JP2021016746A - 消臭剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンモニアおよびアミン類等の臭気を除去することができる消臭剤および消臭用組成物の提供。【解決手段】式(1)で表されるアルキレングリコールジメタクリル酸モノマーと、メタクリル酸モノマーと、メタクリル酸エステルモノマーと、式(4)で表されるメタクリルオキシアルキルトリアルコキシシランモノマーとの共重合体を含有する、消臭剤。(式中、mは2〜6の自然数を示す。)(式中、nは2〜6の自然数を示し、R1はメチル基またはエチル基を示す。)【選択図】なし

Description

本発明は、アンモニアおよびアミン類等の臭気を除去しうる消臭剤および消臭用組成物に関する。
従来、アンモニアおよびアミン類等の臭気を除去する目的で使用される消臭剤としては、メタクリル酸のアルキルエステル類等(特許文献1ないし4)が報告されている。
特開平1−49830号公報 特開平1−129854号公報 特開2001−70422号公報 米国特許出願公開第2012/0294821号明細書
しかしながら、メタクリル酸のアルキルエステル類として一般に用いられているラウリルメタクリレートは、アミン類の臭気に対して消臭効果が弱いという欠点を有している。
このような状況の下、アンモニアおよびアミン類等の臭気を除去することができる新たな消臭剤の提供が望まれている。アンモニアだけでなく、アミン類に対する消臭効果も有しており、効率良くアンモニアおよびアミン類等の臭気を除去することができる消臭剤を提供することがさらに望ましい。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、特定のメタクリル酸系モノマーの共重合体を含有する消臭剤が、アンモニア、およびトリメチルアミン等のアミン類の臭気に対して優れた消臭効果を有することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下の内容を含むものである。
[1]式(1)で表されるアルキレングリコールジメタクリル酸モノマーと、
Figure 2021016746
(式中、mは2〜6の自然数を示す。)
式(2)で表されるメタクリル酸モノマーと
Figure 2021016746
式(3)で表されるメタクリル酸エステルモノマーと、
Figure 2021016746
(式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
式(4)で表されるメタクリルオキシアルキルトリアルコキシシランモノマーと
Figure 2021016746
(式中、nは2〜6の自然数を示し、Rはメチル基またはエチル基を示す。)
の共重合体を含有する、消臭剤。
[2]式(1)で表されるアルキレングリコールジメタクリル酸モノマーが、エチレングリコールジメタクリル酸モノマー、1,3−プロピレングリコールジメタクリル酸モノマー、および1,4−ブチレングリコールジメタクリル酸モノマーからなる群より選ばれるいずれか1種以上である、[1]に記載の消臭剤。
[3]式(3)で表されるメタクリル酸エステルモノマーが、メタクリル酸メチルモノマー、メタクリル酸エチルモノマー、メタクリル酸n−プロピルモノマー、メタクリル酸イソプロピルモノマー、およびメタクリル酸n−ブチルモノマーからなる群より選ばれるいずれか1種以上である、[1]または[2]に記載の消臭剤。
[4]式(4)で表されるメタクリルオキシアルキルトリアルコキシシランモノマーが、メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランモノマー、およびメタクリルオキシプロピルトリエトキシシランモノマーからなる群より選ばれるいずれか1種以上である、[1]から[3]のいずれか一項に記載の消臭剤。
[5]前記共重合体が、マイクロカプセルの形態である、[1]から[4]のいずれか一項に記載の消臭剤。
[6][1]から[5]のいずれか一項に記載の消臭剤を含む消臭用組成物。
[7]前記消臭剤が、マイクロカプセルの形態である前記共重合体を含み、前記マイクロカプセルのコア部に成分が封入されてなり、前記マイクロカプセルのコア部に封入された成分が、香料組成物、消臭組成物、冷感剤、温感剤、刺激剤、忌避剤、防虫剤、および抗菌剤からなる群より選ばれるいずれか1種以上である、[6]に記載の消臭用組成物。
[8][1]から[5]のいずれか一項に記載の消臭剤を含有する、消費者製品。
[9][6]または[7]に記載の消臭用組成物を含有する、消費者製品。
[10][1]から[5]のいずれか一項に記載の消臭剤、または、[6]または[7]に記載の消臭用組成物をアンモニアおよびアミン類を含む臭気に作用させることで、アンモニアおよびアミン類を含む臭気を除去する方法。
以下、本発明の消臭剤および消臭用組成物をその好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。
本発明の消臭剤は、式(1)で表されるアルキレングリコールジメタクリル酸モノマーと、
