JP2021123088A - 画像形成装置 - Google Patents

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陽允 元山
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巌 川村
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Abstract

【課題】画像不良を防止し、安定した印字品質を得ることができるインクリボンを用いた画像形成装置の提供。【解決手段】サーマルヘッドと、プラテンローラと、剥離部材と、を有する画像形成装置において、転写時にプラテンローラと剥離部材は、被転写媒体の搬送方向に対してサーマルヘッドの下流部で、被転写媒体とインクリボンが当接した積層物を挟持するように配置する。また、サーマルヘッドと、プラテンローラと、ガイド部材と、剥離部材と、を有する画像形成装置において、プラテンローラと剥離部材は、被転写媒体とインクリボンが当接した積層物の被転写媒体側の表面と接触するように配置されており、ガイド部材は、積層物におけるインクリボン側の表面と接触するように配置されており、剥離部材は、プラテンローラとガイド部材とを結ぶ経路上または該経路よりもインクリボン側で非転写媒体と接する。【選択図】図8

Description

本発明は、インクリボンを用いて媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
転写フィルム、画像担持体等の転写媒体や、カード、シート等の記録媒体に画像を形成する画像形成装置が広く知られている。この種の画像形成装置では、インクリボンを用いて転写媒体(転写フィルム)に画像(鏡像)を形成し、次いで転写媒体(転写フィルム)に形成された画像を記録媒体(カード)に転写する間接印刷方式(再転写方式)が用いられている。
このような画像形成装置は、一般に、複数の加熱素子が配設されたサーマルヘッドとこのサーマルヘッドに対向配置されたプラテン(例えば、プラテンローラ)とを有する画像形成部を備えており、転写媒体(転写フィルム)の背面側(画像形成面の反対面側)をプラテンで支持しつつインクリボンと転写媒体(転写フィルム)とを同速で搬送して、インクリボンに対して圧接されたサーマルヘッドの加熱素子を選択的に作動させる(加熱制御する)ことで媒体に画像を形成する。そしてその後に転写媒体(転写フィルム)とインクリボンを剥離部(例えば、剥離ローラ)で剥離させることにより、転写媒体(転写フィルム)に画像(鏡像)が形成される。
また、このような画像形成装置では、複数色のインクによる各画像を重ねてカラー画像を生成するカラー印刷が行われる場合が多い。カラー印刷の場合には、入力された印刷データまたは入力された画像データを変換した印刷データ(例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)毎の印刷データ)に従って、媒体に複数色のインク(例えば、YMCのインク)毎の画像を重ねて印刷する。このため、カラー印刷では、複数色のインクパネルおよび必要に応じてBk(ブラック)インクパネルを面順次に繰り返したインクリボンが用いられる。なお、Bkインクは、例えば、輪郭をはっきりさせる場合やロゴ・文字等の画像を形成する場合に用いられる。
ところで、インクリボンを用いる画像形成装置では、インクリボンに発生するシワの影響で媒体上での印刷品位を低下させる現象が生じる。このシワは、サーマルヘッドにより加熱された部分とそうでない部分との収縮差により発生する。
転写フィルム46とインクリボン41が重なった状態で、剥離部よりも上流においてインクリボン上に発生したシワが曲率部(ローラなど)に到達すると、シワは逃げ道が無くなりその場に留まってしまう。このシワにより転写媒体(転写フィルム)とインクリボンが剥離部より搬送方向上流部で剥離されてしまうと、転写媒体(転写フィルム)に画像が定着する前に剥離されてしまうことになり、画素抜け(画素の一部が印刷されないこと)などの画像不良となる。
このシワを抑制するために、たとえば以下のような技術が知られている。
特許文献1では転写媒体に印刷画像を形成するとともに、インクリボンに対して加熱素子を作動させ印刷画像の転写媒体の搬送方向後方のインクパネルを跨ぐ位置にダミー画像を形成することでシワを抑制する。
特開2016−190414
