JP2021021503A - 排ガス処理装置及び排ガス処理方法 - Google Patents

排ガス処理装置及び排ガス処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021021503A
JP2021021503A JP2019136629A JP2019136629A JP2021021503A JP 2021021503 A JP2021021503 A JP 2021021503A JP 2019136629 A JP2019136629 A JP 2019136629A JP 2019136629 A JP2019136629 A JP 2019136629A JP 2021021503 A JP2021021503 A JP 2021021503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
exhaust gas
ash
furnace
gas treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019136629A
Other languages
English (en)
Inventor
和樹 吉田
Kazuki Yoshida
和樹 吉田
阿川 隆一
Ryuichi Agawa
隆一 阿川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2019136629A priority Critical patent/JP2021021503A/ja
Priority to KR1020200078952A priority patent/KR20210012904A/ko
Priority to TW109122516A priority patent/TWI754316B/zh
Publication of JP2021021503A publication Critical patent/JP2021021503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J15/00Arrangements of devices for treating smoke or fumes
    • F23J15/003Arrangements of devices for treating smoke or fumes for supplying chemicals to fumes, e.g. using injection devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/02Particle separators, e.g. dust precipitators, having hollow filters made of flexible material
    • B01D46/023Pockets filters, i.e. multiple bag filters mounted on a common frame
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J15/00Arrangements of devices for treating smoke or fumes
    • F23J15/02Arrangements of devices for treating smoke or fumes of purifiers, e.g. for removing noxious material
    • F23J15/022Arrangements of devices for treating smoke or fumes of purifiers, e.g. for removing noxious material for removing solid particulate material from the gasflow
    • F23J15/025Arrangements of devices for treating smoke or fumes of purifiers, e.g. for removing noxious material for removing solid particulate material from the gasflow using filters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J2217/00Intercepting solids
    • F23J2217/10Intercepting solids by filters