Figure 2021016746
(式中、mは2〜6の自然数を示す。)
式(2)で表されるメタクリル酸モノマーと
Figure 2021016746
式(3)で表されるメタクリル酸エステルモノマーと、
Figure 2021016746
(式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
式(4)で表されるメタクリルオキシアルキルトリアルコキシシランモノマーと
Figure 2021016746
(式中、nは2〜6の自然数を示し、Rはメチルまたはエチルを示す。)
の共重合体(以下「共重合体(A)」という。)を有効成分として含有することを特徴とする。
本発明において、共重合体(A)に用いられる式(1)、(2)、(3)および(4)で表されるモノマーは、公知のモノマーであり、それぞれ、市販のものを用いてもよく、公知の製造方法によって入手したものを用いてもよい。
式(1)で表されるアルキレングリコールジメタクリル酸モノマーにおいて、式中、アルキレン基の炭素数mは2〜6の自然数であり、2、3または4が好ましい。
式(3)で表されるメタクリル酸エステルモノマーにおいて、式中、アルキル基Rの炭素数は1〜6であり、1〜4が好ましい。アルキル基Rとしては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、シクロプロピル、シクロブチル、ネオペンチル、シクロペンチル、2−メチルペンチル、シクロヘキシルが挙げられ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルが好ましく、メチルが特に好ましい。
式(4)で表されるメタクリルオキシアルキルトリアルコキシシランモノマーにおいて、式中、アルキレン基の炭素数nは2〜6の自然数であり、3または4が好ましい。アルキル基Rはメチルまたはエチルである。
本発明に用いられる共重合体(A)において、式(1)、(2)、(3)および(4)で表されるモノマー比は、特に限定されないが、モル比で式(1):式(2):式(3):式(4)=8〜38:40〜70:4〜34:0.1〜18の範囲であることが好ましい。
本発明において、共重合体(A)は、式(1)、(2)、(3)および(4)で表されるモノマー以外に、これらと共重合可能なモノマーが共重合されていてもよい。共重合可能なモノマーとしては、例えば、1,2−プロピレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、グリセロールジメタクリレート、グリセロールトリメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、2−(ジエチルアミノ)エチルメタクリレート、2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート、2−(tert−ブチルアミノ)エチルメタクリレート、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]メタクリルアミド、3−トリメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミドクロリド、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ポリ(エチレングリコール)メチルエーテルメタクリレート、2−エチル(2−オキソイミダゾリン−1−イル)メタクリレート、アクリルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、メタクリルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、メタクリルアミド、グリシジルメタクリレート、メタクリロニトリル、(メタクリルオキシメチル)メチルジエトキシシラン、(メタクリルオキシメチル)メチルジメトキシシランなどが挙げられる。これらのモノマーは、1種でも2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明において、共重合体(A)を構成する式(1)、(2)、(3)および(4)で表されるモノマーの合計量は、50モル%以上が好ましく、80モル%以上がより好ましく、90モル%以上がさらに好ましく、100モル%が最も好ましい。
共重合体(A)は主に懸濁重合法によって得られるが、乳化重合、塊状重合、または溶液重合によって得られたものを用いてもよい。
例えば、共重合体(A)を懸濁重合法によって得る場合、式(1)、(2)、(3)および(4)で表されるモノマーとモノマーに可溶な重合開始剤を含む油相を、連続相である水相中に分散させ、加熱などにより重合反応を開始させることによって、水相中に共重合体(A)を分散含有する分散液を得ることができる。上記分散液は好ましくは水中油型エマルションの形態である。