しかしながらこの方法は、転写画像が転写媒体の下流側にのみ存在する場合、上流の非作像領域にシワが発生してしまい、効果が不十分となる場合がある。たとえば、図6に示すような画像においては、印画部900と印画部901に印刷を行うと、インクリボン41上の非印画部902にシワが発生することがある。そして、そのまま、インクリボン41が巻き取られるとシワが集約され、転写フィルム46とインクリボン41が重なった状態で、剥離部よりも上流においてそのシワが曲率部(ローラなど)に到達する。その結果、発生したシワの逃げ場がなくなり、転写フィルム46に画像が定着する前にインクリボン41の画像がシワにより剥離され、画素抜け(画素の一部が印刷されないこと)などの画像不良が発生することとなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、印刷画像中の転写画像の位置に依らず、画素抜け等の画像不良を防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の一実施形態において、画像形成装置は、インクリボン上のインクを被転写媒体に転写するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドに対向するプラテンローラと、前記プラテンローラの外周上に接する剥離部材と、を有する画像形成装置において、転写時に前記プラテンローラと前記剥離部材は、前記被転写媒体の搬送方向に対して前記サーマルヘッドの下流部で、前記被転写媒体と前記インクリボンが当接した積層物を挟持するように配置されていることを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態において、画像形成装置は、インクリボン上のインクを被転写媒体に転写するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドに対向するプラテンローラと、前記被転写媒体の搬送方向に対して前記プラテンローラよりも下流側に設置されたガイド部材と、前記プラテンローラと前記ガイド部材の間に設置された剥離部材と、を有する画像形成装置において、前記プラテンローラと前記剥離部材は、前記被転写媒体と前記インクリボンが当接した積層物の被転写媒体側の表面と接触するように配置されており、前記ガイド部材は、前記積層物におけるインクリボン側の表面と接触するように配置されており、前記剥離部材は、前記プラテンローラと前記ガイド部材とを結ぶ経路上でまたは前記経路よりも前記インクリボン側で前記被転写媒体と接することを特徴とする。
本発明の一実施形態における画像形成装置は、剥離部までの間に発生しうるインクリボン上のシワをプラテンローラによって抑制できるため、画素抜け(画素の一部が印刷されないこと)などの画像不良を防止することができる。
また、本発明の他の実施形態における画像形成装置は、シワの滞留を防止することができるので、画素抜け(画素の一部が印刷されないこと)などの画像不良を防止することができる。
本発明が適用可能な実施の形態のプリンタを含む印刷システムの外観図である。 本発明の印刷システムの概略構成を示すブロック図である。 実施形態のプリンタの概略構成図である。 (a)溶融型インクリボンの全体斜視図である。(b)(a)のインクリボンのXb部の上面図である。(c)(b)をXc−Xc面で切断した断面図である。 (a)中間転写フィルムの全体斜視図である。(b)(a)の転写フィルムのXIb部の上面図である。(c)(b)をXIc−XIc面で切断した断面図である。 問題となる画像パターンの一例である。 (a)本発明の第1の実施形態におけるプリンタの待機ポジションの状態を説明する動作説明図である。(b)本発明の第1の実施形態におけるプリンタの待機ポジションにおけるカムによる制御状態の説明図である。 (a)本発明の第1の実施形態におけるプリンタの印刷ポジションの状態を説明する動作説明図である。(b)本発明の第1の実施形態におけるプリンタの印刷ポジションにおけるカムによる制御状態の説明図である。(c)本発明の第1の実施形態におけるプリンタの一次転写状態の断面図である。 (a)本発明の第1の実施形態におけるプリンタの搬送ポジションの状態を説明する動作説明図である。(b)本発明の第1の実施形態におけるプリンタのカムによる制御状態の説明図である。 (a)本発明の第2の実施形態におけるプリンタの待機ポジションの状態を説明する動作説明図である。(b)本発明の第2の実施形態におけるプリンタの待機ポジションにおけるカムによる制御状態の説明図である。 (a)本発明の第2の実施形態におけるプリンタの印刷ポジションの状態を説明する動作説明図である。(b)本発明の第2の実施形態におけるプリンタの印刷ポジションにおけるカムによる制御状態の説明図である。(c)本発明の第2の実施形態におけるプリンタの一次転写状態の断面図である。 (a)本発明の第2の実施形態におけるプリンタの搬送ポジションの状態を説明する動作説明図である。(b)本発明の第2の実施形態におけるプリンタのカムによる制御状態の説明図である。
以下、本発明を、カードに文字や画像を印刷記録するとともに、カードに磁気的ないし電気的な情報記録を行うプリンタに適用した実施の形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
(システム構成)
図1および図2に示すように、本実施形態のプリンタ1は印刷システム200の一部を構成している。すなわち、印刷システム200は、大別して、上位装置201(例えば、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータ)と、プリンタ1とで構成されている。
