JP2021016240A - 端子ボックスおよび太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】端子ボックス内で発生した熱の放熱性能を向上させた端子ボックスを得ること。【解決手段】端子ボックスは、太陽電池パネルで発電された電力を外部へ出力するための出力リード線との接続部を有する複数の端子板12a,12b,12c,12dと、複数の端子板12a,12b,12c,12dを接続するバイパスダイオード13a,13bと、バイパスダイオード13a,13bに接続してバイパスダイオード13a,13bで発生した熱を放熱するための放熱板5と、を含む回路部と、太陽電池パネルへの取付面と対向する面が開放された箱状を有し、回路部を収納する端子ボックス本体10と、端子ボックス本体10の開放された側の面を覆うように端子ボックス本体10に装着される端子ボックスカバーと、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、太陽電池モジュールの出力部を構成する端子ボックスおよび太陽電池モジュールに関する。
特許文献1には、太陽電池モジュールの出力部を構成する端子ボックスとして、端子台、バイパスダイオードおよび出力ケーブル等によって構成される回路構成部品が、一面が開放された箱体に収められた端子ボックスが開示されている。回路構成部品は、箱体の内部に充填されたポッティングの中に埋設されている。また、箱体の開放部分は金属材料により構成された内側カバーと、耐侯性のある樹脂により構成された外側カバーの二重構造のボックスカバーで被覆されている。
特許文献1に開示された端子ボックスは、回路構成部分の充電部において発熱があっても、充電部は箱体の外壁から離隔しているので箱体の外殻は熱変形し難い。また、ボックスカバーも金属材料により構成された内側カバーと耐侯性のある樹脂により構成された外側カバーとによる二重構造であるため、熱変形し難い。
特開2005−19833号公報
しかしながら、太陽電池セルが大型化した場合、太陽電池セルの出力電流は太陽電池セルの面積に正比例するため、バイパスダイオードにおいて発熱が生じた場合のバイパスダイオードの温度上昇がより高くなり、端子ボックスの温度上昇がより高くなる。このため、上記特許文献1の端子ボックスでは、端子板の表面積を増やすことによりバイパスダイオードの放熱効率を高めるなどの対策が必要となる。しかしながら、端子板の表面積を増やすことは、端子ボックスの大型化の原因となり、好ましくない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端子ボックス内で発生した熱の放熱性能を向上させた端子ボックスを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる端子ボックスは、太陽電池パネルを有する太陽電池モジュールの出力部を構成する端子ボックスである。端子ボックスは、太陽電池パネルで発電された電力を外部へ出力するための出力リード線との接続部を有する複数の端子板と、複数の端子板を接続するバイパスダイオードと、バイパスダイオードに接続してバイパスダイオードで発生した熱を放熱するための放熱板と、を含む回路部と、太陽電池パネルへの取付面と対向する面が開放された箱状を有し、回路部を収納する端子ボックス本体と、端子ボックス本体の開放された側の面を覆うように端子ボックス本体に装着される端子ボックスカバーと、を備える。
本発明によれば、端子ボックス内で発生した熱の放熱性能を向上させた端子ボックスが得られる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュールの受光面側の平面図 本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュールの裏面側の斜視図 本発明の実施の形態1にかかる太陽電池ストリングを受光面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュールから端子ボックスを外した状態を裏面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュールにおける端子ボックスと補強部材との取付部分を拡大して示す要部斜視図 本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュールの縦断面図であり、図5におけるVI−VI線に沿った縦断面図 本発明の実施の形態1にかかる端子ボックスの斜視図 本発明の実施の形態1にかかる端子ボックスから端子ボックスカバーを外した状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1にかかる端子ボックスの端子ボックスカバーを外面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる端子ボックスの端子ボックスカバーを内面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる太陽電池パネルにおける太陽電池セルの電気的接続の実施例である実施例1を示す図 図11に示した実施例1の太陽電池セルの電気的接続に対応する太陽電池パネルの回路図 本発明の実施の形態1にかかる太陽電池パネルにおける太陽電池セルの電気的接続の実施例である実施例2を示す図 図13に示した実施例2の太陽電池セルの電気的接続に対応する太陽電池パネルの回路図