共重合体(A)を重合する際の重合開始剤には主に油溶性重合開始剤が用いられる。例えば、ジベンゾイルパーオキサイド、ジラウロイルパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、tert−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、1,1’−アゾ−ビス−1−シクロヘキサンニトリル、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]などが挙げられる。
重合開始剤の使用量は、モノマー総質量に対して0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜7質量%がより好ましく、0.1〜5質量%がさらに好ましい。
共重合体(A)を懸濁重合法によって得る際、安定な水中油型エマルションを得るために、種々の安定化剤を加えてもよい。例えば、ヒドロキシエチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、N−ビニルピロリドンのコポリマー、ポリ酢酸ビニルの完全から部分的な加水分解により得られるポリビニルアルコール、ポリアクリル酸および/またはポリメタクリル酸、アクリル酸およびメタクリル酸のコポリマー、スルホン酸基含有水溶性ポリマー(例えば、2−アクリルアミド−2−アルキルスルホン酸およびスチレンスルホン酸)等のイオン性コロイド、シリカ、石英、ガラス、アルミニウム、アルミノケイ酸塩(例えば、クレイ)、ケイ素、銅、スズ(SnO)、タルク、無機酸化物または水酸化物(例えば、Fe、TiO、Cr)、鋼、鉄、ニッケル、亜鉛、鉛、大理石、チョーク(CaCO)、石膏(CaSO)、バライト(例えば、BaSO)、グラファイト、カーボンブラックなどが挙げられる。
安定剤の使用量は、分散液(水中油型エマルション)総質量に対して0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましく、0.1〜3質量%がさらに好ましい。
共重合体(A)の数平均分子量は、500〜50万が好ましく、1000〜10万が特に好ましい。
本発明において、共重合体(A)は、マイクロカプセルの形態であることが好ましい。マイクロカプセルの直径は1〜100μmであることが好ましく、5〜80μmであることがより好ましく、10〜60μmであることがさらに好ましい。
本発明の消臭剤において、共重合体(A)は、1種でも2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の好ましい態様によれば、本発明の共重合体(A)を有効成分として含有する消臭剤は、アンモニアおよびアミン類等の臭気に対して消臭効果を奏することができる。本発明の好ましい態様によれば、本発明の消臭剤は、アンモニアだけでなく、トリメチルアミン等のアミン類の臭気に対する消臭効果を有しており、アンモニアおよびアミン類を含む臭気に作用させることで、効率良くアンモニアおよびアミン類等の臭気を除去することができる。本発明は、共重合体(A)を有効成分として含有する消臭剤または前記消臭剤を含む消臭用組成物をアンモニアおよびアミン類を含む臭気に作用させることで、アンモニアおよびアミン類を含む臭気を除去する方法をも包含する。
本発明の消臭剤は、必要に応じて他の成分と組み合わせて消臭用組成物として用いてもよい。他の成分は、1種でも2種以上を組み合わせて用いてもよい。
例えば、本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、他の消臭剤と組み合わせて用いることができる。
他の消臭剤としては、例えば、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、メチル−β−シクロデキストリン、マルトシル−β−シクロデキストリン、タンニン、クロロゲン酸、没食子酸、カテキン、フラボン、イソフラボン、フラバノール、フラボノール、ラウリルメタクリレート、ゲラニルクロトネート、リシノール酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛、ウンデシレン酸銀、硫酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、ミョウバン、活性炭、木炭、竹炭、ゼオライト、ベントナイト、モンモリロナイトなどが挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、油脂類と組み合わせて用いることができる。油脂類としては、例えば、アボカド油、アーモンド油、オリーブ油、硬化油、ヤシ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、大豆油およびゴマ油等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、ロウ類と組み合わせて用いることができる。ロウ類としては、例えば、キャンデリラロウ、ホホバ油およびミツロウ等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、炭化水素類と組み合わせて用いることができる。