    • F23J2217/101Baghouse type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、上述の課題を解決すべく、既存設備に簡便に設置でき、低コストで燃焼ガスの清浄が可能な排ガス処理装置及び排ガス処理方法を提供する。【解決手段】バイオマス燃料を専焼する燃焼炉で生成された燃焼ガスを改質するガス処理装置であって、前記燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給する粒子供給装置を備えたガス処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼炉で生成される燃焼ガスの改質が可能な排ガス処理装置及び排ガス処理方法に関する。
近年、燃料確保のため、建設廃材系木質材料及び木質系材料以外のバイオマス燃料や、廃タイヤや廃プラスチック等の廃棄物燃料を用いた発電需要が高まっている。このような発電機構においては、例えば、燃焼対象物を燃焼すると共に飽和蒸気を生成する燃焼炉を備え、燃焼炉に接続され当該燃焼炉で生じる飽和蒸気を燃焼炉で生成した燃焼ガスを用いて過熱してタービン駆動による発電に利用する、ボイラーを用いた技術が一例に挙げられる。また、このような技術の一例としては、流動層を備えた循環流動層ボイラー(以下、「CFBボイラー」と称することがある)が用いられている。
ボイラーを用いた設備では、燃焼炉で生成した燃焼ガスを設備外に排出する際に、燃焼ガス中の有害物質を除去することを目的として、バグフィルターなどの濾過手段(集塵手段)が用いられている。バグフィルターに関する技術としては、例えば、ゼオライト等を用い、バグフィルター表面に濾過槽を形成して集塵する技術や、排ガス中のダストと吸着材とが均一に混合するように絞り部を有するダクト部を設ける技術などが提案されている(例えば、下記特許文献1及び2参照)。
特開平06−343821号公報 特開2000−262842号公報
バグフィルターには集塵のために“ろ布”が設置されており、当該ろ布としては、例えば、ポリフェニレンサルファイド樹脂(以下、「PPS」と称することがある)製のものや、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製のものが多く用いられている。
一方、バイオマス燃料は、燃焼した際に、NOxが発生しやすいことが知られている。特に、バイオマス燃料の燃焼ガスには、NO2が多く含まれている。しかし、PPSなどの硫黄系材料は、ろ布の材料の中でも、ランニングコストと性能との兼ね合いから好適な材料として知られている。しかし、燃焼ガス中にNO2が存在すると、PPSなどの硫黄系材料は酸化劣化しやすい傾向にあるため、燃焼ガス中のNO2を除去するために種々の手段が採用されている。例えば、燃焼ガス中のNO2を除去するためには、活性炭やゼオライトを燃焼ガスに添加する技術が知られている。しかし、活性炭は燃えやすく、CFBボイラーにおいて燃焼炉からバグフィルターまでのプロセスで、燃焼ガス中に活性炭を吹き込むことは困難である。また、ゼオライトはその製造・調達に関するコストや、燃焼炉に供給する設備のコストが必要となる。
本発明は、上述の課題を解決すべく、既存設備に簡便に設置でき、低コストで燃焼ガスの清浄が可能な排ガス処理装置及び排ガス処理方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、以下に示す通りである。
<1> バイオマス燃料を専焼する燃焼炉で生成された燃焼ガスを改質する排ガス処理装置であって、前記燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給する粒子供給装置を備えた排ガス処理装置。
<2> 前記燃焼ガスの温度が600℃超である前記<1>に記載の排ガス処理装置。
<3> 前記粒子供給装置が、前記石炭燃焼灰を前記燃焼炉内に供給する前記<1>又は<2>に記載の排ガス処理装置。
<4> 前記粒子供給装置が、前記燃焼炉よりも下流の燃焼ガス流路において、前記燃焼ガス中に前記石炭燃焼灰を供給する前記<1>〜前記<3>のいずれか一つに記載の排ガス処理装置。
<5> 前記燃焼炉の下流にバグフィルターが備えられており、前記粒子供給装置が、前記バグフィルターの上流で前記燃焼ガス中に前記石炭燃焼灰を供給する前記<1>〜前記<4>のいずれか一つに記載の排ガス処理装置。
<6> 前記バグフィルターが、ポリフェニレンサルファイド樹脂製のろ布を備える前記<5>に記載の排ガス処理装置。
<7> バイオマス燃料を専焼する燃焼炉で生成された燃焼ガスを改質する排ガス処理方法であって、前記燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給する工程を含む排ガス処理方法。
<8> 前記燃焼ガスの温度が600℃超である前記<7>に記載の排ガス処理方法。
<9> 前記石炭燃焼灰を、前記燃焼炉内に供給する前記<7>又は前記<8>に記載の排ガス処理方法。
<10> 前記石炭燃焼灰を、前記燃焼炉よりも下流で前記燃焼ガス中に供給する前記<7>〜前記<9>のいずれか一つに記載の排ガス処理方法。
<11> 前記燃焼炉の下流にバグフィルターが備えられており、前記バグフィルターよりも上流で前記石炭燃焼灰を前記燃焼ガスに供給する前記<7>〜前記<10>のいずれか一つに記載の排ガス処理方法。
<12> 前記バグフィルターが、ポリフェニレンサルファイド樹脂製のろ布を備える前記<11>に記載の排ガス処理方法。