上位装置201には、デジタルカメラやスキャナ等の画像入力装置204、上位装置201に命令やデータを入力するためのキーボードやマウス等の入力装置203、上位装置201によって生成されたデータ等の表示を行なう液晶ディスプレイ等のモニタ202が接続されている。
プリンタ1は、図示を省略したインターフェースを介して、上位装置201に接続されており、上位装置201からプリンタ1に印刷データ(または画像データ)や磁気的ないし電気的記録データ等を送信して、記録動作等を指示することが可能である。なお、プリンタ1は、オペレーションパネル部(操作表示部)5を有しており(図2参照)、上位装置201からの記録動作指示の他、オペレーションパネル部5からの記録動作指示も可能である。
図2に示すように、プリンタ1は、プリンタ1全体の動作制御を行う制御部100と、電源から各機構部および制御部等を駆動/作動可能な直流電源に変換する電源部120とを有している。
(制御部)
制御部100は、プリンタ1の全体の制御処理を行うマイクロコンピュータ102(以下、マイコン102と略称する。)を備えている。マイコン102は、中央演算処理装置として高速クロックで作動するCPU、プリンタ1のプログラムや後述するパターンデータ等が記憶されたROM、CPUのワークエリアとして働くRAM、およびこれらを接続する内部バスで構成されている。
マイコン102には外部バスが接続されている。外部バスには、上位装置201との通信を行うための図示を省略したインターフェース、カードCaに印刷すべき印刷データやカードCaの磁気ストライプや収容ICに磁気的ないし電気的に記録すべき記録データ等を一時的に格納するバッファメモリ101が接続されている。
また、外部バスには、各種センサからの信号を制御するセンサ制御部103、各モータに駆動パルスや駆動電力を供給するモータドライバ等を含むアクチュエータ制御部104、サーマルヘッド40を構成する発熱素子への熱エネルギーを制御するためのサーマルヘッド制御部105、オペレーションパネル部5を制御するための操作表示制御部106、および上述した情報記録部Aが接続されている。
(電源部)
電源部120は、制御部100、サーマルヘッド40、ヒートローラ33、オペレーションパネル部5および情報記録部A等に作動/駆動電源を供給している。
(プリンタの構成)
図3に示すように、プリンタ1はハウジング2を有しており、ハウジング2内に情報記録部Aと、印刷部Bと、媒体収容部Cと、収容部Dと、回動ユニットFとを備えている。
(情報記録部)
情報記録部Aは、磁気記録部24と、非接触式IC記録部23と、接触式IC記録部27とで構成されている。
(印刷部)
印刷部Bは、カードCaの表裏面に顔写真、文字データなど画像を形成するもので、媒体搬送路65の延長上にカードCaを移送する媒体搬送経路P1が設けられている。また、媒体搬送経路P1にはカードCaを搬送する搬送ローラ29、30が配置され、図示しない搬送モータに連結されている。
印刷部Bはフィルム状媒体搬送機構を有しており、この搬送機構により搬送される転写フィルム46に対して、サーマルヘッド40で画像を形成する画像形成部B1と、続いてヒートローラ33により媒体搬送経路P1上のカードCaの表面に転写フィルム46に形成された画像を転写する転写部B2とを備えている。
印刷部Bの下流側には収容スタッカ60に印刷後のカードCaを移送する媒体搬送経路P2が設けられている。媒体搬送経路P2にはカードCaを搬送する搬送ローラ37、38が配置され、図示しない搬送モータに連結されている。
搬送ローラ37と搬送ローラ38の間にはデカール機構36が配置されており、搬送ローラ37、38間に保持されたカード中央部を押圧することにより、ヒートローラ33による熱転写で生じたカールを矯正する。このため、デカール機構36は図示しないカムを含む昇降機構により図3に示す上下方向に位置移動可能に構成されている。
(媒体収容部)
媒体収容部Cは、複数枚のカードを立位姿勢で整列して収納しており、その先端には分離開口7が設けられており、ピックアップローラ19で最前列のカードから順次繰り出して供給する。
(収容部)
収容部Dは、印刷部Bから送られたカードCaを収容スタッカ60に収容するように構成されている。収容スタッカ60は、昇降機構61にて図3で下方に移動するように構成されている。
(回動ユニット)
繰り出されたブランクのカードCaは、搬入ローラ22で反転ユニットFに送られる。反転ユニットFはハウジング2に回動可能に軸支された回動フレーム80と、このフレームに支持された2つのローラ対20、21で構成されている。そして、ローラ対20、21は回動フレーム80に回転自在に軸支持されている。
反転ユニットFが回動する外周には、上述した磁気記録部24、非接触式IC記録部23および接触式IC記録部27が配置されている。そして、ローラ対20、21は、これらの情報記録部23、24、27のいずれかに向けてカードCaを搬送するための媒体搬送路65を形成し、これらの記録部でカードCaには磁気的若しくは電気的にデータが書き込まれる。
