JP2021016585A - 医療機器梱包材、シール、および医療機器梱包材用ラベル - Google Patents

医療機器梱包材、シール、および医療機器梱包材用ラベル Download PDF

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智彦 内村
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Abstract

【課題】取り扱うべき医療機器を誤認することを低減することができる医療機器梱包材、シール、および医療機器梱包材用ラベルを提供する。【解決手段】医療機器梱包材は、医療機器を収める梱包材本体部と、蓋部とを備え、梱包材本体部および蓋部のうち少なくとも一つに、梱包対象の医療機器に表示された識別情報である文字列と同じ文字列であって、文字および数字のうち少なくとも一方で構成される文字列が表示された表示部が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、医療機器梱包材、医療機器用のシール、および医療機器梱包材用ラベルに関する。
従来、医療機器は、個別包装された状態で例えば段ボールなどで形成された梱包ボックスに多数入れられて運搬および保管される。梱包ボックスには、収容されている内容物としての医療機器を示す情報として、商品カテゴリー(例えば、ダイアライザーやシリンジ等)を示す情報や、同カテゴリーにおけるバリエーション(例えばフィルタ面積の種類等)を示す情報などが印字されることがある。
一方、数字とアルファベット等との組み合わせにより製造年月日および製造工程等を示すロット番号が記載されたラベルが梱包ボックスに貼り付けられることがある。また、例えば特許文献1に示されるように、薬剤が充填された容器にラベルが貼り付けられることが知られている。
特開2017−86559号公報
しかしながら、特許文献1のラベルのように、薬剤の製品名や内容量が文字列により示されてはいるが、医療従事者や作業者がこれらの情報をより明確に認識するために、当該情報の視認性を向上する余地がある。医療機器の保管の仕方や保管責任等は各医療機が担うものであるが、医療の分野では、病院等の医療機器の保管場所に同様の製品が複数混在している現場等も想定され得る。医療従事者らの意図的又は不注意等による取り間違いを除き、そのような場所において、医療機器の取り間違いを防ぐために、取り扱うべき医療機器を誤認するのを防ぐことは重要な課題である。
そこで、本発明は、取り扱うべき医療機器を誤認する可能性を低減することができる医療機器梱包材、シール、および医療機器梱包材用ラベルを提供することを目的とする。
本発明の医療機器梱包材は、医療機器を収める梱包材本体部と、蓋部とを備え、前記梱包材本体部および前記蓋部のうち少なくとも一つに、梱包対象の医療機器に表示された識別情報である文字列と同じ文字列であって、文字および数字のうち少なくとも一方で構成される文字列が表示された表示部が設けられているものである。
本発明に従えば、梱包材本体部および蓋部のうち少なくとも一つに、医療機器に表示された文字列と同じ文字列が表示された表示部が設けられているため、取り扱うべき医療機器を誤認する可能性を低減することができる。
本発明によれば、取り扱うべき医療機器を誤認する可能性を低減することが可能な医療機器梱包材、シール、および医療機器梱包材用ラベルを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る医療機器梱包材用ラベルの平面図である。 図1の医療機器梱包材用ラベルの断面図である。 図1の医療機器梱包材用ラベルが貼り付けられた医療機器梱包材の斜視図である。 医療機器に貼り付けられるシールを示す図である。 図4のシールの変形例を示す図である。 図4のシールの変形例を示す図である。 図4のシールの変形例を示す図である。 図4のシールの変形例を示す図である。 図4のシールの変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る医療機器梱包材、シール、および医療機器梱包材用ラベルについて図面を参照して説明する。以下に説明する医療機器梱包材、シール、および医療機器梱包材用ラベルは、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除および変更が可能である。また、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。
<医療機器梱包材用ラベル>