本発明によれば、既存設備に簡便に設置でき、低コストで燃焼ガスの清浄が可能な排ガス処理装置及び排ガス処理方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態の燃焼設備を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態の燃焼設備を示す概略図である。 石炭燃焼灰が投入される燃焼ガスの温度とNO2除去率との関係を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、単に「本実施形態」という。)について詳細に説明する。ただし、以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨の範囲内で適宜に変形して実施できる。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態の排ガス処理装置を備えた燃焼設備について図1を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の燃焼設備を示す概略図である。
図1に示すように、燃焼設備10は、燃焼対象物であるバイオマス燃料が供給され、炉内にて前記バイオマス燃料を専焼する燃焼炉20と、燃焼炉20で生じた燃焼ガスの熱を回収する熱回収部30と、を備えている。さらに、燃焼設備10は、燃焼炉20と熱回収部30との下流に、熱回収部30から排出された燃焼ガス中の有害物質を除去するバグフィルター40を備えている。また、燃焼炉20には、炉内にバイオマス燃料を供給するバイオマス燃料供給器22と、燃焼ガス内に石炭燃焼灰を供給する粒子供給装置50と、が設置されている。本実施形態においては、粒子供給装置50が排ガス処理装置としての役割を果たす。なお、図1において、太矢印は燃焼ガスの流れ方向を示す。
燃焼設備10は、特に限定されるものではないが、燃焼炉20で生成した燃焼ガスと熱回収部30内に設置された過熱器や節炭器等との熱交換によって蒸気を過熱し、発電に利用する所謂ボイラーを例に挙げることができる。また、燃焼設備10は、特に限定されるものではないが、主に火力発電事業用に使用される、貫流ボイラー、循環ボイラー、排熱回収ボイラーのほか、産業用で使用される循環流動層ボイラー(CFB)、流動床ボイラー(BFB)、などいずれであってもよい。
図1に示すように燃焼炉20は、例えば縦長の筒状に構成され、バイオマス燃料供給器22から供給されるバイオマス燃料を炉内にて燃焼する。
バイオマス燃料供給器22から燃焼炉20に供給されたバイオマス燃料が燃焼されると、炉内に燃焼ガスが生成される。また、図示を省略するが、燃焼炉20の炉壁には水管を設置することができ、水管を燃焼炉20内の燃焼ガスに曝すことで飽和蒸気を生成することができる。燃焼ガスには、バイオマス燃料の燃焼によって生成したNOやNO2等のNOX(窒素酸化物)が含まれる。また、燃焼ガスには、バイオマス燃料の燃焼によって生じるKCl、NaCl等の低融点の溶融塩や、燃焼によって生じる灰などの固形粒子も含まれている。炉内温度は、特に限定されるものではないが、おおよそ800〜1000℃である。燃焼炉20にて生成した燃焼ガスは、これら窒素酸化物、溶融塩及び灰を含んだまま熱回収部30に供給される。
図1に示すように、燃焼設備10には、燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給する粒子供給装置50が備えられている。石炭燃焼灰は、燃焼ガス中に投入されると、燃焼ガス中のNOx(特にNO2)濃度を低下させることができる。石炭燃焼灰としては、入手方法などについて特に限定はないが、例えば、微粉炭ボイラー(PCボイラー)や他のボイラー(例えば、流動床ボイラー等)で発生した、クリンカアッシュ(ボトムアッシュ、炉底灰)、フライアッシュ(飛灰)等を用いることができる。なお、PCボイラーから回収された灰は、PC灰と称されることがある。本実施形態に用いられる石炭燃焼灰は、特に前処理などを行うことなく、系外のPCボイラー等から廃棄物として回収した石炭燃焼灰をそのまま用いることができる。
石炭燃焼灰としては、特に限定されるものではないが、融点が、供給される燃焼ガスの温度よりも高く、例えば、融点が800〜1000℃より高いことが好ましい。
また、石炭燃焼灰は、平均粒径が10〜20μmの粒子であることが好ましい。
また、石炭燃焼灰は活性炭に比して燃えにくい。このため、燃焼設備10は、燃焼炉20からバグフィルター40までのプロセスにおいて、いずれの段階においても燃焼ガスに投入するように構成することができる。例えば、図1においては燃焼炉20に粒子供給装置50が備えられているが、当該装置の設置部位や数はこれに限定されることなく、燃焼炉20と熱回収部30とを連通する燃焼ガス流路(煙道)や後述するサイクロン等の装置(図1中矢印Aで指し示される部位)、熱回収部30(例えば、図1中矢印Bで指し示される部位)、及び、熱回収部30とバグフィルター40とを連通する煙道(例えば、図1中矢印Cで指し示される部位)など、いずれの部位に設置してもよい。なお、石炭燃焼灰が600℃超の燃焼ガスに投入された場合に、石炭燃焼灰のNOx(特にNO2)濃度の低減効果(清浄効果)が向上する。かかる観点から、特に限定されるものではないが、石炭燃焼灰は、燃焼設備10内における、燃焼ガスの温度が600℃超(好ましくは、610〜900℃、さらに好ましくは650〜900℃)である部位に投入されることが好ましい。また、本実施形態のように、粒子供給装置50は、バグフィルター40(特に、PPS製のろ布を備えたバグフィルター)の上流に設置されることが好ましい。
