JP2021023120A - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021023120A JP2021023120A JP2019140570A JP2019140570A JP2021023120A JP 2021023120 A JP2021023120 A JP 2021023120A JP 2019140570 A JP2019140570 A JP 2019140570A JP 2019140570 A JP2019140570 A JP 2019140570A JP 2021023120 A JP2021023120 A JP 2021023120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabin
- headlight
- driving cabin
- direction indicator
- transport device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
【課題】運転キャビンの下部で前照灯と方向指示器の双方を、運転者の視界を狭める虞のない状態で合理的に配設しようとするものである。【解決手段】刈取部から脱穀部に向けて作物を搬送する搬送装置23よりも左右方向幅が広く、機体前部で機体の左右両端部にわたる運転部3と、運転部3を覆う運転キャビン12と、が備えられ、運転キャビン12が平面視で前記搬送装置23の上側に重なる位置に配設され、搬送装置23が上下揺動可能で、搬送装置23の上下揺動軌跡の横外側で、かつ運転キャビン12のフロントガラス12Aの下端に隣接する箇所に、前照灯41,42と方向指示器43とが横並び状態で配設されている。【選択図】図2
Description
本発明は、刈取部から脱穀部に向けて作物を搬送する搬送装置と、搬送装置よりも左右方向幅が広い運転部を覆う運転キャビンと、が備えられ、運転キャビンが平面視で搬送装置の上側に重なる位置に配設され、運転キャビンの前面に前照灯が配設されたコンバインに関する。
上記のように運転キャビンの前面に前照灯が配設されたコンバインとしては、例えば、特許文献1に記載のコンバインが既に知られている。
特許文献1には、運転キャビンの上部に作業灯を設け、下部に前照灯を設けることが示されている(特許文献1参照)。
特許文献1には、運転キャビンの上部に作業灯を設け、下部に前照灯を設けることが示されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のコンバインでは、運転キャビンの上部ではなく下部に前照灯が配設されている。したがって、例えば前照灯が運転キャビンの上部に設けられた場合のように、運転キャビン内の運転者の直前の視野が明るくなりすぎることがない点で有用である。
しかしながら、運転キャビンの下方には搬送装置が配設されているので、搬送装置との干渉を回避するために、前照灯を運転キャビンの横外側位置近くに寄せて配設している。
このようなコンバインにおいても、あぜ道を走行したり、複数台が圃場で走行するような場合に、進行方向を表示するための方向指示器を配設したいという要望もあるが、この特許文献1に記載の構造のものでは示されていない。
仮に設けるとすれば、運転キャビンの前側で横側位置に配設することなどが考えられるが、そのような構造では、運転キャビン内から前方下方の作物状況を確認するための視界が狭められて好ましくなく、この点で改善の余地がある。
しかしながら、運転キャビンの下方には搬送装置が配設されているので、搬送装置との干渉を回避するために、前照灯を運転キャビンの横外側位置近くに寄せて配設している。
このようなコンバインにおいても、あぜ道を走行したり、複数台が圃場で走行するような場合に、進行方向を表示するための方向指示器を配設したいという要望もあるが、この特許文献1に記載の構造のものでは示されていない。
仮に設けるとすれば、運転キャビンの前側で横側位置に配設することなどが考えられるが、そのような構造では、運転キャビン内から前方下方の作物状況を確認するための視界が狭められて好ましくなく、この点で改善の余地がある。
本発明は、運転キャビンの下部で前照灯と方向指示器の双方を、運転者の視界を狭める虞のない状態で合理的に配設しようとするものである。