本実施形態に係る医療機器梱包材用ラベル(表示部の一態様に相当)1は、中空糸膜モジュール、例えば血液ろ過装置であるダイアライザー等の医療機器の識別情報を、文字および数字のうち少なくとも一方で構成される文字列により示すラベルである。中空糸膜モジュールは形状が似ているため、医療従事者らは誤認を起こす可能性がある。そのため、医療現場では表示部に頼って治療用途に合わせた製品を選ぶ必要があり、表示部に関する工夫は非常に重要である。以下、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の医療機器梱包材用ラベル1は、例えば矩形状に形成されている。図2に示すように、医療機器梱包材用ラベル1は、例えば矩形状のラベル本体部10と、ラベル本体部10の裏面に設けられた粘着層11と、粘着層11を覆う剥離紙12とを備えている。粘着層11および剥離紙12の面積はラベル本体部10の面積と略同一に設定されている。このような医療機器梱包材用ラベル1のラベル本体部10は、上記の剥離紙12が剥がされて、粘着層11を介して後述の医療機器梱包材100(図3参照)に貼り付けられるようになっている。
ラベル本体部10には、文字列23と、文字列23の長さ方向に直交する方向の一方側(図1では上側)に設けられて文字列23の長さ方向に延在するフォーカス用バンド30と、文字列23の長さ方向に直交する方向の他方側(図1では下側)に設けられて文字列23の長さ方向に延在するフォーカス用バンド31とが配置されている。
本実施形態において、文字列23は、品番や銘柄(図1では「PES」と例示)を表す表示部分20と、例えば医療機器がダイアライザーである場合の中空糸膜の膜面積に対応付けられた文字(図1では「15」と例示)を表す表示部分21と、例えばアルブミン漏出量を示すアルブミンふるい係数等の製品の性能に対応付けられた文字(図1では「sα」と例示)を表す表示部分22とを含んで構成されている。表示部分21(図1では「15」)は、表示部分20,22に比べて大きく表示されていると共に太く表示されている。このように構成することで、中空糸膜の膜面積に対応付けられた文字を見やすくすることができ、取り間違いする可能性を低くすることができる。ダイアライザー等の血液浄化器、血液濾過器においては、膜面積の選択は患者の治療や体調管理において非常に重要であり、膜面積が大きくなると患者の脱血量が多くなり、患者の血圧低下等に繋がる。なお、本実施形態では、文字列23を文字および数字により構成したが、これに限定されるものではなく、文字のみで構成してもよいし、数字のみで構成してもよい。
また、文字列23の一端(図1では「P」の最左部)から他端(図1ではαの最右部)までの長さは、フォーカス用バンド30,31の長さよりも長くなっている。文字列23は、その長手方向の中心がフォーカス用バンド30,31の長手方向の中心と略一致するように配されている。また、文字列23は、その長手方向と直交する方向の中心がフォーカス用バンド30,31の長手方向と直交する方向の中心と略一致するように配されている。このような構成により、文字列23の上下左右の領域にそれぞれスペースが形成されている。
さらに、文字列23は、ラベル本体部10の短手方向の中心よりも一方側(図1では上側)に配されている。これにより、ラベル本体部10における、当該ラベル本体部10の短手方向の中心よりも他方側(図1では下側)の領域には、例えば、製造番号、減菌年月日、使用期限、商品コード、および医療機器梱包材用ラベル1を後述の医療機器梱包材100に貼り付けた場合に当該医療機器梱包材100に収容される医療機器の数量(図1では「24本入」)を表示することができる。
文字列23は、例えば、黒色、青色又は赤色等に着色される。但し、文字列23の色は視認可能な色であれば上記の色に限定されるものではない。本実施形態では、文字列23の表示部分20と表示部分21とを同じ黒色に着色したが、これに限らず、表示部分20と表示部分21とで異なる着色を施してもよい。例えば、表示部分20を黒色に着色し、表示部分21を青色に着色することが可能である。
フォーカス用バンド30は、フォーカス用バンド31と共に少なくとも文字列23の一部を挟むように設けられ、例えば逆台形状に形成されている。つまり、フォーカス用バンド30は、文字列23に近付くにつれて長手方向の長さが小さくなるように形成されている。フォーカス用バンド30には、その長さ方向に延在する白抜き部30aが設けられている。白抜き部30aは、フォーカス用バンド30の長手方向と直交する方向の中心よりも文字列23寄りに配されている。白抜き部30aは、フォーカス用バンド30の長手方向の一端(図1では左端)から他端(図1では右端)に亘って形成されている。