さらに、石炭燃焼灰は、導入手段及び条件について特に制限はないため、石炭燃焼灰を導入するために新たに特別な設備を設置する必要がない。このため、例えば、既存設備において、燃焼炉20に設けられた砂や添加物が供給される供給口などより、石炭燃焼灰を供給可能なように粒子供給装置50を設置することができる。
また、粒子供給装置50は図示を省略する制御ユニットと電気的に結合させて、石炭燃焼灰の供給のタイミングや供給量を制御するように構成することができる。
熱回収部30には、燃焼炉20から排出された燃焼ガスが供給される。熱回収部30内には燃焼ガスの流路となる煙道が設けられており、熱回収部30は煙道を通過する燃焼ガスから熱を回収できるように構成されている。また、煙道内には、過熱器、節炭器、ガスエアヒータなどを設置することができ、これら過熱器や節炭器には図示を省略する蒸気管が設置される。蒸気管内には燃焼炉20の熱によって生成された飽和蒸気が流通しており、煙道を通過する燃焼ガスと過熱器等との熱交換により、飽和蒸気が過熱される。熱回収部30から排出された燃焼ガスは、熱回収部30の下流に設置されたバグフィルター40へと排出される。また、熱回収部30により過熱された飽和蒸気は、例えば、発電タービンの駆動などに用いることができる。
バグフィルター40は、燃焼ガスを燃焼設備10外に排出する前に、燃焼ガス中の溶融塩や固形粒子などを集塵して浄化する装置である。バグフィルター40の内部には集塵手段として、ろ布が設置されている。ろ布としては、上述のようにPSSやPTFE製のものを用いることができるが、ランニングコストと性能との両立の観点から、PSSなどの硫黄系材料製のろ布を用いることが好ましい。バグフィルター及びろ布としては、公知のものを適宜選定して用いることができる。
バグフィルターより排出された燃焼ガスは、排ガスとして必要に応じて下流側装置に送られたのち、設備外に排出される。
以上のように、本実施形態においては、バイオマス燃料を専焼する燃焼炉20で燃焼し、前記バイオマス燃料の燃焼によって生成された燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給することで、燃焼ガスを改質(NOx濃度を低減)することができ、燃焼ガスを清浄することができる。また、本実施形態に用いられる石炭燃焼灰は、特に前処理などを行うことなく、PCボイラー等から廃棄物として回収したものをそのまま用いることができる。このため、原材料コストを低く抑えることができる。
さらに、本実施形態における石炭燃焼灰は、上述のように、導入手段及び条件について特に制限はないため、例えば、既存設備にあらかじめ設置された各供給口を利用して粒子供給装置50を設置することができる。このため、新たに特別な設備を設置する必要がなく、設備コスト(例えば、設備の初期導入コストなど)を低く抑えることができる。
本実施形態においては、600℃超の燃焼ガスに石炭燃焼灰が供給されるように構成することができる。石炭燃焼灰が供給される燃焼ガスの温度が600℃超であると、600℃以下の燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給する場合に比して、石炭燃焼灰によるNOx除去効果を向上させることができる。
また、粒子供給装置50を、石炭燃焼灰を燃焼炉20内に供給するように設置した場合、通常、燃焼炉20内では、燃焼ガスの温度が600℃超であるため、燃焼ガスの温度を600℃超とするために特別な設備を導入する必要がない。このため、燃焼設備10は、石炭燃焼灰によるNOx濃度の低減効果を効果的に向上させることができる。
また、図1においては燃焼炉20内に石炭燃焼灰が供給されるように示されているが、本実施形態はこのような態様に限定されるものではなく、上述のように、燃焼炉20内に代えて又は燃焼炉20内に追加して、燃焼炉20以外の部位(燃焼炉よりも下流の燃焼ガス流路)において、燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給できるように粒子供給装置50を設置してもよい。例えば、燃焼炉20から排出された燃焼ガスがバグフィルターに到達するまでの燃焼ガス流路(図1における矢印A〜Cで指し示される部位)に石炭燃焼灰を供給できるように粒子供給装置50を設置した場合、例えば、燃焼炉20におけるバイオマス燃料の燃焼を妨げることなく石炭燃焼灰を燃焼ガスに供給することができる。また、燃焼炉20以外の部位においては、炉内に比して燃焼ガス流路内の圧力が低いため、燃焼炉20に投入する場合に比して容易に石炭燃焼灰を燃焼ガスに供給することができる。
