JP2021022705A - 駆動装置、ダイボンダ、及びボンディング方法 - Google Patents

駆動装置、ダイボンダ、及びボンディング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】Y可動部及び反力キャンセル部材のY軸方向への移動の際に発生する振動を抑えることができ、装置として高速化を図って生産性に優れる駆動装置、ダイボンダ、およびボンディング方法を提供する。【解決手段】Y可動部はY固定部とともにリニアモータ機構を構成する。Z可動部はZ固定部とともにリニアモータ機構を構成する。X可動部は駆動機構を介してX軸方向の駆動が可能とされる。X可動部に、Y可動部を搭載するとともに、Y可動部にZ可動部を搭載する。Y固定部をY軸方向に沿った可動を可能とする。Y可動部のY軸方向への駆動に伴って、Y固定部はこの駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材となる。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置、ダイボンダ、及びボンディング方法に関する。
半導体素子とは、半導体の電気的特性を利用して作られる電子部品(メモリ、LED、もしくはFET等)である。半導体素子は、一般的には、図9に示す工程で製造される。この工程は、ウエハ作成工程S1、回路形成工程S2、ダイシング工程S3,ボンディング工程S4、モールド工程S5等を備える。
ウエハ作成工程S1は、シリコンインゴットを円盤上にスライスしてウエハを作成する。回路形成工程S2は、ウエハ上に半導体の層を形成し、この半導体の層の組み合わせで複数の電子回路を形成する。ダイシング工程S3は、複数の電子回路が形成されたウエハを複数の半導体チップに切り分ける。図8に示すように、多数個の素子を一括して造り込まれたウエハをダイシングして個々の半導体チップに分離する。ボンディング工程S4は、半導体チップをボンディング位置にボンディングする。そして、このチップボンディングには図3に示すようなダイボンダ(ボンディング装置)が用いられる。モールド工程S5は、チップを、パッケージ化して半導体素子を製造する。
ボンディング装置は、図7に示すように、供給部102の半導体チップ101を吸着するコレット103を有するボンディングアーム(図示省略)と、供給部102の半導体チップ101を観察する確認用カメラ(図示省略)と、ボンディング位置でリードフレーム104のアイランド部105を観察する確認用カメラ(図示省略)とを備える。
供給部102は半導体ウエハ106(図8参照)を備え、半導体ウエハ106が多数の半導体チップ101に分割されている。すなわち、ウエハ106は粘着シート(ダイシングシート)に貼り付けられ、このダイシングシートが環状のフレームに保持される。そして、このダイシングシート上のウエハ106に対して、円形刃(ダイシング・ソー)等を用いて、個片化してチップ101を形成する。また、コレット103を保持しているボンディングアームは搬送手段を介して、ピックアップ位置とボンディング位置との間の移動が可能となっている。
また、このコレット103は、その下端面に開口した吸着孔を介してチップ101が真空吸引され、このコレット103の下端面にチップ101が吸着する。なお、この真空吸引(真空引き)が解除されれば、コレット103からチップ101が外れる。
次にこのダイボンダを使用したダイボンディング方法を説明する。まず、供給部102の上方に配置される確認用カメラにてピックアップすべきチップ101を観察して、コレット103をこのピックアップすべきチップ101の上方に位置させた後、矢印Bのようにコレット103を下降させてこのチップ101をピックアップする。その後、矢印Aのようにコレット103を上昇させる。
次に、ボンディング位置の上方に配置された確認用カメラにて、ボンディングすべきリードフレーム104のアイランド部105を観察して、コレット103を矢印E方向へ移動させて、このアイランド部105の上方に位置させた後、コレット103を矢印Dのように下降移動させて、このアイランド部105にチップ101を供給する。また、アイランド部105にチップを供給した後は、コレット103を矢印Cのように上昇させた後、矢印Fのように、ピップアップ位置の上方の待機位置に戻す。
コレット103は、搬送手段としての移動機構にて、ピックアップポジションP上での矢印A方向の上昇および矢印B方向の下降と、ボンディングポジションQ上での矢印C方向の上昇および矢印D方向の下降と、ピックアップポジションPとボンディングポジションQとの間の矢印E、F方向の往復動とが可能とされる。移動機構は図示省略の制御手段にて前記矢印A、B、C、D、E、Fの移動が制御される。
