JP2021023498A - シートクッション - Google Patents
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Abstract
【課題】涼しく、快適な状態を保つことができるシートクッションを提供することが可能となる。【解決手段】送風部22から導入された空気が互いに連続する中空構造のクッション部40を経て、複数の通風孔32から噴出するため、クッション部40を介してカバー部30の熱が空気に伝わることになるため、カバー部30の表面が温かくなりすぎず、使用者に快適な使用感を与えることができる。加えて、クッション部の全体を空気が通過することができるため、クッション部の一部が使用者の体重で潰された場合であっても、通風が妨げられる可能性を未然に低減することができる。このとき、複数の通風孔32は、一方端側よりも他方端側の方が密に設けられているため、通風孔32から噴出する空気の流量の変化を、一方端側と他方端側で小さくすることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、シートクッションに関する。
従来、無駄なく着座者に快適性を与えることが可能な送風装置が知られている。例えば、特許文献1には、装置外部の空気を吸引する送風源と、該送風源に吸引された空気を通過させる通風路と、該通風路を通過してきた空気を装置外部に吹き出す吹出口と、からなり、上記送風源による空気の吸引と上記吹出口からの空気の吹き出しとが、ともに対象物が存する面で行われる送風装置が記載されている。この送風装置では、吹出口からの空気の吹き出しや、吸引口により空気の吸引のみならず、送風源による空気の吸引や吹き出しによっても、着座者は「蒸れ」や「べたつき感」の解消が得られる。
しかしながら、この送風装置では、空気は通風路を通り、均一に設けられた吹出口から吹き出されるため、吹出口が送風源から遠ざかるにつれて、吹き出される空気が弱くなり、必ずしも快適とはいえないという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、涼しく、快適な状態を保つことができるシートクッションを提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のシートクッションは、
外気を内側に導入する送風部が設けられており、前記送風部から導入された外気を外部に放出する複数の通風孔を有するカバー部と、
前記カバー部の内部に充填され、互いに連続する中空構造を有するクッション部と、
を備え、
前記送風部は、前記カバー部の一端側に設けられ、
前記複数の通風孔は、前記カバー部の一端側よりも他端側に密に設けられていることを特徴とする、
ものである。
外気を内側に導入する送風部が設けられており、前記送風部から導入された外気を外部に放出する複数の通風孔を有するカバー部と、
前記カバー部の内部に充填され、互いに連続する中空構造を有するクッション部と、
を備え、
前記送風部は、前記カバー部の一端側に設けられ、
前記複数の通風孔は、前記カバー部の一端側よりも他端側に密に設けられていることを特徴とする、
ものである。
このシートクッションでは、送風部から導入された外気が、クッション部を経て複数の通風孔から噴出される。このとき、クッション部は、互いに連続する中空構造であるため、送風部から導入された空気がクッション部のいずれの場所も通過することができる。こうすることにより、導入された空気がクッション部の内部を通過する際、例えば、導入された空気が通る通風路を有している場合と比較して、空気とクッション部とが接触する接触面積が大きくなる。こうすることで、クッション部の熱が導入された空気へと伝わりやすくなるため、クッション部が温まりにくくなる。付言すると、クッション部と隣接するカバー部が使用によって温まりにくくなるため、使用者に快適な使用感を与えることができる。また、通風路を有する場合には、使用者によって通風路が押しつぶされ通風路が閉塞したり、通風が妨げられたりする可能性があるが、互いに連続する中空構造を有するクッション部を用いることで、使用者によってクッションの一部が押しつぶされたとしても、通風が妨げられる可能性を未然に低減することができるため、快適な使用感を持続させることができる。
加えて、複数の通風孔は、送風部から離れるほど密に設けられているため、送風部から離れるに従って密度が密になり、送風孔が均一に設けられている場合と比較して、送風部からの距離による風量の違いを低減することができる。こうすることにより、送風部からの距離にかかわらず、通風孔から噴出される空気を均一にすることができ、通風部からの距離にかかわらず、いずれの場所でも快適な使用感を与えることができる。
本発明のシートクッションにおいて、前記カバー部は、一端側に位置する一端側領域と、他端側に位置する他端側領域と、前記一端側領域と前記他端側領域との間に位置する中央領域と、を有し、前記通風孔の密度は、前記他端側領域、前記中央領域、前記一端側領域の順で密になることを特徴としてもよい。こうすることにより、送風部からの距離による風量の違いを低減することができ、通風部からの距離にかかわらず、いずれの場所でも快適な使用感を与えることができる。