炭化水素類としては、例えば、ノルマルパラフィン、イソパラフィン、パラフィン、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、トルエン、キシレン、ミネラルスピリット、イソヘキサン、ノルマルデカンおよびノルマルヘプタン等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、アルコール類と組み合わせて用いることができる。アルコール類としては、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、イソステアリルアルコールおよび1,3−ブタンジオール等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、グリコール類と組み合わせて用いることができる。グリコール類としては、例えば、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、へキシレングリコール、ブチレングリコールおよびグリセリン等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、グリコールエーテル類と組み合わせて用いることができる。グリコールエーテル類としては、例えば、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジモノメチルエーテルおよび3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、グリコールエステル類と組み合わせて用いることができる。グリコールエステル類としては、例えば、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールジアセテートおよびジプロピレングリコールメチルエーテルアセテート等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、エーテル類と組み合わせて用いることができる。エーテル類としては、例えば、ブチルカルビトールおよび2−メトキシエタノール等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、エステル類と組み合わせて用いることができる。エステル類としては、例えば、ベンジルベンゾエート、トリエチルシトレート、オレイン酸デシルおよびフタル酸ジエチル等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、ケトン類と組み合わせて用いることができる。ケトン類としては、例えば、アセトン、ダイアセトンアルコールおよびシクロヘキサノン等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、脂肪酸類と組み合わせて用いることができる。脂肪酸類としては、例えば、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸およびヤシ油脂肪酸等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、界面活性剤と組み合わせて用いることができる。界面活性剤としては、例えば、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、非イオン界面活性剤および両性界面活性剤等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、香料と組み合わせて用いることができる。香料としては、例えば、レモンオイル、オレンジオイル、ライムオイル、ベルガモットオイル、ラバンジンオイル、ラベンダーオイル、ゼラニウムオイル、ローズオイルおよびサンダルウッドオイル等の天然精油、α―ピネン、β―ピネン、リモネンおよびp−サイメン等の炭化水素類、オクタノールおよびp−tert−ブチルシクロヘキサノールなどの脂肪族アルコール、メントール、シトロネロールおよびゲラニオール等のテルペン系アルコール類、ベンジルアルコールおよびフェニルエチルアルコールなどの芳香族アルコール類、脂肪族アルデヒド類、テルペン系アルデヒド類、芳香族アルデヒド類、アセタール類、鎖式ケトン類、ダマスコン、β―ヨノンおよびメチルヨノン等の環式ケトン類、カルボン、メントン、イソメントンおよびカンファー等のテルペン系ケトン類、アセトフェノンおよびラズベリーケトン等の芳香族ケトン類、ジベンジルエーテルなどのエーテル類、リナロールオキサイドおよびローズオキサイド等のオキサイド類、シクロペンタデカノリドおよびシクロヘキサデカノリド等のムスク類、γ―ノナラクトン、γ―ウンデカラクトンおよびクマリン等のラクトン類、酢酸エステルおよびプロピオン酸エステル等の脂肪族エステル類、安息香酸エステルおよびフェニル酢酸エステル等の芳香族エステル等が挙げられる。