ところで、このようなコレット103を移動させる移動機構としては、特許文献1等に記載のような駆動機構を用いることができる。
この駆動機構は図10に示すように、ボンディングヘッド110をZ(高さ)方向に昇降させ、Y軸方向に移動させるZY駆動軸111と、X軸方向に移動させX駆動軸(図示省略)を有し、ZY駆動軸111は、コレット103を有するボンディングヘッド110をピックアップポジションPとボンディングポジションQとの間を往復するY駆動軸112と、ダイ(チップ)101をウエハ106からピックアップする又は基板にボンディングするために昇降させるZ駆動軸113とを有する。X駆動軸は、ZY駆動軸110全体を、X軸方向に移動させる。
ZY駆動軸111は、Y駆動軸112と、Z駆動軸113と、Y駆動軸112のY軸可動部112aとZ駆動軸113のZ軸可動部113aとを連結する連結部115と、ボンディングヘッド111をZ軸中心に回転させる回転駆動部(図示省略)と、これら全体を支える支持体116とを有する。この場合の支持体116は、上部支持体116aと、側部支持体116bと、下部支持体116cと、上部支持体116aと下部支持体116cとの間のY駆動軸支持体116dとを有する。
Y駆動軸112は、N極とS極の永久磁石が交互にY軸方向に多数配列された上下の固定磁石部118を有する逆コの字状のY軸固定部112bと、Y軸固定部112bとY駆動軸支持体116dとの間に設けられ、Y軸固定部112bをY軸方向に移動可能するリニアガイド120とを有する。また、Y駆動軸112は、前記配列方向に少なくとも1組のN極とS極の電磁石を有し、逆コの字状の凹部に挿入され凹部内を移動するY軸可動部112aと、Y軸可動部112aを支持する連結部115に固定され、連結部115と下部支持体116cとの間に設けられたY軸リニアガイド121とを有する。なお、リニアガイド120は、Y駆動軸支持体側のガイドレール120aと、Y軸固定部112b側のスライダ120bからなる。また、リニアガイド121は、下部支持体116c側のガイドレール121aと、Y駆動軸支持体116側のスライダ121bとからなる。
Z駆動軸113は、Y駆動軸112と同様に、N極とS極の電磁石が交互にZ軸方向に多数配列された左右の固定磁石部122、122を有する逆Uの字状のZ軸固定部113bと、Z軸固定部113bの配列方向に少なくとも1組のN極とS極の電磁石を上部に有し、逆Uの字状の凹部に挿入され凹部内を移動するZ軸可動部113aと、Z軸可動部113aと連結部115との間のリニアガイド123とを有する。リニアガイド123は、連結部115側のガイドレール123aとZ軸可動部113a側のスライダ123bとからなる。
Z軸可動部113aは連結部115を介してY軸可動部112aと繋がっており、Y軸可動部112aがY軸方向に移動するとZ軸可動部113も共にY軸方向に移動する。そして移動先の所定の位置でZ軸可動部113a(ボンディングヘッド)が昇降できるようにする必要がある。
このように、構成することによって、Y軸固定部112bと一体となって動く固定一体部(Y軸固定部112b、固定磁石118,118、Y軸リニアガイド120のY軸固定部112b側のスライダ)をカウンタウエイトとしてY軸方向に移動できるようにして、振動を相殺し制振する。すなわち、特許文献1では、Y駆動軸112のY軸可動部112aとZ駆動軸113のZ軸可動部113aとを連結し、Y軸固定部112bを反力キャンセル部材として使用することになる。
特開2013−179206号公報
このため、特許文献1に記載のものでは、X軸可動部に、Z軸固定部、Y軸固定部(反力キャンセル部材)が搭載されることになり、可動部質量が大きくなる。従って、X可動部のX軸方向の移動の高速化を図る場合、振動が大きくなって、安定した駆動とならない。
また、装置のコンパクト化を図る上で、反力キャンセル部材のストロークを小さくするのが好ましい。ストロークを小さくするために、反力キャンセル部材の質量を、Y可動部の質量よりも数倍大きくするのが一般的である。しかしながら、反力キャンセル部材の質量を大きくするとX軸可動部の高速化に支障をきたすことになる。
本発明は、上記課題に鑑みて、Y可動部及び反力キャンセル部材のY軸方向への移動の際に発生する振動を抑えることができ、装置として高速化を図って生産性に優れる駆動装置、このような駆動装置を用いたダイボンダ、およびボンディング方法を提供する。