(印刷部の詳細構成)
次に、上述したプリンタ1の印刷部Bについて、さらに詳しく説明する。
本発明の一実施形態において、印刷部Bでは、図4に示すようなインクリボンから、画像を転写フィルム46に転写する。インクリボン41は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)のインクパネルとBk(ブラック)インクパネルとを長手方向に面順次に繰り返すことで構成されている。なお、本発明の一実施形態では、YMCインクパネルとして、顔料インクが用いられている。顔料インクのインクリボン41は各色の印画を形成するインク層411、412、413、414、サーマルヘッド40の加熱制御によりインクの剥離を促す剥離層415、とそれらを保持する基層416の順で構成されている。インクリボンの種類によっては、Bkの後にPr(プライマー層)(不図示)を有してもよい。また、インクリボン41の終端部には、インクリボン41の使用限界を表すエンプティマークが付されていてもよい。図3に示すSe2は、このエンプティマークを検出するための透過型センサである。
インクリボン41はインクリボンカセット42に収納され、このカセット42にインクリボン41を供給する供給スプール43とインクリボン41を巻き取る巻取スプール44との間で張架された状態で収容されており、巻取スプール44はモータMr1の駆動力で回転し、供給スプール43はモータMr3の駆動力で回転する。モータMr1およびモータMr3には正逆転可能なDCモータが用いられている。
転写フィルム46は、カードCaの幅方向より若干大きな幅を有する帯状を呈しており、上から順に、インクリボン41のインクを受容するインク受容層461、インク受容層の表面を保護する透明の保護層462、加熱によりインク受容層および保護層を一体に剥離を促進するための剥離層463、基材(ベースフィルム)464の順で積層されて形成されている(図5参照)。
転写フィルム46は、モータMr2、Mr4の駆動により転写フィルムカセット内の回転する巻取ロールと操出ロールにそれぞれ巻き取りないし繰り出される。すなわち、転写フィルムカセット内には、巻取ロールの中心に巻取スプール47、操出ロールの中心に供給スプール48が配されており、巻取スプール47にはギア(不図示)を介してモータMr2の回転駆動力が伝達され、供給スプール48にはギア(不図示)を介してモータMr4の回転駆動力が伝達される。
フィルム搬送ローラ49は、転写フィルム46を移送する主要な駆動ローラであり、このローラ49の駆動を制御することで転写フィルム46の搬送量および搬送停止位置が決まる。このフィルム搬送ローラ49はステッピングモータ(不図示)に連結されている。従って、ステッピングモータへ出力されるパルス数を管理することにより、画像形成部B1におけるサーマルヘッド40による転写フィルム46への印刷開始位置や転写部B2におけるカードCaに対する転写フィルム46の転写位置が制御される。なお、フィルム搬送ローラ49の駆動時にモータMr2、Mr4も駆動するが、巻取スプール47、供給スプール48のいずれ一方から繰り出された転写フィルム46をいずれか他方で巻き取るためのものであって、転写フィルム46を搬送の主体となって駆動するものではない。なお、モータMr2およびモータMr4には正逆転可能なDCモータが用いられている。
フィルム搬送ローラ49の周面には、ピンチローラ32aとピンチローラ32bとが配置されている。ピンチローラ32a、32bは、フィルム搬送ローラ49に対して進出および退避するよう移動可能に構成されており、図3の状態はフィルム搬送ローラ49に進出して圧接することで転写フィルム46をフィルム搬送ローラ49に巻き付けている。これにより、転写フィルム46はフィルム搬送ローラ49の回転数に応じた距離の正確な搬送が行われる。
また、プラテンローラ45とサーマルヘッド40とは画像形成部B1を構成しており、プラテンローラ45に対向する位置にサーマルヘッド40が配置されている。サーマルヘッド40は主走査方向に列設された複数の加熱素子を有しており、これらの加熱素子はヘッドコントロール用IC(図示せず)により印刷データに従って選択的に加熱制御され、インクリボン41を介して転写フィルム46に画像を形成する。このとき、インクリボン41と転写フィルム46とは同速で搬送される。なお、冷却ファン39はサーマルヘッド40を冷却するためのものである。
インクリボンカセット42内のブラケット50Bの基板107には、剥離ローラ28の両端を支持する一対の剥離ローラ支持部材88が付勢部材97を介して設けられている。付勢部材97は好ましくはバネ部材である。
剥離ローラ28は、ブラケット50Aがカム53Aの回動によりサーマルヘッド40に対し進出したとき、印刷時の転写フィルム搬送方向におけるサーマルヘッド40の下流部で、プラテンローラ45と当接する(図8(b)等参照)。ここで、剥離ローラ支持部材88は剥離ローラ28の両端にそれぞれ設けられており、プラテンローラ45に対する幅方向の圧接力が均一となるように構成されている。
