JP2021016251A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】降坂路の走行時に回生制動を使用できない場合にバッテリを強制放電する制御において、より大容量の電力消費を行いつつバッテリの劣化を防ぐことができる車両の制御装置を提供する。【解決手段】バッテリ8の電力で駆動されると共に車両の回生制動時にバッテリ8を充電するモータを搭載する車両の制御装置であって、バッテリ8の電力で駆動するPTCヒータ9と、バッテリ8の電力で駆動するエバポレータ11と、これらの間で熱媒体を循環させる熱媒体循環回路30において、PTCヒータ9がバッテリ8の上流側となる第1循環方向D1に熱媒体の循環方向を制御する循環方向制御部15と、を備える。車両の回生制動が必要で、且つ、バッテリ8の充電が不可である場合に、PTCヒータ9及びエバポレータ11が駆動され、循環方向制御部15が第1循環方向D1と反対の第2循環方向D2に循環方向を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の制御装置に関する。
例えば、電気自動車が連続降坂路を走行する場合等、回生制御によりバッテリ充電量(SOC:State of charge)が満充電となり、回生制御による回生制動力を利用できなくなる虞がある。このような状況を回避するため、電動補機による強制放電を実施し、バッテリの充電量を低下させることで回生制御を実施できるようにすることが検討されている(特許文献1参照)。
ところで、上記のような電動車両に搭載されるバッテリは、例えば寒冷地等の低温環境において温度が適正な動作範囲よりも低い場合には、PTCヒータ等の電熱ヒータで昇温される。そして、バッテリを昇温させる電熱ヒータは、車載コンポーネントの中でも電力消費が多いことから、上記のような強制放電において駆動することにより短時間で大容量の電力を消費することができる。
特開2012−111270号公報
しかしながら、上記のような電熱ヒータは、バッテリに対する温調回路において、バッテリよりも上流側に配置される。このため、バッテリは、温度が適正な動作範囲内又はそれよりも高いときに強制放電のために電熱ヒータが駆動された場合には、過剰な温度上昇を招来して劣化が促進される虞が生じる。一方、電熱ヒータによる昇温動作を抑制した場合には、強制放電においても短時間で大容量の電力を消費することができず、やはり回生制御による回生制動力を利用できなくなる虞がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、降坂路の走行時に回生制動を使用できない場合にバッテリを強制放電する制御において、より大容量の電力消費を行いつつバッテリの劣化を防ぐことができる車両の制御装置を提供することにある。
本発明に係る車両の制御装置は、バッテリの電力で駆動されると共に車両の回生制動時に前記バッテリを充電するモータを搭載する前記車両の制御装置であって、前記バッテリの電力で駆動する電熱ヒータと、前記バッテリの電力で駆動する冷却装置と、前記電熱ヒータ、前記バッテリ、及び前記冷却装置の間で熱媒体を循環させる熱媒体循環回路において、前記電熱ヒータが前記バッテリの上流側となる第1循環方向に前記熱媒体の循環方向を制御する循環方向制御部と、を備え、前記車両の回生制動が必要で且つ前記バッテリの充電が不可である場合に、前記電熱ヒータ及び前記冷却装置が駆動され、前記循環方向制御部が前記第1循環方向と反対の第2循環方向に前記循環方向を制御する。
車両の制御装置は、走行駆動に必要な電力を供給するバッテリの温調手段として、電熱ヒータ、バッテリ、及び冷却装置の間で熱媒体を循環させる熱媒体循環回路を備え、バッテリに循環させる熱媒体を加熱又は冷却することによりバッテリの温度を調整することができる。ここで、電熱ヒータ及び冷却装置は、いずれもバッテリの電力を消費することにより駆動する。
そして、車両の回生制動が必要にも拘らずバッテリが満充電である場合には、電熱ヒータを駆動することによりバッテリの電力を強制的に消費すると共に、熱媒体循環回路においてバッテリが電熱ヒータの上流となるように循環方向を第2循環方向に制御する。これにより、熱媒体循環回路を第2循環方向に流れる熱媒体は、電熱ヒータにより加熱されたとしても、冷却装置により冷却されてバッテリへ供給されるため、バッテリを過剰に昇温する虞を低減することができる。また、電熱ヒータの駆動に加え、冷却装置の駆動によりバッテリを強制放電させるため、短時間でバッテリの電力消費を行うことができる。これにより、車両は、バッテリが満充電であっても強制放電により回生電力を回収する空き容量をバッテリに確保することにより、回生制動が使用できない状態を回避することができる。