本発明の駆動装置は、X軸方向に移動可能なX可動部と、前記X軸方向と直交するY軸方向へ移動可能なY可動部と、前記X軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向に移動可能なZ可動部とを備えた駆動装置であって、Y可動部はY固定部とともにリニアモータ機構を構成するとともに、Z可動部はZ方向駆動機構を介してZ軸方向の駆動が可能とされ、前記X可動部はX方向駆動機構を介してX軸方向の駆動が可能とされ、前記X可動部に、Y可動部を搭載するとともに、Y可動部にZ可動部を搭載し、さらに、Y固定部をY軸方向に沿った可動を可能として、Y可動部のY軸方向への駆動に伴って、Y固定部はこのY可動部の駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材となるものである。
本発明の駆動装置によれば、Y可動部のY軸方向への駆動に伴って、Y固定部はこの駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材となるので、Y可動部のY軸方向への移動の際に発生する振動を抑えることができる。また、X可動部に、Y可動部を搭載するとともに、Y可動部にZ可動部を搭載するものであるので、X可動部に、Y固定部およびZ固定部を搭載する必要がない。
X方向駆動機構が、X可動部とX固定部とで構成されるリニアモータ機構で構成されるものであっても、ボールねじ駆動機構で構成されるものでっあてもよい。また、Z方向駆動機構が、Z可動部とZ固定部とで構成されるリニアモータ機構で構成されるものであっても、ボールねじ駆動機構で構成されるものであってもよい。このため、この駆動装置として、設計の自由度が大となる。
前記Z固定部が固定側に固定されていても、さらには、前記Y固定部がZ固定部に固定されて、Y可動部のY軸方向への駆動に伴って、Y固定部及びZ固定部はこの駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材となるものであってもよい。Y固定部とZ固定部とで反力キャンセル部材を構成したものでは、反力キャンセル部材の重量が大となって、反力キャンセル時の動作が小さくなって、装置全体のコンパクト化を達成できる。
前記X可動部はX方向リニアガイド機構を介してX軸方向の往復動可能として固定ベースに載置され、Y可動部は、第1のY方向リニアガイド機構を介してY軸方向の往復動可能としてX可動部に搭載され、Z可動部は、Z方向リニアガイド機構を介してZ軸方向の往復動可能としてX可動部に搭載されているのが好ましい。
このように構成することによって、X可動部、Y可動部、及びZ可動部はそれぞれの駆動方向に安定して駆動することができる。
Y固定部及びZ固定部は第2のY方向リニアガイド機構を介してY軸方向の往復動可能とされるものであってもよい。このように構成することによって、Y固定部及びZ固定部は、反力キャンセル部材として安定して移動することができる。
装置全体のY軸方向に可動するY可動構造部の重心と、一体化されたY固定部とZ固定部にて構成されてなる可動部の重心とを一致させるのが好ましい。このため、この装置では、Y可動構造部の重心を、一体化されたY固定部とZ固定部にて構成されてなる可動部の重心の近傍にくるように設計している。しかしながら、一致させるように設計したとしても、設計上誤差や加工上の誤差や組立上の誤差等によって、一致せずに多少ずれる場合がある。このため、一致させるとは、完全に一致する場合、及び、Y可動構造部の重心と可動部(一体化されたY固定部とZ固定部の重心)とが近傍に配置される場合を含むものである。
ところで、Y可動構造部の重心と、Y固定部とZ固定部にて構成されてなる可動部の重心とが一致しない場合、モーメントが発生し、駆動時において振動が発生することになる。これに対して、Y可動構造部の重心と、Y固定部とZ固定部にて構成されてなる可動部の重心とが一致する場合、モーメントの発生を抑えることができて、駆動時に発生する振動が小さくなる。このため、駆動装置として、安定し、精度のよい動作が可能となる。しかも、X可動部を駆動させる際には、Y固定部及びZ固定部をこのX可動部の駆動に伴って移動させる必要がなく、X可動部として軽くなって、装置全体の駆動速度のスピードアップ化を図ることができる。また、一体化されたY固定部とZ固定部を駆動させるための駆動源を設ける必要がなく、装置全体のコンパクト化及び軽量化を図ることができる。さらに、装置として振動が小さくなるので、本装置外部の他の機器への振動による悪影響を防止できる。
本発明のダイボンダは、前記駆動装置を備えたダイボンダであって、前記Z可動部にワークを吸着保持する吸着コレットが配設されているものである。
本発明のダイボンダによれば、本発明に係るボンディング方法が可能となる。すなわち、ピックアップポジションでZ可動部に配設された吸着コレットにてチップをピックアップし、X可動部とY可動部の少なくとも1つを移動させることにより、吸着コレットをボンディングポジション上に搬送し、このボンディングポジションでZ可動部の下降により吸着コレットを下降させてチップをボンディングすることができる。