本発明におけるコンバインは、刈取部から脱穀部に向けて作物を搬送する搬送装置と、前記搬送装置よりも左右方向幅が広く、機体前部で機体の左右両端部にわたる運転部と、前記運転部を覆う運転キャビンと、が備えられ、前記運転キャビンが平面視で前記搬送装置の上側に重なる位置に配設され、前記搬送装置が、当該搬送装置の後端部側の軸心回りにおける上下揺動で位置変更可能に構成され、前記運転キャビンの前面には、当該運転キャビンの上端部から下端部にわたるフロントガラスが備えられ、前記搬送装置の上下揺動軌跡の横外側で、かつ前記フロントガラスの下端に隣接する箇所に、前照灯と方向指示器とが横並び状態で配設されているものである。
本発明によれば、搬送装置の上下揺動軌跡の横外側で、かつフロントガラスの下端に隣接する箇所に、前照灯と方向指示器とが横並び状態で配設されている。
したがって、前照灯や方向指示器が、搬送装置の上下揺動軌跡と干渉する虞のない状態で配設され、かつ、運転キャビンからフロントガラス越しでの前方視界を、前照灯や方向指示器によって妨げる虞もない。これによって、前照灯と方向指示器の双方を支障なく備えたコンバインを得られたものである。
したがって、前照灯や方向指示器が、搬送装置の上下揺動軌跡と干渉する虞のない状態で配設され、かつ、運転キャビンからフロントガラス越しでの前方視界を、前照灯や方向指示器によって妨げる虞もない。これによって、前照灯と方向指示器の双方を支障なく備えたコンバインを得られたものである。
上記構成において、前記前照灯と前記方向指示器とが、左右方向で前記搬送装置と、前記運転キャビンの横外側に位置する搭乗ステップの外側端と、の間に配設されていると好適である。
本構成によれば、運転キャビンの横外側に突出して位置する搭乗ステップの左右方向幅を有効利用して、前照灯と前記方向指示器との双方を横並び状態で配設し易い。
上記構成において、前記方向指示器が左右方向で前記前照灯よりも機体横外側に配設されていると好適である。
本構成によれば、方向指示器が左右方向で前照灯よりも機体横外側に配設されているので、前照灯の近くで注目され易く、かつ前照灯の光に妨げられずに見易い状態に配設し得る。
上記構成において、前記運転キャビンの横側部に、前記方向指示器と同調して点灯及び消灯する表示灯が設けられていると好適である。
本構成によれば、方向指示器と同調して点灯及び消灯する表示灯が設けられていることでコンバインの横側方や斜め後方からも、コンバインの進行方向の視認をし易い点で有効である。
上記構成において、前記表示灯は前記方向指示器と同じ高さ位置に設けられていると好適である。
本構成によれば、表示灯は方向指示器と同じ高さ位置に設けられているので、方向指示器と同じ機能を有したものであると認識されやすい。
上記構成において、前記運転キャビンを支持するキャビンフレームが備えられ、前記キャビンフレームの前部における、前記搬送装置の上下揺動軌跡よりも横外側箇所に、前記前照灯と前記方向指示器が支持されていると好適である。
本構成によれば、キャビンフレームの前部を利用して前照灯と方向指示器を支持することができる。
上記構成において、前記前照灯及び前記方向指示器を覆う照明カバーが備えられ、この照明カバーが前記キャビンフレームに支持されていると好適である。
本構成によれば、キャビンフレームの前部を利用して、前照灯と方向指示器の支持のみならず、前照灯及び方向指示器を覆う照明カバーをも支持することができる。
上記構成において、左右一対の駆動用の前輪と左右一対の操舵用の後輪が備えられ、左右の前記後輪それぞれの上方位置に、下方の前記後輪を各別に照射可能な後輪作業灯が備えられていると好適である。
本構成によれば、下方の操舵用の後輪を各別に照射可能な後輪作業灯が備えられているので、作業開始の前、あるいは方向転換の前に、後方を視認して、後輪の操舵方向から走行機体の進行方向を推測することができる。
上記構成において、前記運転キャビンの後方位置に前記脱穀部が設けられ、前記脱穀部の横側部を覆う側部カバーが備えられ、前記後輪作業灯が前記側部カバーに横外周を覆われ、前記側部カバーの下部に投光用開口が設けられ、前記後輪作業灯が前記投光用開口から下向きに投光可能に支持されていると好適である。
