JP2021019979A - 商品陳列装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱にブラケットが取り付けられ、そのブラケットに棚板が取り付けられている場合、棚板をブラケットから着脱したり、ブラケットを支柱から着脱したりすることなく、棚板の上下方向の位置調節を手間と時間をかけずに行えるようにする。【解決手段】装置本体に設けられて上下方向に延出する複数本の支柱13と、支柱13に上下方向スライド可能に取り付けられる複数のブラケット14と、対向するブラケット14に跨って取り付けられる棚板16と、ブラケット14を棚板16と共に昇降させる昇降機構22と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、上下方向に延出する支柱と、その支柱に取り付けられたブラケットと、ブラケットに取り付けられた棚板とを有し、ブラケットと棚板とを着脱することなく上下方向に位置調節することができる商品陳列装置に関する。
従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗内では、商品を陳列するための商品陳列装置としてショーケースやゴンドラ等が使用されており、その一例として、例えば、下記特許文献1に記載されたショーケースが知られている。
特許文献1に記載されたショーケースは、上下方向に延出する複数本の支柱を有し、各支柱には上下方向に沿って複数の取付孔が形成されている。そして、各支柱には、取付孔に差し込まれた複数のブラケットが着脱可能に取り付けられており、対向するブラケットに跨って棚板が取り付けられている。
このショーケースでは、支柱へのブラケットの取付位置を上下方向に調節することができ、この調節に伴って棚板の取付位置を上下方向に調節することができる。なお、棚板の取付位置の上下方向への調節は、棚板に載置する商品の大きさや数量に応じて行われている。
実公昭54-29068号公報
特許文献1に記載されたショーケースでは、棚板の取付位置を上下方向に調節する場合には、まず、棚板をブラケットから取り外し、ついで、ブラケットを一つずつ支柱から取り外す。その後、ブラケットを支柱の他の取付孔に差し込むことによりブラケットの取付位置を上下方向に調節し、取付位置を上下方向に調節したブラケットに棚板を取り付けている。
したがって、棚板の取付位置を上下方向に調節する場合には、棚板をブラケットから取り外し、さらに、ブラケットを支柱から取外し、一旦支柱から取外したブラケットを上下方向の取付位置を変更して再び支柱に取り付け、その後、棚板をブラケットに取り付けている。このため、棚板の取付位置を上下方向に調節する場合には、棚板やブラケットを着脱しなければならず、手間と時間とがかかっている。さらに、棚板の上に商品が陳列されている場合には、その商品を棚板から一旦下ろさなければならず、棚板の上下方向の位置調節により一層手間と時間とがかかっている。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、支柱にブラケットが取り付けられ、そのブラケットに棚板が取り付けられている場合、棚板をブラケットから着脱したり、ブラケットを支柱から着脱したりすることなく、棚板とブラケットとの上下方向の位置調節を手間と時間をかけずに行うことができる商品陳列装置を提供することである。
本発明に係る商品陳列装置は、装置本体に設けられて上下方向に延出する複数本の支柱と、前記支柱に上下方向スライド可能に取り付けられる複数のブラケットと、対向する前記ブラケットに跨って取り付けられる棚板と、前記ブラケットを前記棚板と共に昇降させる昇降機構と、を備える。
また、前述の商品陳列装置において、前記昇降機構は、前記ブラケットに取り付けられて垂直面内で回転可能なスプロケットと、前記支柱に上下方向に沿って形成され、回転する前記スプロケットの歯部が係合する複数のスロットと、前記スプロケットと同心上に設けられてこのスプロケットと一体に回転するラチェット歯車と、前記ラチェット歯車に係合しこのラチェット歯車と前記スプロケットとが前記ブラケットが下降する方向に回転することを規制するとともにその係合を解除可能なラチェット歯止めと、を有することが望ましい。
また、前述の商品陳列装置において、前記支柱は、正面側の一面に開口部を有する空胴状に形成され、この支柱の内部には前記開口部の横幅寸法より大きな横幅寸法を有する通路が上下方向に沿って形成され、前記ブラケットの端部には、前記開口部から抜け止めされる横幅寸法を有するとともに前記通路内を上下方向に沿ってスライド可能なスライド部が形成されていることが望ましい。