以下に、本発明の実施の形態にかかる端子ボックスおよび太陽電池モジュールを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール100の受光面側の平面図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール100の裏面側の斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池ストリング130を受光面側から見た斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール100から端子ボックス1を外した状態を裏面側から見た斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール100における端子ボックスと補強部材との取付部分を拡大して示す要部斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール100の縦断面図であり、図5におけるVI−VI線に沿った縦断面図である。VI−VI線は、第1端子ボックス部2a、バイパスダイオード13a、補強部材固定部23a、補強部材固定部23b、バイパスダイオード13bおよび第2端子ボックス部2bを通る線である。
本実施の形態1にかかる太陽電池モジュール100は、図1および図2に示すように、複数の太陽電池セル140が直列に接続された太陽電池アレイ120が、透光性材料で形成された受光面保護部品114と耐候性材料で形成された裏面保護部品115との間に挟まれた封止材の中に封止された太陽電池パネル110を備える。受光面保護部品114は、太陽電池アレイ120における受光面側に配置されている。裏面保護部品115は、太陽電池アレイ120における受光面と反対側を向く裏面側に配置されている。
太陽電池アレイ120は、複数の太陽電池セル140が直列に接続された太陽電池ストリング130が、ストリング間接続タブ132によって電気的および機械的に直列または並列に接続されて構成されている。
太陽電池ストリング130は、複数の太陽電池セル140がセル間接続タブ131によって電気的および機械的に直列に接続されて構成されている。太陽電池ストリング130は、隣り合って配置された四角形状を呈する複数の太陽電池セル140がセル間接続タブ131によって電気的および機械的に直列に接続されて構成されている。
また、太陽電池モジュール100は、外周縁部が太陽電池パネル110を支持する矩形形状の補強用の太陽電池モジュール枠116で囲まれている。また、太陽電池モジュール100は、太陽電池アレイ120に電気的に接続して裏面保護部品115の中央部に取り付けられ、太陽電池モジュール100の出力部を構成する太陽電池モジュール用の端子ボックス1を備える。太陽電池モジュール枠116の材料には、アルミニウムを適用できる。
図7は、本発明の実施の形態1にかかる端子ボックス1の斜視図である。図8は、本発明の実施の形態1にかかる端子ボックス1から端子ボックスカバー20を外した状態を示す斜視図である。図9は、本発明の実施の形態1にかかる端子ボックス1の端子ボックスカバー20を外面側から見た斜視図である。図10は、本発明の実施の形態1にかかる端子ボックス1の端子ボックスカバー20を内面側から見た斜視図である。
端子ボックス1は、太陽電池モジュール100の出力部を構成する。端子ボックス1の内部では、出力リード線113である出力リード線113a,113bと出力ケーブル線112である出力ケーブル線112a,112bとが後述する端子板12により電気的に接続されている。出力リード線113a,113bは、太陽電池パネル110で発電された電力を取り出すために太陽電池パネル110から外部に引き出された出力リード線である。出力リード線113aは、電気的に直列に接続された太陽電池アレイ120の一端部に電気的に接続している。出力リード線113bは、電気的に直列に接続された太陽電池アレイ120の他端部に電気的に接続している。出力ケーブル線112a,112bは、太陽電池パネル110で発生した電力を外部へ出力するためのケーブル線であり、外部から端子ボックス1に引き込まれたモジュール連結ケーブル線である。太陽電池モジュール100は、出力ケーブル線112を介して、他の太陽電池モジュール100と電気的に連結される。
端子ボックス1は、図7に示すように端子ボックス本体10と端子ボックスカバー20とを備え、裏面保護部品115上に接着された端子ボックス本体10の上部に端子ボックスカバー20が取り付けられて構成されている。端子ボックス本体10は、回路構成部分を収納し、図2に示すように太陽電池パネル110の非受光面である裏面側の裏面保護部品115上に接着等により密着して取り付けられる。
端子ボックス本体10は、ABS樹脂および変性ポリフェニレンオキサイド(Modified Polyphenylene oxide:Modified PPO:m−PPO)樹脂などの、難燃性および耐候性に富む樹脂を材料として、太陽電池パネル110への取付面と対向する側の面が開放された方形の箱構造に一体成形されている。取付面は、太陽電池パネル110への端子ボックス1の取付面であり、具体的には、太陽電池パネル110の裏面の裏面保護部品115の一部領域に取り付けられる面である。すなわち、端子ボックス本体10は、樹脂により箱状に形成されている。