本実施形態においては、燃焼炉20の下流にバグフィルター40が備えられている。また、本実施形態では、バグフィルター40よりも上流の燃焼ガス流路にて燃焼ガス中に石炭燃料を供給するように粒子供給装置50が設置されている。よって、バグフィルター40に供給される燃焼ガスは、石炭燃焼灰によってガス中のNOx濃度が十分に低減されているため、燃焼ガス中のNO2に対して酸化劣化しやすいPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)製のろ布をバグフィルター40に用いることができる。PPSなどの硫黄系材料は、ろ布の材料の中でも、ランニングコストと性能とのバランスに優れる。このため、PPS製のろ布をバグフィルター40に用いることで、排ガス清浄性能を維持したまま、燃焼設備10のランニングコストを低減させることができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の排ガス処理装置を備えた燃焼設備について図2を参照して説明する。図2は、本発明の第2の実施の形態の燃焼設備を示す概略図である。本実施形態においては、燃焼炉として循環流動層ボイラー(CFB)を備えた燃焼設備を例に説明する。
図2に示すように、燃焼設備100は、バイオマス燃料が供給され、炉内にてバイオマス燃料を専焼する燃焼炉120と、バイオマス燃料を燃焼した燃焼ガスから固形分を分離するサイクロン125と、燃焼ガスの熱を回収する熱回収部130と、を備えている。さらに、燃焼設備100は、燃焼炉120と熱回収部130との下流に、熱回収部130から排出された燃焼ガス中の有害物質を除去するバグフィルター140を備えている。また、燃焼炉120には、炉内にバイオマス燃料を供給する燃料供給器122と、炉内に石炭燃焼灰を供給する粒子供給装置150とが備えられている。本実施形態においては、粒子供給装置150が排ガス処理装置としての役割を果たす。
燃焼炉120は、縦長の筒状に構成され、燃料供給器122から供給されるバイオマス燃料を炉内にて燃焼する。燃焼炉120は、バイオマス燃料を流動層120Aで流動させながら燃焼する流動層炉である。また、燃焼炉120は、後述するようにサイクロン125によって所定粒径以上の固形分が戻される循環流動層炉である。燃焼炉120内の温度は特に限定されないが、燃焼ガスの温度を800〜1000℃程度となるように設定することができる。
燃料供給器122から燃焼炉120に供給されたバイオマス燃料が燃焼されると、燃焼ガスが生成される。上述のように、燃焼ガスには、低融点の溶融塩や、燃焼によって生じる灰などの固形粒子が含まれており、燃焼炉120にて生成した燃焼ガスは、これら溶融塩及び灰を含んだままサイクロン125に送られる。
図2に示すように、燃焼炉120には、燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給する粒子供給装置150が備えられている。石炭燃焼灰としては、系外のPCボイラーから回収したPC灰を用いることができる。本実施形態においては、粒子供給装置150が流動層120Aに用いられる砂や添加物が供給される供給口から石炭燃焼灰を供給できるように設置されている。また、粒子供給装置150は図示を省略する制御ユニットと電気的に結合されており、石炭燃焼灰の供給のタイミングや供給量が制御されている。石炭燃焼灰の供給によって燃焼ガス中のNOxの濃度が低減される。
サイクロン125は、燃焼炉120から排出される所定の粒径以上の固形分を、燃焼ガスから分離して燃焼炉120に戻す固気分離装置である。サイクロン125は、燃焼ガスから所定の粒径以上の固形分を分離して燃焼炉120内に戻すと共に、これら固形分が分離された燃焼ガスを後段の熱回収部130に送る。サイクロン125による固形分の選別粒径は、特に限定されないが、例えば、約20μmに設定することができる。粒子供給装置150によって燃焼炉120内に供給された石炭燃焼灰は、燃焼ガスと共に下流に設置された熱回収部130に排出される。
上述のように、サイクロン125から排出された燃焼ガスは、熱回収部130に送られる。熱回収部130内には、第1の実施形態と同様に、図示を省略する燃焼ガスの流路となる煙道や、過熱器、節炭器、ガスエアヒータなどが設置されており、煙道を通過する燃焼ガスから熱を回収できるように構成されている。同様に、過熱器や節炭器には図示を省略する蒸気管が設置されている。蒸気管内には、燃焼炉120の熱によって生成された飽和蒸気が流通しており、燃焼ガスと過熱器等との熱交換により飽和蒸気が過熱される。熱回収部130から排出された燃焼ガスは、熱回収部130の下流に設置されたバグフィルター140へと排出される。また、熱回収部130により過熱された飽和蒸気は、例えば、発電タービンの駆動などに用いることができる。
バグフィルター140は、燃焼ガスを燃焼設備100外に排出する前に、燃焼ガス中の溶融塩や固形粒子などを集塵して浄化する装置である。バグフィルター40の内部には集塵手段として、PSS製のろ布が設置されている。本実施形態においては、バグフィルター140に供給される燃焼ガス中のNOx濃度が十分に低減されているためPPS製のろ布の酸化劣化を抑制することができる。
