向けて凸になると共に、常にインクリボン41と接触できるような曲率を有している。ガイド部150aは、転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で案内する際にインクリボン41に摺接する。
開口部150bは、曲率ガイド部材150の長手方向の両端に一対設けられている。開口部150bには、剥離ローラ軸156が嵌合している。
切欠き部150cは、U字状の切り欠きである。切欠き部150cには、リボンガイドローラ軸154が嵌合している。
リボンガイドローラ155は、インクリボンカセット42に固定されたリボンガイドローラ軸154を中心に回転自在にインクリボンカセット42に支持されている。
上記の構成を有する曲率ガイド部材150は、剥離ローラ軸156に開口部150bが嵌合し、リボンガイドローラ155の回転軸であるリボンガイドローラ軸154に切欠き部150cが嵌合することによってインクリボンカセット42に保持されている。
図7において、図7(a)はインクリボン41を模式的に示す斜視図であり、図7(b)はインクリボン41を模式的に示す平面図であり、図7(c)はインクリボン41を模式的に示す正面図である。
インクリボン41は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)及びC(シアン)のインクパネルと、Bk(ブラック)のインクパネルと、を長手方向に面順次に繰り返すことで構成されている。Y、M及びCの各インクパネルに顔料インクを用いるインクリボン41は、上から順に、各色のインク層411、412、413、414、サーマルヘッド40の過熱によりインクの剥離を促す剥離層415、及び基層416の順で積層されて構成されている。インクリボン41の種類によっては、Bkの後にPr(プライマー層)を有するものもある。また、インクリボン41の終端部には、インクリボン41の使用限界を表す図示しないエンプティマークが付されている。
図8において、図8(a)は転写フィルム46を模式的に示す斜視図であり、図8(b)は転写フィルム46を模式的に示す平面図であり、図8(c)は転写フィルム46を模式的に示す正面図である。
転写フィルム46は、帯状を呈しており、カードCaの搬送方向に直交する幅方向の幅より若干大きな幅を有している。転写フィルム46は、上から順に、インク受容層461、透明な保護層462、剥離層463及び基材(ベースフィルム)464の順で積層されて構成されている。インク受容層461は、インクリボン41のインクを受容する。保護層462は、インク受容層461の表面を保護する。剥離層463は、加熱によりインク受容層461及び保護層462の一体の剥離を促進する。
<画像形成部の動作>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の画像形成部B1の動作について、図4から図9を参照しながら、詳細に説明する。
画像形成部B1は、プラテンローラ45がサーマルヘッド40に向けて移動して転写フィルム46とインクリボン41とを挟持及び圧接すると共に、剥離コロ25が転写フィルム46とインクリボン41とを介して剥離ローラ28と接する。
この状態で、フィルム搬送ローラ49の回転により転写フィルム46の搬送が開始されると、同時にインクリボン41もモータMr1の動作により巻取スプール44により巻き取られて転写フィルム46と同じ方向に搬送される。そして、サーマルヘッド40の発熱素子に熱エネルギーを通電することで画像の転写が開始される。
転写フィルム46とインクリボン41とは、重なった状態でプラテンローラ45に案内されて搬送される。
転写フィルム46とインクリボン41とは、プラテンローラ45から離れてプラテンローラ45による案内を終了した後に、曲率ガイド部材150のガイド部150aに案内されて剥離ローラ28及び剥離コロ25に案内される。転写フィルム46とインクリボン41には、プラテンローラ45による案内を終了してから、剥離ローラ28及び剥離コロ25に案内されるまでの間において、曲率ガイド部材150より常に重なるような力が加わる。これにより、インクリボン41にシワが発生することを防ぐことができる。また、ガイド部150aは、インクリボン41に摺擦する一方、転写フィルム46に接触しないため、次工程の転写部B2における二次転写の際に背影はしない。
この後、転写フィルム46とインクリボン41とは、剥離ローラ28及び剥離コロ25によって互いに離れる方向に案内されて剥離される。また、転写フィルム46への転写済みのインクリボン41は、廃棄のため巻取スプール44に巻き取られる。
ここで、図9に示すような画像において、従来は、インクリボン41の印画部900と印画部901とに挟まれた非印画部902の部分にシワが発生した場合に、このシワが集約されて剥離ローラ28に到達した際に逃げ場がなくなる。また、転写フィルム46とインクリボン41とは、剥離ローラ28より搬送方向の上流部の転写フィルム46に画像が定着する前に、このシワにより剥離されてしまう。これにより、印画部900又は印画部901等において、画素の一部が印刷されない画素抜け等の画像不良を生じる場合がある。