端子ボックス本体10は、裏面保護部品115の面内方向においてクランク形状を有し、クランク形状の一方の端部に第1端子ボックス部2aを有し、クランク形状の他方の端部に第2端子ボックス部2bを有する。
端子ボックスカバー20は、裏面保護部品115の面内方向においてクランク形状を有する。端子ボックスカバー20は、クランク形状の一方の端部に設けられて第1端子ボックス部2aを覆う第1カバー部22aと、クランク形状の他方の端部に設けられて第2端子ボックス部2bを覆う第2カバー部22bと、第1カバー部22aと第2カバー部22bとを接続する緩衝部21と、を有する。第1カバー部22aと第2カバー部22bとは、緩衝部21の一方の端部から屈曲して設けられており、端子ボックス1の高さ方向において、緩衝部21よりも上方の位置に設けられている。
緩衝部21は、端子ボックス本体10を覆うカバーとしての機能の他に、後述する補強部材16から端子ボックス1および太陽電池パネル110にかかる力を緩衝する緩衝板としての機能も有する。すなわち、端子ボックスカバー20は、積雪による荷重に耐えるようにするために、補強部材16から太陽電池パネル110に掛かる力を緩衝する緩衝板としての機能も有する。
端子ボックスカバー20は、図9に示すように、後述する補強部材16の補強部材下フランジ部16c,16dが固定されることで補強部材16が固定される補強部材固定部である補強部材固定部23a,23bを緩衝部21の外面に有する。緩衝部21の外面は、端子ボックスカバー20が端子ボックス本体10に取り付けられた状態において端子ボックス1の外部を向く側の面である。
端子ボックスカバー20は、図10に示すように、端子ボックスカバー20を端子ボックス本体10に固定するための係合部であるカバー係合部24a,24bを、第1カバー部22aの内面に有する。端子ボックスカバー20は、図10に示すように、端子ボックスカバー20を端子ボックス本体10に固定するための係合部であるカバー係合部24c,24dを、第2カバー部22bの内面に有する。第1カバー部22aの内面および第2カバー部22bの内面は、端子ボックスカバー20が端子ボックス本体10に取り付けられた状態において端子ボックス1の内部を向く側の面である。
端子ボックスカバー20は、端子ボックス本体10と同様にABS樹脂およびm−PPOなどの、難燃性および耐候性に富む樹脂を材料として、端子ボックス本体10の上面の形状に沿った形状に一体成形されている。端子ボックス本体10の上面は、開放された側の面である。
端子ボックス本体10には、図8に示すように端子ボックス本体10の外周面を構成する外壁構造6から空間をおいて隔離した内部に、充電部収納部9が画成されている。充電部収納部9は、外壁構造6から空間をおいて隔離した内部に外壁構造6に沿って設けられた内壁構造7によって画成されており、内壁構造7に囲まれた空間である。すなわち、端子ボックス本体10では、充電部収納部9を囲む側面が二重壁構造となっている。
内壁構造7は、立さ寸法が外壁構造6よりも低くなるように端子ボックス本体10の内底面10aから突出して形成されている。外壁構造6の内面と内壁構造7の外面との間は、複数本のリブで繋がっていてもよい。これにより、外壁構造6と内壁構造7との双方の機械的強度が補強される。
第1端子ボックス部2a内における充電部収納部9の内底面には、太陽電池パネル110から引き出された出力リード線113aに接続された端子板12である端子板12aと、太陽電池パネル110のストリング間接続タブ132に接続された端子板12である端子板12bとが設置されている。端子板12aには、出力ケーブル線112である出力ケーブル線112aが接続されている。また、太陽電池パネル110内の太陽電池セル140に逆電流が流れることを防止するバイパスダイオード13であるバイパスダイオード13aが、端子板12aと端子板12bとに跨って実装されている。
一方、第2端子ボックス部2b内における充電部収納部9の内底面には、太陽電池パネル110から引き出された出力リード線113bに接続された端子板12である端子板12dと、太陽電池パネル110のストリング間接続タブ132に接続された端子板12である端子板12cとが設置されている。端子板12cは、不図示の配線によって端子板12bと電気的に接続されている。また、太陽電池パネル110内の太陽電池セル140に逆電流が流れることを防止するバイパスダイオード13であるバイパスダイオード13bが、端子板12cと端子板12dとに跨って実装されている。端子板12dには、出力ケーブル線112である出力ケーブル線112bが接続されている。
第1端子ボックス部2aの一端側の面、すなわち外壁構造6の一端側の面には、出力ケーブル線112aを第1端子ボックス部2a内に引き込むための挿入口10bが設けられている。内壁構造7における挿入口10bに対応する位置には、出力ケーブル線112aを挿通させる孔が設けられている。第2端子ボックス部2bの他端側の面、すなわち外壁構造6の他端側の面には、出力ケーブル線112bを第2端子ボックス部2b内に引き込むための挿入口10cが設けられている。内壁構造7における挿入口10cに対応する位置には、出力ケーブル線112bを挿通させる孔が設けられている。