従って、本発明に係る車両の制御装置によれば、降坂路の走行時に回生制動を使用できない場合にバッテリを強制放電する制御において、より大容量の電力消費を行いつつバッテリの劣化を防ぐことができる。
本発明に係る車両の全体構成を概略的に示す上面図である。 熱媒体循環回路を示す構成図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施の形態の説明に用いる図面は、いずれも構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、または省略などを行っており、構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。
図1は、本発明に係る車両1の全体構成を概略的に示す上面図である。図1に示すように、本実施形態に係る車両1は、ラダーフレーム2、キャブ3、荷箱4、車輪機構5、駆動ユニット6、駆動電力供給部7、バッテリ8、「電熱ヒータ」としてのPTCヒータ9、冷却装置10、及びVCU20を備える電動トラックである。尚、図1では、車両1の上面からキャブ3及び荷箱4を透過するように見た場合の上面図として表している。また、車両1は、上記の構成の他、図1では図示を省略する熱媒体循環回路30を備える。
本実施形態において、車両1は、走行用駆動源として電動機(後述するモータ6a)を備える電気自動車として想定されているが、エンジンを更に備えるハイブリッド自動車であってもよい。また、車両1は電動トラックに限定されることなく、電動塵芥車などの他の商用車であってもよい。
ラダーフレーム2は、サイドレール2aと複数のクロスメンバ2bとを有する。また、サイドレール2aは、車両1の車両長手方向Xに沿って延在し、互いに車幅方向Yに平行に配置される左サイドレール2L及び右サイドレール2Rからなる。複数のクロスメンバ2bは、左サイドレール2Lと右サイドレール2Rとを連結している。すなわち、ラダーフレーム2は、いわゆる梯子型フレームを構成している。そして、ラダーフレーム2は、キャブ3、荷箱4、駆動ユニット6、駆動電力供給部7、バッテリ8、及び車両1に搭載されるその他の重量物を支持する。
キャブ3は、図示しない運転席を含む構造体であり、ラダーフレーム2の前部上方に設けられている。一方、荷箱4は、車両1によって搬送される荷物等が積載される構造体であり、ラダーフレーム2の後部上方に設けられている。
車輪機構5は、本実施形態においては、車両前方に位置する左右の前輪5a、二つの前輪5aの車軸としてのフロントアクスル5b、車両後方に位置し且つ左右に各二つ配置された後輪5c、及び後輪5cの車軸としてのリアアクスル5dから構成される。そして、本実施形態に係る車両1においては、後輪5cが駆動輪として機能するように駆動力が伝達され、車両1が走行することになる。尚、車輪機構5は、図示しないサスペンション機構を介してラダーフレーム2に懸架され、車両1の重量を支持する。
駆動ユニット6は、モータ6a、減速機構6b、及び差動機構6cを有する。モータ6aは、後述する駆動電力供給部7から交流電力が供給されることにより、車両1の走行に必要な駆動力を発生させる。減速機構6bは、図示しない複数のギアを含み、モータ6aから入力される回転トルクを減速して差動機構6cに出力する。差動機構6cは、減速機構6bから入力される動力を左右の後輪5cに対して振り分ける。すなわち、駆動ユニット6は、減速機構6b及び差動機構6cを介して、モータ6aの駆動トルクを車両の走行に適した回転速度に減速してリアアクスル5dに駆動力を伝達する。これにより駆動ユニット6は、リアアクスル5dを介して後輪5cを回転させて車両1を走行させることができる。また、モータ6aは、車両1を減速させる場合の補助ブレーキとして、回生制動を行うことができる。
駆動電力供給部7は、いわゆるインバータであり、バッテリ8から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ6aへ供給し、車両1に対するアクセル操作に応じてモータ6aの回転速度を制御する。