本発明のシートクッションにおいて、前記カバー部は、前記一端側領域の横幅が前記他端側領域の横幅より広いことを特徴としてもよい。このように、一端側に設けられた送風部から離れるにつれてカバー部の横幅を狭くすることにより、カバー部に充填されるクッション部も横幅が狭くなり、送風部から導入された空気が中心部に近い狭い領域に集められることになる。こうすることにより、送風部から離れた場所に位置する通風孔からも十分な風を噴出し、通風部から離れた場所でも快適な使用感を与えることができる。
本発明のシートクッションにおいて、前記クッション部は、中空のハニカム形状が複数連続する形状で形成されていることを特徴としてもよい。こうすることにより、クッション部に適度な弾力と強度を与えることができるため、クッション部を空気が通過しやすく、快適な使用感を与えることができる。
本発明のシートクッションにおいて、前記クッション部には、一端側から他端側方向に伸びる直線上の凹部が設けられていることを特徴としてもよい。こうすることにより、クッション部とカバー部との間に間隙が有することになり、カバー部の裏面に沿って空気が移動する通風路として凹部が機能することになる。こうすることにより、風の流れが生じやすくなり、カバー部の熱を奪いやすくなるため、使用者に快適な使用感を与えることができる。
本発明のシートクッションにおいて、前記カバー部の一端側には、前記送風部に電力を供給する電力供給部が備えられていることを特徴としてもよい。こうすることにより、場所を選ぶこと無く送風部に電力を供給することができるため、どこでも使用することができる。
本発明の実施の形態の一例として、シートクッション20について、詳しく説明する。以下に説明する実施の形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。なお、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号を付す。また、シートクッション20の使用方法の一例を示すことで、本発明のシートクッションの使用方法も明らかにする。
まず、図1及び図2を用いて、本発明の実施の形態の一例であるシートクッション20の構成の概略について詳しく説明する。ここで、図1は、シートクッション20の構成の概略を示す説明図である。図1及び図2に示すように、シートクッション20は、クッション部40(図3参照)の全体をカバー部30が覆う形状であって、カバー部30の一端側(図1中、下方側)に送風部22が備えられている。また、カバー部30には、カバー部30の中央部に他方端側に向かって複数の通風孔32が設けられている。このシートクッション20は、例えば、ベビーカーやチャイルドシート等シートの上に、一端側を下方(使用者の足側)に積置して使用する。こうすることにより、送風部22から導入された空気がクッション部40を通って通風孔32から噴出することができるため、導入された空気がクッション部40の内部を通過する際、空気とクッション部40とが接触する接触面積が大きくなる。こうすることで、クッション部40の熱が導入された空気へと伝わりやすくなるため、クッション部40が温まりにくくなる。付言すると、クッション部40と隣接するカバー部30が使用によって温まりにくくなるため、使用者に快適な使用感を与えることができる。
送風部22は、公知の送風ファンであり、カバー部30の一端側に設けられている。具体的には、図3に示すように、送風部22が設けられる領域だけクッション部40が除かれており、送風部22の周囲をクッション部40が支持した状態で、カバー部30の内側に設けられ、カバー部30の送風部22の表面に対向する位置に設けられた複数の給気孔34を介して、外部の空気をカバー部30の内部に送風する。このとき、給気孔34の直径は、2ミリメートル以上7ミリメートル以下の大きさ(例えば、5ミリメートル)で設けられているため、送風部22に十分な空気を供給することができ、また、使用者が子供であっても、指等を給気孔34に挿入する可能性を未然に防ぐことができる。言い換えると、給気孔34に子供が指等を挿入し、送風部22と指等が接触する可能性を未然に防ぐことができる。
また、送風部22は、電力供給部24と電気的に接続されており、電力供給部24からの電力の供給により、送風する。なお、電力供給部24としては、公知のバッテリー等の蓄電池であってもよいし、シガーソケットやコンセント等を介して給電するものであってもよいし、これらの複数を組み合わせたものであってもよい。複数の手段で電力を供給することによって、自動車の中や屋内、屋外等様々な場所で使用することができる。また、電力供給部24は、カバー部30に設けられた収納ポケット36に収納可能である。この収納ポケット36は、シートクッション20が使用される際に下側に位置するため、使用中に収納ポケット36から電力供給部24が離脱した場合であっても、使用者に当たる可能性を未然に防ぐことができる。
更に、送風部22の対向する位置であって、カバー部30の給気孔34を覆う位置には、メッシュ部35が設けられている。このようにメッシュ部35を設けることにより、例えば、直射日光等により送風部22が高温になった場合であっても、カバー部30の表面温度の上昇を低減することができる。