また、前述の商品陳列装置において、前記支柱の正面側の一面に、前記スライド部の横幅寸法より大きな横幅寸法を有し、前記スライド部を前記通路内に挿入可能なブラケット挿入部が形成されていることが望ましい。
また、前述の商品陳列装置において、前記スプロケットと前記ラチェット歯車と前記ラチェット歯止めとは、前記開口部から前記通路内に挿入可能な横幅寸法内に配置されていることが望ましい。
本発明に係る商品陳列装置は、ブラケットに取り付けられている棚板の取付位置を上下方向に調節する場合には、その調節を棚板が取り付けられているブラケットを昇降機構により支柱に沿って昇降させることにより行うことができる。このため、棚板の取付位置を上下方向に調節する作業を、棚板をブラケットに対して着脱することなく、及び、ブラケットを支柱に対して着脱することなく、手間と時間とをかけずに行うことができる。
また、ラチェット歯止めがラチェット歯車に係合している場合には、ブラケットが下降する方向にラチェット歯車とスプロケットとが回転することが規制され、ブラケットと棚板は位置を固定された状態に維持される。位置固定されている棚板とブラケットとを上昇させる場合には、ブラケットに上向きに力を加えることにより、スプロケットが歯部を支柱の係合孔に係合させた状態を維持しながら回転し、棚板とブラケットとが一体に上昇する。この上昇時には、ラチェット歯車はラチェット歯止めにより回転を規制されることなくスプロケットと一体に回転する。また、位置固定されている棚板とブラケットとを下降させる場合には、ラチェット歯車に対するラチェット歯止めの係合を解除することにより、棚板とブラケットが自重により下降する方向へスプロケットが回転し、棚板とブラケットが一体に下降する。以上のようにして、棚板とブラケットとを着脱することなく上下方向に位置調節することができる。
また、支柱は、正面側の一面に開口部を有する空胴状に形成され、この支柱の内部には前記開口部の横幅寸法より大きな横幅寸法を有する通路が上下方向に沿って形成され、ブラケットの端部には、開口部から抜け止めされる横幅寸法を有するとともに通路内を上下方向に沿ってスライド可能なスライド部が形成されている。このため、スライド部を通路内に位置させることにより、スライド部は開口部から抜け出すことなく通路内をスライドし、ブラケットを支柱に沿って上下方向にスムーズにスライドさせることができる。
また、支柱の正面側の一面に、スライド部の横幅寸法より大きな横幅寸法を有し、スライド部を通路内に挿入可能なブラケット挿入部が形成されている。このため、ブラケットのスライド部をブラケット挿入部から通路内に挿入することにより、支柱に取付けるブラケットの数を増やすことができる。また、ブラケットのスライド部をブラケット挿入部から抜き取ることにより、支柱に取り付けられているブラケットを支柱から取り外すことができる。
また、スライド部をブラケット挿入部から挿入したりブラケット挿入部から抜き取る場合には、スプロケットとラチェット歯車とラチェット歯止めとは開口部から通路内に入れたり通路内から出したりすることができ、ブラケットにスプロケット等が取り付けられている場合でも支柱に取り付けられるブラケットの数を増やしたり減らしたりすることをスムーズに行うことができる。
ショーケースの全体構造を示す断面側面図である。 支柱の構造を示す斜視図である。 支柱へのブラケットと棚板との取付構造を示す斜視図である。 ブラケットと棚板と昇降機構の一部とを示す斜視図である。 ブラケットと棚板と昇降機構の一部とを示す斜視図である。 支柱へのブラケットの取付構造を示す斜視図である。 昇降機構の動作を説明する側面図である。 昇降機構の動作を説明する側面図である。
本発明の一実施形態について、図面に基いて説明する。図1は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗内に設置される商品陳列装置の一例であるオープン形式のショーケース1を示す断面側面図である。このショーケース1は、正面に開口2が形成された箱型形状の装置本体であるショーケース本体3を有し、ショーケース本体3の内部には、陳列板4と背面板5と天井板6とが設けられている。そして、これらの陳列板4と背面板5と天井板6とに囲まれた領域が販売する商品を陳列する商品陳列室7とされている。また、これらの陳列板4、背面板5、天井板6とショーケース本体3の内周面との間には、冷気が流れるダクト8が形成されている。ダクト8内には、冷却器9と送風ファン10とが配置されている。天井板6の手前側先端部には、ダクト8内を流れた冷気が下向きに吹出す吹出口11が設けられ、陳列板4の手前側先端部には、吹出口11から吹出した冷気がダクト8内に吸い込まれる吸込口12が設けられている。