バッテリ8は、車両1を走行させるためのエネルギー源としてモータ6aに電力を供給する二次電池である。バッテリ8は、車両1に必要とされる電力を蓄えるために比較的大型で大容量のバッテリモジュール(図示せず)を内部に複数備える。また、バッテリ8は、複数の電動補機とそれらに電力を供給する配電ユニットとが車両1に搭載されている場合には(いずれも図示せず)、当該配電ユニットにも電力を供給できるよう構成されていてもよい。更に、バッテリ8は、車両1の制動時にモータ6aが回生制御を行うことにより、当該回生制御により発電される回生電力で充電される。
PTCヒータ9は、例えば寒冷地等の低温環境においてバッテリ8の温度が適正な動作範囲よりも低い場合に、バッテリ8を昇温する加熱装置である。PTCヒータ9は、バッテリ8から出力される電力の一部が図示しないコンバータにより降圧されて供給されることにより駆動する。
冷却装置10は、本実施形態においては熱媒体の温度を低下させつつ後述する熱媒体循環回路30を介して当該熱媒体をバッテリ8に循環させることにより、発熱時のバッテリ8に対して冷却制御を行う。尚、冷却装置10は、バッテリ8のみならず、車両1に搭載される冷却が必要な各種コンポーネントを冷却する場合にも使用することができる。また、本実施形態における冷却装置10は、エバポレータ11、ラジエータ12、ファン13の他、後述する複数の機構を含むこととしているが、熱媒体の冷却にはエバポレータ11及びラジエータ12の少なくとも一方があればよい。
VCU20は、入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM、RAMなど)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタなど(いずれも図示せず)を備え、車両1に搭載される各種コンポーネントの状態監視及び制御を行うことによって車両1の全体を統括制御するための車両制御ユニット(Vehicle Control Unit)である。VCU20は、特に本実施形態においては、以下に説明するように、バッテリ8の温調を行うための熱媒体循環回路30を主に制御する。
図2は、熱媒体循環回路30を示す構成図である。熱媒体循環回路30は、上記した構成の他、Tジョイント14、循環方向制御部15、3方向バルブ16を含み、熱媒体としての水の温度を調整しつつバッテリ8に循環させることで、バッテリ8の温調制御を行う。尚、図2においては、VCU20と各構成要素との情報の授受を破線で表している。本実施形態においては、熱媒体循環回路30及びこれを制御するVCU20により「車両の制御装置」が構成される。
エバポレータ11は、VCU20からの制御信号を受けた場合に、バッテリ8から供給される電力により駆動することで、熱媒体循環回路30の熱媒体を強制的に冷却するチラーである。また、ラジエータ12は、ファン13がVCU20からの駆動信号を受けて外気を引き込む場合に、当該外気による空冷で熱媒体循環回路30の熱媒体を放熱する。このとき、ファン13は、バッテリ8から供給される電力により駆動する。
Tジョイント14は、エバポレータ11及びラジエータ12から流入する熱媒体の流路を統合して、当該熱媒体の流路を循環方向制御部15へ連通する。
循環方向制御部15は、第1ポンプ15a及び第2ポンプ15bを含み、熱媒体循環回路30における熱媒体の循環方向を制御する。より具体的には、循環方向制御部15は、VCU20の制御に基づいて、第1ポンプ15a又は第2ポンプ15bのいずれかを駆動する。第1ポンプ15aは、熱媒体をTジョイント14からPTCヒータ9への第1循環方向D1に送り出す。また、第2ポンプ15bは、熱媒体をPTCヒータ9からTジョイント14への第2循環方向に送り出す。
3方向バルブ16は、VCU20の制御に基づいて、バッテリ8からエバポレータ11への流路、又はバッテリ8からラジエータ12への流路のいずれかを切り替える電磁弁である。より詳しくは、3方向バルブ16は、例えばVCU20からON信号を受信した場合にはバッテリ8とエバポレータ11とを連通させ、VCU20からOFF信号を受信した場合にはバッテリ8とラジエータ12とを連通させる。
続いて、バッテリ8の温度が適正な動作範囲よりも低い場合の熱媒体循環回路30の動作について具体的に説明する。この場合、VCU20は、熱媒体循環回路30の熱媒体が第1循環方向D1となるように循環方向制御部15を制御すると共に、PTCヒータ9を駆動する制御を行う。