これに対して、本実施の形態では、転写フィルム46及びインクリボン41には、剥離ローラ28及び剥離コロ25に案内されるまでの間に、ガイド部150aより常に重なるように力が加わる。これにより、インクリボン41の非印画部902において、シワが発生することを防ぐことができると共にシワが集約することもないため、画素抜け等の画像不良を防止することができる。
本実施の形態では、サーマルヘッド40及びプラテンローラ45と剥離コロ25及び剥離ローラ28との間の転写フィルム46及びインクリボン41の搬送経路に設けられ、剥離ローラ28の外形に倣う曲率を有する曲率ガイド部材150を有する。これにより、インクリボン41を用いて転写フィルム46に画像を形成する間接印刷方式において、インクリボン41のシワの発生に起因する画像不良を抑制することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る画像形成システムは図1及び図2と同一構成であり、本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成は画像形成部B1に代えて画像形成部B3を設ける以外は図2及び図3と同一構成であるので、それらの説明を省略する。
<画像形成部の構成>
本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の画像形成部B3の構成について、図10を参照しながら、詳細に説明する。
なお、図10において、図5及び図6と同一構成である部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
画像形成部B3は、剥離コロ25と、サーマルヘッド40と、プラテンローラ45と、インクリボンカセット142と、を備えている。
剥離コロ25は、画像形成時において、インクリボンカセット142の剥離ローラ152との間で転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で挟持して案内する。
インクリボンカセット142は、画像形成装置のハウジングに着脱可能に装着されている。インクリボンカセット142は、昇華型インクリボン等の熱転写インクリボンであるインクリボン41を繰り出すと共に巻き取る。
具体的には、インクリボンカセット142は、供給スプール43と、巻取スプール44と、剥離ローラ152と、リボンガイドローラ155と、を備えている。インクリボン41は、供給スプール43と巻取スプール44との間に巻装されている。
剥離ローラ152は、剥離コロ25と共に剥離ローラ対を構成しており、インクリボンカセット142に固定された剥離ローラ軸156を中心に回転自在にインクリボンカセット142に支持されている。剥離ローラ152は、インクリボン41及び転写フィルム46を介してプラテンローラ45に当接している。
剥離ローラ152は、画像形成時において、プラテンローラ45による転写フィルム46及びインクリボン41の搬送の案内を終了した後に、剥離コロ25と共に転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で挟持して案内する。剥離ローラ152は、インクリボン41を転写フィルム46と離れる方向に案内することにより、転写フィルム46とインクリボン41とを剥離する。
リボンガイドローラ155は、インクリボンカセット142に固定されたリボンガイドローラ軸154を中心に回転自在にインクリボンカセット142に支持されている。
<画像形成部の動作>
本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の画像形成部B3の動作について、図10を参照しながら、詳細に説明する。
画像形成部B3は、プラテンローラ45がサーマルヘッド40に向けて移動して転写フィルム46とインクリボン41とを挟持及び圧接すると共に、剥離コロ25が転写フィルム46とインクリボン41とを介して剥離ローラ152と接する。
この状態で、フィルム搬送ローラ49の回転により転写フィルム46の搬送が開始されると、同時にインクリボン41もモータMr1の動作により巻取スプール44により巻き取られて転写フィルム46と同じ方向に搬送される。サーマルヘッド40の発熱素子に熱エネルギーを通電することで画像の転写が開始される。
転写フィルム46とインクリボン41とは、重なった状態でプラテンローラ45に案内されて搬送される。
転写フィルム46とインクリボン41とは、プラテンローラ45による案内を終了した後に、剥離ローラ152に案内されて剥離コロ25に案内される。転写フィルム46とインクリボン41には、プラテンローラ45による案内を終了してから、剥離コロ25に案内されるまでの間において、剥離ローラ152より常に重なるような力が加わる。これにより、インクリボン41にシワが発生することを防ぐことができる。また、剥離ローラ152は、インクリボン41に接触して従動回転する一方、転写フィルム46に接触しないため、次工程の転写部B2における二次転写の際に影響はしない。
この後、転写フィルム46とインクリボン41とは、剥離ローラ152及び剥離コロ25によって互いに離れる方向に案内されて剥離される。また、転写フィルム46への転写済みのインクリボン41は、廃棄のため巻取スプール44に巻き取られる。