これに対して、フォーカス用バンド31は、フォーカス用バンド30と共に少なくとも文字列23の一部を挟むように設けられ、例えば台形状に形成されている。つまり、フォーカス用バンド31は、文字列23に近付くにつれて長手方向の長さが小さくなるように形成されている。フォーカス用バンド31には、その長さ方向に延在する白抜き部31aが設けられている。白抜き部31aは、フォーカス用バンド31の長手方向と直交する方向の中心よりも文字列23寄りに配されている。白抜き部31aは、フォーカス用バンド31の長手方向の一端(図1では左端)から他端(図1では右端)に亘って形成されている。
このようなフォーカス用バンド30,31は、ラベル本体部10の短手方向の中心よりも一方側(図1では上側)に配されている。文字列23はこのようなフォーカス用バンド30,31に挟まれて配置されている。つまり、文字列23はフォーカス用バンド30,31の図形の一部として構成されるライン32,33により挟まれて配されている。本実施形態では、文字列23は図1における上下の位置に配されたライン32,33に挟まれているが、このような態様に限定されるものではない。すなわち、文字列23は図1における左右の位置や対角の位置(斜めの位置)に配された各ラインに挟まれていてもよい。
フォーカス用バンド30,31は、例えば、青色、黒色又は赤色等に着色される。なお、フォーカス用バンド30,31の色は視認可能な色であれば上記の色に限定されるものではない。但し、文字列23の視認性を向上するために、フォーカス用バンド30,31の色は文字列23の色と異なることが望ましい。また、フォーカス用バンド30とフォーカス用バンド31とで異なる色を着色してもよい。また、医療従事者が医療機器を取り間違うことを防ぐために、フォーカス用バンド30,31の色と表示部分21,22の色とが同一とされてもよい。また、医療従事者が医療機器を取り間違うことを防ぐために、表示部分21,22の色は、各々膜面積又はアルブミン漏出量、アルブミンふるい係数等の性能等に応じて異なる色とされてもよい。
ここで、医療機器には、当該医療機器の識別情報を文字列により示す後述のシールが貼り付けられる。フォーカス用バンド30,31は、医療機器の上記文字列に着色されている色と同じ色に着色されることが望ましい。また、フォーカス用バンド30,31の色は、医療機器梱包材100に梱包される医療機器に用いられる色(後述する医療機器に貼られるシール60に印刷された色、医療機器に用いられる色等)と同一であってもよい。色の同一は、医療機器梱包材用ラベル1やシール60の材質による差異に鑑み、完全な同一色に限定されたものではなく、同系色であってもよく、色の濃淡が異なっていてもよい。これにより、医療機器梱包材100への医療機器の誤認投入および医療機器梱包材100への医療機器梱包材用ラベル1の誤認貼り付けを抑制することができる。
<医療機器梱包材>
次に、上述の医療機器梱包材用ラベル1が貼り付けられる医療機器梱包材100について図面を参照して説明する。
図3に示すように、本実施形態の医療機器梱包材100は、例えば段ボール等で作られた箱型の梱包ボックスである。医療機器梱包材100は、蓋部101と、4つの側面部102aおよび底部102bを有して医療機器を収める梱包材本体部102とを備えている。なお、蓋部101は公知の二重構成であってもよい。医療機器梱包材100は、平面視で例えば矩形状に形成されている。このような医療機器梱包材100は、医療機器を当該医療機器の種類ごとに収容するものである。蓋部101は、必ずしも底部102bに対向配置されている必要はなく、蓋部101が梱包材本体部102の側面部102aに設けられていてもよい。また蓋部101は、梱包材本体部102の側面部102aに設けられた切り取り線に沿って開封することで、切り離し可能なように構成されていてもよい。この場合、表示部は蓋部101以外の箇所に設けられていることが好ましい。このように構成することで、表示部が梱包材本体部102(梱包材本体部102の側面部102a)に残るため、使用者が梱包材に収められた医療機器を誤認する可能性が低くなる。
医療機器梱包材100の梱包材本体部102の4つの側面部102aのうち隣り合う一方の側面40および他方の側面41に、上述の医療機器梱包材用ラベル1が貼り付けられている。詳細には、医療機器梱包材100の側面40においては、当該側面40の長手方向の中心よりも一方側(図3では左側)の領域に医療機器梱包材用ラベル1が貼り付けられる。これに対して、医療機器梱包材100の側面40において、当該側面40の長手方向の中心よりも他方側(図3では右側)の領域には、医療機器梱包材用ラベル1が示す医療機器に対応しかつ収容されている医療機器を示す外観形状50が描かれる。