本発明は、Y可動部及び反力キャンセル部材のY軸方向への移動の際に発生する振動を抑えることができ、装置として高速化を図って生産性に優れるものとなる。
本発明の第1の駆動装置の簡略全体図である。 本発明の駆動装置を用いたボンディング方法を示す簡略図である。 本発明の第2の駆動装置の簡略全体図である。 本発明の第3の駆動装置の簡略全体図である。 本発明の第4の駆動装置の簡略全体図である。 本発明の第5の駆動装置の簡略全体図である。 一般的なダイボンダ(ボンディング装置)の簡略図である。 ウエハの簡略図である。 半導体素子の製造工程を示すブロック図である。 従来の駆動装置の要部断面図である。
以下本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は本発明に係る駆動装置(搬送装置)の簡略図を示し、図2はこの搬送装置を用いたダイボンダ(ボンディング装置)を示している。ボンディング装置は、図2に示すように、ウエハから切り出されるチップ11をピックアップポジションPにてコレット13でピックアップして、リードフレームなどの基材12のボンディングポジションQに移送(搭載)するものである。ウエハは、金属製のリング(ウエハリング)に張設されたウェーハシート(粘着シート15)上に粘着されており、ダイシング工程によって、多数のチップ11に分断(分割)される。
コレット13は、その下端面に開口した吸着孔を介してチップ11が真空吸引され、このコレット13の下端面にチップ11が吸着する。なお、この真空吸引(真空引き)が解除されれば、コレット13からチップ11が外れる。
コレット13は、移動機構である本発明に係る駆動装置にて、ピックアップポジションP上での矢印A方向の上昇および矢印B方向の下降と、ボンディングポジションQ上での矢印C方向の上昇および矢印D方向の下降と、ピックアップポジションPとボンディングポジションQとの間の矢印E、F方向の往復動とが可能とされる。ステージ装置は図示省略の制御手段にて前記矢印A、B、C、D、E、Fの移動が制御される。制御手段は、例えば、マイクロコンピューターで構成できる。
駆動装置は、図1に示すように、X軸方向に駆動可能なX可動部21aと、前記X軸方向と直交するY軸方向へ駆動可能なY可動部22aと、前記X軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向に駆動可能なZ可動部23aを有する。
X可動部21aは駆動機構M1にてX軸方向の駆動が可能となっている。この場合、X可動部21aはリニアガイド機構25にてX軸方向の往復動がガイドされている。リニアガイド機構25は、ベース50上に配設されたX軸方向に延びるX軸方向ガイドレール25aと、このガイドレール25aに嵌合されているスライダ25bとからなり、スライダ25bがX可動部21aの下面に取り付けられている。
X可動部21aはX固定部21bとともにリニアモータ機構を構成し、このリニアモータ機構をもって駆動機構M1としたものである。すなわち、X可動部21aにコイル部41を設け、このコイル部41が遊嵌状に嵌入する固定部21bを固定側である固定部材51に固定している。そして、このコイル部41と磁石を有する固定部21bとで、X駆動機構部(X方向リニアモータ機構)21を構成する。このため、Xリニアモータ機構21は、固定子を構成するX固定部(Xモータ固定部)21bと、可動子を構成するX可動部21aとを備えたリニアモータである。
Y可動部22aは、側方(後述するZ固定部23b)側に開口する断面コ字形状にY固定部22bとで、Y駆動機構(Yリニアモータ機構)22を構成する。すなわち、Yリニアモータ機構22は、固定子を構成するY固定部(Yモータ固定部)22bと、可動子を構成するY可動部22aとを備えたリニアモータである。なお、Y固定部22bは、上壁22b1と、下壁22b3と、上壁22b1の一方の端部と下壁22b3の一方の端部とを連結する側壁22b2とからなる。
Y可動部22aは、Y軸方向リニアガイド機構30を介してX可動部21aにY軸方向の往復動が可能に取り付けられている。Y軸方向リニアガイド機構30は、X可動部21aに取り付けられY軸方向に延びるY軸方向ガイドレール30aと、このガイドレール30aに嵌合するスライダ30bとからなる。また、Y可動部22aは、本体部31aと、この本体部31aから横方向に延びるコイル部31bとを有する。この本体部31aにスライダ30bが取り付けられている。
また、Y固定部22bは、固定部材52にY軸方向スライド可能としてY軸方向リニアガイド機構33を介して取り付けられている。ガイド機構33は、固定部材52にY軸方向に沿って取り付けられるガイドレール33aと、このガイドレール33aに嵌合するスライダ33bとからなる。そして、スライダ33bがY固定部22bの上壁22b1に取り付けられている。