バグフィルターより排出された燃焼ガスは、排ガスとして必要に応じて下流側装置に送られたのち、設備外に排出される。
以上のように、本実施形態においては、バイオマス燃料を専焼する燃焼炉120で燃焼し、前記バイオマス燃料の燃焼によって生成された燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給することで、燃焼ガスを改質(NOx濃度を低減)することができ、燃焼ガスを清浄することができる。また、本実施形態に用いられる石炭燃焼灰は、特に前処理などを行うことなく、PCボイラー等から廃棄物として回収したものをそのまま用いることができるため、原材料コストを低く抑えることができる。さらに、本実施形態における燃焼炉は循環流動層ボイラーであり、流動層120Aに用いられる砂や添加物が供給される供給口に石炭燃焼灰を供給可能なように本実施形態の排ガス処理装置(粒子供給装置150)が設置されている。このため、新たに特別な設備を設置する必要がなく、設備コストを低く抑えることができる。
また、本実施形態においては、燃焼ガスの温度が600℃超である燃焼炉120に石炭燃焼灰を供給するため、特にNOx濃度の低減効果に優れる。さらに、本実施形態においては、PPS製のろ布を用いたバグフィルター140が備えられている。バグフィルター140に供給される燃焼ガスは燃焼炉120に供給された石炭燃焼灰によってNOx濃度が十分に低減されているため、本実施形態においては、PPS製のろ布が酸化劣化しにくく、燃焼設備10のランニングコストに優れる。
なお、本実施形態においては、流動層120Aに用いられる砂や添加物が供給される供給口から石炭燃焼灰を燃焼炉120内に供給できるように粒子供給装置150が設置されている。しかし、上述のように、石炭燃焼灰の供給部位は当該箇所に限定されることなく、例えば、サイクロン125と燃焼炉120との連結部(煙道)などに新たな供給口を設けて当該供給口から石炭燃焼灰を供給してもよいし、サイクロン125、熱回収部130、又は、これら装置間の連結部に供給口を設け、当該供給口から石炭燃焼灰を供給するように粒子供給装置150を設置してもよい。
上述の発明の実施形態を通じて説明された実施の態様は、用途に応じて適宜組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができる。また、本発明は上述の実施形態の記載に限定されるものではない。
以下、実施例を用いて、本発明の清浄効果(NOx濃度低減効果)について実施例を用いて説明する。但し、本発明の態様は以下の実施例に限定されるものではない。
CFBボイラー実機にてバイオマス燃料の燃焼実験をおこない、石炭燃焼灰投入時/非投入時における燃焼濃度のNOx、NO、NO2の濃度を測定した。下記表に測定値を示す。バイオマス燃料としてはPKS(輸入ヤシ殻)を用い、石炭燃焼灰としてはPCボイラーから回収したPC灰を用いた。石炭燃焼灰は、燃焼ガスに対して2g/m3となるように投入した。また、燃焼ガスの温度は160℃であった。下記表に示すように、石炭燃焼灰を投入した際には、石炭燃焼灰を投入しない場合に比べて、NOX中のNO2が減少していることがわかる。
また、石炭燃焼灰を投入した燃焼ガスの温度とNO2除去率との関係を図3に示す。
図3においては、炉内温度149℃、610℃、850℃の燃焼炉、それぞれに対し、炉内の燃焼ガス中にPC灰(50g)を供給した場合のNO2除去率を示す。当該NO2除去率は、ブランク実験の結果から算出されたPC灰を供給しない場合におけるNO2除去率をも考慮にいれて算出した。結果、炉内温度149℃:NO2除去率40%、炉内温度610℃:NO2除去率42%、炉内温度850℃:NO2除去率91%であった。なお、本試験においては炉内温度を燃焼ガスの温度とみなすことができる。
図3に示すように、炉内温度850℃のサンプルは、炉内温度が600℃以下のサンプルと比して、NO2除去率が大きく向上していることがわかる。
10,100…燃焼設備、20,120…燃焼炉、22,122…バイオマス燃料供給器、30,130…熱回収部、40,140…バグフィルター、50,150…粒子供給装置、125…サイクロン

Claims (12)

  1. バイオマス燃料を専焼する燃焼炉で生成された燃焼ガスを改質する排ガス処理装置であって、
    前記燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給する粒子供給装置を備えた排ガス処理装置。
  2. 前記燃焼ガスの温度が600℃超である請求項1に記載の排ガス処理装置。
  3. 前記粒子供給装置が、前記石炭燃焼灰を前記燃焼炉内に供給する請求項1又は請求項2に記載の排ガス処理装置。
  4. 前記粒子供給装置が、前記燃焼炉よりも下流の燃焼ガス流路において、前記燃焼ガス中に前記石炭燃焼灰を供給する請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の排ガス処理装置。