本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、公知の担体と組み合わせることができる。担体としては、例えば、LPG等のガス担体、水、アルコール類、グリコール類および香料組成物等の液体担体、ケイ酸カルシウム、シリカゲル、ゲル化剤および増粘剤等の固体担体が挙げられる。
また、本発明の一実施形態にかかる消臭用組成物において、本発明の消臭剤は、冷感剤、温感剤、刺激剤、忌避剤、防虫剤、抗菌剤、防黴剤、防錆剤、防腐剤、酸化防止剤、光安定化剤、pH調整剤、色素、紫外線吸収剤、消泡剤、帯電防止剤、ゲル化剤および増粘剤などの添加剤と組み合わせて用いることができる。
本発明の消臭用組成物は、少なくとも共重合体(A)と1種以上の他の成分を含有するものであればよく、組成物の全質量に対して、共重合体(A)を、0.1〜99.9質量%含有することが好ましく、1〜99.9質量%含有することがより好ましく、20〜99.9質量%含有することがさらに好ましい。
さらに、本発明の一実施形態において、共重合体(A)は、マイクロカプセルシェルの形態で用いることができ、それにより、マイクロカプセルシェルのコア部にさらに不快臭を低減させるための有益剤を封入することができる。本発明の消臭用組成物においては、共重合体(A)で構成されるマイクロカプセルシェルのコア部に有益剤が封入されていてもよい。
不快臭を低減させるための有益剤としては、例えば、消臭剤(本発明の消臭剤を除く)、抗菌剤、防黴剤、防腐剤および香料組成物等が挙げられる。有益剤は、1種でも2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の一実施形態において、共重合体(A)のマイクロカプセルのコア部に封入された成分は、香料組成物、消臭組成物、冷感剤、温感剤、刺激剤、忌避剤、防虫剤、および抗菌剤からなる群より選ばれるいずれか1種以上であることが好ましい。
本発明の消臭用組成物において、有益剤または共重合体(A)のマイクロカプセルのコア部に封入された成分は、共重合体(A)の全質量に対して、0.1〜1000質量%の範囲で用いることが好ましく、0.5〜500質量%の範囲で用いることがより好ましく、1〜300質量%の範囲で用いることがさらに好ましい。本発明の好ましい態様によれば、共重合体(A)を製造する際に、モノマーと重合開始剤を含む油相に有益剤または共重合体(A)のマイクロカプセルのコア部に封入された成分を溶解または分散させておき、重合反応を開始させることにより、共重合体(A)のマイクロカプセルコア部に有益剤を封入することができる。
本発明の消臭剤および消臭用組成物は、様々な形態の消費者製品に用いることができる。例えば、本発明の消臭用組成物は、消臭剤、脱臭剤、芳香製品、ハウスホールド製品、トイレタリー製品および化粧品等の消費者製品に好適に用いることができる。
本発明の消臭剤および消臭用組成物は、そのままでも消臭剤および脱臭剤等の最終製品として使用することができる。
あるいは、本発明の消臭剤および消臭用組成物は、芳香製品、ハウスホールド製品、トイレタリー製品および化粧品等の最終製品に添加して使用してもよい。
芳香製品としては、例えば、液体芳香剤、粉末状芳香剤、ゲル状芳香剤、エアゾール状芳香剤、ミスト状芳香剤、含浸芳香剤、紙芳香剤、リードディフューザー、線香、プラスチック成型芳香剤、透過性フィルム芳香剤および吸水性ポリマー芳香剤などが挙げられる。
ハウスホールド製品としては、例えば、衣類用スプレー、衣類用ミスト、衣類用洗剤、衣類用柔軟剤、衣類用漂白剤、しわとり剤、食器用洗剤、排水口用洗浄剤、床用洗浄剤、洗濯機用洗浄剤、浴室用洗浄剤およびトイレ用洗浄剤などが挙げられる。
トイレタリー製品としては、例えば、身体洗浄剤、デオドラント剤、入浴剤、オーラルケア製品、生理用品、紙おむつ、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアトニック、ヘアスタイリング剤、育毛剤、ブリーチ剤、パーマネント剤およびヘアカラー剤などが挙げられる。
化粧品としては、例えば、化粧水、乳液、クリーム、石鹸、液体石鹸、洗顔料、日焼け止め、制汗剤、口紅およびファンデーション等が挙げられる。
本発明の消臭剤および消臭用組成物を用いることにより、これらの消費者製品に消臭効果および脱臭効果、好ましくはアンモニアおよびアミン等の窒素系悪臭成分の臭気を除去する効果を付与することができる。消費者製品における本発明の消臭用組成物の含有量は、その消費者製品の形態や用途等に応じて適宜決定すればよく、特に限定されないが、消費者製品の全質量に対して、重合体(A)が、0.00001〜90質量%の範囲であることが好ましく、0.0001〜50質量%の範囲であることがより好ましい。
本発明の消臭剤および消臭用組成物は、生ゴミ、衣類、体臭、冷蔵庫、たんす・クローゼット・押入れ、室内、車内、トイレ、浴室、ペット用品、工場内、工業廃液、空気清浄機、空調機、脱臭機、送・排風機用のフィルター、下水処理場、家畜舎および塵芥処理場等の消臭または脱臭に利用することができる。
