JP2021021454A - 固定構造 - Google Patents

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幸孝 国本
Yukitaka Kunimoto
幸孝 国本
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Abstract

【課題】簡単な構造で確実に双方の固定を行うことができる、パイプにカラーを固定する固定構造を提供する。【解決手段】中空のパイプ本体20と、パイプ本体20の外周面22に固定されるリング状のカラー30と、を有し、カラー30の内周縁部31が内側に突出してパイプ本体20に食い込んで固定されている固定構造とした。また、カラー30の内周縁部31が円周方向における複数箇所で内側に突出してパイプ本体20に食い込んで固定されていても良い。【選択図】図4

Description

本発明は、固定構造に関し、特にパイプにカラーを固定するときの固定構造に関するものである。
従来、パイプにカラーを固定するときの方法として、溶接やネジ止め、かしめ固定にて固定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−205017号公報
しかしながら、前記した特許文献1のような従来の固定方法であると、溶接等の固定方法に比べて固定力が小さく、最悪の場合、固定が外れてしまったり、液密状態が必要でも内部の液が漏れてしまったり、という不具合が発生する虞があり、問題となっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で確実に双方の固定を行うことができる、パイプにカラーを固定する固定構造を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、中空のパイプ本体と、該パイプ本体の外周面に固定されるリング状のカラーと、を有し、前記カラーの内周縁部が内側に突出して前記パイプ本体に食い込んで固定されている固定構造としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加え、前記カラーの前記内周縁部が円周方向における複数箇所で内側に突出して前記パイプ本体に食い込んで固定されている固定構造としたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、パイプ本体とカラーの固定について、簡単な構造で確実に双方の固定を行うことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、固定すると共に、パイプ本体に対してカラーが回転しないような構造にすることができる。
本発明の実施の形態に係る冷却用パイプを示す正面図である。 同実施の形態に係る冷却用パイプの(a)噴出孔付近の拡大正面図及び(b)(a)のA−A断面図である。 同実施の形態に係る冷却用パイプの製造工程を示す工程図で(a)材料準備の状態を示す図、(b)組付け後を示す図、(c)噴出孔形成後を示す図である。 同実施の形態に係るカラーのパイプ本体への固定構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
本実施の形態の冷却用パイプ10は、例えばエンジン冷却用にエンジンの側に配設されるものであり、エンジンに対してオイル等の冷却液を噴射してエンジンの冷却を行うものである。
また、本実施の形態の冷却用パイプ10は、図1,図2に示すように、中空のパイプ本体20の所定位置にリング状のカラー30が固定されており、このカラー30とパイプ本体20を貫通する噴出孔32を有する構成となっている。そして、パイプ本体20の内部の中空部21にオイル等の冷却液(図示省略)が通るようになっており、この冷却液が内部圧力によって噴出孔32を通ってパイプ本体20に対する略放射状の方向に噴出し、当該冷却液が例えばエンジンに噴射されてエンジンを冷却するように構成されている。
なお、図示及び詳しい説明は省略するが、この冷却用パイプ10は冷却液を送り出すと共に回収して濾過等を行って再び送り出す冷却液循環装置に繋がれており、当該装置から冷却液が送出されて冷却用パイプ10の中空部21を通り、噴出孔32からエンジンに噴射され、残りがまた冷却液循環装置に戻ってくるようになっている。また、エンジンに噴射された冷却液も少なくとも一部は所定の回収ルートを通って回収され、濾過等の工程を経て再び冷却用パイプ10から送出されるようになっている。以下、詳細に説明する。
本実施の形態のパイプ本体20は、例えばSTKM11A相当の炭素鋼等で形成されており、前記したように内部にオイル等の冷却液を通す中空部21を有している。本実施の形態のパイプ本体20は、図1に示すように略直線形状に形成されたものを例に説明しているが、これに限るものではなく、例えばエンジンの形状に沿って、屈曲、湾曲等していても良く、その途中の1箇所又は複数箇所にカラー30が配設されるようになっていても良い。なお、パイプ本体20の材質は炭素鋼に限らず、他の金属で構成されていても良いし、また、樹脂等で構成されている場合もあり得る。
また、本実施の形態のカラー30は、例えばパイプ本体20と同じSTKM11A相当の炭素鋼等で形成されており、図2(a)に示すように、所定の厚みを有しており、パイプ本体20の所定位置において、パイプ本体20の外周面22にカラー30の内周面31が当接して液密状態で固定されており、カラー30の外周面33には、その内周面31及びパイプ本体20の中空部21まで到達する噴出孔32が形成されている。この噴出孔32は、図2(b)に示すように、パイプ本体20及びカラー30の中心から略放射状となる方向に向けて形成されており、パイプ本体20の中空部21を通る冷却液が、その圧力によって噴出孔32を通って噴射されるようになっている。