本構成によれば、脱穀部の横側部を覆う側部カバーによって後輪作業灯の保護を行うとともに、側部カバーが下部に投光用開口を備えることで、側部カバーが後輪作業灯の支持も行うことができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用したコンバインにおいて、走行機体の作業走行時における前進側の進行方向(図1,2における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1,2における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用したコンバインにおいて、走行機体の作業走行時における前進側の進行方向(図1,2における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1,2における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。
〔全体構成〕
図1及び図2は、本発明に係るコンバインの一例である全稈投入型(普通型)コンバインを示している。図1が機体全体の左側面を示し、図2が前面を示している。
これらの図に示すように、全稈投入型コンバインは、機体フレーム1が走行装置10に支持されている。走行装置10は、機体フレーム1の前部に駆動可能に装備された左右一対の前輪10F、及び機体フレーム1の後部に装備された左右一対の後輪10Rを有している。前輪10Fは、後輪10Rよりも左右方向幅及び直径のいずれもが大きいタイヤ車輪からなる非操向車輪によって構成してある。後輪10Rは、上下揺動軸心周りで操向操作可能なタイヤ車輪からなる操向車輪によって構成してある。
図1及び図2は、本発明に係るコンバインの一例である全稈投入型(普通型)コンバインを示している。図1が機体全体の左側面を示し、図2が前面を示している。
これらの図に示すように、全稈投入型コンバインは、機体フレーム1が走行装置10に支持されている。走行装置10は、機体フレーム1の前部に駆動可能に装備された左右一対の前輪10F、及び機体フレーム1の後部に装備された左右一対の後輪10Rを有している。前輪10Fは、後輪10Rよりも左右方向幅及び直径のいずれもが大きいタイヤ車輪からなる非操向車輪によって構成してある。後輪10Rは、上下揺動軸心周りで操向操作可能なタイヤ車輪からなる操向車輪によって構成してある。
機体フレーム1の前端部に、作業走行時に機体の前方に位置する水稲や麦あるいはトウモロコシなどの作物の穀稈を刈り取って後方へ搬送する刈取搬送部2が前方側へ向けて連結されている。
刈取搬送部2には、植立穀稈を掻き込む掻き込みリール20と、植立穀稈を切断する刈刃21(刈取部に相当する)と、刈り取った作物を刈幅方向の中央部に寄せ集める横送りオーガ22と、掻き込まれた刈取穀稈を後方搬送する搬送装置23と、が備えられている。
この刈取搬送部2は、機体左右向きの昇降軸芯X1を支点にした昇降揺動が可能な状態で連結されている。刈取搬送部2の昇降揺動は、機体フレーム1と搬送装置23のフィードケースにわたって架設された油圧式の昇降シリンダ17の伸縮作動で行われる。
刈取搬送部2には、植立穀稈を掻き込む掻き込みリール20と、植立穀稈を切断する刈刃21(刈取部に相当する)と、刈り取った作物を刈幅方向の中央部に寄せ集める横送りオーガ22と、掻き込まれた刈取穀稈を後方搬送する搬送装置23と、が備えられている。
この刈取搬送部2は、機体左右向きの昇降軸芯X1を支点にした昇降揺動が可能な状態で連結されている。刈取搬送部2の昇降揺動は、機体フレーム1と搬送装置23のフィードケースにわたって架設された油圧式の昇降シリンダ17の伸縮作動で行われる。
機体の前部には、機体フレーム1の前部に立設したキャビンフレーム11を介して、運転部3を覆う運転キャビン12が設けられている。
運転キャビン12よりも後側における機体フレーム1上には、刈取搬送部2が搬送する刈り取り後の穀稈を脱穀対象物として受け入れて脱穀処理し、脱穀処理後の被処理物に選別処理を施す脱穀装置13(脱穀部に相当する)が設けられている。
そして、脱穀装置13の上方における前部位置に、脱穀装置13から搬送された単粒化穀粒を回収して貯留する穀粒タンク14が設けられている。穀粒タンク14の下部には、貯留された穀粒を排出するスクリューコンベヤ14Aが接続されている。脱穀装置13の上方における後部位置には、動力源となるエンジンを内装した原動部15が設けられている。
さらに、脱穀装置13の後側には、脱穀処理後の排藁を細断処理するための排藁細断装置16が連設されている。
運転キャビン12よりも後側における機体フレーム1上には、刈取搬送部2が搬送する刈り取り後の穀稈を脱穀対象物として受け入れて脱穀処理し、脱穀処理後の被処理物に選別処理を施す脱穀装置13(脱穀部に相当する)が設けられている。