前記Z可動部23aは、駆動機構M2を介してZ軸方向に沿って往復動するものであって、この実施形態では、駆動機構M2は、Z可動部23aと、下方に開口する断面コ字形状のZ固定部23bとで構成されるY駆動機構(Zリニアモータ機構)23を用いている。すなわち、Z駆動モータ23は、固定子を構成するZ固定部(Zモータ固定部)23bと、可動子を構成するZ可動部23aとを備えたリニアモータである。また、Z固定部23bは、上壁23b1と、一対の側壁23b2、23b3とからなる。Z可動部23aは、本体部35aとこの本体部35aから上方に延びるコイル部35bとを有する。そして、この本体部35aに、先端に吸着コレット13が付設されたボンディングヘッド45が連結されている。
ところで、Xリニアモータ機構21、Yリニアモータ機構22、及びZリニアモータ機構23は、固定子がマグネット(磁石)で可動子がコイルであるMC型であっても、固定子がコイルで可動子がマグネット(磁石)であるMM型であってもよい。
また、Z可動部23aは、Z方向リニアガイド機構36を介してY可動部22aに設けられている。ガイド機構36は、Z軸方向に延びてY可動部22aの本体部31aに取り付けられるガイドレール36aと、このガイドレール36aに嵌合するスライダ36bとからなり、スライダ36bがZ可動部23aの本体部35aに取り付けられている。
また、この装置では、Z固定部23bが固定側に固定されている。すなわち、上壁23b1の上面及び一対の側壁23b2、23b3の上面が固定部材53に固定されている。
このように構成された駆動装置では、X可動部21aのX軸方向の駆動にて、Y可動部22a及びZ可動部23a等を介してコレット13がX軸方向に沿って往復動が可能となっている。また、Y可動部22aのY軸方向の駆動にて、Z可動部23aを介してコレット13がY軸方向に沿って往復動が可能となっている。そして、Z可動部23aがZ軸方向に駆動することによって、コレット13がZ軸方向に沿って往復動が可能となっている。
このため、コレット13は、ピックアップポジションP上での矢印A方向の上昇および矢印B方向の下降と、ボンディングポジションQ上での矢印C方向の上昇および矢印D方向の下降と、ピックアップポジションPとボンディングポジションQとの間の矢印E、F方向の往復動とが可能とされる。
ところで、図1に示す実施形態においては、Y可動部22aがY軸方向への駆動に伴って、Y固定部22bはこの駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材を構成することになる。このため、Y可動部22aのY軸方向への移動の際に発生する振動を抑えることができる。また、X可動部21aに、Y可動部22aを搭載するとともに、Y可動部22aにZ可動部23aを搭載するものであるので、X可動部21aに、Y固定部22bおよびZ固定部22を搭載する必要がない。
すなわち、Y可動部22b及び反力キャンセル部材のY軸方向への移動の際に発生する振動を抑えることができ、装置として高速化を図って生産性に優れるものとなる。
また、本実施形態の駆動装置では、X可動部21aはX方向リニアガイド機構25を介してX軸方向の往復動可能として固定ベース50に載置され、Y可動部22aは、第1のY方向リニアガイド機構30を介してY軸方向の往復動可能としてX可動部21aに搭載され、Z可動部23aは、Z方向リニアガイド機構36を介してZ軸方向の往復動可能としてX可動部21aに搭載されているものである。このため、X可動部21a、Y可動部22a、及びZ可動部23aはそれぞれの駆動方向に安定して駆動することができる。
図1に示す駆動装置では、可動部21aはX固定部21bとともにリニアモータ機構を構成し、このリニアモータ機構をもって駆動機構M1としたものである。これに対して、図3では、駆動機構M1は、ボールねじ駆動機構26にて構成される。すなわち、ボールねじ駆動機構26は、ねじ軸26aとねじ軸26aに螺合するナット部材(図示省略)を有し、駆動用モータ27の駆動にて、ねじ軸26aが回転して、ナット部材が螺進退し、これによって、X可動部21aがX軸方向に往復動する。この場合、駆動用モータ27は、モータ本体27aと、このモータ本体27aから突出した出力軸27bとからなり、この出力軸27bがカップリング28を介してねじ軸26aに連結されている。なお、モータ本体27aは、ベース50から立設された支持片29に支持されている。
図3における駆動装置の他の構成は、図1に示す駆動装置と同様であり、同一部材については、図1に示す符号と同一の符号を付してそれらの説明を省略する。このため、図3に示す駆動装置であっても、図1に示す駆動装置と同様の作用効果を奏する。