ここで、メッシュ部35の有無による表面温度の違いについて、発明者が行った実験結果を示す。発明者は、気温35℃の炎天下で十分に静置した後、送風部22の表面温度とメッシュ部35の上に静置したアルミホイルの表面温度とをそれぞれ測定した。なお、アルミホイルの熱伝導率から勘案すると、メッシュ部35に静置したアルミホイルの表面温度は、メッシュ部35の表面温度と同一視できると考える。
以上の条件で温度を測定した結果、送風部22の表面温度は63℃であり、メッシュ部35の表面温度は24℃であった。この結果から、メッシュ部35の表面温度が送風部22の表面温度より低いことは明らかであり、メッシュ部35を送風部22の表面に設けることにより、表面温度の上昇を低減することができることは明らかである。
さて、シートクッション20の説明に戻る。
カバー部30は、クッション部40を覆うカバーであり、中央部から他端側方向に、複数の通風孔32が設けられている。この通風孔32は、図1に示すように、他方端側に近づくにつれて通風孔32の密度が大きくなる形で設けられている。こうすることにより、一方端側に設けられた送風部22から送風される空気の噴出量が、一方端側と他方端側とで大きく変化することを未然に低減している。また、カバー部30の他方端側は、一方端側と比較すると、横幅が狭くなるように形成されている。こうすることにより、一方端側から導入された空気がクッション部40に留まる領域が他方端側に近づくに従って狭くなるため、横幅が変わらない場合と比較して、他方端側に設けられた通風孔32から噴出する空気量を増大させ、他方端側に近づいても、使用者に快適な使用感を与えることができる。
また、カバー部30の側面側には、複数の留め具38が設けられている。こうすることにより、例えば、チャイルドシートやベビーカー等に固定紐を介してシートクッション20を固定する際、留め具38を有するため固定しやすい。また、複数の留め具38には、例えば、おもちゃや飲食品等を入れた袋を結びつけることもできるため、赤ん坊等に使用させる際、荷物等も同時に固定することで、保護者の負担を軽減することができる。
通風孔32は、図1に示すように、一方端側から他方端側に向かって、異なる3種類の密度帯で設けられている。具体的には、最も一方端側に位置するA部(図1中、Aの領域)、最も他方端側に位置するC部(図1中、Cの領域)及びA部とC部との間に位置するB部(図1中、Bの領域)の三種類の領域に、A部が最も密度が小さく、C部が最も密度が大きくなる数だけ設けられている。このように通風孔32の密度を三段階に変化させることにより、シートクッション20の全体で快適な使用感を与えることができる。
クッション部40は、図3に示すように、カバー部30と略同一の形状を有する立体成形した樹脂製の部材であり、送風部22を取り付け可能な凹部が一方端側に設けられている。こうすることにより、クッション部40によって送風部22の位置を固定することができる。また、クッション部40の表面には、一方端側から他方端側に向かって、互いに平行な溝状の凹部42が形成されている。こうすることにより、カバー部30とクッション部40との間に空気が通過可能な空隙(通風路)が設けられることになるため、この空隙に沿って空気が移動しやすくなる。こうすることにより、カバー部30の熱が空気に伝わりやすくなるため、凹部42を有しない場合と比較して、使用者に快適な使用感を与えることができる。なお、ここで図3は、クッション部40の構成の概略を示す概略図である。
また、クッション部40は、図4に示すように、互いに連続する中空構造を有している。具体的には、略ハニカム形状に寄り合わされた紐状部40aがより合わさることで中空のハニカム構造を形成し、内側に繊維状の繊維部40bを挟むことで、空気が通過可能な通風性と、クッションとして必要な弾力性とを両立している。こうすることにより、送風部22から導入された空気がクッション部40を介して通風孔32に到達することができる。このとき、クッション部40の全体が連続する中空構造を有するため、弾性力によるクッション部としての機能と、空気を通過する通風路としての機能とを、両立させることができる。更に、通風路を設ける場合には、使用者の体重により通風路が押しつぶされた場合には、通風が妨げられることになるが、クッション部40の全体を空気が通過することができるため、通風が妨げられる可能性がない。また、クッション部40の内部を空気が通過することにより、クッション部40に伝わった使用者の熱が空気に伝わることになるが、例えば、空気が通る通風路を有している場合と比較して、空気とクッション部40とが接触する接触面積が大きくなる。こうすることで、クッション部40の熱が導入された空気へと伝わりやすくなるため、クッション部40が温まりにくくなる。付言すると、クッション部40と隣接するカバー部30が使用によって温まりにくくなるため、使用者に快適な使用感を与えることができる。なお、ここで図4は、クッション部40の一部を拡大した模式図である。