端子ボックス本体10は、図8に示すように、端子ボックスカバー20を端子ボックス本体10に固定するための係合部である本体係合部8a,8bを、第1端子ボックス部2aの上端面から張り出したフランジ部に有する。端子ボックスカバー20は、図8に示すように、端子ボックスカバー20を端子ボックス本体10に固定するための係合部である本体係合部8c,8dを、第2端子ボックス部2bの上端面から張り出したフランジ部に有する。
充電部収納部9における内底面10aには、バイパスダイオード13に接続してバイパスダイオード13で発生した熱を放熱するための放熱板5がバイパスダイオード13と接触した状態で配置されている。放熱板5は、充電部収納部9においてバイパスダイオード13aとバイパスダイオード13bとの間に跨って、バイパスダイオード13aとバイパスダイオード13bとに接続して設けられている。すなわち、放熱板5は、バイパスダイオード13aとバイパスダイオード13bとに熱的に接続されている。また、放熱板5は、内底面10aの面内において、端子板12a,12b,12c,12dよりも大きい面積を有する。
端子板12のみをバイパスダイオード13で発生した熱を放熱するための放熱板として使用する場合には、端子板12a,12b,12c,12dの本来の機能の実現のために、端子板12に使用可能な材料の中で電気伝導性が高いことが好ましく、また放熱板としての機能の実現のために、端子板12に使用可能な材料の中で熱伝導性が高いことが好ましい。このため、端子板12のみをバイパスダイオード13で発生した熱を放熱するための放熱板として使用する場合には、端子板12の材料にはたとえば銅板が使用される。
一方、端子ボックス1では、端子板12から独立して放熱板5を設けているため、放熱板5には電気伝導性が要求されない。このため、放熱板5には端子板12に用いられる材料に比べて電気伝導性が低い材料、および電気伝導性を有さない材料を用いることが可能である。したがって、端子ボックス1では、放熱板5の材料選択の自由度が大きい。また、端子ボックス1では、端子板12における放熱板としての機能に起因した端子板12の材料選択の制約が無いため、端子板12のみをバイパスダイオード13の放熱板として使用する場合に比べて、端子板12の材料選択の自由度が大きい。
また、端子ボックス1では、放熱板5は、端子板12よりも面積を大きくできる。このため、端子板12のみをバイパスダイオード13の放熱板として使用する場合の端子板12に比べて、熱伝導率が低い材料を放熱板5に用いることができ、放熱板5の材料選択の自由度が大きい。放熱板5には、アルミニウム薄板を用いることができる。また、放熱板5には、アルミニウムよりも熱伝導率が低い材料からなる薄板、具体的には鉄薄板またはステンレス薄板を使用することができ、アルミニウム薄板を用いる場合に比べて放熱板5のコスト削減が可能である。
このように、回路構成部分は、端子板12a,12b,12c,12dと、バイパスダイオード13a,13bと、放熱板5と、出力ケーブル線112a,112bとを含む。そして、回路構成部分のうち、電圧が加わる部分である回路部である充電部11が充電部収納部9に収納される。充電部11は、具体的に、端子板12とバイパスダイオード13との接続部、および出力ケーブル線112と端子板12との接続部等である。すなわち、回路部は、太陽電池パネル110で発電された電力を外部へ出力するための出力リード線113との接続部を有する複数の端子板12と、複数の端子板12を接続するバイパスダイオード13と、バイパスダイオード13に接続してバイパスダイオード13で発生した熱を放熱するための放熱板5と、を含む。
図6に示すように、充電部収納部9に充電部11を収納した充電部収納部9内には、回路構成部分を完全に覆うように充填材14が充填されている。充填材14としては、難燃性の材料、例えば、UL94規格のV0グレードの材料を用いることが好ましい。UL94規格のV0グレードの二液混合型シリコンポッティング材が難燃性、放熱性、充填性の点で好適である。なお、構造の理解を容易とするために、図8では図示は省略しているが、充電部収納部9の内側には充填材14が充填されている。
充填材14は、端子ボックス本体10に端子ボックスカバー20が取り付けられた状態において、端子ボックスカバー20の内面に密接する。充填材14が端子ボックスカバー20の内面に密接することにより、バイパスダイオード13a,13bの熱を効率良く放熱でき、バイパスダイオード13a,13bの温度上昇を小さく抑えられ、端子ボックス1の信頼性が向上するとともに、表面積が小さいために熱が籠もりやすい比較的小容量のダイオードをバイパスダイオード13a,13bとして使用することが可能となり、端子ボックスの小型化が可能となる。
端子ボックスカバー20は、充填材14の硬化後に、図7に示すように第1端子ボックス部2aおよび第2端子ボックス部2b上の開放部と放熱板収納部3a上の開放部とに被せられる。端子ボックスカバー20は、図10に示すカバー係合部24aを図8に示す本体係合部8aに嵌め、カバー係合部24bを本体係合部8bに嵌め、カバー係合部24cを本体係合部8cに嵌め、カバー係合部24dを本体係合部8dに嵌めることにより、図7に示すように端子ボックス本体10に固定される。