本実施の形態では、プラテンローラ45との間で転写フィルム46及びインクリボン41を挟持して搬送する剥離ローラ152を有する。剥離ローラ152は剥離コロ25が接触しており転写フィルム46及びインクリボン41を剥離コロ25のニップ部まで曲率を有する外形に接触させて搬送する。これにより、インクリボン41を用いて転写フィルム46に画像を形成する間接印刷方式において、インクリボン41のシワの発生に起因する画像不良を抑制することができる。
また、本実施の形態では、上記実施の形態1に比べて、曲率ガイド部材150を削減することができるため、少ない部品点数でインクリボン41のシワの発生に起因する画像不良を抑制することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る画像形成システムは図1及び図2と同一構成であり、本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成は画像形成部B1に代えて画像形成部B4を設ける以外は図2及び図3と同一構成であるので、それらの説明を省略する。
<画像形成部の構成>
本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の画像形成部B4の構成について、図11から図13を参照しながら、詳細に説明する。
なお、図11から図13において、図5及び図6と同一構成である部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
画像形成部B4は、剥離コロ25と、サーマルヘッド40と、プラテンローラ45と、インクリボンカセット242と、を備えている。一方、剥離ローラ28は無い。
剥離コロ25は、画像形成時において、インクリボンカセット242の曲率を有する剥離ガイド283との間で転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で挟持して案内する。剥離コロ25は、転写フィルム46をインクリボン41と離れる方向に案内することにより、転写フィルム46とインクリボン41とを剥離する。
インクリボンカセット242は、画像形成装置のハウジングに着脱可能に装着されている。インクリボンカセット242は、昇華型インクリボン等の熱転写インクリボンであるインクリボン41を繰り出すと共に巻き取る。
具体的には、インクリボンカセット242は、剥離ガイド283と、供給スプール43と、巻取スプール44と、リボンガイドローラ155と、を備えている。剥離コロ25と剥離ガイド283は、案内手段を構成している。
剥離ガイド283は、剥離コロ25と共に剥離部材を構成しており、インクリボンカセット242に支持されている。
案内部材としての剥離ガイド283は、プラテンローラ45による転写フィルム46及びインクリボン41の搬送の案内を終了した後に、転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で案内する。
剥離ガイド283の案内面は、転写フィルム46及びインクリボン41の搬送経路に設けられている。剥離ガイド283は、インクリボン41との当接面がプラテンローラ45と剥離コロ25とを結ぶ接線から突出して曲率を有している。剥離ガイド283は、転写フィルム46とインクリボン41とが常に重なりを保てるように、インクリボン41側から接触してインクリボン41から転写フィルム46に向けて凸になると共に、常にインクリボン41と接触できるような曲率を有している。剥離ガイド283は、転写フィルム46とインクリボン41とを重なった状態で案内する際にインクリボン41に摺接する。
リボンガイドローラ155は、インクリボンカセット242に固定されたリボンガイドローラ軸154を中心に回転自在にインクリボンカセット242に支持されている。
<画像形成部の動作>
本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の画像形成部B4の動作について、図11から図13を参照しながら、詳細に説明する。
画像形成部B4は、プラテンローラ45がサーマルヘッド40に向けて移動して転写フィルム46とインクリボン41とを挟持及び圧接すると共に、剥離コロ25が転写フィルム46とインクリボン41とを介して剥離ガイド283と接する。
この状態で、フィルム搬送ローラ49の回転により転写フィルム46の搬送が開始されると、同時にインクリボン41もモータMr1の動作により巻取スプール44により巻き取られて転写フィルム46と同じ方向に搬送される。そして、サーマルヘッド40の発熱素子に熱エネルギーを通電することで画像の転写が開始される。
転写フィルム46とインクリボン41とは、重なった状態でプラテンローラ45に案内されて搬送される。
転写フィルム46とインクリボン41とは、プラテンローラ45から離れてプラテンローラ45による案内を終了した後に、剥離ガイド283に案内された後に剥離コロ25に案内される。転写フィルム46とインクリボン41には、プラテンローラ45による案内を終了してから、剥離コロ25に案内されるまでの間において、剥離ガイド283より常に重なるような力が加わる。これにより、インクリボン41にシワが発生することを防ぐことができる。また、剥離ガイド283は、インクリボン41に摺擦する一方、転写フィルム46に接触しないため、次工程の転写部B2における二次転写の際に背影はしない。