本発明の好ましい態様によれば、本発明の消臭剤および消臭用組成物は、アンモニアおよびトリメチルアミン等のアミン類の消臭効果に優れているため、これらの悪臭成分、特に窒素系悪臭成分を多く含み、日常の生活環境から生ずる汗臭、疲労臭、トイレ臭、汚物臭、室内臭またはペット臭に本発明の消臭用組成物を適用することで、消臭効果が機能して悪臭の発生を効果的に防止することができる。
以下、実施例を用いて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
本発明の消臭剤に用いられる重合体(A)を調製するため、以下の製造手順に従った。
87〜89%まで加水分解された、Mw=85000〜124000g/モルのポリ(ビニルアルコール)を水に溶解することにより、10%ポリ(ビニルアルコール)水溶液を前もって調製した。
油相は、1.05gのジラウロイルパーオキサイド;15.26gのメタクリル酸;6.09gのメタクリル酸メチル;16.80gの1,4−ブタンジオールジメタクリレート;1.75gの3−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン;150gのコア用オイルno.1を混合し、ジラウロイルパーオキサイドが完全に溶解するまで混合物を撹拌して、均一かつ透明な相を得た。
水相は、0.90gのAerosil(登録商標)R816シリカ、100mg/Lの炭酸水素ナトリウムを含む204.40gの水を混合し、10分間撹拌することにより調製した。
油相と水相を混合し、高速乳化分散機(PRIMIX製、ホモミクサーMARKII2.5型)を用いて、10000rpmで1分間撹拌することでエマルションを得た。
エマルション380gを、コンデンサ、温度計、底部出口弁及びアンカースターラーを備えた、密封した1000mLのバッチ式反応器に入れ、47.8gの10%ポリ(ビニルアルコール)水溶液を加えて、撹拌しながら混合物の温度を25℃に調整した。
バッチ式反応器中の全工程の間、酸素を除去するために窒素を吹き込みながら、混合物を250rpmで撹拌した。
25℃で30分間撹拌した後、1時間かけて70℃の温度まで上昇させた。混合物を70℃で3時間維持した後、得られたマイクロカプセル型共重合体分散液を1時間かけて室温まで冷却した。
共重合体以外の成分を除去するため、適量の分散液を遠沈管にとって99.5%エタノールを加え、撹拌して超音波浴中に30分間置いた。遠心分離によって固相と液相に分離させ、液相を除去した後に、再度99.5%エタノールを加えて超音波浴中に30分間置いた。共重合体以外の成分が完全に除去されるまで、この操作を繰り返した。除去されたかどうかは、分離させた液相をGC/FID(水素炎イオン化型検出器を備えたガスクロマトグラフィー)により分析し、エタノール以外の成分が検出されないことで確認した。
最後に、固相を50℃恒温槽中で充分に乾燥させてエタノールを除去することで、目的とする共重合体(A)である共重合体(A1)を得た。
共重合体(A1)における式(1)〜(4)で表されるモノマー比は、モル比で、式(1):式(2):式(3):式(4)=23.2:55.5:19.1:2.2であった。
コア用オイルno.1の組成
成分 %(質量)
CYCLAPROP(CAS登録番号68912−13−0 17511−60−3):50
酢酸イソボルニル(CAS登録番号125−12−2):50
得られた消臭剤(共重合体(A1))について、下記の方法により消臭効果を評価した。
<アンモニアに対する化学的消臭効果試験>
試料をシャーレ型容器に0.1gとり、2Lテドラーバッグ内に入れて密封した。また、シャーレ型容器のみを2Lテドラーバッグ内に入れて密封したものをコントロールとした。続いて、それぞれのテドラーバッグ内の空気を抜き、あらかじめ調製しておいた100ppmアンモニアガスを2Lずつ注入して再度密閉した。2時間放置した後に(株)ガステック製ガス検知管にてアンモニア濃度を測定し、下記に示す式により消臭率を求めた。
(消臭率の算出式)
消臭率(%)={(C−S)/C}×100
S:被験試料を含むテドラーバッグ内の臭気ガス濃度
C:コントロールのテドラーバッグ内の臭気ガス濃度
以上の結果を表1に示す。
Figure 2021016746
表1が示すように、先行技術である比較例1−1や、本発明に該当しないメタクリル酸エステル系重合体である比較例2−1、3−1ではアンモニアに対する消臭率が低いが、本発明消臭剤ではアンモニアに対する消臭率は極めて高く、優れた消臭効果を有することが確認された。
<トリメチルアミンに対する化学的消臭効果試験>
悪臭物質としてトリメチルアミンを用いる以外は、比較例1−1〜3−1および実施例1−1と同様の方法で試験を行い、トリメチルアミンに対する化学的消臭効果を測定した。なおトリメチルアミンの初期濃度は5ppmとした。結果を表2に示す。
Figure 2021016746
表2が示すように、先行技術である比較例1−2や、本発明に該当しないメタクリル酸エステル系重合体である比較例2−2、3−2ではトリメチルアミンに対する消臭効果が確認できなかったが、本発明消臭剤ではトリメチルアミンに対する消臭率は極めて高く、優れた消臭効果を有することが確認された。