そして、脱穀装置13の上方における前部位置に、脱穀装置13から搬送された単粒化穀粒を回収して貯留する穀粒タンク14が設けられている。穀粒タンク14の下部には、貯留された穀粒を排出するスクリューコンベヤ14Aが接続されている。脱穀装置13の上方における後部位置には、動力源となるエンジンを内装した原動部15が設けられている。
さらに、脱穀装置13の後側には、脱穀処理後の排藁を細断処理するための排藁細断装置16が連設されている。
〔運転部〕
運転部3は、キャビンフレーム11の上部に運転座席30及びステアリングホイール31等を備え、その運転座席30及びステアリングホイール31等が配設された空間を運転キャビン12で覆っている。
運転キャビン12の前面には、運転キャビン12の上端部から下端部にわたるフロントガラス12Aが備えられている。運転キャビン12の左側面にガラス製の開閉ドア12Bが設けられ、運転キャビン12の右側面にもガラス製の開閉ドア12Cが設けられている。運転キャビン12の後面には後壁12Dが設けられ、上面が天井壁12Eで覆われて、全体が矩形箱状に形成されている。
運転部3は、キャビンフレーム11の上部に運転座席30及びステアリングホイール31等を備え、その運転座席30及びステアリングホイール31等が配設された空間を運転キャビン12で覆っている。
運転キャビン12の前面には、運転キャビン12の上端部から下端部にわたるフロントガラス12Aが備えられている。運転キャビン12の左側面にガラス製の開閉ドア12Bが設けられ、運転キャビン12の右側面にもガラス製の開閉ドア12Cが設けられている。運転キャビン12の後面には後壁12Dが設けられ、上面が天井壁12Eで覆われて、全体が矩形箱状に形成されている。
キャビンフレーム11は、機体フレーム1の前端側に固定され、前方斜め上方に向けて立設された立ち上がりフレーム部分11Aと、その立ち上がりフレーム部分11Aの上側でさらに前方側へ延出された水平フレーム部分11Bと、を備えている。水平フレーム部分11Bが運転キャビン12の床板(図示せず)を支持している。
水平フレーム部分11Bの左右両横側部には、図5に示すように、運転キャビン12の左右の横側部で、運転キャビン12の開閉ドア12B,12Cを開閉して運転者が出入りする際に用いられる搭乗ステップ12F,12Fが設けられている。
水平フレーム部分11Bの左右両横側部には、図5に示すように、運転キャビン12の左右の横側部で、運転キャビン12の開閉ドア12B,12Cを開閉して運転者が出入りする際に用いられる搭乗ステップ12F,12Fが設けられている。
〔ランプアッセンブリ〕
運転キャビン12のフロントガラス12Aの下端に隣接する箇所におけるキャビンフレーム11の水平フレーム部分11Bに、ランプアッセンブリ4が設けられている。
このランプアッセンブリ4は、機体左右方向で最も内方側に位置する第一前照灯41と、それよりも機体外方側に位置する第二前照灯42と、第二前照灯42よりも機体外方側に位置する方向指示器43と、これらの第一前照灯41、第二前照灯42、方向指示器43の周部を覆う照明カバー40と、前記運転キャビン12の横外側方に設けられた搭乗ステップ12Fの横外側面に設けた表示灯44と、を備えている。
運転キャビン12のフロントガラス12Aの下端に隣接する箇所におけるキャビンフレーム11の水平フレーム部分11Bに、ランプアッセンブリ4が設けられている。
このランプアッセンブリ4は、機体左右方向で最も内方側に位置する第一前照灯41と、それよりも機体外方側に位置する第二前照灯42と、第二前照灯42よりも機体外方側に位置する方向指示器43と、これらの第一前照灯41、第二前照灯42、方向指示器43の周部を覆う照明カバー40と、前記運転キャビン12の横外側方に設けられた搭乗ステップ12Fの横外側面に設けた表示灯44と、を備えている。
最内側の第一前照灯41は、光軸が第二前照灯42よりも下向きで、水平面よりも下向きに設定されている。第一前照灯41の外側に位置する第二前照灯42は、第一前照灯41よりも光軸を上向きに向けられており、水平面と平行か、それよりも少し下向きの光軸を有して前方を照射可能に構成されている。
第一前照灯41及び第二前照灯42よりも機体外側に方向指示器43が設けられている。これらの第一前照灯41、第二前照灯42、及び方向指示器43が、それぞれに対応する装着孔40a,40b,40cを備えた照明カバー40に嵌め込まれ、周部を覆われている。