図4では、図3に示す駆動装置M2において、Z方向リニアモータ機構23をボールねじ駆動機構56に変えている。この場合、Z可動部23aに、Y方向リニアガイド60及びX方向リニアガイド61が付設されている。すなわち、Z可動部23aの上面にY方向に沿って伸びるY方向ガイドレール61,61を配設し、このガイドレール61,61にこのガイドレール61,61に沿ってスライドするスライダ62,62を基板63の下面63aに固定している。また、この基板63の上面63bには、X方向に延びるX方向ガイドレール65が固定され、このX方向ガイドレール65にこのガイドレール65に沿ってスライドするスライダ66,66を配設している。そして、このスライダ66,66が支持板67の下面に固定されている。
ボールねじ駆動機構56は、ねじ軸56aとねじ軸56aに螺合するナット部材(図示省略)を有し、駆動用モータ70の駆動にて、ねじ軸56aが回転して、ナット部材が螺進退し、これによって、Z可動部23aがZ軸方向に往復動する。この場合、駆動用モータ70は、モータ本体70aと、このモータ本体70aから突出した出力軸70bとからなり、この出力軸70bがカップリング71を介してねじ軸56aに連結されている。なお、モータ本体70aは、固定部材73から突設される支持片74に支持されている。
図4における駆動装置の他の構成は、図3に示す駆動装置と同様であり、同一部材については、図3に示す符号と同一の符号を付してそれらの説明を省略する。このため、図4に示す駆動装置であっても、図3に示す駆動装置と同様の作用効果を奏する。
次に図5では、Y固定部22bとZ固定部23bとが一体固定されている。すなわち、図5に示すY固定部22bは、下方に開口する断面コ字形状であって、上壁22b4と、一対の側壁22b5、22b6とからなる。このため、Y固定部22bの側壁22b6と、Z固定部23bの側壁23b2とが固着されている。このため、Y可動部22aのY軸方向への駆動に伴って、Y固定部22b及びZ固定部23bはこの駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材となる。このように、Y固定部22bとZ固定部23bとで反力キャンセル部材を構成したものでは、反力キャンセル部材の重量が大となって、反力キャンセル時の動作が小さくなって、装置全体のコンパクト化を達成できる。
この場合、装置全体のY軸方向に可動するY可動構造部40の重心G1と、可動部(一体化されたY固定部22bとZ固定部23bとで構成されてなる可能部)の重心G2とが一致するように設計している。しかしながら、一致させるように設計したとしても、設計上誤差や加工上の誤差や組立上の誤差等によって、一致せずに多少ずれる場合がある。このため、一致させるとは、完全に一致する場合、及び、Y可動構造部の重心と可動部(一体化されたY固定部22bとZ固定部23bの重心)とが近傍に配置される場合を含むものである。ここで、Y可動構造部40は、Y可動部22aと、Z可動部23aと、ガイド機構36と、吸着コレット13が付設されたボンディングヘッド45等で構成される。
ところで、Y可動構造部の重心と、Y固定部22bとZ固定部23bにて構成されてなる可動部の重心とが一致しない場合、モーメントが発生し、駆動時において振動が発生することになる。これに対して、Y可動構造部の重心と、Y固定部22bとZ固定部23bにて構成されてなる可動部の重心とが一致する場合、モーメントの発生を抑えることができて、駆動時に発生する振動が小さくなる。このため、駆動装置として、安定し、精度のよい動作が可能となる。しかも、X可動部21aを駆動させる際には、Y固定部22b及びZ固定部23bをこのX可動部21aの駆動に伴って移動させる必要がなく、X可動部21aとして軽くなって、装置全体の駆動速度のスピードアップ化を図ることができる。また、一体化されたY固定部22bとZ固定部23bを駆動させるための駆動源を設ける必要がなく、装置全体のコンパクト化及び軽量化を図ることができる。さらに、装置として振動が小さくなるので、本装置外部の他の機器への振動による悪影響を防止できる。
このように構成された駆動装置では、X可動部21aのX軸方向の駆動にて、Y可動部22a及びZ可動部23a等を介してコレット13がX軸方向に沿って往復動が可能となっている。また、Y可動部22aのY軸方向の駆動にて、Z可動部23aを介してコレット13がY軸方向に沿って往復動が可能となっている。そして、Z可動部23aがZ軸方向に駆動することによって、コレット13がZ軸方向に沿って往復動が可能となっている。