また、ショーケース本体3の内部における背面板5側には、上下方向に延出する複数本の支柱13が設けられている。これらの支柱13には上下方向に沿って複数のブラケット14が取り付けられており、対向する一対のブラケット14は図7及び図8に示すように連結板15で連結され、ブラケット14が個々に左右方向に揺れ動かないようになっている。また、図1、図3ないし図5に示すように、連結板15で連結された一対のブラケット14に跨って棚板16が取り付けられている。一対のブラケット14を連結する連結板15が無くとも、棚板16を横振れ(左右方向の揺れ)を防止できる構造とすることで、棚板16そのものが連結板15の役割を兼ねることができる。
支柱13は、図2に示すように、開口2に対向する正面側の一面に開口部17を有する角型の空胴状に形成され、開口部17の横幅寸法は“a”とされている。支柱13の内部には、開口部17の横幅寸法“a”より大きな横幅寸法を有する通路18が上下方向に沿って形成されている。また、支柱13における開口部17と対向する壁面部には、上下方向に沿って複数個のスロット19が形成されている。
ブラケット14における支柱13への取付側の端部には、図5及び図6に示すように、くびれ部20とこのくびれ部20より先端側に位置するスライド部21とが形成されている。くびれ部20の横幅寸法は“b”とされ、この横幅寸法“b”は開口部17の横幅寸法“a”より小さく形成されている。また、スライド部21の横幅寸法は“c”とされ、この横幅寸法“c”は開口部17の横幅寸法“a”より大きく形成されている。また、スライド部21の横幅寸法“c”は、通路18内を上下方向にスライド可能な横幅寸法に形成されている。そして、支柱13に取り付けられたブラケット14は、図6に示すように、スライド部21が通路18内に位置し、くびれ部20が開口部17に位置している。
つぎに、このショーケース1には、支柱13に取り付けられたブラケット14とブラケット14に取り付けられた棚板16とを、支柱13に沿って上下方向にスライドさせる昇降機構22が設けられている。この昇降機構22は、図7及び図8に示すように、スプロケット23、ラチェット歯車24、ラチェット歯止め25、支柱13に形成されたスロット19等により構成されている。
スプロケット23は、ブラケット14の側面に水平方向の軸芯を有する支軸26により取り付けられ、支軸26の回りに垂直面内で回転可能とされている。スプロケット23の外周部には、放射方向に突出した複数の歯部27が形成されている。これらの歯部27は、スプロケット23が回転することに伴いスロット19に係合可能とされている。
ラチェット歯車24は、スプロケット23の側面に固定され、スプロケット23と一体に支軸26の回りに回転するように設けられている。ラチェット歯車24の外周部には、複数の爪部28が形成されている。ラチェット歯車24の爪部28の数と、スプロケット23の歯部27の数とは同数、又は、一方が他方の整数倍に設定されている。
ラチェット歯止め25は、ラチェット歯車24の爪部28に係合することによりラチェット歯車24の回転を規制する部材であり、スプリング29により爪部28に係合する方向に付勢されている。なお、ラチェット歯止め25には、爪部28への係合を解除するための歯止め開放ステー30が連結されており、歯止め開放ステー30には開放操作レバー31が連結されている。なお、本実施の形態では、ラチェット歯止め25と開放操作レバー31とを歯止め開放ステー30を介して連結した場合について説明したが、開放操作レバー31と歯止め開放ステー30とを一体化した構造としてもよい。
スプロケット23とラチェット歯車24とラチェット歯止め25とは、図4及び図6に示すようにブラケット14の側面に取り付けられたカバー32により覆われている。スプロケット23とラチェット歯車24とラチェット歯止め25とカバー32とを含む横幅寸法は、開口部17の横幅寸法“a”より小さい寸法に形成されており、カバー32に覆われたスプロケット23等は、図6に示すように開口部17から通路18内に挿入されている。