また、医療機器梱包材100の側面41においては、医療機器梱包材用ラベル1は右寄りに貼り付けられている。なお、図3には図示していないが、医療機器梱包材100の蓋部101の上面および梱包材本体部102の4つの側面部102aのうち少なくとも一面には、医療機器梱包材100内に収容される医療機器の識別情報ではない、所定の情報(例えば会社名等)が印字されている。
<医療機器に貼り付けられるシール>
続いて、上述の医療機器梱包材100に収容される医療機器に貼り付けられるシールについて図面を参照して説明する。
図4に示すように、本実施形態のシール60は、例えば矩形状で白色のシール本体部61を備えている。なお、図2に示した構成と同様に、シール本体部61の裏面には図略の粘着層と当該粘着層を覆う図略の剥離紙とが設けられている。
シール本体部61には、医療機器の識別情報を示す文字列74が配置されている。文字列74は、品番や銘柄(図4では「PES」と例示)を表す表示部分70と、医療機器の性能を表す第1情報部71と、第1情報部71に隣接して当該第1情報部71とは異なる、医療機器の性能を表す第2情報部72と、医療機器が適用される治療法等に対応付けられた情報を表す第3情報部73とを含んで構成されている。本実施形態では、第1情報部71は、例えば医療機器がダイアライザーである場合の中空糸膜の膜面積に対応付けられた文字(図4では「15」と例示)を表し、第2情報部72は医療機器の性能に対応付けられた文字(図4では「sα」と例示)を表し、第3情報部73は医療機器が適用される治療法に対応付けられた情報(図4では「HDF」と例示)を表している。また、第1情報部71と第2情報部72とは、文字の大きさおよび色彩の少なくとも一方が異なっている。
シール本体部61には、文字列74の少なくとも一部を挟むように配置された複数の図形80,81が設けられている。図形80は、左右に延びる帯状部分と曲線80bを含む曲線部分と文字列74の上方に配置された二重線80aを含む細線部分とを有する。図形81は、左右に延びる帯状部分と曲線81bを含む曲線部分と文字列74の下方に配置された二重線81aを含む細線部分とを有する。図形80,81は外線だけでもよいし、色を塗ってあってもよい。図形80が色付きである場合、表示部分70は白抜きであってもよい。また、図形80を例えば青色に塗り、図形81を例えば赤色に塗るなど、図形80の色と図形81の色とを異なるようにしてもよい。本実施形態では、二重線80a,81aの先端部はそれぞれ図形81,80と接触しておらず隙間が設けられているが、二重線80a,81aはそれぞれ図形81,80と接触していてもよい。また、二重線80a,81aは先端部に向かうに連れて、色が薄くなるように構成されてもよく、二重線80a,81aの短手方向の幅は先細りであっても、先端に向かって幅が太くなっていてもよい。
文字列74の一部である第1〜第3情報部71,72,73は、二重線80aと二重線81aとに挟まれ、曲線80bと曲線81bとに挟まれている。二重線80a,81aおよび曲線80b,81bは、各々色彩が異なっている。
以上説明したように、本実施形態の医療機器梱包材100によれば、梱包材本体部102(梱包材本体部102の側面部102a)および蓋部101のうち少なくとも一つに、医療機器に表示された文字列と同じ文字列が表示された表示部としての医療機器梱包材用ラベル1が設けられているため、取り扱うべき医療機器を誤認する可能性を低減することができる。これに加えて、医療機器梱包材100の側面40に医療機器の外観形状50が描かれているので、取り扱うべき医療機器を誤認する可能性をさらに低減することができる。
また、本実施形態の医療機器梱包材用ラベル1によれば、文字列23の一方側および他方側に、当該文字列23の長さ方向に延在するフォーカス用バンド30,31が設けられている。これにより、フォーカス用バンド30とフォーカス用バンド31とに挟まれた領域に焦点をもっていき易くなり、その焦点を文字列23に合わせ易くなる。また、フォーカス用バンド30,31に白抜き部30a,31aが設けられていることで、文字列23の視認性を強調できることが期待される。
また、本実施形態の医療機器梱包材100によれば、製品を示す情報や当該製品の大きさ(製品のバリエーション)を示す情報を当該医療機器梱包材100に貼り付けられる医療機器梱包材用ラベル1に印字し、医療機器梱包材100には医療機器の識別情報ではない必要最小限な情報が印字されるように構成されている。これによって、製品を示す情報や当該製品の大きさを示す情報を医療機器梱包材100に印字する必要がなくなる。これにより、医療機器梱包材100の汎用性が増すので、当該医療機器梱包材100を全ての医療機器に対応させて使用することができる。したがって、医療機器梱包材100の設計コストを削減することが可能となる。