  5. 前記燃焼炉の下流にバグフィルターが備えられており、前記粒子供給装置が、前記バグフィルターの上流で前記燃焼ガス中に前記石炭燃焼灰を供給する請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の排ガス処理装置。
  6. 前記バグフィルターが、ポリフェニレンサルファイド樹脂製のろ布を備える請求項5に記載の排ガス処理装置。
  7. バイオマス燃料を専焼する燃焼炉で生成された燃焼ガスを改質する排ガス処理方法であって、
    前記燃焼ガス中に石炭燃焼灰を供給する工程を含む排ガス処理方法。
  8. 前記燃焼ガスの温度が600℃超である請求項7に記載の排ガス処理方法。
  9. 前記石炭燃焼灰を、前記燃焼炉内に供給する請求項7又は請求項8に記載の排ガス処理方法。
  10. 前記石炭燃焼灰を、前記燃焼炉よりも下流で前記燃焼ガス中に供給する請求項7〜請求項9のいずれか一項に記載の排ガス処理方法。
  11. 前記燃焼炉の下流にバグフィルターが備えられており、前記バグフィルターよりも上流で前記石炭燃焼灰を前記燃焼ガスに供給する請求項7〜請求項10のいずれか一項に記載の排ガス処理方法。
  12. 前記バグフィルターが、ポリフェニレンサルファイド樹脂製のろ布を備える請求項11に記載の排ガス処理方法。
JP2019136629A 2019-07-25 2019-07-25 排ガス処理装置及び排ガス処理方法 Pending JP2021021503A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019136629A JP2021021503A (ja) 2019-07-25 2019-07-25 排ガス処理装置及び排ガス処理方法
KR1020200078952A KR20210012904A (ko) 2019-07-25 2020-06-29 배기가스 처리장치 및 배기가스 처리방법
TW109122516A TWI754316B (zh) 2019-07-25 2020-07-03 廢氣處理裝置及廢氣處理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019136629A JP2021021503A (ja) 2019-07-25 2019-07-25 排ガス処理装置及び排ガス処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021021503A true JP2021021503A (ja) 2021-02-18

Family

ID=74571924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019136629A Pending JP2021021503A (ja) 2019-07-25 2019-07-25 排ガス処理装置及び排ガス処理方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2021021503A (ja)
KR (1) KR20210012904A (ja)
TW (1) TWI754316B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022215627A1 (ja) * 2021-04-08 2022-10-13 住友重機械工業株式会社 ボイラ監視方法及びボイラ監視装置、ボイラ制御方法及びボイラ制御装置、燃料等調整方法及び燃料等調整装置、並びに、ボイラ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0557139A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Babcock Hitachi Kk 石灰吹き込み脱硫方法
JP2004195349A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 有害物質分解除去フィルターおよびバグフィルター
JP2019105429A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社Ihi ボイラシステム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3315759B2 (ja) 1993-06-02 2002-08-19 新日本製鐵株式会社 集塵機用気体清浄材及び脱臭集塵方法
JP2000262842A (ja) 1999-03-19 2000-09-26 Kawasaki Heavy Ind Ltd 排ガス処理方法及び装置
US7384615B2 (en) * 2004-12-02 2008-06-10 Battelle Energy Alliance, Llc Method oil shale pollutant sorption/NOx reburning multi-pollutant control