照明カバー40には、その上部と下部とに連結孔40d,40dが形成されており、その連結孔40d,40dに挿通される連結ボルト(図示せず)によって、照明カバー40を水平フレーム部分11Bに連結固定可能に構成してある。
第一前照灯41及び第二前照灯42よりも機体外側に方向指示器43が設けられている。これらの第一前照灯41、第二前照灯42、及び方向指示器43が、それぞれに対応する装着孔40a,40b,40cを備えた照明カバー40に嵌め込まれ、周部を覆われている。
照明カバー40には、その上部と下部とに連結孔40d,40dが形成されており、その連結孔40d,40dに挿通される連結ボルト(図示せず)によって、照明カバー40を水平フレーム部分11Bに連結固定可能に構成してある。
第一前照灯41及び第二前照灯42は、U字状の取付ブラケット45,45と、枢支軸部46,46と、を介して、水平フレーム部分11Bに連結してある。枢支軸部46,46では、それぞれの軸心P1,P2周りで、第一前照灯41及び第二前照灯42の光軸の方向を上下に微調節して、照射方向を変更可能に構成してある。
方向指示器43は、水平フレーム部分11Bの前部に対して、その水平フレーム部分11Bの前部から下向きに延設された縦板47に形成された取付孔(図示せず)に嵌め込んだ状態で取り付けてある。
方向指示器43は、水平フレーム部分11Bの前部に対して、その水平フレーム部分11Bの前部から下向きに延設された縦板47に形成された取付孔(図示せず)に嵌め込んだ状態で取り付けてある。
表示灯44は、水平フレーム部分11Bに取り付けられた搭乗ステップ12Fに対して、その搭乗ステップ12Fの横外側面に相当する箇所に、横外方からボルト連結した状態で連結してある。
この表示灯44は、前方に向く方向指示器43と同じ高さ位置で、横側方へ向けて設けてあり、方向指示器43と同調して点灯及び消灯するように構成されている。
この表示灯44は、前方に向く方向指示器43と同じ高さ位置で、横側方へ向けて設けてあり、方向指示器43と同調して点灯及び消灯するように構成されている。
上記のように構成されたランプアッセンブリ4が、搬送装置23の上下揺動軌跡の横外側で、かつフロントガラス12Aの下端と同一高さ位置の隣接箇所に、前照灯41,42,と、方向指示器43と、が横並び状態で配設されている。
ランプアッセンブリ4の横外方への延長端は、前輪10Fの横外側端縁よりも横外方へはみ出さないように設定されている。この実施形態では、左右側のランプアッセンブリ4が、搬送装置23と、搭乗ステップ12Fの外側端と、の間に位置し、各ランプアッセンブリ4の外側端と搭乗ステップ12Fの外側端と、がほぼ一致する状態で配設されている(図2及び図4参照)。
ランプアッセンブリ4の横外方への延長端は、前輪10Fの横外側端縁よりも横外方へはみ出さないように設定されている。この実施形態では、左右側のランプアッセンブリ4が、搬送装置23と、搭乗ステップ12Fの外側端と、の間に位置し、各ランプアッセンブリ4の外側端と搭乗ステップ12Fの外側端と、がほぼ一致する状態で配設されている(図2及び図4参照)。
運転キャビン12の上部には、フロントガラス12Aの上端よりも上方に位置する状態で、左右に二個ずつ計四個の前部作業灯48が設けられている。
この前部作業灯48は、前照灯41,42が照射する範囲よりも手前側で、刈取搬送部2の作業状況やその周辺の状況等を必要に応じて確認するためのものあり、人為的に点灯状態と消灯状態とに切り換え可能に構成されている。
この前部作業灯48は、前照灯41,42が照射する範囲よりも手前側で、刈取搬送部2の作業状況やその周辺の状況等を必要に応じて確認するためのものあり、人為的に点灯状態と消灯状態とに切り換え可能に構成されている。
〔スイッチ操作具〕
図7に示すように、運転キャビン12内の運転部3で、ステアリングホイール31の横側部位置に、ランプアッセンブリ4を操作するためのスイッチ操作具32が設けられている。
スイッチ操作具32は、第一前照灯41及び第二前照灯42を操作するための第一スイッチレバー33と、方向指示器43を操作するための第二スイッチレバー34と、を備えている。
図7に示すように、運転キャビン12内の運転部3で、ステアリングホイール31の横側部位置に、ランプアッセンブリ4を操作するためのスイッチ操作具32が設けられている。