転写フィルム46への印刷が終了したインクリボン41は、プラテンローラ45とプラテンローラ45の外周上に接する剥離ローラ28との当接部において転写フィルム46から引き剥がされる。剥離されたインクリボン41はモータMr1の駆動力で巻取スプール44に巻き取られ、転写フィルム46はフィルム搬送ローラ49により、プラテンローラ31とヒートローラ33とを有する転写部B2まで搬送される。また、プラテンローラ45がサーマルヘッド40に圧接したとき、それぞれのプラテン支持部材72に接続された付勢部材99は、それぞれ転写フィルム46の幅方向への圧接力が均一となるように作用する。このため、転写フィルム46がフィルム搬送ローラ49により搬送されるときスキュー(斜行)が防止され、転写フィルム46の印刷領域が幅方向にずれることがなくサーマルヘッド40による転写フィルム46への画像形成を正確に行うことができる。ここで、カム53とカム53Aとは、ベルト98(図7(b)参照)が張架されており、同一の駆動モータ54により駆動される。
転写部B2では、転写フィルム46はカードCaとともにヒートローラ33およびプラテンローラ31とで挟持されて、転写フィルム46上の画像がカード表面に転写される。このとき、転写フィルム46とカードCaとは同速で搬送される。なお、ヒートローラ33は、転写フィルム46を介してプラテンローラ31に圧接・離間するように昇降機構(不図示)に取り付けられている。
(印刷部の印刷時動作)
次いで、印刷部Bの印刷時の動作について説明する。
(待機ポジション)
図7(a)は、印刷部Bが待機ポジションにあるときのプリンタ1の構造を示す概略図である。図7(b)は待機ポジションにあるときの印刷部Bの一部を拡大した概略図(インクリボン41および転写フィルム46は省略)である。待機ポジションでは、カム53およびカム53Aは図7(b)に示す位置にある。図7(b)において、ピンチローラ32a、32bはフィルム搬送ローラ49に圧接しておらず、またプラテンローラ45はサーマルヘッド40に圧接していない。換言すると、待機ポジションにあるときは、プラテンローラ45とサーマルヘッド40とは両者が離間した離間位置に位置している。
(印刷ポジション)
図8(a)は、印刷部Bが印刷ポジションにあるときのプリンタ1の構造を示す概略図である。図8(b)は印刷ポジションにあるときの印刷部Bの一部を拡大した概略図(インクリボン41および転写フィルム46は省略)である。
カム53およびカム53Aが連動して回転して図8(b)に示す状態となると、印刷部Bは図8(a)に示す印刷ポジションに移行する。その際、まずピンチローラ32a、32bがフィルム搬送ローラ49に転写フィルム46を巻き付ける。その後プラテンローラ45がサーマルヘッド40に圧接する。この印刷ポジションでは、プラテンローラ45がサーマルヘッド40に向けて移動して転写フィルム46とインクリボン41を挟み圧接するとともに、印刷時の転写フィルム搬送方向におけるサーマルヘッド40の下流部でプラテンローラ45が剥離ローラ28と当接している。そのため、プラテンローラ45とサーマルヘッド40との当接部から、プラテンローラ45と剥離ローラ28との当接部との間の転写フィルム46およびインクリボン41にテンションがかかり、シワの発生を防止することができる。
この状態で、フィルム搬送ローラ49の回転により転写フィルム46の搬送が開始されると、同時にインクリボン41もモータMr1の動作により巻取スプール44により巻き取られて同じ方向に搬送される。この搬送の間、転写フィルム46に設けた位置出し用マークがセンサSe1を通過して所定量移動し、転写フィルム46が印刷開始位置に到達した時点で、転写フィルム46の所定領域にサーマルヘッド40による印刷が行われる。サーマルヘッド40の発熱素子に熱エネルギーを通電することで画像の一次転写が開始される。
一次転写後、転写フィルム46とインクリボン41は重なった状態でプラテンローラ45外周上を移動し、プラテンローラ45と剥離ローラ28の当接部において、印刷終了後のインクリボン41は転写フィルム46から引き剥がされて巻取スプール44に巻き取られる(図8(c)参照)。
このように、本発明では、転写フィルム46とインクリボン41が一次転写後から剥離までの間、常に重なるように力が掛るため、画像がシワになることを防ぐ。そのため、本発明は、転写媒体に形成される画像の位置に依らず、シワが集約することなく画素抜けなどの画像不良を防止できる。
転写フィルム46の搬送による移動量、すなわち印刷が施される印刷領域の搬送方向の長さは、フィルム搬送ローラ49に設けられたエンコーダ(不図示)で検出され、それに応じてフィルム搬送ローラ49の回転が停止し、同時にモータMr1の動作による巻取スプール44による巻き取りも停止する。これにより、転写フィルム46の印刷領域への最初のインクパネルのインクによる印刷が終了する。
(搬送ポジション)
図9(a)は、印刷部Bが搬送ポジションにあるときのプリンタ1の構造を示す概略図である。図9(b)は搬送ポジションにあるときの印刷部Bの一部を拡大した概略図(インクリボン41および転写フィルム46は省略)である。