また、本実施形態では、文字列23の一方側に設けられたフォーカス用バンド30は逆台形状に形成され、文字列23の他方側に設けられたフォーカス用バンド31は台形状に形成されている。つまり、フォーカス用バンド30は文字列23に近付くにつれて先細り状に形成され、フォーカス用バンド31は文字列23に近付くにつれて先細り状に形成されている。これにより、人の視線が、フォーカス用バンド30とフォーカス用バンド31とに挟まれた領域、すなわち文字列23が配された領域に吸い寄せられるように移動して当該文字列23に焦点が合い易くなる。
また、本実施形態では、白抜き部30a,31aは、フォーカス用バンド30,31の長さ方向の一端から他端にかけて延在している。これにより、フォーカス用バンド30,31の色面積を減少させることができ、フォーカス用バンド30,31に対する注視の度合い(視線の注目度)を抑制することができる。このように、フォーカス用バンド30,31に対する注目度が抑えられる分、文字列23に対する注目度が向上する。したがって、文字列23の視認性が向上する。
また、本実施形態では、フォーカス用バンド30,31は、文字列23の長さよりも長く、文字列23は、当該文字列23の長さ方向の中心がフォーカス用バンド30,31の長さ方向の中心に一致するように配置されている。これによって、文字列23の周り、特に文字列23の左右両側にスペースが形成されるため、文字列23が強調される。これにより、文字列23の視認性が向上する。
さらに、本実施形態では、医療機器梱包材100の4つの側面のうち隣り合う一方の側面40および他方の側面41にそれぞれ医療機器梱包材用ラベル1が貼り付けられることで、医療機器梱包材用ラベル1に対する注視度が向上する。これにより、医療機器梱包材100への医療機器の誤認投入がより抑制される。
また、本実施形態では、医療機器梱包材用ラベル1の文字列23と同じ文字列74が表示されたシール60が医療機器に貼り付けられるため、取り扱うべき医療機器を誤認する可能性を低減することができる。
さらに、本実施形態では、シール本体部61の文字列74の少なくとも一部が複数の線を含む図形80と図形81とに挟まれるように配置されていることで、焦点を文字列74に合わせ易くなる。これにより、文字列74の視認性を強調できることが期待される。
<他の実施形態>
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば以下の通りである。
上記実施形態では、白抜き部30a,31aを、フォーカス用バンド30,31の長手方向と直交する方向の中心よりも文字列23寄りに配置したが、これに限定されるものではなく、白抜き部30a,31aを、例えばフォーカス用バンド30,31の長手方向と直交する方向の中心に配置してもよい。
また、上記実施形態では、白抜き部30a,31aを、フォーカス用バンド30,31の長手方向の一端(図1では左端)から他端(図1では右端)に亘って形成したが、これに限定されるものではなく、白抜き部30a,31aを、フォーカス用バンド30,31の長手方向の一端よりも内側の箇所から他端(図1では右端)よりも内側の箇所に至るように形成してもよい。すなわち、白抜き部30a,31aを、フォーカス用バンド30,31の内部に形成してもよい。
また、上記実施形態では、医療機器梱包材100の側面40,41に医療機器梱包材用ラベル1を貼り付けるようにしたが、これに限定されるものではなく、側面40にのみ医療機器梱包材用ラベル1を貼り付けるようにしてもよい。要は、医療機器梱包材100に収容されている医療機器を示す外観形状50が表示されている面と同じ面に医療機器梱包材用ラベル1を貼り付けることが望ましい。
また、上記実施形態では、医療機器梱包材用ラベル1を矩形状に形成することとしたが、これに限定されるものではなく、例えば正方形や楕円形等の他の形状に形成してもよい。
また、図4に示したシールの変形例としては以下のものが挙げられる。なお、以下の図5A〜図5Eにおいて図4の構成要素と同じ構成要素には同一符号を付与し、その説明を省略する。例えば、図5Aに示すシール60Aのように、シール本体部61の左右に文字列74を挟むようにそれぞれ台形状の図形82,83を設けてもよい。図形82,83は文字列74を挟むように配置された斜線82a,83aを含む。