PL225504B1 (pl) * 2011-08-05 2017-04-28 Innowacyjne Przedsiębiorstwo Wielobranżowe Polin Spółka Z Ograniczoną Odpowi Sposób i urządzenie do ograniczania korozji, żużlowania, emisji NOx oraz metali ciężkich zwłaszcza w kotłach energetycznych
CN107441907A (zh) * 2017-08-14 2017-12-08 江苏科行环保科技有限公司 一种物质锅炉烟气多污染物处理工艺以及设备
CN108905568A (zh) * 2018-08-20 2018-11-30 山东省建设高压容器有限公司 一种循环流化床锅炉烟气脱硫脱氮系统及其改造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0557139A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Babcock Hitachi Kk 石灰吹き込み脱硫方法
JP2004195349A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 有害物質分解除去フィルターおよびバグフィルター
JP2019105429A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社Ihi ボイラシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022215627A1 (ja) * 2021-04-08 2022-10-13 住友重機械工業株式会社 ボイラ監視方法及びボイラ監視装置、ボイラ制御方法及びボイラ制御装置、燃料等調整方法及び燃料等調整装置、並びに、ボイラ
TWI824472B (zh) * 2021-04-08 2023-12-01 日商住友重機械工業股份有限公司 鍋爐監視方法及鍋爐監視裝置、鍋爐控制方法及鍋爐控制裝置、燃料等之調整方法及燃料等的調整裝置、以及鍋爐

Also Published As

Publication number Publication date
KR20210012904A (ko) 2021-02-03
TWI754316B (zh) 2022-02-01
TW202124029A (zh) 2021-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7152121B2 (ja) ボイラの効率を向上させるための方法及びシステム
JP6199174B2 (ja) ボイラ設備
JP5537195B2 (ja) ストーカ式焼却炉の廃熱回収システム
TWI754316B (zh) 廢氣處理裝置及廢氣處理方法
KR101354938B1 (ko) 유동층 연소 보일러
JP2011220541A (ja) ボイラ設備
JP5590947B2 (ja) ガス化炉及びボイラ設備
JP6388555B2 (ja) バイオマスガス化システム及びこれを用いるボイラ設備
CN103574594A (zh) 以生物质为燃料的燃烧供热系统
JP2011220543A (ja) ボイラ設備
JP4157519B2 (ja) 循環流動層ボイラ装置
JP5675149B2 (ja) ボイラ設備
JP5812575B2 (ja) ボイラ設備
CN104180366B (zh) 一种带发电装置的循环流化床锅炉
JP5595089B2 (ja) ガス化炉及びボイラ設備
JP3927916B2 (ja) 循環流動層ボイラの高温腐食低減装置
CN108006685A (zh) 一种多级气固分离装置串联布置的垃圾焚烧cfb锅炉
JP2018200150A (ja) 有機性廃棄物の燃焼炉及び該燃焼炉を用いた有機性廃棄物の処理システム
JP4918125B2 (ja) 循環流動層ボイラの高温腐食低減装置
JP4722060B2 (ja) 循環流動層ボイラの高温腐食低減装置
JP2006078069A (ja) 循環流動層ボイラの高温腐食低減装置
JP5733906B2 (ja) ボイラ設備
CN104501182B (zh) 一种处理医院有机物固废垃圾及污泥的方法及其装置
JP2006153364A (ja) 循環流動層燃焼装置の運転方法
Abrams et al. 2,400 Tons Per Day Refuse Derived Fuel Facility With Advanced Boiler and Air Pollution Control Systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230125

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20240202

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20240308