支柱13の正面側の一面には、図3及び図6に示すように、ブラケット挿入部33が形成されている。このブラケット挿入部33の横幅寸法は“d”であり、この横幅寸法“d”は、スライド部21の横幅寸法“c”より大きく形成されている。そして、このブラケット挿入部33を通過させてスライド部21を通路18内に挿入することが可能とされており、かつ、通路18内に位置しているスライド部21を、ブラケット挿入部33を通過させて通路18から引き出すことが可能とされている。
このような構成において、支柱13には上下方向に沿って複数のブラケット14が取り付けられ、対向するブラケット14に跨って棚板16が取り付けられている。そして、ブラケット14と棚板16とは、昇降機構22により支柱13に沿って上下方向にスライド可能とされている。このため、棚板16の取付位置を上下方向に調節する作業を、棚板16をブラケット14に着脱することなく行うことができ、及び、ブラケット14を支柱13に着脱することなく行うことができ、手間と時間をかけずに容易に行える。なお、ブラケット14が上下方向にスライドする場合、ブラケット14のスライド部21の横幅寸法“c”が開口部17の横幅寸法“a”より大きいので、スライド部21は開口部17から抜け出すことなく通路18内をスライドし、ブラケット14は支柱13に沿って上下方向にスライドする。
図7は、ブラケット14と棚板16とが所定の高さ位置で固定されている状態を示している。この図7に示す状態において、ブラケット14には自重により下向きの力が作用しており、この自重の作用により、A点でスライド部21が支柱13の手前側内面に当接し、B点でスプロケット23の歯部27がスロット19の縁部に当接し、C点でブラケット14が支柱13の奥側内面に当接し、D点でラチェット歯止め25がラチェット歯車24の歯部27に係合している。そして、これらのA点〜D点での当接、係合により、ブラケット14は揺れ動くことなく安定して位置固定とされている。しかも、ラチェット歯止め25がラチェット歯車24の爪部28に係合していることにより、ラチェット歯車24とスプロケット23とは支軸26の回りに反時計回り方向に回転することが規制されている。従って、ブラケット14と棚板16とが位置固定されている場合、ラチェット歯車24とスプロケット23が支軸26の回りに反時計回り方向に回転してブラケット14と棚板16とが不意に落下するという事態の発生が確実に防止されている。
図7に示されているようにブラケット14と棚板16とが位置固定されている状態から、ブラケット14と棚板16とを上向きにスライドさせる場合には、ブラケット14に対して上向きの力を加える。ブラケット14に対して上向きの力が加わると、歯部27をスロット19に係合させているスプロケット23は矢印Xで示すように時計回り方向に回転し、スプロケット23は歯部27を上方に位置するスロット19に係合させながら上昇し、ブラケット14と棚板16とが次第に上昇する。このとき、ラチェット歯車24はラチェット歯止め25の影響を受けることなくスプロケット23と一体に時計回り方向に回転する。そして、左右一対のブラケット14を所定寸法上昇させることにより、ブラケット14と棚板16とを希望する高さ位置まで上昇させることができる。
つぎに、図7に示すように位置固定されているブラケット14と棚板16とを下降させる場合には、図8に示すように開放操作レバー31を矢印Z方向に引っ張る。これにより、開放ステー30を介してラチェット歯止め25が引っ張られ、ラチェット歯車24の爪部28へのラチェット歯止め25の係合が解除される。爪部28へのラチェット歯止め25の係合が解除されることにより、ラチェット歯車24及びスプロケット23は支軸26の回りに反時計回り方向(矢印Y方向)に回転可能となる。そして、ブラケット14と棚板16との自重がスプロケット23に作用することにより、スプロケット23はラチェット歯車24と共に反時計回り方向に回転し、スプロケット23は歯部27を下方に位置するスロット19に係合させながら下降する。そして、左右の開放操作レバー31を開放操作することにより、ブラケット14と棚板16とを希望する高さ位置まで下降させることができる。ここで、ラチェット歯車24の爪部28の数とスプロケット23の歯部27の数とは同数、又は、一方が他方の整数倍に設定されているので、ラチェット歯車24の回転に伴うスプロケット23の規制角度を一定とすることができ、一対のブラケット14及び隣り合う棚板16の高さ合わせを容易に行える。
以上説明したように、支柱13に取り付けられているブラケット14と棚板16とを昇降機構22により上下方向にスライドさせることができ、このスライド操作は、棚板16の上に商品が乗っている場合、その商品を棚板16の上から降ろすことなく行うことができる。