最初のインクパネルのインクによる印刷後、装置はカム53およびカム53Aが連動して回転して図9(b)に示す状態となり、印刷部Bは図9(a)に示す転写フィルムバックフィード(搬送)ポジションに移行する。この時、ピンチローラ32a、32bはフィルム搬送ローラ49に転写フィルム46を巻き付けており、プラテンローラ45はサーマルヘッド40に圧接していない。この状態で、フィルム搬送ローラ49が逆方向への回転を行って転写フィルム46を印刷準備位置まで戻す。
次に、装置は図8(a)に示す印刷ポジションとなり、プラテンローラ45をサーマルヘッド40に圧接させ、フィルム搬送ローラ49が再び正方向への回転を行って転写フィルム46を印刷準備位置から印刷開始位置に移動させサーマルヘッド40に対する位置合わせ(頭出し)を行い、サーマルヘッド40で次のインクパネルのインクによる印刷が行われる。
このように、印刷ポジションと搬送ポジションでの動作は全てまたは所定のインクパネルのインクによる印刷が終了するまで繰り返される。そして、サーマルヘッド40による印刷が終了すると、転写フィルム46に画像形成された領域をヒートローラ33まで搬送するが、このときカム53および53Aは図7(b)に示す状態に移動して、転写フィルム46への圧接を解除する。
(転写)
その後、転写部B2において、カードCaに転写フィルム46に形成されたカラー印刷画像を転写する転写処理が行われる。CPUは、この転写処理において、カードCaと転写フィルム46の所定領域(または次の領域)に形成された画像とが同期して転写部B2に到着するように制御する。なお、CPUは、カードCaの一面に画像を転写した後、カードCaを回動ユニットF側に搬送してカードCaを180°回転させ、カードCaの他面に他面用の画像を転写するように制御する。
次いで、デカール機構36でヒートローラ33による熱転写で生じたカードCaのカールを矯正した後、収容スタッカ60に向けてカードCaを排出して、印刷ルーチンを終了する。
このようにして形成された画像は、非画像部にシワが集約することもなく画素抜けなどの画像不良を防止できる。
<第2の実施形態>
次に第2の実施形態について説明を行う。本発明の第2の実施形態は、印刷部の構成を除き、第1の実施形態の印刷システムおよびプリンタ構成を用いることができる。
(印刷部の詳細構成)
本発明の第2の実施形態において、印刷部Bは、リボンガイドローラ108と剥離コロ109を有する。リボンガイドローラ108が搬送方向においてプラテンローラ45よりも下流側に設置されており、剥離コロ109はプラテンローラ45とガイドローラ108の間に設置される。プラテンローラ45と剥離コロ109は、転写フィルム46とインクリボン41が当接した積層物の転写フィルム46の表面と接触するように配置される。また、リボンガイドローラ108は、積層物におけるインクリボン側の表面と接触するように配置される。剥離コロ109は、プラテンローラ45の外周とリボンガイドローラ108の外周とを結ぶ仮想的な経路上で転写フィルム46の表面に接するか、または該仮想的な経路よりもインクリボン方向に押し出された位置で転写フィルム46と接する。
このような位置関係にすることで、転写フィルム46への印刷が終了したインクリボン41は、転写フィルム46と剥離コロ109との当接部あるいは剥離コロ109とリボンガイドローラ108との間のいずれかの箇所において、転写フィルム46から引き剥がされる。剥離されたインクリボン41はモータMr1の駆動力で巻取スプール44に巻き取られ、転写フィルム46はフィルム搬送ローラ49により、プラテンローラ31とヒートローラ33とを有する転写部B2まで搬送される。また、プラテンローラ45がサーマルヘッド40に圧接したとき、それぞれのプラテン支持部材72に接続されたバネ部材99は、それぞれ転写フィルム46の幅方向への圧接力が均一となるように作用する。このため、転写フィルム46がフィルム搬送ローラ49により搬送されるときスキュー(斜行)が防止され、転写フィルム46の印刷領域が幅方向にずれることがなくサーマルヘッド40による転写フィルム46への画像形成を正確に行うことができる。ここで、カム53とカム53Aとは、ベルト98(図10(b)参照)が張架されており同一の駆動モータ54により駆動される。
転写部B2では、転写フィルム46はカードCaとともにヒートローラ33およびプラテンローラ31とで挟持されて、転写フィルム46上の画像がカード表面に転写される。このとき、転写フィルム46とカードCaとは同速で搬送される。なお、ヒートローラ33は、転写フィルム46を介してプラテンローラ31に圧接・離間するように昇降機構(不図示)に取り付けられている。
(印刷部の印刷時動作)
次いで、第2の実施形態での印刷部Bの印刷時の動作について説明する。
(待機ポジション)