これにより、PTCヒータ9で加熱された熱媒体は、バッテリ8の上流側のPTCヒータ9により加熱された後、バッテリ8との間で熱交換を行うことによりバッテリ8を昇温させる。そして、バッテリ8との熱交換で温度が低下した熱媒体は、3方向バルブ16を介してエバポレータ11又はラジエータ12、並びにTジョイント14を介して循環方向制御部15を循環し、PTCヒータ9で再び加熱されてバッテリ8を昇温させる。すなわち、VCU20は、バッテリ8が所定の温度に達するまで昇温循環制御を行う。尚、当該昇温循環制御においては、エバポレータ11及びファン13の動作を停止しておくことができる。
次に、バッテリ8を強制放電させる場合の熱媒体循環回路30の動作について具体的に説明する。VCU20は、例えば車両1を減速させる場合や降坂路の走行時において、回生制動を使用する必要があるか否かを判定する。そして、VCU20は、回生制動が必要である場合には、モータ6aを回生制御すると共に、回生電力を回収してバッテリ8に充電する。
ただし、バッテリ8の充電量(SOC:State of charge)が満充電である場合には、バッテリ8への充電ができないことにより車両1に対する回生制動力を与えることができなくなってしまう。そのため、VCU20は、回生制動が必要である場合にバッテリ8の充電量を判定し、満充電である場合には、次に説明する手順でバッテリ8を強制放電させ、バッテリ8の充電量を短時間で消費する。
すなわち、VCU20は、車両1の回生制動が必要で且つバッテリ8の充電が不可である場合には、PTCヒータ9を駆動することによりPTCヒータ9でバッテリ8の電力を強制的に消費すると共に、熱媒体循環回路30の熱媒体が上記した第1循環方向D1と反対の第2循環方向D2となるように循環方向を制御する。
また、VCU20は、3方向バルブ16を制御することにより、エバポレータ11又はラジエータ12のいずれかとバッテリ8とを連通させ、少なくとも連通させた方の冷却装置10を駆動する。このとき、例えばTジョイント14からエバポレータ11及び3方向バルブ16を介してバッテリ8に至る熱媒体の流路が選択された場合には、当該熱媒体は、エバポレータ11により冷却されてバッテリ8へ送り出されることになる。
つまり、熱媒体循環回路30を第2循環方向D2に流れる熱媒体は、PTCヒータ9により加熱されたとしても、エバポレータ11又はラジエータ12により冷却されてバッテリ8へ供給されるため、バッテリ8を過剰に昇温してしまう虞を低減することができる。
そして、熱媒体循環回路30におけるVCU20の一連の制御により、PTCヒータ9の駆動に加え、エバポレータ11又はラジエータ12の少なくとも一方の駆動によりバッテリ8を強制放電させるため、短時間でバッテリ8の電力消費を行うことができる。これにより、車両1は、バッテリ8が満充電であっても強制放電により回生電力を回収する空き容量をバッテリ8に確保することにより、回生制動が使用できない状態を回避することができる。従って、本発明に係る車両1の制御装置によれば、降坂路の走行時に回生制動を使用できない場合にバッテリ8を強制放電する制御において、より大容量の電力消費を行いつつバッテリ8の劣化を防ぐことができる。
1 車両
6a モータ
8 バッテリ
9 PTCヒータ
10 冷却装置
11 エバポレータ
12 ラジエータ
15 循環方向制御部
20 VCU
30 熱媒体循環回路
D1 第1循環方向
D2 第2循環方向

Claims (1)

  1. バッテリの電力で駆動されると共に車両の回生制動時に前記バッテリを充電するモータを搭載する車両の制御装置であって、
    前記バッテリの電力で駆動する電熱ヒータと、
    前記バッテリの電力で駆動する冷却装置と、
    前記電熱ヒータ、前記バッテリ、及び前記冷却装置の間で熱媒体を循環させる熱媒体循環回路において、前記電熱ヒータが前記バッテリの上流側となる第1循環方向に前記熱媒体の循環方向を制御する循環方向制御部と、を備え、
    前記車両の回生制動が必要で且つ前記バッテリの充電が不可である場合に、前記電熱ヒータ及び前記冷却装置が駆動され、前記循環方向制御部が前記第1循環方向と反対の第2循環方向に前記循環方向を制御する、車両の制御装置。
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