<アンモニアに対する感覚的消臭効果試験>
試料をシャーレ型容器に0.1gとり、2Lテドラーバッグ内に入れて密封した。また、シャーレ型容器のみを2Lテドラーバッグ内に入れて密封したものをブランクとした。続いて、それぞれのテドラーバッグ内の空気を抜き、あらかじめ調製しておいた100ppmアンモニアガスを2Lずつ注入して再度密閉した。2時間放置した後に、テドラーバッグのコック部分から下記の評価基準に従い官能評価を行った。3名の評価専門パネラーによる評価点数の平均値を求めた。結果を表3に示す。
(臭気強度)
0:無臭
1:何のにおいかわからないが感知できるにおい
2:何のにおいかわかるが弱いにおい
3:楽に感知できるにおい
4:強いにおい
5:非常に強いにおい
(快・不快度)
−3:非常に不快
−2:不快
−1:やや不快
0:快でも不快でもない
1:やや快
2:快
3:非常に快
Figure 2021016746
表3が示すように、臭気強度、快・不快度ともに、ブランクである比較例4−1や、本発明に該当しないメタクリル酸エステル系重合体である比較例5−1、6−1のいずれよりも、本発明消臭剤の方が良い結果であり、アンモニアに対する高い感覚的消臭効果を有することが確認された。
<トリメチルアミンに対する感覚的消臭効果試験>
悪臭物質としてトリメチルアミンを用いる以外は、比較例4−1〜6−1及び実施例2−1と同様の方法で試験を行い、トリメチルアミンに対する感覚的消臭効果を評価した。なおトリメチルアミンの初期濃度は5ppmとした。結果を表4に示す。
Figure 2021016746
表4が示すように、臭気強度、快・不快度ともに、ブランクである比較例4−2や、本発明に該当しないメタクリル酸エステル系重合体である比較例5−2、6−2のいずれよりも、本発明消臭用組成物の方が良い結果であり、トリメチルアミンに対する高い感覚的消臭効果を有することが確認された。

Claims (10)

  1. 式(1)で表されるアルキレングリコールジメタクリル酸モノマーと、
    Figure 2021016746
    (式中、mは2〜6の自然数を示す。)
    式(2)で表されるメタクリル酸モノマーと
    Figure 2021016746
    式(3)で表されるメタクリル酸エステルモノマーと、
    Figure 2021016746
    (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
    式(4)で表されるメタクリルオキシアルキルトリアルコキシシランモノマーと
    Figure 2021016746
    (式中、nは2〜6の自然数を示し、Rはメチル基またはエチル基を示す。)
    の共重合体を含有する、消臭剤。
  2. 式(1)で表されるアルキレングリコールジメタクリル酸モノマーが、エチレングリコールジメタクリル酸モノマー、1,3−プロピレングリコールジメタクリル酸モノマー、および1,4−ブチレングリコールジメタクリル酸モノマーからなる群より選ばれるいずれか1種以上である、請求項1に記載の消臭剤。
  3. 式(3)で表されるメタクリル酸エステルモノマーが、メタクリル酸メチルモノマー、メタクリル酸エチルモノマー、メタクリル酸n−プロピルモノマー、メタクリル酸イソプロピルモノマー、およびメタクリル酸n−ブチルモノマーからなる群より選ばれるいずれか1種以上である、請求項1または2に記載の消臭剤。
  4. 式(4)で表されるメタクリルオキシアルキルトリアルコキシシランモノマーが、メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランモノマー、およびメタクリルオキシプロピルトリエトキシシランモノマーからなる群より選ばれるいずれか1種以上である、請求項1から3のいずれか一項に記載の消臭剤。
  5. 前記共重合体が、マイクロカプセルの形態である、請求項1から4のいずれか一項に記載の消臭剤。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の消臭剤を含む消臭用組成物。
  7. 前記消臭剤が、マイクロカプセルの形態である前記共重合体を含み、前記マイクロカプセルのコア部に成分が封入されてなり、前記マイクロカプセルのコア部に封入された成分が、香料組成物、消臭組成物、冷感剤、温感剤、刺激剤、忌避剤、防虫剤、および抗菌剤からなる群より選ばれるいずれか1種以上である、請求項6に記載の消臭用組成物。
  8. 請求項1から5のいずれか一項に記載の消臭剤を含有する、消費者製品。
  9. 請求項6または7に記載の消臭用組成物を含有する、消費者製品。
  10. 請求項1から5のいずれか一項に記載の消臭剤、または、請求項6または7に記載の消臭用組成物をアンモニアおよびアミン類を含む臭気に作用させることで、アンモニアおよびアミン類を含む臭気を除去する方法。


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