スイッチ操作具32は、第一前照灯41及び第二前照灯42を操作するための第一スイッチレバー33と、方向指示器43を操作するための第二スイッチレバー34と、を備えている。
第一スイッチレバー33を、回転中心Oの周りで回転操作することにより、第二前照灯42が点灯する位置33aと、第一前照灯41が点灯する位置33bと、消灯する位置OFFとに切り換え可能に構成されている。
第二スイッチレバー34を、回転中心Oの周りで回転操作することにより、左の方向指示器43を点滅させる位置と、右の方向指示器43を点滅させる位置と、いずれも点滅しない直進位置との三位置に操作可能に構成されている。
第二スイッチレバー34を、回転中心Oの周りで回転操作することにより、左の方向指示器43を点滅させる位置と、右の方向指示器43を点滅させる位置と、いずれも点滅しない直進位置との三位置に操作可能に構成されている。
〔後輪作業灯〕
図6に示されるように、左右一対の操舵用の後輪10Rのそれぞれの上方位置に、各後輪10R,10Rを各別に照射可能な後輪作業灯5,5が備えられている。
これらの後輪作業灯5,5は、夜間に運転部3から、バックミラー等で後輪10Rの向きや、後輪10Rの周辺の状況を視認し易くためのものである。図6に示すように、後輪作業灯5,5で照射される範囲としては、各後輪10Rの機体内方側の側縁付近と、それよりも外側1m程度を含む範囲が望ましい。
このため、後輪作業灯5の光軸51を、鉛直下方よりも少し外向きに傾けて、後輪10Rの外側の領域を内側の領域よりも広く照射するようにしてある。
図6に示されるように、左右一対の操舵用の後輪10Rのそれぞれの上方位置に、各後輪10R,10Rを各別に照射可能な後輪作業灯5,5が備えられている。
これらの後輪作業灯5,5は、夜間に運転部3から、バックミラー等で後輪10Rの向きや、後輪10Rの周辺の状況を視認し易くためのものである。図6に示すように、後輪作業灯5,5で照射される範囲としては、各後輪10Rの機体内方側の側縁付近と、それよりも外側1m程度を含む範囲が望ましい。
このため、後輪作業灯5の光軸51を、鉛直下方よりも少し外向きに傾けて、後輪10Rの外側の領域を内側の領域よりも広く照射するようにしてある。
後輪作業灯5,5は、横外周部分を、脱穀装置13の周辺部分に存在する側部カバー50,50によって横外方から覆われている。側部カバー50,50の下部は下方に開放されていて、その開放部分を投光用開口として利用し、投光用開口から後輪作業灯5,5の下部が下向きに露出し、下方を照射可能であるようにに構成されている。
各後輪作業灯5,5は、側部カバー50,50で横外周部分を囲われている状態で、図外の機体固定部に支持され、かつ適宜取付手段を用いて投光方向を調節可能に支持されている。
各後輪作業灯5,5は、側部カバー50,50で横外周部分を囲われている状態で、図外の機体固定部に支持され、かつ適宜取付手段を用いて投光方向を調節可能に支持されている。
〔別実施形態の1〕
実施の形態では、ランプアッセンブリ4が、搬送装置23の上下揺動軌跡の横外側で、かつフロントガラス12Aの下端と同一高さ位置の隣接箇所に設けられた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、ランプアッセンブリ4がフロントガラス12Aの下端よりも少し低い位置、もしくはランプアッセンブリ4がフロントガラス12Aの下端よりも少し高い位置に設けられたものであってもよい。
すなわち、フロントガラス12Aの下端に隣接する箇所とは、フロントガラス12Aの下端と同一位置と、それよりも高い位置、もしくは低い位置をも含む範囲を意図するものである。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、ランプアッセンブリ4が、搬送装置23の上下揺動軌跡の横外側で、かつフロントガラス12Aの下端と同一高さ位置の隣接箇所に設けられた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、ランプアッセンブリ4がフロントガラス12Aの下端よりも少し低い位置、もしくはランプアッセンブリ4がフロントガラス12Aの下端よりも少し高い位置に設けられたものであってもよい。
すなわち、フロントガラス12Aの下端に隣接する箇所とは、フロントガラス12Aの下端と同一位置と、それよりも高い位置、もしくは低い位置をも含む範囲を意図するものである。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の2〕