以上詳述した本実施の形態のシートクッション20は、送風部22から導入された空気が互いに連続する中空構造のクッション部40を経て、複数の通風孔32から噴出するため、クッション部40を介してカバー部30の熱が空気に伝わることになるため、カバー部30の表面が温かくなりすぎず、使用者に快適な使用感を与えることができる。加えて、クッション部40の全体を空気が通過することができるため、クッション部40の一部が使用者の体重で潰された場合であっても、通風が妨げられる可能性を未然に低減することができる。このとき、複数の通風孔32は、一方端側よりも他方端側の方が密に設けられているため、通風孔32から噴出する空気の流量の変化を、一方端側と他方端側で小さくすることができる。
また、カバー部30に設けられた通風孔32は、A部、B部、C部の3段階の密度で設けられているため、送風部22からの距離にかかわらず、送風部22から遠い場所に快適な使用感を与えることができる。
更に、カバー部30は、他端側が一端側よりも狭く形成されているため、一端側に設けられた送風部22から導入された空気が他端側に近づくにつれてクッション部40の内部に滞留しにくくなり、送風部22から離れた場所に位置する通風孔32からも十分な量の空気を噴出し、快適な使用感を与えることができる。
更にまた、クッション部40は中空のハニカム形状が複数連続する形状に形成されているため、クッション部40に適度な弾力と強度を与えることができるため、クッション部40を空気が通過しやすく、快適な使用感を与えることができる。
そして、クッション部40の表面には、凹部42が設けられているため、使用者が使用する際、カバー部30とクッション部40との間に通風路ができることになる。この通風路を空気が通ることにより、凹部42を有しない場合と比較して、快適な使用感を与えることができる。
そしてまた、送風部22には電力供給部24から電力が供給されるため、どこでも使用することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施の形態では、電力供給部24、収納ポケット36及び留め具38を備えるものとしたが、収納ポケット36及び留め具38は無くとも良い。いずれの場合も、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施の形態では、一方端側から他方端側に向かって、互いに平行な溝状の凹部42が設けられるものとしたが、凹部42は互いに平行でなくともよいし、例えば、右方側から左方側に設けられるものであってもよい。この場合であっても、凹部42に沿って空気が移動することで、使用者に快適な使用感を与えることができる。
上述した実施の形態では、複数の通風孔32が、一方端側から他方端側に向かって、異なる3種類の密度帯で設けられているものとしたが、密度帯は3種類に限定されず、2種類や4種類の密度帯であっても良いし、距離に応じて徐々に密になるように形成しても良い。いずれの場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態で示すように、シートカバー分野、特に、チャイルドシートやベビーカーで使用するシートクッションとして利用することができるし、車椅子やペットシートとしても使用することができる。
20…シートクッション、22…送風部、24…電力供給部、30…カバー部、32…通風孔、34…給気孔、35…メッシュ部、36…収納ポケット、38…留め具、40…クッション部、40a…紐状部、40b…繊維部、42…凹部。
Claims (6)
- 外気を内側に導入する送風部が設けられており、前記送風部から導入された外気を外部に放出する複数の通風孔を有するカバー部と、
前記カバー部の内部に充填され、互いに連続する中空構造を有するクッション部と、
を備え、
前記送風部は、前記カバー部の一端側に設けられ、
前記複数の通風孔は、前記カバー部の一端側よりも他端側に密に設けられていることを特徴とする、
シートクッション。 - 前記カバー部は、一端側に位置する一端側領域と、他端側に位置する他端側領域と、前記一端側領域と前記他端側領域との間に位置する中央領域と、を有し、
前記通風孔の密度は、前記他端側領域、前記中央領域、前記一端側領域の順で密になることを特徴とする、
請求項1に記載のシートクッション。 - 前記カバー部は、前記一端側領域の横幅が前記他端側領域の横幅より広いことを特徴とする、
請求項1又は2に記載のシートクッション。 - 前記クッション部は、中空のハニカム形状が複数連続する形状で形成されていることを特徴とする、
請求項1から3のいずれか1項に記載のシートクッション。 - 前記クッション部には、一端側から他端側方向に伸びる直線上の凹部が設けられていることを特徴とする、
請求項1から4のいずれか1項に記載のシートクッション。 - 前記カバー部の一端側には、前記送風部に電力を供給する電力供給部が備えられていることを特徴とする、
請求項1から5のいずれか1項に記載のシートクッション。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210806 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220906 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230307 |