つぎに、支柱13に取り付けられているブラケット14の数を増やす場合には、支柱13に形成されているブラケット挿入部33からブラケット14のスライド部21を挿入する。ブラケット挿入部33の横幅寸法“d”は、スライド部21の横幅寸法“c”より大きいので、ブラケット挿入部33を通過させてスライド部21を通路18内に挿入することができ、支柱13に取り付けられるブラケット14の数を増やすことができる。また、支柱13に取り付けられているブラケット14を支柱13から取り外す場合には、取り外したいブラケット14のスライド部21をブラケット挿入部33に対向させ、ブラケット14を正面側に引っ張ることにより支柱13からブラケット14を取り外すことができる。
スプロケット23とラチェット歯車24とラチェット歯止め25とは、開口部17から通路18内に挿入可能な横幅寸法“a”内に配置されている。このため、支柱13に対してブラケット14を取り付ける場合には、スプロケット23やラチェット歯車24を開口部17から通路18内に入れることができ、ブラケット14を追加で取り付ける場合、その取り付けをスムーズに行うことができる。
なお、本実施の形態では、ブラケット14と棚板16との上下方向へのスライド操作を、手動で行う場合を例に挙げて説明したが、スプロケット23をモータで回転駆動させることにより、ブラケット14と棚板16とのスライドを電動式で行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、商品陳列装置としてショーケース1を例に挙げて説明したが、本発明は、商品陳列装置の一例であるゴンドラにおいても適用することができる。
1 ショーケース(商品陳列装置)
2 開口
3 ショーケース本体(装置本体)
4 陳列板
5 背面板
6 天井板
7 商品陳列室
8 ダクト
9 冷却器
10 送風ファン
11 吹出口
12 吸込口
13 支柱
14 ブラケット
15 連結板
16 棚板
17 開口部
18 通路
19 スロット
20 くびれ部
21 スライド部
22 昇降機構
23 スプロケット
24 ラチェット歯車
25 ラチェット歯止め
26 支軸
27 歯部
28 爪部
29 スプリング
30 歯止め開放ステー
31 開放操作レバー
32 カバー
33 ブラケット挿入部

Claims (5)

  1. 装置本体に設けられて上下方向に延出する複数本の支柱と、
    前記支柱に上下方向スライド可能に取り付けられる複数のブラケットと、
    対向する前記ブラケットに跨って取り付けられる棚板と、
    前記ブラケットを前記棚板と共に昇降させる昇降機構と、
    を備えることを特徴とする商品陳列装置。
  2. 前記昇降機構は、
    前記ブラケットに取り付けられて垂直面内で回転可能なスプロケットと、
    前記支柱に上下方向に沿って形成され、回転する前記スプロケットの歯部が係合する複数のスロットと、
    前記スプロケットと同心上に設けられてこのスプロケットと一体に回転するラチェット歯車と、
    前記ラチェット歯車に係合しこのラチェット歯車と前記スプロケットとが前記ブラケットが下降する方向に回転することを規制するとともにその係合を解除可能なラチェット歯止めと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の商品陳列装置。
  3. 前記支柱は、正面側の一面に開口部を有する空胴状に形成され、この支柱の内部には前記開口部の横幅寸法より大きな横幅寸法を有する通路が上下方向に沿って形成され、
    前記ブラケットの端部には、前記開口部から抜け止めされる横幅寸法を有するとともに前記通路内を上下方向に沿ってスライド可能なスライド部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の商品陳列装置。
  4. 前記支柱の正面側の一面に、前記スライド部の横幅寸法より大きな横幅寸法を有し、前記スライド部を前記通路内に挿入可能なブラケット挿入部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の商品陳列装置。
  5. 前記スプロケットと前記ラチェット歯車と前記ラチェット歯止めとは、前記開口部から前記通路内に挿入可能な横幅寸法内に配置されていることを特徴とする請求項4記載の商品陳列装置。
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