実施の形態では、ランプアッセンブリ4として、第一前照灯41と、第二前照灯42と、方向指示器43と、表示灯44と、を備えた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、前照灯として、第一前照灯41のみ、あるいは、第二前照灯42のみを用いたもの、あるいは、三個以上の前照灯を用いたものであっても差し支えない。
また、表示灯44を必ずしも備えなければならないものではなく、省略することもできる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、ランプアッセンブリ4として、第一前照灯41と、第二前照灯42と、方向指示器43と、表示灯44と、を備えた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、前照灯として、第一前照灯41のみ、あるいは、第二前照灯42のみを用いたもの、あるいは、三個以上の前照灯を用いたものであっても差し支えない。
また、表示灯44を必ずしも備えなければならないものではなく、省略することもできる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の3〕
実施の形態では、方向指示器43と、表示灯44と、を同じ高さに配設した構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、方向指示器43と、表示灯44とを、上下方向高さの異なる位置に配設してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
実施の形態では、方向指示器43と、表示灯44と、を同じ高さに配設した構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、方向指示器43と、表示灯44とを、上下方向高さの異なる位置に配設してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
本発明は、稲、麦収穫用のコンバインに限らず、豆類やトウモロコシ収穫用のコンバインにも適用可能である。
3 運転部
5 後輪作業灯
10F 前輪
10R 後輪
11 キャビンフレーム
12 運転キャビン
12A フロントガラス
12F 搭乗ステップ
13 脱穀部
23 搬送装置
40 照明カバー
41,42 前照灯
43 方向指示器
44 表示灯
50 側部カバー
5 後輪作業灯
10F 前輪
10R 後輪
11 キャビンフレーム
12 運転キャビン
12A フロントガラス
12F 搭乗ステップ
13 脱穀部
23 搬送装置
40 照明カバー
41,42 前照灯
43 方向指示器
44 表示灯
50 側部カバー
Claims (9)
- 刈取部から脱穀部に向けて作物を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置よりも左右方向幅が広く、機体前部で機体の左右両端部にわたる運転部と、
前記運転部を覆う運転キャビンと、が備えられ、
前記運転キャビンが平面視で前記搬送装置の上側に重なる位置に配設され、
前記搬送装置が、当該搬送装置の後端部側の軸心回りにおける上下揺動で位置変更可能に構成され、
前記運転キャビンの前面には、当該運転キャビンの上端部から下端部にわたるフロントガラスが備えられ、
前記搬送装置の上下揺動軌跡の横外側で、かつ前記フロントガラスの下端に隣接する箇所に、前照灯と方向指示器とが横並び状態で配設されているコンバイン。 - 前記前照灯と前記方向指示器とが、左右方向で前記搬送装置と、前記運転キャビンの横外側に位置する搭乗ステップの外側端と、の間に配設されている請求項1記載のコンバイン。
- 前記方向指示器が左右方向で前記前照灯よりも機体横外側に配設されている請求項1又は2記載のコンバイン。
- 前記運転キャビンの横側部に、前記方向指示器と同調して点灯及び消灯する表示灯が設けられている請求項1〜3のいずれか一項記載のコンバイン。
- 前記表示灯は前記方向指示器と同じ高さ位置に設けられている請求項4記載のコンバイン。
- 前記運転キャビンを支持するキャビンフレームが備えられ、