この後、転写フィルム46とインクリボン41とは、剥離コロ25によって互いに離れる方向に案内されて剥離される。また、転写フィルム46への転写済みのインクリボン41は、廃棄のため巻取スプール44に巻き取られる。
本実施の形態によれば、図9に示すような画像において、インクリボン41の非印画部902において、シワが発生することを防ぐことができると共にシワが集約することもないため、画素抜け等の画像不良を防止することができる。
本実施の形態では、サーマルヘッド40及びプラテンローラ45と剥離コロ25との間の転写フィルム46及びインクリボン41の搬送経路に設けられ、曲率を有する剥離ガイド283を有する。これにより、インクリボン41を用いて転写フィルム46に画像を形成する間接印刷方式において、インクリボン41のシワの発生に起因する画像不良を抑制することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
A 情報記録部
B 印刷部
B1 画像形成部
B2 転写部
B3 画像形成部
B4 画像形成部
C 媒体収容部
Ca カード
D 収容部
F 回動ユニット
1 画像形成装置
25 剥離コロ
28 剥離ローラ
31 転写プラテン
33 転写ローラ
40 サーマルヘッド
41 インクリボン
42 インクリボンカセット
43 供給スプール
44 巻取スプール
45 プラテンローラ
46 転写フィルム
100 制御部
102 マイコン
103 センサ制御部
104 アクチュエータ制御部
105 サーマルヘッド制御部
142 インクリボンカセット
150 曲率ガイド部材
150a ガイド部
150b 開口部
150c 切欠き部
152 剥離ローラ
154 リボンガイドローラ軸
155 リボンガイドローラ
156 剥離ローラ軸
200 画像形成システム
242 インクリボンカセット
283 剥離ガイド

Claims (6)

  1. インクリボンを用いて転写媒体に形成した画像を記録媒体に転写する画像形成装置であって、
    プラテンと、発熱素子を備えるサーマルヘッドと、を備え、重なった状態の前記転写媒体と前記インクリボンとを前記プラテンで案内しながら搬送すると共に、前記発熱素子が発熱することにより、前記転写媒体に対して前記インクリボンのインクを転写させて画像を形成する転写手段と、
    前記転写手段により画像を形成した前記転写媒体と前記インクリボンとを互いに離れる方向に案内して剥離する剥離ローラ対と、
    前記転写手段と前記剥離ローラ対との間における前記転写媒体及び前記インクリボンの搬送経路に設けられると共に、前記剥離ローラ対の一方の外形に倣う曲率を有する案内部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記案内部材は、
    前記一方を回転自在に支持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記転写媒体から剥離された前記インクリボンを案内するリボンガイドローラを有し、
    前記案内部材は、
    前記リボンガイドローラを回転自在に支持する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記案内部材は、
    前記インクリボンに摺接する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. インクリボンを用いて転写媒体に形成した画像を記録媒体に転写する画像形成装置であって、
    プラテンローラと、発熱素子を備えるサーマルヘッドと、を備え、前記発熱素子が発熱することにより、前記発熱素子に対向するプラテンローラとで挟持する前記転写媒体に対して前記インクリボンのインクを転写させて画像を形成するインク転写手段と、
    前記インク転写手段により画像を形成した前記転写媒体と前記インクリボンとを互いに離れる方向に案内して剥離する剥離ローラ対と、
    を有し、
    前記剥離ローラ対の一方は、 前記プラテンローラとの間で前記転写媒体及び前記インクリボンを挟持し、前記剥離ローラ対の他方が挟持する位置まで搬送する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. インクリボンを用いて転写媒体に形成した画像を記録媒体に転写する画像形成装置であって、
    プラテンローラと、発熱素子を備えるサーマルヘッドと、を備え、重なった状態の前記転写媒体と前記インクリボンとを前記プラテンローラで案内しながら搬送すると共に、前記発熱素子が発熱することにより、前記転写媒体に対して前記インクリボンのインクを転写させて画像を形成するインク転写手段と、
    前記インク転写手段により画像を形成した前記転写媒体と前記インクリボンとを互いに離れる方向に案内する剥離コロまで案内する剥離部材と、を有し、
    前記剥離部材は、前記転写媒体と前記インクリボンとを重なった状態で接触する剥離コロまで案内する曲率を有するガイドであることを特徴とする画像形成装置。
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