このため、このように構成されたものであっても、コレット13は、ピックアップポジションP上での矢印A方向の上昇および矢印B方向の下降と、ボンディングポジションQ上での矢印C方向の上昇および矢印D方向の下降と、ピックアップポジションPとボンディングポジションQとの間の矢印E、F方向の往復動とが可能とされる。
ところで、本装置においては、Y固定部22bとZ固定部23bとは一体化され、しかもガイド機構33を介してY軸方向の往復動が可能とされる。このため、Y可動部22aのY軸方向への駆動に伴って、Y固定部22b及びZ固定部23bはこの駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材を構成することになる。このため、Y可動部22aのY軸方向への移動の際に発生する振動を抑えることができる。Y固定部22bとZ固定部23bとで反力キャンセル部材を構成したものでは、反力キャンセル部材の重量が大となって、反力キャンセル時の動作が小さくなって、装置全体のコンパクト化を達成できる。
すなわち、Y可動部22b及び反力キャンセル部材のY軸方向への移動の際に発生する振動を抑えることができ、装置として高速化を図って生産性に優れるものとなる。
また、図5に示す駆動装置の構成は、図3等に示す駆動装置と同様であり、同一部材については、図3に示す符号と同一の符号を付してそれらの説明を省略する。このため、図5に示す駆動装置であっても、図3に示す駆動装置と同様の作用効果を奏する。
次に、図6では、X可動部21aはX固定部21bとともにリニアモータ機構を構成し、このリニアモータ機構をもって駆動機構Mとしたものである。すなわち、X可動部21aにコイル部41を設け、このコイル部41が遊嵌状に嵌入する固定部21bを固定側である固定部材51に固定されている。そして、このコイル部41と磁石を有する固定部21bとで、X駆動機構部(X方向リニアモータ機構)21を構成する。
図6における駆動装置の他の構成は、図5に示す駆動装置と同様であり、同一部材については、図5に示す符号と同一の符号を付してそれらの説明を省略する。このため、図6に示す駆動装置であっても、図5に示す駆動装置と同様の作用効果を奏する。
各実施形態で分かるように、X方向駆動機構M1が、X可動部21aとX固定部21bとで構成されるリニアモータ機構21で構成されるものであっても、ボールねじ駆動機構26で構成されるものであってもよい。また、Z方向駆動機構M2が、Z可動部23aとZ固定部23bとで構成されるリニアモータ機構23で構成されるものであっても、ボールねじ駆動機構56で構成されるものであってもよい。このため、本発明に係る駆動装置として、設計の自由度が大となる。
前記各駆動装置を用いることによって、ピックアップポジションPでZ可動部23aに配設された吸着コレット13にてチップ11をピックアップし、X可動部21aとY可動部22aの少なくとも1つを移動させることにより、吸着コレット13をボンディングポジションQ上に搬送し、このボンディングポジションQでZ可動部23aの下降により吸着コレットを13下降させてチップ11をボンディングすることができる。
また、前記各駆動装置を用いて行うボンディング方法にてボンディングしたチップ11を、パッケージ化して半導体素子(メモリ、LED、もしくはFET等)を製造することができる。
この半導体素子製造方法にて製造した半導体素子を自動車に実装することができる。すなわち、自動車の電子化はあらゆる部分で進んでおり、カーオーディオやナビゲーションシステムなど車載情報系や、ダッシュボードや電動ミラーなど車体制御系、さらには、エンジンやブレーキなど走行に関わる制御分野等において、種々の半導体素子が用いられる。また、ハイブリッド車や電気自動車は、電気をエネルギーとして、電動モータを動力源に使用する。このため、ハイブリッド車や電気自動車で不可欠なモータ、電池の制御、監視等に種々の半導体素子が用いられる。そこで、このように自動車に実装される半導体素子として、本発明に係る半導体素子製造方法にて製造した半導体素子を用いることができる。
本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、ボンディング装置以外の組立装置、検査装置、又は加工装置等の種々の装置に用いることができる。
ところで、図5及び図6において、X可動部21aがX軸方向に駆動する場合、Y可動部22a及びZ可動部23aもX軸方向に移動するものであるので、Y固定部22b及びZ固定部23bのX軸方向の移動に同期してX軸方向に移動するようにするのが好ましい。すなわち、X可動部21aがX軸方向に駆動した場合に、Y固定部22b及びZ固定部23bがX軸方向に移動しない場合、Y固定部22bに対してY可動部22aがX軸方向に位置ずれするとともに、Z固定部23bに対してZ可動部23aがX軸方向に位置ずれすることになる。この状態では、各Y・Z可動部22a、23aが安定した駆動力を得にくくなる。このため、支持体32にリニアモータ機構やボールねじ駆動機構等を連設して、この支持体32、延いてはY固定部22b及びZ固定部23bがX可動部21aのX軸方向に往復動させるのが好ましい。