また、本実施の形態のカラー30は、所定の厚みを有しているため、噴出孔32を形成したときに、この噴出孔32が所定の長さを有するものとすることができる。そのため、薄い板面に孔があいている状態の噴出孔から冷却液を噴射する場合と比べて、安定した状態で意図した方向に冷却液を噴射することができる。
なお、ここでは噴出孔32はパイプ本体20の中心から略放射状の方向に形成されているが、これに限るものではなく、冷却液を噴射すべき方向に合わせて、斜め前方等、適宜角度を調整して形成されていれば良い。また、ここでは噴出孔32は1つのカラー30に1か所のみ形成されていたが、これに限るものではなく、1つのカラー30に複数の噴出孔32が形成されていて、1つのカラー30から複数方向に冷却液が噴出されるようになっていてもよい。また、ここではパイプ本体20に対してカラー30が1つだけ配設されていたが、これに限るものではなく、パイプ本体20に対して所定間隔をあけて複数のカラー30が配設されており、それぞれに1又は複数の噴出孔32が形成されるようになっていても良い。
また、本実施の形態では、パイプ本体20に対するカラー30の固定について、図4に示すように、カラー30の両端面(図4におけるカラー30の左右両端面)の内周縁部(内周面31)内側に突出する凸部35が全周にわたって形成されており、この凸部35がパイプ本体20の凹部25に係止されていることで、カラー30がパイプ本体20に液密状態で固定された構成となっている。
なお、本実施の形態では、凸部35と凹部25を全周にわたって同じ深さで形成していたが、これに限らず、カラー30の凸部35が全周にわたって内側に突出しておらずに一部突出していない箇所(間隙部)が形成されていても良い。また、凸部35が円周方向における複数箇所で内側に突出してパイプ本体20の凹部25に食い込んで固定されていて突出していない間隙部が複数箇所形成されていても良い。また、凹凸を全周にわたって同じ深さで形成せずに、凹凸の度合いが深い箇所と凹凸の度合いが浅い箇所を形成することで段差を生じさせても良い。これらのようにすることで、凸部35が凹部25に対して円周方向に回転してしまう虞があるところを、当該間隙部や段差によって回転を防止することができるものである。
次に、本実施の形態に係る冷却用パイプの製造方法について、図3を用いて説明する。
ここでは、まず、図3(a)に示すように、パイプ本体20の材料となる、中空部21aと外周面22aを有するパイプ本体材料20aを用意する。また、内周面31と外周面33を有するカラー30を用意する。
次に、図3(b)に示すように、パイプ本体材料20aを所定の長さに切ったり必要に応じて曲げ加工したりして、パイプ本体材料20aからパイプ本体20を形成し、パイプ本体20の外周面22にカラー30の内周面31が当接するように、パイプ本体20の所定位置にカラー30を挿入し、カラー30をパイプ本体20に固定する。
その後、図3(c)に示すように、ドリル等の工具を用いて、予め定められた位置、角度に、カラー30の外周面33側から固定されたパイプ本体20の中空部21まで噴出孔32を空ける。なお、1つのカラー30に複数の噴出孔32を設ける場合もある。また、噴出孔32の形成には、カラー30やパイプ本体20に対する噴出孔32の位置や角度等が予め入力されたロボットによって、自動的に行うようになっていても良い。
このようにパイプ本体20に対してカラー30を固定した後で、噴出孔32を形成する手順で行うと、パイプ本体20の孔とカラー30の孔とを合わせたり確認したりする手間が省けるため、効率が良い。
このように、本実施の形態に係る冷却用パイプ10及びその製造方法によれば、パイプ本体20とカラー30とを用いることで、簡単な構造で、冷却液の噴出方向の精度を確実に高めることができる。
また、本実施の形態に係る冷却用パイプ10によれば、凹凸を用いた固定構造で、簡単かつ確実にパイプ本体20とカラー30とを固定することができる。
また、本実施の形態の固定構造によれば、パイプ本体20とカラー30の固定について、簡単な構造で確実に双方の固定を行うことができる。
また、凹凸の深さを変えて凹凸を形成しておけば、固定すると共に、パイプ本体20に対してカラー30が回転しないような構造にすることができる。
なお、以上説明した各実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した実施の形態では、自動車のエンジンの冷却用パイプ10の固定に対して、本発明の固定構造を用いるようになっていたが、これに限るものではなく、他のパイプとカラー等のリング状部材との固定に摘要させても良い。
10 冷却用パイプ
20 パイプ本体
20a パイプ本体材料
21 中空部
21a パイプ本体材料の中空部
22 外周面
22a パイプ本体材料の外周面
25 凹部
30 カラー
31 内周面
32 噴出孔
33 外周面
35 凸部

Claims (2)

  1. 中空のパイプ本体と、
    該パイプ本体の外周面に固定されるリング状のカラーと、
    を有し、
    前記カラーの内周縁部が内側に突出して前記パイプ本体に食い込んで固定されていることを特徴とする固定構造。
  2. 前記カラーの前記内周縁部が円周方向における複数箇所で内側に突出して前記パイプ本体に食い込んで固定されていることを特徴とする請求項1に記載の固定構造。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916634A (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 Riken Corp 管状部材と環体部品の結合構造とその結合方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5916634A (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 Riken Corp 管状部材と環体部品の結合構造とその結合方法

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