図2、図5および図6に示すように、太陽電池モジュール100の裏面側、すなわち太陽電池パネル110の裏面側には、太陽電池モジュール100の機械的強度を補強するバー状の補強部材16が、対向する太陽電池モジュール枠116に固定されている。補強部材16は、長手方向に垂直な断面がH形状を有する。補強部材16は、補強部材上フランジ部16a,16bと、補強部材下フランジ部16c,16dと、補強部材上フランジ部16a,16bと補強部材下フランジ部16c,16dとを接続する接続部16eと、接続部16eに設けられた補強部材ネジ固定部16fと、を有する。
図6に示すように補強部材16の補強部材下フランジ部16c,16dを端子ボックスカバー20の緩衝部21に接触させた状態で回転することにより、補強部材16の補強部材下フランジ部16c,16dが、端子ボックスカバー20の補強部材固定部23a,23bに嵌合する。これにより、図5に示すように補強部材16が端子ボックスカバー20に固定される。
そして、図4に示すように太陽電池モジュール枠116に設けられたネジ止め用貫通孔116aと、図6に示すように補強部材16に設けられたネジ孔である補強部材ネジ固定部16fと、に補強部材固定ネジ30を差し込んでネジ止めする。補強部材固定ネジ30によるネジ止めは、補強部材16の一端側の端面および補強部材16の他端側の端面の2箇所において行われる。これにより、補強部材16が太陽電池モジュール枠116に固定される。
図11は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池パネル110における太陽電池セル140の電気的接続の実施例である実施例1を示す図である。図11は、太陽電池パネル110を受光面側から見た模式図である。図11においては、太陽電池セル140間の電気的接続を、太陽電池セル140間をつなぐ実線により示している。図12は、図11に示した実施例1の太陽電池セル140の電気的接続に対応する太陽電池パネル110の回路図である。
図11に示す太陽電池パネル110では、上下方向:10枚×左右方向:6枚=60枚の太陽電池セル140が電気的に直列に配置されている。太陽電池アレイ120は、第1領域120aと第2領域120bを有して構成されている。
第1領域120aは、5枚の太陽電池セル140が並べられた太陽電池ストリング130が6列に並べて配置され、全ての太陽電池セル140が電気的に直列に接続されている。同様に、第2領域120bは、5枚の太陽電池セル140が並べられた太陽電池ストリング130が6列に並べて配置され、全ての太陽電池セル140が電気的に直列に接続されている。そして、第1領域120aと第2領域120bとが電気的に直列に接続されている。これにより、全ての太陽電池セル140が電気的に直列に接続されて太陽電池アレイ120が形成されている。
太陽電池アレイ120の電気的接続における一端部に位置する太陽電池セル140には、出力リード線113aが接続されている。出力リード線113aは、裏面保護部品115の出力取り出し部41aに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれて、端子ボックス1の端子板12aに電気的に接続されている。
太陽電池アレイ120の電気的接続における他端部に位置する太陽電池セル140には、出力リード線113bが接続されている。出力リード線113bは、裏面保護部品115の出力取り出し部41dに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれて、端子ボックス1の端子板12dに電気的に接続されている。
太陽電池アレイ120は、12列の太陽電池ストリング130が電気的に直列に接続された構成を有する。太陽電池アレイ120の電気的接続において、太陽電池アレイ120の電気的接続の端部から6列目の太陽電池ストリング130と7列目の太陽電池ストリング130との間の位置を中間部と呼ぶ。
太陽電池アレイ120の電気的接続の中間部には、出力リード線113cが接続されている。出力リード線113cは、裏面保護部品115の出力取り出し部41bに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれ、端子ボックス1の端子板12bに電気的に接続されている。
また、太陽電池アレイ120の電気的接続の中間部には、出力リード線113dが接続されている。出力リード線113dは、裏面保護部品115の出力取り出し部41cに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれ、端子ボックス1の端子板12cに電気的に接続されている。
そして、端子板12aには、出力ケーブル線112aが接続されている。また、端子板12dには、出力ケーブル線112bが接続されている。すなわち、太陽電池アレイ120の一端部は、端子板12aに電気的に接続され、出力ケーブル線112aに電気的に接続されている。また、太陽電池アレイ120の他端部は、端子板12dに電気的に接続され、出力ケーブル線112bに電気的に接続されている。