また、図5Bに示すシール60Bのように、シール本体部61の左右に文字列74を挟むようにそれぞれ文字列74側の一端部が三角形状に切り欠かれた図形84,85を設けてもよい。図形84,85は文字列74を挟むように配置されたV字線84a,85aを含む。V字線84aを構成する線分の一方が、V字線84aを構成する線分の他方よりも色が薄くなっていたり、濃くなっていてもよい。V字線85aにおいて同様にしてもよい。また、本実施形態ではV字線84a,85aは図5Bの上下対称に設けられているが、V字線84a,85aは上下非対称であってもよい。また、本実施形態ではV字線84a,85aは互いに凹形状であるが、互いに凸形状であってもよく、また一方が凸形状であり、他方が凹形状であってもよい。また、図5Cに示すシール60Cのように、シール本体部61において文字列74の上下を挟むように配置された直線86a,86bを含む帯状の図形86を設けてもよい。この場合において、帯状の図形86は長方形に限定されたものでなく、多角形状を有していてもよい。
また、図5Dに示すシール60Dのように、シール本体部61の左右に文字列74を挟むように配置された斜線87aを含む細線状の図形87と斜線89aを含む細線状の図形89とを設けると共に、これらの下方に、シール本体部61の左右に文字列74を挟むように配置された斜線88aを含む細線状の図形88と斜線90aを含む細線状の図形90とを設けてもよい。この場合、文字列74は、上下方向において図形87(図形88)と図形89(図形90)との中間に配置される。さらに、図5Eに示すシール60Eのように、シール本体部61の左右に文字列74を挟むように配置された縦斜め線である二重線91aを含むV字状の図形91と縦斜め線である二重線92aを含むV字状の図形92とを設けてもよい。この場合において、二重線91aおよび二重線92aは先端に向かって色が濃くなるように又は淡くなるように設けられていても。
以上の図5A〜図5Eに示す態様によっても、図4の態様と同様に、取り扱うべき医療機器を誤認する可能性を低減することができると共に、焦点を文字列74に合わせ易くなるので、当該文字列74の視認性を強調できることが期待される。
また、上記実施形態では、医療機器に表示された文字列と同じ文字列を表示する表示部として、貼り付け機能を有する医療機器梱包材用ラベル1を採用したが、これに限定されるものではなく、当該表示部をレーザー印刷により形成してもよい。このレーザー印刷においては、光を熱に変え発色する感熱顔料を含むインキを通常の印刷方式で医療機器梱包材に塗布し、当該塗布部分にレーザー光を照射することで発色させて上記表示部が形成される。このように構成することで、インクジェット等で梱包材に印刷したり、貼り付け機能を有するラベルに印刷する場合に比して、表示部が医療現場で使われる薬剤等によって消える可能性を低減することができる。
さらに、上記実施形態では、医療機器梱包材100の形状を直方体としたが、これに限定されるものではなく、例えば立方体や円柱型等の他の形状に構成してもよい。
1 医療機器梱包材用ラベル(表示部)
10 ラベル本体部
11 粘着層
12 剥離紙
23 文字列
30,31 フォーカス用バンド
30a,31a 白抜き部
40,41 医療機器梱包材の側面
50 医療機器の外観形状
60,60A,60B,60C,60D,60E シール
71 第1情報部
72 第2情報部
73 第3情報部
74 文字列
80,81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92 図形
80a,81a,91a,92a 二重線(線)
80b,81b 曲線(線)
82a,83a,87a,88a,89a,90a 斜線(線)
84a,85a V字線(線)
86a,86b 直線(線)
100 医療機器梱包材
101 蓋部
102 梱包材本体部
102a 側面部

Claims (20)

  1. 医療機器を収める梱包材本体部と、蓋部とを備え、
    前記梱包材本体部および前記蓋部のうち少なくとも一つに、梱包対象の医療機器に表示された識別情報である文字列と同じ文字列であって、文字および数字のうち少なくとも一方で構成される文字列が表示された表示部が設けられている、医療機器梱包材。
  2. 前記文字列は前記医療機器の性能を表す文字を含む、請求項1に記載の医療機器梱包材。
  3. 前記文字はアルブミン漏出量又は膜面積に対応付けられた情報である、請求項1又は2に記載の医療機器梱包材。