11 チップ
12 基材
13 吸着コレット
21 X方向リニアモータ機構
21a X可動部
21b X固定部
22 Y方向リニアモータ機構
22a Y可動部
22b Y固定部
23 Z方向リニアモータ機構
23a Z可動部
23b Z固定部
25 X方向リニアガイド機構
26 ボールねじ駆動機構
30 第1のY方向リニアガイド機構
33 第2のY方向リニアガイド機構
36 Z方向リニアガイド機構
56 ボールねじ駆動機構
40 反力キャンセル部材
G1,G2 重心
M1、M2駆動機構
P ピックアップポジション
Q ボンディングポジション

Claims (11)

  1. X軸方向に移動可能なX可動部と、前記X軸方向と直交するY軸方向へ移動可能なY可動部と、前記X軸方向及びY軸方向に直交するZ軸方向に移動可能なZ可動部とを備えた駆動装置であって、
    Y可動部はY固定部とともにリニアモータ機構を構成するとともに、Z可動部はZ方向駆動機構を介してZ軸方向の駆動が可能とされ、前記X可動部はX方向駆動機構を介してX軸方向の駆動が可能とされ、前記X可動部に、Y可動部を搭載するとともに、Y可動部にZ可動部を搭載し、さらに、Y固定部をY軸方向に沿った可動を可能として、Y可動部のY軸方向への駆動に伴って、Y固定部はこのY可動部の駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材となることを特徴とする駆動装置。
  2. X方向駆動機構が、X可動部とX固定部とで構成されるリニアモータ機構で構成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. X方向駆動機構が、ボールねじ駆動機構で構成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  4. Z方向駆動機構が、Z可動部とZ固定部とで構成されるリニアモータ機構で構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  5. Z方向駆動機構が、ボールねじ駆動機構で構成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  6. 前記Z固定部が固定側に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動装置。
  7. 前記Y固定部がZ固定部に固定されて、Y可動部のY軸方向への駆動に伴って、Y固定部及びZ固定部はこの駆動方向と反対のY軸方向へ移動する反力キャンセル部材となることを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。
  8. 前記X可動部はX方向リニアガイド機構を介してX軸方向の往復動可能として固定ベースに載置され、Y可動部は、第1のY方向リニアガイド機構を介してY軸方向の往復動可能としてX可動部に搭載され、Z可動部は、Z方向リニアガイド機構を介してZ軸方向の往復動可能としてX可動部に搭載されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の駆動装置。
  9. Y固定部及びZ固定部は第2のY方向リニアガイド機構を介してY軸方向の往復動可能とされることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の駆動装置。
  10. 前記請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の駆動装置を備えたダイボンダであって、前記駆動装置の前記Z可動部にワークを吸着保持する吸着コレットが配設されていることを特徴とするダイボンダ。
  11. 前記請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の駆動装置を用いるボンディング方法であって、
    ピックアップポジションで前記Z可動部に配設された吸着コレットにてチップをピックアップし、X可動部とY可動部との少なくとも1つを移動させることにより、吸着コレットをボンディングポジション上に搬送し、このボンディングポジションでZ可動部の下降により吸着コレットを下降させてチップをボンディングすることを特徴とするボンディング方法。
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