太陽電池アレイ120の電気的接続の一端部と中間部との間には、バイパスダイオード13aが接続されている。そして、太陽電池アレイ120の第1領域120aが陰になったときに、太陽電池アレイ120の電気的接続の一端部と中間部とが、バイパスダイオード13aによってバイパスされ、電気的に接続される。
また、太陽電池アレイ120の電気的接続の他端部と中間部との間には、バイパスダイオード13bが接続されている。そして、太陽電池アレイ120の第2領域120bが陰になったときに、太陽電池アレイ120の電気的接続の他端部と中間部とが、バイパスダイオード13bによってバイパスされ、電気的に接続される。
図13は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池パネル110における太陽電池セル140の電気的接続の実施例である実施例2を示す図である。図13は、太陽電池パネル110を受光面側から見た模式図である。図13においては、太陽電池セル140間の電気的接続を、太陽電池セル140間をつなぐ実線により示している。図14は、図13に示した実施例2の太陽電池セル140の電気的接続に対応する太陽電池パネル110の回路図である。
図13に示す太陽電池パネル110では、上下方向:10枚×左右方向:6枚=60枚の太陽電池セル140が電気的に直列に配置されている。太陽電池アレイ120は、第1領域120aと第2領域120bを有して構成されている。
第1領域120aは、5枚の太陽電池セル140が並べられた太陽電池ストリング130が6列に並べて配置され、全ての太陽電池セル140が電気的に直列に接続されている。同様に、第2領域120bは、5枚の太陽電池セル140が並べられた太陽電池ストリング130が6列に並べて配置され、全ての太陽電池セル140が電気的に直列に接続されている。そして、第1領域120aと第2領域120bとが電気的に直列に接続されている。これにより、全ての太陽電池セル140が電気的に直列に接続されて太陽電池アレイ120が形成されている。
太陽電池アレイ120の電気的接続における一端部に位置する太陽電池セル140には、出力リード線113eが接続されている。出力リード線113eは、裏面保護部品115の出力取り出し部51aに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれて、端子ボックス1の端子板12eに電気的に接続されている。
太陽電池アレイ120の電気的接続における他端部に位置する太陽電池セル140には、出力リード線113jが接続されている。出力リード線113jは、裏面保護部品115の出力取り出し部51eに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれて、端子ボックス1の端子板12jに電気的に接続されている。
太陽電池アレイ120は、12列の太陽電池ストリング130が電気的に直列に接続された構成を有する。太陽電池アレイ120の電気的接続において、太陽電池アレイ120の電気的接続の一端部から4列目の太陽電池ストリング130と5列目の太陽電池ストリング130との間の位置を第1中間部と呼ぶ。第1中間部からさらに4列の太陽電池ストリング130が接続された位置であって、太陽電池アレイ120の電気的接続において、太陽電池アレイ120の電気的接続の一端部から8列目の太陽電池ストリング130と9列目の太陽電池ストリング130との間の位置を第2中間部と呼ぶ。
太陽電池アレイ120の電気的接続の第1中間部には、出力リード線113fが接続されている。出力リード線113fは、裏面保護部品115の出力取り出し部51bに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれ、端子ボックス1の端子板12fに電気的に接続されている。
また、太陽電池アレイ120の電気的接続の第1中間部には、出力リード線113gが接続されている。出力リード線113gは、裏面保護部品115の出力取り出し部51cに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれ、端子ボックス1の端子板12gに電気的に接続されている。
太陽電池アレイ120の電気的接続の第2中間部には、出力リード線113hが接続されている。出力リード線113hは、裏面保護部品115の出力取り出し部51dに設けられた穴部より、太陽電池パネル110の外側に引き出され、端子ボックス1の内部に引き込まれ、端子ボックス1の端子板12hに電気的に接続されている。
そして、端子板12eには、出力ケーブル線112aが接続されている。また、端子板12jには、出力ケーブル線112bが接続されている。すなわち、太陽電池アレイ120の一端部は、端子板12eに電気的に接続され、出力ケーブル線112aに電気的に接続されている。また、太陽電池アレイ120の他端部は、端子板12jに電気的に接続され、出力ケーブル線112bに電気的に接続されている。
太陽電池アレイ120の電気的接続の一端部と第1中間部との間には、バイパスダイオード13cが接続されている。そして、太陽電池アレイ120の電気的接続の一端部と第1中間部との間の4列の太陽電池ストリング130における太陽電池セル140が陰になったときに、太陽電池アレイ120の電気的接続の一端部と第1中間部とが、バイパスダイオード13cによってバイパスされ、電気的に接続される。