  4. 前記表示部はレーザー印刷により形成されている、請求項1乃至3の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  5. 前記表示部は貼り付け機能を有するラベルである、請求項1乃至3の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  6. 前記表示部には、前記文字列の長さ方向に直交する方向の少なくとも一方側に設けられて前記文字列の長さ方向に延在する少なくとも1つのフォーカス用バンドが配置されている、請求項1乃至5の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  7. 前記フォーカス用バンドは、前記文字列の長さ方向に直交する方向の他方側にも配置され、
    前記文字列の一方側に設けられた前記フォーカス用バンドは前記文字列に近付くにつれてその長手方向の長さが小さくなるように形成され、前記文字列の他方側に設けられた前記フォーカス用バンドは前記文字列に近付くにつれてその長手方向の長さが小さくなるように形成されている、請求項6に記載の医療機器梱包材。
  8. 前記少なくとも1つのフォーカス用バンドには、長さ方向に延在する白抜き部が設けられており、
    前記白抜き部は、前記フォーカス用バンドの長さ方向の一端から他端にかけて延在している、請求項6又は7に記載の医療機器梱包材。
  9. 前記医療機器には、当該医療機器の識別情報を前記文字列により示すシールが貼り付けられ、
    前記少なくとも1つのフォーカス用バンドは、前記医療機器の識別情報の文字列に着色されている色と同じ色に着色されている、請求項6乃至8の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  10. 前記少なくとも1つのフォーカス用バンドは、前記文字列の長さよりも長く、
    前記文字列は、当該文字列の長さ方向の中心が前記フォーカス用バンドの長さ方向の中心に一致するように配置されている、請求項6乃至9の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  11. 前記医療機器を当該医療機器の種類ごとに収容する、請求項1乃至10の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  12. 前記蓋部および前記梱包材本体部のうち少なくとも一方に、前記表示部に対応しかつ収容されている前記医療機器を示す外観形状が描かれている、請求項1乃至11の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  13. 前記梱包材本体部は四面で構成され、前記外観形状は前記梱包材本体部の一面又は隣り合う二つの面に描かれている、請求項12に記載の医療機器梱包材。
  14. 前記シールは前記医療機器の識別情報の少なくとも一部を挟むように配置された複数の線を有する、請求項9乃至13の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  15. 前記複数の線は各々色彩が異なる、請求項14に記載の医療機器梱包材。
  16. 前記シールは前記医療機器の識別情報の少なくとも一部を挟むように配置された複数の図形を有し、前記線は前記図形の一部である、請求項14又は15に記載の医療機器梱包材。
  17. 前記医療機器の識別情報は、前記医療機器の性能を表す第1情報部と、前記第1情報部に隣接し、前記第1情報部とは異なる、前記医療機器の性能を表す第2情報部とを含み、
    前記第1情報部と前記第2情報部とは、大きさおよび色彩の少なくとも一方が異なっている、請求項1乃至16の何れか1項に記載の医療機器梱包材。
  18. 前記医療機器の識別情報は、前記医療機器が適用される治療法に対応付けられた情報を表す第3情報部をさらに含む、請求項17に記載の医療機器梱包材。
  19. 医療機器の表面に張り付けられるシールであって、
    前記医療機器の識別情報を挟むように配置された複数の線を有する、シール。
  20. 文字および数字のうち少なくとも一方で構成される文字列により医療機器の識別情報を示し、前記医療機器の梱包材に貼り付けされる医療機器梱包材用ラベルであって、
    ラベル本体部と、
    前記ラベル本体部の一方の面に設けられた粘着層と、
    前記粘着層を覆う剥離紙と、を備え、
    前記ラベル本体部の他方の面には、前記梱包材に梱包される前記医療機器に表示された文字列と同じ文字列が表示されている表示部が設けられている、医療機器梱包材用ラベル。
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