前記キャビンフレームの前部における、前記搬送装置の上下揺動軌跡よりも横外側箇所に、前記前照灯と前記方向指示器が支持されている請求項1〜5のいずれか一項記載のコンバイン。 - 前記前照灯及び前記方向指示器を覆う照明カバーが備えられ、この照明カバーが前記キャビンフレームに支持されている請求項6記載のコンバイン。
- 左右一対の駆動用の前輪と左右一対の操舵用の後輪が備えられ、
左右の前記後輪それぞれの上方位置に、下方の前記後輪を各別に照射可能な後輪作業灯が備えられている請求項1〜7のいずれか一項記載のコンバイン。 - 前記運転キャビンの後方位置に前記脱穀部が設けられ、
前記脱穀部の横側部を覆う側部カバーが備えられ、
前記後輪作業灯が前記側部カバーに横外周を覆われ、前記側部カバーの下部に投光用開口が設けられ、
前記後輪作業灯が前記投光用開口から下向きに投光可能に支持されている請求項8記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019140570A JP2021023120A (ja) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019140570A JP2021023120A (ja) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021023120A true JP2021023120A (ja) | 2021-02-22 |
Family
ID=74661841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019140570A Pending JP2021023120A (ja) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021023120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022176486A1 (ja) | 2021-02-17 | 2022-08-25 | 住友ベークライト株式会社 | 射出成形用封止樹脂組成物 |
-
2019
- 2019-07-31 JP JP2019140570A patent/JP2021023120A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022176486A1 (ja) | 2021-02-17 | 2022-08-25 | 住友ベークライト株式会社 | 射出成形用封止樹脂組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2010100804A1 (ja) | コンバイン | |
JP2021023120A (ja) | コンバイン | |
JP4880254B2 (ja) | 収穫機 | |
JP5752377B2 (ja) | コンバイン | |
JP5797962B2 (ja) | コンバイン | |
JP5717386B2 (ja) | コンバイン | |
JP3862195B2 (ja) | 普通形コンバイン | |
JP2009011257A (ja) | コンバイン | |
JP4880770B2 (ja) | 収穫機 | |
JP3534638B2 (ja) | コンバインの運転部構造 | |
JP3615956B2 (ja) | コンバインの運転部構造 | |
JP4880252B2 (ja) | 収穫機 | |
JP2009124984A (ja) | コンバインのキャビン | |
JP4880253B2 (ja) | 収穫機の照明構造 | |
JP2013158255A (ja) | 刈取収穫機 | |
JP2006115799A (ja) | 刈取収穫機 | |
JP2008118980A (ja) | コンバイン | |
JP2014087294A (ja) | コンバイン | |
CN110617138B (zh) | 联合收割机、半喂入联合收割机、收割机 | |
JP3669855B2 (ja) | コンバインの運転部構造 | |
JP2007060965A (ja) | 作業車両 | |
JP2007000072A (ja) | 収穫機の照明構造 | |
JP5921813B2 (ja) | コンバイン | |
JP2012183074A (ja) | 収穫機 | |
JP5033251B2 (ja) | 収穫機 |