また、第1中間部と第2中間部との間には、バイパスダイオード13dが接続されている。また、太陽電池アレイ120の電気的接続の他端部と第2中間部との間には、バイパスダイオード13dが接続されている。そして、第1中間部と第2中間部との間の4列の太陽電池ストリング130における太陽電池セル140が陰になったときに、第1中間部と第2中間部とが、バイパスダイオード13dによってバイパスされ、電気的に接続される。
また、太陽電池アレイ120の電気的接続の他端部と第2中間部との間には、バイパスダイオード13eが接続されている。そして、第1中間部と第2中間部との間の4列の太陽電池ストリング130における太陽電池セル140が陰になったときに、太陽電池アレイ120の電気的接続の他端部と第2中間部とが、バイパスダイオード13eによってバイパスされ、電気的に接続される。
上述した構成を有する端子ボックス1では、バイパスダイオード13a,13bでの発熱により生じた熱は、バイパスダイオード13a,13bと密接している放熱板5に伝熱される。放熱板5に伝熱された熱は、放熱板5に密接している充填材14に伝熱される。充填材14に伝熱された熱は、充填材14に密接している緩衝部21に伝熱される。緩衝部21に伝熱された熱は、緩衝部21に密接している補強部材16に伝熱され、補強部材16から放熱される。端子ボックス1は、上記の経路によりバイパスダイオード13での発熱により生じた熱を補強部材16から放熱することにより、端子ボックス1全体の温度上昇を抑制することができる。
また、上述した端子ボックス1では、第1端子ボックス部2aおよび第2端子ボックス部2bの外壁構造6と充電部収納部9との間に隙間がある。このため、バイパスダイオード13a,13b等の充電部11で発熱が生じても、充電部11で生じた熱が、隙間で断熱される。これにより、端子ボックス1では、充電部11で生じた熱に起因して第1端子ボックス部2aおよび第2端子ボックス部2bの外壁構造6が熱変形することがない。
したがって、端子ボックス1では、ダイオードを直列接続、並列接続または直並列接続に組み合わせて複数接続したダイオードをバイパスダイオード13として用いることによりバイパスダイオード13に流れる電流を小さくしたり、端子板12の表面積を増やしたり、太陽電池セル140の面積を小さくするなどしなくても、バイパスダイオード13の放熱特性が高い端子ボックス1および太陽電池モジュール100を構成することができ、端子ボックス1の小型化が可能となる。
また、太陽電池モジュール100では、バイパスダイオード13の放熱機能を向上させるための端子板12の大面積化、端子板12の大面積化に起因した端子ボックス1の大型化、端子板12の大面積化および端子ボックス1の大型化に起因した端子ボックス1および太陽電池モジュール100の量産性の低下といった問題が生じない。また、端子ボックス1では、バイパスダイオード13a,13bの選定が容易になり、太陽電池セル140の大面積化が可能となる。
また、端子ボックス1では、バイパスダイオード13で生じた熱を放熱するための放熱板5を独立して設けるため、放熱板5の放熱面積を広く確保することができ、バイパスダイオード13の熱を効率良く放熱できる。これにより、端子ボックス1では、バイパスダイオード13の温度上昇を低く抑えられ、信頼性が向上する。また、表面積が小さいために熱が籠もりやすい比較的小容量のダイオードをバイパスダイオード13a,13bとして使用することが可能となり、端子ボックス1の小型化が可能となるとともにコスト低減が可能となる。
また、太陽電池モジュール100では、補強部材16が固定される補強部材固定部である補強部材固定部23a,23bが、端子ボックス1の緩衝部21に設けられている。そして、補強部材16の補強部材下フランジ部16c,16dが端子ボックスカバー20の補強部材固定部23a,23bに嵌合し、緩衝部21と補強部材下フランジ部16c,16dとが密接することにより、補強部材16の回転を防止でき、補強部材16を支持するために必要な強度を確保できる。
このため、補強部材16の一端側の端面および補強部材16の他端側の端面の2箇所において補強部材16を太陽電池モジュール枠116にネジ止め固定することで、補強部材16を支持するために必要な強度を確保でき、2箇所のネジ止めで補強部材16を太陽電池モジュール枠116に固定可能である。これにより、補強部材16を太陽電池モジュール枠116にネジ固定する補強部材固定ネジ30の本数を削減できる。
上述した補強部材下フランジ部16c,16dと補強部材固定部23a,23bとの嵌合構造を有さない場合には、ネジ止めのみによって補強部材16を太陽電池モジュール枠116へ固定しなければならない。このため、補強部材16の太陽電池モジュール枠116へのネジ固定は、補強部材16の一端側および補強部材16の他端側について各々2箇所以上必要となり、補強部材固定ネジ30の本数が多くなる。
また、端子ボックス1の緩衝部21が、補強部材16から太陽電池パネル110に掛かる力を緩衝する緩衝部としての機能を有し、端子ボックスと緩衝板とが一体成形された構成とされている。これにより、緩衝板を独立して設ける必要がなく、部品点数が減り、コスト低減が可能となる。