図10(a)は、第2の実施形態において、印刷部Bが待機ポジションにあるときのプリンタ1の構造を示す概略図である。図10(b)は待機ポジションにあるときの印刷部Bの一部を拡大した概略図(インクリボン41および転写フィルム46は省略)である。待機ポジションでは、カム53およびカム53Aは図10(b)に示す状態にあり、ピンチローラ32a、32bはフィルム搬送ローラ49に圧接しておらず、またプラテンローラ45はサーマルヘッド40に圧接していない。換言すると、待機ポジションにあるときは、プラテンローラ45とサーマルヘッド40とは両者が離間した離間位置に位置している。
(印刷ポジション)
図11(a)は、第2の実施形態において、印刷部Bが印刷ポジションにあるときのプリンタ1の構造を示す概略図である。図11(b)は印刷ポジションにあるときの印刷部Bの一部を拡大した概略図(インクリボン41および転写フィルム46は省略)である。
カム53およびカム53Aが連動して回転して図11(b)に示す状態となると、印刷部Bは図11(a)に示す印刷ポジションに移行する。その際、まずピンチローラ32a、32bがフィルム搬送ローラ49に転写フィルム46を巻き付ける。その後プラテンローラ45がサーマルヘッド40に圧接する。この印刷ポジションでは、プラテンローラ45がサーマルヘッド40に向けて移動して転写フィルム46とインクリボン41を挟み圧接するとともに、剥離コロ109が転写フィルム46側から転写フィルム46とインクリボン41の積層体に当接する。そのため、プラテンローラ45とサーマルヘッド40との当接部から、転写フィルム46と剥離コロ109との当接部との間の転写フィルム46およびインクリボン41にテンションがかかり、シワの発生を防止することができる。
この状態で、フィルム搬送ローラ49の回転により転写フィルム46の搬送が開始されると、転写フィルム46の搬送と同時にインクリボン41もモータMr1の動作により巻取スプール44により巻き取られて同じ方向に搬送される。この搬送の間、転写フィルム46に設けた位置出し用マークがセンサSe1を通過して所定量移動し、転写フィルム46が印刷開始位置に到達した時点で、転写フィルム46の所定領域にサーマルヘッド40による印刷が行われる。サーマルヘッド40の発熱素子に熱エネルギーを通電することで画像の転写が開始される。
次いで、転写フィルム46への印刷が終了したインクリボン41は、転写フィルム46と剥離コロ109との当接部、または剥離コロ109とリボンガイドローラ108との間のいずれかの箇所において転写フィルム46から引き剥がされる(図11(c)参照)。一次転写で発生するシワは、インクリボン41のサーマルヘッド側の表面に発生することが多いが、本実施態様では転写フィルム46とインクリボン41は、一次転写後から剥離までの間、曲率部(サーマルヘッド側のローラなど)に到達することがないため、シワによる剥離を防ぐことが可能で、図6の様な画像でもシワが集約することもなく画素抜けなどの画像不良を防止できる。
転写フィルム46の搬送による移動量、すなわち印刷が施される印刷領域の搬送方向の長さは、フィルム搬送ローラ49に設けられたエンコーダ(不図示)で検出され、それに応じてフィルム搬送ローラ49の回転が停止し、同時にモータMr1の動作による巻取スプール44による巻き取りも停止する。これにより、転写フィルム46の印刷領域への最初のインクパネルのインクによる印刷が終了する。
(搬送ポジション)
図12(a)は、第2の実施形態において、印刷部Bが搬送ポジションにあるときのプリンタ1の構造を示す概略図である。図12(b)は搬送ポジションにあるときの印刷部Bの一部を拡大した概略図(インクリボン41および転写フィルム46は省略)である。
最初のインクパネルのインクによる印刷後、装置はカム53およびカム53Aが連動して回転して図12(b)に示す状態となり、印刷部Bは図12(a)に転写フィルムバックフィード(搬送)ポジションに移行する。この時、ピンチローラ32a、32bはフィルム搬送ローラ49に転写フィルム46を巻き付けており、プラテンローラ45はサーマルヘッド40に圧接していない。この状態で、フィルム搬送ローラ49が逆方向への回転を行って転写フィルム46を印刷準備位置まで戻す。
次に、装置は図11(a)に示す印刷ポジションとなり、プラテンローラ45をサーマルヘッド40に圧接させ、フィルム搬送ローラ49が再び正方向への回転を行って転写フィルム46を印刷準備位置から印刷開始位置に移動させサーマルヘッド40に対する位置合わせ(頭出し)を行い、サーマルヘッド40で次のインクパネルのインクによる印刷が行われる。
このように、印刷ポジションと転写フィルムバックフィードポジションでの動作は全てまたは所定のインクパネルのインクによる印刷が終了するまで繰り返される。そして、サーマルヘッド40による印刷が終了すると、転写フィルム46に画像形成された領域をヒートローラ33まで搬送するが、このときカム53および53Aは図10(b)に示す状態に移動して、転写フィルム46への圧接を解除する。
(転写)