また、端子ボックス1が太陽電池パネル110の裏面の中央部に配置するため、端子ボックス1の緩衝部21が補強部材16の中央部をバランス良く確実に保持することができる。
なお、本実施の形態1では、端子ボックス1を太陽電池パネル110の裏面の中央部に配置するため、太陽電池セル140で発電された電気は、セル間接続タブ131、ストリング間接続タブ132、出力リード線113a,113bへと流れ、第1端子ボックス部2aおよび第2端子ボックス部2bにて集電されているが、太陽電池モジュール100における配線方法はこれに限定されない。
したがって、本実施の形態1にかかる端子ボックス1によれば、端子ボックス1内で発生した熱の放熱性能を向上させた端子ボックスが得られる、という効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 端子ボックス、2a 第1端子ボックス部、2b 第2端子ボックス部、3a 放熱板収納部、5 放熱板、6 外壁構造、7 内壁構造、8a,8b,8c,8d 本体係合部、9 充電部収納部、10 端子ボックス本体、10a 内底面、10b,10c 挿入口、11 充電部、12,12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12j 端子板、13,13a,13b,13c,13d,13e バイパスダイオード、14 充填材、16 補強部材、16a,16b 補強部材上フランジ部、16c,16d 補強部材下フランジ部、16e 接続部、16f 補強部材ネジ固定部、20 端子ボックスカバー、21 緩衝部、22a 第1カバー部、22b 第2カバー部、23a,23b 補強部材固定部、24a,24b,24c,24d カバー係合部、30 補強部材固定ネジ、41a,41b,41c,41d,51a,51b,51c,51d,51e 出力取り出し部、100 太陽電池モジュール、110 太陽電池パネル、112,112a,112b 出力ケーブル線、113,113a,113b,113c,113d,113e,113f,113g,113h,113j 出力リード線、114 受光面保護部品、115 裏面保護部品、116 太陽電池モジュール枠、116a ネジ止め用貫通孔、120 太陽電池アレイ、120a 第1領域、120b 第2領域、130 太陽電池ストリング、131 セル間接続タブ、132 ストリング間接続タブ、140 太陽電池セル。

Claims (7)

  1. 太陽電池パネルを有する太陽電池モジュールの出力部を構成する端子ボックスであって、
    前記太陽電池パネルで発電された電力を外部へ出力するための出力リード線との接続部を有する複数の端子板と、前記複数の端子板を接続するバイパスダイオードと、前記バイパスダイオードに接続して前記バイパスダイオードで発生した熱を放熱するための放熱板と、を含む回路部と、
    前記太陽電池パネルへの取付面と対向する面が開放された箱状を有し、前記回路部を収納する端子ボックス本体と、
    前記端子ボックス本体の前記開放された側の面を覆うように前記端子ボックス本体に装着される端子ボックスカバーと、
    を備えることを特徴とする端子ボックス。
  2. 前記回路部を覆うように前記端子ボックス本体内に充填されるとともに前記端子ボックスカバーの内面に接触する充填材を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の端子ボックス。
  3. 前記放熱板は、アルミニウム、鉄およびステンレスのうち少なくとも1つからなる薄板であること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の端子ボックス。
  4. 前記端子ボックス本体が本体係合部を有し、
    前記端子ボックスカバーがカバー係合部を有し、
    前記本体係合部と前記カバー係合部とが嵌ることにより、前記端子ボックスカバーが前記端子ボックス本体に固定されていること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の端子ボックス。
  5. 前記端子ボックスカバーは、前記太陽電池モジュールの外周に設けられた太陽電池モジュール枠に固定されて前記太陽電池モジュールの機械的強度を補強する補強部材が固定される補強部材固定部を有すること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の端子ボックス。
  6. 太陽電池パネルを有する太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池モジュールの出力部を構成する請求項1から5のいずれか1つに記載の端子ボックスが、前記太陽電池パネルの裏面における中央部に配置されていること、
    を特徴とする太陽電池モジュール。
  7. 前記太陽電池モジュールの外周に設けられた太陽電池モジュール枠を備え、
    前記太陽電池モジュールの機械的強度を補強する補強部材が、前記端子ボックスの前記端子ボックスカバーに固定されるとともに前記中央部を挟んで対向する前記太陽電池モジュール枠に固定されていること、
    を特徴とする請求項6に記載の太陽電池モジュール。
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