その後、転写部B2において、カードCaに転写フィルム46に形成されたカラー印刷画像を転写する転写処理が行われる。CPUは、この転写処理において、カードCaと転写フィルム46の所定領域(または次の領域)に形成された画像とが同期して転写部B2に到着するように制御する。なお、CPUは、カードCaの一面に画像を転写した後、カードCaを回動ユニットF側に搬送してカードCaを180°回転させ、カードCaの他面に他面用の画像を転写するように制御する。
次いで、デカール機構36でヒートローラ33による熱転写で生じたカードCaのカールを矯正した後、収容スタッカ60に向けてカードCaを排出して、印刷ルーチンを終了する。
このようにして形成された画像は、非画像部にシワが集約することもなく画素抜けなどの画像不良を防止できる。
1 プリンタ
2 ハウジング
5 オペレーションパネル部
7 分離開口
20 ローラ対
21 ローラ対
22 搬入ローラ
24 情報記録部
23 非接触式IC記録部
27 接触式記録部
28 剥離ローラ
29 搬送ローラ
30 搬送ローラ
31 プラテンローラ
32a ピンチローラ
32b ピンチローラ
33 ヒートローラ
36 デカール機構
37 搬送ローラ
38 搬送ローラ
39 冷却ファン
40 サーマルヘッド
41 インクリボン
43 供給スプール
44 巻取スプール
45 プラテンローラ
46 転写フィルム
47 巻取スプール
48 供給スプール
49 フィルム搬送ローラ
50A ブラケット
50B ブラケット
53 カム
53A カム
54 駆動モータ
60 収容スタッカ
61 昇降機構
65 媒体搬送路
72 プラテン支持部材
80 回転フレーム
88 剥離ローラ支持部材
96 プラテンローラ軸
97 バネ部材
98 ベルト
100 制御部
102 マイクロコンピュータ
103 センサ制御部
104 アクチュエータ制御部
105 サーマルヘッド制御部
106 操作表示制御部
107 基板
108 リボンガイドローラ
109 剥離コロ
120 電源部
200 印刷システム
201 上位装置
202 モニタ
203 入力装置
204 画像入力装置
411 インク層
412 インク層
413 インク層
414 インク層
462 保護層
463 剥離層
464 基材
900 印画部
901 印画部
902 非印画部

Claims (8)

  1. インクリボン上のインクを被転写媒体に転写するサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドに対向するプラテンローラと、
    前記プラテンローラの外周上に接する剥離部材と、を有する画像形成装置において、
    転写時に前記プラテンローラと前記剥離部材は、前記被転写媒体の搬送方向に対して前記サーマルヘッドの下流部で、前記被転写媒体と前記インクリボンが当接した積層物を挟持するように配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記剥離部材がローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記剥離部材は支持部材に支持され、前記支持部材は付勢部材と接続していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プラテンローラはプラテン支持部材に支持され、前記プラテン支持部材は付勢部材と接続していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. インクリボン上のインクを被転写媒体に転写するサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドに対向するプラテンローラと、
    前記被転写媒体の搬送方向に対して前記プラテンローラよりも下流側に設置されたガイド部材と、
    前記プラテンローラと前記ガイド部材の間に設置された剥離部材と、
    を有する画像形成装置において、
    前記プラテンローラと前記剥離部材は、前記被転写媒体と前記インクリボンが当接した積層物の被転写媒体側の表面と接触するように配置されており、
    前記ガイド部材は、前記積層物におけるインクリボン側の表面と接触するように配置されており、
    前記剥離部材は、前記プラテンローラと前記ガイド部材とを結ぶ経路上または前記経路より前記インクリボン側に押し出された位置で前記被転写媒体と接することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記ガイド部材がローラであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記剥離部材がローラであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記プラテンローラはプラテン支持部材に支持され、前記プラテン支持部材は付勢部材と接続していることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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